26日㈭の為替市場の注目はECB理事会
4月理事会、ECBは金融政策の現状維持決定。
月額300億ユーロ(約4兆円)の資産購入9月末まで継続。
政策金利は購入終了後かなりの期間、現水準に維持する方針を再確認。
保有債券の償還元本は必要な限り再投資し、
資産買入はインフレ軌道が持続的となるまで継続するとしました。
また、ドラギECB総裁は声明で
総合インフレ率は年内1.5%前後で推移する見込み、
インフレに対する自信はゆるぎないと自信を見せました。
ドラギECB総裁:景気の勢い低下を認める、堅調な拡大続く見通し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-26/P7SNXJ6K50Y101
これを受けてユーロ高になる瞬間もありましたが、
結局ユーロ安となっています。
ユーロドル相場 15分足
ユーロドルショート保有ですが、こういう動きはノイズなので静観。
結局下がってくれてよかった(*'ω'*)
※ユーロドル相場 日足
日足で見ると、移動平均線5日線が上値を抑える形での下落トレンド。
5日線が機能する相場って、結構勢いがあるトレンドです。
結構下げてくれるんじゃないかなぁと思っています。
ではどのレベルまで下落する可能性があるのか。
※ユーロドル フィボナッチリトレースメント
2017年1月から2018年の高値まで丸1年ひたすら上昇しましたが
この上げ幅に対して38.2%押しで1.171ドルです。
もし半値まで落ち込めば 1.1451ドルですね。
昨日のブログに書いたようにIMM通貨先物ポジションで
ヘッジファンドらのユーロ買い越しは15万枚を超えています。
これが整理されれば結構な下落圧力となると思いますので
1.20ドル割れは割と早い段階で示現しそう。
ということで
ユーロドルショート、豪ドルドルショート、ポンド円ロング継続。
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2018年4月27日金曜日
2018年4月26日木曜日
ダウは今夜も下落してます。
業績相場、このところ決算が悪くなくても上がらなくなってきた印象。
キャタピラーが決算は好調だったものの下げてますし、
アルファベットだってそんなに悪かったかなぁ、、、決算後かなり売り込まれてます。
なんとFANG株はこの業績相場で10兆円時価総額喪失したとか。
FANG株が大幅安、時価総額10兆円失う アルファベット決算を嫌気した売り
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24HIX_24042018000000/
ネットフリックスなんか絶好調だったはずなのに。
足下では、決算より金利動向でしょうか。
今夜も米長期金利は3%台で推移。
※米長期金利
ということで、素直に金利上昇にドルが相関して買われています。
ドル円相場は109円台へ。
ユーロドル相場もレンジ下限をアタック中。
ということで、今日はユーロドル相場を1.2219ドルと1.2202ドルでショート。
ユーロショートの背景として、ドル高であるということだけでなくて
IMMの通貨先物ポジションでユーロロングが15万枚も
積み重なっているという点も気がかり。
ポジション整理とともにユーロが下落する可能性が大きいと思われます。
また、欧州圏の景気の伸びが鈍化しているのが気になるんですよね。
今日ドイツ政府は、2018年の経済成長見通しを
従来の2.4%から2.3%に引き下げました。
また、シティエコノミックサプライズ指数をみても、欧州がめっちゃ悪いんです。
このエコノミックサプライズ指数は別名『びっくり指数』。
米シティクループが算出している指数ですが
経済指標の結果と事前予想とのかい離幅を指数化したものです。
予想に対して結果がどうだったかを示しているのですが
予想に反して現実がどうであるかという乖離を見ることで
現状から今後の景気の強さを知ることができるという面白い指数ですが
ユーロ圏の同指数はここ数週間で急降下し12年6月以来の低水準に沈んでいるんです。
コラム:膨張するドル売りポジション、投機筋の「危険な賭け」
https://jp.reuters.com/article/dollar-selling-column-idJPKBN1HO08S
こんな状況でユーロ買えます?
投機筋がユーロロングで粘っているところを見ると
ECBの出口政策がタカ派的に進められるとの期待が強いように見受けられますが
輸出国であるドイツにとってユーロ高はダイレクトに景気に響いてきます。
市場の期待ほどECBはタカ派的スタンスには出てこれない気がしますけどねぇ。
という希望的観測からユーロショートです。
それからポンドがあきらめきれずにポンド円を152・09円で再ロング。
現在、豪ドルドルショートとユーロドルショートにポンド円ロングです。
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2018年4月25日水曜日
あれよあれよとドル円相場は109円台へ。
一時109.19円まで高値示現。
※ドル円日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
フィボナッチリトレースメントで戻り目途を想定しておくと
半値戻しで109.67円。これを超えると62.8%戻しの110.87円が見えてきます。
言わずもがな、米金利上昇が背景ですが今夜米長期金利は3%大台乗せ示現。
3.003%まで上がりましたが現在、再び2・9%台へと落ちてきています。
ここが天井というムードではなさそうですね。
上昇方向にトレンドがありますね。早晩3%値固めする相場になりそうですが。
日米の長期金利差が3%を超えると円安トレンドができるアノマリーがあるとか。
麻生財務相は3月29日
「これまでの歴史をみると金利差3%に達すると必ず円安・ドル高に振れる。例外は1つもない」
と国会答弁しています。金利差3%は目の前。
アングル:「日米金利差3%で円安」は本当か
https://jp.reuters.com/article/angle-frx-idJPKCN1HC10V
日本はゼロ金利政策です。
イールドカーブコントロール下において長期債利回りは
ゼロ近傍に固定する(債券買い入れ量をコントロールする)としています。
今日のところは日本10年物利回りは0・055%。
金利差は限りなく3%に近付いています。
この金利上昇を嫌気してでしょうか、今夜の米株も弱い。
ダウは400ドル近い下落です。ボーイングやキャタピラーといった
中国との貿易摩擦による影響が大きなセクターが弱い模様。
トランプ大統領の発言が引き金との指摘も。
米財務長官を中国に派遣 通商問題めぐり
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/020/205000c
一方で日経平均は円安を好感してしっかり。
とかなんとか書いていたら、ドル円がダウ下落を嫌気してか、だれてきました。
現在108・70円台まで下がってきています。
足下での上昇が大きかったので一服、ってとこだと思います。
移動平均線との乖離を埋めるような調整じゃないかしら。
ドル円、108円半ばまで下げてきたら買ってみようかな。
ユーロドルショート狙いなんですが、もうちょっと戻ってから売りたいですね。
今売るとレンジ下限でのショートなので、再びレンジ相場に戻った時には
かなりの忍耐を強いられそうです。
1・2250ドル程度まで戻ってくれたらショートします。
***************************
米金利上昇が株式市場へ悪影響との懸念が広がっていますが
リスクは株だけじゃありません。
世界の社債市場は拡大を続けているようですが、
米金利上昇は、国債のみならず社債市場の利回り上昇にも直結します。
社債9兆ドル揺らす米金利上昇 「ファンドバブル」に警鐘
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24H28_U8A420C1000000/
国際決済銀行(BIS)の統計によれば、海外で発行された世界の事業会社(米企業を除く)の社債残高は2017年9月末時点で約3兆ドル(325兆円)。米企業の国内外での発行分を加えると9兆ドルに達する。
過去2年で約1割、10年で2倍近くに膨らんだ。10年間で4割足らずだった世界の名目国内総生産(GDP)の増加率を大きく上回る。全てではないが、ドル建て社債は急増している。
米長期金利の上昇は、社債の宴に幕を引くかもしれない。
QUICK・ファクトセットによれば、株主の期待収益率を示す「益回り」は米S&P500種株価指数(18年12月期予想ベース)が直近で5.9%。米10年物国債の利回りとの差は3%未満に縮まった。2年前は4%近かった。
3%割れの水準は08年のリーマン・ショック前に見られるなど要注意ゾーンだ。株式の割高感が強まり、「借金して自社株買い」が割にあわなくなりつつある。
低格付けのハイイールド(高利回り)債の動きを示す代表的な指標である「ICE・バンクオブアメリカ・メリルリンチ・世界ハイイールド」の利回りは先月、1年ぶりに6%台に上昇した。米長期金利の上昇時は景気や企業業績の拡大を伴うため、本来ならハイイールド債の利回りは低下(価格は上昇)する傾向があるにもかかわらずだ。
今回と似たようなケースは米国の歳出拡大や減税で財政赤字が膨らんだ1980年代後半にみられる。長期金利が上昇して経済成長率が低下し、企業の倒産確率を高め、ハイイールド債の利回りは上昇するパターンだった。
近い将来のリスクでしょう。
足下はドル円上昇で日本株上昇ですので。日本の資産はリスクテイク方向ですが、
米株が上がりきらず再下落の兆候を見せ始めましたし社債利回りも上昇基調ですので
やっぱりどこかで売りを作らなくては、、、とも思っています。
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2018年4月24日火曜日
ドル高です。
今週の注目はずばり金利です、と昨日のブログに書きましたが
恐らく米金利上昇がドル高を誘発しているものと考えられます。
今夜23日㈪のNY市場で米10年金利は 2・99%まで上昇。
3%大台目前で失速していますが、早晩抜けるんでしょうか?
金利と為替の相関は絶対ではないのですが、足元では強い相関がみられますね。
※上段が米長期金利 下段がドルインデックス 1時間足
※ 日足だとこんな程度、決して常に金利に引っ張られているわけじゃないんだけど、、
通貨インデックス一覧を見ると、米ドル一強。
※通貨インデックス一覧
ここからの戦略はユーロドル戻り売りとします。
ドル円ロングでもいいのですが、株式市場の下落が気がかり。
株安でリスクオフになると、ドル円は上値が限定的かな、と。
※日米株価 それほど崩れていないんだけど、、、
円安が効いて、日本株は堅調地合いかもしれません。
セルインメイリスクを警戒してショートすると踏みあげられそうな気もしますね。
そうそう、日銀の黒田総裁がCNBCのインタビューで
円は時々強くなりすぎる、円が安全通貨とされることは理解できない、
というような趣旨の発言をしたようです。
これも効いているかな?
https://www.cnbc.com/video/2018/04/23/kuroda-trade-is-biggest-risk-faced-by-world-economy.html
まあ、今夜は金利ですね。
ユーロドルはユーロロングが15万枚も積み上がっているので
レンジ下方ブレイクでかなり大きなトレンドになりそう。
戻りをコツコツ売っていきたいと思います。
豪ドルドルショートは継続。
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2018年4月23日月曜日
今週の焦点はずばり金利。
週末20日金曜日、米国債10年物利回りが2.96%まで上昇。
これは2014年1月の2.97%以来の水準。
今年2月下旬に2.95%を付けて、すわ3%大台乗せかとマーケットが
荒れたことがありましたが、そのレベルを超えてきたんです。
※米10年債利回り
何か材料があったとも思えませんが、後講釈としてはインフレ懸念の台頭でしょうか。
米長期金利、4年3カ月ぶり高水準 インフレ懸念
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29686020R20C18A4000000/
インフレ懸念というと、原油が高止まり中。
地政学要因ばかりがクローズアップされますが、実は需給もタイト化しています。
OPECとロシアの減産が効いているという側面もあるため、
一過性と侮ることはできません。
OPECとロシア、原油減産継続に傾く-過剰在庫解消の目標達成でも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-20/P7HGZR6JIJUO01
※WTI原油価格
これが3%を超えてくると株式市場は持つでしょうか・・・。
まだ日経やダウなどは益回りが6%程度あるので
すぐさま3%台に乗せたからと言って売り浴びせにあうことも
ないかもしれませんが、ナスダック総合指数などは益回りが4・5%程度なので
危険かもしれません。これは日本のジャスダック市場なども近いものがあります。
ともあれ、金利の急上昇には警戒が強まると思われます。
2月の時のように3%が近づいてきたことで米債投資に妙味が出てきた、
として、米債へ資金流入が増えれば、再び金利は落ち着いてくると思われますが
その際の米債への資金流入ってのが、株を売って、ということになると
株の方は下落しちゃいますね。
カルパースが昨年秋に、株を減らし債券投資を増やすとしていましたが。
カルパース:債券投資配分、最大44%に引き上げ検討-現在の2倍以上
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-13/OZD77GSYF01S01
~株式は現在の50%から最小で34%まで引き下げる可能性
ってのが気になるでしょ。。。
ということで、そろそろリスクオフに備える相場なのかなぁ、、というムードも。
※米株と日経平均チャート
日経は強気転換したように見えますが、、、
本格上昇トレンドというにはまだ心許ないかな。
政治的背景からは金曜引け後に
「北朝鮮、核実験・大陸間弾道ミサイル発射を中止」というニュースが出てきて
米朝首脳会談に向けて着々と平和裏に事が運ぶようにうかがえますが
それも実際どこにどう着地するかは不透明。
現在これを楽観してあまりにリスクオンになるようなら売り、と思っていましたが
株もドル円も思ったよりは上がってこないのよね、私の中では・・・。
クロス円の上昇はリスクオン相場の典型的な値動きなので
これに連れてドル円、日経ももっと大きく上がるかと思っていたのですが
特にポンド円が急反落となり、キウイ円、豪ドル円など軒並み下落してきました。
これは良くない。単なる上昇相場の調整の下落なのか、それとも、反発が終了し
再び下落相場入りとなるのか、今週が見極めどころ。
※クロス円一覧
ドルストレートで見ると、軒並みドル高なんですよね。
※ドルストレート一覧
これは、足元では米金利上昇の影響によるところが大きいと思いますが
もしこれが、リスク警戒からのドル回帰だとするとよくないよねぇ、、、。
株式市場では業績相場が本格化しますが
今週は米国では23日グーグル、25日フェイスブック、ツイッター、
26日アマゾン、マイクロソフト、インテルが決算発表です。
FANG銘柄群は好業績を発表することで、株上昇となるのか、
それとも金利上昇に怯えた資金は決算とは関係なしに株から抜けていくのか。
この流れも今週のドル、為替市場のポイントとなってくるでしょう。
******************
再エントリーしたポンドロングはあっさり損切!
気持ちのいい下げでしたね。その前の上げをとれていたはずなのに
利食いが遅れて、今度は逆張りで損切とは情けない(*_*)
5月10日にBOEのMPC金融政策委員会がありますが
西原氏のメルマガによると
利上げの織り込み度は先週初は93.8%。
ところが既報のようにインフレ指標の低調、加えて、
カーニー総裁のコメントなども影響し週末の利上げの織り込み度は一気に49.1%まで急落。
だそうで、一気に利上げ期待が後退しています。
これがポンドね。ほんと、決め打ちは危険な通貨だわ。
豪ドルドルショートだけ生きてます。
これでカバーしていきます💦
++++++++++++++++++++++++++++
今週の予定は、、、
24日米3月中古住宅販売件数/米4月消費者信頼感指数
26日 米新規失業保険申請件数/ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
27日 日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁会見、日銀展望レポート
米国第1四半期GDP(速報値)前期比年率で2%予想(前期2.9%から減速か)
◆南北首脳会談
米1-3月期国内総生産(GDP)速報値、景気拡大基調が維持された場合、
金利上昇とドル買いが強まりそう。逆にいい数字がリスクかもしれません。
後は南北首脳会談ですねぇ、どんなニュースが出てくるでしょうか。
どうも北朝鮮は、米国には歩み寄りを見せていますが
日本には頑なに譲歩しないスタンスに見えてなりません。現状では。
それからECB理事会
ECB、QE終了時期の示唆は7月まで待てるとの認識-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-20/P7HONV6VDKHS01
現行の金融政策の維持が確定的なのですが
現行の量的緩和政策は9月まで。
その後どうするのか、という点に注目です。
7月の理事会まで量的緩和終了の時期の示唆を待つことを検討、とのこと。
ユーロは金融政策的には買いたい通貨ですが
ファンドポジションがロングでパンパン。
※IMM通貨先物ポジション ユーロロングは過去最高レベル15万枚
ちなみにポンドロングも積み上がりつつありますがまだ4万7000枚程度。
ドル円はファンドのロングが整理され、円ロングに転じましたが、
最新のデータでは円ショートに戻りそうな気配も。。。
※IMM通貨先物ポジション ドル円
難しい相場ですのでリスクは控えめに、豪ドルドルショートのみです。
豪ドルショートは中国経済へのリスクを感じるという側面も。
米中貿易摩擦もそうですが、上海総合指数、弱すぎますね。
※上海総合指数 短期的には戻りもありそうですが、、、
今週のリスクは米長期金利と上海株。
そして業績相場の個別企業決算と、南北首脳会議。
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2018年4月20日金曜日
日経平均は4/19㈭まで5日続伸。
日米首脳会談は無難に通過したように見えますが、通商問題に関して
トランプ米大統領は2国間協定が望ましいとの立場を示し、
TPP復帰に慎重な姿勢を崩さず。
安倍首相はTPPが最善とし2国間協定に慎重な姿勢を示しており
やっぱり、、、という感じ。
鉄・アルミニウムの輸入制限は当面、日本を対象から除外しないということで
サプライズ的な成果は全くなかったとも言えます。
それどころか新たな枠組みとして日本側は茂木敏充経済財政・再生相が、
米側はライトハイザー米通商代表部(USTR)代表がそれぞれ代表を務めて
協議を進めるということですから、これをFTA2国間交渉では?とみることも。
と考えれば、決して日本株、ドル円の買い材料ではないような気がします。
ただし、現状のマーケットは戻りを試す小さなトレンドにあるという感じね。
株式市場関係者の間では、2-3月に大きな下落があり
海外勢もかなり日本株を売ったので、今年はセルインメイはない、
との見方も広がりつつあるように感じますが、それもまだわかりません。
確かに海外勢は4月から日本株売り越しから買い越しに転じており
買い戻しが旺盛ですが、新規買いが盛り上がる材料があるかと言われると疑問。
ただ、まだショートは作らずにおります・・・。
*****************
昨日はポンドが大きく下落しちゃいました。
第1弾は3月英小売売上高が予想を下回ったことで売られ、一度値を戻すも、
第2弾、BOEカーニー総裁の利上げ時期が決まっていないという発言に反応。
※英3月小売売上高 ▼1.2% (予想 ▲0.6% 前回 0.8%(前月比)
1.1% (予想 1.9% 前回 1.5%(前年比)
これで、5月利上げの思惑が一気に後退してしまったのね。
手仕舞い売りの嵐が吹きました・・・。
ポンドドルは1.4146ドルと1.4173ドルロングを持っていましたが
さすがにコストでは切らされちゃって、1.43ドル台まで上がっていたのに
何故利食わなかったのか、という展開です。ドヘタやなぁ。。。😞
でも、移動平均線大循環分析ではまだトレンドは上方向にありますので
先ほど1.4083ドルで再度拾い直しました。
キャプテンスタイルのディールですね💦
それから、今夕、ユーロ円が強いとみてユーロ円もロングしたのですが
クロス円全般、ポンド円の下落にシンクロして落ちてしまったので
あっさり撤退、なかったことに、、、。
※クロス円15分足 ポンド円が悪さをしたわね。ドル円はひたすらレンジ。
ひたすらレンジのドル円がいつどちらに離れるか、というのが焦点ですが
クロス円が強いからドル円は短期的には上方向かと思っていたんだけど
かなり上値は重いですね。やはりあまり戻りを入れずに落ちてしまうのか。
クロス円日足は、さすがにポンド円とか伸び切ってましたので
一度調整する局面だったかもしれません。
さて。ドルストレートではオージードルがきれいに反落してきたので
0.7770ドルでショートしています。
豪州は19日、3月の雇用者数が発表されて、伸びが予想を下回っています。
雇用指数発表後、思い切り下落した後、V字反騰を見せて思わぬ強さを
みせたのですが、あれはなんだったんだろう。。。
その上昇が騙しとなって落ちてきたのでショートしました。
日足で豪ドルドルを見ると綺麗に大循環分析が効いて下げています。
ポンドは上方向、豪ドルは下方向にトレンドがあるので
ポンドオージーの買い、ってことになりますね。
※ポンドオージー
私はポンドドルを買い直して、オージードルをショートしているので
ポンドオージーロング状態にあります。
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2018年4月19日木曜日
日経平均 4日連続高です。
18日㈬ 22158.20(+310.61)
3月26日に付けたザラ場安値2万0347円から
1811円もの上げ幅です。
CIA長官が数週間前に北朝鮮を訪問して金正恩委員長と面会したと
報じられ米朝協議進展への期待も広がったとの指摘も。
米国務長官指名のポンペオ氏、数週間前に金委員長と会談=米高官
https://jp.reuters.com/article/pompeo-meets-kim-idJPKBN1HP09F
ドル円は107.35円まで円安ドル高がありましたが
上値は決して軽くはないですね。
日米首脳会談の只中ですが、明日19日午前には共同記者会見が
行われるとみられます。
う~む。そろそろショートに回った方がいいんでしょうか。
それとも、会見後もう一相場あるでしょうか。。。
悩ましいところですが、まだショート作ってません。
今日は欧州の指標が悪くて、ユーロが弱含む局面がありましたが
下げた分はほぼ回復。
※3月のユーロ圏消費者物価指数確報値
前年比+1.3%(速報値+1.4%から下方修正)
コア前年比は+1.0%を維持。前月比は+1.0%と予想と一致。
驚いたのはポンドの下落です。
3月の英消費者物価指数が前年比+2.5%
(予想および前回+2.7%から伸びが鈍化)
昨年の3月以来の低い伸び率となったことで、
5月MPCでの利上げ観測が
前日の80%から77%台へと低下してしまいました。
ポンドは短期的には買われ過ぎのサインも出ていますので
深い押し目形成局面ですね。。。
もう一段の下落もありそうですが、安値は買い増そうかと思っています。
ポンドに関しては、しばらく強気で。
利上げ織り込みは低下したとはいえ、高水準。
今夜も原油は一段高ですので、ポンドは早晩
上昇トレンド回帰となるんじゃないかな。。
ドル円と日経をいつショートするか、ってとこで悩んでますが
明日の共同会見後の値動きみてから判断します。
すぐに売らないかもしれません。
地政学リスクは払しょくされれば相場の上げ要因となる可能性があり、
北朝鮮問題が平和裏に解決の方向に向かえば、リスクオンが続くのかも、、、
という気もしています。
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2018年4月18日水曜日
さて、日米首脳会談を終えてトランプ大統領の発言が出てきました。
http://klug-fx.jp/fxnews/
・安倍首相と北朝鮮、貿易、軍事を話し合った。
・安倍首相との首脳会談で多くの進展が見られた。
・米朝首脳会談で拉致問題を取り上げると誓った
・朝鮮半島が戦争終息に向けて協議していることは祝福
市場に好感されるといいんだけどね。
今晩4/17㈫、ダウも200ドルを超える大幅高。
好決算を発表したネットフリックスが大幅高で
全体のセンチメントをサポートしているようです。
それほどリスクにおびえているムードはありません。
流石に17日㈫日経平均は12円高と小幅高で動意薄でしたが。
日米首脳会談の真っただ中でリスクがとりにくかったという点に加え
新興、中小型株が弱いことが足を引っ張っているとの指摘。
マザーズなどは個人投資家らの関与が大きい市場ですが
ひどい下落ですねぇ。。。
※マザーズ指数
日経平均とて、一目均衡表分厚い雲が上昇を阻んでいますが
足下は日経とマザーズが逆相関です。
※日経平均
株の信用買い残は10年半ぶりの高水準にあります。
3/23発表時点で3兆6759億円に上りました。
対して、売り残は9402億円程度。
上記チャートの薄い棒グラフが信用買い残。
濃い棒グラフが信用売り残。
買い残がいかに積み上がっているかがわかります。
前回、信用買い残が3兆円超えしていたのが2015年ですが
この時は買い残減少と共に日経平均が下落していきました。
チャートと比較してみるとよくわかりますね。
今回、昨年9月以降の日本株上昇局面初動では
あまり買いは増えていなかったのですが
11月の急落時から、買い残が伸び始めています。
逆張り的に買い参戦した投資家がいかに多かったかがうかがえますが
この流れは今年の2月の急落以降も加速しており、
個人らは相場が下がれば下がるほど信用買い残を膨らませています。
これがこの先のリスクでしょうね。
相場が下落してくると、こういうしこり玉、いわゆる儲かっていないポジションは
整理を余儀なくされますから、下げが下げを呼ぶ展開を強いられるという・・・。
また、足元で、ダウや日経が戻り基調にある中、中国株が弱い。
上海総合指数のチャートみてると決して強気になれません。
※上海総合指数
米中貿易摩擦が懸念される中、今日はこんなニュースもあり
米国が中国ZTEへの製品販売7年間禁止、貿易摩擦の悪化も
https://jp.reuters.com/article/usa-china-zte-commerce-idJPKBN1HN2H7
次世代規格5Gにおいても中国は米国企業と組んで世界シェア獲得ができない、
ということになります。これも米中貿易戦争、米国は本気ですよ。
ソフトバンクがZTEの基地局を採用する予定だそうですが、、、。
政府契約企業のHuawei、ZTEの機器の使用禁止法案、米議会に上程
https://jp.techcrunch.com/2018/01/13/2018-01-12-us-government-agencies-zte-huawei/
FBIなど米情報機関はHuaweiとZTEを使わないように推奨していますね。
FBIなど米情報機関、ファーウェイとZTEの端末を使わないよう警告
https://japan.cnet.com/article/35114748/
ということで、中国のテクノロジー分野の未来にも暗雲。
日米首脳会談受けて、株が上がるような局面を迎えれば
日経平均売りたいと思います。
***********************
ポンド高も一服・・・。
英雇用統計で平均賃金の伸びが予想を下回ったことから、利益確定売が旺盛に。
英ILO失業率(12月-2月)4.2%(予想および前回4.3%)
失業保険申請件数 1.16万人(前回値0.92万人から1.51万人に上方修正)
12月-2月賃金 前年比+2.8%(予想+3.0%に届かず)
ポジションは継続しています。
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2018年4月17日火曜日
シリア攻撃、今回1度限りの攻撃というコメントはマーケットへの配慮だったか。
米国トランプ政権もなかなかですね。
週末、しかも土曜の軍事行動であったことで投資家らの動揺を
鎮静化させる時間が十分にあったとも言えます。
ザラバでの攻撃であったなら、結果、株価水準が戻ったとしても
ヘッドラインだけでアルゴなどが走って急落することは
避けられなかったでしょうし、そのボラティリティに刈られて
退却せざるを得ないという向きが生まれたと思います。
過度な警戒は後退した状態でスタートした東京市場。
日経平均は大幅高とはいきませんでしたが
16日㈪の日経平均は 56.80円高 21835.50円
4月下旬から本格化する決算発表への期待感に加え、
外国人と見られる買いも入った模様です。
また、今夜はダウが300ドル近い上昇です。
①3月の小売売上高が予想を上回ったほか、
米3月 小売売上高 (前月比)0.6% (予想 0.4% :前回 ▲0.1%
自動車除くコア(前月比)0.2%(予想 0.2% 前回 0.2%)
②ダドリーNY連銀総裁の発言が
金利上昇が緩やかになるものとの安心感をもたらしていることが背景でしょうか。
「追加利上げの具体的な回数は分からないが、4回を超える(あと3回)利上げは
可能性が低いと市場は理解している」
今夜はドル円が弱含み、、、このせいかな。
ドル円相場107円台ローまで下げてきています。
ただし、株式市場、クロス円市場を見ていると
ひとまず、過度なリスクオフ相場ムードは払しょくされたように見えます。
しかし、まだまだ火種山積、明日からの日米首脳会談がどのような内容となるかによって
ドル円、日本株は大きく動いちゃうでしょうし、
日米だけでなくて、4~5月にかけて世界の首脳会談が相次ぎます。
4月27日 南北首脳会談
5月 日中韓首脳会談
5/24~26 日露首脳会談
6月上旬迄 米朝首脳会談
〃 日朝首脳会談
南北統一のシナリオは出来上がっていて、
あとはどのように調整していくかだけだ、という指摘も耳にするのですが、
これだけ短い期間に日米中露、そして南北の首脳が会談の場を設けるというんだから、
さもありなん。
話し合いで平和裏に事が進めば、リスクオンでしょう。
そうでなければ、、、。。。
小競り合いのようなニュースは日々どこかから出てきます。
ホワイトハウスのサンダース報道官が会見で、
ロシアに対して追加制裁を検討していると述べた。
とか。これ今夜のニュース。
ロシアは通貨ルーブルが暴落していますし、ロシア株も大きく下げています。
5月はワールドカップ。本当にやれるんでしょうか??
シリア、サウジ、イラン、イスラエルなど中東の動きからも目が離せませんし。
ということで、積極的にリスクテイクしようという気にはなれませんが、
ショートもできないムード。
ポンドロングのみに絞っています。
ポンドドル、ポンド円ロングは継続。
武田薬品工業のM&Aに絡む思惑、ブレンド原油高、
そして5月の利上げ思惑も強まっているとのことで
ポンドは騰勢を強めています♪
************************************
今日気になったニュースをいくつか。
クロス円が強いのは、現状ドルのヘッジコストが強いせい?!
①オープン投資継続、ヘッジ外債は減少=18年度・富国生命運用計画
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN1HN139.html
ドルのヘッジコストが高止まりしているためで、米国債投資を抑制し、オーストラリア債やカナダ債などドル資産以外への通貨分散を引き続き行う。
16年度末時点では、外貨中のドル比率は75%だったが、17年度末時点で69%に低下。一方、グリーンボンドなどテーマ性のある債券に投資するなかで、オーストラリアドルとカナダドルがそれぞれ6%程度から10%程度に上昇した。
ドル調達のコストが上昇している、というのは随分前から指摘されていましたが
LIBOR上昇、日本の外債投資に影響 ドル資金調達難しく
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28335920Z10C18A3EN2000/
地銀の外債離れ加速、ドル調達コスト上昇で-国内株選好の動きも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-04/P6JWVM6TTDS101
そのせいで、本邦機関投資家勢の外債投資が鈍るという懸念がありました。
米ドルのコストが高いなら、米ドル以外の外債投資に振り向ければいいじゃない~
ってことか。なるほど、足元のクロス円上昇の背景はこれかもしれません。
※クロス円一覧
米中貿易摩擦の悪影響が懸念される豪ドル円ですら上昇してきた。。。
今夜はユーロが強含みで推移していますが、米中貿易摩擦は応酬に恩恵との指摘も。
②アングル:米中貿易摩擦、恩恵見込む欧州企業に物色の動き
https://jp.reuters.com/article/us-china-trade-europe-idJPKCN1HD0EJ
特に航空機や通信機器、酒などの業界
米ボーイング(BA.N)が打撃を受け、それによって欧州のエアバス(AIR.PA)に商機
米国のナイキ(NKE.N)が逆風にさらされ、独アディダス(ADSGn.DE)がシェアを伸ばす?
などなど・・・・。
とはいえ、ユーロドルはレンジでうろうろしているだけですけどね。
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2018年4月16日月曜日
ありゃ~週明け月曜は一時的にはリスクオフ相場覚悟かな。
トランプ大統領、行動が早い。
米英仏がシリア化学兵器施設など攻撃、米国防長官「1度限り」
https://jp.reuters.com/article/mideast-crisis-syria-idJPKBN1HL03Y
トランプ大統領は
シリアが化学兵器の使用をやめるまで攻撃を続ける用意がある、
としていますが、マティス米国防長官は
アサド政権に化学兵器を再び使用させないための
「1度限りの攻撃だ」と述べています。
この1度だけ、という点に楽観が広がれば
リスクオフの衝撃は瞬間で済むような気もしますが、
1度だけというのは、今回に於いてはというだけのことでしょう。
米国防総省はシリア攻撃について「精密、圧倒的、効果的だった」
としていますが、ロシア国防省は
発射された巡航ミサイルと空対地ミサイルは100発以上に上ったが、
その大部分はシリアの防空システムが撃墜したと発表しています。
どちらが正しいのかわかりませんが、将来的にアサド政権側が再び
化学兵器の使用をすれば、即座に行動に出るのでしょう。
今後長期化する可能性もありますが、
昨年2017年4月にも同様のことがありましたね。
にこそくさんがツイートしてくれています。
https://twitter.com/nicosokufx
一時的な下落に終わっていたんですよね。
為替については、シリアだけでなくて北朝鮮リスクも重なっていたようで
円高基調が続いたようですが、、、。
さて、今週、このシリア爆撃の材料がどれだけマーケットを冷やすのか、
この点が一つ大きな材料ですが、ほかにもいくつか。
米財務省が発表する為替報告書が先週末に出ましたね。
米、為替監視リストから日本外さず 貿易赤字懸念
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29401780U8A410C1000000/
日本の2017年の経常黒字が国内総生産(GDP)の4%に達し「対米貿易黒字も690億ドルと引き続き大きい」と不満を表明した。名目レートでみた円・ドル相場は円高基調と認めたが、物価変動を除いた円の実質実効レートは「17年から18年2月にかけて2.4%下落した」と分析。直近20年の平均値と比較すると25%近くも安いと指摘した。
17日からの日米首脳会談は、この貿易問題も主題となるでしょう。
どんな結果が待っているか予想はできないのですが
先週のドル円、クロス円の値動きを見ると、
どうも円安方向に行きたがっているように見えるので、
リスクとしては上方向、踏み上げがある可能性を見ておく必要が
あるんじゃないかと思っていたのですが、この為替報告書の内容をみると
そう甘くはないかも、、、って気もしてきます💦
※クロス円一覧
ポンドドルロングを継続保有中ですが、先週末、ポンド円も追加しちゃいました。
152.62円、、、週末リスクを避けようという値動きでしょうか。
152.94円まで上昇したポンド円、NYクローズでは152.80円です。
う~む、高値掴みしちゃったかな。
クロス円はリスクオフ時には下がるんですよね、、、
だから週明け一度大きくアゲインスト状態に陥るかもしれません。
日米首脳会談で、安倍首相の外交が評価されればドル円上昇、
クロス円上昇の可能性もありかと思っているんだけど、
為替報告書を見ると、やっぱり貿易交渉はそれほど甘くないようです。
ポンドドルロングはまだいいとしても、ポンド円ロングは一度撤退かな(´;ω;`)
ただ、ペトロカレンシーとして原油価格に相関するポンドはそれほど
弱くないと思っていますので、突っ込んだところは買い直したいですね。
大倉キャプテンがYMTV本音で言わせてセミナーで
武田薬品のM&Aの今後のポンド買いの可能性を指摘していましたが
武田、アイルランド大手買収へ準備 大手行に融資打診
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29293900S8A410C1EAF000/
買収金額6~7兆円規模と目されており
どれだけポンド買いが実際に起きるかは見えませんが
このM&Aに絡む思惑でポンドが上がりだしているという見方もあるようです。
だけど、ポンドが高いのって、決して対円だけではなくて
ポンドスイスなんかぶっ飛んでたりします。
ユーロポンドでもポンドが強いですね。
※ポンドクロス一覧 左上ポン円、左下ポンドル、右上がポンスイ、右下はユロポン
むしろ、ポンド円は出遅れている印象。
これはドル円が弱いから仕方がないですけれど。
ポンドドルも早晩高値越えで値固めすると思っていますが、
これはやっぱり、原油高が影響してんじゃないかって気がしてます。
※ブレントオイル日足 英国は北海油田所有
ということで、ポンドドル継続に加えて
ポンド円が今週突っ込んで円高方向に動いたら
買い増そうかなぁと思っていたりします。
原油はまだまだ上がりますよ、多分。
サウジは原油80ドルを目指したいと漏らしていますし
シリア情勢の背後には、イランの核合意破棄の道筋も見え隠れしています。
イランは世界第4位の産油国、影響は甚大です。
原油が上がればインフレが本格化します。
株は危ういかな。。。その場合、ゴールドが資産防衛に寄与するでしょう。
今年はコモディティ高騰に注目ですよ。
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2018年4月13日金曜日
トランプ大統領のTwitterに振り回されるマーケット。
シリアに関して
4/9「24~48時間以内に決断する」ってtweetしてたから
警戒が強まっていたところに
4/11「シリアにミサイルがやってくるぞ」とtweet重ねたものだから
マーケットの警戒がさらに強まって、
金や原油が急上昇する事態になっていたんだけど
4/12「すぐに起こるかもかもしれないし、当分起こらないかもしれない」
「シリアへの攻撃がいつ実施されるのか言った覚えはない」
と投稿したことから
急速にドルに買い戻しが入り、米株、日経平均も上昇してます。
昨日急伸したゴールドは上げ幅のすべてを削る反落。。。
トランプ大統領のtweetに一喜一憂、日替わりでセンチメントが変わりますが
それでもまだドル円も日経もダウも、
完全に底入れして上昇トレンド入りとは言い難い。
ここ1週間のレンジ上限を試すようなところまでは強含んでいますが
明日になったらまた状況が変わらないとも限りません。
決して楽観できるわけじゃないわよね。
喫緊にシリアを爆撃するわけじゃなさそうだ、というだけで
やらないと明言したわけじゃありませんし、、、
ただ4月は上がりやすいってアノマリーがあるので
今月は戻りを入れる相場になるんじゃないかって思っていたのですが
やっぱりそのパターンかもしれません、そうなればしばらく上昇が続く??
ドル円と日経平均ロングがなかなか育たないので、しびれを切らして
昨日手仕舞ってしまったのに、翌日にこの上昇ですよ┐(´д`)┌ヤレヤレ
仕事してると、現在の国際情勢についていろんな見方が入ってきます。
陰謀論に近い話も山ほどあります、とてもここには書けないけど。
ひとつには、現在懸念されているすべてのリスクの全ては
出来レースなので相場が大崩れすることはない、という視点がありますが
何が真実かわからないので、こういう時は
粛々とテクニカルについていくしかないですね。
それで見ると、米株はまだ売り目線ですが、ドル円、日経が改善の兆しも見える。
ひょっとするとドル円、日経平均は戻りが大きくなるかもしれません。
というのも、海外勢が足元の2週で日本株を買い越しているんですよ。
株、海外投資家が2週連続買い越し 1584億円・4月1週
2018/04/12 15:13 日経速報ニュース
12日発表4月第1週(2~6日)の投資部門別株式売買動
海外投資家(外国人)は2週連続で買い越し。買越額は1584億円だった。
買越額は前の週の48億円から拡大。
個人は2週連続で売り越し、売越額は1264億円。
信託銀行は3週連続で買い越し、買越額は280億円。
まあ、規模は小さいんですけどねぇ。
今年に入って現先合計で9兆円近く売ってますから。
面白いのがこの2つのニュース。
①アジア株はただちに売却を、日本含め年末目標を引き下げ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-11/P705TM6JTSEE01
アジアの主要7株価指数の年末目標を引き下げた。
この中には、同行にとってほぼ2年ぶりの大きな引き下げとなった日本も含まれている。
↑モルガンスタンレー
②アジア資産は「買い」、米中貿易戦争の可能性低いと予想-UBS
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-12/P720PO6JTSE801
世界の2大経済大国である米中両国間であからさまな
貿易戦争が起きる可能性は極めて低く、中国を中心とするアジアの資産は「買い」だ~
~日本を除くアジアの株式は約12%値上がりし、
域内通貨は対ドルで最大4%上昇する可能性があると予想。
↑UBS
どっちが正解かしら。
え~と、UBSさんは日本は除外してるみたいね(;´・ω・)
日本は上がらないってことかしら。
今夜の上昇に慌ててついていかない方がいいみたい。
ということで、ドル円ロングを手仕舞ったことを
軽く後悔しつつじっと様子見。
ポンドが強いのが救い。
ポンドドルロングに乗り換えたとこですが、
昨日のブログに書いたカップウィズハンドルパターン完成形が近づいています。
今日はこんなニュースがポンド買いにつながった模様。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=425731
関税同盟を抜け各国と自由貿易協定を結ぶのは得策ではなく、英政府はEU離脱後も関税同盟の維持を求める可能性があるとの報道もポンドをサポートしているようだ。
4月のポンドドルは高くなる傾向があり、過去13年連続で4月は陽線を描いている。季節的にポンドへのフローが増えることや、ドル安の傾向が強いことなどが背景として挙げられている。いまのところ、そのアノマリーは成立しているようだ。
おっと、4月はポンドが強い月だったのね。
知らなかった!グッドニュース♪
※追記
2:20過ぎにこんなニュースが出たようです。
ケムールさんのtweet
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2018年4月12日木曜日
トランプ氏「シリアにミサイル」 軍事行動を示唆
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2926791011042018000000/
24~48時間以内に結論を出すとしていたトランプ大統領。
軍事行動に出ることをTwitterで示唆。
Twitterで。('_')…
色々斬新なトランプ政権ですけれど
FBIによる捜査で追い込まれている状況を鑑みると
トランプ大統領が外向きに過激なアプローチに出るだろうことは予想に難くない、、、
やっぱり。ということなんでしょうか、株式市場弱いんですけど
もみあいの範囲の中での推移。ガラガラと崩れる相場に発展していません。
シリア問題は次なる株式市場崩落のトリガーではなさそうです。
今夜気になるのは、ゴールドや原油などのコモディティの値動き。
ゴールドは大幅上昇、レンジ上限ブレイクを試す展開となってきました。
恐らく有事を意識した値動きだろうと思われますが
ゴールドETF市場には資金流入が続いており、
その残高は2013年以来の高水準に。
※ドル建てゴールド日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
今夜は米国の週間石油在庫統計が発表され
原油在庫は予想が▲125万バレルのところ+330.6万のサプライズ。
予想外に在庫が積み上がっていたわけですから、原油売りの材料です。
ところが、原油市場も大幅高!!
※原油日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
在庫統計が出てから瞬間30セントほど下落したのですがV字急反騰。
下がりきらないので途転に転じたんでしょうか、謎過ぎる急伸なんだけど。
地政学リスクを材料視した、という見方もできないわけじゃないですが
シリアの原油生産は数万バレル程度ですので、あまり影響はないはずです。
中東リスクという心理的買いがないこともないですが、、、
それにしても、直近高値を更新していますので、相当に強い。
今夜もドル安傾向が強く、足元ではドル安がトレンド化しそうなムード。
このドル安もコモディティ高の一因ですが、
原油、ゴールドとコモディティ上昇が顕著となってくると
いよいよインフレの足音が大きくなってきたという気もしますね。
※ドルインデックス 再び下落傾向・・・。Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
インフレ懸念がフォーカスされれば、ゴールドはもっと買われると思います。
基調がドル安なので、ドル円相場は思ったより上がらない。
いい加減しびれを切らしまして。
106円ミドルでロングしたドル円は今日107円割れたところで手仕舞い
ポジションを整理しました。一応利食いですが、思ったほど伸びなかった。。。
21656円の日経平均ロングも今日21854円で手仕舞っています。
で。今日はポンドドルをロングしています。
ひとつは、チャートパターンで「カップウィズハンドル」って
買いサインに見えて仕方がないこと。
※ポンドドル日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
底値圏で出ることが多いとされていますが、ポンドドルって
底値圏じゃなくても、去年は上昇相場の途中の
もみ合い時にもこの形が出てるのよね。
その時と非常によく似たチャートパターンを描いていて、
高値超えそうな予感が・・・・。
もう一つは、原油が高いこと。
3月にもブログで取り上げましたが、
原油高が市場のかく乱要因に?!ポンドに注目~FOMC直前
2018年3月22日木曜日
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2018/03/fomc_22.html
ポンドはペトロカレンシーとも呼ばれ、原油高に反応して
上昇するという特徴も持ち合わせています。
英国は北海にブレンド油田を有しており、ブレントオイル価格は
英経済、通貨ポンドとの相関が高いのです。
2016年あたりからはブレグジット問題の方が影響が大きく、
原油とポンドの相関は薄れていましたが
2017年夏ごろから、原油とポンドの相関が戻り始めています。
ブレグジット交渉への懸念が一段落したとするならば、
原油との相関も強くなってくる可能性も。
※ブレントオイル価格とポンドドル
オレンジの矢印がブレグジットのポンド急落。
この時は原油との相関が切れていましたが、
緑の矢印の昨年夏ごろから戻ってきてますね。
上記は3月時点のブログ記事。
ということで、現在のポンドドルとブレントオイルのチャート比較です。
※上がポンドドル日足、下がブレントオイル日足
今夜原油が高値更新、ブレントオイルは73ドル台まで高値がありました。
このブレントオイルのチャートはきれいにカップウィズハンドル形成で
高値越え示現となっています。
ポンドドルチャートとよく似た形でしょ。
相関が戻ってきているんです。
ということは、ポンドドルも原油チャートパターン同様に
高値越えの可能性があるんじゃないか、、、ってことです。
コストは1.4146ドルと1.4173ドル。
今日は2月の英鉱工業生産が 前月比+0.1%、前年比+2.2%と
いずれも事前予想を下回る伸びに留まったことで、一時売られる局面も
ありましたが、基本の流れがドル安であることから
ポンドやユーロが強含みの展開となってきていますね。
高値越えに失敗して急落するリスクもあるので、コストまで
落ちてくるようならすぐさま撤退します。
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※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
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