2018年9月11日火曜日

週明け10日月曜の日本株市場がしっかりだったのはやや意外。
先週末のNY株が弱かったですし、米中通商交渉において2000億ドルに加えて
2670億ドル追加とのトランプ大統領発言で世界経済への影響が懸念されるほか、
日本でもいよいよ9月下旬からスタートするFFR日米通商交渉においても
容赦しない旨がトランプ大統領から発せられたこともあって
弱含み覚悟でしたが、終わってみれば日経平均は7営業日ぶりに反発し

66.03円高の22373.09円 プラス圏、今週はメジャーSQですが、、、

出来高は細く商いが盛り上がっている風ではありませんが
朝方発表された4-6月期実質GDP2次速報が前期比年率+3.0%となり、
1次速報の+1.9%から上方修正されたことが材料視された、なんて指摘もありました。


ん~雇用統計受けて米金利が上昇したことで
ドル円が強含みだったこともアシストしてるんかな。

総裁選が終われば、この夏から秋に各地で大きな被害をもたらした
天災の復興に向けて何か支援策でも出てくるという思惑もあるんでしょうか。
来年の消費税止めて、建設国債でも増発すればセンチメントも変わるでしょうけれど。

安倍首相は今日、来年の消費税増税は実施とのスタンスを表明していましたね。
それでも上昇した日本株。意外と強いです。

ただし、ドル円も日経もレンジ内での推移です。

安定していると言えば安定していますね。
ここで日本だけどんどん円安、株高が進んでいたら
中間選挙を控えてトランプ政権との貿易摩擦は
なおさら厳しいものになるでしょうし
この程度で行ったり来たりしていることは、
実は政治的には理想的なのかもしれません。
ディーラーにとっては厳しい環境ですが、、、、。

案の定ユーロも反発してきました。
週明けは欧州株も堅調だったことを受けて、、、ということのようですが

ということで、ユーロドルロングは何とか助かっています。

キウイドルショートも継続。

*****************************

今日もポンドはハッスルしてましたね~

ブレグジット交渉でEU側の首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏が
交渉は8週間以内の合意成立が現実的であると述べたことを好感しポンド急伸。

11月初めまでに合意に達する必要があると述べています。

また、関係者によるとEUはブレグジットサミットの11月13日開催を目指しているとのこと。

この時までには、合意できるということでしょうか。

今夜は英国の経済指標もいろいろ出てきました。

英・7月貿易収支:-99.73億ポンド
(予想:-117.40億ポンド、6月:-106.79億ポンド←-113.83億ポンド)

英・7月GDP:前月比+0.3%(予想:+0.1%、6月:+0.1%)

英・7月鉱工業生産:前月比+0.1%(予想:+0.2%、6月:+0.4%)
英・7月製造業生産:前月比-0.2%(予想:+0.2%、6月:+0.4%)

ポンドも底入れしたんじゃないか、って気がしますね。
明日以降ポンドドルが下落する局面があれば、ちょっと買ってみたいです。

高値はつかまず、下がった時にね。

今週はBOE、政策金利は据え置き予想。

英中銀:政策金利据え置きを全会一致で決定か、13日会合で-調査
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-10/PETMWD6K50XT01
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2018年9月10日月曜日

今回の8月分の雇用統計は、ジャクソンホール会合後に市場を覆った
米金利上昇スピード鈍化ムードを払拭するものとなりました。

パウエルFRB議長がインフレは加熱の兆候なし、と発言したことで
米国利上げがこれまで織り込まれてきた、年内あと2回、来年3回という予想から
来年は利上げ打ち止めとなるとの見方が台頭し始め、一部には12月の利上げも
場合によってはないという観測まで出始めていました。

しかし、8月の雇用統計で賃金上昇率(インフレ指標でもありますね)が
2009年6月以来の伸びとなったことで、そのムードが塗り替えられた感じ。

米雇用統計:8月は平均時給2.9%増に加速-雇用者数20.1万人増
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-07/PEOR056TTDSI01

賃金年率2.9%は、2009年6月以来の高さ 前月7月は2.7%増

今月9月の利上げはほぼ100%織り込まれていますが
12月利上げ織り込みが一気に77%にまで上昇。
※CME Fedウォッチ


これで、米金利が上昇しドル円が上昇、ユーロドルが下落しました。
ようするにドル高です。

※米10年債利回り上昇


※ドル円15分足 


しかし、その後トランプ発言でドル円は一気に上げ幅を削る行って来いの展開に。
その後、金利が下がらなかったことで下げ幅の半値ほどを取り戻して終了。

トランプ大統領:中国からの輸入、さらに2670億ドル相当に関税も(7日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-07/PEP1JI6K50XV01

中国からの輸入2670億ドル(約30兆円)相当に対して追加関税を賦課する用意があると表明した。既に表明済みの2000億ドル相当に追加されることになる。

ほぼ全輸入品に追加関税を課すことも辞さないという強硬姿勢。

→中国商務省もすでに、報復措置を講じる方針を発表。

米中貿易摩擦激化の様相。これは株式市場にとってはネガティブ。
米金利の急伸も米国株式にとってはネガティブ。

ということで、米株式相場、主要3指標はそろってマイナスでした。

*ダウ30種平均 25863.16 -132.71 
*ナスダック   7906.74 -15.99 
*S&P500     2869.61  -8.44 

困ったことに、逆イールドが一層近づいてきた印象。
米10年債、2年債利回りの差は0.234%まで縮小してます。
逆転したからといってすぐにリセッション入りするわけじゃないですが
縮小、逆転は市場の警戒材料ですね。

※米10年、2年債利回り比較チャート


米金利上昇という側面からは、週明けもドル買いが続きそうですが、
(株式市場にとっては良くはないですけど)
日本市場にはいよいよ始まるか、日米貿易交渉への懸念も。

トランプ大統領:日本は「大きな問題」に、米国との通商合意なければ(7日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-07/PEP3EX6JIJUO01

トランプ大統領は日本に対しても強硬姿勢で臨む構えであることが報じられました。
「(新しい)合意に達しなければ日本は大変な問題になると認識している」
ということで、厳しい交渉となることが予想されるわけですが、
雇用統計前、東京時間でのドル円下落はこの日米通商協議への懸念でしょうね。

交渉再開は総裁選の後、9月21日以降となるとみられます。
25日、日米首脳会談開催との情報も。

ということで、米金利上昇でドル買い圧力が強まるも
日米通商交渉への懸念とトランプ大統領の不規則発言リスクで
ドル円は上値が重く、、、、
結局はレンジなんじゃないかと思います(´・ω・`)


対ユーロではどうなんだろう、、、ユーロドルロング保有中ですが
今週はECB理事会ですね。特に政策変更はないとみられていますし、
ユーロが動くとも思えませんが、ユーロ圏は
ドイツリスクが改めて出てくるんじゃないかと思っています。

中国の海航集団、海外資産の大半を売却へ
https://jp.wsj.com/articles/SB11478742911179934606504584458620843710610

海航集団の王健会長は7月視察先のフランスで転落死するなど不穏なニュースも
ありましたが、ドイツ銀行の筆頭株主である海航集団が
ドイツ銀行の株を売るそうです。

このこと自体はユーロ売り元買いかな、と思いますが、
ドイツ銀行の株が下落しており、足下ではDAXの下落も著しいですね。

そして先週はこんなニュースも。

ドイツ銀、ユーロ・ストックス50指数から除外へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-04/PEIVFC6JIJUU01
DAXではないのですがユーロストックス50指数からドイツ銀行株除外されるってよ。

くりっく株365で取引できるDAXですが、売りを狙おうと思います。
高値での見事な三尊形成中。ネックライン割れで大きく下がるリスク。

※DAX週足


DAX週足 教科書通り三尊のネックライン割れなら
真ん中の山と同じ高さ(値幅)の下落で9840くらいまで
下がる可能性があります。

ということで、DAXは戻り売り。
そうやすやすとネックラインが割れるとは思いませんので
揉みあいで反発する局面があるんじゃないかな・・・。

ドル金利上昇でユーロ下落のリスクはあるんですが
ドイツが崩れてくるとなると欧州系の金融機関はリスク回避で
対外投資のレパトリに動く可能性があるんじゃないか、という気もします。

その場合、欧州のレパトリですからユーロ高ですね。
対外投資が大きい国はリスク回避時に資産をキャッシュに替えるでしょ。
日本のドル円もそうですが、、、、

ということで、ユーロは米金利上昇という理由だけで
下落が続くとは思いませんので、2番底形成の下落があっても
切り返すんじゃないか、、、と考えています。希望的観測ですが💦

キウイドルショートは継続。

豪ドルが独歩安の様相を呈してきましたね。
これは中国リスクのあおりでしょう。
豪ドルショートの方が効率がよかったかもしれません。。。

今週の主な予定を見ると、13日㈭が欧州、英国、トルコの政策金利会合が。
今回はECBやBOEよりトルコに注目でしょうか。
インフレ率から見ても利上げ必須です。利上げするんじゃないかと思いますが
どの程度の幅の利上げなら市場が安心するのかまるで予想できません。
利上げでも失望される程度の利上げなら、トルコ売りの材料に。
エルドアン大統領の圧力で利上げがないなら、ドカンとトルコリラが下がります。
トルコリラの再下落はユーロの再下落のリスクかもしれません💦
また、利上げでトルコリラが上昇したら、トルコリラの絶好の売り場かな。

10日(月)
日本Q2GDP改定値(速報値+1.9%→+2.6%へ上方修正予想)
中国8月消費者物価指数
中国8月生産者物価指数
トルコGDP(第2四半期)
アトランタ連銀総裁、講演


11日(火)
独9月ZEW景況感指数
中露会談:習近平国家主席、プーチン大統領会談


12日(水)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
セントルイス連銀総裁、講演
アップル、イベント開催
米8月生産者物価指数(PPI)
 (予想:前年比+3.2%/コア+2.7% * 前月比予想 +0.2%)
前年比は前々月の+3.4%から2か月連続での鈍化見込み


13日(木)
豪8月雇用統計

★トルコ中銀政策金利(利上げしないとまずいでしょ。)
★英中銀政策金利 (8月に0.25%引き上げ0.75%に。今回据え置き見込み)
★ECB政策金利、ドラギECB総裁記者会見

アトランタ連銀総裁、講演
米8月消費者物価指数(CPI)
(予想 前年比+2.8%(前月+2.9%)/コア予想+2.4%(前月+2.4%)


14日(金)
ロシア中銀政策金利
中国8月小売売上高
中国8月鉱工業生産

カーニー英中銀総裁、講演
シカゴ連銀総裁、講演
ボストン連銀総裁、講演
米8月小売売上高 (予想 前月比+0.6% 前月+0.5%)
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2018年9月7日金曜日

関西地方台風被害直後の平成30年北海道胆振東部地震、
今年は西日本豪雨被害も甚大でした。
被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

今日の東京市場は台風、地震によるサプライチェーンの被害影響への懸念が
売りを誘った面もあるでしょう。上海総合指数も弱く、
対中追加関税2000億ドル発動への警戒も上値を抑えています。

ドル円相場は東京時間、そしてNY時間に入ってさらに売られて
110円台へと下落しており、クロス円全般円高基調です。
それでもレンジの範囲内ですが。。

ただ、弱いのは日本だけではなく、DAXなどは5日続落。
米株市場でも、FacebookやTwitter株への懸念が広がりNasdaq総合指数が軟調、
S&P500やダウもトップアウトしそうな気配。

※Facebook、Twitter

米はSNSに規制示唆 ツイッター株が大幅安
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-05/PELP6Y6S972B01

~米上院情報特別委員会は5日、
外国による干渉や虚偽のメッセージを阻止するソーシャルメディア各社の
取り組みを検証するため開いた公聴会で、
これら企業のプラットフォームを規制する可能性を提起

中間選挙が近いですからね、色々出てきます。

昨日発表された米7月の貿易収支は500億8200万ドルの赤字。
赤字幅が前月から9.50%膨らみました。2ヶ月連続の赤字拡大です。

1月~7月総計3378億8400万ドルの赤字で前年同期から6.97%拡大。

なかでも対中国赤字が368億3400万ドルと前月の334億8400万ドルから
10%も増加しています。
(対日赤字も53億800万ドルから54億6000万ドルに拡大)

これも少なからず影響したか?

今一番怖いのが、米株の大調整ですね。。
独り勝ちの米国が崩れだしたら、行き場がない。

ということで、米株動向は中間選挙が近づいていることから
トランプ政権へのネガティブキャンペーンも激化し
市場が嫌気する可能性もあるかも。

現状では元弁護士が司法取引に応じる可能性、とか
トランプ政権の高官が匿名でオールドメディアに批判記事を書くとか、
暴露本がでるとか、どれも致命傷となるような材料ではないのですが。

というか、政権内部にいる人間が政権批判するってどういうこと?!
弱みでも握られたんでしょうか。

匿名の高官が米紙に大統領批判の寄稿 「政権内部にレジスタンス」
https://www.sankei.com/world/news/180906/wor1809060012-n1.html

対して、トランプ政権側も支持率UPのために
対外圧力を強めるなど、騒がしくなるでしょうから
リスクがとりにくい期間に入ってしまったということかも。

日本は災害への懸念、米国は中間選挙、やっぱり円高圧力は強まるかなぁ。。。

とはいえ、レンジだと思うので、ここからドル円ショートはやめておくわ。

ポンドショートが積み上がっているので、意外とポンドは上がるかも。
ポンドドルとか、ポンドオージーなんかがいいかもね。
ハードブレグジット懸念で売り過ぎです。
何か朗報あれば昨日みたいに踏み上がる地合いはまだ続いていると思います。

ポジションは変わらず。
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2018年9月6日木曜日

日本株は8/30に23000大台乗せに失敗してから下落が続いており
とうとう22500円台まで下げていますが、
足下、特に9月入りしてからドル円は上昇しています。

※上段がドル円、下段が日経平均 相関性低下中

何故だろう、、、?!
米10年債利回りを見るとわかりやすい。

※上段ドル円、下段米長期債利回り


米国長期債利回りが上昇してるんですね。
どうも、ここ数日は米債利回りとの相関が強いようです。

長期債利回り上昇が何故なのか分かりませんが、、、
米債売りが増えているってことですよね。

先週28日までの1週間は米債先物市場では買い戻しが大きかったんだけど
また売り直しているんでしょうか。。。

米10年債先物市場投機筋ポジション

     買い   売り    ネット(買い-売り)
7/31    471,702  1,061,830    -590,128
8/7    493,797     1,080,096    -586,299   
8/14    485,815     1,184,009    -698,194   
8/21    503,734     1,204,248    -700,514   
8/28    573,951     1,103,771    -529,820 前週比170,694枚の売り越し減   

先週28日火曜までのデータ―が最新なので、
足元の動きは推測でしかないのですが8/21から8/28の期間において
投機筋は米国債の買いを増やし、売りを減らしています。
その結果、ネットショートが17万枚も減っていたわけですが、
ジャクソンホール会合でのパウエル議長の講演受けて
金利先高観が後退したことによる債券売りの買い戻しだったかと思われます。

これだけポジションが巻き返されても、債券価格(利回り)には左程大きな
動きは見受けられなかったんですけどね・・・。

結局、米債利回りもドル円もレンジの範囲内の小さな値動きです。
単純にM&A玉が出ているだけかもしれませんし、
あまりこのドル円上昇についていきたくはないですね。

ドル円なんか、このところはわずか1円幅程度でもみ合ってます。

ドル円を手掛ける気にはなりません・・・。

今夜大きく動いたのがポンド。

「英独がEU離脱めぐる主な要求取り下げと関係者」
との報道でポンドが跳ねました。
現時点で続報がなくて、真偽不明なんですが、
ソフトブレグジットの可能性ありってこと?!
ポンドは暴れ馬みたいな通貨よね。
急伸後、あっという間に半値くらい落ちてます。
行って来いになるほど売られていませんが、
この動きはハードブレグジットに賭けたショートが踏まれたって感じね。

ポンドが上昇したことで、ポンド円が上昇。
ポンド円が牽引する形でクロス円全般が上昇する地合いとなりました。
これに連れてドル円も若干上がりましたが、ドル円は見事な行って来い。
アルゴが一斉にクロス円ロングに動いただけで、参加しているのは
投機筋ばかり、ということでしょう。

年金や生保、政府系ファンドなどの腰の入った投資家は
こんな値動きに参戦しませんよね。というか、今日は水上紀行氏に
お話しを伺ったのですが、中間選挙まではこうした機関投資家らは本腰いれて
参加してこないんじゃないか、っておっしゃってました。
ようするに、2016年の大統領選の時のように、レンジが続くのでは、、、💦

あと2か月はドル円は動意が薄いかもしれません。
クロス円の方が面白いとおっしゃってました。
確かに、ドル円がわずか2~3円のレンジを続ける中、
ユーロ円は125~132円くらいの幅で動いています。
こちらもレンジと言えばレンジですが7円幅ありますものね。

-----------------------------

さて。9月5はカナダに注目でした。

まずはBOC金融政策委員会。

予想通り政策金利は据え置き。
声明では「NAFTAや他の貿易協議などのインフレへの影響を注視」
金利について「指標に沿って漸進的なアプローチを継続」

予想の範囲内の結果でカナダ売り。
私もそうでしたが、ひょっとしたら、、、のタカ派期待があった分の剥落でしょうか。
あ、すでにカナダロングは損切していますが(笑)

そして米国とカナダのNAFTA再交渉協議が再開されましたが
カナダのフリーランド外相が記者団とのインタビューで
「NAFTA加盟の3ヵ国での合意は可能」との認識を示した模様で、
若干カナダ買いになっています。

7月のカナダ国際商品貿易収支は1.1億カナダドルの赤字
(予想10億カナダドルを下回る赤字幅)

ファンダメンタルズでは利上げしても不思議はないかと思うのですが
NAFTA再交渉の落としどころが見えず、利上げに踏み切れないということかな。。。

ポジションはキウイドルショートとユーロドルロング継続です。

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2018年9月5日水曜日

レイバーデー明けの米国株式市場は、強くはなかったものの大崩れはなし。
今日5日に控えたカナダとのNAFTA再交渉の先行き不透明感に
対中制裁の第3弾の発動が控えているということもあって
積極的にリスクを取りにくい環境。

ダウは一時158ドル安まで下げ幅を拡大しましたが、
下げ幅12ドルまで縮小しています。

8月米ISM製造業景況感指数 前月比3.2ポイント上昇の61.3
~2004年5月以来14年3カ月ぶり高水準、ファンダメンタルズは絶好調。

他方、新興国資産は下落が続いています。
南アフリカ経済は米国一極集中の影響が出てきたのか、なんとリセッション入り。

南アフリカ 4-6月期GDP ▼0.7% 1-3月期は▼2.6% 

2四半期連続マイナスでリセッション(景気後退)入り、2009年以来です。


今期はプラス予想だったようですので、失望は大きく
通貨ランドが急落しています。


【新興国市場】売りさらに強まる-危機波及リスク、無視できず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-04/PEJIDI6K50XT01?srnd=cojp-v2

MSCI新興国通貨指数、2017年5月以来の低水準に
アルゼンチン・ペソは過去最安値を更新
メキシコ・ペソは1.1%安
南ア・ランドは3.2%安
トルコ・リラは0.7%安
インドネシア・ルピアは6日続落し、20年ぶり安値

習近平国家主席は2日夜、南アフリカのラマポーザ大統領と会談しており、
より緊密な中国・アフリカ運命共同体の構築に取り組むと6.7兆円の支援約束。
これが吉と出るか、凶と出るか。
中国は世界第2位のGDPを誇る大国ですが、
このところの市場の扱いは新興国括りですね。

新興国から資金が抜けて米国集中、この流れはまだ続くのでしょうか。
このままあちこちでリセッション入りとなる国が出てくると
米国とて上昇は難しいと思いますが、時間がかかるのかな。

トレードですが、
やはりユーロドルはレンジの予感。

黄色の四角の範囲内で推移しそう、と書いてきましたが、
昨日9/4に1.15300ドルまで下落したため、チャンス到来。

1.1538ドルでユーロドルロングエントリ―参戦です。
1.1700ドル近辺での利食い目標。

キウイドル0.6657ドルショートは継続



ドルカナダショートが、、、損切です。。。

ご覧の下落トレンドチャネルで推移してくれていれば継続でしたが
昨日スコーンと上抜け。ライン越えでロスカット(´;ω;`)
 
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2018年9月4日火曜日

9月最初の営業日。
日経平均は 22,707.38円 ▲157.77円で取引終了。

マザースは7カ月連続で月初安ですってよ。

米国がレイバーデーで休場となる中、先週末はカナダのNAFTA再交渉が合意できず、
9/6にも米国が中国へ2000億ドルの関税第3弾発動を匂わせていることが
上値を抑えていますが、日本株市場独自要因として、
建設不動産セクターの軒並み安ってのが地合いを悪化させたんじゃないかしら。

東証1部上場の不動産会社TATERUが、
新築アパート投資をする顧客から受け取った融資資料を改ざんする不正でS安。
この影響でシノケンとかロードスターキャピタルとか、不動産投資関連株軒並み安。
三井不動産とか三菱地所などの大手まで売られました。

スルガ銀行のかぼちゃの馬車の一件の余波が残ってるというのに
またこのセクターで不祥事。レオパレス21もテレ東が取り上げて糾弾されていますね。

不動産市況が冷え込むと日本市場独自要因での地合いの悪さが
バカンス明けの海外勢の回帰を阻むリスクにつながるんじゃないかと溜息。

明日以降のこのセクターの株価推移は意外と重要かも。。。

それから今日気になったニュース。

フォルクスワーゲンの排ガス不正 拡大か
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_161943

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンの排ガス不正問題が
ディーゼル車だけでなくガソリン車にも拡大する可能性。
ドイツの新聞「ビルト」が伝えたもの。

ちょっとちょっと、ディーゼル車だけじゃないんですか・・・。
これ、基幹産業である自動車セクターの不祥事なので、影響は大きいですよ。
ガソリン車となるとディーゼル車よりもインパクトは大きいんじゃないかな。

ディーゼル車の排ガス不正問題以降、欧州で主流だったディーゼル車の売上減、
フランスなど将来的にディーゼル車全廃を掲げる国まで出てきて、
そのシェアは50%を割り込んでいます。
ということは、ガソリン車が主流となりつつあるわけで。
いきなりEVシフトはなかなか難しいですものね。。。

ということで、今日はドイツDAXも弱い。この影響があるのかな・・・?!

※DAX



こうやって、ドイツや日本から資金が抜けると、、、
ジャクソンホールシンポジウム以降、金利先高観が後退気味の
米国株に流入してしまうのだろうか、、、今、中国はあり得ませんし。

あ、インド株が好調なのよね。
私も投信買うならインドだったわねぇ~
リーマン前後にトルコ買っちゃって放置中よ。

インドSENSEX指数は今年に入って14%近く上昇。
8/29には3万8989で引けて最高値を記録。

※SENSEX


だたし、拡大して今日の足を見てみると、印象的な陰線。
短期的にはトップアウトの予感。


これまで堅調だったところにほころびが、、、?!というのが気がかり。
今日なぜインド株が下がったのか、情報がなくてさっぱりわからないんです(^^;

そうそう、中間選挙アノマリーというのがあって、
選挙前には株が崩れることが多いとか。(絶対じゃないわよ)
選挙後に上がることが多いようですので、
11月中間選挙前はちょっと用心した方がいいのかしらね。

明日バカンス明けの米国市場がどのようなセンチメントでスタートするのかに注目です。
ポジションは変わらず。
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2018年9月2日日曜日

週末にかけて、為替市場ではドル高が戻ってきた印象。

ドル高基調に戻ってしまったのでしょうか。
11月の中間選挙が近付く中で、ドル高再燃は考えにくい気が。

ネガティブ材料がいくつか出てきたため米国3連休を控えて、
株の利益確定などの手仕舞いとドルショートの買戻し的な
ドル高が旺盛だった印象ですが、、、。

①米国とカナダのNAFTA再貿易交渉
見直し期限としていた8/31 合意に至らず。失望売り?!

~9月5日に再開予定。

②トランプ大統領
 2000億ドル規模の中国輸入品に対する制裁関税措置(第3弾)発動示唆。

~米政府は産業界からの意見公募手続き期限を9月6日としており
期限が来次第発動する計画。関税率は10~25%となる見込み

→中国は米製品600億ドル相当への関税賦課で報復する構え
 (2000億に対し600億ドル、もう報復できる枠がない)

~このニュースが大きかったかな。

③トランプ大統領、為替操作有無の決定方式検討-中国は通貨切り下げ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-30/PEANQI6K50XV01

~先週は現代版プラザ合意の噂が広がりましたが、為替操作国認定の可能性も?!
 次の為替報告書は10月公表ですね。

④アルゼンチンペソ、トルコリラ、インドネシアるルピア安でドル買い。
 リスクオフの円買い基調強まる。

~アルゼンチンの政策金利は60%に引き上げられました…。
 IMFに支援を求め、IMFもこれに応じる姿勢を見せていますが。

また、欧州からネガティブ材料が出たことも
ユーロ売り再燃の流れにつながった印象です。

◆ユーロのネガティブ材料

①イタリア政府高官から、「必要ならばEUの財政規律であるGDP比3%の財政赤字の上限を超える可能性がある」

②オーストリア中銀のノボトニー総裁
「イタリアの混乱によりECBの利上げを遅らせるべきではない」と発言で
ユーロ上昇もユーロ買いの流れは続かず。

③ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を下回る
 前年比+2.0%(予想:+2.1%、7月:+2.1%)

④トランプ大統領
「EUは、中国とほぼ同じくらい悪い」米国車関税の撤廃は不十分と発言

※ユーロドル日足 多分レンジなので1.1540ドルくらいまで下がれば買い狙い
Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/


◆ポンドにもネガティブ材料が。。。

①EUのバルニエ離脱主席交渉官
「EUは合意なき離脱にも備えるべきだ」
「アイルランドに関するバックストップ(安全装置)なければ、合意もない」

~バルニエさんって29日に
「英国に前例のないパートナーシップを提案する可能性がある」と発言して
ポンド急騰のきっかけを作った方ですけど、、、、。
 
②英国のラーブEU離脱担当相
「価値のある進展はあったが、明確にまだすべきことがある」と発言

10月までのブレグジット合意は困難との見方が再燃。
バルニエさん発言で急騰したポンドが急反落と忙しい。

◆NZドルのネガティブ材料も

・8月のNZ企業信頼感指数が10年ぶりの水準に悪化

向こう1年間に同国経済が悪化すると予想した回答者の割合は50.3%
2008年4月以来、最も悲観的な結果(7月44.9%)

◆豪ドルにも。

・豪第2四半期 民間設備投資、前期比2.5%減 (予想+0.6%)
 予想外にマイナス転落

いうことで総じてドル高基調が強まってNYクローズでした。

オセアニア通貨は、そもそも弱いですよね。
中国景気に影響されるためでしょう。

キウイドルショートがうまく行き初めてホッとしてます…。

※NZドル日足 0.6657ドルでショート中。
Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/


ということで、全般にドル高基調に回帰したかに見える先週末の動きでしたが
先週末は米国の3連休前のポジション調整の手仕舞いであった可能性もあり、
リスクオフ相場入りしたためのドル高だ、とも言いきれません。

この日米株式市場の動き、リスクオフに見えます?!

※米株3指標と日経平均。


ただし、英国FTSEがレンジを下抜けてきました!
実は虎視眈々とFTSE買い狙い、チャンスをずーっと待ってるとこ。

短期的にはレンジ下抜けで売り優勢かと思いますが
長期的には安値を拾っていきたいです。

※英FTSE 日足 くりっく株365、配当もすごくいいです。


週足で見て、0.382%押しの574くらいまで下げてくれたら絶好の買い場。
ブレグジットの混乱で下落があれば買いたいです。


ということで、英国だけはレンジ下抜け、下げてほしいという希望もあって
弱気ですが、米株が大きく下がるようにも見えません。
日本株も米株が大きく崩れないなら、レンジ内での推移でしょうし
9月配当狙いの買いも出てくるんじゃないかと思うので押し目買いかな、と。

特に明日3日のレイバーデー(毎年9月第1週の月曜)が終われば
海外勢がバカンスから戻ってくるとされています。
今週から海外勢がどう動くかが焦点。

戦略としては、株は押し目買い、
ユーロドルはレンジ下限で買い、
オセアニア通貨売り、でしょうか。

あ、先週ショートしたドルカナダ。
この下落チャネルを超えない限りポジション継続とします。。。

※ドルカナダ 1.2995ドルでショート中、現在アゲインスト。
 
トランプ米大統領は1日、公正な合意にならなければ
「(NAFTAから)カナダは出て行くことになる」とツイッターに投稿。
31日までの交渉決裂でカナダ売りドル買いとなっています。


一方、30日発表の第2四半期のGDP前期比2.9%増で、1年ぶりの高成長。
17日発表の7月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.0%上昇で
2011年9月以来、6年10カ月ぶりの大幅な伸び。

ファンダメンタルズ的には9月利上げの可能性もありますが、、、
足下の利上げ織り込みは20%程度であまり高くありません。

つまり、利上げがあればサプライズでカナダドル上昇です!
9月5日のBOCとNAFTA再交渉に注目ですね。
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