ドル円は揉み合いが続きます。
※ドル円日足 特に今日は小動きで小さな十字線示現?
市場の反応は薄かった。
■ウォラーFRB理事:利下げに「あと数カ月」良好なインフレ必要
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-21/SDU6SDDWLU6800?srnd=cojp-v2
■バーFRB副議長、「考えていたよりも長い間」金利の据え置きが必要
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-21/SDU9AVDWX2PS00
米金利やや上昇で反応する局面がありましたが
低下方向への圧力が強い。
※米長期金利日中足
※米国債利回り日足 やや低下
ということでドル円の上値も重い。
しかも今日、日本の長期金利は0.98%まで上昇しています。
2013年以来11年ぶり高水準。
日米金利差は縮小傾向にあり、ドル円はもっと崩れても不思議はない。
※日本国債利回り
※日米金利差とドル円
そして今夜の米株式市場は
明日のNVIDIA決算発表を控え小幅高にとどまっています。
というか、下げないところがすごい。
決算の失望売りなどないという自信があるということでしょうか。
一方日本の株式市場は軟調ですが、
足元はリバウンドしている中国へのマネー回帰でもあるのでしょうか。
■5/17 中国が低迷する不動産市場の支援に向け大規模な措置を発表。
https://bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-17/SDM76LT0G1KW00
これを受けて、ファンドが中国株投資を拡大。
■中国株ETFに投資マネー殺到
https://bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-21/SDTD0QDWLU6800?srnd=cojp-v2
⬇️記事中に出てくる中国株ETF
( iシェアーズMSCIチャイナETF:MCHI)
マネーは暗号資産市場にもなだれ込んでいます。
※左ビットコイン 右イーサリアムチャート
イーサリアム現物ETF上場承認観測が高まっているという
材料があるようですが、暗号資産市場に資金が流れ込んでいるということは
市場は比較的楽観が強いのだと思われます。
■最終判断期限迫るイーサリアム現物ETF、予想外の進展で承認観測強まる
https://coinpost.jp/?p=532182
今週木曜日(米時間23日)の最終判断期限に向け。
■イーサリアム先物の建玉が過去最高の140億ドルに
──投資家のETFへの期待が高まる
https://www.coindeskjapan.com/233079/
また、このところ銅価格が強く、ひょっとして中国の景気回復は本物?
と懐疑的ながらもDr.Copperの上昇の理由を探していますが
どうやら銅先物市場には投機マネーが流れ込んでいる模様。
これは金、銀、白金、銅先物市場のETFと先物市場の投機ポジションですが
銅市場のネットロングポジション急増していますね。(5/15時点)
米株がバリュエーション的に高くなってしまって
ここから高値追いをしたくない投資家、ファンド筋が
コモディティやクリプトでプチバブルを形成して
稼ごうとしているように見えます。
明日のNVIDIA決算で米株が崩れるようなことがあれば
待ってましたとばかりに買いが入ると思われますが。
今の高値を買うのが怖い投資家が
別の市場で稼ごうとしているということではないか、と。
今日番組でご一緒したマーケット・リスク・アドバイザリー新村直弘氏が
そんなふうにお話されていました。
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これからはドル安がテーマとなるのでは、と思っていますが
ユーロドルロング、豪ドルドルロングはやや気が早かったか。。。
今日買値まで下がってきてしまいコストよりやや上においた逆指値ヒット。
ポジション消滅しています(´・ω・`)ショボーン
小動きですし、レンジっぽい動きが続いていますので
足元は様子見とします、レンジ取引で消耗したくないです・・・
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