2022年6月22日水曜日

 1・日中米株式反発、自律反発か、下げ止まりか
2・半期末、6月末はユーロレパトリも?
3・日銀政策変更見込む海外勢による催促相場へ?
***************************
1・世界の株反発局面入り?

今年、22年の株の下落は利上げなど金融政策の転換による
オーバーキル=景気後退リスクを懸念したもので
20年のパンデミックへの恐怖から何もかも売られた○○ショック、
というような下落とは異なります。

〇〇ショックならそう難しくありません。
一気に資金がリスク資産から抜けるため急落しますが下げ止まりも早い。
ショックから抜け出すために中央銀行は緩和に動くことが明白だからです。

しかし、今回は景気後退に怯える相場。
ベアトレンド入りはしたものの、ショック相場ではないので
下落過程であってもバリュエーション調整が済んだと思われる株には
そこそこ資金が向かいます。つまり反発する局面もあるためわかりにくいのよね。
こんな相場ではツッコミ売りは避けて、
テクニカルに素直にトレードするのがいいように思います。

先週のFOMCではボードメンバーの見通しが概ね一致。
金融市場がFOMCの年内見通しである年内3.4%までの利上げを
先週までの下落で織り込んでしまった、と見るなら
一旦の買い戻しが来ても不思議はないのかもしれません。

政策金利に最も連動する2年債利回りは先週14日に3.4%台まで上昇しました。
つまり、債券市場は年内のFF金利上昇を先週の相場で織り込んでしまった。

後はこれ以上の利上げがあるか否か、
ここから出てくる経済指標を見て、6月FOMC時点より
さらにFRBがタカ派的になるのでは?という観測が強まれば
米金利がさらに上昇することもありますが、
インフレ系指標がそれほど強く出ないようであれば、米金利上昇は一服する
という見方もあります。金利は下がらないまでも上昇一服の可能性。
これはここからのインフレ指標次第ですが。

というような見方もあって今夜の米株は大きく反発していますが
米株は戻り局面を経て再び下落するのではないかと思っています。
※米酒用株価インデックス

米インデックスは緑のライン50SMAが機能します。
前回の戻り局面でも50SMAにぶつかって頭を叩かれ再下落となりました。
今回も50SMAくらいまで戻るか?

今夜出てきた中古住宅販売も良くなかった。
価格は過去最高に上昇、販売は減少。

◆米中古住宅販売5月、2年ぶり低水準 価格は初の40万ドル台乗せ
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-housing-idJPKBN2O21ET
5月の米中古住宅販売戸数 前月比3.4%減の541万戸
~2020年6月以来、約2年ぶりの低水準。減少は4カ月連続。
            前年同月比8.6%減
            
販売価格 前年同月比14.8%上昇 40万7600ドル
~初めて40万ドルの大台へ、過去最高

2・6月は欧米企業の半期末

半期末決算に向けては決算のために既存のポジションを
ある期日までに手仕舞うというような動きが出てきます。

特にユーロがこうした会計相場で動きやすい特徴が。
ユーロドル相場は年初からすでに1200PIPSも下落しており
これが巻き戻される可能性もあるかな、、、なんて思っています。

それでなくてもユーロは7月の利上げに注目が集まっていますので
今日ユーロドルを1.0544ドル
ユーロ円を142.48円でロングしています。
昨日の高値超えた水準です。

これまでバラバラだったFOMCメンバーの金利見通しが
ある程度収束してコンセンサスが固まった、
そしてその年末までの金利見通しはすでに市場に織り込まれてしまった、
と考えるなら、ここからは他国の金融政策への注目度が
上がってくるかもしれないと思うのです。

その意味ではポンドも面白いかも。

◆英中銀マン氏、大幅利上げ支持を示唆-ポンド下落阻止に必要
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-20/RDS76AT0AFB701
国内の高インフレ、ポンド安による輸入インフレで拍車掛かる恐れ
内需後退で外需要因の弱さ顕在化なら中期的には利下げも-マン氏

明日以降、ポンド円の押し目を狙ってみます。

3・日銀の政策変更が近いと見込む海外勢


先週はヘッジファンドのブルーベイによる日本国債先物のショートが話題と
なりましたが、日銀の政策変更を誘う催促相場の様相を呈し始めた可能性が。

◆ルービニ氏、140円突破が日銀の政策変更の引き金に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-21/RDTHFVT0AFB401
円安で日銀はインフレ問題に直面、政策変更余儀なくされる
10%下落で政策変更、「最初の変更はYCCに関してだろう」

◆円の対ドル上昇見込むオプション、トレーダーら購入-万一に備え
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-21/RDTBQFT0AFBA01
投資家は日銀が最終的に政策転換に向かい、
超緩和的な金融政策を微調整しなければならなくなる可能性を意識している

今夜ドル円相場は136.55円まで上昇。
これまでのドル円上昇は日米金利差で説明ができました。
日銀のせいではなく、米国が利上げを急いだことによる米金利上昇が
ドル円上昇をもたらしてきた、というのはドル円の2年債利回りの相関をみれば
一目瞭然ですが、今夜のドル円上昇は米2年債利回りが上昇していないのに加速した。

これは上記記事に見られるようなトレーダーらによる仕掛けによるものでは?

※ドル円と米2年債利回り 今日は米2年債金利は上がっていない
緑のラインが2年債利回り
こうした仕掛けに屈して日銀が緩和を取りやめるとは思いませんが
過去にYCCの変動幅変更はやっていますので、
それを見込む向きがあるのでしょう。

ともかく、ドル円上昇が加速しているため
クロス円での円ショートが最もパフォーマンスが良さそうです。
※ドル円クロス円日足
ポンドロングを狙うならポンド円、というこになるか。
※ポンド円月足 
NOTE 
小麦も下がってきた
北半球では小麦の収穫が始まっており、
好天に恵まれたロシアなどの主要生産国では好調な生産が見込まれています。
米国は火曜日以降に冬小麦の収穫状況について最新情報が発表されますが
世界の金融引締と景気後退懸念の強まりで需要減退のリスクも警戒され始めたようです。

大豆続落

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2022年6月20日月曜日

 今夜は米国市場が休場
(6・19ジューンティーンス(奴隷解放記念日)の振替休日)
というわけでノーポジのままです。

東京株式市場は軟調。
これは日経平均月足。



日経平均株価は2013年からの上昇トレンド相場の下値支持線接近。
ここで反発してくれないと上昇トレンド終焉となってしまう可能性が。

同じように月足でS&P500を見ると
下値支持線まではまだ下落余地がある。
リーマンショック安値を起点とした上昇トレンドはまだまだ盤石。
つまりコロナショック後は巡航速度からかなり乖離した上昇だった
ということで、行き過ぎた分の修正はまだ続いても問題なさそう。

日本株は足元では円安にサポートされ
米国と比べて下落が小さいように見えますが
単純に、コロナ後、米国のように上昇しなかっただけということかもね。

アベノミクス起点からのトレンドが継続できると思うなら
日本株はそろそろ買い場ということになります。
ヘッジファンドなど海外投資家らの日本売も枯れてきたという話も。

日本株売り切ったファンド勢 「コロナバブル」帳消しに
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD204JC0Q2A620C2000000/

ただ、気がかりは岸田政権の財政政策。
日米首脳会談でバイデン大統領との会談で防衛費拡大を約束。
7日閣議決定された骨太の方針でも

国家安全保障の最終的な担保となる防衛力を5年以内に抜本的に強化する」
と明記。

NATO加盟国は「GDP比2%以上」の目標達成を約束したはずですが
(現行はGDP比1%をわずかに上回る水準)
本当にやる気があるのか疑わしいとの声がでてきました。

これはたけぞうさんのTwitter。
https://twitter.com/noatake1127/status/1538806933141852160


防衛次官人事で波紋 安倍・岸氏反対、政策参与起用で関与に道(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20220618-MBL2GM2RHBJGBKU3IS7HLW3RYI/

岸田首相は、防衛費増強の旗振り役であった防衛省の島田事務次官を退任させた。
「財務省の言うことを聞くというイメージが再び強まった」


このニュースがきっかけと思われます。
今日は三菱重工など防衛関連銘柄が急落しています。
私、ガッツリ持ってたのでかなり痛い・・・・(T_T)

※三菱重工、石川製作所、豊和工業、川崎重工業
三菱重工にみられるキレイな上昇トレンドには
コンスタントに資金流入があったことが伺えるチャートで
おそらく外国人投資家、機関投資からが買い参入シていたと思われます。
彼らが手仕舞っただろうと思われる下落ですね、今日の陰線は。

この先政策銘柄からも資金が逃げ始めるとなると
岸田政権下での株価上昇は厳しいのではとガッカリ・・・

NOTE

◆鉄鉱石先物急落、シンガポールで8営業日続落-中国需要の期待後退
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-20/RDRL3XT1UM0W01?srnd=cojp-v2
シンガポールの鉄鉱石先物はこれで8営業日続落

◆米景気後退、交錯する判定基準が懸念に拍車
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-recession-idJPKBN2O10AD
<景気後退の定義>
経済が2四半期連続で縮小することと定義されることが多いが、
この文言が当てはまらないケースも多い。
例)パンデミックに伴う景気後退局面は2カ月で
  景気後退期間としては過去最短だった。

<判定機関>
民間の非営利研究機関・全米経済研究所(NBER)が招集する
エコノミストの委員会が正式な判定を下すが、
ときには1年以上もたってから判断が示される。
NBERは景気後退を「経済全体に波及し、数カ月以上続く経済活動の著しい低下」
と定義している。

<他の判断手法>
元FRBエコノミストのクローディア・サーム氏「サーム・ルール」
失業率の3カ月移動平均が直近12カ月の最低から0.5%ポイント上昇すると景気後退。

<浅いリセッション>
期間は2カ月だったが2200万人が職を失い、
失業率が一時的に14.7%に高まった「パンデミック不況」は
深度は大きいが期間は短い。

2008年の金融危機後の「グレートリセッション」
1929年以降の「世界大恐慌」は
労働市場が回復するまで10年以上かかる深い傷跡。
今回は、米国が短期間だけ経済が縮小する「浅い景気後退」か?

<グロースリセッション>
米国の経済成長が長期的トレンドの年率1.5―2%ポイントを下回りはするが、
縮小はせず、失業率が上昇するという「グロースリセッション」
一部のFRB政策担当者が6月FOMCの経済見通しで描いているシナリオ。

<逆イールドと景気後退>
短期金利が長期金利を上回る逆イールド、景気後退の前兆。
イールドカーブの指標として最も注目度の高い2年債と10年債の利回り差は、
実際には予測の精度が低い。3カ月物財務省証券(Tビル)と18カ月後の
3カ月物Tビルのインプライド金利との利回り差の方が予測の精度は高い。
これはまだ逆イールドとなっていない。

<弱気相場入りと景気後退>
調査会社CFRAによると、1948年以降に株式市場が高値から20%以上下落し、
弱気相場入りしたのは12回で、このうち9回で景気後退を伴っていた。

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ドル円、急反発のターン。
やはりこのまま2002年の135円節目超えとなりそう・・・
先週は日米の金融政策の違いが改めて確認された週となりました。

1・日銀大規模金融緩和維持
2・FRBインフレ抑制大重要課題と改めて示す
3・原油、大豆、銅などコモディティ急落
4・BTC、一時2万ドル割れ
****************************
1・6月日銀、大規模金融緩和維持
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2022/k220617a.pdf
* 2%の物価目標の実現を目指しこれを安定的に持続するために
  必要な時点まで長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続
* マネタリーベース、消費者物価が安定的に 2%超えるまで拡大方針継続
* 必要なら躊躇なく追加緩和

「金融・為替市場の動向や
 その我が
国経済・物価への影響を十分注視する必要がある。」
と声明文に為替動向が言及されたことが思惑を呼び、
乱高下する場面もありましたが、円買い地合いに転換するほどの材料ではなく、
結局は円売り再開となりました。

黒田総裁はブレなかった。
ヘッジファンドによる日本国債ショートなどの騒動のせいでしょうか。
先週の政策決定発表が早かったですね、日銀の強固な意思を示した印象も.

昨今のメディアによる円安悪玉論に政府から圧力でもあれば
日銀が政策を修正する可能性があるのでは?と一部に思惑がありましたが
政府も日銀の政策が重要であることを理解しているようです。

日銀の金融緩和策、「現状において変えるべきでない」-岸田首相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-19/RDP1Z9T1UM0W01?srnd=cojp-v2
参院選を控え、岸田インフレ、悪い円安だと政策への非難を強めており
日銀の緩和政策維持に対して政府からあ強くがあるのでは?と懸念する
向きもでてきていましたが、その心配はなさそうですね。

※ドル円クロス円日足チャート


2・FRBインフレ抑制大重要課題と改めて示す
FRB議長、インフレ率の2%回帰に「極めて重点的」に取り組む
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-17/RDMGRPDWLU6A01
米FRB、インフレ対応に「無条件」でコミット=金融政策報告
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-policyreport-idJPKBN2NY1RF?il=0
FRB、より力強く政策を運営へ=アトランタ地区連銀総裁
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-bostic-idJPKBN2O001O?il=0
7月の75bp利上げを支持=ウォラーFRB理事
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-waller-idJPKBN2O001M?il=0

FRBの高官らから出てくるのはタカ派コメントばかりです。
株式市場が不安定化していてもお構いなし。

7月FOMCでも0・75%の利上げがありそうです。
となると、米金利はさらなる上昇の可能性があります。

※米国債利回り一覧
つまり、ドル高はまだ続きそう、ということです。

3・原油、大豆、銅、すずなどなどコモディティ下落
※WTI原油
※銅
※大豆 窓を開けて下落しました。油が下がると大豆も下がる相関がありますが、、、

 
※すず

これといってそれぞれに下落の材料が出たわけではありません。
先週はFRBのタカ派姿勢が改めて確認され、金利上昇、流動性の縮小が
いよいよコモディ市況にも影を落とし始めたとするなら
市場は景気後退シナリオを織り込む動きを本格化させた可能性が。

要するに需要減少への警戒が出てきたということ。

ただし月曜、米国市場が休場ということもあり
ポジション整理の手仕舞い売りが出ただけかも。
コモディティ市況からも目が離せません。

これまでコモディティ高でもドル高でしたので
通貨との逆相関という教科書的値動きから外れた動きが続いているのですが
コモディティ安ってことはやっぱりドル高ですよね?
キャッシュ化=ドル高加速の可能性があります。

4・BTC下落一時2万ドル割れ

どうもDifi市場でレンディング企業が連鎖破綻している模様。
今回はETH下落が暗号資産市場の下落を牽引しているようです。

stETHのディペグが招く暗号通貨市場の暴落
https://ai-trust.info/steth202206/
イーサリアムのネイティブトークンであるETHによって100%ペッグされるとされる
Lidoプロトコルのリキッドトークン、Lidoステークド・イーサ(stETH)が、
暗号通貨市場の暴落を起こしている~
ディペグ=ETHとstETHのペッグが外れてしまった、ということね。

最大の「stETH」プール、ほぼ空に──売りはより困難に
https://www.coindeskjapan.com/152174/

4月はテザーのドルペッグが外れて騒ぎとなったばかりですが…

シンガポールの大手ヘッジファンド、520億円相当のポジション清算か
https://coinpost.jp/?p=359405
レンディング大手セルシウス(Celsius)、資金引き出しの一時停止を発表
https://coinpost.jp/?p=358635
暗号資産ヘッジファンドのスリーアローズが証拠金支払えず=FT
https://jp.reuters.com/article/fintech-crypto-threearrows-idJPKBN2NX1XW

まだまだリスクオフ相場は続きそうです。

先週、ドル円ショート、キウイ円ショートはコストで消滅しています。
週末はノーポジ。
今週はポンドドル豪ドルなどドルストレート通貨でのドル買いを考えています。
あとは素直にドル円を買うべきか。

※通貨インデックス一覧 
先週はFOMCに日銀、スイス中銀とイベントが多く為替市場は
トリッキーな動きでした。。。
結局はドル高再開となるんじゃないかと思っています。

今週の予定

◆20(月)    
中国人民銀行による最優遇貸出金利の発表
休場:米国(ジューンティーンスの振替休日)

◆21(火)    
米5月中古住宅販売(23:00)
ロウ豪中銀総裁、講演(豪中銀議事録)

◆22(水)
参院選公示(投開票7月10日)
日銀議事録(4月27日-28日開催分)
英消費者物価指数・生産者物価指数(5月)
パウエルFRB議長が米上院で議会証言
米20年国債入札

◆23(木)    
メキシコ中銀政策金利
トルコ中銀政策金利
ドイツ製造業PMI速報値(6月)
ユーロ圏製造業PMI(6月)
米国製造業PMI速報値(6月)予想56.3(5月57.0)
   サービス業PMI 予想53.7(5月53.4)
米インフレ指数連動5年債入札
ECB経済報告
EU首脳会議(24日まで)
米1-3月期経常収支(21:30)
パウエルFRB議長が米下院で議会証言
FRBが銀行へのストレステスト結果公表
EU首脳会議(~6/24)

◆24(金)    
日本消費者物価指数(5月)(8:30)
岸田首相、鈴木財務相、雨宮日銀副総裁、全国信用金庫大会で挨拶
独6月Ifo景況感指数(17:00)
英5月小売売上高
米5月新築住宅販売(23:00)
ロウ豪中銀総裁、講演

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2022年6月17日金曜日

 マーケットへの衝撃は「サプライズ」が効くわね。
FOMCよりSNB(スイス中銀)突然の利上げでドル円が下落開始。
日本国債利回りが大変なことになっています。
~明日の東京市場も荒れますよ(*_*)

1・FOMCで株反発となるもSNBでリスクオフ再開
2・英中銀、政策金利を1.25%に引き上げ
3・欧州ガス急騰、ロシアがガス供給止める
4・錫(スズ)価格急落、半導体市場の異変
**************************
1・FOMCで株反発となるもSNBでリスクオフ再開

6月FOMCでは一気に0.75%の利上げを決定
先週末10日金曜に発表された米CPIでさらなるインフレ高進が確認され
急激に0.5ではなく0.75%の利上げの可能性を織り込む動きが加速。
FOMC直前には1%の利上げの可能性まで
織り込み始めるといった塩梅でした。

月曜、火曜と急激な金利上昇に見舞われ
すでに米株は大きく下げていたことで
実際に0.75%の利上げが発表された後は、
1%じゃなくて良かった、とばかりに
米株が買い戻されるなど、出尽くしでのショートカバーが市場を席巻。
今日16日木曜の日本株市場も全面高でスタートするなど堅調地合いは継続しました。
ただし、日経平均は場中の500円高が100円高程度にまで
上げ幅を削る展開でしたが。

7月も0.5,もしくは0.75%の利上げをやる、
とパウエル議長が話していますので、
これもすでに織り込み事項となりつつあります。

FOMCについて詳細は、あらゆるアナリストがやっていますので
ここでは割愛しますが、マーケットを大きく揺るがしたのは
今日のSNB。スイス中央銀行のせいせく決定会合です。
なんと市場が全く予見していなかった利上げを発表。
15年ぶり、0.5%もの利上げです。
しかも、さらなる利上げを示唆。
(しかし0.5%利上げしても政策金利は▼0.25%~▼0.75%でマイナス圏)

◆スイス国立銀行(中央銀行、SNB)声明
「インフレ圧力の高まりに対抗するため金融引き締めを実施」
「インフレを安定させるため、当面は政策金利の更なる引き上げが必要となる可能性」
「適切な金融環境を確保するため、必要に応じて外国為替市場にも積極的に関与」
「欧州エネルギー供給に悪影響が生じた場合、スイス経済に深刻な影響が及ぶ可能性」
「住宅ローンと不動産市場の動向を引き続き注視」

◆ジョーダンSNB(スイス国立銀行)総裁
「スイスフランが下落すれば外国通貨売却を検討する可能性がある」

さて、なぜスイスの利上げがドル円の下落をもたらすのでしょうか。
影響はドル円相場だけではありません。
今夜の米株市場、昨日のFOMCでは反発上昇していたのに
今夜は今年の安値を更新する下落、ダウは30000ドルを割り込みました。
日経平均も夜間取引で25000円台に崩れてきています。

ヒントはこの記事の最後のパラグラフ。
そして日経新聞解説員の滝田洋一氏のコメントにあります。

スイス中銀が15年ぶり利上げ 政策金利マイナス0.25%に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR15DVT0V10C22A6000000/

「マイナス金利政策を導入する主要中銀は、スイス以外では欧州中央銀行(ECB)や日銀、デンマークにとどまっている。スウェーデンは19年12月にマイナス金利政策からの脱却を決め、22年5月には政策金利をプラス0.25%まで引き上げた。ECBは9月にもマイナス金利政策を終える見通しだ。」

◆滝田氏ひとこと解説

「~スイスフランと日本円を結ぶ共通項があるからです。それは「キャリー取引」の巻き戻しです。マイナス金利のスイスフランを元手に様々な資産に投資するキャリー取引が、利上げを機に解消を迫られ大騒動になっているのです。日銀もいつまでも長短金利操作の孤塁を守れないとの思惑から、円を元手にしたキャリー取引も解消の波が。~」


スイスと日本、そして欧州ECBはマイナス金利導入国でした。
これらの通貨は「キャリー通貨」だったのです。
つまりこれらの通貨で資金調達して利回りのある資産に投資刷れば簡単に儲かる。
スイスフラン売り、日本円売り、ユーロ売り➡ドル高だった、とうことね。

これがスイスの利上げをトリガーにして巻き返され始めたということ。

スイスもインフレにたまりかねて通貨安防衛に動いた、ということは
日銀も…?という思惑も市場に広がったと思われます。

そして今日本の長期債利回りをみると、、、

なにこれ。0.45%まで上がっているんですけど💦

YCC政策下では明日これを日銀が潰しに来ることはわかってはいるのですが
HF勢に挑まれていますので、ひょっとして日銀は白旗をあげるのでは・・・

という思惑が広がるのも無理はありません。
こんな金利急上昇をみせられるとね。

明日の日銀会合での黒田総裁の緩和継続の覚悟をみて
ドル円が再上昇する可能性もありますが、
ドル円133・07円で売り参戦してみました。ちょっと乗り遅れたけど・・・

キウイ円ショートは継続ですが、
ポンド円165.98円Sは 162・02円で買い戻し手仕舞いました。
ポンドドル1.2289ドルSも 1.2158ドルで手仕舞っています。

というのも英国も今夜利上げに動いてポンドが跳ねているんです💦

2・英中銀、政策金利を1.25%に引き上げ-必要ならより大きな動きも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-16/RDKHKXT0AFB501
5会合連続の利上げ
インフレ予想を再び上方修正-11%を「若干上回る」
6人が0.25ポイント利上げ支持、3人が0.5ポイント主張

ポンドドルって、月足で見るとこれ以上下がると本当にヤバいとこにいるのね。
インフレが11%予想だっていうのに、このレベルを底抜けて通貨安になると
本当にハイパーインフレになりかねないじゃないの・・・

ってことで、景気後退リスクとか言ってられません、利上げを急ぐスタンスで。
というのはFRBと変わらぬスタンスなんだろうと思います。

ポンドドル月足 ポンドの巻き返し局面入りかな

3・欧州天然ガス価格が急伸、一時24%高-ロシア産ガス供給が減少
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-16/RDKJLNT1UM0W01
ロシアが欧州向けの主要なガス輸送ルートで供給を絞り

まだ欧州はロシア産ガスの供給がなければやっていけませんってことね。
※欧州ガス価格

利上げしてもロシア産ガスに代わる供給源が確保できなければ
ガス価格は下がりませんよね。
むしろ、景気を壊すだけ、、、あ、景気を壊して需要減退を誘うしかないのか。

これでは株などのリスク資産が買えるはずがありませんね。

4・すず価格1年ぶり安値 半導体向けの需要減懸念
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1562P0V10C22A6000000/

~米利上げに伴う世界景気への減退懸念から、半導体の接合に使う「はんだ」向けの需要が落ち込むとの見方が出ている。投資家が非鉄金属を含めたリスク資産から資金を引き揚げる動きが出るなか、流動性に乏しいすずの下落幅が大きくなった側面

錫先物チャートを確認すると~
え~コロナショック安値からの上昇トレンドの高値から
半値になっているじゃないの💦
半導体需要は旺盛なはずじゃなかったの?
赤のラインが今回のコロナショック以降のトレンドの50%押し水準

金利上昇、過剰流動性の終焉で流動性が低下しているせいかもしれませんが
本当に需要が旺盛ならここまで下がりませんね。
世界不況のシグナルなのかもしれません。

キウイ円85.52円S 継続ですが
キウイドル0.6341ドルS➡ 0.6265ドルで買い戻しました。
全般にこれまでのドル高がスイス利上げで巻き戻されて売られています。

※通貨インデックス一覧 ドル売りマイナス金利通貨高へ

のひろこのスペシャリストに聞く!は必見です。
日本の借金が膨らみすぎているため増税も仕方ない、、、
と思っている方、動画をみて。
日本の過去2年の税収は過去最高を更新しているんですよ。。
そして思い切った財政出動もしていません。つまり~・・

日本病「4低」
低所得、低物価、低金利、低成長

何故30年も続いているのか。
マクロ安定化政策が如何に大切か。

<日本経済、今こそ重要な財政政策>
『「日本病」克服の処方箋』
http://youtu.be/dop_LFGIKYk
第一生命経済研究所  首席エコノミスト 永濱利廣氏に伺いました。

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2022年6月16日木曜日

 この後FOMCですので、いろいろ書いたところで
あまり意味がないかな、とも思いますが。

1・日銀VSヘッジファンド
  ~国債先物ダイナミックサーキットブレーカー発動
2・ECB臨時理事会開催、イタリア利回り急騰
3・米国景気指標悪化相次ぐ・・・
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日銀のYCC政策に挑むヘッジファンド。
今日は熾烈な戦いが繰り広げられたようです。

国債先物に一時ダイナミック・サーキット・ブレーカー発動=日本取引所グループ
https://jp.reuters.com/article/tokyo-jpx-idJPKBN2NW0F3
国債先物が一時プラスに転じる、日銀が指し値オペを356回債にも
https://jp.reuters.com/article/jp-bond-idJPKBN2NW07S
日銀がチーペスト銘柄の連続指し値オペを発表、16・17日に買い入れ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-15/RDI7CFT0G1KW01
「10年利付国債の356回を16、17日に無制限で0.25%で買い入れる」

チーペスト銘柄の連続指値オペの実施についてー日本銀行
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2022/rel220615a.pdf

◆めっちゃ簡単に雑に説明すると(今日福永博之氏に番組で伺いました)
日本国債先物をヘッジファンドがショート(債券価格下落➡金利上昇)
⬇
これはいずれ買い戻すか、同量の債券現物を買って受け渡しする必要がある。
それに該当するのが今日、日銀が突然「連続指し値オペ」実施を通達した
「チーペスト銘柄」=(10 年利付国債356回)

流動性が低く、すでに日銀が6割程度保有。
残る2.2兆円ほどのこの銘柄を日銀が無制限に買うことを表明。
きょうだけで0.7兆日銀が吸収したようですので残り1.5兆円程度しかない。
つまり、先物の売り方となったHFはこれを買えなければ
先物を買い戻すしかないといういことになるわけです。
要するに締め上げるということね。

ちなみに先物市場のショートポジション残は12兆を超え。
チーペスト銘柄残1.5兆円って、現物が圧倒的に足りませんね。
HFが先物を買すしかなくなれば債券価格には上昇圧力が、
そして金利には低下圧力となります。
その時にショートしたコストより良い価格でか買い戻せるでしょうか?

日銀が白旗を上げることはないと思いますし、
今週の日銀の金融政策決定会合で政策の修正、変更もないと思いますが
円安になかなか歯止めがかからない中での緩和維持を貫くということですから
批判が大きくなるものと思われます、、、
日銀総裁は相当な覚悟がないと務まりませんね。
年間3500万円程度の報酬では安すぎると思います。

国債先物はダイナミックサーキットブレーカー発動。


しかし、長期債利回りは乱高下するも0・25%以下に抑え込まれた。
2・ECB、国債利回りの不適切な上昇に対応する新ツール開発を指示
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-15/RDIQ76T0AFB501
政策委員会は15日に緊急会合-イタリア国債利回り急騰で
PEPPで購入した債券の満期償還金再投資に柔軟性適用へ

突然臨時会合を開くって、何事かと思えば欧州の債券利回り格差が
拡大したことに対処するということのようです。
このところイタリアの金利上昇は気になっていました。

ユーロは臨時会合の報道で一時買い戻され上昇しましたが
結局戻りを売られて安値を更新してきました。

※世界の長期債利回り一覧 イタリア~
3・米国指標悪化が目立つようになってきた

米小売売上高、5月は5カ月ぶりの減少-自動車が大幅減
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-15/RDIQU6T0G1KY01?srnd=cojp-v2

NY連銀製造業景況指数、2カ月連続マイナス-市場の予想外
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-15/RDIQ76T0AFB501
・6月は▼1.2、市場予想は+2.3-前月からは改善
・仕入れ価格指数は過去最高近辺に上昇、6カ月先の景況指数は低下

こまりましたね、インフレ高進顕著なのに
景気減速の兆候が顕著化、スタグフレーションでしょ、このままいくと。
しかしFRB(バイデン政権)はインフレ抑制が最優先事項。
FRBの独立性とは・・・

あ、この後すぐFOMCです。
それを見て整理してブログに書く体力はありません~
明日もちょっと早起きなので💦

今週のひろこのスペシャリストに聞く!は必見です。
日本の借金が膨らみすぎているため増税も仕方ない、、、
と思っている方、動画をみて。
日本の過去2年の税収は過去最高を更新しているんですよ。。
そして思い切った財政出動もしていません。つまり~・・

日本病「4低」
低所得、低物価、低金利、低成長

何故30年も続いているのか。
マクロ安定化政策が如何に大切か。

<日本経済、今こそ重要な財政政策>
『「日本病」克服の処方箋』
http://youtu.be/dop_LFGIKYk
第一生命経済研究所  首席エコノミスト 永濱利廣氏に伺いました。

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2022年6月15日水曜日

 1・米金利上昇止まらず、ドル独歩高
2・日銀に挑むヘッジファンドJGBショート
3・崩壊した暗号資産市場
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1・ドル金利上昇止まりません。

10年債利回りは3.4%台ヘ、短期ゾーンの急上昇すごいですね💦
※米国債利回り一覧 こんな急上昇見たことないわ(*_*)

明日15日FOMCで一気に0.75%の利上げがあるのでは?
との観測が強まっています。

米、0.75%の利上げ検討 物価高騰に対処、為替影響も
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8f70c1aa7b97ea2e0850504c8f5742878e87984

これじゃリスク資産が売られるわけです。。。
今夜も米株は下落中。
金利が引っ張る形でドル全面高。

※通貨インデックス一覧

あすのFOMCで出尽くしでドル高が一服するのか、
それともドットチャートが予想よりタカ派化して更にドル高加速となるか。
なんとなく後者の予感・・・。

今夜は米生産者物価指数が発表されました。
5月も堅調な伸び示すしたことも、今夜の金利上昇を加速させています。

米生産者物価指数、5月も堅調な伸び示す-FRBへの圧力強まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-14/RDGW6GT0AFB401

ポジション全て継続です。

2・日銀が屈するまで日本国債をショート-ヘッジファンドのブルーベイ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-14/RDGAZVT0G1L001?srnd=cojp-v2

昨年なんのアナウンスもなく豪州RBAのYCCが放棄されたことで
豪ドル金利が急騰したことが記憶に新しいですが、
日銀がYCCを撤回することがあるでしょうか?

米金利はじめ世界の金利が上昇していますので
日本の金利にも上昇圧力がかかるのは当然のことですが
あえて日銀にプレッシャーをかけようとする向きがでてくるとは。

日銀は現在のところYCC政策によって上昇する金利を抑え込んでいます。
しかし、ブルーベイなどHFの仕掛けによってこの2日金利は
ごらんのように上方にスパイクする局面が。
これを連日やるんでしょうか。

※日本長期国債利回り 上方スパイクするもひげに終わる(日銀が抑え込んでいる)




しかし、日銀はいくらでもお金が刷れますし
無制限購入を宣言していますので、ブルーベイに勝ち目はないと思うのですが
日銀の政策転換を催促する試みなんでしょうか・・・?

ブルーベイは数週間前に円が対ドルで130円付近に下落した時点で
日本国債のショートを開始、
金利が動く局面が到来すれば利食いに動くとのこと。

昨今の世界の金利上昇で日本の長期債利回りにも上昇圧力がかかっており
日銀が0・25%に抑え込む形で張り付いています。
それ以下に下がることはない、と考えれば
リスクが小さいながら
大きな利益を手にできる可能性がある妙味あるディール、
ということでもあります。

2016年にスイスフランショックというのがありましたが
スイス中銀が介入で1ユーロ=1.20フランというフロアを作り
スイスフラン高を阻止し続けていたのですが
ある日、それが決壊したことがありました。

SNBスイス中銀を信じてフロアをバックにフラン売り注文をおいていた向きが大損し、
介入フロアが決壊する方向にポジションを取った向きが勝ちました。
私、あの時決壊する方向に逆指値おいていて大勝ちしたんですよね。

あれはSNBが為替介入を突然放棄したことで起きたショックでした。
3900pipくらい動きましたから、ドル円換算で40円近く一気に動いた。

今回の日銀VSブルーベイはどうでしょう。
ブルーベイは決壊にかけているわけですが、、、
日銀が長期債の無制限購入を放棄すれば金利は急騰、
日本国債価格は急落します。さて。
今週は日銀の金融政策決定会合もありますので円金利動向も注目です。

3.ビットコインなど暗号資産市場の下落が止まりません。

そこで気になるのがこんな記事。

マイクロストラテジー株急落、ビットコイン関連損失10億ドルに接近
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-13/RDFQ5ST1UM0W01

マイクロストラテジー社のBTC 平均取得価格30700ドルだそうです。
損失10億ドルにも膨らんでいるとか。

テスラもBTCを購入して話題となったことがありましたね。
テスラ社のBTC平均取得価格31620ドル、マイクロストラテジーより高い。
テスラの時価総額にしめるBTC購入金額は微々たるものですのですが
テスラ社の経営を揺るがす話ではありませんが
BTCを購入した企業、ファンドなどは現在かなり苦しい展開。

※BTCUSD 点線はテスラの購入金額
○はコロナショック時の急落。今から見れば大した下落ではなかった。
その後の金融緩和、財政出動などでばらまかれたマネーがこの市場に
大挙して押し寄せたであろうことが伺えます。

一時は安全資産としてゴールドに取って代わる存在のように
解説されることもありましたが、
現実は過剰流動性の申し子だったということです。

暗号資産市場の崩壊もマネー逆流の一因となっているものと思われ、
今回の株式市場の下落はまだまだ終わりそうにありません。

NOTE
豪中銀、2会合連続の0.5ポイント利上げへ-エコノミスト予想
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-14/RDGAZVT0G1L001?srnd=cojp-v2
それでも今は米ドル高、米国の利上げのほうがピッチが早い。

今日のひろこのスペシャリストに聞く!は必見です。
日本の借金が膨らみすぎているため増税も仕方ない、、、
と思っている方、動画をみて。
日本の過去2年の税収は過去最高を更新しているんですよ。。
そして思い切った財政出動もしていません。つまり~・・

日本病「4低」
低所得、低物価、低金利、低成長

何故30年も続いているのか。
マクロ安定化政策が如何に大切か。

<日本経済、今こそ重要な財政政策>
『「日本病」克服の処方箋』
http://youtu.be/dop_LFGIKYk
第一生命経済研究所  首席エコノミスト 永濱利廣氏に伺いました。

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2022年6月14日火曜日

なんだかスゴイことになってきました。
VIX急伸、BTC急落、株安、債券安、商品安です。

1・今週のFOMCで 0.75%利上げも?
2・米2年債、10年債利回り逆転~リセッションシグナル
3・日本の長期金利0.255%へ上昇~YCC上限超え
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1・米0.75ポイント利上げ、9月までに実施を市場想定-今週見込む声も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-13/RDEOFMT0AFB401

流石に今週水曜日の6月FOMCでの0.75%利上げはないとの見方が大勢ですが
9月FOMCまでには0・75%の利上げを少なくとも1回やることを織り込む動き。

「ドル以外は全て売れ」-米大幅利上げ観測、株・債券など一斉売り
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-13/RDERR3T0G1KY01?srnd=cojp-v2
トレーダーらは9月までに1.75ポイントの米利上げを予想

今週のFOMC含め、9月までに計1.75%の利上げを見込む金利市場。
流石にそんなピッチで金利が上がったら株が持ちません~という反応ね。

※米国主要株価インデックス一覧 窓が2つも空くなんてー

しかも今日は一時、景気後退のシグナルとして知られる
米2年債と10年債の利回り逆転現象が起こった模様。一時的でしたが。

2・米2・10年債が一時逆イールド、4月初め以来
https://jp.reuters.com/article/us-treasury-idJPKBN2NU0IY
一時マイナス2ベーシスポイント(bp)

長短金利逆転=逆イールドはリセッションシグナルとされています。
そう遠くないうちに米経はリセッションに陥るとの警戒からマーケットは大荒れ。
VIX年指数は30を超えてきました。
ボラティリティ変動をベースとしたリスク・パリティ戦略を採る
ファンドなどは30超え水準では自動的にリスク資産を売却してくるレベル。
許容度低下でリスク資産を手放さなくてばならない水準。
ということで、今夜はリスクオフ=キャッシュ化によるドル高ね。

※通貨インデックス一覧
おっと、ドル独歩高じゃありませんね。
円も上昇してる・・・?

その背景にはこれがありそう。
⬇
3・長期金利が0.255%とYCC上限を上回る、日銀は臨時国債オペを通知
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-12/RD8GZBDWX2PS01
長期金利が上限を突破したことを受け日銀は午後2時に
臨時の国債買い入れオペを14日に実施すると通知

なぜ日銀が0.25%に金利を抑え込むために無制限購入をする中で
0.255%と0.005%金利が上に抜けたのか。
0.255%の水準で国債を売った向きがある、ということね。

◆SMBC日興証券の奥村任金利ストラテジストコメント
日銀が0.25%で無制限に国債を買い入れる指し値オペを連日実施する中、市場でこれを上回る金利水準で国債を売っても損失が生じるため、売却した投資家の真意は測りかねるとした上で、「あえて言えば、日銀のYCC堅持の姿勢を試す取引かもしれない」

試す?今週日銀の金融政策決定会合があるからでしょうか。
日銀のスタンス変更があるかどうか見極めたいとか?

加えて今日の黒田総裁発言
最近の急激な円安進行は経済にマイナス、「望ましくない」-日銀の黒田総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-13/RDEAGBT0AFB401
政府と緊密に連携し市場動向や経済・物価への影響を十分に注視する考えと述べた。

やや発言のトーンが変わってきたような気もしますが、
今週の日銀の金融政策決定会合、注目が高まってきましたね。

今日は鈴木俊一財務相も発言。
円安にはプラスとマイナスの両面があるとした上で、現状は賃金上昇の力が弱く
「ややマイナス面が出ている」との認識を示しました。

やや円安への牽制が強まってきた印象です。
ドル円相場は今日135・16円の2002年の高値に面合わせ。
ここで下げればキレイなWトップですが、このまま落ちていくのか?
今週のFOMCと日銀の金融政策決定会合が鍵を握っています。

※ドル円日足 首吊り線が2本出現した・・・?
※ドル円月足 2002年の135円台とほぼ面合わせ

今日はクロス円だけじゃなくてドルストレートでもキウイとポンド売り参戦。
ポンドドル1.2289ドルS
キウイドル0.6341ドルS

ひとまずFOMCに向けて。

キウイ円85.52円S 継続。
ポンド円165.98円S 継続。

NOTE
世界商品ショック、1970年代石油危機に匹敵する衝撃も-シティ予測
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-13/RDET7VT0G1KX01

米金利上昇だからドル高、なんですけど、ドル需要が強いことも一因かと。
上記記事によると

①今年の世界の商品購入、19年比で5.2兆ドル増える見通し
②増額分は世界GDPの5%に相当、石油危機時の水準に匹敵

 →決済通貨は基軸通貨ドルでしょ?

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