2009年11月28日土曜日

大変な1週間となりましたね。
何故こんな円高となったのか?!
だいまんさんと大倉さんにこの動きの背景をうかがいました。

ドバイショックとも呼ばれた今回の円高、
ドバイの政府系の投資持ち株会社ドバイ・ワールドと、その不動産子会社のナヒールの
債務返済の一時凍結要請がきっかけとも解説されていますが、このニュースが出たのは
東京時間木曜の午前。個人的には木曜日の東京はこのニュースが原因という感じでは
なかったように思うのですが、、、。
さらに金曜の東京時間、朝の衝撃的な円高進行、
大倉さんによると、輸出の大きな売りがあったとの情報も。
某自動車大手という話もあるようですが、思ったよりも
車が売れたためではないかとのこと。
よくよくチャートを見てみると、今年後半は月末に向けて円高が進行するパターンも確認でき、
だいまんさんは輸出の売りが月末に処理している可能性もあると面白い分析。
このあたりはYMTVでのやり取りをご視聴いただきたいのですが、
何故月末になってしまうのかという担当者の心理なども推測できて興味深いところです。
となると12月の動向も気がかりですが、、、、
自動車販売支援がなくなってからの自動車販売が落ち込んでいるという話もありますからね。

にしても、この円高水準で売らなくてはいけない企業の苦悩も透けて見えます。
ドバイショックなどの最中、一刻でも早くしないと、、、、という焦りでもあったのかしら?
と邪推してしまいます。朝イチでの大玉ですものね。

さらに、今度の円高局面では色々な噂が飛び交いました。
閣僚会議が行われており、介入に向けて話し合いがあるのでは?
ECBが緊急利下げするのでは?
緊急声明があるのでは?
日銀によるレートチェック、介入準備か?
市場の関心の高さが伺えます。関心というか、動揺というか・・・。
さらに、藤井財務相の発言の変化。
「一方的な偏った動きで異常」と断じ、日本経済への影響について
「過度な円高は害の方が大きいことは間違いない」と負の影響の方が大きいと明言。
明らかに「口先介入」と見ていいと思います。
これが功を奏したか、単純に売りが途切れたかわかりませんが
朝方の急落後には反騰して、現在は86円台後半まで戻しています。

この円高局面では藤井さんだけでなく、
 野田財務副大臣・菅国家戦略相・直嶋経産相・古川副大臣・亀井郵政金融担当相までもが
円高について発言しており、その内容がばらばら。
これには大倉さんもだいまんさんも言いたいことがいろいろあるようで・・・。

さてここから。

介入はあるのか?!

今回のデスマッチはデスマッチらしくなりました。
大倉さんは状況によってはあり得る。
だいまんさんは出来ない。(理由は番組で確認してください)
お二方の見方をじっくり伺っています。
今回はオヤジギャグも暴走気味でしたが、介入を巡っての白熱した議論と、
今後日本がデフレを脱却すすためにとるべき経済対策についての議論は大変勉強になりました。
だって、マイナス金利なんて話が飛び出すんですもの。
マイナス金利政策を採ると何が起こる?!過去に例はあるのか?
いろいろが考え方があるんですね、、、。
これは出来るか出来ないかはまた別の話ですが、何が起こるかわからないのが経済の世界。
昨年のような金融ショックも、今回の金の高騰も予測できていればなぁってことは色々ありますよね。
いろいろな可能性を想定するっていうのは大事な話だと思います。

そして、ドル安。
ドルインデックスはもう凄いことになっちゃっているんですが、
アメリカはどこまでドル安を容認するのか・・・。
だいまんさんのドルインデックスから見るドルキャリーの今後も
必見です。

私も今回の円高は全くもって想定外でしたので
89円台でのドル円ロングは87円割れで
きれいさっぱりロスカットされており、惨敗です。
ポンド円を147円でショートしたものは146円後半ですぐに
手仕舞っており、完全に選択ミス。切るのはドル円ロングのほうでしたね。
ポンド円はそのまま持っていれば8円近い利益だったのに(笑)たらればトーク・・・・。

今回の反省点は、自分のシナリオに固執してしまったこと。
流れが変化した時にマイナスになっているポジションを切れなかったこと。
(基本中の基本なんだけどなぁ)
さっさと切ってドテン売りでも充分いけた相場でした。
でも、こんな急降下ってあんまりないんだけどね。

ここからは一旦は底入れで反騰するのでしょうけれど、
それも何処まで戻せるのかで次のシナリオが変わるものと思います。
ここから思いっきりロング!!というやり方が数年後に大きな資産を形成する
可能性もある水準だとは思いますが、それをやるならレバなしの外貨預金かな。
戻り高値の水準によってはまだ79円台を目指す円高のシナリオも
消えてはおらず、円高トレンドが終了したとは現時点ではとてもいえませんものね。
戻ったら売り。下がったら買いのトレーディング相場となるのでしょうけれど、
今は惨敗後で何もやる気が起こりません(笑)
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2009年11月25日水曜日


ひゃー何これーーー。
仕事から帰ってレートチェックしてあごが落ちました。
88円台保持できなかったのね・・・・。
理由は何なのかしらとニュースを探してもこれという材料はなく
下げたかったから下げたとしか言いようがありません。
私が意地を張って耐えるなどと言い出すと危ないってことかも。
あ、昨日サンクスギビング26日を挟んで荒れに荒れるかも、なんて
知った風なことを自分で書いていたじゃない。
まさにそれですね。特殊玉ってやつが出てるのかも・・・・・。
しかも昨日ショートしたポンド円はなにやら乱高下した様子ですが
それほど下がってないじゃない!!
どういうこと?!
ユーロドルは1.50台達成。
ドルスイスはパリティ割れですって?(08年4月以来の1.0000割れ)

ドル安じゃないの。

一昔前はドル安円安というのがリスク選好の傾向でしたが
今じゃドル安円高なの?

現在ダウ先物もプラスで推移。金価格は、、、うわーさらに高値更新中です。
環境的には「リスク選好」の流れは崩れていないんです。
ドル安もそうね。でも、何故に円高?!と釈然としない想いもあるのですが
これがニュートレンドなら受け入れるしかない。
円は買われる、日経平均は売られる。これが新しいトレンドなのだ・・・。
がっくし。

しかし、そんなことに今頃気がついたところで大底だってことはないのかな。
ドル円ってまだ下げるの???
今年の年初来安値は87.06円。
ここまでは覚悟が必要かしら。
それとも、皆下げ止まると踏んでいた88円台をオーバーシュート気味に割り込んだところで
バックドロップ上昇(だいまん氏命名)となるのかな?
いわゆる騙しってやつでここから売り参戦すると踏まれるって展開。
さてどっちでしょうーー

って、まだ損切ってないんです(笑)自己嫌悪。
ドル円のこのレベルは底だ!!って勝手に決め付けていたから
ストップ入れると損すると思ったのです。
オーバーシュートくらい覚悟の上でのロングでした。
でも、こ、こ、ここまでとは・・・・。

そして昨日ショートしたポンド円はそれほど下がっていないじゃないの(怒)
18:30に発表された第3四半期GDPの改定値は予想通りの内容だったのですが
なんだか市場のムードが期待値が高いものだったみたいですね。
GDP改定値は予想よりも良い数字になるのでは?なんて噂があったため、
発表後は失望売りとなったって解説がありますが、乱高下しただけで
下値の水準は切り下がっていないのですね。
売るならポンド円じゃなくてドル円だったか・・・。
ドル円の損が広がっている分怖いのでポンド円は146.71円で利食いました。
ちょっとだけ利益。

ドル円は今までなんとか耐えていた分、一番激しい動きとなりました。
この水準をさらに切り下げてくるような事になったら損切ります・・・・。
今は上昇に望みをかけよう・・・・。

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2009年11月24日火曜日

「リスク選好」という括りで何もかも買いという考え方は現在のマーケットには通用しないようです。
昨晩のダウ上昇、金価格市場最高値更新でも、クロス円は上がりません。日経平均もダメです。

クロス円はむしろ大きく下がっています。
なんて真面目に分析しようと思ったけど、何なのよー!
昨日の夜中書いたブログ消し去りたい気持ち。

為替市場の動きをよく観察しないとダメですね。
リスク選好=ドル売り円売り ですが

最近の動きではドルが巻き返している。
ドルインデックスが際どいところから反発しているのですが、
為替市場においてはリスク選好ではなく、
ドル巻き返しによるクロス円売りが出ている状況なんです。
つまり、株とか商品とか関係ない。
ファンドの手仕舞いのレパトリ?!

しかしそれにしたって今日のクロス円売りは酷いでしょ。
なんかね、ゴールドマンサックスが豪ドルロングの持ち高を
スクエアにすることを推奨した、なんてニュースもあります。
またゴールドマンか・・・・。

いやそれがなくても今日は外国人が取引できる上海B株の株価指数が7%超下落しており、
これが豪州の主要な輸出相手国が中国であることから、豪ドル/円が積極的に売られたって見方も。

中国が崩れていては日経平均も上げられない・・・・か。
でも、ロイター記事に「海外ファンドが数百億─1000億円で日本株を売っているようだ」なんて
コメントもあってhttp://tinyurl.com/yeuknnd
中国なんか関係なくて政治がダメだからって見方が強いですね。

また季節要因として米国では26日が感謝祭。例年感謝祭前後には
ファンド勢からの突然の売りや買いが観測されるとのことで、
日本の政治のせいだ、ゴールドマンの豪ドル売り推奨のせいだ、中国だ。
などといろいろに予測しようとも全く関係のないファンド勢のそれぞれの事情が
マーケットを振り回しているのかもしれません。
今週は26日を挟んで荒れに荒れる展開となる?!

結局昨日「リスク選好」継続ねー♡なんて喜んでブログを更新した時間が
ドル円、クロス円ともすっ高値になりました・・・・・。
ドル円は88.50円割れたら危ないと思っていますが、ここには鉄板が仕込まれている模様。
クロス円の大きな下落にもドル円は意外に踏ん張ってます。

クロスはここからでも売ってもいいのかな・・・・なんて気持ちになっていますがどうでしょう。
ゴールドマンの言う事を聞く人がこの後も出てくるなら
豪ドルの利食いはまだまだ入りそうよ。

で、ポンド円を147.01円でショートしてみました。

ドル円ロングはまだ頑張ります。

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日本が祝日だった23日の米国市場はリスク選好の流れが加速しています。
ダウは現在150ドルくらい上昇
金価格はまたまた25ドル近く上昇(凄い)
史上最高値をさらに更新中。

この動きをうけてドル円は90円台に。
クロス円も上昇しています。

きっかけは10月の米中古住宅販売件数
年率換算で610万件、前月比で10.1%増加と
いずれも市場予想平均よりも強かったことを受けたようです。

ドル円耐えておいてよかった(笑)
現在ほぼ買値近辺まで戻してきました。
さて、朝まで堅調を維持できますか・・・・。
そして、明日こそは日経平均は上げられるでしょうか・・・・。

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2009年11月20日金曜日

日経平均の下落が止まりません。
アメリカはじめ新興国などの株価が堅調な中、日本だけが沈んでいきます。これは一体どういうわけでしょうか?

大規模な経済対策を求める声も出始めていますが、民主党藤井さんはそれを否定していたり、
JALについても法的整理をしないとは言ってないなんて話が出てきたり(JALには今日になって燃油や為替などのデリバティブ取引で1000億円規模の支払いを新たに求められる可能性があるとの報道も出てもうグダグダ)
モラトリアム法案は強行採決されるなど、新政権下への先行き期待剥離が足を引っ張っていることも原因のひとつでしょうか。

また三菱UFJが先日1兆円規模の増資を発表しており、
他の金融大手も増資に動かざるを得ないだろうことも
重石になっていると思います。
大手金融株の増資を引き受けるために
海外勢が円買いをするとの思惑もあってどうしても
円高に引っ張られやすいようですね。

さらに今日20日政府がデフレ宣言をしました。 

菅直人副総理兼経済財政担当相は20日の閣議後会見で、「日本経済はデフレ状況にある」との認識を表明した。事実上のデフレ宣言にあたり、政府がデフレを認定していた01年3月~06年6月以来3年5カ月ぶりにデフレに戻ったことになる。政府は、現在策定中の09年度2次補正予算や来年度予算を通じて、経済対策を強化する方針だ。政府は20日午後に公表する11月の月例経済報告で物価動向を含めた公式な景気認識を示す。

日銀がデフレを認めてから
政府もいずれデフレ宣言するだろうことは薄々わかっていましたので
マーケットではこれを嫌気して日本の株式市場から資金を引きあげる
動きが出ていたとの観測も。

日経平均の寄与度の高いユニクロ・・・ファーストリテイリングも
昨日この急落です。(チャート参照)
手仕舞いなのか?
いまや日本経済を牽引する企業となったファストリの株価の下落で
ますます嫌なムードが広がっています。
こりゃ大規模な経済対策は必至・・・・?!

さらに、今度の豪ドルや南アランドなどの資源国通貨の
下落の背景には大手証券筋の売りが一因になっている模様で、
これはエマージング債などのリパトリの玉なのではないか?
という観測が出ています。
ブラジルのADR課税に伴なう手仕舞いが連鎖的に
あらゆるアセットの手仕舞いに繋がっているのかも・・・。
ということで円高となっている為替市場ですが、

円高だから株が安いのか、株が安いから円高なのか、
あるいはどちらでもなくて結局は誰もが
「日本ネガティブ」に見ているということの現われなのか
どうもパッとしないマーケットが続いてどこもかしこも大変です。

ドル円ロング粘っていても大丈夫なのだろうか・・・・・
と不安になってきたりしているのですが(笑)

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2009年11月19日木曜日


一昨日書いた
「ストレート通貨は下がる。つまりクロス円は上がらないのでは?なんて感じていたりするので、ドル円が上がってもクロス円ロングはやめておこうと思っています。」っていうのは、状況的に当たっているのですが、私が予想していたドルの巻き返し、というようなものではなく、こんな思いもよらぬニュースだったようです。

今朝方、「ブラジル株式のADR取引に対して1.5%の課税をかける」
という発言がブラジルから飛び出しました。
あれ?ブラジルの課税のニュースはつい先日もありましたよね・・・
よくよくニュースを検証すると、
先日でたニュースでの課税先アセットは
「ブラジル国内の株式や債券の売買に2%の特別金融取引税」だったわけです。
つまり「ADR」には課税がなく、ここを狙った輩がADRで購入したブラジル企業の株式を
国内株式に交換する」ことで課税を逃れるということをやっていたのだそうです。
不意をつかれた今回の発言でブラジルレアルが急落、この流れから
「エマージング通貨売り」が日本時間にも波及したということで
今日は特に豪ドルやキウイなんかの下落が目立ったようですね。
ポンドやユーロも安いか・・・・。

ということは、ヘッジファンドなどのブラジル向けの投資の巻き戻しから
リスク選好アセットの手仕舞いが広がっている状況。ということなのかな。
これが、一時的な流れに終わって再び「リスク選好」ムードが広がるのか、それとも年末にむけて手仕舞いの嵐でリスク警戒ムードが広がるのか。
今は判断に悩みますね。今晩のNYでどんな方向が示されるのかが興味深いところです。

単に今日の日経が安かったから。という解説もありますから・・・。

結果的にはドルが巻き返してクロス円が下げるという展開となっています。
でもドル円はクロス円に引き連られるのね・・・。
ドルが買われてもいいじゃないかーーー。
ドル円を買うってリスク選好じゃないでしょっ?!
と思うように上がらないドル円にイライラが募りますが
まだドル円89.20円はホールド中。

クロス円よりは下落幅が少ないものね。
オージーおじさんまでが下がっちゃったから
びっくりしちゃって一緒に下がっちゃっただけだよね、きっと。

昨日の荻野金男さんの「YMTVまる金のここがポイント」では
なんともタイムリーにアジア通貨とエマージング通貨がテーマです。
ドルキャリーは何処まで続く?!パフォーマンスのいい通貨は?など
かなりコアな内容です。是非ご一覧を。

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2009年11月17日火曜日

昨晩のFRBバーナンキ議長の発言で往復ビンタを喰らったという投資家の方からメールが。
張り付いてモニター見ていたら慌ててしまうようなドル急上昇を演じましたものね・・・・一瞬だけ。
まだまだもう一段の円高がありそうなムードではあるものの
冷静に考えればドル円80円台ってのは長い歴史を振り返ってみてもかなりの円高水準だよね。
後で振り返ってみたらこの辺りが底になるかもしれない・・・・なんて考える向きも多いと思います。
だから、昨日のようなドル急騰場面があるとつい追いかけちゃう気持ちもよくわかります。
ドル円は40pipsユーロドルにいたっては100pips動きました。

ところがー!!

ドル円は倍返し、、どころか3倍返しでの下落。
ユーロドルも行ってこいどころか倍返しに近い上昇となりました。
発言内容をよく吟味せずに動き出した時って危険なのね。
最初に伝わったのは「ドルの価値の変化に注意している」と言うものでしたので
注意している、、、、と言っただけなのにマーケットはドル安に対してなんらかの
口先介入的期待を持ったのでしょうね。安心してドルを売っていた向きが慌てて
手仕舞ったのかもしれません、ドルが反騰したのですが、続いて出てきたのが
「政策金利を異例に低い水準に長期間据え置く公算が大きい」とも。

ドル買いに走った向きは瞬時に梯子を外された格好。

何故こんな大騒ぎとなったかと言いますと
米国では為替について言及することを正式に許可されているのは財務長官だけなんだそうです。
FRB議長が為替について言及するのはかなり珍しい事態だということで
最初の「注視している」的発言でマーケットは過ぎるほどに過敏に反応してしまったと思われます。

でもね、88円台に入ると確りと買いが入るんですよ。
ユーロドルだって1.5000台に乗せると頭が叩かれる。
かなりしつこくこの節目をトライしているため、さらに円高に行きそうな気がするし
ユーロドルも1.6000目指しそうな気になってきます。。。が。

そういう時は逆よね??

ドル円は10月7日の87.99円という底値が意識されますが、
ここを割れずに今の88.80円近辺が二番底となるような気がします。
時間足でみるとここでW底つけたような格好で今89円台に乗せてきていますし。

ということで、89.20円でドル円を買ってみました。
ポン様は最近レンジ内でぐずぐず言っているのでダメ、全く読めない。
ドル円反発するという予測はドルが反発するのでは?と思っているということですので
となると、ストレート通貨は下がる。つまりクロス円は上がらないのでは?
なんて感じていたりするので、ドル円が上がってもクロス円ロングはやめておこうと
思っています。ホントはポン様ロングしたくて仕方ないのですが、
自分の中で矛盾があって自信がないのです・・・・。

*88.20円でドル円を買った→89.20円の間違いでした。
 修正いたしました。

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2009年11月16日月曜日

ユーロドル強いなぁ。ドル円は冴えない動き。
クロス円も比較的堅調に推移しています。
つまり、ドル売りの流れが継続しているということのようです。

先週末金曜日夕刻、90円台にあったドル円がストーンと89.75円近辺まで売られました。
丁度YMTV「大倉孝の本音で言わせて」の本番直前だったものだから一体何があったのか分からぬままに番組に入ったわけですが、
チャットで皆さんと一緒に進めるプログラムというのは面白いですね。
視聴参加者の方から「人民元切り上げの噂」との情報を頂き
大倉さんとなるほどと頷いた次第。
しかし、その前日木曜にはドル円の急騰があったりしたわけで
猫の目のようにムードが変わりトレンドレスな相場が続いています。
大倉さん曰く「昨日買った向きが売ってきたんだろう」
短気筋が跋扈しているということなのかな。

実際金曜のマーケットは人民元を巡る思惑で売られたわけですが、よくよく調べてみると噂の出所は不明。
オバマ訪中を前に人民元先物が3日続伸しており、
中国人民銀行が人民元の相場形成でより柔軟なアプローチを示唆したとのことで、
このことがオーバーシュート気味にマーケットに波及しただけだと思われます。
オバマ氏へのお土産相場みたいなものかしら?

ということは、この材料で継続して円買いが続くわけではないのでは?
と推測しているのですが、今日の東京の動きを見ていると、、、、そうでもないかな。
ドル円はやっぱりちょっと頭重そうです。

本音で言わせてでは最近中東勢の円売りの動きが目立っているなど
このところの動きの背景や、同じリスク選好の動きでもちょっとムードが
変わって来のでは?という指摘など大倉さんにいろいろと伺っています。
オンデマンド放送是非ご覧くださいね。コチラ
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2009年11月12日木曜日

撤退です。見通しが甘かったですね・・・。

ポンド円ロングはコストでカットされました。
マイナスにはなりませんでしたが、プラス分も全部消えました。
思い込みが激しすぎたようです。
取れるときに取らないというダメトレードでした。反省。

このところ材料が豊富なイギリスですが、先日は
BOEから四半期インフレリポートが出ました。

最初に目にしたニュースの内容ですと

経済成長率見通しを上方修正、
さらに、過去最低水準からの政策金利引き上げが開始された場合も、
インフレ率は2012年に目標の2%を上回る可能性があるとの見解を示す。
英経済がプラス成長に復帰しており、リセッションへの逆行の可能性は低いことを示唆した。

というものでしたので、好材料なのでは?と思って見たわけですが
その思いとは逆にポンドはどんどん売られていく。
何故?どういうこと?

その後に出てきたニュースなどを見ると決していい内容ではないんですね。

「2年後のインフレ率が目標を上回るリスクと下回るリスクはほぼ均衡
「今後2年間のインフレ率は1.6%の見込み」
ということですから逆説的にみれば目標の2%に達するには2年必要ということ。
確かに2012年には2%上回るという表現。
これを前向きに解釈するか、失望とするかですが、、、、
冷静に新興国などの勢いをみればそれは遅すぎる回復と捉える事ができます。

さらに、BOEのキング総裁の発言がポンドロンガーにとっては酷いものとなりました。

「輸入から輸出へのリバランスが必要。ポンド安がリバランスに寄与する」
「ある時点で引き締めが必要だが時期の判断は困難」
「英経済は長期にわたるバランスシート調整に直面している」
「刺激策やポンド安が経済活動を回復させる」

なんという弱気。なんと解りやすい自国通貨安誘導。
ポンド下げたいのね・・・。

だって、先週のMPCでは凄い強気じゃありませんでした?!

「インフレ率は急上昇し、近いうちに2%の目標を上回る見込み」
「数多くの指標、経済活動が近く上向くことを示唆」
「新たに発表した資産買い入れは3カ月以内に完了へ」

先週、インフレ率は近いうちに2%目標上回ると言ってたのに
今週は2012年とか言ってるわけですからズッコケちゃう。

あーーファンダメンタルで動いちゃダメなんだった。
とはいえ、ある程度の方向ってそういうところからはかったりするもんだよね。
なんだかイギリスの言う事は信じられなくなりそう。
テクニカルに徹するべきか?
やっぱりジムロジャーズのいうことに逆らわないほがいいということか?
(今後一年ポンドは下落する)

なんて嘆いていたら、私の買値を上回るところまでまた上昇してきてる。
新規失業保険申請件数が強い内容でのドル高か。。。。
現在149円台。(私のコストは148.92円でした)
このまま上昇続いたら悔しいですね(笑)
だから下がって欲しい、、、、とかいうバイアスをかけて相場を見だすとやられます。
こういう感情は全く無駄です。無駄というだけでなく失敗の元。
また上がると見たら買いなおせばいいか・・・・。
でも、まだちょっとポン様不振から立ち直れませんので
今日は追いかけないでじっと我慢します。

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2009年11月11日水曜日

まるでジェットコースターです。
ポンド円ロンガーの皆さん、耐えてますか?!
私は私は、、、、なんとまだ持ってます!

ストップは何処においていたかって?!
コストに置いてありました。
つまり買いを入れた148.92円。
今回このポンド円ロングはちょっと腰を入れて持つつもりでいましたので
昨日のように半端なストップ注文を置くとなくなちゃうだろうと思って。
最悪チャラになってもいいから中期ロングに賭けたかったわけです。
でもマイナスになるのはいや。ということですが、おかげでぎりぎり助かりました・・・。
目の前であの急落を見ていたら投げちゃったと思います。
でもありがたいことにあの時間は外出していたためマーケットを見ていなかった!!

ポンド円は150.70円近辺から149円近辺まで2円近い急落となったわけですが
この理由が格付け機関フィッチ。もうそういうのやめてよ・・・・。
英国が主要国の中で最初にAAAの格付けを失うリスクを指摘したんですって。
こういう材料はホント予想できないので不意をつかれてやられちゃう事が良くありますよね。
そんなことを何故このタイミングで?と疑問ですが、
こういうのって決められた公表日ってあるのかしら?

しかもその後9月の貿易収支が
71.94億ポンドと市場予想の61億ポンドから拡大するというニュースも。
悪材料連発でさらに売られる展開となりそうなところですが、
何故かポンド円は反発、行って来いとなりました。
う~ん、難しい動き。こんな動き読めません。
ひとつひとつの材料で動いていてはとても勝てませんね。
2円あまりのボラで上下するんですもの。下手すれば往復ビンタ。
だからここは信念を貫くしかないわけですがこれだけ悪い材料が出てきているのに
ロング玉を持ち続けていいものかどうか本当はとっても悩ましいところです。
ハラハラして眠れないかも・・・・。

テクニカルでは日足の雲の上限を突き抜けるには相当なエネルギーが欲しいと見える。
でも、これだけ悪い材料が出ているのにトレンドが転換したと思うほどの下落にはなっていない。
逆に強いと見るべきではないのか?と思っています。
日足のMACDはデッドクロスしそうな形状ですが、していない。
こんな風にクロスしそうでしないという形は注意が必要。
売ると危険。結局クロスしなかった時には物凄い上昇となります。

なんだか自分の都合のいいように解釈しているような気もしますが
(こういうのをポジショントークって言うのね?!)

ただしドル円は90円を挟んですっかりレンジ内での推移となってしまっており
あまり強そうに見えないのが気がかりです・・・・。
ドル円で物凄い円高となったらポンド円も引っ張られるでしょうし。
ユーロドルは一旦は1.5000台での滞空許さず頭タタキに出ていますが
崩れる風でもない。正念場ですね。

ユーロスイスも今日急落しています。
介入が意識される水準に近づいてる?!

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2009年11月9日月曜日

雇用統計ショック反応はやはり直後だけでしたー。
ポンド円ロング正解!!

・・・・・

全部持ってれば、、、ね、、、。

148.50円切ったら投げます。って書きましたが、148.50丁度に仕切注文置くのは素人。
特にポン様なんですもの、オーバーシュート気味に動くって分かってますもの。
なのに、なのに。

148.50円丁度にロスカット注文置いちゃったんですよーー半分。

ああ、どうしてだろう。週末で浮かれてたかな?
もう少し真剣に考えればよかった。
なんであんなところに注文を置いたんだろう?!
お酒は飲んでなかったのに。とかなんとかいろいろと後悔しても時既に遅し。
おかげで半分ロスカットされてました。

もう半分を148円丁度に置いてあり、こちらは助かってます。
今良く考えれば何故50銭刻みのジャストのところに注文を置いていたのか
自分のことながらさっぱり理解できません。まるで素人です。・・・素人ですが(笑)
でも何年もこうしてマーケット追いかけてるんだもの、こんな初歩的失敗を今更・・・。
と反省しきりですが、半分は残っていたのでヨシとしよう。気持ちを切り替えなくては(笑)

悔しいですが、私のロスカット(半分)を見た直後にポンド円は反転した模様で
その後は151.50円に到達する上昇。読みが当たっていただけに悔しさ倍増。

雇用統計の数字が衝撃的だったのに、この円売りドル売り=リスク選好の流れが
止まらないのはどういうことでしょうか?
一部解説にはこれによって、緩和政策の長期化するとの思惑で
ドルキャリー・トレード継続となると。昨今のトレンドはドル安円安。
ドルがキャリーされると言う事は円もキャリーされる流れが継続するということ。
この見方に私も大筋同意です。

そしてユーロドルは1.5000ドル乗せまで上昇。ポンドドルのチャートも強い。
しかしユーロポンドではユーロが売られているので、ポンド需要の方が大きいことがわかる。

先週のMPCの結果を受けて、ポンドは売るより買いで攻めたほうがいいと
見方を転換したところですがこの流れは今始まったばかりだと思ってます。
だからポンドはこれから本格的に上がるはず!?(希望)
ジムロジャーズ氏の見方には反しますが、ポンドは目先押し目買い。
ドルはまだまだ反騰局面ではなく、まだ売られるような気がします。

でも円売り、ドル売りの地合いなのでドル円は動きにくい。
ドル円でみるとやはりもう少し円高圧力がありそうなムード。
ドルよりは円のほうが買われるってことね。
でもパフォーマンスは悪そうなのでドル円はみてるだけにしておきます。
ポンド円はじっくり持ちたいと思っているところです。

それから今日はオセアニアも強かった。
乳業大手のフォンテラが(なんと(NZ経済の7%とか?!)
酪農家に対する支払いを20%引き上げると発表そうで、景気改善期待からNZドル買い。

豪ドルは、9月の豪住宅ローン件数が前月比で5.1%増(市場予想平均3.0%増)と
大変強い数字が出ており、ファンダメンタル改善から変われています。
そして、金は夜間取引でさらに高値を更新中。現在までで
1109.9ドルの史上最高値を更新しています。

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2009年11月7日土曜日

雇用統計でドル円90円割れです。

さて、ここから逆張りOK?!
それとも今日は見送って月曜寄り付きまで様子見したほうがいい?!
8月の雇用統計で今回とは逆にドルが暴騰した時はNY時間中はずっとドル買いで
途中で売り仕掛けた向きは踏まされたか、苦しい週末を過ごす羽目になったんですよね。
私もそう、途中でショーとしてアゲインストポジション抱えて土日過ごしました。
だいまんさんは釣りに行ってたって言ってたけど(笑)
だから、逸るな逸るなと言い聞かせておりますが、
どうも90円割れたところは拾ってロングが正解っぽいな。

というわけでポンド円148.92円でロングしてみました。
何故ポンド?そして何故買うのかって、昨日から気が変わったの。
ポンドは売るより買ったほうがいいんじゃないかって(笑)

でも確信があるわけではないので148.50円割れでは投げます。

何故ドル円を買わないのかと言うと、ユーロドルが強そうだから。
ユーロドルが買われるとドル円でもやっぱ円高に引っ張られるでしょ?!
ドル円チャートだけ見てると買いたいんだけどね。

一応今回の10月雇用統計の結果をメモしておきます。

NFP非農業部門雇用者数は前月比▲19万人減、
失業率が10.2%といずれも市場予想平均よりも弱い結果。

やっぱり失業率10%大台乗せのインパクトは大きかったわよね。
これって、1983年4月の10.2%に並ぶ水準だそう。
アメリカの雇用は26年前に戻っちゃったということです。
またNFPも事前予想が▲17.5万人でしたので増えちゃってます。
ただし9月と8月の数字は上方修正されてますね。
9月 ▲26.3万人→▲20.1万人
8月 ▲20.1万人→▲15.4万人

今の値動きを見るとドル円は90円台を回復したものの、また割り込んだりしていて
90円を挟んでの攻防となっています。
おかげで勢いでロングしたポンド円も149円台挟んでの攻防戦。
目が離せない。。。。(笑)

さて金価格は1100ドル台に乗せました!!
現時点での高値は1101.9ドル。今晩1100ドル台乗せてひけるかどうかは解りませんが。
やはり利食いも相当出るところだと思います。下がったら買い、上がったら売り。
ETFなどの長期ポジションも過去最高水準に膨らんでいるとはいえ
投機玉も相当入ってますからね。短期筋が利食いを入れるならこういう大台乗せじゃない?

そして、雇用統計が出た直後に大きく売られたダウ先物でしたが
今NYダウなんとプラス圏に浮上してきてます。
いや、まだ神経質ですが。。。

というわけで雇用統計、一時的にはショックも走りましたが
まだまだこのリスク選好トレンドは継続中で、下がったら買いたいって人多いんじゃないの・・・?
なんて思ってます。それならクロス円買ってもいいでしょ。
株高、クロス円高、金高、そしてドル安はまだ暫く続きます。多分。

いつか来る衝撃(暴落)に脅えて買わずにいると損しそう。
それがいつかって、、、、、来年以降でしょ。
と楽観してみる。だってポンド円買っちゃったんだもん。
お休みなさい。いい夢を~♪

やややっ、ユーロドルが新値とりそうよ。

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2009年11月6日金曜日

昨日のFOMCでは金利は据え置き、注目された低金利政策の期間については
「長期間に渡って異例の低金利が正当化される」ということでスタンス変更なし。
マーケットの反応は噂で買って事実で売り・・・。
FOMC前に上がっていたドル円クロス円は一転売られる展開となりました。

しかしドル円90円節目はキープ!!再びドル買いへ反転。
時間帯毎で風向きが変わるので先読みしにくいです。
時間毎じゃない?ちゃんとテクニカルの節目で反転してるかな?

今夜のイベントまとめ。

ECBは政策金利を1.00%に据え置き。
トリシェECB総裁のコメント
「今後数カ月以内にインフレ率はプラスに戻る見通し」
「最新のデータは、下半期に成長が改善することを示唆」
「追加的な流動性対策は適切なタイミングで段階的に解除される」
わーこれってちょっと強気だよね。
出口戦略を行う日も近い・・・?!なんて連想が働きませんか?
これを受けてユーロが買われましたが、ひとしきり買われると買い飽きたのか
材料としてのインパクトは弱かったのか、結局反落して発表前と同じ水準まで
行ってこいですね。1.4900のところがテクニカル的にキャップされるのは
仕方ないか。さて、この押し目狙ってユーロ買いしてもいいのかどうかですが
ユーロドルってキレイな上昇トレンドを崩していないんですよね。
1.5000達成後の調整局面にはありますが、今回のこのトリシェさんの強気声明で
再び1.50トライしそうな気がします。
・・・・ん?プチH&S?そう見えなくもないけど。
もしそうなら1.4885ドルは黙って売りですね。
あーどっちにも行きそう。わからない(笑)

MPCは政策金利を0.5%に据え置き。
注目されていた資産買い入れプログラムは
1750億ポンドから2000億ポンドへ250億ポンド拡大。
市場では500億ポンド拡大の思惑が優勢でしたのでこれは予想よりも少ない拡大幅となり、
これが好感されてのポンド買いが入ったようです。
増枠ってことはホントは売り材料なんですけどね、
予想より拡大幅が小さかったってことでポンド買いなわけです。
さらに声明。
「インフレ率は急上昇し、近いうちに2%の目標を上回る見込み」
「数多くの指標、経済活動が近く上向くことを示唆」
「新たに発表した資産買い入れは3カ月以内に完了へ」
とこちらも強気発言ですねぇ。
イギリスってそんなに景気回復早いのかなぁと疑問も感じますが
コメントは強気です・・・・。
昨日はジム・ロジャーズ氏が英ポンドが今後1年は下落するとの
見通しを示しているって話を紹介して、高値があれば売りかな?
なんて書きましたが、どうも売るとつかまりそうな予感。

ってことで素直に考えればユーロやポンド買いなのでしょうけれど
明日の雇用統計控えてもう値動きなくなっちゃった。
既に様子見ムード?
先ほど出た新規失業保険申請件数が51.2万件で
1月上旬以来の低い水準。ということで、ひょっとしたら雇用統計強いかも。
って見方が出てきたみたいよ。
ポジション作るのは明日の流れを見てからでもいいかな。
なにしろまだ全くひらめきません(笑)

今日のFOREXRADIOは木曜日ですがYEN蔵さんがスタジオに!!

YEN蔵さんがイケメン個人投資家もっちーさんを
大阪から連れてきて?!下さったのです。

YEN蔵、大塚、ひろこの為替で大儲け~個人投資家もっちーさんゲストバージョン
ということでだいまんさんはマイクの本数が足りないからと、出演しない方向で
スタートしたのですが、結局途中でアレコレ叫んでます。
マイクはOffってますが。是非オンデマンド放送聴いてくださいね。

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2009年11月4日水曜日

今日はこの後
22:15 10月ADP雇用統計
24:00 10月ISM非製造業総合景況指数
28:15 FOMC・政策金利発表
とイベント盛りだくさんで、それを見ていたらブログを書くのが深夜になっちゃう。
今週はイベントが多いので動きにくい展開なのかな、、、、と昨日までは思ってました。
わりに地味な動きを続けていたのですが、今日午後から動き出しました。
円売りか。円高は止まった?!
ストレート通貨ではこのところドルが巻き返しに出ていましたが
ドルも売られているようです。
どうやらポンドドルに大きな買いが出た模様で、ポンド強し。
ポンド主導でクロス円も買われているみたいですね。
PMIが強かったから、、という報道もありますが、何処まで続くのやら・・・・。
ジム・ロジャーズ氏がブルームバーグとのインタビューで今日4日、
英ポンドが今後1年は下落するとの見通しを示しています。
ポンドは思わぬ高値でも見るような局面が来たら売るべきかしら?

んんー動いていますが、イベント控えてココから仕掛けるのは怖すぎる。
この動きを読んで先に仕込めるようじゃないとダメよね。

経済指標の予想をしても意味がないので、出た後の動きを読まないといけませんが
このままドル売り円売りの流れに拍車がかかるか、
あるいは飛び込み台が高くなっただけで、リスク回避的調整の動きはまだ
終わっていないのか、判断に迷うところです。

だって株はなんとなく不穏なムードでしょ。
動けなくなってるというか。上がらなくなってきたというか。

驚くのが金の動き。
毎月月初に冒頭してます。

昨日の動きはインドの200tにも及ぶ金購入が明らかになったことが材料ですが
材料待ちだっただけじゃないかという気がします。だって金は下値が固い。
少し下がってくると実需も仕方なく買ってくる。なんとなく高値慣れしちゃってるんです。
高すぎて怖いということはないんです、そんなムード。
昨晩に続いて今日も現時点で1090ドル台に乗せている模様で
連日の史上最高値更新です。
で、結局原油も再び80ドル台回復ですって。

金が強いということはドル安が継続するということかしら?
イヤーさっぱり閃きません。まとまりません。
不用意に手を出すべからず、なのかもしれません。
まずは今夜のイベントをどうこなすかを静観する事にしましょう。

ちなみにランド円、今回の暴落過程で250枚の取引が成立したとの数字が
一部報道にありました。
参考までにくりっく365が毎日出している顧客ポジション状況を記しておきます。

くりっく365顧客ポジション状況 ランド円

         売り建玉  買い建玉 
10/30      1007      41363  
11/3        716      27795 

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2009年11月3日火曜日

荒れましたね。いろいろな意味で・・・。

まず金曜の急落。株式から始まったようです。
ダウの急落からドル円クロス円での円高が激しく進みました。
米ノンバンク大手CITグループの破たん懸念や(実際破綻しました)
著名アナリストが『米シティ・グループは今期100億ドルの
評価損を計上する見通し』とのリポートを出したということなどが嫌気された模様。
ドル円は再び90円割れとなりました。

先週木曜までの段階ではリスク選好の買い相場は継続しており、
GDPの数字も調子がよかったことなどから
調整の下落すら完了したかと思っていましたので、これは想定外。
ただ、ポジションメイクには自信がなかったのでノーポジでした。
・・・助かりました(笑)
自信がないというのもひとつの「勘」ですものね?!

勘良く?!金曜の急落には被害なくのんびり過ごせるはずでしたが、
土曜になってランド円レート騒ぎで知人からメールで質問され
いろいろ調べているうちに気になって気になって、、、。


マーケットメイカーが提示した価格が全てであるというのなら
マーケットメイカーがどんな勝手なレートを出しても文句が言えないのが
投資家の立場です。ですから、どう考えても市場動向とは関係のない
おかしなレートが採用されてしまう仕組みであってはならないはず。
市場動向からランド円8円台のbidが提示されたというのなら
インターバンクレートも他のOTC取引のレートも
それに近いものにならないとおかしいですものね。
しかも下がったのはbidのみ。Offerは11円台というスプレッドで
こんなことが起きたのが取引所取引のランド円のみ、なんて話ですから
誰がどう考えても何かの間違いとしか思えません。
ところがこれは修正なしで幕引きされそう・・・。
被害にあった投資家の皆さんは到底納得がいかないものと察しますが、
それがルールなら、そういう市場だとして対峙するしかない、
つまり、流動性の低い市場で納得のできない値動きによる損害があっても
救済されないのだ、ということを肝に銘じて取引するしかないといということです。
リスクも当然ですが、ハンデもあるのだ、と。
でも、、、これがドル円やユーロドル市場で起こったことなら、
同じ対処だったのだろうか?
いや、流動性の大きなマーケットでは決して
起こり得ないことだったのではないでしょうか。
これはマイナー市場が狙われたのでは?
なんてことをいろいろと考えて過ごした週末で休んだ気がしませんでした。
通常週末は為替のことを忘れる事にしているのですが。

明日は日本市場が祝日でお休みなんですけど、
今週は休んでる場合じゃないのよね。
明日3日から4日はFOMC。緩和政策に変更があればインパクトに。
5日にECB・BOE。英中銀は29日に1750億ポンドの
資産買い入れプログラムを完了したと発表しましたが、
委員の中には拡大すべきとの声もあるようです。
拡大の発表があればポンド売りですって。
週末の10月の米雇用統計が最大のイベントですが、
その時点までに相場がどの方向に傾いているかが重要。失業率10%乗せはあるか?!
予想は9.9%ってとこみたいですね。
6日7日はG20。為替が議題に上がることはないとされていますが、
ECBがドル安について何か発言するとこかなんとかいう報道もありましたよね?!
ということで11月に入った今週、CITの破綻、ランド円問題と波乱の幕開けから
息をつく暇もありません、、、、。

ユーロポンドはここからちょっと強そうね。

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