※FOMC前の2時台執筆です。
FRB、近いうちの利下げ期待には冷水浴びせる構え-FOMC決定へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-13/S5KS1TT0AFB400?srnd=cojp-v2
・パウエル議長は利下げ開始時期の臆測には時期尚早と繰り返す可能性
↑こんな予想が出ている割には
(私もドル円ショート買い戻してからはこれに警戒している)
ドル金利も下がってきたし、ドル円も上値が重いわね。
今夜発表の生産者物価指数が弱かったためとみられます。
米PPI、11月は前年比の伸びが1%割れ-エネルギー価格が下落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-13/S5LXM2DWLU6800
※米国債利回り一覧 金利はFOMCを前に下落
さてこの後発表される12月FOMCでどう動くでしょう。
今回12月のFOMCはFOMCボードメンバーらの
SEP(経済見通し)と
ドット・チャート(政策金利予想分布図)が公表されます。
※SEP=Summary of Economic Projections
SEPとドットチャートが公表されるのは3ヶ月毎のFOMC
3月、6月、9月、12月です。
FOMCは年8回開催(6週間毎)されますが、
特にFOMCメンバーのSEPとドットチャートが発表される
4回のFOMCの注目度は高い。
前回9月FOMCのSEPとドットチャートは
第一生命経済研究所のサイトから拝借。
https://www.dlri.co.jp/report/macro/295597.html
この絵から今回どのように変化するのかに注目です。⬇
今回利上げはないというのがコンセンサス。
今回のFOMC注目ポイントは24年の利下げ回数です。
9月のFOMCでは来年末の金利見通しが5.1%でした。
現状の5.25-5.5%の金利から「1~2回の利下げ」が予想されていました。
しかし現状金利先物市場では来年4~5回の利下げが織り込まれており
9月FOMCのメンバー予想と随分乖離があります。
現時点でFOMCは来年何回の利下げを予想しているのか。
ここを確認するのが最大の注目点でしょうか。
前回9月は23-24年のGDP成長率が上方修正されましたが
来年、そして25年26年、長期の米国のGDP成長見通しが
どのように変わるか。この点にも注目です。
またLongerrun(長期金利見通し)は2.5%ですが、
これが引き上げられる、という観測もあります。
そうなればドル金利は大きく下がらないという認識が広がるでしょうから
ドル円はあまり下がらないということになりますが
成長率や長期金利見通しに変更がなければ、
来年は日米金利差縮小をテーマに
ドル円がさらに円高方向にふれる可能性はあるでしょう。
どちらにせよ後1時間半くらいで発表になるのですが
明日も仕事が詰まっているので流石に発表されるAM4:00まで
起きて待っていられません・・・・ω・
ドル円上値が重いので
145.24円で軽めに売りを持つことにしました。
146.70円と148.10円にも売りオーダー置いて寝ます。
3円逆に行っても問題ない資金配分で小さくオーダーしています。
NYクローズで148.50を超えているようなら失敗です。
すべて損切りとなりますので、くれぐれも真似しないように。
NOTE
今週はBOE,英国の金融政策決定会合MPCも開催されます。
景気が悪く、来年1%近くの利下げが織り込まれています。
英中銀の来年利下げ幅96bp織り込み-10月GDP受け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-13/S5LKK7T0G1KW00
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