注目されたFOMC/バーナンキ氏記者会見はサプライズなし・・・。
と言ってしまっていいのかな?
内容的には驚くべき発見はなかったものの、マーケットの反応として
ユーロドルが1.4790台にまで上昇しちゃうってのは個人的にはちょっとサプライズ。
内容にサプライズがないのに、「材料出尽くしの売り」がないということは、
事前に「サプライズを期待した買い控え」があったということでしょう。
何かあれば売る準備、といいますか。
FOMC後初の記者会見ということで、なにか不用意に本音でも漏らそうものなら・・・・
なーんて期待も見事に裏切られる、ツマラナイ記者会見だった模様。
予定稿をガチガチに緊張した記者が読み上げてた・・・みたいな質疑応答だったようで。
全ては演出だったのかしら?
こうなったら売り方が皆バンザイするまでとことんあげちゃうんでしょう。
ダウも金も原油も、ユーロも。
ただし、年内どこかで天井ウチってシナリオは変えてませんよー。
目先はもっと加熱してリスク選好相場が続くということで。
一応昨日のFOMCおさらいしておきます。
6000億ドルの米国債購入、計画通り6月まで継続
異例な低金利を「長期間(extended period)」続ける公算
FRBは当分の間現在保有している証券類は保有し続ける
これらを保有し続けている間は急激な金利上昇などの
ネガティブな影響を市場に与えることはないとFRBは考えている
現在は償還された証券から来るキャッシュを証券類に再投資している
これを今後も続ける
しかしある時点でこの再投資は終了されるべきだとFRBは考えている
第1四半期の経済成長、比較的弱いと予想
行動の前に、数回の会合があるだろう
家計支出は引き続き拡大している
住宅市場は引き続き抑制されている
基調的なインフレは引き続き抑制されている
商品価格のインフレへの影響は一時的
失業率は依然、高止まっている
政策金利は0.0%-0.25%の範囲に据え置くことを決定
ダウは+95.59 12690.96ドル
原油 +0.55ドルの112.76ドル
COMEX金 +13.60ドルの1,517.10ドル 史上最高値更新
米国債は軟調、10年債利回りは3.355%まで上昇。
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