2016年11月30日水曜日

ドル円相場、強いですねぇ。

結局週明け28日月曜につけた111.35を下回ることなくレンジ入り。
現時点では理由がよくわからないのですがキウイドルが上昇し
キウイ円が新高値を更新していて、クロス円も強いです。

今週は明日30日のOPEC総会や、週末のイタリア国民投票、オーストリア大統領選などの
不透明要因から利食い先行での一定の押し目(下落)があるかと思っていましたが
下値が固い。それだけ実需買が出ているということでしょうか。

今夜は米7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が発表され
実質で前期比年率3.2%増と予想の3.0%増を上回っており、
これがドル買いにつながっています。
米国株式市場も強含みで、今夜のダウも現時点(AM2:00)で30ドル高。

トランプラリーはまだまだ終わっていない?!

ドル円コアポジロング継続も、短期ポジションとして112.38円でショートしていましたが
今日112.40円超えで微損で撤退。理由は1時間足での75SMAを超えてきたから。
1時間足のトレンドが崩れたことと、日足の5SMAを下回ったことが短期的な
ショートの理由だったのですが、再びそれを上回る可能性があるため、
一度撤退して様子見です。

かといってこのまま再度上昇し、新値をとるかというと
この高値を買うにはリスクが多い気もしているので、手がでません。

明日のOPEC総会ですが、イランのザンギャネ石油相が
「イランは減産しない」と述べたほか、サウジアラビアが
リビアとナイジェリアを除くOPEC加盟国が減産合意に参加しない場合、
合意を破棄する用意があると語ったと報じられており、原油が反落基調。
今夜は原油安にもかかわらずダウが高いという相場で、原油下落リスクを無視。

ただ、原油安と言ってもレンジの範囲内なので、それほど警戒することも
ないという見方もありますが、それにしても、それほどトランプラリーが
強いということの証左なんでしょうか(;'∀')

ただし、今日は中国再建期待とトランプラリーでプチバブル化していた銅市場が
比較的大きな下落を演出中。Wトップの様相で大崩れのリスクあり。

※銅日足チャート


コモディティ市場というのは流動性が小さいため、値動きが先行するケースが多く、
こういうところからマーケットの変化を見出せることも。
需給を考えるとドル円相場が大崩れするとは思いませんが、ちょっと警戒してみておきます。
ここからの高値追いはしない、ということです・・・。

イタリアの国民投票については下記記事参照。

イタリア、早期ユーロ離脱の公算小さい-でも国民投票が心配な理由
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-28/OHBORP6KLVR901?cmpid=yjp

コアポジ保有も、新規ポジは取らずに様子見とします。


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2016年11月29日火曜日

やはり、ドル円相場は9~10連騰も記録すれば一服するという
過去データーが示す通りの展開。

週明け28日月曜は調整入りの展開となっています。

ドル円相場は1時間足の一目均衡表の雲と75SMAを割り込んだら、110円から上で買った
ドル円ロングポジションは手仕舞い方向と書きましたが
112.50円割れで110円台でのロングを手仕舞いました。

もっと大きく崩れるかと思っていたのですが、実需の買いが旺盛なんでしょうか。
今日月曜の安値は111.35円までで、その後112.50円超えまで反発しています。

あれれ、手仕舞いしなくても良かった??と思ったりもしましたが
結局NY時間になって再びドル円相場、軟調な展開を強いられています。

チャートを見ますと、これまた綺麗に75SMAが今度は上値抵抗になっています。
これまでのサポートラインがレジスタンスに変化した、ということは
この相場、上昇が止まっている(あくまで短期的にね)と考えます。

※ドル円1時間足 一目均衡表と75SMA



ということで、短期的に112.38円で軽めにショートしてみました。

コアポジション、100.80円、101.80円ロングは継続のまま、です。
短期では押し目形成の下落を取ってみようか、ということで・・・
上手く行くかしら・・・?💦
ターゲットは、4Hの一目の雲と75SMAが支える110.20~110.40円かな。

今週は30日OPEC総会、2日米11月雇用統計、4日イタリア国民投票とオーストリア選挙。

リスクイベント満載です。
原油価格がどうなるか?米利上げを占う指標の見極め、
そしてEU離脱は英国だけで済むんでしょうか、イタリアやオーストリアにも
ポピュリズムの機運。となると、EU崩壊というシナリオも冗談の域では
なくなってきます。英国に起きたことが、イタリア、オーストリアで
起きない保証はないですよね。

ということで、リスクポジションは手仕舞われる週となるのではないか、
とみています。あ、イタリアの国民投票は憲法改正を問うものですし、
オーストリア選挙は大統領選のやり直しですので、
決してEU離脱を直接問うものではありません。、、、、が。

選挙結果によっては、離脱を掲げる政党が力を増す流れになるということで、
EU連合の綻びが浮き出てくるリスクがあるということです。

中長期的には買い場探し。
トランプラリーは始まったばかり、という見方は変えていませんが、
短期的には(11月末~12月半ばまで)調整リスクが高まると考えています。

*******************************

ちょっと面白い記事を見つけたので、簡単にまとめます。

ポンドが「ミニ・ドル」という位置づけで、
ここから大きく上昇するという展望が増えているとか。

ポンドは貿易や投資面で歴史的にドルとの結び付きが強く、
ドルと同じ方向に動く傾向があるため、ドル人気が再燃している今、
ポンドにとって有利であり、ブレグジットを巡る不透明感は大きくも
なお英経済は欧州や日本に比べて高成長が見込めるという見方があるようです。

英国は歴史的に直接投資を通じて米国と関係があるため、
ドルが上昇すれば機械的にポンドも堅調になる可能性が強いミニドル。
来年の大きなトレードテーマになるかも、、、です。


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2016年11月27日日曜日


ドル円相場は大統領選後から9連騰。

先週末、豊商事名古屋セミナーでご一緒した岡崎良介氏によれば
ドル円相場の過去の連騰記録はおおよそ9連騰で一服します。
1970年以降の大型相場で9連騰で上昇が止まったケースが8回。
1976年9月と2002年9月に10連騰という記録がありますが、この2回のみ。
これ以上のドル円の上昇の記録はありません。

ということで、先週末は113.89円までドル円相場の高値がありましたが
NYクローズは113.03円、10連騰にまでは及ばず一服しています。

過去のパターンに倣った連騰記録ストップですが
さて、今週以降、さらなる上昇開始となるのか、センチメントが変わるのか。

今回のドル円相場の上昇は、日銀が日本国債の10年債利回りをゼロ近傍に
ピン止めする政策をとる中で、米金利が上昇したことによる
日米金利差拡大が最大の材料でした。

米長期金利は週末2.35%まで上昇(一時2.4%乗せ)
選挙直前の1.82から0.5%も上昇しています。

JPモルガン・チェース銀行の棚瀬順哉氏の試算によると、
日米長期金利差 0.10% 拡大に対するドル円相場の感応度が
選挙前の1.56円から選挙後2.97円に増大しているそうです。

つまり、この相場、米金利上昇のスピードよりドル円上昇のスピードのほうが
スピード違反の印象が大きいということに。

米長期金利上昇スピードは2013年のバーナンキ・ショックを若干上回る程度ですが、
ドル円は、直近終値ボトム11月3日から3週間で10%上昇となっており、
このペースでの上昇は1995年以来なのだそうです。

1995年の円安ドル高は、円高に対処するためサマーズ財務長官とMr円こと榊原さんが
協調介入を行った時です。今回の上昇は為替介入に匹敵するピッチだということも
言えるわけですから、ここからはさすがに注意が必要でしょう。

ここまでのドル円の上昇(米債利回り上昇)は、大統領選前にリスクにかけて
ドル円をショートしていた、あるいは米債に資金を非難させていた向きの
ポジションがひっくり返る過程で上昇した値動きに合わせて
ヘッジファンド勢らの新規買いなどが機械的に入ったことによるものと思われます。
日本の実需(輸入やM&A手当など)がまだまだ買い遅れているために
あまり下がらないという相場展開ですが、
かといって絶対に急落がないかというと、そんなことはないでしょう。
金利への感応度が高まっているということは、米金利が低下すれば
ドル円相場の下落も大きくなるということです。

中長期では、まだまだこの相場は初動だと思うのですが、
短期的にはスピード調整があっても不思議はありません。
上昇が止まれば、一定の押し目が期待できると思っているのですが、、、


こういうすさまじいトレンドが発生している時は日足5日移動平均線を見ます。

※ドル円相場日足 5SMA


強い相場では5SMAがサポートされて上昇が続きます。
24日終値で112.14円近辺を走っていますね。

この5SMAを「NY終値」で割り込んだら、いったんこの上昇は終了と考えます。
100.80円と101.80円台で買ったコアポジションは継続しますが110.58円で
買い増しした分は、ここをNYクローズで下回れば手仕舞い。

日足レベルで緩やかに失速した場合は、日足の5SMAを見てからの判断でいいのですが
もし、相場の急変、急落があるようならザラバ中でも手仕舞います。
その場合は1時間足を見ておくのがいいかな。

※ドル円相場 1時間足 一目均衡表と75SMA


1hはトランプラリーが始まってから、一度も雲を下回っておらず
75SMAがきれいにサポートしています。

ここを勢いよく割り込んで来たら、110円より上で買ったポジションは
一度手仕舞って置いた方が賢明でしょうか。


今週は30日にOPEC総会、週末金曜は11月分の雇用統計が発表されます。
この2つのイベントは注目度が大きく、内容によっては手仕舞いが出るリスク。

原油先物3%下落、OPEC減産合意不確実に
http://jp.reuters.com/article/cru-1125-ny-am-idJPKBN13K20W

減産合意となるか否かはさっぱりわかりません。
事前報道が政治的背景と思惑が交錯しすぎてまるでアテにならないからです。
 
減産合意に前進しているような報道もあれば、決裂しそうだという報道もあり、、

ちなみに上記記事、サウジが28日の会合に参加しないとありますが
OPEC会合は30日です。28日は閣僚級協議とでもいいましょうか。
28日不参加でも30日減産合意のどんでん返しもあるかもしれず。
9月の非公式アルジェリア会合でも、予期せぬ減産合意報道となりましたので
こうした一連の事前報道は眉唾・・・

膨れすぎた「減産合意バブル」、弾けたらどうなるか
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48478

ということで、減産合意で原油が上昇しリスクオン相場が加速するシナリオも
あるかもしれませんが、その場合は、そこがいったんの山になりそうな気もします。

それから、雇用統計。

前回10月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+16.1万人増。
予想の+17.5万人を下回ったものの、8月分と9月分合わせて計4.4万人が
上方修正されていたため好結果。

今回11月分の予想は+18.0万人ですが、さて。

なんだか、足元では強気転換する向きも増えてきた印象です。
(まだまだ慎重意見も多いですが)
OPEC総会、雇用統計控えて一呼吸あるかもしれませんね。

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それでも下がったところはまた、買いで考えています。

中期的に期待できそうなのが
海外投資家が積極的に日本株を買い始めたこと。
海外勢は11月第2~3週に買い越した額は8900億円強で、
2016年度の累計でも1200億円強の買い越しに転じていきています。

半面、個人投資家の売越額は2週合計で8600億円強、
年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行も
計1500億円強を売り越しています。

個人や信託の売りは、やれやれの売りでしょうか。
今年前半の下落で、しこり玉となっていたものが、あがってきたことで
手自まわれている可能性。その売りを吸収して買いあがっている海外勢。
まだまだ上昇余地はあるんじゃないでしょうか。

米金利にしても、足元の上昇スピードは行き過ぎにしても
中長期ではもっと上がると思います。

グリーンスパンFRB元議長は最終的には3、4、5%の領域まで上げると、
ジェフリー・ガンドラック氏は今後5年ほどで6%まで上昇しうると予想しています。

まだまだ大相場は始まったばかり。
あとは、どこで利食ってどこで再度買い参入するか。
これに尽きますね。
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2016年11月25日金曜日

23日水曜 勤労感謝の日 祝日東京市場休場明けですが、
24日木曜はサンクスギビングデーでNY市場が休場。
そして25日金曜はNY市場半ドンなんです、短縮取引。
だから実質、NY勢はもう日曜まで長い休みに入っちゃったのよね。

※サンクスギビング 

日本でいうお正月みたいな日。
家族と過ごす習慣があるので、皆帰省して七面鳥を食べます。

サンクスギビングの翌金曜日はブラック・フライデー(Black Friday)と呼ばれる
1年に一度のアメリカで最も大きなセールの日なのですが、
近年、翌日土曜をスモール・ビジネス・サタデー(Small Business Saturday)
週明けの月曜日をサイバー・マンデー(Cyber Monday)などと呼んで
セール期間が長期化しています。実質は、このブラックフライデーを皮切りに
クリスマス商戦に突入するという感じでしょうか。

米国のGDPの7割が消費セクターが占めているため
この期間の米国消費動向ってものすごい重要。

23日、日本市場が休場だった夜のNY市場で、
米10年物利回りは一時 2.417%と、2015 年7月以来16ヵ月ぶりの水準まで上昇
していますが、これって休暇前にポジション整理が入った
(つまり債券を投げた)からじゃねぇか、と大倉キャプテン。

なるほど、しこり玉を整理して休みたかったということはあるかも。
11月末決算の老舗ヘッジファンドが多いため、例年
このサンクスギビング前にはポジション整理が出やすいとも指摘されていますね。

ただ、ポジション整理なら高過ぎる米株を売ってから(手仕舞ってから)
休みに入るんじゃないか、って予想する向きもあったようです。
しかし、実際には、利益確定ではなくて損切りして休暇に入った向きが
多かったということでしょうか。米株もショートが切らされた結果、
サンクスギビング前のNYダウは更に高値を更新したということかもしれません。

同じポジション整理が出る、という予測でも
利食いが出るか、損切りが出るかはわからないもので…。

23日は耐久財受注の数字も良かったんですよね。
これで、金利が上昇、ドルも急伸しました。
ドル円相場が一気に112円台に乗せたのは、耐久財受注を受けて、です。
(その後、欧州時間には113円台まで上がるのですが)


※耐久財受注

耐久年数3年以上の耐久財への受注額。
特に「非国防資本財受注」は設備投資の先行指標として注目度が高いです。

10月耐久財受注 前月比+4.8%(予想+1.5%)(前回▼0.1%)
昨年10月以来1年ぶりの大きな伸び

「非国防資本財受注」+0.4%

一般機械をはじめとする機器類の需要が幅広く増え、
第4四半期初めの米経済成長が加速したことを示しています。


年内利上げは確実も、来年の利上げが
かなりハイピッチで実施されるんじゃないか、って感じよね。
Fedの利上げより市場金利上昇が早すぎるって。。。

今夜23日は米国市場が動いていないのですが、
為替市場ではドル円がじり高、現在も113.30円です。(AM3:05)

昨晩(23日)和田仁志さんにお話を伺ったところ、
買い遅れている向きがたくさんいると。

①輸入筋

大統領選リスクで100円割れもあり得る、が市場コンセンサスだったため
選挙後下がったところでドル買いしようと待ち構えていたら
まさかの急ピッチ上昇で、全然買えていない

②M&Aのドル資金調達

企業のM&A、銀行さんに依頼される部分も大きいのですが
託された銀行が買い遅れちゃってM&A資金も手当てできずにいるとか

一方、輸入はこの上昇で期末までの売り予約ができている?
輸入の売りが上値を抑える圧力にはなりにくいようです。

それから、困っているのが生保など機関投資家勢。

日銀のマイナス金利導入で日本国債の運用妙味がなくなり
外債投資に動かざるを得なかったわけです。
米債を買う時にドル買いして米債を買うのですが
それでは円高になると、為替分損しちゃうかもしれない。

ということで、米債を買う際、同額(かそれ以上の)円買いをすることで
円高に行っても損しないようにヘッジしていました。

為替ヘッジ付なので為替のリスクはない、とはいうものの
ついこの間まで債券バブルだったわけですから
めっちゃ高い価格の債券を買っているわけです。
これがトランプ勝利後、債券市場の急落(金利の急騰)で
彼らは大きな損失を出しています。

外債投資で出た巨額の損失どうする?!

①債券を損切りするのか
(損切りすれば、さらに債券利回りは上昇してドル円上昇要因に)

②円高で円買いしちゃった為替ヘッジを外すのか
(ドル円ショートになっているポジションを外せばドル円上昇要因に)

という事態に陥っているわけで、彼らがどちらに動こうとも
円安ドル高要因となってきます。

ところが、彼らは、確信のないことには動かない(動けない)のだとか。
会議を重ね、時間をかけて、判断するんですって。
ヘッジを外すべきか、耐えるべきか・・・・。

決断するのに、凄い時間がかかるらしいです。
会議するから、、、(;´Д`)

そんなことをしているうちに13円もドル円上がっているんですけど。。。
というわけで、生保など機関投資家らは、
外債投資の損失は放置したままのようです。

これが処理されるときには、さらなる円安進行となると思われます。

ということで、円高になるという理由は需給面からは考えにくい状況。

トランプさんがまだ信用できないとか、
スピード調整がありそうだとか、
急落リスクもゼロではないんだけど、
需給面からは、下がったら買いたい向きがうようよ存在しています。

ということで、まだまだロング目線継続。

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2016年11月22日火曜日

日本時間午前5:59の福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震を受けて
為替市場では若干円買いがでました。

22日火曜午前3:30前後には111.35円まで円安ドル高となったドル円相場が
東京時間オープン直後に110.39円までおよそ1円の円高ドル安がありました。

しかし、東京時間にじりじり買い戻され、ロンドン時間入りには
111円台、やはりドルを買い遅れていた向きがすかさず買いを入れている印象。

110.50以下で拾いたかったのですが、少し出遅れて
110.58円でドル円を拾っています。

余震ならぬ本震が来るという恐怖とリスクもぬぐえないのですが、
もともと110円台前半まで下げれば買い増そうと思っていたので
それに従って。

*****************************

昨晩、ECBドラギ総裁はインフレ目標の達成に向けECBは
現在の金融緩和の水準を維持する必要があるとの認識をあらためて示しています。

「インフレ率が中期的に2%弱の目標水準へと持続的に戻るのに必要な
極めて大規模な金融緩和政策を維持することにコミットしている」

12月のECB理事会では来年2017年3月までの予定の資産買い入れ政策を
延長するのか、縮小に向かうことになるのか議論することとなっていますが、
早くも、緩和延長に言及したということになります。

しかしながら、為替市場ではアメリカ大統領選でトランプ勝利以降、
ユーロはドルに対して導入以来最長の連続下落を記録し、
約1年ぶりの安値に達しており、すでに大きく下落していることから
反応は限定的でした。

足元のユーロ下落は、ドル金利の上昇ということだけでなく、
トランプ氏が掲げている本国投資法。
アメリカ企業が海外での利益を本国に回帰させることを促す税制HIA2が
ドル買い・ユーロ売りを促すという思惑も働いているものと思われます。


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昨晩はポンドドルが強くて、その背景がイマイチわからなかったのですが
メイ首相の発言が材料視されたようです。
英産業連盟(CBI)主催の会議で

EU離脱決定を受けた企業の国外移転を回避するため、
科学やテクノロジー分野などの研究開発(R&D)に20億ポンドを投じる方針を表明。

ロボティクスやバイオテクノロジーなどの研究開発を促すため、
2020年まで新たに年間20億ポンド(25億ドル)を投じるとしています。

また法人税率を先進20カ国で最低水準にするとの考えを
あらためて表明しています。

メイ首相はこれまで、2020年までに法人税率を現在の20%から17%に
引き下げるとしていますがトランプ次期大統領は選挙期間中、
法人税率を15%に引き下げる意向を表明しており、
これに対抗して17%からさらに引き下げる用意があるのかどうかに注目。

こうした発言がポンド上昇の背景にあったモノと思われます。

今週はゴールドマン・サックスが発表した2017年トップトレードが話題ですが
筆頭はドル買いとしながら、売りはポンドとユーロの均等パスケットとしており、
1年後、ポンドドルは1.14ドル ユーロドルは1.00、パリティを予想しています。

ユーロ下落はそうかなあと思っているんですが、
ポンドがまた下がるんでしょうか・・・。現在1.2485ドルくらい。

ポンドは底入れしたように見えますが、それよりもドルのほうが
圧倒的な強さを見せるということかしら…。

ハードブレグジットとなって、英国から資金流出がないように
メイ首相もいろいろな施策を出してくると思われます。
インフレも気がかりですしね。利下げ思惑は後退しているため、
個人的にはポンドが再下落するというのは、あまりピンとこないかな。
(今ポンド円ロングしているのでポジショントークです(;'∀')

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8日大統領選挙からおおよそ2週間、まだmarketの勢いは緩みません。

週明け21日月曜早朝、ドル円相場は東京市場がオープンする前の
商いが薄い時間帯に111円大台乗せ。111.18円まで円安ドル高が進行しました。

東京時間に一服するも、110.46円まででガス抜き終了でしょうか、
現在再び111円大台目指す上昇を見せています。

ただし、今夜の値動きは若干これまでと変化が見られます。


ドルインデックスを見ると、これまでのドル高が一服。
陰線をつけようか、という下落を見せ始めており、
ユーロ、ポンド、カナダ、豪ドル、NZドルなどが反転上昇の兆し。
さすがに行き過ぎからの巻き戻しがくるのか、それとも
ただの調整に過ぎないのかは、まだワカリマセンが、

興味深いのが、円はあまり戻っていないこと。
つまり、円安基調に一服感がみられません。
おかげで今夜はポンド円、キウイ円、豪ドル円、カナダ円などクロス円が
一段高の上昇を見せています.。



※通貨インデックス日足チャート 円安だけは止まらず


私のポンド円ロングにとってもいい展開。
ポンドドルも高いし、ポンド円も高いということになりますね。

要するに今夜はドル安円安。

円安の背景は、おそらく先週の日銀の指値オペ。
長期国債利回りをゼロ%にピン止めするためには、日銀は「無制限」に
国債を市場から買い入れます。要するにこれは緩和策強化。
9月の日銀会合で「イールド・カーブコントロール」が発表された直後は
マイナスに沈んでいた長期債をゼロに誘導するってことは
日銀が買い入れ量を減らす、、、テーパリングじゃないの?!
という指摘が多くて、評価が低かったのですが、
米金利上昇に連れて日本国債も上がり出したために、日銀が買い出動、
ゼロ%固定のためには無制限買い入れなわけですから、とんでもない量的緩和です。

米金利上昇+日銀国債無制限買い入れ=ドル円最強!!

ってことですね。

他の英国やカナダ、豪ドル、キウイなどの各国の金利上昇
においてもそれぞれの国との金利差拡大ですから、日銀の指値オペは
「円安効果」として効いてきたものと思われます。


さて、このドル安、円安が今夜だけの値動きなのか今後も続くのかもまだワカリマセンが、
他に変わった値動きがないかリサーチしましたところ、
今夜は原油が高い。11/30のOPEC総会に向けて減産に向けた協議の詰めの
作業に入っているのですが、何か減産を匂わせるニュースでも出たんでしょうか。

※コモディティ日足チャート一覧 特に今夜はエネルギー高が顕著


今夜特にポンドやカナダが強いのには原油高が影響しているかもしれません。
イギリスは北海ブレント、カナダはオイルサンド。

トランプ氏は、、石炭、天然ガス、石炭掘削に関わる規制撤廃を進め、
CO2排出値の削減を決めたパリ協定について破棄するとの考え方を
示してきました。再生可能エネルギーへの助成金を撤廃することで
炭鉱作業員を職場復帰させると述べています。

この分野もこれからの注目の高い投資先となるとみられています。
今夜の原油高と直接関係があるということではありませんが、
原油価格はこれだけのドル高にも、全然崩れないというのは
11/30のOPEC総会に向けた減産合意期待だけではなく、
トランプ新大統領誕生も少なからず影響しているのではないか、
って気がしています。その根拠となるニュースは別にないんですけど(;'∀')

こういう「押し目待ちに押し目なし」みたいな非常に強いトレンドの相場では
一目均衡表を表示した1時間足チャートを見て、転換、基準線、雲、75SMA
などを押し目のメドとして使っています。


あるいは日足の5SMA 5SMAまで落ちて来たらロングです。



 あまり深押ししないのです。
チャートからは次に買うのは110円前半まで落ちてきたとこかな。
109.09円のロングは継続中。
ポンド円ロング、日経平均ロングもそのまま継続です。

今夜も現在までのところ(1:25)NYダウ平均上昇中。


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◆オセアニア、新興国通貨安


主要通貨では、豪ドルやキウイなどが大きく下落しています。
通常リスクオン相場で買われやすい通貨であるにもかかわらず、
株高、原油高のリスクオン相場の今、大きな下落に見舞われているのです。

これは、リスクオンで金利のある通貨が買われるというテーマより
新興国通貨が売られ、資金が米ドルに還流するレパトリの流れの中にある、
ということかと思われます。ブラジルレアル、インドネシアルピア、
南アフリカランド、トルコリラ、フィリピンペソ、人民元、、、
軒並み安です。この通過群の中に豪ドル、キウイも入っているということね。

この新興国通貨安、米国の金融引き締め懸念から新興国通貨が
急落に見舞われた2013年の「バーナンキ・ショック」が記憶に新しいのですが、
現在はそのようなリスクとしては受け止められていないようです。

それが証拠に、株高、原油高ですね。鉄鉱石などの一次産品銘柄も高い。
コモディティはゴールドやプラチナなどは弱いものの、比較的強いんです。
中国銘柄として、それからトランプ公共投資思惑として、というところでしょうか。
こうしたコモディティ価格に支えられて、新興国経済には2013年以降に
見られた動揺は起きていません。油断はできないものの、過剰に警戒することもなさそうです。。。


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QUICKが21日に算出した前週末18日時点の店頭FX会社9社合計(週間)の
建玉状況によると、FX取引で円に対するドルの買い比率は低下している模様。

「ドル・円」取引の総建玉に占めるドル買い建玉の比率は50.0%、
その前の週末に当たる11日時点を3.7ポイント下回り、
2015年6月5日時点(47.3%)以来約1年5カ月ぶりの低水準へ。
個人投資家はドルの上値が近いとみて、相場の流れに逆らう「逆張り」の
ドル売り・円買いに動いているとみられます。


ということで、この流れは週明けも続いているようですので、
まだ続くかな。。。ドル円上昇。

目先のターゲットは半値戻しの112.40円台、
ここまではトレンド継続と思っています。

ただし、今週は23日水曜が日本は勤労感謝の日の祝日。
翌24日木曜はサンクスギビングで休場。
25日も午前1時までの短縮取引となることから
手じまい売りも警戒されています。

手仕舞いによる思わぬ安値もあるかもしれません。
…その時は、拾うチャンスでしょう、きっと。
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12/03 (土)13:00~ 大阪セミナーに行きます。

私にとって年内最後の大阪です。

『NYダウ上場記念特別セミナーin大阪』
http://www.yutaka24.jp/?url=/seminars/detail/258

13:00~14:00 第一部:大倉たかし×大橋ひろこ
「本音で言わせて! LIVE」

14:00~14:30 特別セッション:大倉たかし×大橋ひろこ
「NYダウもついに上場! 今注目のくりっく株365の魅力とは!?」

14:30~14:45 休憩

14:45~16:15 第二部:岡崎氏
『不確実性下の金融市場』~週明けの日本で戦うダウ365必勝法~

大統領選前からドル円ロングを構築、100円をストップにロングを継続し
この大相場をがっつり取った大倉キャプテンが大阪に!!

何故、ドル円上昇を予想していたのか。
その考え方と、今後のシナリオを大倉キャプテンに伺うセッション
「本音で言わせて!LIVE」で、ご一緒します。

12/10 (土)は東京会場。
http://www.yutaka24.jp/?url=/seminars/detail/259

皆様のご参加、お待ちしております~♪
どしどしお申込みください。

2016年11月20日日曜日

 大統領選以降、ドル一強ですね。通貨インデックス一覧を見れば一目瞭然。

※通貨インデックス一覧


上がっているのはドルだけです。
円、ユーロ、豪ドル、NZドルと軒並み売られていますね。

この背景にあるのが、米金利上昇。
トランプ氏が唱えるインフラ投資と減税を織り込み債券が売られ
金利が大きく上昇しています。インフレ期待もあるでしょうか。


18日金曜には米10年債利回りが一時2.36%と約1年ぶりの高水準まで上昇。
大統領選開票前の8日終値1.85%から比較すると0.50%高い水準。

米金利上昇は、トランプ効果だけではないと思われます。
米国が年内にも1年ぶりの利上げに踏み切るだろうことも追い風でしょう。

17日木曜はFRBイエレン議長の議会証言が注目されましたが
追加の利上げについて「比較的早い時期に適切になる」と述べました。

FRB議長 来月利上げに踏み切ることを示唆
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161118/k10010773481000.html
これで12月利上げはほぼ確定でしょう。
12月FOMCは利上げの有無よりFOMCメンバーの金利見通し
(ドットチャート)で、来年の利上げのペースに焦点が移っています。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は物価上昇率2%の達成に「より楽観的だ」
と述べたており、これも金利を押し上げにつながったようです。

※こうした米国債利回り上昇をうけて、他国債券市場でも利回りつれ高。
ドイツ国債も9年以上から8年以上にプラス利回りが拡大。
スウェーデンでもマイナスだった9年物がプラスに浮上。
現時点で10年債利回りがマイナス圏にとどまっている主要国はスイスのみ。
日本も先週16日、プラス圏に浮上しましたね。
もともとプラス圏にあるカナダやオーストラリアの国債金利も一段と上昇中。




※こうした変化を受けてのドル円上昇はわかります。

日本の長期金利はゼロ%にピン止めされているため、
ドル円は日米金利差拡大で素直に上昇するのは理解できますよね。

※日本10年債利回り



しかし、豪ドルの凄まじい売られ方に若干の違和感。

そもそも金利があって、このところの指標などから
利下げ思惑が後退している豪ドルなどが
これほど大きく売り込まれるなんて。。。。

このところの鉄鉱石などコモディティ価格の上昇は
豪ドルのサポートにならないんでしょうか。

今、米債利回り上昇に連れて、世界中の金利が上昇しており、
勿論、豪州の10年債利回りだってご覧の上昇です。

※豪10年債利回り

だから、上記通貨インデックス一覧で豪ドルがものすごい勢いで
売られているのがちょっと不思議なんだけど、、、と思って、
米10年債利回りチャートを見たら、上げ方が尋常じゃなかった。

※米10年利回り



これを見ると、とにかく米債利回り上昇の勢いがすさまじいのね。
それほど米金利上昇はサプライズだったということでしょうけれど、
そんなに、選挙前には逆のポジションが偏っていたってこと?!
巻き返しよね、この勢いって。

つまり、高金利、新興国などに投資されていたものがひっくり返って
米国に戻っているということ。

新興国通貨安、景気に影 投資マネーが米に流出
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM19H39_Z11C16A1FF8000/

米長期金利が急上昇し、新興国の株や債券に投資してきたマネーが米国へ還流。
メキシコペソやトルコリラが軒並み下落するなど経済の足腰が弱い国が狙い撃ちされる。米連邦準備理事会(FRB)が12月の利上げを示唆しており、この傾向が加速し新興国景気を下押しする恐れがある。

国際金融協会(IIF)によると、米大統領選後に新興国市場から流出した資金は100億ドル(約1兆1000億円)を超える。



ということで、オセアニア通貨もこの流れの中にあるとみられます。
クロス円(対円)で見れば、日本と豪州、日本とNZドルの利回り格差が
広がるので、素直に豪ドル円、NZドル円買いでいいと思うんだけど、
ドルストレート(対ドル)でこれだけ派手に下がっていると、
クロス円での上昇も限定的となってしまいますねぇ。

今は素直に、ドル円が最もパフォーマンスがいいということになります。

しかし、この新興国からの資金流出がファンド勢らの投資収益を
落としてしまったことで、巡り巡って米株下落、日本株下落を
もたらしたことは記憶に新しいので、この部分には警戒が必要ですね。

特に中国です。

中国当局、急激な人民元安には対応の用意 資本逃避を懸念=関係筋
http://jp.reuters.com/article/china-economy-yuan-idJPKBN13D18G?feedType=RSS&feedName=businessNews

中国の政策当局者は最近の人民元下落を気にかけていないが、心理的に重要な1ドル=7元を超えて急激に下落すると資本逃避を加速する可能性があることから介入する用意をしている。
複数の政策アドバイザーが明らかにした。

元は18日、8年ぶり安値の1ドル=6.8950元に下落した。


ということで、元安が2016年年初の米株下落をもたらしたことを考えると
今回もそのリスクがないとは言い切れません。
くれぐれも、高値追いで高値掴みをしないで
「下がったら買う」スタンスでいないと、、って思ってます。

そう思って大統領選前にはダウ平均を買いそびれたのですが(;´Д`)

今週以降は米利回り上昇が今後どんな弊害をもたらすのか、
この点に注目ですね。

週末18日金曜のダウ工業株30種平均は反落してます。
35ドル89セント(0.2%)安1万8867ドル93セント、
米株の失速があれば、ドル円も一服となるかもしれません。


ドル円相場は 110円95銭と約5カ月半ぶりの円安水準まで
円安ドル高が進行、110円もあっさり超えてきました。

アベノミクス相場125円台までの大きな円安ドル高相場が
今年2016年前半に100円割れまでの円高となったことで
アベノミクス、日銀緩和政策の失敗・終焉とまで言われましたけど、
112.40円まで戻れば、その半分は取り返したこととなります。

38.2%戻りの109.20円近辺で一度阻まれるかと思ったのですが
あっさり抜けて110円台乗せ。次のターゲットは112.40円です。
109円台で買いなおしたドル円ロングは112円台に乗せたら手仕舞います。

100.80,101.80Lは、しばらく継続しようと思います。
ゲームチェンジ、すなわち、トランプ大統領誕生で
ドル高はまだまだ進むものと考えています。

足元のリスクは、
11/30のOPEC総会(減産合意ならずで原油安の可能性)と
12/14のFOMC(利上げはほぼ織り込み済みも、株下落リスク)

来春の1/20の大統領就任まで上昇相場が続くとは思いませんが、
再び100円を割るような相場はもうないんじゃないかな。。。

****************

米国株が史上最高値圏にあるのに対し、日経平均は15年6月につけた高値
20868円を2000円強下回ったままであり、
ドル高の影響で資金流出が懸念される新興国に比べて円安の恩恵を受ける
日本株のほうが物色されやすい流れが続くと思います。

円安進行は企業業績に追い風ですし、今年前半の円高での
業績下方修正懸念も払しょくされたところです。

日経平均も近い将来20000円を目指す展開となると思います。
20000円達成はさすがに来年かなぁ、、、
年末年始には波乱もありそうですので。

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