米11月CPI3.1%上昇、伸び鈍化 家賃上昇で前月比は0.1%上昇(ロイター)
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/T3R32KCV65J47PDWKAGJQYE6SM-2023-12-12/
CPI 前年比 +3.1% 予想+3.1% 前回+3.2% 低下
前月比 +0.1% 予想+0.1% 前回+0.0% 上昇
コア(食料・エネルギー除く)
前年比 +4.0% 予想+4.0% 前回+4.0% 変わらず
前月比 +0.3% 予想+0.3% 前回+0.2% 上昇
・総合CPIは原油、ガソリン価格低下などがCPIを押し下げているものの
総合CPIの約3分の1を占める住居費が0.4%上昇でそれを相殺
・中古車価格は5月後で初めて上昇
・輸送サービスや医療サービスなども上昇していました。
ドル円相場は神経質な値動きとなりました。
CPI発表を受けて急騰→急落を演じ、144.72円まで下げたものの
程なくして切り返し145.80円台まで上昇、1円ほど乱高下となりました。
※ドル円 5分足
ブルームバーグは11月上ブレ、と報じています。
米CPI、11月に上振れ-インフレ低下への険しい道を浮き彫りに
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-12/S5K2X4T0AFB500
ドル円が一方向に動かなかったのは受け止め方の違いか。
ただ、金利先物市場は3月利下げ開始確率が低下、5月の線が濃くなった。
つまり、今回のCPIはサービス部門のしつこいインフレを警戒しているということ。
米金利先物、来年3月利下げ確率低下 5月利下げ着手との見方強まる
https://jp.reuters.com/economy/federal-reserve-board/SW66N6444RMJVJ5LHBC2SFKUCQ-2023-12-12/
11月米CPI、金融緩和期待を正当化せず:市場関係者の見方
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-12/S5K5EFT1UM0W00
市場関係者らのコメントは総じて早期利下げ期待と楽観への警戒と
明日のFOMCでのパウエル議長が市場の楽観へ釘を刺すだろうというもので
明日のFOMCに向けて、あるいはFOMCを受けて、ドル金利上昇、ドル高となる
可能性に備えたいというところでしょうか。
今日は東京時間に145.81円でドル円ショート参戦したのですが
CPI受けて結局ドル円が上昇してきちゃったため145.54円で買い戻し。
テクニカル的にはドル円のもどり売りでいいと思いますが
戻り待ち。。戻らぬまま下落開始する可能性もありますので
雇用統計を受けてつけた安値、145.73円を下回るようなら
FOMCを待たずに売ろうかな、とも考えています。
NOTE
原油価格再び70ドル大台割れです。
ここ2日ほど反発して70ドル大台を回復していたのですが力尽きた。
特に材料もないようですので、原油相場が弱いとしか言いようがありません。
米国の増産でOPECプラスの減産もほとんど材料視されなくなっています。
この原油の弱さを見るに、ドル需要も低下するでしょうから
やはりドルは基本弱含みとなるんじゃないかと思います。
ただ、明日FOMCという大きなイベントがあるので
ボラティリティにやられないように。
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