米長期金利上昇はやや勢いを弱めています。
21日月曜より低下しており、
一方で日本の長期金利が高値を更新していることから
ドル円相場の上昇の勢いも削がれています。
※米国債利回り一覧
10年金利は9年半ぶりの水準へ上昇してきた
※ドル円 上値追い一服ですが、まだトレンドが転換したわけではない
今日は国家隊(と呼ばれる中国政府の株購入)が出ていたのか
上海総合指数が下げ止まって反発したことから
豪ドル、NZドルなどオセアニア通貨も反発基調を強めました、
※上海総合 5分足
ただし日足でみるとこんな程度です⬇
※ドルストレート通貨 オージー・キウイが反発したキウイドルショートの利幅が削られる展開・・・
NZドル0.5960ドルショートは0.5960ドルで買い戻し。
今夜はNY引け後にNVIDIA決算、明日は米英欧のPMI,
24~26日はジャクソンホール会合とイベントが続くのでノーポジです。
しかし、7/31と8/3には長期金利上昇で臨時買いオペを実施したのですが
その水準を超える金利上昇でも日銀は動きませんでしたね。
足元で円安が進み、
昨年の1回目の介入を実施した145円レベルを超えてきたこともあり
ここで緩和強化には動けないということでしょう。
世界の金利が上がっているのですから日本の金利が連れ高となるのは
自然なことです。。。
1%まで許容するというのですからこのまま金利が上がっていけば
ドル円上昇も限定的となるかもしれません。
米金利がさらに上昇を加速させなければ、ですが。
財務相は24年度予算の概算要求で
10年国債の利払い費の前提となる積算金利を1.5%に引き上げています。
◆国債利払い費の金利1.5%に引き上げ、来年度予算の概算要求-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-22/RZKN46T1UM0W01
・23年度予算から0.4ポイント引き上げる
・昨年は要求段階で1.3%だったが、1.1%に据え置かれた
NOTE
◆9月に経済対策検討へ、月内に燃油対策の方向性提示を党に指示-首相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-22/RZSCUDT0G1KW01
・ガソリン経由補助金事業は4月末期限を9月末に延長していたが期限迫る。
・23年1月から補助上限額を35円から徐々に引き下げ、
6月以降は段階的に補助率を縮小している。
◆米雇用者数、年間50万人下方修正のリスク-23日に年次基準改定発表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-22/RZSL7DT1UM0W01?srnd=cojp-v2
23年3月まで1年間の米雇用者数は、
23日に発表される年次ベンチマーク(基準)改定で増加幅が下方修正される見通し
3月まで1年間の雇用者増が速報値で50万人近く下方修正されるとみている。
1カ月当たり約4万人の下方修正に相当
この規模の下方修正があったとしても、
雇用者数の伸びは月平均で30万人程度と力強いペース
◆1~2年は日本格付け変わらない、日銀正常化波乱ならリスク-S&P
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-22/RZPRSVT1UM0W01?srnd=cojp-v2
・日本国債の格付けは今後1、2年は変わらないだろう
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