2019年8月29日木曜日

あ~これ、英国は完全にブレグジットする腹積もりね。
EUとの合意なんかなくても。

欧州時間、このニュースでポンドが急落します。

英首相、10月中旬まで議会閉会 「合意なき離脱」現実味
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49111980Y9A820C1FF2000/

ジョンソン英首相は
9月9日の週から10月13日までの約1カ月間、議会を閉じることを決めた。
今、英議会は夏休み中ですが9月3日に予定通り再開後、
1週間ほどで再び閉じる見通し。

10月14日の女王演説を持って議会は再開されますが、
ブレグジット合意期限は10月31日なんですけど。

しかも、これ議会の開・閉会の権限を持つ「エリザベス女王」に
方針への同意を求め、女王もこれを承認したのです。

ジョンソン首相は「合意なき離脱」反対派を封じ込め、
とにかく離脱してしまう、ということが目的なのでしょうけれど
女王がこれを承認したということは、、
英国としては細かいことは後回しにしてでも
ブレグジットを急ぐものと思われます。
お墨付きというか、すべては出来レースというか。

つまり10月31日をもってノーディールブレグジットはほぼ確定ですね。多分。
(私が思うに、ですけれど💦)

そりゃえらいこっちゃ。・・・ですよね?!

初動ではポンドが売られるのは当然よね。。。。
あれ?!でも意外と冷静、反発してきているじゃないの…。

そして米株も堅調、ドル円もそれほど下落していません。
なによりVIX指数は下落しており、
市場はこのニュースにほとんど反応していないのです。

※ポンドドル ひゃー初動は大きく下げましたが。。。ん・・・?


ポンドが反応するのは当然ですが、下がりきらないですね。
1.2239のポンドドルロングはコストで消滅。
順調に上昇して利益になっていたのに、一瞬で飛びました・・・・。

ただし、大きく戻りも入っていますね。
さて、ここから戻り売りなのか、押し目買いなのか。

私は 1.2221ドルで再ロング中。
ポンド円も129.57円で新規エントリー。

だって、これだけのニュースが出たのにポンドが一方的に下げないってことは
合意なき離脱がほぼ確定的になったことで「材料出尽くし」となる可能性がある、
ってことじゃないかと思うのです…。
確信はありませんが、今日のNY株式市場を見ていても
ブレグジットリスクはどこ吹く風。
市場には最悪のケーズの織り込みが進んでおり、
それが確定したことで、逆に出尽くしの買いが出るということなのかも知れません。

噂で売って事実で買い戻し、ですね。

とはいえ確信はありませんので、今日の急落時の安値である1.2155ドルを
割り込む下落があるようなら、カットします。
ブログを書いているうちに早速アゲインストです💦
ダメかなこりゃ・・・


※ダウ平均 200EMAを挟んでの攻防。英国のニュースには鈍感?!

 米株、今夜はむしろしっかりとした推移。

※ドル円 リスクオフなら円高加速のはずですが、、、


やはり105円が固いようです。。。

※VIX指数 合意なき離脱がほぼ確定でも動揺しないの??


ポンドに限っては材料出尽くしで上昇の可能性があると思っていますが
じゃあ、ダウが買える環境か?というと、米株はそれほどショートが
溜まっていません。ショートカバーが起きにくい需給構造なので
ポンドとは違うんじゃないかな。だからダウは戻り売り目線。

むしろシカゴ先物市場で売り越しとなっている
日経平均の方が上値余地があるかも。
それほど大きなポジションではないので、
そのパワーは大きくはない気もしますが(^-^;
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2019年8月28日水曜日

27日火曜、日経平均は反発しましたがご覧のチャートでは強気できません。

※日経平均日足 +195.04円 20456.08円

窓がポコポコ空く揉みあい。
日替わりでセンチメントが変わるのでこんな相場に巻き込まれて
右往左往したくないですが、、、、

ドル/円相場は地合いは弱く円高基調。

※ドル円


そんな中、欧州時間からポンドが反騰。
16:00過ぎに1.2253ドルのポンドドルショートを手仕舞って
途転ロングに切り替えました。
あんまり下がらなかったですね、今回の値動きで下落は押し目であることを確信。
ロングコストは1.2239ドル。

※ポンドドル 15分足

※ポンドドル 日足


途転したタイミングではニュースがなかったのですが
後で出てきたニュースを確認すると
英野党連合が合意なき離脱阻止で協調行動をとる、
と共同声明を発表したことが材料視されたようです。
立法や不信任案投票などが含まれる模様。

合意なき離脱の阻止に向け「あらゆる必要な措置」=英労働党党首
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-idJPKCN1VH11Z

やはりブレグジット関連。
9月3日には夏休みが終わって議会が再開。
10月31日がEUと約束したブレグジット合意期限。

昨日のブログに書いたように、値動きについてひっくり返した後に
材料が出てきたという流れです。
ショートをたった1日で再びロングにスイッチ。
全てを報告できるわけではありませんが、
ポジションを変えたりするタイミングでは
Twitterでつぶやいたりしていますので、そちらを参照ください。

ユーロのポジションはそのままです。

今日はECB副総裁のデギンドス氏が
「金融政策はデータ依存であって、市場に依存するものではない」とか
「市場の期待指標が我々の政策判断に置き換ることは不可能」などと
市場の過大な緩和期待をけん制していますが、
かといってユーロが買われるということもなく。

ポジションはポンドドルロングとユーロドルショート。

それって、ユーロポンドショートじゃん、ってことになりますが
チャートを確認すると

※ユーロポンド 週足


ブルトラップとなってトリプルトップをつけたような恰好での下落。

ひょっとするとレンジ下限まで下がるんじゃないの?!
と考えると、ユーロ売りのポンド買いは妙味大ですね。
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2019年8月27日火曜日

26日㈪東京時間もトランプ大統領VS中国に振り回されっぱなし。

まずは窓を開けてギャップダウンで寄り付いたドル円、日経平均。
そりゃそうです、先週末のNY株式市場でダウ平均は623ドル安、
さらに引け後に米国から対中制裁関税税率引き上げ詳細が発表されたんですもの。

※ドル円15分足  窓開け下落も窓埋めし上昇、逆三尊にも見えます。


ただし、ドル/円相場は105円台大台を割り込むも、すぐさま切り返しています。
1月3日のフラッシュクラッシュの円高時の安値をわずかに更新。
年初来の安値を示現してからの反騰となっています。


※日経平均日足


こちらも大きな窓が空きましたが、この20000円前半レベルって
これまでも何度もサポートされてきたポイントで
このレベルを割らないとみた向きの買いが旺盛だったようです。
ショートカバーという指摘もありますが。

ショートカバー、あるいは新規買いの後ろ盾となったのが
トランプ大統領のコメント。

①トランプ大統領
「我々は中国との貿易交渉に自信がある」
「中国は供給を失いたくない」
「昨夜、中国は米国の貿易交渉者をに電話をかけ
         交渉のテーブルに戻りたいと言った」

これで、再び米中貿易交渉が進展する可能性が出てきたと
マーケットが色めき立つわけですが、あっさり中国から否定されます。

②中国外務省
「米国による新たな関税に断固として反対」
「先週末に中国が米国に電話したことを認識していない」
「米国が新たな関税を発動すれば、中国はさらなる措置を講じる」

何が何だか…。

どちらがホントかなんてことは、我々が判断できることじゃないので
舞台裏については、いちいち発信しなくてもいいです~💦って感じよね。

事実としては、この混乱があっても、
これまで意識されてきた節目がサポートされ
ドル円も日経も下げ止まって反発した、ということ。

ドル円105円、日経平均20000円をしっかりと割り込むようだと
かなり大きな下落トレンドのスタートが濃厚となりますので
このレベルは、何度も抵抗にあって当然かな。

※ドル円週足 トリプルボトムにもなりそうですが。。。

かといって、このレベルを買う気にはなれません。
世界が緩和政策に舵を切っているにもかかわらず反発が鈍い。
ここからリスクオン相場を期待できる材料に乏しいので
戻り売り狙いで戻り待ちです。

今日は1.2190ドルのポンドドルロングを1.2258ドルで手仕舞い
1.2253ドルで途転ショートに転じました。

ユーロドルも1.1131ドルで再ショートです。

※ドル円とドルストレート通貨一覧 15分足


※ドル円とドルストレート通貨一覧 日足


東京時間から欧州時間にシフトする頃に欧州通貨が崩れだしました。
材料は、、、この時間特になかったんですけどね。
主要市場の変わり目の時間だったというだけで、、、。

その後(17:00)ドイツのIFO8月企業景況感指数が94.3(前月95.8)と、
5カ月連続で低下で約7年ぶり低水準なったことがわかるんですが
ユーロの反応は薄く、いったい何で動いてんのか謎。

FXのエントリーって材料がしっかり揃っていて自信満々の時は
うまく行かない事が多いのに
材料がイマイチ揃ってなくて自信がないながら
値動きに素直についてエントリーした時の方がうまく行ったりするものです。

先日のカナダショートなんかが好例ですね。
9月4日に利下げするんじゃないかって予想してドルカナダ買ったんだけど
芽が出ません。。。

ポジションはユーロドル、ポンドドルショートです。

***********************************************

今日26日㈪はトルコリラ円でフラッシュクラッシュ的な急落が。

※トルコリラ円15分足 18円台から16.70円台まで急落後急反騰


典型的なストップハンティングに見えます。
何か材料があって下げた場合、こんなに鋭角に戻りません。
気迷いでもみ合いながら乱高下します。
一気に戻るパターンですので、
ストップロス注文を狙った仕掛けでしょうね…。

エルドアン大統領が再選挙で選ばれたイスタンブール市長を解任するのでは
という思惑が広がっているようですが、、、。
19日には、主要都市の3市長を解任したばかり。
もちろん選挙で選出された市長です。
治安維持活動の強化によって400人超を拘束したりしてます。

このリラ円下落が今朝のドル円の窓開け下落の一因であったかもしれません。

リラ円は、リスク量を抑えたポジション管理が重要ですね。
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2019年8月26日月曜日

ジャクソンホールシンポジウムが最大のイベントだったはずですが
トランプ砲ですっかり霞んでしまいました…。

まずはジャクソンホール会合でのパウエル議長。

パウエル議長、「著しいリスク」警告-追加利下げ観測強まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-25/PWSQKL6JTSE801
・米国の景気拡大を維持するために金融当局は適切に行動する
 →9月FOMCでの利下げが確実視

しかし、トランプ大統領はこの講演にやはり不満だった模様で
「米国には強いドルと「非常に弱いFed」がある」とコメント。
FRB議長は中国の習近平国家主席より大きな敵かもしれないとツイートしています。


またタイミングが悪いことに、
この講演前に中国から米国に対し報復関税が発表されています。

①20:00台
中国、750億ドル相当の米製品に対する追加関税発表-米国に反撃
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-23/PWOSJN6TTDS001
・750億ドル(約8兆円)相当の米国製品に追加関税を課す
 ~5078品目の米国製品が対象に。
・9月1日 米国産の大豆と原油に対する5%の追加関税
・12月15日 自動車及び部品に対して25%の関税が再開
     ~一部の車種には10%上乗せ。
       自動車に対する既存の一般的関税を考慮に入れると、
                  米国車にかかる関税率は最高50%
     
②AM1:00台    
トランプ米大統領、23日午後に対応策発表-中国の対米関税に反撃へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-23/PWP6BLSYF01W01

③AM6:00台 NY市場クローズ後です…。
トランプ大統領、対中制裁関税の税率引き上げ-中国の措置に対抗
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-23/PWPKQH6K50XX01

・10月1日~
 発動済の2500億ドル(約26兆3000億円)輸入品への関税 25%→30% 引き上げ
・9月1日と12月15日に分け発動予定の残りの3000億ドル相当の関税
 10%予定→15%に変更し引き上げ
 
トランプ大統領は追加関税を課すというだけでなく
米企業に対しても中国からの事業撤退を求めるTweetをしています。
 
トランプ氏、米企業に中国撤退を指示 「権限あり」と主張
https://www.cnn.co.jp/business/35141709.html

・米企業に中国からの撤退を要請
 国際緊急経済権限法(IEEPA)による大統領権限で可能?!

米中対立が激化。追加関税の応酬にマーケットはリスクオフ一色に。

23日㈮NY市場
ダウ平均   25628.90(-623.34 -2.37%)
S&P500    2847.11(-75.84 -2.59%)
ナスダック   7751.77(-239.62 -3.00%)
CME日経平均先物 20185(大証終比:-535 -2.65%)
10年債  1.535(-0.078)
WTI原油先物 54.17(-1.18 -2.13%)
NY金先物 1537.60(+29.10 +1.93%)金が強い。

株は戻りいっぱいでしょうかねぇ。。。
反発期間が思ったより短かった、、、。
米国の大幅利下げが市場に織り込まれる中でも上昇力が乏しく、
上値の重さが気になってはいましたが。。。

※ダウ平均


25623ドルのダウロングは26000ドルで手仕舞って逃げました。
ここからは売りを考えます。今回は戻りが弱すぎる。

昨年10月以降の下落時も200EMAのところで乱高下しながらもみ合ったんですが
もうちょっと戻りましたよね💦黄色の丸のとこ。
しかし、この時はもみ合いの乱高下の末、年末に向けて急落しました。
この時の動きに似ているような気がします。。。

昨年12月の急落くらいの下落が来ないことには
ロングは危険な気が。まずは戻りを売ることを考えます。

日経平均ですが、そもそも米株が総崩れでの下落となっただけでなく
対中追加関税の内容がNYクローズ後に発表されています。
円高も重なっていますし、20000円割れも覚悟の1週間となりそうです…。


為替市場ではドル独歩安です。

※通貨インデックス一覧


リスクオフなので円が強い。スイスフランも。
そして、欧州通貨も強いですね。

豪ドルが弱いのは中国の代替通貨という側面があるからでしょう。
カナダなど資源通貨が弱いというのも今後の世界景気悪化への懸念でしょうか。

1.1206ドルのユーロドルショートは1.1115ドルで買い戻しました。

イタリアの件もありますし、ドイツの景気悪化も中国絡みですし
欧州も決して良くないのですが、ドル安が来ちゃったので
ユーロの買戻しが旺盛に。

う~ん。こまめに利食わないとダメね、、、
戻りを売ることを考えますが、いったん減ってしまった利益を確保することに。

1.2190ドルのポンドドルロングは継続。

マクロン仏首相と対談した際の
ボリス・ジョンソン英首相の品格が問われる振る舞いが話題ですが
ポンドは買戻し基調に入ったような気がします。
再度下落するにしても1.2400ドルくらいまでは戻りそう。(期待)

そしてドル/円相場は105円割れも覚悟。
本邦当局が支えたいとして隠密介入(クジラが買っていると観測されている)
推測がされているドル円105円、日経平均2万円が試される展開です。

9月の日銀にも注目が高まってくるでしょう。


また、参院選後に先送りされていた日米通商交渉もいよいよ大枠合意とか、
9月の国連総会前後に署名する見込み。

米、車の関税撤廃先送り 日米貿易交渉が大枠合意:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48959560U9A820C1MM0000/

アメリカの農産物の関税をTPP並みに引き下げるが、日本の自動車関税は据え置き。
数量制限などは回避できそうですが、ずいぶん米国に譲歩した形。
日本はトウモロコシを買うことにも同意しているようです。

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今週の予定

■8/26(月)
独 8月 Ifo 景況感指数(17:00)
米 7月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
米 7月耐久財受注(21:30)
英国休場

■27(火)
米 6月 FHFA 住宅価格指数(22:00)
米 6月 S&P コアロジック CS 住宅価格指数(22:00)
米 8月 CB 消費者信頼感指数(23:00)

■28(水)
輸出管理を簡略化する優遇対象国から韓国を除外する政令が施行

■29(木)
米 4-6月期 GDP 改定値(21:30)
米 7月中古住宅販売仮契約(23:00)

■30(金)
7月失業率・有効求人倍率(8:30)
7月鉱工業生産(8:50)
インド 4-6月期 GDP(21:00)
韓国中銀政策金利発表
米 7月個人所得・個人支出(21:30)

■31(土)
中国 8月製造業 PMI

■9/1(日)
米中の追加関税発動

2019年8月23日金曜日

今夜はポンドが逆噴射。

1.2190ドルの逆指値の買いがHITしました。

底値圏でのレンジの上限を突破したので買い。

ポンド急伸の理由なんですが
昨日21日、メルケル独首相とボリス・ジョンソン英首相が会談し
メルケル首相が
「離脱期限の10月31日までにバックストップの解決策を見出せる」
と述べたことが報じられ、これがポンドの買戻し基調を強めていましたが

今夜22日はジョンソン英首相とマクロン仏大統領が会談、
マクロン仏大統領が
「英離脱で、30日以内に何か賢明な策見いだせると確信」と述べたと
報じられたことがレンジ上限ブレイクのトリガーとなったようです。

要するに、ブレグジット交渉は10/31までにまとまる可能性もある?!
ということで、ショートカバーが入っているということね。

実際に10/31までにバックストップ案に解決策など見いだせるのかは疑問ですが
まずは過度に悲観に傾いた市場のポジション整理の過程でポンドが上がるのが先。

結果、解決策はありませんでした、ということが現実として
突き付けられてから再下落の可能性は十分に考えられますが
先に、一度ポンドショートが切らされてからなんでしょう。
IMM通貨先物市場のポンドショートはかなり積み上がっていましたので、、、。



ポンド円も上がっていますが、ドル円の上昇が鈍いので
ポンドドルショートだけにしています。

今夕は韓国が日本との軍事情報協定GSOMIAを解消することを発表、
これが一時円買いをもたらしましたが、今夜の米株は比較的しっかりで
(AM2:30現在ダウ平均は100ドル高で推移)
マクロにはあまり大きな影響はなさそうです。
決してグッドニュースではありませんが。

25623ドルのダウロング、1.1206ドルのユーロドルショートは継続。
1.3280ドルドルカナダロングはなかなか芽が出ませんがまだ継続…。
これに1.2190ドルのポンドドルのロングが加わりました。
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2019年8月22日木曜日

米株が堅調。

※ダウ

社会保障費に充てる給与税を一時的に引き下げる案だけじゃなくて
なんとキャピタルゲイン減税も検討しているようです。

トランプ米大統領、給与・キャピタルゲイン減税に前向き
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-tax-trump-idJPKCN1VA237?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5d5ccda237ca340001cf8229&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

株式など有価証券の売却益であるキャピタルゲインにかかる税金に関して、
これを物価に連動させることは議会の承認がなくても可能と指摘。

つまり、大統領令でやっちゃう可能性がある、ってこと?!

来年大統領選挙ですので、株価下落は票に響く。
ということで、安全保障面から通商交渉はタカ派に、
選挙対策で金融政策と財政政策はハト派に、
株価を崩さぬよう強権揮ってハンドリングしていくものと思われます。

うまく行くかどうかはわかりませんが、
株式市場はこれを好感して上昇しているということでしょう。

いや、なんか今夜のトランプ大統領は
「米国は恐らく中国と合意するであろう」と発言したようです。

昨日は中国と取引する用意はない、と言っていたのですが💦
発言が目まぐるしく変わるので、ついていくの大変です。

ということで、リスクオフ相場の様相は薄れつつあり
ドル/円相場も106.60円まで上昇しています。
クロス円も堅調。

ということで、このまま堅調地合いが続きリスクオン相場へと
シフトするならばユーロ円Sは利益が減ってしまうなぁ、、ということで
ユーロ円118.77円ショートは118.17円で買い戻しました。
なんか膠着しちゃって思うように下がらなくなってきていましたし。

ドル円、クロス円はもみ合いなのでトレード妙味なしですね。

※ドル円、クロス円

1.1206ドルのユーロドルSはもうちょっと粘ってみます。
1.1150を超えたら買戻します。

ポンドがもうちょっと上昇してきたら買おうかな、、、と
思ってみていますが(1.2190ドルを超えたら直近レンジ上限ブレイク)
こんな記事も。

ポンド売り持ちブルーベイが解消-ジョンソン政権不信任、総選挙予測 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-21/PWKO096K50XS01

3年も続けてきたポンドショートを買い戻すヘッジファンドも出てきた。
まだ、ロングしたわけじゃないようですが、
ショートの買戻しだけでもポンドの下落が抑制され、上昇圧力が強まります。

こういうところが後に続けば面白い相場になると思うんですが、
今夜はフランス政府関係者が、
「英国の合意なき離脱は、いまや中心シナリオだ」と延べ、
フランスが合意なき離脱を想定していることを明らかにしたり、

ドイツのシュタインマイヤー大統領が
「バックストップについてはすでに議論されている」と述べたり
ショルツ財務相が
「すでに合意されたものであり、誰も変更を期待していない」と述べたりと
独政府からは離脱交渉を再開することについて否定的な発言が相次いでいることも
嫌気されてポンドは軟調地合いに逆もどり。

昨日のメルケル首相の
再交渉の余地があるような期待を持たせる発言に水を差しています。

どうなることやら全く予想できませんが
戦略としては1.2190を超えたら買ってみる、
再び1.2100を割り込んだら売ってみる、という
直近レンジブレイクにつく、と、テクニカル的に動くしかないんじゃないかな。

ダウロングは継続しています。

※追記
2:53にWSJにこんな記事が、、、
トランプ氏、前日の発言翻す「減税は考えていない」
https://jp.wsj.com/articles/SB10291394373379693750504585502351503294136

ちょっと、ちょっとどっちなのよ。。。

「今は減税は考えていない」と語った。
一方でその案を選択肢として残す考えも示した。

この報道が出て米株乱高下してます。
トランプ大統領、まだカードとしては残しているような気もしますが、
25890ドル割れたら手仕舞います・・・。


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2019年8月21日水曜日

米国の中間層向け減税検討とか、ドイツの財政出動辞さずとの報道、
中国の景気刺激策などを材料にマーケットは落ち着きを取り戻したかに見えますが

※VIX指数はWトップで下落基調へ


今夜は欧州通貨が騒々しいです。
これまで弱かったユーロ、ポンドが強いんです。

①イタリアのコンテ首相が辞任

イタリア、コンテ首相が辞任 連立政権崩壊
https://jp.wsj.com/articles/SB11215130880009883820004585500193768437352

連立政権の第1党の新興左派「五つ星運動」と、
ポピュリスト政権右派「同盟」が激しく対立していましたが、
同盟のサルビーニ副首相が解散総選挙要求、内閣不信任案を提出で
コンテ首相が辞表提出、という流れ。

これを受けて、マッタレッラ大統領は各党と新政権樹立に向けた協議を
始めるとみられますが協議が円滑に進まなず、新政権樹立が困難となれば
解散総選挙実施となります。
その場合、総選挙は10月下旬か11月初旬にも、と報じられています。

このニュースが流れた直後はユーロは売りが強まったんですけど、
何故か買戻しが優勢なのよね。。。。

イタリアは銀行の債務問題が長らく燻っていますが
足下では不良債権額は2015年のピーク時の半分にまで縮小しているようです。
そうはいっても、18年末の段階で利払いが滞っている債権の総額は
1800億ユーロもあるんですけどね。

コンテ首相辞任の報道を受けて
イタリア国債利回りは総じて4-10bp低下。
10年債利回りは9bp低下して1.34%に。
あれれ、債券買いか。売られて金利が急騰するよりマシです。

8/9に、同盟がコンテ内閣への不信任案を提出した時には
イタリア国債利回りが急上昇し、一時1.8%台前半まで上がって
(イタリア国債売り、ですね)いました。

政局不安が出たときにすでにイタリア国債を大量保有しているとされる
ウニクレジット等銀行株が大きく売られるなど株式市場にも
不安が波及していましたので、
逆にコンテ首相辞任で事が一歩前に進んだということで
事実で買い戻された、って感じなんでしょうか。

どうやら総選挙となる可能性よりも
新連立内閣樹立に向けた機運がより高いという指摘もあるようです。

それでユーロ買戻し、、、ですか、わかりませんなぁ。

そうそう、今週ドイツが財政出動もいとわぬ姿勢を示しましたが
イタリアもドイツと同額の500億ユーロの予算が必要とか言い出してます。
内閣不信任案を提出シタサルビーニ副首相。

伊、「衝撃的な」刺激策に500億ユーロの予算必要=同盟党首
https://jp.reuters.com/article/italy-budget-salvini-idJPKCN1VA0RW

大幅減税を主張、と有権者に向けては耳障りの言いご意見ですが
財源は・・・・あ、でも、現在イタリアの長期債利回りでさえ
1%台ということで債券売りのリスクは低いって見方もできるのかなぁ。。。

ドイツなんかがドカンと債券発行したらみんな飛びつくんじゃない?
ドイツ国債は現在、全ての年限で利回りがマイナス圏にあるんだから。
今やイタリア債券の利回りもこれだけ低いってことは
イールド狩り、つまり金利のある所にはお金が流れ込んでいるワケだものね。

ただ、この債券バブルはこれまでに経験したことのない事態ですので
どんな終わりを迎えるのが怖いですよねぇ、、、

膨らむ100年債バブル 景気減速でマネー逃避
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48621480W9A810C1EN2000/

2117年満期のオーストリアのユーロ建て100年物国債の利回りが1.2%とか?!
100年持っても1%だって、、、、。
おかしいわよね。
とりとめがなくなってきました💦

※ユーロドル


でもまだユーロ円118.77円ショート
1.1206ドルのユーロドルショートは継続中。

②メルケル首相、英国とのブレグジット交渉に前向き発言?!

EU、アイルランド国境問題で「実務的解決策」検討も=独首相
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1VA1QO.html

・EUはバックストップに対する「実務的な解決策」を検討する用意がある
・EU離脱協定の再協議は必要ない

メルケル首相の解決策検討の用意という発言を好感した、
ということでしょうか。ポンドが上昇しています。

※ポンドドル 上昇って言っても、ちょこーーっと

そして、今夜はこの方も。

③ブレグジット交渉、ボリスジョンソン首相発言

・EUとの交渉の際にバックストップ案の解決策を検討。
・EUは明らかに英議会が離脱を阻止する可能性考えている。
・EUの友人とパートナーは少しネガティブではあるが、
 合意は得られると考えている。

随分楽観的じゃない・・・・。合意は得られる?!

19日には、トゥスク大統領に書簡を送ったとしてその内容を公開。
ボリス氏は「バックストップ(安全網)」は「受け入れない」と
再交渉を要求していましたがEU側は

EUは再交渉要求に冷ややか、ジョンソン英首相の書簡は突破口ならず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-20/PWJC3FSYF01S01

ということで、バックストップ案撤回はあり得ないと改めて主張しています。

ただし、英国がより具体的な案を打ち出せば交渉を始める余地が
生じる可能性も示唆しているようですので、
これまでの「何も進んでいない」状況から
ちょっとだけ、希望が見えてきたってことなんでしょうか。
ドイツのメルケル首相の発言は大きい。

ポンドはIMM通貨先物市場で随分ショートが積み上がっていますので
何かブレグジット交渉に期待や進展が見られれば買戻しも、、、
ポンドロングも面白そう。。。です。
1.2190ドルを超えてきたら乗ってみようかな。
逆指しの買い、ですね。怖いけど。
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2019年8月20日火曜日

先週末16日㈮のダウ平均が300ドルを超える大幅高で終わったことに加え、
今日はいくつかの市場の過度な悲観を緩和させるニュースが
東京市場での下げ止まり、、、やや反発相場につながりました。

19日㈪の日経平均は +144.35円 20563.16円

①米国家経済会議(NEC)クドロー委員長「景気後退の兆しはない」と断言

米政権「景気後退ない」強調 市場の不安払拭狙う?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48701420Z10C19A8EAF000/

~先週は前FRB議長のイエレンさんも同じようなことを言ってました。

米景気後退入りの公算小さい=イエレン前FRB議長
https://jp.reuters.com/article/yellen-us-economy-idJPKCN1V41UQ

ただしこれは何の根拠もなく気休め。

中国が金利システム見直し、「ラストマイル」に挑む-利下げ効果狙う
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-18/PWGHBY6KLVR401

・貸し出しの新レファレンスレート(LPR)公表開始-8月から毎月20日10:30

市中銀行はLPRを「中心に」企業と家計への新規融資の金利を設定が
義務付けられます。これによって全般的な貸出金利下がると考えられることから
利下げに相当する効果が期待できる、というものです。

そういえば、先週金曜にもこんなテコ入れ策を発表していました。

中国、戸籍制度改革などで可処分所得引き上げへ=NDRC
https://reut.rs/2YMhffo

2019-20年に可処分所得を引き上げる内需刺激策打出す方針

米国、ファーウェイに対する制裁猶予を90日間延長-ロス商務長官
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-19/PWHI5QSYF01S01

次の期限は11月19日前後

中国からのテコ入れ策と米国による制裁の延長で上海総合指数は大きく上昇。
ただし、決してチャート形状は良くありません。

※上海総合指数日足


中国が下げ止まってくれれば世界景気後退の懸念が和らぎますので
リスクオフ相場は一呼吸、ってとこでしょうか。

さらに、先週の4-6月期GDP成長率がまさかのマイナスだったドイツからも
大胆なテコ入れの用意があるとの報道が。

ドイツ政府が財政出動準備、深刻な景気後退に備え緊急計画-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-19/PWHI5QSYF01S01

・経済危機が生じた際には500億ユーロ(約5兆9000億円)の追加支出を用意

6兆円近くの財政出動って、凄くない?!
ドイツがそこまで考えているというのに、
日本は10月から増税、緊縮路線ってのはいただけません、
このままいくと円高やむなし。
ですが、短期的にはリスクオフ相場の鎮静化がドル円をサポートするのかな。

この流れで行くと、やはり9月の日銀では何か出さないと、、、って思います。
日銀も動かざるを得ないのではないでしょうか。
9月ECBが12日、FOMCが17-18日、日銀が18-19日ですが、、、。

ドイツの財政出動という話が出てきたことで、DAXも下げ止まるか?!

※DAX日足 


日足でみるとチャート形状は良くないんだけど週足でみると、、、

※DAX週足 200SMAがサポートされるかも?!


と、世界が(特に悪い中国とドイツ、別段悪くない米国もすでに利下げサイクルに)
リセッション入りの流れに抗う動きとなっていますので、
ダウロングはもう少し粘ってみます。

市場の予想しているようにECBは9月、利下げに動くでしょうし、
ドイツもバラマキに動くかもしれませんし
ユーロショートはまだ継続でいいんじゃないかな。
ユーロ円、ユーロドルSどちらも継続。

そして、今日はカナダドルをショートしました。

今日、証券会社向けにカナダドルのコラムを書いていたんですが、
そこで整理しているうちに、ハタとカナダドルの下落余地が大きいのではないかと。

現在カナダの政策金利1.75%もあるんです。
先進国では米国に次ぐ高金利通貨なんですね。

そして、先週8/14米国の長短金利の逆転が市場の話題となりましたが
この時、英国とカナダも同様に長短金利が逆転していたんです。

カナダの2年債10年債の逆転は2007年以来12年ぶり。
その前は2000年にも逆転したのですが、その後カナダ中銀は積極的な
利下げサイクルに入っています。

カナダの次回の金融政策会合は9月4日です。

動かないワケがないでしょ?!

カナダは2018年10月に0.25%の利上げが実施されたのを最後に、
金利が据え置かれています

NZも豪州も今年2回づつ利下げして、
それぞれ1%にまで政策金利を引き下げました。

カナダも結構な利下げの可能性があるんじゃないか、、、ということで

ドル/カナダを1.3280ドルで ロングしています。

米国も利下げサイクルに入っていますし、
トランプ大統領はあと1%下げろと圧力をかけていますが、
米国は9月FOMCに動いたとしても0.5%が精いっぱいでしょう。

※ドルカナダ 日足 ドルカナダなのでドルロング、カナダショートです。


NOTE 

「バイ」アベノミクス、▲1兆5000億円 海外勢が累積で売り越しに
https://www.quick.co.jp/6/article/22736
7年間の「貯金」は完全に吹き飛んでしまった形・・・( ノД`)ウェ∼ン…
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2019年8月18日日曜日

8月14日、とうとう米国債2年債と10年債の利回りが逆転。
リセッション入りの前兆として市場が注目する指標であるため
この日のマーケットではリスク資産が売られる大波乱となりました。
逆転現象は一時的なもので、現在は再び10年債利回りの方が2年債を若干
上回って推移しています。


ただし過去の経験則からみれば、逆転してから平均で22か月後に
リセッション入りしており、すぐに景気が悪化するわけではないことや
その間、S&P500は平均で15%程度上昇してきた事実もあります。

すぐさまリスク資産を売るのが正しいのかどうか、、、皆迷っていますね。

ダウは200SMAを支えに反発しそうな形にも、、、

というのも、米国はFF金利が2.0~2.25%で、2%強の利下げ余地があります。
トランプ大統領は現時点でFRBに1%の利下げを要求していますが
9月のFOMCでは0.25%の利下げは100%織り込まれ、0.5%幅の利下げ織り込みが
日に日に高まっているという状況で、
この利下げ期待が株価を支える可能性もありますよね。

また、前のFRB議長であるイエレンさんは
リセッション入りの公算低いと発言しています。

米景気後退入りの公算小さい=イエレン前FRB議長
https://jp.reuters.com/article/yellen-us-economy-idJPKCN1V41UQ

私は、株価のピークアウト、大調整はいずれ来るだろうと思いますが
その前に利下げ期待でもう一度株価が上がる局面があるんじゃないか、
ということでダウロング中ですが、あまり引っ張らずに手仕舞うつもりです…。

やはり、世界から金利が消失する中で、米国がたった2%程度の
利下げ余地があってもどうにもならないと思います。
過去の逆イールド時とは状況が異なります。

ドイツはとうとう4-6月期のGDPがマイナス成長に転落しましたが
これを受けて、財政出動もあり得るとしています。

ドイツは債務増加いとわず、リセッション入りなら-シュピーゲル誌
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-16/PWC4ZL6K50XS01

これも一時的には市場に好感されるとは思いますが
ドイツがその域にまでに達するってことはよほど景気が悪い、ということに
他ならないわけで、決してリスクを取れる環境にはないですよね。

そしてそのドイツの景気悪化の最大の要因は中国の景気悪化です。
多分、米中貿易問題がなくても中国の過剰債務、過剰在庫の問題は大きく
景気を支えていくのが難しかっただろうと思うのですが
そこへ来て、米国からの関税引き上げ。
人民元安は決して誘導しているわけではなく、
中国からの資本流出に耐え切れなくなっているのが実情かと思っています。

というわけで、クライマックスは近いと思うのですが
どこがすっ天井なのかが問題。米利下げやドイツの財政出動などが
一時的に相場を押し上げれば売り方の踏み上げが大きくなります。
リーマンショック前に相場が上がり続けた記憶が鮮明に残っています。

25623ドルCFDダウロングは継続中ですが、
今週は金利やドルを動か巣可能性のあるイベントがいくつかありますので、
利食える位置には注文を置きながらの対処。
いつ何が起きるかわかりません💦

まずは21日(日本時間22日午前3時)
前回7開催のFOMC議事要旨が公表。

7月のFOMCでは10年半ぶりの利下げに踏み切りましたが
今回は「予防的利下げ」と呼ばれる変則的な利下げ。
雇用は堅調、GDP成長率もそれほど悪くありません。

また、7月FOMCでも市場の一部には0.5%利下げ期待の高まりが
みられましたがFOMC前にNY連銀総裁が過度な利下げ期待を鎮静化させる、
というようなことがありました。
結局FOMCでは0.25%の利下げを実施したわけですが
どのような話合いがなされていたのかにも注目です。

そして今週は22日から24日ワイオミング州でのジャクソンホール会合に注目。
FRB議長を初め、各国の中央銀行総裁や著名な経済学者などが集まるシンポジウム。
今年のテーマは「金融政策における課題」ですが
過去、ジャクソンホールでは重要な金融政策の実施、変更などが
示唆され、後に実行されてきた経緯があるため注目度も高いイベントです。

2010年 FRBバーナンキ議長 量的緩和政策第2弾を示唆
2014年 ECBドラギ総裁 金融緩和政策を示唆 
2016年 FRBイエレン議長 早期利上げを示唆 

パウエル議長の講演は23日に実施されるようですので、注目。

ユーロ円118.77円ショート
1.1206ドルのユーロドルショートも継続中。

ドル円は105円をクジラが支えているという観測が高まっており
短期的には戻り局面にあるように見えます。
クロス円も下げ止まって揉みあい中ですが、
まだ底入れしたわけじゃありませんね。

■気になるニュース
米財務省、期間50年や100年の超長期債の発行再検討-金利急低下受け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-17/PWCQ04T1UM0X01

アルゼンチンか?!

と思うような話ですよ、、、
アメリカが100年債を発行するってとこまで行かないと
金利のある商品が見当たらない時代へ突入してしまっているってこと?!
金利で稼ごうって時代は終わりに近づいています。
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今週の予定

19日(月)
日本貿易収支(7月)
NZ生産者物価指数(第2四半期)

20日(火)
コンテ伊首相、演説
クオールズFRB副議長、講演

21日(水)
米中古住宅販売件数(7月)
FOMC議事録(7月30-31日開催分)
日米貿易交渉閣僚協議

22日(木)
インドネシア中銀政策金利
ドイツ製造業PMI速報値(8月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(8月)
ECB議事録
年次シンポジウム(ジャクソンホール、24日まで)

23日(金)
日本消費者物価指数(7月)
米新築住宅販売件数(7月)
パウエルFRB議長、ジャクソンホール会合で講演

24日(土)
G7首脳会議(フランス、26日まで)

2019年8月15日木曜日

全然戻りませんでしたねぇ、、、、

対中追加関税第4弾発動、一部製品を12月に先送りというサプライズも
根本的な解決というわけではないので、それによる反発は限定的に
決まってるじゃないか、という指摘はごもっともですが
それにしても、もうちょっと価格修正があるかと思ったんですが。。。

今日の話題は、米10年債と2年債利回りの逆転。

これまでも3か月と2年とか、短期債市場での逆転は
たびたび話題となってきましたが
リセッション入りとなるメルクマールとして教科書的に注目されているのが
10年債と2年債の利回りの逆転です。

これがとうとう8/14今日、実現しました。

米30年債利回り過去最低、2年債と10年債は長短金利が逆転
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-14/PW82F0SYF01S01
イールドカーブが米英で逆転、世界経済は「悲観一色」との声
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-14/PW885L6TTDS501

これが今日の欧州からNY市場にかけての
リスクオフ相場加速のトリガーですね。

過去の経験則からすれば、イールド逆転からリセッション入りまでは
1年半から2年近くかかっているため、
今すぐに株を売らなくてはならないという事態ではないんです。
むしろこの間米株S&P500は平均で15%ほど上昇を続けています。

しかし、あまりに市場がこのイールドカーブ逆転を意識しすぎるあまり
逆転した事実に反応が大きくなっちゃってるみたいね。

ということで今夜ダウ平均は700ドルを超える大幅下落となっています。

25717ドルのダウロングは、26171ドルで手仕舞いました、、、、
もっと伸びると思っていたんだけどな(´・ω:;.:...


106.34円でロングしたドル円は106.196円で損切し
ユーロ円を118.77円でショートに切り替えました。
1.1206ドルのユーロドルショートは継続。

ただし、9月のFOMCでの利下げ織り込みは100%にもなっていますし
ここから25bp3回の利下げを市場が催促しちゃってますので
これが実現する過程においては、最後の米株バブルが発生する可能性もあり
今週の安値は拾ってリスクテイクしたい気持ちもあるんですよね。

てことで、700ドルも下げたんだから明日は反発するだろうということと
それでもなお200SMAが支えとなる可能性があると考え
先ほどダウ平均をCFDで25623ドルで再ロングしています。

今夜の安値レベル25508ドルを割り込んだら撤退します。
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2019年8月14日水曜日

米政府が、中国への追加関税について携帯電話など一部品目への発動を
12月15日まで遅らせると発表、
トランプ大統領が米中の電話協議が非常に生産的だったと
好調な結果をアピールしました事を好感してNY市場ではリスクオン相場に。

※ダウは200SMAが支えとなっていますね

また、8/8に1ドル7元の節目を突破する元安となったことが話題となりましたが
中国人民銀行は8月に入って9営業日連続で人民元基準値を前日比で元安に設定
していました。それが今日14日、10日ぶりに機陣地を前日比で元高に設定しました。
これは米国との歩み寄りを示した、ということなのでしょうか。

日経平均も上昇しています。
しかし、日経平均はろうそく足が小ぶりで窓だらけですね。。。。
海外時間のボラティリティは大きいのに
東京時間のボラティリティが小さいってことかな?!

※日経平均


しかし、日経平均は200SMAが下向きで20SMAも下向きにターン。
強い形には見えませんね💦

ただ、ドル/円相場が下値固いので、
ここから大きく崩れていくイメージもないんですよね。
夏の間は20000円~21500円レベルでのレンジなんじゃないかな…。

※ドル円、クロス円

米中の歩み寄り演出でドル円クロス円は急反騰。
ドル円を106.34円で軽めに買ってみました。
ドル円、クロス円は少し戻りそう。
長く持つつもりはありませんが、短期戻りを狙ってみます。

25717ドルのダウロング、1.1206ドルのユーロドルショートは継続。
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2019年8月13日火曜日

お盆ウィークらしい展開(^-^;

そもそもは8/1トランプ大統領の中国への関税第4弾発動Tweetから始まった
リスクオフ相場ですが、テクニカルな反発の後
香港情勢とアルゼンチンというリスク要因が加わっての再下落です。

■香港情勢

香港空港、デモの影響で全便欠航となったことで
人の移動、経済活動が止まることを嫌気した売りが世界に広がりました。

金融香港株式市場でキャセイパシフィック航空の株価が大幅下落しましたが
大手HSBCなどの金融機関銘柄も売られています。
アジア投資へのエクスポージャーの高い銘柄が売られて
世界に波及していくのでしょう。

13日朝、運航を再開していますが、香港のデモは10週も続いており
どのようにこれが終息するのかが見えません。

中国の武装警察が大規模訓練を開始、武装車両が香港に終結している
などの報道もあるようで緊張は高まっているようです。

■アルゼンチン

11日投開票の大統領予備選で左派のフェルナンデス元首相が、
改革・開放路線を進めた現職のマクリ大統領に大勝しました。

世論調査では両者の支持率は拮抗していたようで、
この結果はサプライズだったようで、
ゆえにマーケットへのインパクトが大きくなっているのね。

敗れたマクリ政権では経済改革で景気を回復させ、雇用を生み出す方針を掲げ
開放路線を推し進めてきたようですが、結果が出なかったようです。
1~3月期GDPは前年同期比5.8%減、4四半期連続でマイナス成長。
5月のインフレ率は年率57%、失業率は10.2%、、、国民の不満も高まりますね。

では今回大勝した左派、フェルナンデス元首相で経済回復が実現できるかというと、、
EUとのFTAを見直す方針を掲げている他、
食品に対する付加価値税の撤廃や年金の増額など大衆迎合的な政策を掲げていますので、
改革開放路線がとん挫、経済がさらに混乱するとみられているのです。

ということで、アルゼンチン売りが、、、

アルゼンチン・ペソは一時36%安の1ドル=53ペソ、過去最安値を更新。
代表的な株価インデックスメルバル株価指数は30%超の急落。

100年債が一時27%急落(100年債があるってとこもすごい)
CDS市場では、5年物の保証コストが808bp上昇。
アルゼンチン株ETFはNY市場で22%の大幅下落。

※VIX指数も急反発

ということで、全面リスクオフのようなムードですが
お盆ウィークなので、、、、
どうでしょう、今週には短期的に下げ止まるんじゃないでしょうか。

ドル/円相場も105円05銭まで円高局面があり
年初1/3のフラッシュクラッシュの安値104.87円に迫っていますが、
意外と東京市場で下値が固く、105円はサポートされそうなのは
GPIFなどのクジラの買いでも出ているんでしょうか。

105円、日経平均2万円は皆が意識しているレベルですので
リスクオフムードが市場を覆っているとはいえ、
このレベルで逆張りで買い向かう向きもあるでしょう。
いつまで支えられるかはわかりませんが、、、。

あまり底値を叩いて売りたくないのよね。
売るなら戻ってから、です。

ドル円、クロス円はここから売り参戦せず静観。
かなり下落急なので。

※ドル円、クロス円


ですが。
ちょっとユーロ/ドルを売ってみました。

ユーロドルは何度も抵抗にあってはじいてきた1.110ドルの節目を
7/31のFOMCの日に割り込んで下方向に走るかと思われたのですが
1.1026ドルで下げ止まり大きく反騰。

※ユーロドルチャート

ただし積極的にユーロを買う理由もなく、
この反騰はショートカバーだったんじゃないかと思われます。
米国の想定を超える利下げの可能性を織り込んでドルが弱かった、
ということもあるかと思いますが、欧州は欧州で9月に利下げが見込まれており
米国がどんなに急いで利下げしても、その差は埋められません。

現在反発後1週間ほど高止まり中ですので、
そろそろ下げてくるんじゃないか、、、と。

本当にリスクオフならリスク資産が売られて基軸通貨のドルに戻っていきます。
リスクオフならドル高、円高ですしね。。。
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2019年8月12日月曜日

お盆ですね。
12日㈪は山の日で東京市場は休場。
休まぬ為替市場では閑散となる東京市場が狙われやすいので
投機筋による円高アタックに注意が必要です。
お正月とか、GWとかお盆は円高になりやすい。

勿論それぞれに理由はあります。
8月だと15日の米債の償還と利払いによる円転というのが指摘されてきましたが
昔に比べて米債償還月が2月8月に偏りがなくなった現在では
これが理由による実需による円高というよりは
こうしたアノマリーをバックに仕掛けが入るだけということなんだけどね。

それと9月決算のヘッジファンドによる45日ルールが8月15日にあたる、
という指摘もありますが、9月決算のヘッジファンドがそれほど多いのか?!
という疑問もあります。

もっともしっくりくるのが、お盆休みに日本のメーカーさんなどが長期休暇に
入るため為替市場でも流動性が低下する時期に、投機筋が並べられた注文を
狩りに来るということだろうと思います。

今偏っていると思われるポジションは
IMM通貨先物ポジション、投機筋はポンドが空前の売り越しとなっていますが
くりっく365や店頭5社計でみるとむしろポンドロングが積み上がっています。

投機筋のショートに日本の個人がポンド買いで向かっている構図、、、
下がるたびに五月雨式に入るポンドの買いが、さらなる下落を誘っている可能性が。
日本からの買いが出なくなり、買い手不在となれば、下がりようがなくなりますから
ショートカバーが起こるかもしれません。
下がり続けるポンド相場は買い手が消えないからですね。
しかし、スワップもつかないポンドを底入れが確認できない中で
買い向かうのは無謀というもの、、、確かに投機筋のポジション積み上がりをみれば
大きく巻き戻すことを期待してしまいますが、、、。

※左・IMM通貨先物ポジション/中央 店頭5社の売買比率/ 右・くりっく365のポジション


それから投機筋はとうとう先週円ロングに転じました。
一方で店頭5社のドルロングはどんどん積み上がっています。

ドル円を売る投機筋、買い向かう日本勢というところでしょうか。
ただし、くりっく365の個人投資家は投機筋と歩調合せて円ロングを積み上げています。

よって、このお盆にドル円が猛烈に円高に行くほどのポジションの偏りは
みられない、、、ということなんじゃないかと思うのですが
クロス円では相変わらず豪ドル円、NZドル/円の買い比率が高いままなので
クロス円主導で下落する可能性は否定できませんね。

ともかく、株式市場が幾分下げ止まりを見せた先週、
為替市場ではドル円の下落が続き、年初来の円高水準にまで来ちゃった、
という事実がありますので、警戒は必要です。

相変わらずトランプ大統領野tweetによる発言は止まりませんし、、、

トランプ大統領:9月の米中協議、キャンセルになっても「構わない」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-09/PVZ544T0G1KY01

ただし、為替市場においてトランプ大統領がドル安政策に打って出るという警戒が
強まっていますが、こんなことも発言しています。

トランプ大統領、ドル安誘導せずと言明-「その必要ない」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-09/PVZ81X6S972901

ドル安誘導の計画があるかと記者団に質問され、「いや、その必要はない」と答えた。
その上で、米金融当局が政策金利を引き下げればドルを自動的にやや押し下げることになり、輸出業者への圧力が和らぐと付け加えた。


ということで、さすがに実弾の介入もあり得るという警戒は行き過ぎだったと
安堵も広がりそうなものですが、しかし、FRBへの利下げ圧力は
ここからさらに1%を要求していますので(^-^;
やはり金利の低下は免れないと思います。

トランプ氏、1%利下げ要求 FRBは米経済に「手錠」
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-idJPKCN1UZ1SR

それでも、欧州、日本はすでにマイナス金利、英国もゼロ金利(0.75%)
豪州、NZはどちらも1%の政策金利と、米国がここから1%下げたところで
FF金利は1.25%もあるわけで、米国があと1%利下げする過程では
金利差は縮小しますが、それでも他国と比べると高金利、なかなかドル安には
ならないんじゃないかと思うんですけれどねぇ・・・。

また、利下げを好感し米株が上昇すれば、リスクオンムードがドル円を
支えてしまう可能性もあるんじゃないかとも。
ドル円はポジションの偏りがそれほど大きくないので、
過度な警戒は無用かと思っているのですが、甘いかな?!

ポジションはダウロングのみです。
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今週の主な予定

■8/12(月)
 振替休日

■8/13(火)

英(17:30)ILO失業率 (前回3.8%)
独(18:00) 8月 ZEW 景況感指数 (前回▼24.5)
米(21:30) 7月消費者物価 (前回0.1%:予想0.3%)

■14(水)
日(8:50) 6月機械受注 (前回▼7.8%:予想▼1.0%)
豪(9:30)8月消費者信頼感指数(前回▼4.1%)
中国(11:00)7月鉱工業生産(前回6.3%:予想6%)
      7月小売売上高(前回9.8%:予想8.6%)
独(15:00)4-6月期 GDP (前期 0.4%)
英(17:30)7月消費者物価(前回0%)
      7月小売物価(前回0.1%)
      7月生産者物価(前回▼1.4%) 
米(21:30) 7月輸出入物価(前回▼0.9%)

■15(木)
豪(10:30)7月雇用統計(前回0.05万人:予想1.8万人)
英(17:30)7月小売売上高(前回1.0%)
米(21:30) 8月 NY 連銀製造業景気指数(前回4.3:予想3.3)
          8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(前回21.8:予想10.0)
          7月小売売上高(前回0.4%:予想0.2%)
米(22:15) 7月鉱工業生産・設備稼働率(前回0%:予想0.2%)

■16(金)
米(21:30) 7月住宅着工件数(前回125.3万件:予想126万件)
    
米(23:00) 8月ミシガン大学消費者マインド指数(前回98.4:予想98.0)

2019年8月9日金曜日

トランプ砲(9月~中国関税第4弾発動をtweet)で
4営業日1024円も下げた日経平均は、今日、何とか下げ止まりました。

8日㈭日経平均は +120.16円 20636.72円

7日㈬のNY市場オープン直後ダウが550ドルも急落したのですが

大引けにかけては下げ幅を大きく縮小。
なんと終値では22ドル安。500ドルも下げ幅縮小したんですから
ボラティリティ高い相場ですよね。

※米ダウ平均日足 200SMAでピタリ支えらえている

 
 シカゴ連銀のエバンス総裁が追加利下げの必要性を示唆したことで
下げ幅を縮小したと解説されていますが、、、、

トランプ大統領も
「より大きな幅で、より速いペースで」利下げする必要があるとの考えを示しており、
連日でFRBへの圧力Tweetを投稿しています。


そしてなんと大統領補佐官であるナバロ氏も6日、
「FRBは年末までに少なくとも0.75%か1%利下げしなければいけない」

と発言しています。FRBの独立性とか、どうでもいいトランプ政権。


あまりの酷さに歴代FRB議長が米WSJ紙に連名で論説を寄稿。
 

歴代FRB議長、パウエル氏への政治的圧力でトランプ大統領に抗議
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-06/PVTD11SYF01S01
政治的圧力や幹部解任の脅威を受けながら
金融政策当局が責務遂行を目指す状況はあってはならない


この寄稿があってもお構いなし、ですが。

というわけで、米株は追加利下げ期待で下げ止まったと言えそうです。

金利先物市場では9月利下げ確率が100%にまで上昇。
利下げ幅も0.25~0.5%を織り込み始めています。

ただし、米長期債利回り1.6%割れというところまでの低下は
やややりすぎの感が。ということで、長い下ヒゲをつけて反騰中。
大底とは言いませんが、しばらく戻るのでは・・・?


※米長期債利回り
 

来週はお盆です。
そして週明け12日は山の日で祝日。

ということで流動性が低下する時期となりますので
積極的にリスクを取りにくい時期ですので
新規ポジションはなし。

現時点ではダウが再び最高値を更新するとは思っていませんが
9月の大幅利下げが実現されそうなムードが強まると
米株は強気が継続すると思いますので、もう少しロング粘ります。
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