2023年11月21日火曜日

 ドル円、崩れてきましたね。

※ドル円日足

今年の最安値、2月の127.21円からフィボナッチリトレースメント。
23.6%調整で146.07円
38.2%調整で142.47円
半値押しなら139.55円、200SMAで支えられるならもう少し上で止まるか。

しかし、介入せずによくぞ下がりましたね。
日本の通貨当局も胸を撫で下ろしていることでしょう。

今日の下落は金利差では説明できませんので
昨日のブログに書いたように、感謝祭祝日休暇ウィーク~クリスマス休暇と
年末に向けてのカレンダー的要因から
積み上げてきた円ショートポジションの整理が入っているものと思われます。

※米市場金利 特に米金利が低下しているわけではない

このドル円下落の背景は他にもありそうです。

このチャート、何だと思います?

ドル円のチャートによく似ていると思いません?
これ、ドル人民元日足チャートなんです。

人民元も元安に長く苦しんでいました。
これが今、猛烈に人民元が買い戻されているんですよね。
去年の高値が10/24、ドル円の去年の高値は10/21でした。

円と元はよく似た動きをします。
ドルに対して、ということですので
ドルの動向が他通貨に及ぼす影響が大きいということでもありますが、

人民元高、ドル高が加速していることが
ドル円下落(円高)を加速させているという側面もあるでしょう。

上海外為市場=人民元が3カ月ぶり高値、輸出業者のドル売り加速
https://jp.reuters.com/markets/asia/HSQLTVWECVLAJPGCVIWCJST45Y-2023-11-20/
中国人民銀行が元の対ドル基準値を大幅な元高方向に設定、輸出業者のドル売りが加速

あるいは米中首脳会談が終わったところです。
なにか変わった?
中国は資本の流出(元安)で困っていましたが
なにか救済策でもあったのでしょうか?邪推ですけど。
会談後ということもあり思惑も色々蠢いていそうな気もしますが
ともかく元高で円高の相関は軽視できませんので
元の動向にも注目ですね。

また、ユーロも強い。
面白い考察を発見。

ユーロドル、先行きへの見方が分かれる 
来年の1.20ドルやトランプ氏勝利なら上げ加速との指摘も
https://fx.minkabu.jp/news/282407

トランプ大統領再選ならドル安、という見方も出てきているようです。
まだ主流の見方ではありませんが
これが来年のテーマになってくると、
為替市場大きくトレンドが変わりそうですね。

ドル円ショートは継続です。

NOTE

UAEが来年1月に増産、OPEC総生産量が拡大するかどうかは不明
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-20/S4FCQWDWLU6801?srnd=cojp-v2
・UAEは6月のOPECプラス会合で生産枠拡大を獲得
 ~日量307万5000バレルに引き上げる。
     10月実績との比較で約13万5000バレルの増産
・サウジアラビア、自主減産をさらに数カ月延長すると予想される

11月26日にOPECをプラス会合。
ここでサウジの減産継続が発表されると見られますが、
原油価格を押し上げるのは難しいと思います。
原油安もドル安の一因。

■アルゼンチンのトランプ、と称されるミレイ氏大統領へ。

アルゼンチン企業の米上場株が急伸、YPF43%高-ミレイ氏の勝利後
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-20/S4FFO3DWRGG001

政治の揺り戻しも来年のテーマかな。

アルゼンチン大統領選、右派ミレイ氏勝利 中銀廃止主張
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN200740Q3A121C2000000/
中央銀行廃止?
それだけじゃありません、色々要らないようです💦

この動画がミレイ氏がどのような人物かをよくあらわしています。
https://twitter.com/Tamama0306/status/1726441773017563377

アルゼンチンはよくデフォルトする国です。
2020年に9回目のデフォルトに陥っています。
というわけで賢明な投資家はアルゼンチン資産など保有していませんから
マクロマーケットに影響はないのですが、トランプと称されるだけに
国民からの支持が続くのかどうか、目が離せませんね。

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