2024年1月16日火曜日

 ECB利下げ、今年を想定するべきではない-オーストリア中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-15/S7AZTFT0AFB400?srnd=cojp-v2

トレーダーは4月から6回の0.25ポイント利下げを織り込んでおり、
エコノミストは6月の初回利下げを想定している。

が。
欧州、今年利下げしないの?

■ECB政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁
「長引くインフレがもたらす脅威が、景気後退入りが否定できないとしても
 ECBに今年の利下げを思いとどまらせる」
 
■ECB政策委メンバーナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁
「金融緩和に関する議論は時期尚早」夏以前は何も行動しない可能性を示唆

となればユーロ高ですが(FRBは3月利下げがコンセンサス)
それほどユーロは動いていないですね。(むしろやや下落)

今夜は米市場がキング牧師生誕の祝日休場で、
どの市場も小動きですが・・・。

ドイツ、四半期GDP縮小も景気後退は回避へ-23年はマイナス成長
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-15/S7APFBT1UM0W00
ドイツ、23年通年のGDPは▼0.3%
しかしドイツは早期緩和には慎重姿勢。

もし、欧州の利下げが米国よりかなり遅れることとなれば
短期的にはユーロ高となると考えられ
投資妙味のある話ですが、今夜は全く動意がないので
主軸のテーマとならないかもしれません。
(結局利下げに追い込まれるでしょ、と思われているのかも)

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強15日からスイスのダボスで世界経済フォーラムが開催されているんですね。
通称ダボス会議。

「ダボス会議」とは?
世界の首脳・経営トップが集結、地域紛争や生成AIを議論
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/78913


世界の政治や経済のリーダー達が一堂に会し、
世界的規模の課題を話し合うとあって
ここで話し合われたことが世界の目指す方向性やテーマとなって
投資の大きなヒントになるケースもあります。
脱炭素とかSDGsとか…。それがいいかどうかは別として。

今年の全体テーマは「信頼の再構築」
さらに以下の4つのテーマが議論されるようです。

1. 分断された世界における安全保障と協力の実現
2. 新しい時代の成長と仕事の創出
3. 経済と社会をけん引するAI
4. 気候、自然、エネルギーに関する長期戦略

ダボスの議論の成果によっては
安全保障、AIと仕事の創出、気候変動とエネルギー。
このあたりのセクターに動意が見られるかもしれません。

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■東証プライム企業の4割が資本効率改善計画を開示、トヨタなど未公表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-15/S7A1GET1UM0W00
・東証の要請はグロース市場を除く上場企業が対象
・プライム市場に上場する企業のうち、4割が開示済み
・スタンダード市場では計画を開示した企業は検討中も含め300社と
 全体(1619社)の18%

⬇こちらはJPXのHP
https://www.jpx.co.jp/news/1020/20240115-01.html
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」
に関する開示企業一覧表の公表について

12月末時点で、プライム市場の49%(815社)、
スタンダード市場の19%(300社)が開示

エクセルを開くと企業一覧を見ることができます。

今夜米市場休場ということもあり、ノーポジのまま。
日本株は15日(月)も強かった。
そろそろ下がるだろうというだけで売り参戦はしたくないチャートです。
今年3月までに38000円台があるかもしれません。

NOTE

クオンツファンドAQR、新興国への強気堅持-米株支配の終えん予想
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-15/S7B1ZST1UM0W00

日銀政策正常化後も長期金利は「1%前半」にとどまる-ミスターJGB
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-15/S71BKST0AFB400
ミスター円といえば榊原英資氏ですが
ミスターJGBと呼ばれる方もいらっしゃるのね。
前財務省理財局長の斎藤通雄氏。
長期金利は1%前半にとどまる、そうよね、と思います。
米金利が大きく上がらなければ日本の金利も上がりません。

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