今夜は米金利が低下しているのに、米株全面安です。
Amazonなどは、市場引け後に発表される
第3四半期決算を前に下落しちゃってます。
Google決算がクラウドの不調を理由に叩き売られたり
Microsoftの決算が良くて、大きく上昇したにもかかわらず
地合いの悪さに決算発表前の水準まで下落してしまっているなど
これまで米国株市場を牽引してきたビックテック銘柄も軒並み弱い。
※米国債利回り一覧
※マグニフィセント・セブン銘柄日足
今日は注目されていた米7-9月期のGDP速報が発表されました。
■米GDP、第3四半期は4.9%増 約2年ぶりの高い伸び 個人消費堅調
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/TMMFMRTFSVKXZNDQYTW7O4NWJY-2023-10-26/
・年率換算で前期比4.9%増と、21年第4・四半期以来約2年ぶりの高い伸び
・9四半期連続で減少していた住宅投資の回復も成長率押し上げに寄与
株が買われてもいいような気がしますけどねぇ、、、
金利が再上昇するかと思ったら、今日は金利は低下。
反応が思ってたんと違う~
考えられるのは、今回のGDPが強いことは予想されていたことであり
また、GDPは過去の数字であるため材料出尽くしであるという反応。
10月から米国は学生ローン返済が再開されることもあって
10-12月期は反動でGDPが悪化するとの見方が多いということかな。
今回のGDPが米国景気のピークとなる、という指摘もあり
ここから景気後退に向かっていくという見方も出始めていますね。
そして今夜はECB理事会。
あまり注目度は高くありませんでした。
そもそも前回のECB理事会で金利の打ち止めは示唆されていました。
ECB、金利据え置き-インフレ抑制見極め利上げいったん停止
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-26/S34Y1RDWX2PT01
・中銀預金金利を4%で据え置き-エコノミストの予想通り
・2022年7月から10回連続で利上げ、投資家はピークに達したとの見方
「利下げについて議論することは全く時期尚早だ」
ECBを受けての為替市場、ややユーロは上昇しましたが
その後すぐに元の値イチに戻っており「無風」
足元でまたふわりとユーロが上がりだしたのは
ドル金利低下でドル安だからでしょう。
ポンドや豪ドルなど他通貨が軒並み上昇しています。
豪ドルドルショートはまだ持っています。
今日はRBA総裁の発言で豪ドルが巻き戻されちゃってやや不安・・・
豪中銀総裁 現在のインフレ状況を依然として警戒、
金利についてもう1度検討する必要あるかもしれない
https://fx.minkabu.jp/news/279759
追加利上げの可能性もあるか?
昨日発表された豪CPIが強かったですものね。
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ドル円相場は昨晩、金利上昇に引っ張られたのか
150円大台を突破、今日26日木曜には150.77円まで円安ドル高が進行。
15:45頃に介入を思わせる急落があり90銭ほど落ちましたが
数十秒で半値以上を取り戻していることから
大口投資家の利食いではないか、との指摘。
※ドル円5分足
日足で見るとこんな感じ。。。
なぜ本邦通貨当局の介入が入らないか。
ボラティリティの急変動がないためだとされていますが
去年の介入があった(オレンジの矢印)直前までの
ドル円の急上昇を見ると確かにボラが高かったですね。
去年のボラに比べると今年の値動きは、、、、
これでは介入しにくいでしょうね。
ドル円は見ているだけです。
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