2022年9月21日水曜日

 1・日本の消費者物価指数、予想を上回る伸び
2・米10年実質金利 11年来最高水準へ
3・独8月PPI(生産者物価指数)
3・英国年内0.75%✕2回の利上げ織り込む
************************************************
 1・日本の消費者物価指数、予想を上回る伸び
コアCPI、8月は+2.8%で14年10月以来の伸び 携帯要因はく落で
https://jp.reuters.com/article/japan-cpi-idJPKBN2QK1PX

・総合CPI 前年同月比  3.0%(予想 2.9% 前回 2.6%
・コアCPI 前年同月比 2.8%(予想 2.7% 前回 2.4%)
(生鮮食料品除く)
・コアコア前年同月比 1.6%(予想 1.5% 前回 1.2%)
(生鮮食料品・エネルギー除く)
~日銀が目標とする2%を上回るのは5カ月連続

総合CPIが 3%大台乗せ。コアも2.8%まで上昇してきました。
ただし、変動の大きいエネルギーと生鮮食糧品を除くコアコアがまだ1.6%
原油などエネルギー価格の影響が大きいことが窺えます。

この数字をお受けて今週の日銀で政策の修正が、、、なんてあるわけがないので
ドル円相場はまったく動じることがなく高値圏を維持しています。

日銀の金融政策の変更があればドル円相場には大きなインパクトですが
黒田総裁のブレない姿勢はマーケットに広く認知されているため
思惑が走ることもありませんね。

今週の最大の焦点はFOMCです。
利上げ幅というよりドットチャート。
今回の利上げサイクルの着地点を模索する相場です。
今日WSJのFEDウォッチャーNick記者が再び記事をUP
9月FOMCは0.75%利上げと書いていますが、
0.75%はすでに織り込まれているのでサプライズではありません。
しかし、今夜も米金利は上昇を続けています。

2・米2年債利回り4%へ、大幅利上げ見込み-実質金利11年来高水準

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-20/RIHJXVT0AFB401
米10年債の実質利回り、1.18%に上昇-2011年以来の高水準

実質金利というのは名目金利からインフレ率を引いたものです。
TIPS(物価連動債)が実質利回りそのものを映していますが
これがジリジリ上昇を続けていることもマーケットのネガティブ材料。

こちらは9/8の記事ですが⬇
◆世界の実質金利、プラスに
 2年半ぶり、利上げと景気後退警戒 リスク資産に強い逆風
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64132990X00C22A9ENG000/

なぜ実質金利が重要なのか
わかりやすい記述がありますので抜粋しておきます。

実質金利がマイナスの状態では国債など安全資産で運用した場合の利回りよりも、物価上昇による価値の目減りが大きい。実質的に損となるため、リスク資産への投資を促す効果がある。新型コロナウイルス対応で20年以降に各国が金融緩和を進めたことで、実質金利は大きくマイナスになり、ハイテク株や原油などリスク資産は高騰。ミーム株(はやりの株)や暗号資産(仮想通貨)といった、業績面などの裏付けの乏しい資産まで買われ、過熱感が高まった。

実質金利がプラスになれば投資家のリスク志向は抑えられ、マネーの流れは逆転する。世界の実質金利がプラス圏に向けて上昇し始めた8月から足元(9月2日時点)までのリスク資産の価格推移をみると、ビットコイン(16%安)を筆頭に、原油(12%安)、世界の不動産投資信託(REIT、7%安)、世界株(5%安)とリスク資産が全般的に売られている。


結果上がるのは通貨米ドルだけ~
株などのリスク資産には逆風のフェーズに入っているのです。
というわけでドル高が続きますね。

ドルロングポジションは継続。
豪ドルドル0.6735ドルS
ドルカナダ1.3169ドルL

もうひとつのポジション
ユーロ円143.45円S、なかなか利が乗ってきません。。。
クロス円はドル円が崩れないのでなかなか下がりませんね。
そして、ユーロが足元で下落が止まって下値が固くなっているのです。

3・独PPI、8月も前月・前年比で過去最大の伸び エネルギー高騰で
https://jp.reuters.com/article/germany-economy-prices-idJPKBN2QL0H5
※ドイツ8月PPI 前年同月比 +45.8% (前回 37.2%)
           前月比 +7.9% いずれも統計開始以来最大の伸び

・エネルギー価格の高騰が続いていることが背景 
          
欧州のインフレ、洒落になってないじゃない、、、
ということで欧州の金利がこのところ急伸しているんです。

※主要国2年債(短期債)利回り一覧


※主要国10年債(長期債)利回り一覧
短期金利、長期金利ともに欧州の金利上昇がエグい。

ECBが景気を壊してまで米国の様な利上げができるとは思えませんが、、
イタリアの長期金利上昇みてるとイタリア国債投げ売られているような・・・
主要国金利のトップに躍り出ました。
金利が上がるということは債券が売られているということね。
今度の日曜はイタリア選挙。

イタリア議会選挙まで1週間 EUの結束にも影響か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220918/k10013824331000.html
あのECB総裁として評価の高かったドラギ氏でもとうにもならなかった
イタリアですが、新首相の経済政策はどのようなものになるのか?

ロシアが欧州向け天然ガス供給を絞っていることから
今冬を乗り切れるかどうかも綱渡り。
欧州は買えませんねぇ・・・
           
4・英国年内0.75%✕2回の利上げ織り込む
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-20/RIHXEPT1UM0W01
・市場は年内残り3回のMPCで計2ポイント余りの利上げ織り込む
・0.75ポイントの利上げは1989年以来の大きさとなる
・政策金利は年末までに3.75%、来年3月にも4.5%に達する

英国もインフレが高いためタカ派的金融政策にならざるをえない訳ですが
金利市場が今後の大幅利上げを織り込みに行く過程でも
通貨ポンドが買われない、ってところに不安が・・・

結論
ドル高はまだまだ続きそうです。

NOTE
米が戦略石油備蓄1000万バレル放出へ-EUのロシア産原油禁輸前に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-19/RIH8LIT0AFB401
・EUが12月からロシア産原油の輸入の大半を禁止するのに先立つ措置

 バイデン政権が3月に命じた計1億8000万バレルのSPR放出は当初、
 5月から6カ月間で実施される計画だった。
 
中国の8月原油輸入、ロシア産が前年比+28% サウジ産が最大
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2022/09/408001.php
➡ただし全体の輸入量は減っています。
・中国の8月の原油輸入は、製油所の操業停止や稼働率低下を背景に
4035万トン(日量約950万バレル)と、前年同月比9.4%減少した。
~その内訳として、ロシアとサウジ産の原油輸入を増やしているということです。

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ


2022年9月19日月曜日

 今週20~21日FOMC、Ⅰ%利上げの予想も飛び出し
株式市場に動揺が広がる中、企業業績への警戒も。
輸送株セクターが崩れています。

1・フェデックス株急落、ダウ輸送株も大幅下落
2・今週9月FOMC、HFがドルロング円ショート拡大へ
3・円買い介入牽制と9月日銀金融政策決定会合
4・BOE((英国中銀)金融政策、利上げ幅は0.5%?!
***************************************************
1・フェデックス株急落、ダウ輸送株も大幅下落


フェデックス株が急落、1980年以来の大幅安-通期予想撤回で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-16/RIB2ARDWLU68
・6-8月利益は予想を下回り、通期の利益見通しを撤回-景況悪化で
・世界の貨物需要は著しく悪化-ロバート・W・ベアードのアナリスト

※フェデックス株価 窓を開けて大きく下落

フェデックスの警告は「平手打ち」、景況悪化で企業業績に懸念強まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-16/RIAYBVDWLU6B01
・他の業種や企業でも同様の動きが出ることへの警戒感が強まっている。

物流が縮小しているということは景気が悪いということの証左では?
ということでダウ運輸株も先週末は窓を開けて下落。
他業種でも景気悪化が効いてきて業績の先行き懸念が拡大するのでは?
と警戒が広がったことで米国株全般、センチメントは悪化しています。

※主要米国株インデックス一覧 今週FOMCもありますしねぇ・・・
2・今週9月FOMC、HFがドルロング円ショート拡大へ

9月FOMC.利上げ幅は3会合連続で0.75%になりそうです。
先週の米8月CPIの数字を受けて1%利上げの思惑も広がりましたが、、、

*FedWatch 現在の2.25~2.5%から3.00~3.25%への利上げ確率82%
 
       
ドットチャートも発表されますので
年内12月までにどこまで利上げするのか、
来年23年はどうなる見込みなのかというFOMCボードメンバーらによる
利上げ見通しも重要となってきますが、
先週のCPIの数字を見ても、このところのFRB高官らの発言をみても
9月FOMCで彼らがハト派転換することはほぼ考えられませんので
FOMCに向けて金利の上昇圧力は強いままで
ドル円も145円大台を突破する局面があっても不思議はありません。。。

現時点で年末のFFレート4%台乗せがコンセンサスとなりつつあります。
FedWatchの12月FOMC時点での金利織り込みは
4.25~4.50%が48.7%にまで上昇。
流石に4.5%というのは、、、現在の金利から2%も上。
9月、11月(10月はFOMCがない)12月の3会合で2%引き上げというの💦
0.75%✕2 +0.5% ってことでしょうか。

これをFFレートを先行シて動く米2年債金利が織り込んでいくとするなら
現在3.938%の短期金利が4%4%台に乗せて更に上昇することを意味し、
日米金利差を反映シて動くドル円は145円大台は突破してしまうでしょう。
※米国債利回り一覧


今夜長期債利回りも3.518%まで上昇、2011年来の水準へ上昇してきました。
ドル円相場も先週のレートチェック報道では144円から142円台まで下落したものの
なかなか崩れませんね。。。

2・ヘッジファンドが円ショート拡大-3カ月ぶり高水準、金利差拡大で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-19/RIFR15T0AFB601?srnd=cojp-v2
・円のネットショート、先週1万8836枚増加-昨年3月以来の拡大規模

HF勢がドル円ロング(円ショート)ポジションを増やしています。
先週土曜に発表された13日時点までの投機ポジションは

【ロング 39,323枚    ショート120,015枚    ネット▼80,692】

80,692枚の円ショートです。
この程度だとまだまだ円ショート余地があるんですよね。
過去最高ネット円ショート残は07年6/26の188,077枚

過去ネットポジションで18万枚まで円売りが拡大したことがあるんです。
先週は円ショートが急増シていたことが確認されましたが
まだまだ彼らには円ショート余地はありますので
買い戻しによる円高期待はまだ早いかなぁ・・・・。

というわけでドル円ショート、撤退しています。
今週はドル金利上昇圧力が強いので分が悪い。

介入警戒もあるので、ドル円の急落の期待もあるんですけどね。

3・円買い介入牽制と9月日銀金融政策決定会合

円上昇に備えるヘッジ急ぐ動き-介入警戒と日銀会合の不透明感で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-16/RIAAXLDWX2PS01
・日本の通貨当局の介入に対する警戒感

介入実施は極めて難しいと考えていますが
絶対ないとも言い切れません。

日本銀行は21-22日開催の金融政策決定会合で、
緩和的な金融政策を堅持を発表する見込みですが
明日20日に発表される8月消費者物価指数は強い内容が見込まれています。

・8月CPI前年同月比予想 +2.9%(前回+2.6%)
  コアCPI前年同月比予想+2.7%(前回+2.4%)
コアコアCPI前年同月比 予想+1.5%(前回+1.2%)
 
総合CPIが3%に乗せてくるようなことがあれば
日銀の政策修正思惑も広がりそうではありますが、、、 
日銀が今回政策を変えるとか微修正するという予想はほとんどありません。

今週は日銀の前、水曜に米FOMCですのでまずはここに向けて
ドル円相場150円方向に暴力的に動くようなことがあれば
スピード調整を促す意味で単独介入をやる可能性だってゼロではありません。
岸田政権がそれを望めば実現できますし。
問題は、やることはできても、その効果は限定的で
金融政策と逆方向の介入は市場の信認を損なうだけで
逆効果になるリスクだということです。
それがわかっているならやらないはず、ということですが
牽制球はあの手この手で打って出てくると思われ、
そこは円ロングのチャンスでもあるんですよね。。。

4・今週BOE(英国中銀)会合、利上げは0.5%に留まるか

インフレ率が高い英国。
※英CPI
インフレ抑制のために大幅利上げを発表するとの観測がやや後退しているようです。
というのも景気が、、、

英小売売上高、8月は前月比ー1.6% 物価高が消費抑制
https://jp.reuters.com/article/britain-august-idJPKBN2QH0HN
英・8月小売売上高(自動車燃料含む):前月比▼1.6% 21年12月以来最大の減少
                 (予想:▼0.5%、7月:+0.4%←+0.3%)
    

           
ということで利上げ幅は0.75%か0.5%か、、、0.5%になりそう?

UK rate futures switch bets to half-point BoE rate rise
https://www.reuters.com/markets/rates-bonds/uk-rate-futures-switch-bets-half-point-boe-rate-rise-2022-09-16/

となるとポンドの下落トレンドは続きそうですね。

※ポンドドル 月足
ポジション、ドル円ロングを一時撤退。
ドル円143.50円S ➡ 143.12円手仕舞い
ユーロ円143.45円S 継続 リスクオフ継続なら下がるのでは・・・?

豪ドルドル0.6735ドルS継続
ドルカナダ1.3169ドルロング(カナダショート)新規

カナダショートは原油下落もあって妙味ありとみた。

NOTE
中国が通貨防衛を強化-予想より元高の中心レートや元安けん制
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-19/RIFXAAT0AFB401
中国もいろいろ大変、、、資本流出、通貨安防衛を強化。

ポンドも、カナダもそうですが、通貨安に困っているのは日本だけではありません。
英国もカナダも豪州も、、、日本以外の先進国は利上げしているのに通貨安です。
それってかなり大変な事態よね。
日本は緩和を止めて利上げすればあっという間に円高が来ると思います。
その時を迎えるまで、この円安を活かして日本に巣食うデフレマインドを完全に脱却し
賃金上昇まで見届けたいわけです。米国から円安に文句を言われない今のうちに、ですね。

今週の予定

◆20日(火)
日本消費者物価指数(8月)
中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 1年・5年)
カナダ消費者物価指数(8月)
第77回国連総会一般討論(26日まで)

◆21日(水)
米FOMC、パウエルFRB議長記者会見、経済予測公表
G20貿易投資産業担当相会合(23日まで)

◆22日(木)
日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁記者会見
日銀「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」公表
トルコ中銀政策金利
スイス中銀政策金利
ECB経済報告
英中銀政策金利
ユーロ圏消費者信頼感(9月)
米景気先行指数(8月)
国際連合安全保障理事会、ウクライナ巡る閣僚級会合

◆23日(金)秋分の日祝日:東京休場
【先物・オプションの祝日取引開始】
フランス製造業PMI速報値(9月)
ドイツ製造業PMI速報値(9月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(9月)
英国製造業PMI速報値(9月)
米国製造業PMI速報値(9月)
パウエルFRB議長、Fed Listens イベント開会挨拶

◆24日(土)
英労働党大会(28日まで)

25日(日)
イタリア総選挙

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

2022年9月16日金曜日

 1・日本の8月貿易赤字 過去最大2兆8173億円 
2・米経済指標まちまちもドル金利上昇、株下落
3・中国の主要銀行、預金金利を一斉引き下げ
***************************************
1・貿易赤字が過去最大2兆8173億円 8月、資源高・円安で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA14BTU0U2A910C2000000/
・比較可能な1979年以降で単月の過去最大
・赤字は13カ月連続、15年2月までの32カ月に次ぐ過去2番目の長さ

・UAE中心に原油を含む原粗油輸入が90.3%増。
・オーストラリアから中心に液化天然ガス(LNG)2.4倍、石炭 3.4倍増。

・輸出額は22.1%増の8兆619億円、18カ月連続で前年同月を上回るも
・数量ベースでは1.2%減、6カ月連続の減少

以下、日経コメント欄から抜粋
【第一生命経済研究所の永濱氏】
8月輸出数量指数を計算すると、明確に増えているのは、経済が過熱している米国のみで、
アジア向け、中国向け、EU向けは低下しています。
中でも、特に8月分の落ち込みが大きいのがEU向けの輸出数量で、
季節調整済み前月比で▲18%近い落ち込みとなっています。
~EU経済が相当悪くなっていることが推察されます。

【日本経済新聞社 特任編集委員 滝田洋一氏】
輸入増の大半は石油、ガス、石炭だった勘定

日本の貿易赤字が大きいということは
すなわち円売りドル買い需要が大きいということです。

レートチェック、介入示唆で市場を牽制したところで
実需は為替水準は関係なしに必要なエネルギー輸入をしなければなりませんので
なかなかドル円相場は大きくは崩れないということでしょうか。

しかし、原油も小麦も下がったんですけどね。
ガスがなぁ。。。欧州ガス危機のせいでLNG需要が増大、
これで日本が買わなくちゃいけないLNGが上がっちゃったんですよね。

でも、欧州がガス価格上限設定案を検討するなどの報道で足元では
欧州カス価格急反落しているんです。

EU理事会、エネルギー価格高騰への介入策の必要性で一致、9月末までの合意を目指す
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/09/d92bd9bd3f3a6486.html

天然ガス・LNG関連 週次価格動向
https://oilgas-info.jogmec.go.jp/nglng/index.html
オレンジのラインがJKM 日本に届くLNGの価格指標です。
8月に急騰していましたが足元下落してきています。

これで9月の輸入コストが抑えられれば貿易赤字は8月よりは縮小すると
思うんですけどね、、、どうかな。
となればドル円も上値は限定的のはず(ポジショントーク)

ドル円143.50円S
ユーロ円143.45円S継続 他のクロス円下げてるのにユーロ円下がんない:-(

2・米経済指標まちまちもドル金利上昇、株下落

・8月小売売上高:前月比+0.3%(予想:▼0.1%、7月:▼0.4%←0.0%)
・8月小売売上高(除自動車):前月比▼0.3%(予想:0.0%、7月:+0.4%)

・8月鉱工業生産:前月比▼0.2%(予想:0.0%、7月:+0.5%)
        ~7月はプラスでしたが、8月マイナス圏へ・・・
        
・8月設備稼働率:80.0%(予想:80.2%、7月:80.2%←80.3%)
        ~予想を下回る
・7月企業在庫:前月比+0.6%(予想:+0.6%、6月:+1.4%)
        ~予想に一致も伸び鈍化

・9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:▼9.9(予想:2.3、8月:6.2)
・9月NY連銀製造業景気指数:▼1.5(予想:▼12.9、8月:▼31.3)

フィリー指数は予想を大きく下回る悪化も
NY連銀の方は前月の大きなマイナス幅を大きく縮小させる好結果(とは言えマイナス)

・米・8月輸入物価指数:前月比▼1.0%(予想:▼1.3%、7月:▼1.5%←▼1.4%)

先週分新規失業保険申請件数:+21.3万件(予想:+22.7万件、前回:+21.8万件

※米国債利回り一覧 
※米国株主要インデックス一覧  下落トレンドですよね。。。
3・中国の主要銀行、預金金利を一斉引き下げ-2015年以来初めて
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-15/RI8TVBDWLU6801
・中国銀行や工商銀行など主要7行が実施、景気てこ入れ狙う
・人民銀の利下げが波及、今後数カ月で銀行はLPR引き下げも-劉氏

主要7行は15日、当座預金や3カ月物、5年物を含む一連の金融商品について
預金金利を一斉に引き下げたとのことですが、
各所で都市封鎖が繰り返され、需要が喚起されない状況でこれが
景気刺激になるかというと疑問。逆に海外への資本流出を招くリスクも高いのでは・・・?

人民元は一段安。
中国の不調のせいでしょうか。
オセアニア、資源通貨も同じように下がってきました。

※ドルストレート通貨一覧日足

ドル高トレンド回帰か。調整短かったな。。。
昨日ポンドドルショートを手仕舞ってしまったわぁ~後悔。

豪ドルドル0.6735ドルで売り参戦。

中国の不調、コモディティ安、
コロナ禍の上昇幅に対しての半値押しレベルを割り込んだなど。
カナダドルも同様でコロナ禍反発上昇の半値押しレベルを今にも下回りそう。
キウイはとうの昔に下回って下落加速。
カナダやキウイ売りでも良さそうですが
ユーロが何故か小動きで下がらない。。。
特別になにかユーロ買い戻しのフローでも出てますか??

一度は落ちついた小麦、大豆、コーンなど穀物価格ですが、ここからのリスクは?
エネルギー価格との関係含め小菅努氏に解説いただきました

【ひろこのスペシャリストに聞く!】

解説:マーケットエッジ代表 小菅努氏
<干ばつ・洪水、深刻化する気候変動問題>
『食料危機とエネルギー危機』
https://youtu.be/hygieLrac6k
◎世界同時干ばつの恐怖
◎ラニーニャ現象+気候変動問題
◎異常気象が一般化・深刻化

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

2022年9月15日木曜日

 ドル円相場、トップアウトしたか?
きっかけは日銀のレートチェック。
実弾介入があったわけではありませんが、そこそこ効いているようです。

1・日銀「レートチェック」でドル円下落
2・米企業物価指数2ヶ月連続マイナスで米金利上昇一服
***************************************
1・日銀「レートチェック」でドル円下落


日銀が「レートチェック」 為替介入の準備か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB144B50U2A910C2000000/

レートチェックとは日銀が民間銀行に対して現在の相場水準を尋ねることです。
為替市場で介入が実施される際に、日銀がどのレベルでドル売り(円売り)介入を
するかを決定するために行うもので「介入の準備」と捉える向きもありますが、
レートチェックがあったからといって
必ず為替介入が実施されるというものではありません。

過去にもレートチェックの噂が市場を駆け巡ったものの
介入が実施されなかったケースは多く、(今日もそうでした)
レートチェックは当局が現在の為替水準や値動きを強く警戒しているという
市場への警告にすぎません。

そもそも日銀が継続する金融緩和政策は円金利を低く抑えるものですから
米国の利上げによって日米の金利差が拡大するため
円が売られドルが買われるのは当然のことで、
本当に円安で日本が困るというなら金融政策を変えればいい話ですが
黒田総裁は円安が日本経済にとっていいという趣旨の発言をしており
政策を変更する素振りは微塵もありません。

現在の金融政策とは反対方向である円買い介入は整合性が取れないため、
日本当局が実際に介入に踏み切ると考える関係者はあまり多くはありません。

しかしながら、ドル円相場はレートチェック実施の報道以降、下落が続いています。

当局が警戒し、牽制しているのは投機的なスピードでの円安ですね。
先週は1週間で5円程円安が進行しましたので
こうなると企業があらゆる計画を立てにくくなり
経済活動がシュリンクするリスクにも繋がります。

というわけで急速な為替の変動に対してはこれを容認できない、
という強いメッセージを市場に発信しました。

今日14日(水)は、夕方にも鈴木財務大臣が記者団に
介入の可能性を改めて示唆しています。

為替介入「やるときは間髪入れず瞬時に」、鈴木財務相が円安けん制
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-14/RI70UDDWX2PS01
・「あらゆる手段を排除することなしにやるべきことをやる」
・黒田総裁は記者団に語らず、日銀は「レートチェック」を実施

金融政策の方向に反する介入はないと市場が楽観していますが
145円を突破しあっという間に150円に到達するような乱暴な円安が進めば
絶対に介入はしないだろうと断言できるものでもありませんね。

いつでも介入できる準備は整えたぞ!と当局が発信シている以上、
この先、投機による円売りは手控えられると考えます。

貿易に絡む実需の円売りドル買いは粛々と出続けるため
これがドル円の押上げ要因ではあるのですが
こうした実需玉によって1週間に5円も動くことはありません。

流石に先週のドル円上昇は投機的でした。
こうした投機筋の暗躍を止めたかったものと思います。

というわけでドル円143.92円Lロングは
コスト付近においたストップロスがHIT
あっけなくポジション消滅。
ちょっと悩んで
143.50円でドル円をショート
143.45円でユーロ円をショートしました。
流石に8ヶ月で30円上がった相場は終盤に近く、
日本の介入を辞さぬ当局のスタンスに向かう投資家は少ないのでは・・?
と、こうして書いていて思ったんですが、
ドル円とユーロ円のレート、ほぼ同じじゃないですか・・・。
どちらも今143円台なんですね(゚ロ゚)w

ポンドドル1.1588ドルSは1.1571ドルで買い戻しました。
利益がどんどん削られてしまったので利益のあるうちに撤退。
今夜はドルが再び下落基調にあります。

今日のドル円の下落の日銀のレートチェックが
影響しているわけではないのですが、
今夜はドルストレートでもドル売りが旺盛、
ドル独歩安ですね。

※通貨インデックス一覧

その背景に、今夜の米PPIの数字が軟調だったというニュースが。

2・米生産者物価指数、2カ月連続でマイナス-燃料コストの低下続く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-14/RI79ILDWX2PU01?srnd=cojp-v2

米・8月生産者物価指数:前月比▼0.1%(予想:▼0.1%、7月:▼0.5%)
           :前年比+8.7%(予想:+8.8%、7月:+9.8%)
       コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、7月:+0.3%←+0.2%)
           :前年比+7.3%(予想:+7.0%、7月:+7.7%←+7.6%)
          
・2ヶ月連続低下は燃料コストの低下が続いたことが背景
・食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.4%上昇
・財の価格は低下、サービス価格は3カ月ぶりの大幅な伸び

変動の激しい燃料や食品を除いたコアインフレは伸びが拡大していますし
FRBの利上げ加速の思惑が変わるような数字でもないのですが
今夜は米金利上昇が一服。
流石に昨日のCPIで大きく動きすぎた分の利食いも入ったか。
PPIを受けてドルが軟化。
米株も下げ止まりを見せています。
米株が底入れしたわけでも、ドル金利上昇が止まったわけでもありませんが
ポンドドルに関してはコロナショックの安値に面合わせした水準で
下げ止まって下がりにくくなっている印象ですので
もっと反発が大きくなるかもしれませんね。

ドルストレート通貨は戻り売り目線ですが、一旦仕切り直します。

NOTE

IEA、世界石油需要見通し下方修正-中国で30年ぶり需要減
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-14/RI70UDDWX2PS01

原油が軟調であることは、円売り要因のひとつがなくなることでもありますが
貿易収支に反映されるのはやや時間がかかるか。
また、米インフレの低下圧力にもつながるはずですが
家賃とか別の分野での粘着性インフレとなっているので
なかなか原油安だけでは米国のインフレを抑え込むのは難しいようです。

EU、エネルギー取引の追い証規則緩和を提案-文書
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-14/RI6ZGYDWX2PS01
これ、どうなるんでしょうね。。。

さて今週の【ひろこのウィークリーゴールド】
Seahawk代表 成田博之氏解説!

<金相場、動意づくのはもう少し先か>
『ゴールド 嵐の前の静けさ』
https://youtu.be/Tu-1Vpxnup0
◆ COTレポート分析
◆ ゴールドETFのデータ分析
◆ TIPとNY金先物の逆行
◆ NY金先物とユーロのスプレッド

一旦下がりそう、と分析されていましたが
早速今夜のCPIでゴールドも下落中。。。。

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ




2022年9月14日水曜日

 米8月CPI発表を受けてマーケット全般一転リスクオフに。大荒れです。
しかし、一時期は雇用統計で為替が動きましたが、今はCPIですね。

[米8月CPI予想に反して上昇、金利急上昇]


米・8月消費者物価指数:前年比+8.3%(予想:+8.0%  7月 +8.5%)
            前月比+0.1%(予想:▼0.1% 7月 0.0%)
           
       コアCPI:前年比+6.3%(予想:+6.1% 7月+5.9%)
            前月比+0.6%(予想:+0.2%  7月+0.3%)
           
米CPI、8月は予想上回る伸び-大幅利上げの可能性強まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-13/RI5ESADWRGG501
ガソリン価格は前月比で10.6%低下し、過去2年余りで最大の下げ
しかし⬇
・食品コスト:前年同月比 +11.4%(1979年以来の大きな伸び
・電気代:前年同月比 +15.8%(1981年以来の高い伸び率
・CPIの約3分の1を占める住居費:前月比+0.7%、前年同月比+6.2%
                   (90年代初期以来の伸び

「ガソリン値下がりで他の価格も下がると多くが見込んでいたが、
 コアCPIが驚くほど強かったことは、今や賃金が
 インフレの主要なけん引役となっていることを示している」

 
インフレのさらなる鈍化を見込んでいた市場はひっくり返りました。
インフレが加速していたからです・・・
特にコアCPI、前月と比べて0.6%もインフレが加速していました。

これを受けて金利先物市場では
9月FOMCでの0.75%利上げを100%織り込んでいます。
一気に1%利上げするという予想も出てきましたよ・・・💦

FedWatchツールを確認すると・・・・

なんと年内4.25%までのFFレート引き上げ予想が大勢に。
11月時点で4%に到達する予想、ということは
9月0.75%利上げで3.25%に
11月0.75%利上げで4%に
そして12月0.25%利上げ、、、?!

そりゃ市場金利も大きく反応します。

※米国債利回り一覧
なんと1年債の利回りが3.909%で10~30年債利回りより圧倒的に高い(゚ロ゚)w
これはどういうことなんでしょうね・・・?AM1:30

FFレートを映すのが2年金利と言われていますが
2年金利は3.764%、急速に上昇しています。
この後もまだまだ動くと思いますのが、
年内4.25%までのFFレート引き上げ予想がこのまま変わらないとするなら
2年債利回りは4%を超えてくるでしょうから
ドル円相場もこれに連れて上昇することになります。

今年のドル円相場は日米金利差、特に2年債の金利差に相関が強い。
これは今年の金融市場が米国のインフレと金融政策が主軸テーマだからですね。

そうなると、ドル高の修正局面は終わりです。

ドル円ショートとポンドドルロングポジションは
ポジションコストより上の水準(辛うじて利益になる水準)に
ストップ注文をおいてありましたが、CPI発表直後にポジション消滅しました。
そこそこ利益になっていたのに利益を吹き飛ばして終了。
しかし、ストップをおいて置かなかったら
かなりのマイナスになっているところでした。
やっぱりストップ注文って大事ね。

その後、です。
あらゆる市場で瞬時に暴力的なドル高となったのですが
ちょっと悩んで、再度ドルロング方向にポジションを切り替えることに。

ドル円143.92円L
ポンドドル1.1588ドルS

ドルロングポジションならユーロでもキウイでも良かったんですが
反射的にポンドにしちゃった。。。これが正解かどうかまだわかりません。
キウイのほうが良かったような気もする、、
明日以降キウイの戻り売りの好機を探します。

ボラティリティが大きいので
コストを割れるようなら上記ポジションはすぐに撤退して仕切り直します。

※通貨インデックス一覧、ドル独歩高キウイは今年の安値割れ目前
米株大きく崩れています。
※主要米株インデックス一覧 200SMAまでも戻らなかった・・・
ダウ880ドル下げてます、AM1:00
ナスダックは4%を超える下落。

明日の日本株も寄り付きはギャップダウン覚悟ですが
米株程には心配していません。
金利が上がり通貨が上がり企業業績を圧迫されるのは米企業。
日本企業は円安の恩恵が大きい。

時間差伴いプラス効果拡大 円安と日本企業
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD3149H0R30C22A8000000/

1ドル140円定着なら、今期経常益8%増に拡大~トヨタ4500億円上振れ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64264530S2A910C2DTA000/
23年3月期の東証プライム企業の経常利益(市場予想を含む)は48兆円の見通しで、
単純計算すると経常益は51.5兆円と約3.5兆円押し上げられる。
~トヨタ自動車は対ドルで1円円安が進むと営業利益を450億円押し上げる

しかし、くりっく365FXの個人のポジションは円買いなのね。

日本の個人投資家、24年ぶり安値水準でも円買い越し-取引所FX
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-13/RI2U78DWRGG001

https://moneyworld.jp/tools/usd_position_statistics
ゼロラインから上のグラフは円ショート、ドル買い。
ピンクのCME市場の投機筋、
青の日本の店頭FXポジションも円ショートですが
緑のラインだけが下に伸びています。
これは円ロングポジション。なぜ金融取引所の取引所FXのくりっく365の
顧客は円を買っているのかは不明。この傾向は過去3年ずっと同じですね。
これだけドルが上がっていても、円ロングを手仕舞っていないということです。

これ、どれだけ上がっても手仕舞われることがないのかもしれません。
なぜかは解りませんが、根雪のような円買いポジションですね、これ。
この日本の個人の塩漬けポジションが踏まされることでの
ドル円の一段の上昇を期待はしないほうがいいでしょう。
しかし、これだけの長期投資家層がネガティブスワップポジションに耐え、
この上昇でも全くポジションを解消しないというのは不可解ではあります。

今週の【ひろこのウィークリーゴールド】
Seahawk代表 成田博之氏解説!
<金相場、動意づくのはもう少し先か>
『ゴールド 嵐の前の静けさ』
https://youtu.be/Tu-1Vpxnup0
◆ COTレポート分析
◆ ゴールドETFのデータ分析
◆ TIPとNY金先物の逆行
◆ NY金先物とユーロのスプレッド

一旦下がりそう、と分析されていましたが
早速今夜のCPIでゴールドも下落中。。。。

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

2022年9月13日火曜日

・円軟調もクロス円新高値更新、リスクオン相場?
   ~ドル高修正続く、ポンドなど買い戻し基調強める
**************************************************
ドル円軟調もクロス円新高値更新、リスクオン相場?


クロス円が強い。
週明12日(月)キウイ円、豪ドル円、ユーロ円などが今年の最高値更新です。

クロス円が強いってのはリスクオン相場ってことでいいのかしら?!
いわゆる円キャリー・トレードが旺盛ということですね。

ただし、ドル円は上値が重い。
これは先週末から始まった「ドル高の修正」

※通貨インデックス一覧
ドルインデックスのみ下落。
ユーロもポンドもオセアニア、カナダ、
スイスフランインデックスまで上がっています。
円インデックスは方向感がない。

つまりドル安、他通貨高でクロス円は他通貨高の引っ張られているわけね。
しかし、ドルが弱いのでドル円は上がらない。
ドル円が円高気味でもリスクオン相場、日本株市場は強かった。

※日本主要株価インデックス 
移動平均線は200日と50日なんですがマザーズ指数以外ゴールデンクロス。
マザーズも8月高値を超えてくるようなら今年2月と6月安値でWTIボトム完成か?

9月はアノマリー的に米株のパフォーマンスが弱いということもあって
ジャクソンホール会合でFedパウエル議長が市場の楽観に水を差してからは
下落方向への警戒が強かったのですが、
相場は悲観の中から生まれるということでしょうか?
Fedのスタンスが変わったわけでも、
新たな買い材料が出たわけでもないのですが
先週半ばから米株も反発上昇が続いています。

※米主要株価インデックス 

こちらも200SMAと50SMAを表示していますが
日本株と違ってゴールデンクロスには至っていません。
ひとまず200SMA(ピンクライン)まで上昇したところで
上値が抑えられそうですね。
200SMAを超えてくるとまた違った景色が見えてきますが
その後のことはその時に。

ドル円143.20円のショートは東京時間の上昇で同値撤退させられましたが
再び下げてきたので142.95円で再度売り直しました。
コストは悪くなっちゃいましたが、、、、

ポンドドル、ユーロドルなどドルストレート通貨は
今日の東京時間オープンで窓開け上昇で寄り付きました。
昨日のブログでポンドドルのチャートを取り上げましたが
ポンドが戻りが大きくなりそうなので
1.1616ドルでポンドドルのロングを作っています。

NOTE

◆入国者数の上限撤廃へ 政府、10月にも 個人旅行解禁も
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d41e1f940a340daf30824003d637468ed336b28
1日当たり5万人としている入国者数の上限を10月にも撤廃する方向で調整に入った。
~早ければ9月中に最終判断


今月7日から入国者数上限をこれまでの2万人から5万人へと引き上げています。
これが早ければ10月にも上限撤廃となりそう。

このニュースはドル円の上値を重くします。
海外から日本に入国する際は、外貨を日本円に替えて日本で買い物をしたり
サービスを受けたりするというわけで、インバウンド需要は円買い要因。

ドル円145円近辺というのはやはり今年の高値になるのではないでしょうか。

◆急激な円安、日銀が静観できる理由
インフレが緩やかな限り日本は円安を恐れる必要がない
https://jp.wsj.com/articles/bank-of-japan-can-stomach-weak-yen-11662676591?mod=trending_now_news_5
~これまでの円安進行(その時点で1ドル=132円程度)によって、企業利益には差し引き約1兆円、対国内総生産(GDP)比で約0.2%に相当するプラス効果が期待できると推定している。


円安悪玉論が連日メディアに踊っていますが
プラスの効果が大きいことを理解することがとても重要です。

日本株が米株をアウトパフォームしているのは円安効果ですよ。

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

2022年9月12日月曜日

 1・岸田首相との会談後の黒田総裁コメントでドル円下落?
2・FRB高官らのタカ派発言にも株高、ドル安
3・ECB理事会0.75%利上げ、ユーロ反発基調
4・エリザベス女王逝去
*******************************************
1・9/9(金)黒田総裁「1日に2-3円動くのは急激な変化」-首相と会談

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-09/RHX8E9T0AFB401
急激な為替変動は将来の不確実性高め好ましくない、動向を注視
為替市場動向も説明、岸田首相からは特段の指示や要望はなかった
~両者の会談は6月20日以来、4度目。

8日(木)には 財務省と日銀、金融庁の3者会合が開催され
神田財務官が、最近の円安進行は「明らかに過度な変動」とし
「動きが継続すればあらゆる措置を排除せず必要な対応を取る準備がある」
と述べていますが、為替市場がこれに反応することはありませんでしたが。。。

黒田総裁のコメントが効いた、というより
あらゆる市場における「ドル高の調整」だったような印象です。

というのも、9日東京時間オープンから、特に材料もないのに
あらゆる通貨ペアで一斉にドル高の修正が起きていました。

※ドル円、ドルストレート通貨 15分足

ドル安が起きていたのはドル円相場だけではありませんでしたし
そのタイミングはきれいに東京時間オープンの9時から始まっており
黒田日銀総裁のコメントとは関係がなかったのです。

果たしてこのドル高の修正は、週末に向けての一時的な動きだったのか。
それともなにか大きな変化が水面下で進んでいるということなのか。

気になるのは、先週末はFRB高官らによる相次ぐタカ派コメントでも
ドルはそれほど大きく買われることがないまま1週間を終えたことと
株式市場が彼らのタカ派コメントに動じることがなかったということです・

2・FRB高官らのタカ派発言にも株高、ドル安

◆ウォラーFRB理事
「9月FOMCでの再度の大幅利上げ支持する」
「少なくとも来年の序盤までは利上げを継続することが好ましい」

◆ブラード・セントルイス連銀総裁
「9月FOMC、75bpへの傾斜をより強めているところだ」
「政策金利はより長期間、より高い水準に設定されていなければならない」

ところが米株は上昇継続、反発のフェーズへ
※主要米国株インデックス
この反発はひとまず200SMA(ピンクのライン)までかと思います。
ここを超えてくるとまたムードが大きく変わると思いますが。。。

風向きが変わった背景には欧州や英国などの動向に
市場のテーマがシフトしつつある、ということなのでしょうか?
先週は木曜にECB理事会、そして英トラス新首相誕生、エリザベス女王逝去など
欧州、英国からのニュースも多かったですね。

3・ECB理事会0.75%利上げ、ユーロ反発基調

◆9月ECB理事会、政策金利0.75%引き上げ決定 1.25%へ
 ~ユーロ発足後0.75%利上げは初めて
 
◆経済・物価見通し
インフレ率 22年 8.1%、23年 5.5%に上方修正 24年2.3%に鈍化
成長率 22年3.1% 24年0.9%に鈍化

発表直後は、想定の範囲内の結果とあってユーロは下落するのですが
市場ではECBのさらなる大胆な利上げを見込む声が強まっています。

10月も0.75%、12月に0.5%、来年第1四半期に0.25%との見方も。
10月の0.75%織り込みは60%程度まで上昇しています。

かといって米国の利上げペースを超えることはないでしょう。
本格的にユーロが買われる理由にはなりません。
あくまでイベントをきっかけにした「揺り戻し」に過ぎないと思いますが。

4・エリザベス女王逝去、19日国葬

トラス新首相の任命からわずか2日。エリザベス女王が8日崩御。
今年2月に新型コロナウイルスに感染されても無事回復されていたのですが
今回はあまりに急なことで驚きを隠せません。
市場への影響があるとは考えていませんが、
エリザベス女王の崩御で10日間は喪に服す、ということで
英政府関連の一部業務が停止しています。

これにより15日に予定していたBOEの金融政策委員会(MPC)を
1週間延期し9月22日とすることになりました。

先週6日就任したトラス新首相は早速光熱費抑制策を打ち出すことを表明。
今年の冬から来年の冬にかけて18カ月間、家庭用電気料金を現行水準で凍結
することを計画しているようです。
費用は1000億─1300億ポンド(およそ16兆930億円)の見込み。
これによって今後数四半期に英経済が景気後退に陥る可能性は
薄れるとの見方もありますが、この政府融資は今後10~20年にわたり、
顧客の料金に上乗せする形で返済されることになるということで
英経済の力強い成長は長期的に見込めないという話でもあります。

エネルギー問題解消のためにシェールガス採掘、
北海油田ガス田再開発に乗り出すという計画も。
脱炭素計画は一旦棚上げでしょうか。

英トラス政権、国内シェールガスと北海油田開発へ 自給自足狙い
https://news.yahoo.co.jp/articles/92168564ef5a3bc7994e6385f8a5113431732ea6

ただし、こうした転換に否定的な声もあがっているようです

ポンドにとってプラスになる話ではありませんが
これまで売り込まれてきたポンドをひとまず買い戻すきっかけに
なった可能性はあります。

それとテクニカル的に20年3月のコロナショックの安値と面合わせした、
という事象もポイントで、一旦買い戻そうという向きがあっただろうことは
想像できますね。

※ポンドドル コロナショックの安値付近で止まって反発中
かといって、ポンドもまた力強い買い材料があるわけではなく
あくまでこれまでのドル高の調整が入っているだけでしょう。
戻りの目安はフィボナッチリトレースメントを参考に。

それは豪ドルドルやカナダドルのチャートからも同様のことがいえますね。

※豪ドルドル日足  
コロナショックの安値からの反発の上昇に対しての50%押しレベルで反発
戻りの目安はまずは200SMAまでか
※カナダドル日足 豪ドルドルを同じ
ビル・グロス氏はこんな事を言っていますが、、、

◆グロース氏、急落したポンドをロングに-ドルは過大評価
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-08/RHWUKYT1UM0Y01

しかし、サマーズ元財務長官はドル高はまだまだ続くと指摘しています。

◆ドルには「並外れた強み」、日本が介入しても勝算乏しい-サマーズ氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-09/RHYB22DWRGG001
ドルには一段の上昇余地がある
「ひどく高価な外国産エネルギー」に依存していない

私もユーロやドルには買う材料が乏しくドルが強い相場が
結局続くような気がしていますが、
ドル円に関してはわかりません。
わずか8ヶ月で30円も円安ドル高が進んでいます。
調整が入る時はかなり大きくなりそうな気がするんですが、、、
それが今じゃないにしても。

ポジションは大きく変わりました。
ドル円ショートになっています。

ドル円139.26円L ➡ 143.20円近辺で手仕舞い、ドテンショート
ポンド円L 162.34円 ➡ 165.24円手仕舞い
NZドル0.6375ドルS ➡ 0.6089ドル手仕舞い

ECB理事会のあとユーロドルを  0.9992ドルでショートしましたが
東京時間の上昇で踏み上げられ1.0035ドルでロスカット。

短期的にはドル高修正方向のポジションを構築します。

今週のイベントでは米CPIに注目しています。
7月の米CPIは前年比+8.5%と6月の+9.1%から大きく鈍化しましたが
8月、さらに鈍化していればドル高基調の修正が強まる可能性も。

原油、ガソリン価格が下がっていますので
8月CPIは前年比+8.1%と更に鈍化する予想になっています。
もしCPIが鈍化したところで9月FOMCの利上げ幅は0.75%で、
この市場コンセンサスが変わることはないと思いますが。

****今週の主な予定*****

英国は9~19日まで服喪期間となりますが
服喪期間中の英経済指標が発表されるかどうかわかりません。
BOE理事会は15日➡22日に延期が決まっています。

12日(月)
中国・香港市場は中秋節のため休場

13日(火)
日本国内企業物価指数(8月)
ドイツZEW景況感指数(9月)
ユーロ圏ZEW景況感指数(9月)
米消費者物価指数(8月)
OPEC月報

14日(水)
英消費者物価指数(8月)
米生産者物価指数(8月)

15日(木)
NZ GDP(第2四半期)
豪雇用統計(8月)
米小売売上高(8月)
米NY連銀製造業景気指数(9月)
米フィラデルフィア連銀景況指数(9月)

16日(金)
中国小売売上高・鉱工業生産(8月)
英小売売上高(8月)
米ミシガン大学消費者信頼感(9月)
ロシア中銀政策金利
北大西洋条約機構(NATO)会合(18日まで)

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社