2013年3月11日月曜日


雇用統計のポジティブサプライズ、ダウ4日連続史上最高値更新とあって
今日の日経平均もプラス圏維持。
しかしドル円はさすがに一服か雇用統計直後の高値を
抜けられずにレンジで推移しています。

3月というと、アノマリー的には円高リスクが高まる・・・なんていわれてきましたが、
(決算期末に向けて本邦企業が海外で稼いだドルを円に戻す、
いわゆるリパトリが起こるから)
今年に限ってはその限りではないかもしれません。
これまでの円高デフレ型だったために、
本邦勢の外貨建て資産が大きくなってきましたが、
円安により従来ほどの儲けがないとする指摘ももちろんあるのですが、
このアベノミクストレンドで今後の円安リフレ型ポートフォリオへの転換が
起こり始めており、円高ヘッジポジションの手仕舞いの可能性のほうが
強まっているんじゃないか、なんて見方が強まっているようです。

3月決算期だから円高。。。と決めつけると失敗するかもね。
今株式市場で話題となっているのがGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)
世界最大の機関投資家だともされているこの団体が
アベノミクスの2%目標に合わせてポートフォリオのリバランスをするのではないか、
ってな話で、これまで債券投資していた資金が株式に流入するんじゃないか、って
期待が膨らんでいるおかげで為替ドル円より株式市場が強いのかもしれませんね。
数兆円規模だそうですからそのインパクトは大きいわよね。

株高に連れる形で円安となるかもしれません。
今日こそ地味なドル円相場ですが、今夜もダウが騰がるようだと・・・。

ということで、ドル円95円前半ロングはこわごわ継続保有中。


ユーロドルはフィッチによるイタリア格下げは全くインパクトにはならず
レンジで推移。下げませんが上がる材料もない。といった1日。
イタリアの10年債利回りが上昇気味ですし。
今週金曜日からイタリア新議会が招集されるとの情報もあり、今週の
イタリア政局絡みのニュースにはユーロも動くだろうと思われます。

下だと思うけれどなぁ…。

今日一番弱かったのはポンド。
私が乗っていない時に思惑通りに動きます。
じゃ乗るか、と決心して私が売ると踏みあげられそうね(笑)
手を出さずに置きます…。

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2013年3月10日日曜日


なんなのさーユーロドル。

1時間とか15分とかのチャートを見るとどうしても
余分な上昇と下落でポコンと山が出来てるわ。
日足で見れば一目の雲の下での攻防による鯨幕で
レンジってことですが、ユーロドルを水曜に売って持っていた私は
結局金曜に急落するのに、なぜECB理事会の木曜に急伸したのかーって
悔しい思いがいっぱいですよ・・・。
だって木曜にユーロドルショートはコストで撤退させられてるの。
金曜の雇用統計の後の下落は取れてません。

これが水星の逆行(メリマン氏のアストロロジー)なのね。。。

悔しいから雇用統計の後の自律反発局面の
1.3009で再度売りなおしています。
ほぼ同レベルでNYクローズとなっていますが、
その後に出ましたね。イタリア国債の格下げ。

※イタリア「BBBプラス」に格下げ、選挙後の不透明感一因=フィッチ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE92701E20130308

これで月曜に少しはユーロドル下落となるかしら…。
というのもS&Pは昨年1月にS&P「BBB+」と同等に
ムーディーズも昨年7月に「Baa2」に引き下げしています。
いまさらフィッチが同等レベルに引き下げしたからとて
あまり驚きではないので、過度な期待はしていません。。。

ちなみに「BBBプラス」は上から8番目の格付け。
あと3段階下がると「投機的」とされる水準です。
格付け見通しも、さらに格下げの可能性がある「ネガティブ」ですから
今後の格下げの可能性は十分にあるのですが。

※一応今回3月のECB理事会も振り返りメモしておきます。
 
金利は据え置きもドラギ声明でユーロ上昇。
「経済は2013年中に徐々に回復する見通し」
「経済活動は2013年上期に安定するとデータが示唆している」
などと比較的楽観発言だったことがユーロ買いにつながったか?
それほどインパクトのある発言でもなかった印象でしたけれども…

ドル円は雇用統計の後 96円台まで上昇ありました。
見事にイタリア総選挙の下落前の高値を更新!
ここ数年の未踏の領域に入りました。

2月の雇用統計ではNFP(雇用者増加数)が23万6000人!!
なんと20万人超え!!
予想コンセンサスは15~18万人くらいでしたので
相当なポジティブサプライズ。
失業率も7.7%に低下し、2008年12月以来の低水準へ改善。

木曜のフォレックスラジオで大倉キャプテンが
「ドル円がじりじり上昇しているのは雇用統計がいいってことを
織り込み始めたんじゃないの?凄いいい数字が出るぜ~」的な
ポジショントークを展開していましたが、まさにその通りとなりました。
なんでわかるの。一部には水曜に出たADP雇用統計が良かったので
相場はいい方に織り込み出したけれど、もし悪い数字が出たら
この相場崩れるかも~的予想もありましたが、杞憂に終わりました。

ダウ工業株30種平均が8日まで4日連続で過去最高値を更新し
週間で2%もの上昇です。こりゃ15000ドルまで行っちゃうなΣ(゚Д゚*)

注目すべきは「これほどいい数字が出たのに、相場が下げなかったこと」
あまりに雇用回復の勢いが強すぎると、量的金融緩和策の早期解除観測が
強まるという思惑から、逆に相場が崩れる可能性だってあるわけです。

しかし、相場は崩れず、金なども瞬間崩れたものの
(金こそ引き締め観測に超敏感で売られやすい銘柄)
結局行って来いで結果的にはそれほど下げませんでした。

これが何を意味しているのか~。

一説には 米株は金融相場から業績相場へとシフトしたとの見方があります。
もう金融相場(ばらまき)による資産効果にたよらなくても
企業がしっかりとした利益を出せる体質へと移ったことからの
株買いが始まっている、、、ということです。
これがホントにそうなのかどうかは私には判断しかねますが、
まあ、景気指標もいいものがそろってきていますし、
緩和マネーが支えなくても自立した株価上昇局面に入ったと
自信が持てるならそれに越したことはないでしょうね。

金ももしかしたら将来のインフレヘッジという側面も
出てきたのかもしれません。
(単純にここ数年のレンジ下限で、投機筋が売り込んでいたから
買い戻されただけ、かもしれませんが)

このアメリカの復権がつまりはドルの復権であり、
ドル円相場はアベノミクスによる円安というだけでなく
強いアメリカによるドル高も相俟って
行き着くところは100円とか、そんな地味なレベルではないのかもしれません。

有力為替ヘッジファンド 「相場過熱なら年末120円も」

しかし、昨年秋までは78~9円だったのですから、
年内100円超えちゃうと輸入はつらいだろうなぁ。。。
そのコストは値上げということで我々の懐に直撃です。

これがアベノミクス。
ドルを買って、キャッシュの目減りリスクを回避するしかありません。

ドル円、95.30でロングしています。
勿論雇用統計前。
キャプテンの「いい数字でるんじゃないの~」に
触発されて飛び乗りました。
あんな高いとこ飛び乗って、利益出ちゃって、
嬉しい反面、とても怖いです・・・('A`)ブルブル

今回の雇用統計直後の高値96.56円が天井となり
短期的に調整に入るようなら、すぐにコスト割れする水準だものね。


※一応3月雇用統計の振り返りとメモ。

民間部門全体の雇用者数は24.6万人増。
飲食、医療、専門職、製造など、幅広い業種で雇用が増加。
建設部門は2月は4.8万増、過去5カ月間で計15.1万人増加。

ネガティブ要因もあります。

政府部門は、連邦政府(郵政を除く)の就業者数が4200人減少。
連邦政府の雇用減は5カ月連続で、
歳出自動削減を受け今後さらに減少すると見られます。

実は就業者数の増加幅をより失業者の減少幅が大きく上回っています。
つまり再就職をあきらめた人々が増えたということ。
2月の労働参加率は63.5%と、1981年9月以来の低水準にまで
再び落ち込んでいるので、あまり喜んでばかりはいられません。

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2013年3月7日木曜日


やはりドル円も上がってきました。
株が強いのに為替が膠着している、、、、という状況に入っていたので
どちらかに寄せていくのだとするならば、為替が株に追いついて
円安になる、という力のほうが強い印象ですよね、今の相場環境だと。

だったらドル円買って置けって話もありますが(笑)
そうはいっても、まだレンジの域を出ないんじゃないかなぁ、、
なんて思うところもあって、なんだかドル円には手が出ません。

しかし、これと言って材料がない中での昨晩のドル円の急騰には
ちょっと驚きました。何かあって動くとしても、
ECB理事会とか雇用統計とかそういうイベント待ちかなあ、、、と
思っていたので、不意を突かれた感が強いのですが、
しかし、94.55円の今回の高値超えにはいたらず。

昨晩は「ADP雇用統計」
非農業部門雇用者数は前月比19万8000人増。
市場予想平均の17万人程度増を上回ったことでドル買いってことでしょう。
さらにベージュブックの総括判断も
「経済活動は控えめもしくは穏やかなペースで拡大した」というもので
経済活動の改善が示されたこともドルの支援材料だったのだと思われます。


ダウも強いし「強い米国」「ドルの復権」が今年を象徴するトレンドに
なるのかもしれません。勿論「アベノミクス」「日本再浮上」も同じく。

変わって今年冴えないだろうと思われるのが、
欧州、ユーロ、中国とか豪ドルかな。
このセクターを戻り売り。

そして米国、日本は押し目買い。

今夜のECBとBOEですが、大勢では利下げ予想は少ないものの
昨晩ポーランド中銀が予想外の利下げに踏み切ったことから
一部に英国や欧州も利下げがあるかもって思惑が広がって
ポンドとユーロが売られたようです。

ドル円の上昇のせいでユーロ円のショートのコストが悪化した反面、
昨日売ったユーロドルはいい感じに。

ユーロ円は121.98円で手仕舞いました・・・。
再下落もあると思うのですが、利食いできなくなるのはいやだしね。。。
50PIPS弱の利益で終わっちゃいました。

ユーロドルショートを温めることにしましょう。

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2013年3月6日水曜日


・5日火曜、ダウ平均は史上最高値更新となりました。
14,253.77ドルで大引け。+125.95ドルで5年5ヶ月ぶりの
史上最高値を更新です。
2月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことが好感されたことが
きっかけでしたが、達成感からの反落というムードもなく、
このまま15000ドルを目指す相場に入っているのかもしれません。
バブルというのは行きすぎるまで行っちゃうものです。
14000ドル値固めしちゃっているので、トレンド継続でしょうね。

これを受けて日経平均は爆あげです。
大幅に5日続伸。大引けは前日比248円82銭(2.13%)高の
1万1932円27銭で2008年9月25日(1万2006円)以来、
約4年5カ月ぶりの高い水準を付けたってことですので
イタリア総選挙を受けた急落は絶好の拾い場だったということでした。

・グレートローテーション(債権から株へ)とは言われているものの、
債券市場にも資金が流入しているというのは興味深いところで、
米国債金利はいい形で上がってきているのですが、
日本国債はこれから日銀が長期債も買い入れるだろうという
思惑もあって債券市場には資金が流入し利回りが低下しています。

ジムロジャーズも「日銀とけんかはしない」と言っていますね。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MJ5YMO6JTSEB01.html

しかし、こんな見方もあって面白いです。

 「大取組」となりそうな日本国債
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-date-20130305.html

いずれにしろ、日本株買い、ドル円買いですが、
日本国債の金利動向はその先の日本を占う上でとても
大事なんだなぁあと思います。

・今週は雇用統計大事なんだけど、明日のECB理事会も大事ですね。
ドラギさんのスタンス、微妙に変化しているので
声明には相当な関心が集まるはず。
金利については9割方が据え置き予想。
前回のECB理事会ではドラギ発言でユーロ急落していますので
ポジション持っている方は要注意です。
122円台ユーロ円ショートはどうしましょう。
まだ持っていたりします。
ユーロドルは先ほど1.3060ドルで打診売り。

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2013年3月5日火曜日


黒田さんよりさらに過激にリフレ政策についての言及があるかと
注目された日銀副総裁候補の岩田氏の所信聴取でしたが、
むしろ円買いの動きを喚起。
随分遠慮があった印象ですね。

「円安誘導と世界に思われるような外債をわざわざ買う必要はない」

との認識を示したってとこが、肩すかしというか失望というか。

とは言いつつも、

「差し当たりは外債を購入しなくても2%達成できるだろうが、
本当に何をやってもできないという場合には(外債購入も)
手段としてはとっておくべきだ」

とも言っており、含みは残したものの
期待値を超える発言はなかったということでじりじりと円高となり
夕刻には93円割ったりしています。

やはりこのレベルでは揉みあいが続きそう。
94円台にしっかり乗せには材料不足ですし、
かといってドカンと下げる材料も見当たらない。。。。

あ、今週末は雇用統計だわ。

今のところの2月のNFP非農業部門雇用者数の予測平均は
15.5万増で、昨年の平均が18万人ですのでこれを下回りそう?!
2月の失業率は7.8%と、1月の7.9%から改善すると予想されています。

雇用統計調査の直前に米北東部が猛吹雪に見舞われとかで
2月分のの雇用統計は歪みが出る可能性もあるとかなんとか。

雇用統計が予想以上に良ければドル円はレンジを上抜ける可能性も
ありますが、判断に困るような普通の結果なら結局レンジ内に
終わる予感。。。今んとこね。今夜のISMとかADP雇用統計なんかが
出てくるとまた予想が変わるかもしれません。


それから今日はオーストラリア準備銀行が
政策金利を現行の3.00%に据え置きました。
これって、市場の予想通りの結果ではあるんだけど、
一部に利下げするのではないかって予想があったために、
据え置きで、大きく買い戻されて豪ドル高となりました。

しかし今日も日本株が高かった。。。
ユニクロの上昇が牽引したとも言われていますが、
ダウの史上最高値更新までは株はこのまま押さずに行っちゃうのかも
しれませんね。でも、ダウは今夜にもそれを達成しちゃうのでは?!
というところまで来ています。
その先が未踏の領域となって青天井相場となるのか、
それとも達成感からの利食いに押されるのか、
そこんとこ、とにかく注目しています。

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今日は日銀総裁候補の黒田氏の所信聴取が注目されましたが、
為替市場の反応はほとんどなかったといっていいかと思います。
せいぜい30銭くらい円安に振れたかな?という感じで結局はレンジ。
今になっては少しばかり円高気味ですが、夜に見たTVのニュースでは
黒田さんの所信聴取で円安進行しました!と、お決まりの為替が動いた時の
映像とともに、93円78銭(ピカピカ)ってな感じで煽っていましたね。

黒田さんの話でそんなに動いてませんけど、そういうバイアスで
報道するって決めちゃってたんでしょうか。絵も撮ってきちゃったし?!
実際の相場を見ていた人からすると、報道とのギャップがあるように
思いますが、日本株は相変わらず強いからねぇ。

TOPIXは2010年4月以来の1000ptを回復。
REIT指数は1400を上回りましたし、
日経平均は一時11767.68円まで上げ幅を拡大!

ただ、大証でシステムトラブルがあって225先物売買が停止
しちゃって上げ幅をけずるという水星の逆行らしき事件も。
逆行中は通信エラーシステムトラブル、事故が起こりやすいと
されています。ダウが1000ドル急落した時も確かそうでした。

為替はそれほど影響なく93円台で行ったり来たりしていますが、
明日はさらに過激なリフレ派の岩田教授の所信聴取が控えているので
下値は限定的です。岩田さんがドカーンと円安のトリガーを引く
可能性もあって、ドル円買っておきたい気もしているのですが、
失望があれば円高って逆シナリオもありそうで身動きとれず。

それから今日は豪ドルがスコーンと下げましたね。
1月の豪住宅建設許可件数は前月比で2.4%減少し、
市場予想平均の前月比2.8%増加に反して減少となったことや
中国が前週末に個人による住宅譲渡に20%の所得税を厳格に適用する方針を
発表、不動産引き締め強化の姿勢を強めたことで、今日4日月曜の
上海株が3%を超える下落。不動産引き締めが商品需要を減退させるとの
思惑で鉄筋先物も3%程度の下落となったことも、豪ドル売りに拍車を
欠けた模様。。。。明日RBA政策金利発表があるんですよね。

明日に限って言えば、3%で据え置きだろうという予想が大勢ですが
ここ数か月では確実に利下げがあるだろうという予想が
織り込まれてきています。

2月8日、RBAは四半期金融政策報告で
2013年の成長率見通しを2.50%とし、従来の2.75%から引き下げています。
同時にインフレ見通しも3.00%と3.25%から引き下げました。
成長見通し引き下げ背景は、
鉱業投資は今年ピークに、鉱業以外の投資が回復する兆しは
ほとんど見えないこと、向こう数年間の雇用の伸びは人口の伸びを下回り
失業率は上昇するだろうことなどが挙げられています。

そもそも米ドルが強いってこともあって、豪ドルはこのままダウントレンドが
続きそうな予感。だから、対円で買うならやはり米ドルが一番いいのよね。
豪ドルやポンドドルなどはとにかく先安懸念がたかいので
豪ドル円やポンド円はドル円ほど強くはならないだろうと思います。
ユーロもか。
ということでユーロ円ショートはまだ持っていたりしますが、、、。

しかし、ここからドル円がどっちに動くのかはさっぱりわかりません。
中長期では上、買いなのは百も承知ですが、
短期的にはもうすこし日柄をかけた調整があっても不思議はないと
そういう気がしてならないのですが、そうやって11月から買いそびれてきた
ことを考えると黙って買うべきか否か・・・・
先週90円後半で買ったドル円も手じまっちゃったしなぁ・・・。

ここからは今日の黒田さんのお話しメモ。
今日あまりマーケットが反応しなかったのは新味に欠けるからでしょうか。

①「やれることはなんでもやる」というスタンスを明確に。
  
「量的にも質的にもさらなる緩和策が必要だ」
2%の物価安定目標 達成時期「2年は一つの適切なめどだ」
「グローバルスタンダード(国際標準)では2年がスタンダード」
「達成できなかったときのことは現時点で考えていない。
達成しなければならないと思っている」

②具体的な金融緩和策について

無期限の資産買い入れの前倒し「当然検討することになると思う」
長期国債の買い入れ「(残存期間を)1~3年に限る必要はない。
もっと長いものを買うことを検討してもいい」
「既に社債とか上場投資信託(ETF)とかも買っているが、
そういったものも幅広く検討していく必要がある」
「日銀として外債を大量に買うことは国際的なルールから言っても難しい」

③外国為替相場について

「日銀の目標は物価の安定なので、為替について何かするということはあり得ない」
「為替レートは基本的に市場で決まる形であるべきだ」
「経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)から離れた時には、
政府が介入することはあるが、国際的な調整は十分考慮していかなくてはならない」
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2013年3月3日日曜日


財政の崖って昨年は結構騒いだ(割には相場は結局堅調)気がするんだけど
3月1日何の進展もなく(米国の与野党が包括的な財政再建策で折り合えず)
約10年間で1.2兆ドル(約112兆円)の歳出を強制的に削減することとなりました。

でも週末3月1日金曜のマーケットはどこ吹く風。
これを警戒する売りが出るでもなく堅調そのもの。
ダウ平均が史上最高値をうかがう展開ですし
ドル円はイタリア総選挙を受けた火曜の夜以降4日続伸で
金曜終値は93.60円前後、なんとと前日木曜のNY終値92.54円から
1円以上もドル高が進みました。円売りと呼んだほうがいいかな。


ニュースとしては2月米消費者態度指数確報値や
2月ISM製造業景気指数が市場予想を上回ってリスクオン!ってことみたい
ですが、この強制歳出カット、そんなに楽観でいいんでしょうかねぇ。
ダウ売ってたりしましたが、切りました。損切りです。

(月初だったのでロンドンフィキシング(AM1:00)に向けて、
円売りドル買いの特殊玉が出たという話もありますが)
それにしたって、話合いがまとまらなくて強制カット出動なんだから
少しくらいマーケットに慎重な動きが出たっていいよなぁと思ったりします。

何故こんなにマーケットが楽観しているかというと
「削減自体は悪いことではない」とする向きもあることと、
結局は世界の中央銀行が金融緩和で足並みがそろっているから
リスクオンでOKということらしい。
バーナンキ議長はこの日、
早過ぎる利上げは景気拡大を妨げる恐れがあるとの認識を示しました。
つまり、バーナンキさんがいるから、リスクオンで大丈夫っていう楽観。
確かに、FRBメンバーがどんなに早期緩和解除の声を上げていても
議長のバーナンキ氏は一貫して緩和継続スタンスを崩していません。

それと、実際にこれによる影響が出るのはもっと先だから、
今すぐにリスク資産を売らなくてもいい、って見方もあるようで。
国防総省80万人規模といわれる職員の一時帰休については
30日前通知だということで実際に一時帰休となるのが4月以降。
目に見えて影響が出なければ実感が湧かないってことね?!

この強制削減、このまままともに1.2兆ドル削減が10年続けば
1年でGDPを0.5%を押し下げるとも試算されています。
2012年10-12月期は3.1%まで改善してきた米GDPにとっては
たいしたことがない?。。。そんなわけはないと思いますけれど。

しかし、今回歳出削減が発動したとしても、短期で凍結できれば、
あるいは緩和で歩み寄ることができれば(できるだろう)
景気への影響は限定的だとみる向きのほうが多いからです。

これは大倉キャプテンがよく指摘している
「テーブルの上にすべて材料が乗っているときはもはやリスクではない」
ということなのです。リーマンの時のように、皆がサブプライムは大したことが
ない、大丈夫だと思っていた時にリーマンブラザーズが破綻するような
突発的なことがあって、その後、その連鎖が断ち切れるという保証が得られるまで
マーケットが不安定だった時とは状況が違うということですね。

財政の崖問題は一昨年から指摘され続けたこと。
だからファンド勢はこれをリスクだとは考えていない。
そういうことなのでしょう、米株もドル円も高いまま先週終えたってことは。

一応次のポイントを記しておきますが、3月27日。
2013会計年度の暫定予算の失効期限が訪れますが、新たな暫定予算が
議決できなければ、政府機関の閉鎖といった事態も起きうるという
「解りきった危機」が待っています。

政府機関の閉鎖などという事態になればこれは国が機能しない。
さすがに与野党とも回避努力をすると
みられ、全くリスクではないという話もあるようです。
なんとかなる、って・・・?!

そして5月19日になると今度は、債務上限の引き上げ問題です。
これは結構リスクかもしれません。2年前の8月は合意得られずで
米国債の格下げを伴いマーケットが大きく下落しました。
今回も財政赤字の削減を伴わない形での上限引き上げは、
再び米国債の格付け問題が蒸し返される事態となる可能性もあります。
となると、今回の歳出削減は取りやめたり、緩和したりはできない?!
意外と綱渡りで大変な事態だと思っているんだけど、
いつマーケットはこれを意識し始めるのか、
これはサイクルで読むしかないのかもしれません。

今は地合いとして先延ばし気分が濃厚ですが、
債務上限問題は格下げリスクも伴うため、5月に向けては
どこかでこの問題による調整があるんじゃないかと思っていますが、
今は、史上最高値を更新するまで気が済まないというダウ平均の
トレンドに逆らわず、つまりドル円ロング、日経平均ロングに乗って、
利食い千人力、細かく回転して利食いを入れるという戦略がいいのでしょうね。

ユーロ円ショートはまだ一応利益のままですが、
今週の流れによってはどこかでおります。
利益は確保しておきたいですしね。

あ、ポンド円ショートはコストで撤退です。
ポンドは売られすぎていたかな、少し大きく戻るかもーー人気ブログランキングへ
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