2023年8月10日木曜日

 明日の米CPI発表までは様子見ですが、
本格化すれば円買い要因となるだろうニュースが飛び出しました。
◆中国、訪日団体旅行を解禁へ 10日にも
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM09BB90Z00C23A8000000/

このタイミングで、ですか。
コメント欄で滝田解説員が指摘していますが
すでに今年4~6月の訪日旅行客の消費額は1.2兆円で、
コロナ前の19年4~6月の1.3兆円に迫る勢い。
中国の団体客に依存せずともほぼコロナ前の水準に回復しています。

そこへ中国からの団体観光客が来るとなると
オーバーツーリズム(※)のリスクが・・・
※訪問客の著しい増加等が、地域住民の生活や自然環境、景観等に対して
受忍限度を超える負の影響をもたらしたり、
観光客の満足度を著しく低下させるような状況。

また、このタイミングにどんな意味があるのか。
今中国北京は洪水の後始末で大変な状況にあるはず。
政府への不満のガス抜きでしょうか。

◆中国河北省で100万人近く避難、北京守るため「保水地区」へ放流
https://jp.reuters.com/article/asia-weather-china-anger-idJPKBN2ZH0E0
◆中国・北京の大洪水は「人災」、治水失敗の皇帝・習近平は天から見放された?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76356
・7月19日に「習近平の治水に関する重要論術」なる本が出版され、水利部、メディアを挙げて、「習近平がこの10年自ら計画し、配置し、推進し、全国の海綿都市(水害に弱い都市)の治水事業を完成させた」と大々的に喧伝
・その1週間後に、福建から上海、江蘇、河北、北京、天津の至るところが水没

背景はさておき中国からの団体客訪日再開の思惑で
今日の東京市場ではインバウンド関連銘柄が軒並み高。

これはデパート、三越伊勢丹

株式市場は敏感にこのニュースに反応しましたが
為替市場では円買いは起きていません。

どちらかと言うと今日は長期金利が低下気味で・・・

YCC柔軟化で日銀の利上げまで予想する向きが出てきているというのに
日本国債長期債は意外と落ち着いていますね。
短期金利もそれほど上ぶれていません。
やはり本邦機関投資家の円債需要が強いということなのでしょうか。

◆世界最後のマイナス金利の終了近いとの観測、日銀YCC修正で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-09/RZ3G78T0G1KW01
・スワップ・トレーダーは、世界最後のマイナス金利政策が8カ月後にも終了すると予想

※日本国債 2年10年利回り

日本の金利が低下基調なので円買いにはなりませんね。
ただ、短期の日米金利差はやや拡大基調なので
これが円安をもたらしているのでしょうか。

※日米金利差(2年)

今日はユーロや人民元が反発基調にあるのですが
円だけは売り圧力が強いままです。

ドル円日足 三角持ち合い レジスタンス超えをテストしそう~
明日のCPIが弱ければ
レジスタンス超え失敗で円高、という線もあるとは思いますが。


NOTE
◆欧州天然ガス先物が急上昇、40%高-豪州産LNGに供給リスク
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-09/RZ4GGJT0AFB401?srnd=cojp-v2
・オーストラリアの一部施設で労働者がストライキを起こす可能性
・ノルウェーの季節的なメンテナンスに遅れが生じる可能性

欧州インフレ警戒で欧州金利が上がるようだと
株式には向かい風となりますが、、、、

※オランダTTFチャート 
◆ガソリン価格がお盆休み直撃!「12週連続値上がり」でレギュラー平均180.3円 15年ぶり高値
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4d13596e08f42eeb4944d488d545afd8631de5
日時点の店頭価格、
全国平均は1リットルあたり180.3円で、先週(7月31日)から3.6円高くなった

政府は2022年1月から石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施中だが
2023年5月の1リットル上限25円を基準に6月以降は補助率を9割、8割と2週間で
1割ずつ引き下げていき、9月末に終了。

補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、
8月14日時点で195.5円まで上昇する見込み

日本もインフレがさらに加速する可能性。

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2023年8月9日水曜日

 今夜は米株が軟調です。

※米国主要株価インデックス一覧

米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが
M&Tバンクなど米銀中小10行を格下げし
キャピタル・ワン、PNCファイナンシャルなど11行の格付見通しも
安定からネガティブに引き下げたたことがトリガーとなっているようです。

ムーディーズ、米中堅・中小銀10行を格下げ 銀行株急落
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08CI00Y3A800C2000000/

ムーディーズの米地銀の格下げで今夜は米銀行株が急落。
これが全般センチメントの悪化をもたらしている模様。

フィッチレーティングの米債格下げがあったばかり。
フィッチの格下げの影響は限定的と見られましたが
追い打ちをかけるようにムーディーズが米銀の社債の格下げを
発表したことで、弱り目に祟り目と言いますか・・・
タイミングが悪いですよねぇ。

これも気になりますよね。
今日8日には大統領令が発令される見通しと報じられています。
3日前のニュースですが・・・
⬇
バイデン氏、対中投資制限へ大統領令 来週初めにも=関係筋
https://jp.reuters.com/article/usa-china-investment-idJPKBN2ZF1H6

今夜は米国債は買われて米長期債利回りは低下。
株から債券へ資金シフトが見られます。

※米国債利回り一覧


金利が低下しているのにドル高ってのは腑に落ちない展開ですが
ドル独歩高です。

※通貨インデックス一覧 ドルだけが強い


ということで、株安でリスクオフムードなのですが
ドル円は崩れません。クロス円は上値が重くなっているのですが・・・

※ドル円 日足 三角持ち合い上値抵抗テストするのか???
ドル高の背景には、リスクオフでキャッシュ化がドル需要を
高めているという「ドル高」の可能性もありますが、
今日はあらゆるニュースによって「他通貨が安い」ために
消去法的にドル金利低下でもドル高となってしまっている、
という可能性もあります。

1 円が弱い

6月実質賃金1.6%低下、物価上昇でマイナス幅拡大=毎月勤労統計
https://jp.reuters.com/article/wage-japan-june-idJPKBN2ZI1KV?feedType=RSS&feedName=special20
6月名目賃金 前年同月比:+2.3%(予想:+3.0% 前回:+2.9%)
6月実質賃金 前年同月比:▼1.6%(予想:-0.9%▼ 前回:▼0.9%)

日銀は「持続的・安定的な物価2%目標達成」を掲げ
金融緩和を続けていますが、7月会合でYCCの柔軟化を決定。

これによって長期金利が0.6%まで0.1%上昇してしまっていることから
今回のYCC柔軟化は実質利上げである、との指摘も聞かれ
出口戦略に踏み出した、と受け止める向きも少なくありません。

となるといよいよ日本の金利が上昇基調に、という話になり
円高となるリスクが高まってきたと考える向きが出てくるということ
でもありますが、今日出てきた毎日勤労統計では6月の日本の賃金上昇率は
予想に満たず。名目賃金は前回5月の+2.9%から2.3%に減速。
実質賃金似至っては、5月の▼0.9%から▼1.6%とマイナス幅が拡大。

インフレ上昇に賃金上昇が追いつかないという状況にあります。
実質賃金減少は15ヶ月連続です。

これを見た投資家は何を思う?
「日銀、出口どころじゃないじゃん。
日本の金融緩和はやっぱり長期化するよね。」
 
ってわけで、円売りが強まった可能性は否めません。

2 人民元が弱い

中国貿易、7月は輸出入ともに予想以上の減少 回復見通しに影
https://jp.reuters.com/article/china-trade-idJPKBN2ZJ06M
・輸出:前年比14.5%減少
・輸入:前年比12.4%減少
~予想を上回る減少で、輸出は2020年2月以降で最大の落ち込み

中国貿易統計、弱いですねぇ、、、輸出入ともに。
素直に人民元売り、ドル買いとなりました。
3 ユーロが弱い

イタリア政府、銀行へ追加課税 株価が軒並み急落
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR089920Y3A800C2000000/
イタリア政府は7日、ECBがの利上げで金利収入が膨らんでいるとして、
銀行への追加課税の方針を発表、イタリアの銀行株が急落。
~政府は銀行に対する税率40%の追加課税を導入する方針。

これが欧州株全体の地合いを悪化させたようです。

中国の不調は豪ドルやNZドル安にも繋がりますよね。

つまり、円安、元安、オセアニア安、欧州安でドル以外の通貨が弱く、
そこに、株安が来てキャッシュ化のドル需要増が重なり
今夜のドル高をもたらしている(のでは?)

相場って 1+1=2 というように教科書通りには動かないものです。

今日はちょっとドル円ショートを作ってみたのですが
思うように下がらないので買い戻しました。
想定と違う動きなんですもの・・・。

今週は木曜米CPI,金曜PPIです。

それまではドル円レンジだと思うんですが。。。

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2023年8月8日火曜日

 ヘッジファンド、米国債ショートが過去最大-1日までの週間データ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-07/RZ0GJIT1UM0W01?srnd=cojp-v2
年限が長めの米国債デリバティブ取引でショートポジションを増やし、
その規模はネットベースでの2010年以降のデータで最大。


債券をショートするということは
債券価格下落=金利上昇にかけたポジションを構築している
ということですが、たしかに先週などは長期金利が上昇していましたね。

このまま長期金利の上昇が続けばヘッジファンドはますます儲かる、
ということになりますが、何しろ「過去最大のショート」ポジションです。

米債が買われ債券価格が上昇するようなことがあると
ショート継続が苦しくなり踏み上げ相場に発展するリスクもはらんでいます。

米債が買われる時とはどんな時か。

これまで選好されてきた株が崩れる時でしょう。
米株に大きな調整が入る時は
ヘッジファンドの米債ショートは踏み上がり
米金利が急低下するリスクがある、ということですね。

その時は米金利低下でもちろん日本の金利も
連動して下げるでしょうけれど
絶対水準からみてもボラティリティが大きいのは
米金利でしょうから、日米金利差が急速に縮小し、
ドル円が急落するという顛末となります。

では、米株が崩れる条件とはなにか?

ん~今週のインフレ指標などには注意が必要かな?
しかしCPIやPPIで米株が崩れるとは考えにくく、
トリガーが一体何になるかはわかりません。

Apple決算も、米株全体のショック安をもたらすものではなかったですし
企業業績が米株市場を崩すリスクはあまりなさそうですし。

ウォール街、業績リセッション終了を予想-4~6月は減益続く見込み
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-07/RYZX9XT1UM0W01
・幅広い企業にとって利益面の痛みは最悪期を脱した可能性が高い

あるいは、ヘッジファンドのこのポジションが一気に踏み上がるのではなく
少しづつ解消されるという流れなら劇的なことは起きません。
ただし、このショートが解消される過程では
米金利上昇は抑制的となる可能性もあり、
米金利があまり上がらないとなると
ドル円相場はレンジ内で推移する展開となり
大きく上昇する余地はあまりないといえるのかもしれません。

今週の米CPIの注目度は高いわけですが
前年比+3.3%予想で、6月の+3.0%から上昇が予想が見込まれています。
コアCPI予想は6月と同じ+4.8%予想。
10日木曜日に発表されます。

卸売物価PPIは 6月が+0.1%でしたが7月は+0.7%予想(前年比)
コアPPIは6月+2.4%、7月予想は+2.5%。
PPIは11日金曜日発表です。

CPI/PPIが6月より上昇していれば米金利は更に上昇するでしょうか。
となると、ドル円上昇しますね。

しかし、こんなニュースもあります。

米国の中古車価格、7月も下落継続-2021年4月以来の低水準
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-07/-2021

ほんとに前月より強い数字がでるのかな・・・

ただ、ドル円はレンジ内での値動き。
142.68円ドル円ショートは142.26円で買い戻しました。
夕方順調に下げてきたと思ったんですが、、、
米金利の反発で切り替えしてきたので、執着せず。

ちょっと方向が定まらないのでしばらく様子見とします。

NOTE
・ウィリアムズ米NY連銀総裁
「金利は来年低下する可能性」
「長期にわたり金融引き締め域が据え置かれると予想」
・ボウマンFRB理事
「インフレを鈍化させるため一段の利上げが必要になる可能性がある」

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2023年8月7日月曜日

 週末、雇用統計はそれほどのサプライズではありませんでしたが
米株は全面安。
しかしそれは雇用統計の結果を受けてというより
Appleの決算が冴えなかったことでApple株が下落していたことや、
バイデン政権による追加中国制裁の報道がきっかけのようです。

■アップルが3四半期連続減収、7~9月も不振続く見通し-株下落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYU1FADWLU6801?srnd=cojp-v2
・iPhoneの売上高は2.4%減、スマホ市場全般の不振で苦戦
・iPadの売上高は20%減、サービス収入は8.2%増と市場予想を上回る
・4-6月期の売上高は1.4%減少。
・今四半期の業績も同様になる見通し(更に減収なら過去20年で最長の連続減収)

Apple株は4.8%安、時価総額3兆ドルを割り込んでいます。

ただしAmazon株はご覧の急騰。
企業決算が週末の米株安の背景とは言い難い。
■Amazon株が急騰 クラウド成長に期待(NY特急便)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00002_V00C23A8000000/
4〜6月期のAWS部門の売上高は前年同期比12%増の221億4000万ドル。
となると、今週出てくると報じられた対中制裁への警戒か。

■バイデン氏、対中投資制限へ大統領令 来週初めにも=関係筋
https://jp.reuters.com/article/usa-china-investment-idJPKBN2ZF1H6
・主要な技術分野での中国への投資を制限する大統領報を発令する見通し
~7日に状況説明が行われ、8日に正式発表される見通し

時間的に対中制裁報道が出たタイミングで下落に転じているようですので
株式市場には警戒からの手仕舞いが広がったのでしょう。

ただし、為替市場ドル円相場は雇用統計の後から下落が続いていますので
雇用統計の影響が大きかったと言えるかな?

ドル円15分足

■米雇用統計、7月の非農業部門雇用者数は18.7万人増-失業率3.5%
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-04/-18-7-3-5
・7月非農業部門雇用者数:+18.7万人(予想:+20.0万人、6月:+18.5万人←+20.9万人)
・7月失業率:3.5%(予想:3.6%、6月:3.6%)
・7月平均時給:前年比+4.4%(予想:+4.2%、6月:+4.4%)

NFP,非農業部門雇用者数が予想に満たなかったんですね。
6月分も下方修正されており、労働市場のタイト感も緩んできたということか。

詳細分析はエコノミストの方にお任せしますが、
これを受けてドル金利が急低下しています。
長短金利どちらも。

※米国債利回り一覧
米金利低下でドル安の展開ですね。

この金利低下を受け、序盤の米株市場は強かったのですが
おそらく上記理由により後場売りが優勢となったという展開。

米株が下げたとはいえ、どのインデックスも1%に満たぬ下落ですので
それほど心配するようなものではなく、現時点では健全な調整の範囲内。

今週はバイデン大統領がどのような対中制裁を発表するかが焦点でしょう。
それと、米消費者物価指数CPIと生産者物価指数PPIですね。

ドル円を日足で見るとレンジ入りしているように見えます。

※ドル円日足
まずはこの三角持ち合いを上に抜けないことには上昇トレンドは発生しない。
下抜けで円高が加速するかというと、絶対的金利差があるので
それほどドル売りが加速するも思えないのですが
ドル金利がさらに下落していくようなら、その可能性もないことはない。
今週発表されるCPI,PPIが更に減速しているようだと
ドル売りは続くかもしれませんね。
お盆時期の円高アノマリーがあるか。

先週手仕舞ったドル円ですが
142.68円で売り参戦。
レンジだと思うので引っ張らずに利食わないと。

ユーロドル1.1080ドルショートは
雇用統計前に1.0943ドルで買い戻しています。

日本株は今週は木曜にマイナーSQですね。
金曜が山の日祝日なので前倒しで木曜がSQ日となります。
ちなみに7月限SQ値は32,484円 24銭です。

株もレンジ相場に入っていますが
日経,TOPIXなどインデックスはレンジ下限をテストする動きに。
米株の調整が深くなるようだと日本株も1段の調整がある可能性も。

※日本株インデックス一覧

************今週の主な予定**************

7日(月)
独鉱工業生産
ボウマンFRB理事、イベント「Fed Listens」討論会参加
ボスティック・アトランタ連銀総裁、イベント「Fed Listens」講演

8日(火)
日本実質賃金指数(6月)
日本30年利付国債入札
中国貿易統計(7月)
米貿易収支、卸売売上高(6月)
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、経済見通しについて講演

9日(水)

日本国庫短期証券(6カ月)入札
日銀CP買い入れオペ
中国消費者物価指数・生産者物価指数(7月)
NZ中銀2年インフレ予想(第3四半期)

10日(木)
マイナーSQ(日経225miniオプションSQ)
日本企業物価指数(7月)
米消費者物価指数(7月)
OPEC月報
ボスティック・アトランタ連銀総裁、雇用関連イベント出席

11日(金)
山の日祝日のため東京市場は休場
英GDP速報値(第2四半期)
米生産者物価指数(7月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数(8月)

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2023年8月4日金曜日

 日銀、今日(8/3)も臨時買い入れオペ実施。
■日銀、臨時の国債買い入れオペを通知-中長期ゾーン対象
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYNDPRDWRGG001?srnd=cojp-v2

長期金利が一時0.655%にまで上昇していましたが
7/31に続いて今週2回目の臨時オペです。
これで今日午後13:00ドル円相場は吹き上がりました。
※ドル円5分足


※日本国債利回り 10年2年
7/31時点より若干長期金利は上がっていますね。
やや円金利を上昇させてからのオペです。

オペでその日の金利上昇は潰すとしても、
こうして少しづつオペに動くレベルが上がっていくのでしょうか。
つまりジワリ円金利上昇を容認しているに等しい。

しかし、今日は欧州時間からのドル円の急落が酷かった。
臨時オペのドル円上昇を見て高値で買い参戦してしまった向きのロングが
投げさせられた格好ですね。

日足で見ると、ちょうど去年の高値151円台と今年の高値145円を結んだ
レジスタンスラインで上昇が阻まれました。
円金利上昇の可能性が高まったことと
ドル金利はあっても年内あと1回の利上げで終わるだろうという
日米金利差拡大の時代が終わるという事実は小さくない。

145円台から上は本邦当局の介入警戒もありますし
ドル円は戻り売り相場に変わったのではないかと思われます。

ただ、絶対的日米金利差がありますので
それほど崩れたりはしないと思いますが。

というわけで
141.80円ドル円ロングは143.22円で手仕舞っています。

ユーロドル1.1080ドルショートは継続。

今日は米株市場、安く寄り付いてから上昇基調にあります。
フィッチの米債格下げの影響で株安というのは違うのでは、と岡崎さん。

2011年のS&Pによる米債格下げの時は、
米国債、むしろ買われて米金利は低下したんですよね。
格下げなのになぜ米債が買われたか、
そして今、米長期債利回りが急ピッチで上がり始めたのはなぜか?

岡崎さんの解説がわかりやすいので動画をぜひ。
https://youtu.be/-XiNa1Cg-hk

岡崎さんは現在の長期金利高は
7月FOMCでのパウエル議長の発言のせいだと指摘されています。
要するに景気が良すぎるという状況で金利の修正が起きている。

■BofAのリセッション予想撤回、力強い雇用と消費が理由-CEO
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYTL56DWLU6801

■米失業保険申請、小幅増も今年の最低付近-労働需要の底堅さ示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYTEZBDWRGG001?srnd=cojp-v2

景気後退はない、との見方が広がりつつあります。
よって逆イールドは修正される方向に。
これがグロース株には向かい風。

※米国債利回り一覧
こんなニュースもあります。
米債の需要は大きい。

■バフェット氏、米国債を購入-フィッチの格下げ「心配いらない」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYTEALDWLU6801
バークシャーは先週月曜日に米国債を100億ドル(約1兆4300億円)購入
今週の月曜日にも100億ドルの米国債を購入

明日は雇用統計。
今夜のISMの雇用指数は減速していましたがどうなるでしょうか。

■米ISM非製造業総合景況指数、7月は拡大ペース鈍化-雇用減速
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYTIXMDWX2PS01
・前月の53.9から52.7に低下、市場予想の53.1を下回る
・雇用・業況指数が低下、仕入価格指数は3カ月ぶり水準に上昇

今勢いよく上昇している長期ゾーン金利ですが
短期ゾーンの金利は横ばいなんですよね。
労働市場に減速の兆候が見られ、短期金利が低下してくるようなら
ドルは一段安となる可能性もあると思いますが。。。

NOTE
■英中銀、政策金利5.25%に引き上げ-引き締めは長期必要と警告
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYTAKIDWRGG001?srnd=cojp-v2
・0.25ポイント利上げ-据え置きと0.5ポイント利上げ主張も
・「十分に景気抑制的な水準に十分に長くとどまる」との文言追加

■MPCの意見は3つに分かれた
・マン、ハスケル両委員は0.5ポイント利上げを支持
・ディングラ委員は据え置きを主張
・ベイリー総裁を含む残りの6人が0.25%利上げに賛成票

今夜のBOE前からポンドは随分売られてきましたので
BOE利上げと長期高金利持続のスタンス表明で、売りの買い戻しが入っています。
ポンドは下げ止まりましたが、ここから上昇トレンド回帰かというと微妙。

■サウジ、日量100万バレルの自主減産をさらに延長-拡大の可能性も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-03/RYTG6KDWRGG001
サウジは原油価格を支えたい。
原油はジワリ上昇基調にありますね。

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2023年8月2日水曜日

 8月1日、日経平均は 304.36円高の33476.58円
    TOPIXも 14.80円高の2337.36円 
    
先週28日金曜の日銀のYCC柔軟化でも円安株高が続いています。
週明け月曜、火曜と2日続伸です。

東証プライムの売買代金は概算で4兆3076億円。
7月の東証プライム市場の1日平均売買代金は、3兆9,023億円ですので
今日1日は活況ですねぇ。大商いです。

トヨタが取引時間中に発表した好決算を受けて
他の自動車株にも買いが広がったという解説もありますが、
そういえば1日って確か投資信託買いの設定日にしている投資家が多く、
相場と関係なく投信買い設定により自動的に買いが入るため
上昇の特異日になっているという話がなかったっけ?

過去記事探しましたら、やっぱりありました。

2018年の記事ですが⬇
「月初の株高」の原動力 買い付け日、毎月1日が最多 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27363960U8A220C1EA2000/

「1日」に設定する顧客数を100として他の買い付け日を指数化すると、
2位の「月末」は75、3位の「10日」は62で、1日が突出して多い

積み立て投資のお金が他の日よりも多く流入することで、
月初の株価は上がりやすくなっている。

さて、その後5年でこの状況に変化はあるでしょうか。

というのも、このまま高値を追いかけていいのか、、、
TOPIXは今日今年の最高値を更新しているのですが、
8月って株が上がる月じゃないですよね。

これは過去18年の日経平均のシーズナリティ。
8月のパフォーマンスは良くないんです。


米株も8月はレンジとなることが多いんですよね。
これは過去20年のS&P500のシーズナリティ。

7月は上がる傾向が強いと言うシーズナリティがありますが
今年も7月の米株は強かったですね。
8月も上がり続けるとはちょっと考えにくい。
バケーションシーズンですし。

ドル円相場も同じく。
夏の円高というアノマリーがありますが
8月は特に例年円高警戒が強まりますね。

これは過去20年のドル円シーズナリティ。
実際8月は円高傾向が強かった。

というわけで、足元のドル円上昇も
前回高値145円くらいまでじゃないかなぁと思っているのですが
今年は例外となるでしょうか。

今夜ドル円めっちゃ強いのよね。。。

※ドル円日足


今夜は米長期債利回りが上昇基調を強めておりドル全面高。
ドルが強いのよね。
なぜ米金利がこんなに上がっているのかはよくわかりません。
今夜は米指標、弱いものが目立っているんです。。

※米国債利回り一覧 長期ゾーンが上昇基調を強めている。。。
 10年金利は4%台へ

米ISM製造業総合景況指数、9カ月連続の縮小-予想下回る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-01/RYPTN4DWLU6801
・米・7月ISM製造業景況指数:46.4(予想:46.9、6月:46.0)
・米・6月JOLT求人件数:958.2万件(予想:960.0万件、5月:982.4万件)
・米・6月建設支出:前月比+0.5%(予想:+0.6%、5月:+0.9%)

指標が軒並み悪いのにドル金利が上がる謎。

米株は今夜、上値が重いです。
調整がきそうなムード。
米株が調整入りとなれば日本株にも注意が必要ですね。


NOTE
RBA理事会 8月会合で利上げはなし 見送られました。

豪中銀、政策金利4.1%に据え置き-引き締め再開の必要性に含み
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-01/RYOTBRT1UM0W01

一部に利上げ期待もあったため失望の豪ドル売り。
豪ドル弱いです・・・・。

中国は相次いで景気支援策を打ち出していますが
豪ドルの弱さをみているとあまり期待できないってことか。

中国政府、景気支援の意向相次ぎ表明-製造業・住宅市場の低迷続く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-01/RYP09VT0AFB401

ユーロドル1.1080ドルショート継続
ドル円141.80円L継続

ポンド円182.30Lは182.69円で手仕舞いました。
ドル高でポンドドルが売られているので。。。

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2023年8月1日火曜日

 今日、週明け31日月曜日は日本株全面高、ドル円上昇。

ドル円上昇は、このニュースがきっかけ。
⬇
長期金利9年ぶり0.6%に上昇、日銀YCC柔軟化-日銀臨時オペ実施
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-30/RYHX05T0AFB401?srnd=cojp-v2
日銀は午前の金融調節で臨時の国債買い入れオペを実施した。
対象は残存期間5年超10年以下で、買い入れ額は3000億円。
臨時オペの通知は2月22日以来。
10年国債を1%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。

円金利は0.6%まで上昇も、日銀が「機動的」オペ。
早速動きました。

厳密に見れば円金利は上昇したままですので
(今日は0.608%でひけた)
日米金利差は縮小しているのですが
日銀が機動的に国債購入に動くのだ、ということを
早速確認したという事実が重要だったようです。

※JGB長期債利回り


※ドル円、クロス円 日足

チャート形状はとても強いように見えます。
クロス円などは絶好の押し目だったようですがどうでしょうか。

今日はドル円を141.80円 ポンド円を182.30円で買い参戦。
ユーロ円も買ったのですが、ユーロドル売り持ったままなので
ドル円買いってことよね、と微益で止めました。

ただ、円高にかける海外勢も増えそうですので
ドル円は今年の高値145円に到達する前には手仕舞ったほうがいいかな。

ピムコは円選好、ブルーベイは日本国債ショート-日銀緩和脱却に賭け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-31/RYNHA4T0AFB401
・UBSグローバル・ウェルス、円強気ポジションは素晴らしい取引
・市場は日銀の決定を過小評価している可能性-ブルーエッジが指摘
~RBCブルーベイ・アセット・マネジメントは
      日本国債のショートポジションを最大に
~シュローダーは日本国債先物の弱気ポジションを増やす

今日のドル円上昇は、ショートカバーにすぎない可能性も。
週明けドル金利はやや低下していますし・・・。

■7月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)42.8 (予想 43.2 前回 41.5) 
ちょっと悪化。

クロス円のカナダ、豪ドルなど資源系通貨の上昇の勢いが大きいのは
中国回復期待がありそう。

中国7月 製造業PMI 49.3(予想 48.9 前回 49.0)お、回復基調に?
    非製造業PMI 51.5(予想 53.1 前回 53.2)

まあ、報道のヘッドラインはネガティブですが。
中国7月製造業PMI、4カ月連続50割れ 刺激策の必要性高まる
https://jp.reuters.com/article/china-pmi-idJPKBN2ZB039

金、原油、銅価格、足元強含んできましたね。
これが資源国通貨高の背景のような気がします。

※通貨インデックス一覧

※ただし、穀物価格は軒並み安。
おそらくこの報道の影響で需給ひっ迫懸念後退。
⬇
ウクライナ産穀物輸出、クロアチアの港利用の可能性で合意=外相
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-croatia-grains-idJPL6N39H0C1?il=0

豪ドルも足元上がっていますが、明日8月1日はRBA理事会。
現行政策金利 4.10% 0.25%引き上げて 4.35%へ?
(予想レンジは4.10%~4.35%、一部で据え置き予想もあり)
前回7月会合では利上げは見送られました。

足元はドル円、ポンド円ロングですが
このまま高値追いできるのかどうか、まだ自信はありません。
今週はBOE,英国の政策会合もありますので
プライスアクションが悪ければ逃げます。

NOTE

■ユーロ圏経済、4-6月はプラス成長-コアインフレなお根強い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-31/RYNL22DWRGG001
Q2 GDP 前期比+0.3%(前回 0% 予想+0.1%)3四半期ぶりのプラス成長
    前年比+0.6%(前回+1.1% 予想+0.5%)
    
ユーロ圏7月CPI 前年比+5.3%(前月+5.5%)軟化
     コア 前年比+5.5%(前月+5.5%)コアが総合を上回る
       
■コロナ禍後の空の旅ブーム、米国で失速の兆し-航空会社業績に暗雲も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-31/RYNQ9EDWRGG001

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