2010年4月29日木曜日

今度はスペイン格下げですか。
毎日毎日ネタが尽きないユーロ、また売られてますよ・・・
全く売り場を与えてくれないわね、このところ。
※S&Pスペイン長期格付けを引下げ、見通しを「ネガティブ」へ

昨日のギリシャの格付けをジャンク級へと格下げ,
さらにポルトガルの格下げを発表もS&Pでしたが、
何故昨日スペインも一緒に格下げしなかったのかしら。
ユーロネガティブ材料を小出しにしてくるあたりに
何らかの意図を感じないこともないのですが、
今日のスペイン格下げネタには市場の反応が限定的。
これがまたどうしてなんでしょう?!

ひとつには格下げしたのがS&Pだけで、
フィッチ「スペインは引き続き”AAA”格付けを有し、見通しは”安定的”だ」との声明を出し、
現時点ではスペインの格付けを変更する計画がない事を表明、
ムーディーズは「スペインの格付けを引下げるかどうかにはコメントしない」との声明。
ムーディーズも現在スペインの格付け見通しを「安定的」としていますので、
なにやらS&Pだけがしゃかりきになってユーロネガティブ情報を発信し続けている印象。

ユーロショートしてるんじゃないの?なんて
だいまんさんがツイッターでつぶやいてましたが。。。

それはそうと、ロイターに興味深い記事発見。

外為市場で投機マネーがユーロ相場に集中砲火を浴びせている。
~運用難に苦しむ多くのヘッジファンドがユーロ相場を「今年最大の収益源に」と息巻いている。~小国のギリシャ問題がなぜ、ドイツやフランスといった経済大国を複数抱えるユーロの不信任にまでつながるのか。在京外銀のある幹部はこう明かす。「現在のヘッジファンドの心理が、ユーロを今年の(収益の柱となる)ビッグトレードにするぞ、という結論ありきだからだ」。

~「見渡す限りこれといった運用先がない。最近まで円安シナリオに賭ける向きもいたが、成績はいまいち。ようやく見つけた(ユーロ売りやギリシャ国債売り)シナリオを何とか生かそうと、ヘッジファンドはヒートアップして売りを徹底させている」(先出の外銀幹部)という。「ユーロは1.20ドル付近までどうにかしたい」。顧客取引を担当する外銀トレーダーが聞いた、取引先のファンドの声だ。

長文記事のため、気になるフレーズをつまんで短く引用しました。
全文を読むならコチラ→ロイター記事を御覧下さい。

1.20ドルというのは先週のFOREXRADIOで私が目標として口走った水準ね!
(と、ちょっとはしゃぐ・・・・しかし今ショートポジションは持ってないの(涙)

投機筋がよってたかってユーロショートで稼ごうって息巻いているという話ですが
こんな話が記事になるときにはその相場が終わっている、、、、
なんてコメントも出るでしょうけれど、私はこれはホントに1.20くらいまで
やりそうな気がします。現在の水準にクライマックス感はないですし、
それよりも何よりも、記事中にあるように、他に運用先がないというのが
最大のポイント。今クレジット市場は大変なことになっているというのに、
何故かダウ平均は高値更新、原油も80ドル台高値圏、金も高値更新と
株、商品が強気継続してるって状態はどこか怖い。
結局ここからロングできるアセットを探すのって難しいでしょ。
この高値に慣れてきて、素人筋がエイヤっと買い出したら
きっとこの相場終わりだって、皆どこかで思ってる。
だから買うというストラテジーより売るという方が
しっくりくるんじゃないかな、と。

無論、他の市場が崩れだしたら、すぐさま他のモノも売るんでしょうけど、
今下手に売りで入ると踏まれちゃうのが株、コモディティ市場です。
安心して売れるのがユーロだけなんですよねぇ。

というわけで、売り場を探っているうちにみるみる下がってしまっている
ユーロ、この後のFOMCでまたドルに動きがでようものなら
さらに売られそう・・・。
現にドル円が大きな陽線でこの2日間の下落を包み上げようとしています。
何か情報漏れてきてるのかな?
発表までまてないので取り敢えず更新。

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2010年4月28日水曜日

S&Pがギリシャの格付けをジャンク級へと格下げ,
さらにポルトガルの格下げを発表、ユーロが売られています。

いえ、ユーロだけじゃない。
ドル円、クロス円、ストレート通貨、全て売られているようですね。
ギリシャやポルトガルあたりの格下げなんていくらでも想定できたこと、
これで売り込まれているってのは後付の材料で、実は。。。。

今、水曜が満月なのが効いてるんじゃない?!

ってのは冗談(笑)
日本のGWを前にして手仕舞いが入るならば水曜か
と思っていましたが、まさかNY時間からスタートするとは思わなかったな。

ユーロドルは戻ったところを売ろうと思ってみていましたが、
神保町で鮨をつまんでいるうちに、タイミングを逸してしまったようです。
ポンド円は200日線を、これまたキッチリと割り込んでの棒下げで
騙しのポン様、本領発揮といったところ。

リスク選考ムードが高まってきていただけに、
今晩の棒下げは意外な気もしますが、さすがGW相場、
波乱は付き物ですね。

FOMC控えてのこの展開って、、、ちょっと早い気がするのですが、
これでますますどうしたらいいかわからなくなっちゃった。
ここは絶好の買い場と見るべき?そんなに単純でいいかしら?
格下げネタなんてキッカケに過ぎません。
なにか調整の材料が欲しかっただけ。
それでも調整がもう少し浅ければ、買う勇気もでようものが
これだけの陰線を見せられると、躊躇しちゃいます。。。

ルービニ教授が
「ギリシャが直面している問題は先進国での債務危機の
氷山の一角でしかなく、債券自警団はすでにスペイン、ポルトガル、
英国、アイルランド、アイスランドなどの
国債利回りを吊り上げることに照準を定めており、
さらには日本や米国なども視野に入れている」
なんて発言をしており、この発言を額面通りに受け止めると、
もう全てアセットをキャッシュに替えて危機に備えよ、
と言われているんじゃないか、って気がしてきますよね。
無論そのまま行動に移すことほど愚かなことはないのですが。

今回に限ってみると単純に
満月でトレンド転換ってアノマリーに乗っておけば良かった、
それだけのことかもしれないわ。

今朝ツイッターで満月だわ。と呟いたりもしたのだけど、
Sポジションを作るほどのガッツはありませんでした・・・・。

GW相場にはいるので、ここからは尚慎重に。
今日は閃きがないのでこのままおやすみなさい!

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2010年4月26日月曜日

今週から日本はGWに入ります。さすがに今日から休む人を存じ上げませんが
木曜から長期休暇に入る方は結構多いみたい。

心理的には長期休暇前にはポジションを手仕舞って置きたいものですが、
手仕舞い売りが入るのは水曜と考えればいいのかな?
今日は日経平均、力強い上昇となりました。
ここ数営業日はグズグズしていたから、当然か。

先週末はギリシャが「救済策適用の申請」を正式に行ったことで、
ギリシャの資金繰り懸念が後退、為替市場ではユーロが
猛烈に買い戻され、そのまま取引を終了しました。
また、米の3月新築住宅販売件数が50年ぶりの大幅増となり、
ダウ平均・ナスダック総合指数が年初来高値を更新。
さらにG20・20カ国財務相・中央銀行総裁会議では銀行課税が
先送りになったりして週明けの東京では投資家心理の大きく好転したようです。
人民元など、為替・通貨について言及はなくてちょっと肩透かしでしたけど。

私の先週木曜のユーロの買は、1日早すぎで買戻しが入る前の
底割れで撃沈しました。ここでドテン売りというトレードもありますが、
それを行っていたら週末の巻き戻しで往復ビンタでした、危ない危ない。
(というか、金曜は帰りが遅くレートを見ていなかったのが幸い)

しかし、ショートポジションが溜まっていたとはいえ、買戻が一巡すれば
ココからの買い上げはやはりないみたいですね。
それはそうでしょ、単純に支援申請しただけの事、本当に支援されるかどうかは
まだ分かりませんものね。

ギリシャは、総額450億ユーロの支援を求めており、
EUで300億ユーロIMFが150億ユーロの資金援助に応じると配分されていますが、
「この融資額では到底解決できない」と見る向きも多いようです。

支援実行にはユーロ圏の他の15ヶ国の承認が必要となっており、
特に300億ユーロのうち84億ユーロを支援予定となっているドイツでは
野党が反対を表明しており、独外相が
「ドイツはギリシャ支援についてまだ決定していない」
と述べるなど実行には不透明感が漂います。
独だけじゃなくて、どの国においても、議会承認が必要でしょうから、
これがすんなりと承認されなかったら、もっとタチの悪いネガティブ材料として
ユーロが売られ直されるものと予想。
独はこれでギリシャに融資することになれば、即増税につながるようですし。
メルケル首相は先程、ギリシャ支援に関する独の合意には、
数日以上要すると発言しています。

具体的にはギリシャは5月19日に85億ユーロの国債償還を迎えるのですが、
5月7日までには支援準備が整う可能性があるということのようですが、
こんなネタを孕んだままの状況で日本はGWに突入してしまうのね・・・・。

また結局、まだまだユーロは売られる通貨なのね。
ということがよくわかる指標として
国債スプレッドがありますが、ギリシャと独の10年物国債のスプレッドは
日々拡大しており、先週金曜日の清算値が588Bpだったものが
週明けは600を超えています。

ということで、ユーロ、またどこかで売り直します。
でも、GWに入っちゃうしどうしようなな・・・。
だって、5月6日にイギリスの総選挙もあります。
これを睨んでの世論調査なんかでポンドも動くでしょうし、
GW中ボケッとできなくなっちゃうじゃない(笑)

何故かポンドが異常に強ばんでいるのですが、選挙前になぜ?
ヘッジファンドが買い戻しの必要なショートポジションを
相当抱えているという話が出ているようです。
ヘッジファンドが英ポンドを買い戻しているってことかしらね。
ポンドドルはそれでもレンジ圏から抜けていないのですが
ポンド円がきっちりWトップに見えた高値を超えてきており、
さらに200日移動平均線をしっかり上抜けているので、
テクニカル的には強気継続でいいことになります。
う~む・・・・。
押し目買って見る?

今週の注目ポイント。
明日、27日GSの経営陣が米議会の公聴会で証言する予定。
マーケットへの影響は未知数ですが内容によってはリスク回避の売りに繋がるかも。
28日水曜はFOMC。
「低金利政策」の期間について「extended period」文言に変更あれば
大きなドル買い要因になりますね。

また、同じく28日、オーストラリアの1QCPI(消費者物価)が出されます。
これがRBAが5月に利上げを実施するかどうかの試金石として注目されています。
スティーブンス総裁が
「CPI 統計がインフレを考えるうえで重要」と言っていますからね。

ちなみに前回数値は
前期比 +0.5%
前年比 +2.1%

今回予想は
前期比 +0.8%
前年比 +2.8%

この数字からの振れ幅にご注意!
キウイが爆アゲしているなぁ・・・。

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2010年4月23日金曜日

ユーロドル下がりました。トリプル底での反騰なるか?
1.330を割り込んでいます。ここで反発できなかったら崩落する・・・。

またしてもギリシャ。どんなにウンザリしようとも、飽きたと吠えても
まだまだネタは豊富に眠っているようですねぇ。
EUが今日発表したところによると
「2009年のギリシャの財政赤字はGDP比13.6%」

え?増えてる?

たしか2月にギリシャ自身が発表した数字は12.7%でしたよね。
2009年、昨年の赤字だからこの2ヶ月でそんなに拡大するわけないのですが。
ギリシャが出す数字はそもそも信用ならないってことでしょうか。

それからドイツとギリシャの10年物国債のスプレッドが
550bpまで拡大したというニュースも重石だそうですが、
この10年モノ国債のスプレッドは毎日のように拡大して更新続けてますので
このところはこれに反応するのに飽きていたくらいですが、
流石にギリシャが赤字額を適当に発表していたってニュースは
売らざるを得ないインパクトだったようです。

さてここから。このレベルを支えられずに落ちるようなら売りですが、
一旦止まると見るなら逆張りで買い場。どっちでしょう。
短期勝負なら買ってみても面白いところかな。
1.3295で軽く拾ってみました。
大局ではユーロはまだまだ下がると思っていますが、
売り方の利食いがでるならこういうポイントでしょ。
買戻しの上昇が若干期待できると見てのロングです。
わかりやすい節目ですので。
ただし、本来のスタンスと異なるポジションですので超短期です。
ボリンジャーのバンドの中心位まで戻れば十分。

そのころにはまた何かユーロネガティブ材料がでるはず・・・・。

さて今日は格付け会社フィッチが日本に矛先を向けてきた。
「日本の信用力のリスクは債務の増加」などと今更言われなくてもな
懸念を表明してくださったようですが、反応は薄いですね。
30pipsくらい円安になったのかな?
いかに日本のニュースがマーケットへのインパクトにならないかが
確認出来たような気がします。ギリシャのようなリスクのある国ではないですし、
周知の事実を改めて取り上げてみたところで
そう簡単にクラッシュするワケがないということでしょうけれど、
それ以前に、眼中にないだけだってりもするのかな、と寂しくなったりします。
まだ民主党のデフレ脱却~議連の購買力平価120円を云々のニュースのほうが
材料視されたところにも、日本の政治が外国勢からみればちっとも分からない、
(興味がない)ってことのあらわれなんじゃないかしら・・・・。

そうそう、今日のフィッチのニュースで思い出したけど、
藤巻達史さんという方が年内に怒涛の日本売りがやってくると
どこかの週刊誌に書いてましたが、、、、
年内はないにしても、いつかそんな日が来るんでしょうか?
(私はそんなことはないと思ってますけど)
ちょっと探したらWEB上でも・・・・。(201X年になってますね)

日経平均株価はリーマン・ショック時に付けた 7000円を大きく割り込み、円もたたき売られて1ドル=200円台に暴落するという。投資家には 「米国株などに分散投資した方がいい」とアドバイスする。

 201X年、月初に行われる10年国債の入札。政府が財政再建への道筋をつけられず、借金だけが膨らんでいく状況に、市場では「財政破綻」への不安が強まっていた。そしてついに、金融機関などからの国債の応札が国の売り出し量を大幅に下回る事態を招く。
買い手がほとんどいなくなった日本国債は債券市場で暴落し、金利は急上昇。日本という国の信頼が大きく損なわれたことを受けて、通貨である円も暴落、1ドル=200円台まで円安が進んだ。当然、日本株も売り浴びせられ、2008年秋のリーマン・ショックよりもひどい状況に陥った。
 円、日本株、国債のトリプル暴落が続き、国内経済は真っ暗闇に。

ドル円はまだモヤモヤ揉み合い中。
目先の動きは分かりませんが、私も大局では円安を見ています。
200円はないと思いますが、97~8円くらいまでは年内に。

まずは短期的にユーロドルの上昇に賭けてオヤスミなさい。
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2010年4月22日木曜日

今日は特筆する事柄がないなぁ。
結局のところ昨日と同じレベル。つまりレンジ。

昨日目先はやっぱりリスク選好で円安進む、と書きましたので
今日夜に93円を瞬間割り込んだ際にドル円を買ってみました。92.97円。
93.40円位にレジスタンスが出来たとみえて、ここに到達したところで
下がり出したので、さっさと手仕舞いました。わずか30銭程度のデイトレ。
やっぱり不安でどっかり構えていられないのは何故かしら?

GS訴追ネタがたった24時間の調整で終了し、
みるみる買い直されてきたことに対してちょっと
恐怖を感じたからかもしれません。こんなに単純でいいのか・・・・?

というわけで未だ釈然としないでおりますが、なんだかんんだ言って
先週月曜に窓あけて高くよりついたユーロドルをなぜ道半ばで
(いえ歩き出したばかりで)手仕舞ってしまったんだろうな、と自分の信念の
なさを悔いたりしているばかりで、次の入場ポイントが見いだせません。
んー今日の92円台ロングは信念を持って持ち続けるべきだっただろうか(笑)

モルガン・スタンレーもウェルズ・ファーゴも決算内容は予想より強いようですし、
やはり「いつか来る崩落」のために買わずにいては、後悔しそうなムードですよね。
でも、そのいつかって意外に早そうな気もするな・・・・
今は水星の逆行期でトリッキーな動きになっているだけって線も。

今日も新規ポジションはなしです。

為替と関係ないのですが、
今ゴム先物市場で当限価格が歴史的大暴騰してます。
さまざまな要因が重なっているのですが、最も大きなインパクトは中国。
将来穀物など食の分野でこんなことが起こることもあるのでしょうか・・・・。
興味があるかたはコチラを参照ください。

それと。
ポンドが意外な強さを見せていることに関しては・・・うーん・・・です。
3月雇用統計が予想よりも強い結果。
失業率は4.8%と前回の4.9%を下回り、2ヶ月連続での改善。
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2010年4月21日水曜日

気がつくとドル円相場は93円台回復。
昨日あれだけ慎重論を書き連ねておいてこう言うのもなんですが

・・・・買えばよかった・・・・

なーんて。いえいえ(笑)まだまだ慎重姿勢は崩してませんよ。
現在水星の逆行中。騙しが多いのがこの期間。
とかなんとか負け惜しみを言ったりしておりますが、
短期的には今週月曜、ちょうどニュースが出て世界のマーケットを一周した後の
上昇に素直に乗っていれば、十分に取れましたよね。

こういう時に決まって反省するのは、
自分の描いたシナリオは短期シナリオなのか、中長期シナリオなのか
明確にしていなかったことで、大局と目先の動きに生じるアヤにやられたりすること。
(中長期でみて、また頭を叩かれるかどうか現時点ではわかりませんが)
先行きをどんなに悲観していても、昨日の時点で戻る可能性も覚悟できていたなら
なぜ短期で買ってみることができないかなー。
と愚痴ってみたところで今後のシナリオ。

ドル円はこの勢いで94円台まで上がれば、
5月6月高値に向けて95円超えの円安。
上がりきらなかったら、4月中は92~94円での揉み合い続く。
その後再度上昇でやっぱり95円越。
90円を割るような大きな調整はその後・・・・。

という当初のシナリオに戻ります。つまり目先は円安、リスク選好シナリオ。

慎重姿勢は崩していないのですが、タイミングが今じゃないのでは?と。
この時期はいい決算がどんどこ出てダウが上昇を続ける気がするんですよね。
渦中のゴールドマンの決算後ですら買われているこの現状をみるに、
問題は一旦沈静化し、また不意をついてぶり返すという感じになるんじゃないかな。

※ゴールドマン・サックス1Q決算はアナリスト予想を大幅に上回る内容。
1株利益は5.59ドル。市場予想平均は4.143ドル。
コーチやジョンソン&ジョンソン決算 も予想を上振れ。

かといって今日のこの時点で買うことはできないんだけど。
93円台じゃ買いにくいでしょ。せめて92円ローまで下げて欲しいわ。

GS問題は27日の議会証言でGSトップがどんな振る舞いをするのかに注目。
さらにAIGも20億ドル規模の損失を被ったとして、
GSに対し法的措置を講じることを検討と広がりを見せそうですが・・・。

そういえばゴールドマンのオニール氏が
今週人民元2-5%切り上げる可能性を指摘してましたけど。
・・・・ないわね(笑)

それから、カナダドルが気を吐いています。
今日、政策金利を0.25%に据え置くことを発表。(予想通り)
声明でこれまで示されていた
「第2四半期終わりまで政策金利を0.25%で維持する」
との文言が削除されたことがマーケットのカナダ買を誘発。
次回は6月1日に金融政策を発表しますが
利上げの可能性が出たと受け止められているのですね。
再びパリティ割れですが、このままもう戻らないかもしれません。
勢いがありますね。

また今日はドイツの3月のZEW景況感調査が
期待値・現況ともに予想を上回る結果になり、ユーロも上昇する局面も。
包下げましたので、指標などの好転で瞬間買われたところは売り場ということが
はっきりしました。ユーロも売り直したいのですが、もっと上がってくれないかなぁ。

それから英国の3月消費者物価。
結果は前月比+0.6%、前年比+3.4%となり、
市場予想の平均値である前月比+0.3%、
前年比3.1%をともに大きく上回りポンド買。
ポンド円は前回高値144円ミドルまで上がったら売りたいですね。
ドル円が強くてもポンド円が同じように上げるにも限界があると思います。
選挙が近づいているので安易に手出しは危険かな。
今日はどちらにしろ様子見です。

※GS問題で面白い記事を見つけました。
米国の投資顧問会社のマネージング・ディレクター
広瀬隆雄さんのブログから

ポールセン&カンパニーは米国の住宅抵当証券が崩れるというシナリオを立て、今、市中に出回っている住宅抵当証券の中でもとりわけデフォルトする可能性が高いと思われるゴミ証券ばかりを選びぬいて「これをパッケージングして投資家に販売するとおもしろいぜ。俺はこれらのゴミ証券は紙くずになると思うので、ショート(売り方)に回るけどね」とゴールドマンに持ちかけました。

そして以下はこの提案を受けてのゴールドマンのバイス・プレジデントのメールの文面

「いまに見てろ、全てが音を立てて崩れるから。このオレ、華麗なFab様だけが複雑で、高レバレッジで、エキゾチックなトレードの持つ真の意味を理解し、生き残るのさ!」
ゴミ証券をパッケージ化して販売した際に得意になって送信したメールだそうです。


・・・・是非将来映画化して欲しいですね。

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2010年4月20日火曜日

やっぱり今週はギャップダウン、窓を開けて下落してのスタートとなりました。
先週末、にわかに飛び出した
「SECがゴールドマンサックスを、サブプライムに締結されたCDO詐欺で告発」
というニュース、これをこなすまでは日本市場、ロンドン市場と下げ続けるのは仕方ない。
ぐるり一周して再びNY、目先は下げどまったと見えて、ドル円クロス円反発してきています。
さて、今後このニュースはマーケットに影響を与え続けるでしょうか。

今のところ楽観論者が多いように見受けられますね。
大勢が「下落は限定的。良い調整、買い場を与えてくれた」と、押し目買いスタンスを
変えていないように見受けられますが、これがサブプライム初期に見られたような
状況と一緒だとするなら楽観視できませんよね。
FRBのトップからしてたいしたことはないと言っていたのに、、、
あんなことになるなんて。

レイモンド・メリマン氏は
「将来のある時点でこの事件を振り返ったとき、
これをSECまたはゴールドマンサックス、または金融業界にとっての「何か」が
バッドエンドに向かって舵を切った、そのスタート地点として認識させられるだろう・・・・。」
というような意味のコメントを出しています。気になるなー

ジム・ロジャーズ氏も
「この種のことが起こるときは、市場が15%~20%の調整の準備に入っている可能性がある」
とインタビューに答えており、慎重な姿勢を見せています。

気がかりは、これがゴールドマンの問題だけで終わるのか否か。
すでにドイツ銀行、メリル、JPモルガン・チェースとの利益相反疑惑が浮上しています。

大倉さんは「この件をきっかけにサブプライムローンからリーマン破綻にかけて大きく損をした投資家が
(個人を含めて)、訴訟に踏み切るかどうか。こうなると他の大手金融機関も蚊帳の外ともいえず~」と
今後考えられるリスクを考察しています。

著名弁護士のジェイク・ザマンスキー氏によると、
CDOで多額の損失を被った投資家の間では、ゴールドマンの訴追を受け、
早くも訴訟を検討する動きが出ており、
「すでにゴールドマンの顧客から、損失を取り戻すため訴訟を起こしたいとの打診があった」と話す。
(ロイター記事から)

私にはこの問題の根の深さを探る手段も能力もありません。
ただ、どちらかというと悲観論者なのでサブプライムの時も
これはとてつもないことだというネガティブなニュースを拾ってきては
大暴落シナリオも想定していましたが、
(かといって大勝ちしたわけではないのですが)
今回もひょっとしたら2番底形成の理由があるなら、これがきっかけになるかも。
なんて想像してみたりしてます。

ただし、このままズドンと下がるわけではなく。
サブプライム問題が表面化してからの相場がそうであったように
問題の本質がつかめず何度も上昇する局面をみせ、
油断しきった頃に再度蒸し返される形での大調整がある・・・・
といったような「わかりにくい」下げ方をするのではないかと思っています。

昨日18日から5月11日までは水星の逆行期。
方向性がつかみにくく、テクニカルではだましが多く出現する期間とされていますので
この後出てくるいろいろなニュースに振り回されないように注意が必要。

慎重論者の間ではボルカールールへの道ならし、布石に
ゴールドマン・サックスが生贄にされたとの見方もあるようで
コレを機に、ボルカールールの策定が加速することの影響のほうを
懸念しているようです。

今は下げどまって買われていますが、下手についていくと
戻りを大きく叩かれてしまいそう。
それでも、ただ見ているのは退屈なんだけどね・・・。

米国発のこのニュースの他にも
①ギリシャを巡るユーロの動向、
・英FTはギリシャはいずれデフォルトする可能性を指摘している
・アイスランドの火山灰による景気下押し観測なども気がかり

②人民元切り上げを巡る要人発言など材料は豊富です。
・胡錦濤・国家主席は16日(金)「中国は段階的に変動相場制を導入へ」と述べ、
これまでより具体的表現となっている
・この週末、24日~25日にはワシントンでG7・G20財務相・中央銀行総裁会議が開催。
人民元について表明あるか注目。

今日の動きはまだ不安定でこの流れに乗って買う気持ちにはなれず。
もう少し様々なニュースがこなされるまで様子見としたいと思います。

※CODとは?「債務担保証券」
ゴールドマンは2007年にCODを販売。
サブプライムショックでCDO価格が急落し投資家は巨額損失を被ったが
なんとゴールドマンは
「CDOの価格下落による損失を補てんする保険商品であるCDSを購入」
していたことで巨額の利益を上げていた。
顧客に販売した商品の下落で利益を上げるという反対取引を
顧客に告げなかったことが問題視されている。
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