2024年2月1日木曜日

 え~FOMC前なのにこんなに動くの(゚ロ゚)w

ドル円、直近のレンジを下抜けて円高方向に走り出しました。

※ドル円日足 90SMA 120SMA サポート下抜け

きっかけは米国の「雇用指標」労働市場のデータ‐の悪化です。

■米ADP民間雇用、1月は予想下回る伸び-労働市場の減速映す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-31/S84NJLT0AFB400?srnd=cojp-v2
・米民間雇用者数は10万7000人増加、市場予想の中央値は15万人
・前回12月分は16.4万→15.8万人に下方修正
・大手企業の相次ぐ人員削減が今後数カ月の雇用市場に影響へ

もうひとつ。米労働省発表の雇用コスト指数。
■10-12月期雇用コスト指数:前期比+0.9%(予想:+1.0%、7-9月期:+1.1%)
 ~21年4-6月期以降で最小となった。
 
さらに景況感の悪化も輪をかけてドル金利低下をもたらしました。
■1月シカゴ購買部協会景気指数:46.0(予想:48.0、12月:47.2)

ドル円がレンジした抜けの下落となった背景は
上記指標悪化を受けた「ドル金利の低下」です。

※米国債利回り一覧

一方で、日本の金利は上昇基調にあります。

今日の東京市場では、1月の日銀の金融政策決定会合の「主な意見」が公表され、
早期のマイナス金利解除の思惑が一段と高まったとして円金利が上昇していました。

■日銀の3月マイナス解除に現実味、世界経済の好転も追い風
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/QGKNCLNFCZPGRNI3DT56GZH24A-2024-01-31/
「政策修正の要件は満たされつつある」はマイナス金利解除が視野?
※日本国債利回り 2年 10年
米国の金利が低下して、日本の金利が上昇している=日米金利差縮小で
ドル円は下落してしまった、ということですね。

※日米金利差とドル円(長期金利)
今夜、FOMCでパウエル議長会見が注目される直前にこの動き・・・
流石にここから売り参戦は怖いですね。黙ってみているだけです💦

今日は、ユーロ安の材料も出ていますが、今夜はドル安が優勢。

■ドイツのインフレ率、予想以上に鈍化-ECBに早期利下げの余地
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-31/S84NEYT1UM0W00
・1月のドイツインフレ率は3.1%、市場予想は3.2%
・1日発表のユーロ圏全体インフレ率は、前月2.9%→2.7%への減速が見込まれる

早期利下げ開始思惑が高まっていますので
ユーロはどこかで売りたい。
円金利上昇が前提となるならユーロ円の売りに妙味ありですね。

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米国株市場、アルファベット決算が期待ハズレで下落、
これを受けてナスダック、SOX指数などが下落しています。
アルファベット第4四半期、広告事業売上高が予想下回る 株価下落
https://jp.reuters.com/markets/world-indices/T4D45FAGKNIJFBYQMYSRM2HDI4-2024-01-30/
・広告事業の売上高が市場予想を下回った
※アルファベット日足
一方ダウは強いですねぇ。
この後FOMC.
明日も早いので流石に待っていられません。
無理にポジション取ることもないかな。

NOTE

IMF、世界の成長見通し上方修正-米国の好調と中国の財政支援で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-30/S81ZUXT0AFB400
米国はまだしも、中国を上方修正ですって?~ほんまかいな。
・世界経済成長率を3.1%と予想。昨年10月時点予想の2.9%から引き上げた

詳しくはIMFのページへ
https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2024/01/30/world-economic-outlook-update-january-2024

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