1・インフレはピークアウト?
2・Q2決算シーズン、業績見通し下方修正リスク
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1・インフレ期待今やピークか-バリュー株やTIPS、商品に変動予兆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-29/RE8QPST0G1KY01
・債券投資家は2013年以降最も速いペースでインフレヘッジを解消
・ウェルズ・ファーゴは長く続けてきたバリュー株選好の方針を転換
・全体の需要は鈍化し、コア消費財の物価圧力もよりデフレ気味になりつつある
米個人消費、1-3月確定値は大幅下方修正-米経済の減速浮き彫りに
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-29/RE7KYUT1UM0W01
インフレ高止まりが続いた影響もあり米国の消費が冷え込んでいることが
あらゆる経済指標で確認され始めています。
またドイツの6月インフレ率は予想を下回りました。
ドイツのインフレ率、予想外に鈍化-政府の一時的な支援措置が効果
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-29/RE8MVYT1UM0W01
6月のEU基準CPI上昇率 8.2% (予想 8.8% 前回 8.7%(前年比)
スペインのインフレ率が10%に上昇、ピーク期待後退-欧州債上げ縮小
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-29/RE8DQFT1UM0Y01
欧州は全体としてインフレがピークアウトしたというには
時期尚早可かと思いますが、
債券市場をみると、主要国の金利が絶賛低下中。
※主要国長期債利回り一覧
これって、、、景気後退を織り込む動き?
あるいは半期末なのでリバランスの影響なのか?
ドル金利も低下しているのですが
※米国債利回り一覧 長期ゾーンが上がらなくなってきた為替市場ではドル独歩高の様相を呈しています。
※通貨インデックス一覧
これがリバランス需給によるものなのか、
あるいはリスクオフでのドルへのレパトリの影響なのかは
わかりませんが、結局ドル高です。
これで今夜ドル円相場は一時137円大台にタッチ。
今日はポンドドルを1.2199ドルで
ユーロドルを1.0515ドルで売り参戦しています。
テクニカル的に弱いということもありますが
特にユーロは利上げが見込まれているというのにまるで上がらない。
リバランス警戒で様子見していると乗り遅れそう、、、。
2・JPモルガンも追随、大手ハイテクの業績見通しを下方修正-決算控え
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-29/RE8NNKT0G1KW01
・アマゾンやアルファベット、エヌビディアが過去1カ月に修正の対象
・来月から始まる4-6月(第2四半期)決算シーズンを控え、
アナリストは楽観的な見方を後退させ始めている
今夜も米国株市場は弱いですね。
これから始まる4-6月期決算発表では業績見通しの下方修正が
相次いで出てくるというリスクに備えよ、ということか。
日本株市場では7月8日のETFを分配金の捻出売リへの警戒も出てくる次期。
8000億~1兆円規模になるとも言われています。
日本株市場は円安が支えではありますが
ETF分配金捻出売りはテクニカル的に出てくるものですから
これに巻きこまれたくないという投資家がその前に売ってくる可能性が高く
そろそろ高値追いには警戒しなければならないでしょう。
今週のひろこのスペシャリストに聞く!は大倉キャプテン登場!
豊トラスティ証券 シニアFXストラテジスト 大倉たかし氏
<景気後退はテールリスクなのか?>
『円安の臨界点』
https://youtu.be/u7_zE98h6EI
◎米国株はベア相場入り?
◎本当のテールリスクは今市場は景気後退懸念を強めていますが
もはや景気後退ハテールリスクではない、と大倉さん。
大倉さんが懸念するテールリスクは世界恐慌?!
その時、円はどうなる?
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