2023年9月27日水曜日

 9月27日となりました。
24年度の歳出法案ですが、新会計年度が始まる10月1日までに
共和・民主両党が合意に至らなければ、連邦政府閉鎖を余儀なくされます。

詳しくはこのあたりの記事を参考に。
◆米政府閉鎖で何が起きるのか 早わかりQ&A
https://jp.wsj.com/articles/what-happens-during-a-government-shutdown-676720ad

◆情報BOX:米政府閉鎖、影響を受ける機関と受けない機関
https://jp.reuters.com/world/us/W3F6SQPC4BNQVJCO65VPHX5M2Y-2023-09-25/

◆政府閉鎖、米信用格付けに「ネガティブ」に反映へ-ムーディーズ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-25/S1JXTUDWRGG001

米国債が格下げされるとジャンク債、社債市場が荒れますね。

格下げされた米国債が売られると考えがちですが、
マーケットがリスクオフとなると格付けの低いものから売られます。
その資金が何故か米国債に流入し、意外と米金利は低下するかも。
確かフィッチが格下げした際、そうでしたよね。

格下げされたとはいえ、米国債は結局安全資産なのです。
ということで足元で4.5%台に乗せてきた米国長期債利回りですが
仮に政府閉鎖というイベントリスクが発生した場合
金利上昇にブレーキがかかりドル円が下落するというシナリオもあるかも。

株はどうでしょう。

過去政府機関閉鎖に追い込まれた事例とS&P500

2013年は16日間閉鎖(10/1~10/16)
2018年は35日間閉鎖(12/22~1/24)

2013年のS&P500 黄色の点線の期間が政府閉鎖

2018年のS&P500

閉鎖してからはむしろリバウンドしていますね。
閉鎖する前まで下落する傾向が確認できます。

よって、今週は米株は弱いのでは?

※米国主要株価インデックッス
ドル円は本日149円台示現。
今日は鈴木財務大臣から為替市場への牽制発言が2回。

いつ介入が来ても不思議はないといいながらなかなか入らないですね。

ポンドドル1.2264ドル
ポンド円181.804円
ペソ円8.628円ショート 継続です。

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