2022年12月8日木曜日

 ◆中国がコロナ規制一段と緩和、自宅隔離容認や検査簡略化
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-07/RMI1MMT0AFB401?srnd=cojp-v2

中国のゼロコロナ政策の緩和は大きなニュースが
日米の株式市場に波及する強さにはつながっていません。

香港ハンセン指数も200SMAでに阻まれて下落。

原油はOPECプラスが日量200万バレルの減産を維持することを決定、
供給を絞ろうという時に、中国の人流が戻ることへの期待が重なれば
原油市場はもっと上がっても良さそうなものですが、
現実はそう簡単ではないようです。

※WTI原油 結局また下がりだした・・・・
来週13日の米11月CPI,
14日のFOMCを控えて米株も冴えない展開で
中国ファクターが世界の景気を牽引するという時代は終焉してしまったようです。

米金利も上がらなくなってきましたね。
長期債利回りは一段安。
景気後退懸念が色濃くなりつつあるようです。

※米国債利回り一覧 青星10年債 赤星2年債
米金利が下がっていく、ということは米ドル上昇のトレンドが
終わってしまった可能性が高く、ドル円相場も反落。

※ドル円日足
137.06円でドル円ショートしてみました。

そして狙っていたドルストレート通貨でのドルショートも。
キウイドルを0.6324ドルでロングしてみましたが
ずいぶん上がってしまった後なのであまり粘らずに
コストまで下がってきたらで撤退するつもりです。

今日はカナダが利上げを発表。

◆カナダ中銀、0.5ポイント利上げ-引き上げ休止の可能性示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-07/RMJ0GXDWRGG201
翌日物金利を4.25%に引き上げ-6会合連続で通常より大幅な利上げ
「これは政策転換だ」デジャルダンのマクロ戦略責任者
~現行の利上げサイクルをいったん停止する可能性を示唆

声明「需給の均衡を取り戻し、インフレを目標水準に引き下げるために政策金利を一段と引き上げる必要があるかどうかを、政策委員会は検討することになる」との文言が入った。

カナダ、利上げ実施ですがあまりカナダドルは買われませんでした。
おそらく今回の利上げで一旦利上げを休止するとみられるため。

※通貨インデックス一覧 カナダドルは利上げでも上がらなかった。。。 

そして来週のMPC会合(英国の金融政策)ですが
◆Bank of England set to raise rates to 3.5% after inflation hits 41-year high
https://www.reuters.com/markets/europe/bank-england-set-raise-rates-35-after-inflation-hits-41-year-high-2022-12-07/
15日木曜MPC会合では政策金利を3.5%に利上げするとの予想が大勢

英中銀の利上げは3.50%でピーク迎える可能性が高いとの声
https://fx.minkabu.jp/news/245268
現在の英中銀の政策金利は3.0%
15日木曜日のMPC会合で0.5%利上げしピークを迎えるとの予想も、、、

英国も利上げの最終局面か。
3.5%程度でピークを迎えるなら米国の金利より低いところで
終わってしまうわけで、そうなるとやはりポンドは買えないか・・・

ターミナルレートが米国を超えそうなのはNZくらいか。
米国は12月FOMCで0.5%以上の利上げが見込まれており
その時点で4.5%まで政策金利が上昇する見込み。
ターミナルレートは現時点でも少なくとも5%までは上がるというのがコンセンサス。

NOTE
習氏、サウジ到着 関係強化へ 米「中国の影響力拡大を注視」
https://jp.reuters.com/article/china-saudi-idJPL4N32X3HA?il=0

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2022年12月7日水曜日

 今年は掉尾の一振の期待薄?

※掉尾の一振=株価が年末にかけて上昇するといった株式相場の格言
 (年末に期末を迎える年金やファンドなどのお化粧買い期待とも)
 
株式市場上値が重くなってきましたよね。

◆日本株下落銘柄1000超、新市場で最長記録-円安トレード終了の見方
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-06/RMGBOPDWX2PW01
・値下がり銘柄が1000を超える日が5日まで6営業日連続
 ~4月の東証プライム市場発足後の最長記録を更新
 
・今年は~円安を通じて日本株を業績面から支えたのが特徴だったが、
 こうした基調が転換した
 
悪い円安という言葉を流行らせたのは誰?
円安が米国の株価下落に対して日本株の下支えとなっていたというのに。

◆海外勢の日本株買い拡大、円高進行なら巻き戻しリスクも
https://jp.reuters.com/article/kabutocho-watcher-idJPKBN2SQ0FU
・足元の円高傾向が日本株投資のリスクとなる恐れ。
円高は、日本株投資をしている海外投資家にとって為替評価益をもたらすが、
長期投資家にとっては、円高による企業業績悪化を懸念しやすい

・TOPIX500企業の今期想定ドル/円レートの平均は約133円。
~実勢レートが近づいてきていることから為替差益による業績上振れへの期待が
後退し始めている~120円前後まで円高が進むと今期の増益は危うくなる~

黒田日銀総裁は踏ん張っていますが
世論に負けて少しでも金融政策の修正の可能性に言及することがあれば
現在の円安の修正にとどまらず、本格的な円高となって
円高がインフレターゲット達成の腰を折った可能性も。

◆金融政策の枠組み、「具体的に論じるのは時期尚早」-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-06/RMEW9EDWLU6A01

来週米国11月CPIの発表と12月FOMCを控えており
新規ポジションを構築し難いタイミングではありますが
ひとまずドル円相場は200SMAで反発しています。

※ドル円日足


昨晩5日は米ISM非製造業指数が予想を上回る数字で
金利上昇、ドル買いが優勢となりましたが、持続できるか疑問。

◆米ISM非製造業指数、11月は予想外に上昇 雇用が改善
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-services-idJPKBN2SP1HI
米・10月ISM非製造業景況指数:56.5(予想:53.5、10月:54.4)

いい数字ではありましたが5日㈪のNY市場では米株が軒並み安。
そして今夜も米国市場でも主要株価インデックスは軒並みげ下落しています。

足元米株が弱いのは単純にテクニカル分析の要所まで上昇していたため
テクニカル的に上値を叩いてくる向きがありそうな気がしていますが、
ダウ平均以外のインデックスは200SMAを明確に超えられずにいます。

※米株主要株価インデックス

今日はRBA、豪州準備銀行の金融政策会合がありましたがサプライズなし。

◆豪中銀、0.25%利上げし10年ぶり高水準に 追加引き締め予想
https://jp.reuters.com/article/rba-idJPKBN2SQ07W
・0.25%利上げ 政策金利3.1%へ
・8会合連続の利上げで、政策金利は10年ぶりの高水準
・今後追加の引き締めが必要になるとの見通しを改めて表明
・次回は来年2月(1月は会合なし)
・市場は政策金利が来年7月までに約3.6%でピークに達すると予想。
 中銀発表前の3.5%から若干上昇


 現在ノーポジのままです。 
 
NOTE
・カナダ(10月)貿易収支:+12.1億加ドル
          (予想:+9.0億加ドル、9月:+6.1億加ドル←+11.4億加ドル)
          
 ~10月貿易黒字が予想以上に拡大
 ~11月PMIが10月から上昇

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2022年12月5日月曜日

 ◆中国のゼロコロナ政策緩和が中国株、通貨人民元を押し上げています。

中国のコロナ規制緩和、上海や杭州に拡大-iPhone工場ある鄭州も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-04/RMCURST1UM0X01

中国株が上昇、人民元高く6.9元台-経済再開シフト加速
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-05/RME9MOT0AFB401
・香港H株が一時4.9%上昇、CSI300指数は2%高で取引終了
・厳格なコロナ政策脱却巡る兆候次第で一段のドル安・元高も-CBA

香港ハンセン指数

人民元ドル
更に1月には感染症分類を引き下げるとの観測も出てきており、
一部マネーが中国に回帰し始めている模様。

中国、新型コロナの感染症分類を1月にも引き下げへ=関係筋
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N32V22O?il=0

アングル:中国株に海外大手行がそろり回帰、依然残る規制・政治リスク
https://jp.reuters.com/article/china-markets-outlook-idJPKBN2SP0JD
・ゴールドマン・サックスは、MSCI中国指数とCSI300指数の
  来年のリターンが16%になると予測
  中国市場への資金配分をオーバーウェートとすることを推奨
・JPモルガン:来年のMSCI中国指数に潜在的に10%の上昇余地

中国正常化で中国が世界経済のエンジン回帰となれば
世界の株式市場にはプラスかと思うのですが
今日はハンセン指数が強くても日本株は冴えない展開。

◆TOPIXは続落、輸出関連に円高を嫌気した売り-車や精密機器安い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-04/RMDWY4T0AFB401

今年のドル円の高値151円台から見れば足元の133円台って18円もの円高水準です。
これが嫌気されている可能性もあるか。
中国が停滞しているときこそ日本株爆発のチャンスだったのですが
現政権から聞こえてくるのは増税の話ばかりで
本格的に海外の長期資金が日本に入ってこないのは残念でなりません。

中国のゼロコロナ緩和の報では海外金融機関がこぞって
中国アセットへ資金回帰させようとしているのですが・・・

ドル円日足は200SMAで反発。
来週13日は米CPI,14日に12月FOMCと米金利動向からは
目が離せませんが、12月15日にはECB理事会もあります。
(15日はスイス、英国金融政策会合も)

◆ECB今月0.5%利上げ、来年は制約的領域も=アイルランド中銀
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-makhlouf-idJPKBN2SP0Z2?il=0
ECBは今年7月から利上げ開始
7月0.5%↑ 8月0.5%↑ 9月0.75%↑ 10月0.75%↑
9~10月と2会合連続で 0.75%の利上げを実施していますが
12月は0.5%に利上げ幅が縮小される可能性が高い、との記事。

利上げ幅縮小、ということは米国同様に
インフレのピークアウトの兆候があり、なおかつ景気にも配慮が必要、
ということでしょうか、今日発表された小売売上高、悪かったですね。

ユーロ圏小売売上高、10月は前月比-1.8% 予想以上の落ち込み
https://jp.reuters.com/article/eurozone-retail-idJPKBN2SP0W6
消費需要の一段の後退を示唆、リセッション入りの前兆である可能性

こういうニュースはユーロ安の材料だと思いますが
12月は年末に向けた特殊フローもありそうですし、
人民元高となっているためその反対側でのドル安=ユーロ高の圧力もありそうで
ユーロは強含んでいます。押し目待ち。
強いのはユーロだけではないようです。⬇
◆新興国株にマネー回帰 ドル高一服で13年ぶり上昇率
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB308YA0Q2A131C2000000/
・米MSCIの新興国株価指数(現地通貨建て)は11月に11%上げ、
 2009年5月以来13年半ぶりの月間上昇率
 
ドル高一服で新興国にも資金移動。

◆豪中銀、6日追加利上げの見通し-引き締めサイクルは終わりに近づく
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-05/RME29VDWX2PS01
・豪州は12/6、おそらく0.25%利上げするものの利上げサイクルは終わりに近い
・NZは21年10月から利上げ開始22年11月は0.75%と過去最大の利上げ幅に拡大

・ターミナルレートの予想、豪州は3.6%-NZは5.5%

・豪州ではNZと米国が経験しているほどの賃金上昇圧力が見られない

というわけでオセアニア通貨を手掛けるならキウイ優位ということらしい。
押し目待ち。

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 ・雇用統計、賃金伸び予想を上回る
・米短期金利上昇も長期金利は低下、ドル安継続
・12月FOMCの利上げ幅は0.5%か
・中国ゼロコロナ政策緩和
・今週、豪RBAとカナダBOC利上げ幅は?
・EUロシア産原油の上限価格60ドルで合意
・OPECでプラス原油生産枠維持
*******************************************
◆雇用統計、サプライズ!!
市場予想を上回る強い数字でした。

・11月非農業部門雇用者数:+26.3万人(予想:+20.0万人、10月:+26.1万人)
・11月失業率:3.7%(予想:3.7%、10月:3.7%)
・平均時給:前年比+5.1%(予想:+4.6%、10月:+4.9%←+4.7%)
・平均時給、前月比+0.6%(10月+0.5%市場予想の2倍の伸び
                                     :今年1月以来の大きな増加率
                                      :10月分0.5%増(速報値0.4%増)に上方修正

今、米インフレと雇用の指標に関しては
数字が強いほうが良いというフェーズにはありません。
インフレが強いとなれば一段の利上げ強化の可能性が高まるということで
株にとってはむしろネガティブ、というのが利上げ期の反応なのですが、
今回の数字を受けて、株は一時大きく下落するも
NYクローズではダウはわずかながらプラス圏に浮上しています。

11月米雇用統計、「悪いタイミングでまずい統計」-市場の見方
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-02/RM9O8YT0G1L001

まずい統計、と評する向きもあるのはわかりますよね。
しかも、またぞろタカ派コメントが出てきました。

シカゴ連銀総裁、政策金利ピークは若干高めの水準に-インフレ退治で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-02/RM9XOUT1UM0W01
サマーズ氏、米金融当局は市場の予想上回る利上げ必要に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-04/RMC9ILT1UM0W01
ターミナルレートに関し「6%がわれわれが書くことができるシナリオだ」

それなのに、です。
米株は意外と強かった。どういうわけでしょうか・・・?

◆米短期金利上昇も長期金利は低下、ドル安継続

結局、金利が意外と上がらなかったことが一つの要因ですね。

※米国債利回り一覧 短期ゾーン紅組、長期ゾーン青組
 赤星2年債、青星10年債
為替市場でも、一瞬ドルが急騰するのですが続かず。
※ドル円5分足
ドル円日足 結局終わってみればドル円相場は200SMAを割り込んで引けました。
◆12月FOMCの利上げ幅は0.5%か

CME Fedウォッチを確認しても12月利上げ折り込みは0.5%が78%で
利上げ幅が0.75%に拡大するという予想は少ない。
しかもターミナルレートは5.0%から上がっていません。
雇用統計発表直後は動いたのかもしれませんが。。。

市場は、すでにFRBの利上げサイクルは最終局面にあるとみているということですね。
FFレート5%以上の利上げはオーバーキルになりかねないと感じ始めている。
それ以上は上げられないんじゃないか、と思っているということでしょうか。

まあ、それでも現状の4%からは1%の利上げがあるわけですが。

ただし市場はターミナルレート5%到達は
すでに織り込んでしまっているわけです。
サマーズが何を言おうとそれ以上は無理だろうというのが週末の反応ですね。

しかし、10月までメディアは日銀悪玉論を展開し、
構造的に円安になってしまっているのだから金融政策の修正、転換をすべきとの
論説を繰り返してきましたが、日銀が緩和スタンスを変えなくても
151円から133円台まで18円も下がりました。
たしかに年初の115円台から現在133円ですので18円は上がっているのですが。

今年のドル円上昇36円、ざっくり半分は円安要因、半分は米金利のドル高要因だった、
ということではないでしょうか。
おおよそ半値を削りましたが、ここで反発できるか?

世論に負けて日銀が金融政策の修正、転換を行っていたら
更にドル円は下落していたかもしれません。

そうなると、今年米国と比較して下値が硬かった日本株は
下落する憂き目にあうだろうことは想像に固くありません。
黒田総裁の胆力はすばらしいですね。

ドル円は134.35円に逆指値をおいて雇用統計を迎えました。
もちろん、発表の瞬間にポジションは消滅してしまいました。。。

138.82円S ➡ 134.35円手仕舞い

◆米株が強い背景には中国のゼロコロナ政策の緩和もあるか?

上海、新型コロナ規制措置を緩和-中国で政策転換続く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-04/RMCURST1UM0X01
・北京や深圳、広州の一級都市や省都で規制緩和
・ロックダウン抗議デモが全国に拡大の後で、経済再開に向けた動き

人民元も戻り歩調。
これがドル安のエンジンでもあるでしょう。

※人民元ドル 日足
ただ、緩和することが是なのかはわかりません。

中国主席、欧米製ワクチン受け入れに否定的=米情報機関トップ
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-usa-idJPKBN2SO039?il=0
オミクロン株にほとんど効果のない中国製ワクチンに頼っている

今週以降は、ユーロやポンド、オセアニアならキウイを狙って
ドルストレート通貨でのドル売り戦略とします。

※ユーロドル、ポンドドル、キウイドルは200SMAを上回ってきた


◆12/6㈫ RBA豪州準備銀行金融政策


ASX to advance as traders bet on lower RBA rate peak
https://www.afr.com/markets/equity-markets/asx-to-advance-as-traders-bet-on-lower-rba-rate-peak-20221204-p5c3fz
・RBA,政策金利を0.25%引き上げ、3.1%にするとの予想がコンセンサス
・10月CPI:+6.9%(9月+7.3%から低下、予想は+7.6%)
・ターミナルレートは3.6%(来年10月)に低下(先週は3.9%の予想だった
~インフレ圧力のピークと経済の減速を示す証拠が増えていることから、
キャッシュレートのピークが近づいている

~コモンウェルス銀行のストラテジスト
RBAが引き締めサイクルの終わりに近づいていることを示唆した場合、
豪ドルは一時的に下落する可能性がある。

~水曜日に発表される9月期のGDP統計にも注目。
今年2.75%もの利上げを実施してきたため、その影響が出ているか否か?
・コンセンサスは、前期比0.7%増と、前3ヶ月の0.9%増を下回る見込み

豪ドルはあまり強くないですよね。
豪ドルドルは200SMAの下に位置しています。

今週利上げでもむしろ下がるリスクがあるのではなかろうか。

◆12月7日㈬カナダ中央銀行金融政策決定会合

Canadian Dollar Forecast: USD/CAD Looks Poised for Further Upside, BoC Rate Decision Holds the Key
https://www.dailyfx.com/news/forex-canadian-dollar-forecast-usd-cad-looks-poised-for-further-upside-boc-rate-decision-holds-the-key-20221204.html
・12月会合で 0.25%利上げ➡4%にするとの予想がコンセンサス
・カナダは年初0.25%だった政策金利を10月会合までに3.75%に引上げてきた
 ~7月会合では一気に1%の利上げを決定)
 ~9月0.75%、10月0.5%と利上げ幅を縮小
・11月会合では利上げをせず、金利を据え置いている

・失業率が5.1%に低下し、雇用変動が10.1万人と予想を上回っており
堅調な雇用統計は、カナダ中銀が50bpsの利上げを行う可能性の根拠となる可能性も。

・カナダの経常収支は原油価格の下落で、
第3四半期に111億カナダドルの赤字へと急激に赤字拡大へ

このところカナダドルが弱いのは経常収支の急激な悪化が背景だったか。
・しかしながらインフレ率は高く、9月のカナダCPIは前月比で+0.7%と伸びが加速。

このあたりの数字も一部に0.5%の利上げを予想する向きの材料なのでしょう。

しかし、GDP成長率も決して強くないですし(前期比+0.7%)
経常赤字も拡大しているし、ということで
大幅利上げは、むしろカナダの売り材料となりかねないとの指摘も。
0.25%の利上げならコンセンサス通りで
それほど大きくカナダドルが動くことはなさそうですが
このところカナダドルって弱いんですよね。
利上げでむしろ売られるというパターンがあるかも・・・
※通貨インデックス一覧

◆EU、ロシア産原油の上限価格バレル60ドルで合意-G7が支持
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-03/RMAKL2T1UM0W01
・ロシアの代表的な油種であるウラル原油が現在取引されている価格を上回る水準
~G7がロシア産原油を引き続き市場にとどまらせようとしているシグナル

~ロシアは上限価格設定の動きに反対していたが
ラブロフ外相は1日、そうした上限には関心がないと発言、
態度軟化の可能性を示唆。

ロシア、原油上限価格「受け入れず」 対応を検討=大統領報道官
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-oil-idJPKBN2SO02X?il=0
・ロシアのウラル原油は2日、1バレル=約67ドルで取引された。
・ ロシア大統領府のペスコフ報道官
「追加制裁について「受け入れない」と表明」

どっちなんだろう?
ロシア報道官はこのプライスキャップ導入に反発して
この取引を受け入れないとしていますが
外相は、上限導入には関心がないと対応についての言及を避けており
60ドルなら悪くないんじゃないかと思っていそうな感じですね。

原油市場にはあまり波乱にはならない可能性も。
ウクライナは不満を表明していますが。

ロシア産原油の上限価格は「不十分」、ウクライナ大統領が不満
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-oil-idJPKBN2SO034?il=0
・ロシアの予算が年間1000億ドル増えると訴えた
・ウクライナ政府高官は先に、上限を30ドルに設定すべきだと主張

◆OPECプラス、減産維持を決定 日量200万バレル
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0343S0T01C22A2000000/
・11月に始めた日量200万バレルの減産を維持、継続

プライスキャップ導入でロシア産原油の取引が滞るのか否か、にもよりますが。
原油相場をみるに、その問題よりも中国のゼロコロナ政策ロックダウンの影響、
世界の景気後退懸念のほうが上値をおさえていたわけで
ロシア産原油が市場から失われると見ているトレーダーはほとんどいないと思われます。

要するにOPECは減産しないと原油の価格が維持できないということです。
70~80ドルは欲しいということね。
それ以下となってしまうと財政が苦しくなるということでしょう。。。

次回のOPECプラス会合は来年の6月です。


**********今週の主な予定********

5日(月)
中国財新サービスPMI財新サービスPMI
米ISM非製造業景気指数(11月)
 ~ISM製造業景況指数同様、20年5月来の低水準に落ち込む見込む見通し
 ~景気後退懸念を一層強める可能性
ラガルドECB総裁、講演
ユーロ圏、仏PMI
米EU貿易技術評議会(TTC)閣僚級会合

6日(火)
豪中銀政策金利
独製造業受注、PMI
米10月貿易収支
米中間選挙、上院ジョージア州決選投票

7日(水)
日本景気動向指数(10月)
豪州GDP(第3四半期)
中国貿易統計(11月)
カナダ中銀政策金利

8日(木)
日本7-9月期GDP
日本景気ウォッチャー調査(11月)
ラガルドECB総裁、講演

9日(金)
中国消費者物価指数・生産者物価指数(11月)
米生産者物価指数(PPI)(11月)
米卸売売上高(10月)
ミシガン大消費者信頼感指数(12月)

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2022年12月2日金曜日

 ゴールドがはねました。
今年3月天井で下落が続いてきましたが底入れしたと言っていいでしょう。
3月に天井、というのはFRBの利上げ開始時期ですね。
その後急ピッチで利上げが行われたことでゴールドは上値重く推移していましたが
ここに来て底入れしたということは、市場は米金利の利上げサイクルが
終盤に近いことを折り込み始めたということです。
金、買ってますか?
ウィークリーゴールドでは利上げのサイクル終盤には
上がり始めるという話、繰り返ししてきましたがその時がきたようです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLPahQJUvkK8FlrQcfAI57u1TKZNFIZLhL

※COMEX GOLD日足

米金利も低下が顕著。
※米国債券利回り一覧 紅組が短期、青組が長期ゾーン
 赤星2年債、青星10年債
昨日のパウエル議長講演が効きましたねぇ。

◆株高「容認」したパウエル議長(NY特急便)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30E3W0Q2A131C2000000/

今夜の米指標受けて更に金利低下したようです。

◆米ISM製造業総合景況指数が50割れ、2020年5月以来の活動縮小
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-01/RM7WEZT0G1KX01
米・11月ISM製造業景況指数:49(予想:49.7、10月:50.2)
➡20年5月来(パンデミック回復以降)で初めての50割れ
➡仕入れ価格指数、2020年5月以来の大幅な縮小-8カ月連続で低下

◆米・10月建設支出:前月比▼0.3%(予想:-▼0.2%、9月:+0.2%)

今夜米国株価は軟調です。
ISMの50割れで売りが広がった印象ですが
とはいえ、トレンドを崩すような下落ではありません。
昨晩のダウやS&P500の上昇が大きかった分、
手仕舞い売が出ているだけじゃないかな。
 
◆米PCEコア価格指数、前月比の伸びが予想下回る-支出は加速
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-01/RM7S99T1UM1001?srnd=cojp-v2
・10月のPCEコア価格指数、前月比0.2%上昇-市場予想0.3%上昇
・実質個人消費支出、前月比0.5%増-1月以来の大きな伸び

インフレも抑制的になってきていますので
金利は上がりにくくなってきた。
一方、個人消費は旺盛ということで
利上げでも景気後退を引き起こすことなく
インフレを抑制できるとの期待につながるとの見方も。

ドル金利低下でドル独歩安ですね。

※通貨インデックス一覧


ドル円は135円台まで下落
ユーロドルが200SMAを勢いよく突破
ドル安が顕著です。

昨日138.82円でショート参戦したポジション正解でした。
200SMAにぶつかるところまで継続、
その後は反発局面で再度売り直す、というイメージですが
明日、雇用統計発表があり
平均時給が下がっていればドル安はさらに加速しそうですね。

NOTE
◆政策枠組みや物価目標、適切な時期に点検・検証が必要-田村日銀委員
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-01/RM5I39T1UM0X01

正常化に向かうのか、緩和の持続性を強化することになるかは結果次第
とはしているものの
YCC政策の点検、検証に必要性を明確に表明したのは田村氏が初めて。
(田村日銀新議員は今年22年7月に就任)

・2016年9月
 イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を導入
・21年3月
 長期金利の変動許容幅を上下0.25%程度に決定

田村審議員、YCC政策の点検、検証に必要性を表明
(田村日銀新議員は今年22年7月に就任)
これも円高の材料にされていく可能性がある話題。
田村氏個人の意見なのか、そういう議論が始まっていることを
スポークスマン的に発信しているのか。

◆EU、ロシア産原油の上限価格をバレル60ドルで合意に近づく-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-01/RM7QE7T1UM0W01
・EU、ロシア産原油禁輸実施の5日までに合意まとめたい考え
・定期的に価格見直し、2カ月ごとに修正するメカニズムも検討

~これまでに提案された最低62ドルの水準ではロシアに甘過ぎる
 (ポーランドやバルト諸国が主張)
~60ドルでも現在のウラル原油(ロシア産原油指標)より高い
 (現在50ドル程度)
 
果たして60ドルで制裁と言えるのか。
ただし、WTI価格は80ドルまで足元反発。
他の国際指標価格よりは低いことは低いのですが・・・

◆中国「ゼロコロナ」見直しか 副首相 政策継続に言及せず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221201/k10013909861000.html
少なくとも、現状マーケットは中国リスクを織り込んでいません。
ゼロコロナ緩和なら世界のマーケット、コモディティ市況が湧くでしょう。
そうはならないと思いますが、、、。

◆米国株は2023年上期に大幅下落、今年の安値試す可能性-JPモルガン
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-01/RM7IWVT0AFB401
・リセッションと米当局の利上げ継続で現水準から12%安にも
・下期には当局の政策転換で株価は反発、年末はS&P500が4200に

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2022年12月1日木曜日

 パウエル議長講演、新味のある発言はないようですが
株価が上昇してきました。
あれれ。楽観に釘を刺すかと思われていたのですが
現在までのところマーケットフレンドリーなようです。
まだ講演中のようですので、最後まで聞かないとわかりませんが。
現状伝わっているのは

◆パウエルFRB議長 講演発言
「利上げペースを緩める時期は、早ければ12月に来るかもしれない。」
「金利のピークは9月の見通しを上回る可能性が強い」
「景気を抑制する政策は当面の間必要となるだろう」
「ほとんどの労働者の賃金上昇はインフレで相殺されている。」
「持続可能な労働市場には物価の安定が必要」

株価、上がってきました。。。
※米主要株価インデックス一覧

ドルは下落、金利が低下してきました。
※米国債利回り一覧 
※ドル円5分 パウエルさん発言で急落
ドル円138.82円で売り参戦。

今夜はいろいろな指標が出てきましたが~

****予想より強かった指標****

◆10月中古住宅販売成約指数:前月比▼4.6%
                                       (予想:▼5.3%、9月:▼8.7%←▼10.2%
 ~予想上回るも決して良くはない・・・

◆10月JOLT求人件数:1033.4万件
                   (予想:1025.0万件、9月:1068.7万件←1071.7万件)
 ~予想上回る強い数字
 
◆7-9月期GDP改定値:前期比年率+2.9%(予想:+2.8%、速報値:+2.6%)

◆米第4四半期コアPCE改定値(前期比年率) 4.6%(予想 4.5%)

****予想より弱かった指標****

◆11月ADP雇用統計 +12.7万人 (予想:+20万人 前回:+23.9万人)
~2021年1月以来最低水準

製造業(▲100,000)
専門職・ビジネスサービス業(▲77,000)
レジャー・ホスピタリティ(+224,000)

◆11月シカゴ購買部協会景気指数 37.2(予想 47.1 前回 45.2)
 ~予想を大きく下回る:3カ月連続で50割れ
 ~1982年来で最低を記録した20年5月以来で最低
 
過去55 年間、シカゴPMI のこのレベルは常に不況と一致していた。
https://twitter.com/zerohedge/status/1597967263243567106
◆原油在庫が大きく減少していたことで、原油大きく反発

EIA・週間石油在庫統計、大幅減少(2019年月以来の減少幅)
・原油在庫:▼1258.1万(予想:▼312.3万、前回:▼369.0万)
・オクラホマ州クッシング在庫:▼41.5万(前回:▼887.0万)
・ガソリン在庫:+277万(予想:+225万、前回:+305.8万)
・留出油在庫:+354.7万(予想:+149.2万、前回:+171.8万)
・精製設備稼働率:95.2%(前回:93.9%)

※WTI原油

ユーロが売られた背景にはインフレの鈍化。

◆ユーロ圏・11月消費者物価指数:前年比+10.0%(予想:+10.4%、10月:+10.6%)

先月より鈍化したとはいえ前年同月比10%です。。。
ただし、次回ECB理事会での利上げが0.75%ではなくて0.5%になるのでは?
という見方が強まった模様で、ユーロ売りに。

ところが、パウエル議長発言からドル安が加速しており
ユーロドルは切り返し中。一筋縄では行きませんねぇ、、、
※ユーロドル日足

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