アックマン氏が米国債をショートカバー、「リスクあり過ぎる」と投稿
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-23/S2ZKQ0DWLU6901?srnd=cojp-v2
ヘッジファンド運営会社
パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントの創業者
ビル・アックマン氏、米30年債のショートポジションを
買い戻したことを明らかにした。
アックマンのXへのポストはこちら。
https://twitter.com/BillAckman/status/1716450746814570860
どうやらこの投稿を受けて米金利が低下しているようです。
今の米金利って、
イチ投資家のポジション変更の報道で動いちゃうわけ・・・?!
確かに米債券先物市場には100兆円近い巨額のショートポジションが
積み上がっているとして警戒されていましたので
これが巻き返される時には、
金利の低下があるだろうとは予想されていましたが。
※米国債利回り一覧
黄色が30年 2年との逆イールド解消は1日だけでした。
株式市場には怒涛の買い戻しが入っています。
S&P500やSOX指数は200SMAで跳ね返されているのね。
このまま米金利の上昇が止まって緩やかに落ちてくれれば
売り込まれていた株にとっては絶好の買い場でしょう。
カレンダー的にも秋の安値を買うというのは王道の投資スタイルでもありますね。
買いは突然やってくる?しかもイチ資産家のツイートで・・・?
米下院議長はまだ選出されていませんし
イスラエルのガザ地区地上軍侵攻警戒もありますし
中国の米債売りは相変わらず続いていると思われますが(多分)
それでも、転換する時は転換するということなんでしょうか。
まだこの戻りを売られるリスクはありますので、
ポジション管理は慎重に。
こんな見方もありますしね。
⬇
米10年債利回りは5%が適正、一段の上昇も-アンドロメダのガロ氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-23/S2ZI8TDWRGG001
さて。
150円で覆面介入でもしてるんじゃないか、と疑いたくなる上値の重さ。
ドル円相場も、米金利急低下で下落しています。
とはいえまだ149.65円近辺にいますが。
金利がこのまま低下してくれて、日本の金利が上がり始めれば
ドル円相場は150円を節目にトップアウトとなる可能性がありそうですが
市場はすでに日銀の出口の先の世界を織り込もうとしています。
日銀マイナス金利「解除後」に関心強める市場、金利到達点で議論百出
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-23/S2RW79T0AFB401?srnd=cojp-v2
ブルームバーグがOISカーブから導き出すマイナス金利解除の織り込みは
年内が20%、4月までが100%。
今月、何らかのアクションはあるでしょうか。
ポジションですが
0.5853キウイドルショートは0.5836で買戻し。
やはりユーロドル、ポンドドルは底入れしていたか。
出遅れましたがユーロドルを1.0621ドルで買い参戦。
チャート形状からはユーロ円でも良さそうなのですが
ドル円が崩れると足を引っ張られるリスク。
素直にドル金利上昇が止まった=ドル売り・ユーロ買いがいいかなと
思ったのですが、ドル円上昇が止まらないならユーロ円の妙味は大きい。
押し目狙い。ポンド円でも良さそうです。
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