先週末のオージー円100円で反騰狙いの買いポジションは狙い通りの展開!!
そういえばオージー円100円乗せを狙っていた今年5月20日には100円で売ったんですよね。ちょっと単純なようですが、こういう大台節目って最初のトライでは反転する癖があることに気がつきました。その時も見事100.04円を上値に99.20円くらいまで叩かれました。今回は実際には100円でサポートには失敗、99.80円くらいまで下げていたようです。これを見ていたら失敗したか?と損切していたかもしれませんが、幸運にも寝ている時間に約定、下値トライ、反騰を演じてくれましたのでうまく利を乗せることに成功したわけですね。ではこのままどこまで利を伸ばせるか?時間足でのフィボナッチではまず101.55円ライン、次に102.10円がターゲットプライス。ここまで持つべきか今利益確定すべきか?ちょっと持ってみようかな、、、というのも、今日はロイターさんに面白い記事を発見しました。
[東京 4日 ロイター] ニュージーランドドルやオーストラリアドルなどのオセアニア通貨をめぐって、個人投資家の買いとプロの売りが激突している。金融機関のディーラーの間では、NZの追加利下げ見通しや豪の急速な利下げ観測の高まりなどから、オセアニア通貨の下落を予想する声が大勢だが、逆に個人のオセアニア通貨買いは前週に過去最高を記録。今週に入ってさらに勢いを強めている。
はい!!その中の一人が私です。
もっと詳しく読んでみましょう。
外為証拠金取引の取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所(TFX)によると、個人投資家のNZドル買いは、NZ中央銀行(RBNZ)が予想外の利下げを行い、NZドルが急落した7月24日を境に急増。2日朝現在のNZドル/円の建て玉は、買い残が21万4603枚に膨れ上がった。豪ドル/円 も10万1619枚にまで増加し、ともに2005年の取引開始以来の最高を記録した。
日本の個人投資家は積極的ですよね。私はキウイは売り狙いですので今回の戻り局面は様子見に徹していますが、キウイ円の買い残はドル円のそれの3倍だそうです。そして この個人の買いに最も驚いているのが、プロの為替ディーラーだそうで、、、
景気の急減速が目立っているNZでは、追加利下げは「時間の問題」(外銀ストラテジスト)との見方が大勢。ロイターがエコノミスト17人を対象に実施した聞き取り調査でも、全員が次回9月11日の理事会で追加利下げが行われると回答している。政策金利は現在の8.0%から年内に7.25%まで大幅に引き下げられるとの見方が多く、急速に利下げ予想が浮上してきた豪ドルとあわせ、高金利をおう歌してきたオセアニア通貨は今や「買いたくない」(ある邦銀のチーフディーラー)とまでいわれる。 そんなプロにとって、個人の押し目買いは「信じられない。後で大幅な損失が問題にならなければいいが」(外銀のオセアニア通貨担当)と案じる声が出る一方、「個人の買いポジションがたまった後で、きっかけさえあれば大きく売り崩せるかもしれない」(外資系金融機関)と、潜在的なチャンスとの受け止め方もある。
ということで、プロも真っ向から対決の姿勢を見せています。
大きく売る崩せるかもしれない、、、ということですから、今オセアニア通貨の買いポジションをお持ちの皆さん、利食いは早めに。スワップ狙いならロスカット注文は利益を確保できる浅めのラインにいれておきましょう!さて、プロと個人の対決、どちらに軍配があがるかですが、普通なら個人がプロを打ち負かすなんてことは考えにくいのですが、キウイ円の流動性を考えるとそうでもなさそう。続きの記事を引用します。
百戦錬磨のプロディーラーでも、新規参入の増加を背景に勢いを増す個人の買いを確実に止められる保証はない。「くりっく365」を通じたNZドル/円の買い総額は21億4603万NZドル(1枚は1万通貨単位)。正確な統計はないが、証拠金業界で「くりっく365」の業界シェアはおよそ1割とされる。つまり個人投資家全体では、およそ10倍の200億NZドル超の買いが入っている可能性もあるのだ。東京スポット市場のドルとユーロを除く通貨の対円取引量は、すべて合わせても1営業日平均でわずか108億米ドルだ。 (以上ロイターニュース記事から)
流動性が低いためもともとプロはあまり好まない市場なんですよね。でも私がポン様を追いかけるようにキウイを追いかける個人も多いのでしょう。その規模はもはやプロ顔負けのようです。
では私がキウイを売りで狙いたい水準はどこか、と申しますと。
79.50円~80円まで戻ったらでしょうか。先週末にも書いたように83円までの上値を想定してのレンジ相場となる可能性もあるのですが、戻りを売って下落トレンドをとりたいなぁ。このところの個人のロングは決してサブプライム以前のスワップ狙いの長期ポジションではないと思っています。個人投資家だって、学んでいますもの、きっと長期で持つつもりで買っているわけじゃないでしょう。ということはテクニカルでいいポイントにきたら売りに転じるはず。プロに売り崩されるまでもなくちゃんと逃げるんじゃなかろうか。ということで、高値追いは危険な相場ですよ、きっと。
と書いていて思いました。豪ドルは利食います。100.69円。
そしてポンド円213.50円の売りはそのままです。
今日は212.50円挟んでの揉み合いに終始しましたが今週のMPCでは決着が見られるでしょう。
それと、なあに?今日夜のユーロドルの急伸。
1.5570ドルで売りを持っているのですが、今日はずっとその買値ラインをはさんでの攻防という感じだったんです。ところが意味不明の急伸にレンジが切りあがってしまったようです。調べてみると、原油が反発しているみたいですね。アメリカがイランに対して核開発を断念しなければ更なる制裁措置を取ると警告したことをきっかけに原油が買われている模様。原油とユーロは再び連動して上げてしまうのか?それともこの動きは騙しになるのか?もうちょっとこのポジション抱えながら様子をみることにします。
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