トランプ氏「シリアにミサイル」 軍事行動を示唆
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2926791011042018000000/
24~48時間以内に結論を出すとしていたトランプ大統領。
軍事行動に出ることをTwitterで示唆。
Twitterで。('_')…
色々斬新なトランプ政権ですけれど
FBIによる捜査で追い込まれている状況を鑑みると
トランプ大統領が外向きに過激なアプローチに出るだろうことは予想に難くない、、、
やっぱり。ということなんでしょうか、株式市場弱いんですけど
もみあいの範囲の中での推移。ガラガラと崩れる相場に発展していません。
シリア問題は次なる株式市場崩落のトリガーではなさそうです。
今夜気になるのは、ゴールドや原油などのコモディティの値動き。
ゴールドは大幅上昇、レンジ上限ブレイクを試す展開となってきました。
恐らく有事を意識した値動きだろうと思われますが
ゴールドETF市場には資金流入が続いており、
その残高は2013年以来の高水準に。
※ドル建てゴールド日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
今夜は米国の週間石油在庫統計が発表され
原油在庫は予想が▲125万バレルのところ+330.6万のサプライズ。
予想外に在庫が積み上がっていたわけですから、原油売りの材料です。
ところが、原油市場も大幅高!!
※原油日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
在庫統計が出てから瞬間30セントほど下落したのですがV字急反騰。
下がりきらないので途転に転じたんでしょうか、謎過ぎる急伸なんだけど。
地政学リスクを材料視した、という見方もできないわけじゃないですが
シリアの原油生産は数万バレル程度ですので、あまり影響はないはずです。
中東リスクという心理的買いがないこともないですが、、、
それにしても、直近高値を更新していますので、相当に強い。
今夜もドル安傾向が強く、足元ではドル安がトレンド化しそうなムード。
このドル安もコモディティ高の一因ですが、
原油、ゴールドとコモディティ上昇が顕著となってくると
いよいよインフレの足音が大きくなってきたという気もしますね。
※ドルインデックス 再び下落傾向・・・。Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
インフレ懸念がフォーカスされれば、ゴールドはもっと買われると思います。
基調がドル安なので、ドル円相場は思ったより上がらない。
いい加減しびれを切らしまして。
106円ミドルでロングしたドル円は今日107円割れたところで手仕舞い
ポジションを整理しました。一応利食いですが、思ったほど伸びなかった。。。
21656円の日経平均ロングも今日21854円で手仕舞っています。
で。今日はポンドドルをロングしています。
ひとつは、チャートパターンで「カップウィズハンドル」って
買いサインに見えて仕方がないこと。
※ポンドドル日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
底値圏で出ることが多いとされていますが、ポンドドルって
底値圏じゃなくても、去年は上昇相場の途中の
もみ合い時にもこの形が出てるのよね。
その時と非常によく似たチャートパターンを描いていて、
高値超えそうな予感が・・・・。
もう一つは、原油が高いこと。
3月にもブログで取り上げましたが、
原油高が市場のかく乱要因に?!ポンドに注目~FOMC直前
2018年3月22日木曜日
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2018/03/fomc_22.html
ポンドはペトロカレンシーとも呼ばれ、原油高に反応して
上昇するという特徴も持ち合わせています。
英国は北海にブレンド油田を有しており、ブレントオイル価格は
英経済、通貨ポンドとの相関が高いのです。
2016年あたりからはブレグジット問題の方が影響が大きく、
原油とポンドの相関は薄れていましたが
2017年夏ごろから、原油とポンドの相関が戻り始めています。
ブレグジット交渉への懸念が一段落したとするならば、
原油との相関も強くなってくる可能性も。
※ブレントオイル価格とポンドドル
オレンジの矢印がブレグジットのポンド急落。
この時は原油との相関が切れていましたが、
緑の矢印の昨年夏ごろから戻ってきてますね。
上記は3月時点のブログ記事。
ということで、現在のポンドドルとブレントオイルのチャート比較です。
※上がポンドドル日足、下がブレントオイル日足
今夜原油が高値更新、ブレントオイルは73ドル台まで高値がありました。
このブレントオイルのチャートはきれいにカップウィズハンドル形成で
高値越え示現となっています。
ポンドドルチャートとよく似た形でしょ。
相関が戻ってきているんです。
ということは、ポンドドルも原油チャートパターン同様に
高値越えの可能性があるんじゃないか、、、ってことです。
コストは1.4146ドルと1.4173ドル。
今日は2月の英鉱工業生産が 前月比+0.1%、前年比+2.2%と
いずれも事前予想を下回る伸びに留まったことで、一時売られる局面も
ありましたが、基本の流れがドル安であることから
ポンドやユーロが強含みの展開となってきていますね。
高値越えに失敗して急落するリスクもあるので、コストまで
落ちてくるようならすぐさま撤退します。
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2018年4月12日木曜日
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