2011年4月28日木曜日

注目されたFOMC/バーナンキ氏記者会見はサプライズなし・・・。
と言ってしまっていいのかな?

内容的には驚くべき発見はなかったものの、マーケットの反応として
ユーロドルが1.4790台にまで上昇しちゃうってのは個人的にはちょっとサプライズ。

内容にサプライズがないのに、「材料出尽くしの売り」がないということは、
事前に「サプライズを期待した買い控え」があったということでしょう。
何かあれば売る準備、といいますか。

FOMC後初の記者会見ということで、なにか不用意に本音でも漏らそうものなら・・・・
なーんて期待も見事に裏切られる、ツマラナイ記者会見だった模様。
予定稿をガチガチに緊張した記者が読み上げてた・・・みたいな質疑応答だったようで。
全ては演出だったのかしら?

こうなったら売り方が皆バンザイするまでとことんあげちゃうんでしょう。
ダウも金も原油も、ユーロも。
ただし、年内どこかで天井ウチってシナリオは変えてませんよー。
目先はもっと加熱してリスク選好相場が続くということで。

一応昨日のFOMCおさらいしておきます。

6000億ドルの米国債購入、計画通り6月まで継続
異例な低金利を「長期間(extended period)」続ける公算

FRBは当分の間現在保有している証券類は保有し続ける
これらを保有し続けている間は急激な金利上昇などの
ネガティブな影響を市場に与えることはないとFRBは考えている

現在は償還された証券から来るキャッシュを証券類に再投資している
これを今後も続ける
しかしある時点でこの再投資は終了されるべきだとFRBは考えている

第1四半期の経済成長、比較的弱いと予想
行動の前に、数回の会合があるだろう

家計支出は引き続き拡大している
住宅市場は引き続き抑制されている

基調的なインフレは引き続き抑制されている
商品価格のインフレへの影響は一時的
失業率は依然、高止まっている

政策金利は0.0%-0.25%の範囲に据え置くことを決定

ダウは+95.59 12690.96ドル
原油 +0.55ドルの112.76ドル
COMEX金 +13.60ドルの1,517.10ドル 史上最高値更新
米国債は軟調、10年債利回りは3.355%まで上昇。

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2011年4月26日火曜日

ユーロ、強いですねぇ。
というより、ドル、弱いです。ドル安です。
昨日の新築住宅販売などは悪くない結果だったのに。

ドルの実効為替レートは先週2008年3月の安値を下回って
変動相場制導入以来の歴史的な安値を付けています。

ドル安は
輸出増☞ 米経済回復☞ 米株高というシナリオに貢献してきたものと思いますが、
さて、いつまで続くのでしょう。基軸通貨です。腐ってもドル。

ドルの基軸通貨体制が崩壊しない限り、どこかで大底を入れるはず。。。
タイミング的には、金利が引き上げられることが濃厚になる時が
転換期となると思われますが、それは年内は無理、早くて来年、
慎重に行くなら再来年と見られています。
タカ派シナリオでは年内もないではないようですが・・・。

少なくともこの6月のQE2終了はそのキッカケには成り得ないと見られていますが、
私は意外とその頃にドルの大底がくるんじゃないかとぼんやり考えています。
QE2終了は計画通りですし、過剰流動性マネーがジャブジャブ市場に溢れている状態には
変わりがないので、ドルのトレンドを変える材料にはならないとの指摘はごもっとも。

でもねぇ。皆の足並みが揃って鉄板トレンドと言われるようになってくると
危険なんですよねぇ。

ドルショートしておけば(ドル円以外ね、そのドルと同じくらい昨今は円が弱い)
間違いないって相場に入ってきているのが気に入らないの。

それにこれ以上ドル安が進んで、原油が100ドル超えレベルが常態化することは
決して好ましいことではない。中東問題から北海ブレントが高いというのも大きな要因ですが、
ドル安による投機プレミアム分も大いに原油価格を押し上げてしまっていると思います。
ですから。。。年内の大転換、それも今年上半期のうちに
ドルロング相場がスタートするんじゃない?なーんて。

まずは今日か2日間のFOMCでバーナンキ議長がどんな声明を出すのかに
目先、足元の最大の関心が集まっていますので、今は様子見です~

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2011年4月25日月曜日

GWが明けてから6月くらいまでにかけて、
この相場の大転換を迎える材料があるものと思っているのですが、
こうした私の相場観の根底には「レイモンド・メリマン」氏のアストロロジー
サイクル論が息ついているからかもれません。

このところのダウのバブル的高騰というのはメリマン氏が昨年から
指摘していたことなので何の不思議はないのです。
(だからといって米株Lポジをとっていたわけではないのですが・・)

今年前半の過剰流動性相場はメリマン氏が昨年から指摘していたこと。
それなのに、先んじてそれに逆張りで向かおうとして失敗を
繰り返した私は天邪鬼B型です(笑)

今日はイースター絡みのMarketでしたので
小動きに終始したようですが、本格的に動くのはこれからです。

今日は様子見ですが、このGWを挟んで、
あるいはそれ以降のドラスティックが動きを予想して
ノーポジションで静観することにします。

実は明日、メリマン氏の年前半を振り返る特番の収録を控えています。
レイモンド・メリマン氏のサイクル論は、特番担当してから何年にもなりますが
驚異的的中率であることを、私自身が確認しております。

6月のドラスティックな動きという現時点の予測に対して
今から株S、コモディティS,新興国通貨S,、ユーロドルSなどのポジションが
取れかというと、現時点ではまだそういう勇気がないのですが・・・
明日の私の収録後のブログのスタンスをご期待下さい。

どこまで正直にここで書けるかはわかりませんが、
いずれ私の個人的相場感に多大なる影響を及ぼすだろうと思います(笑)

メリマン氏、昨年末からの予測に変更がないのだとすれば
年前半と後半の動きはまるで違うものとなるのですが・・・・・。

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2011年4月21日木曜日

ドル円相場が81円台に下落してきました。
震災後の介入ノ勢いを借りて85円後半にまで円安になっていましたが、
「レベル7」への原発リスクの高まりをきっかけに転換、円高となり
とうとう81円台です。

80円を割る円高があるかないかで意見がわかれるところですが、
私は円高リスクを保持、80円を割り込むと思っているので
この流れは想定内。

でも今クロス円は難しいわよね。
ドル安、円安なんだもの。(相田みつを)

ストレート通貨では(ドルに対しては)
ユーロ高、ポンド高、オージー高を演じる中、
ドル円では円高なんだもの。
相殺されちゃってクロス円はどっちに行くのかわかんない。

昨日135.20円でショートしたポンド円は思うように下げてくれないので
安眠のため135.43で撤退(損切り)して寝ることにしたわ。
クロス円が下落するにはストレート通貨でのドル安が落ち着かないと。。。

というわけで、今やるならクロス円じゃなくて
ドル円かストレート通貨よね。

今日のポンドドルの上昇なんてやりすぎじゃない?
長短期ではポンドドルの売りもありかも、ってことで
1.6553でS。

大局ではドル安相場ですので売り仕掛けは短期です。
イースター休暇の前の半ドン相場、
今夜は少しポジション調整の動きが出ているようです。
このショートポジションも今夜、あるいは明日までに
仕切る予定ですが、どうか利食いが出来ますように!

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2011年4月20日水曜日

ドル円、クロス円をどこかで売る。
というのが今週のテーマでした。
週明け月曜にいきなり下げちゃったので、売りそびれたか?と
ちょっとだけ悔しい思いをして耐えてみておりましたが、火曜・水曜で切り返し、
再び円安のセンチメントが醸成されつつあったので、
これはチャンスが近いと思って見守り続けておりました。

今日はYMTV「まる金のここがポイント」で
T&Cの荻野金男さんにお話を伺ったのですが、
荻野さんは今日の動きのポイントは8:50に出された3月貿易統計速報。
貿易収支1965億円で2カ月連続の黒字となりましたが、
東日本大震災による生産の停滞で輸出が16カ月ぶりに減少、
どのくらいの減少かといいますと黒字幅は
前年比で78.9%もの大幅減!!

これを見て外国勢がドドーンと円売りを仕掛けてきたのだそうです。
日本の貿易黒字の縮小を予測してのオプションも結構仕込まれているそうで・・。
そして今日はゴトゥ日。きょう午前はドル円、クロス円が大きく上昇しました。

で、このまままた円キャリー復活?円安進むか?!
イースター前。需要変化日。水星順行に戻るポイント・・・。
カレンダー的にはそういうトレンドが継続するとは思えません。
ということで、売り場を探しておりました。

ポンド円は135.50円程度で売ろうと思っていたのですが、
上昇の勢いがありすぎて売り指値を136円台にまで引き上げたりして。

結果、売りそびれた・・・みたい。
135.80円くらいまで上昇したのですが、そこからは頭重く136円台には到達しない。
ドル円も83円台から上は重くじり下げの展開。

そしてNY時間となって突然ドル円が下げ出しました。
理由?!わかりません!!!
だって、ダウは急伸、再び高値更新の勢い。
12450ドルに乗せる?!

昨晩1500ドル台に乗せた金価格も1510ドル台迄高値追い。
原油も銀も、何もかも買われてるんです、高いんです。

典型的なリスクテイク相場となっているのに、
為替相場だけ、ドル円・クロス円下落のリスク回避の動きなんですもの。
なにこのチグハグな動き・・・・。
やはり水星逆行とはこういうことか。
この週末にも順行に戻るというポイントに差し掛かるのですが。
でも、オージー・ポンドなどに対してドル安が一段と進行。
そうか、ドル安なのか。。。
ドル安による株高、商品高なのでしょうね。
そして為替も円高ドル安か。

しかしながら、やっぱりクロス円で円高になるのが腑に落ちない。
クロス円急落はダウに連れて回復するかもしれません。
でも。私はそろそろリスク回避的動きが出る頃と思ってみていました。
だから、為替が先行、株、商品は一時の上昇に終わり、一晩経ってみたら
為替に連れて売られる、、、という方に賭けてみようと思いました。

というわけでポンド円を135.20円で売ってしまったの。
株、商品の動きを見ていると売っちゃ行けなかったようにも思うのですが
それこそ、つい、今度こそ売り遅れてなるものか、という心境となりまして。
このドル円、クロス円の戻り売り戦略は失敗に終わるのか?!
それとも・・・・

また明日。

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2011年4月19日火曜日

ギリシャのデフォルト懸念かアメリカの格下げ懸念か。

昨晩飛び出したこの2つの材料、この先どちらが主軸となってMarketを動かすでしょう。

昨日、格付け機関ムーディーズがアイルランドの銀行の2段階格下げ、
同じく格付け機関フィッチにがアイルランドの支払能力は脆弱と指摘、
ギリシャの地元日刊紙が
「ギリシャがEUとIMFに対し債務再編を要請していた」と報じた、
(ギリシャ財務省筋はこれを否定したとも伝わっています)
などとにわかにユーロ圏へのリスクが再燃。
ギリシャ2年債の利回りは、ユーロ導入以来初めて20%にまで上昇しました。

単純に考えればこれはユーロ売り材料。
そして実際ユーロは大きく崩れてきました。

しかし、EFSF欧州金融安定ファシリティー、そしてIMFらが
7500億ユーロもの資金のセーフティネットを敷いており
ギリシャ規模の債務は全く心配ないともされています。
デフォルトの懸念というのは、あまりにもギリシャに財務再編の努力(やる気)がなくて
EUが匙を投げたとかそんなハナシにでもならないと再燃しないものと理解していましたが、
こんなにも早くそんな懸念が出てくるって・・・・。

しかしながら当事者であるギリシャの財務省関係者が否定したとの報道もあり、
まだこれを材料にユーロを売り込むのは尚早な気がします。
出所は「IMF筋」らしいですけど。

昨日のユーロ売り材料はこれが原因だったのでしょうか?

そして、格付け会社のS&Pは米議会が長期的な財政問題への対処で
合意にこぎつけることが出来ない可能性があるとし、
格付け見通しを「安定的・AAA」→「ネガティブ」に下方修正したニュース。
今後2年以内に3分の1の確率で格下げの可能性があるとしています。

これにはMarketが大きく反応しました。
ダウ平均は一時247.94ドル安の12093.89ドルまで下落しました。
(50日移動平均線が走る12187ドル水準では買いも入り、下げ幅を縮小させて終了)
ドル円も82円ロー迄下落です。おお、ドル安なのね?!

巨額の財政赤字を理由にトリプル安で米国売りとの思惑が広がるのも理解できます。

しかし、ドル売りとなったのはこの報が伝わった直後のみ。
ドル円こそドル安円高ですが、他の通貨で見てみると
昨晩はドルが主要通貨に対して昨年11月以来で最大の上げを記録しています。

アメリカのネガティブ材料が出たのに、何故にドル高なんだ?!

これは「日本の震災・原発問題で円高」の構図とまるで同じです。

つまり、ドル高・円高(この2者では更に円が強かっただけ)
典型的なリスク回避行動です。

ドルと円はキャリー通貨。低金利からキャリーされているため、リスクがあると
買い戻されるという特徴があるんですよね。

よって昨日の動きは「ドル高」によるユーロ安の側面が強かったものと考えます。
勿論ギリシャの材料も合わさっての結果だとは思いますが、
今後のテーマとなるほどの材料ではないと思っています。
セーフティネットがある中でのデフォルト懸念というのも理解しがたいですし
(いずれ本当にそうなる可能性は否定しません、しかし、タイミングとして早すぎる)
ネタ元がハッキリしないというのも仕掛けっぽい。

やはり、目先は今月のFOMCにむけてのドルが主軸となると思われ、
リスクがあるようならリスク回避のドル高、円高傾向が強まるというのが自然。
イースター前ですし、重要変化日もやってきますし。

ということで、ドル円、クロス円の売り、あるいはユーロドルの売りなんかを
いい戻りがあったら仕掛けてみたい。。。

でも昨日結構下げちゃったよね。週央までに高値があればと思っていたんだけど
週初から下げちゃったわ。ああー待って待って早すぎだってば。
どこで参入しようかなぁ。。。

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2011年4月15日金曜日

昨日売ったポンド円は今日損切りました・・・。
136.27☞ 136.50超えで手仕舞い。ロスカット。

その後137円台まであったものの、今は再び135円台に値を沈めていて
ああ、水星の逆行中なんだなぁと改めて実感させられています。
トレンドが見極めにくいレンジ相場に入ってしまったのね。
損切りしなくても良かったなぁ。などと思いますが、これは結果論。
どんな結果となってもルールを破るべからずよね?!

今日はYMTVにて大倉孝さんとのプログラム。
大倉さんとは大局の相場感は同じですが、ポジションを取るタイミングが
異なっていて、それを巡ってのお互いのポジショントーク全開でした。
あ、、私はポンド円を手仕舞ってポジションなしでしたけれど(笑)

まあ、今夜は新たにポジション作るタイミングではないでしょう。
来週です。昨日のブログに書きましたように、来週には
動意づくんじゃないかと思って見ています。

スタンスはドル円、クロス円の戻り売り。ユーロドルは押し目買い。
さて来週週初に逆張り出来るようなところまで戻ってくれれば嬉しいのですが。

地震も収まった今夜は銀座も凄い人出でした。
新歓コンパみたいなのが沢山あったみたいですね。
このまま賑やかな銀座が戻ってくることを願って。
皆様、よい週末を。

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2011年4月14日木曜日

うーん、ユーロは中国が買っているとかいう単純な理由で
上がっているわけじゃなかったのね。
ファンダメンタルを無視した利上げのみの材料で尚、
上がり続ける理由が良くわからなかったのですが、
今日すっきりしました。ユーロが強いわけ。

そしてつい先週までのセンチメントではドル円90円!の掛け声で円安トレンドに
大転換したかのように思われていましたが、それも時期尚早な見方だということも。

今日はJPモルガン・チェース銀行FXストラテジストの棚瀬順哉氏と
話す機会に恵まれ、震災後のMarketに何が起こったのか、
そして今後のドル円、ユーロ、ポンドなどの主要通貨を
見る上でポイントをお伺いしました。

このところのForexradio内では、もう一度80円を割るか、割らないか?において
私だけが「割るリスクがある」立場で劣勢でしたが、棚瀬さんのお話を聞いて
このスタンスを継続することに意思を固くした次第。
ほら、今週にはいって地合いが変わってきたわね。
円ショート筋の勢いが鈍ってきているわ、買い戻しに入ってきた?!

理由についてはここでは割愛しますが、ドル円の先行きは目先数ヶ月の見方と
それ以降では違うということを指摘しておきます。
震災から一ヶ月も経過しないうちに本格的「日本売り」が始まるわけがないのです。
勿論、それをシナリオ(材料)に短期筋が動いたことは否めませんが、
「本格的」トレンドが始まるには時間が必要だということです。

そしてユーロに関して。
先週のECB理事会で材料出尽くしとなって下げるという
大方の見方を裏切って上昇を続けるワケがちゃんとあるんですね。
中国?!・・・だとずっと決めつけていましたが(笑)
(それもひとつの要因ではあるかもしれませんが)
もっと大きな要因としてユーロが強いわけではない。というのが答え。
これも詳細割愛。

いろんなモヤモヤが氷解した棚瀬さんのお話でした。

そして今日のForexradioでの話題は「来週に要注意!!」
アストロロジーの重要なポイントが訪れます。
だいまんさんが指摘するのは一目均衡表の雲の形状。
そしてForexradioスタッフが指摘するイースター前の大波乱・・・。
イースター前って例年荒れるんだそうです、そうでしたっけね?!
あ、大塚さんが18日は満月だとも。

とにかく、来週はいろいろな「波乱」サインが集中して点灯するんです。
これを現マーケットに照らし合わせて波乱の方向を探ると・・・?!

というわけでポンド円を136.27円でショートしてみました。
何故にポンド・・・。
衝動的にまたポン様に惹かれてしまったというだけで意味はないの。
素直にドル円ショートの方が良かったかしら?とも思ったりもしていますが
ちょっと様子を見てみましょう。一時100Pipくらい下げましたね。思惑通り♥

でも、135.50を超えたら撤退します。
ベストポイントでポジションメイク出来たとは思えないので。
売るなら139円台でしたね。
そこに到達した時点では怖くてとてもショートできませんでしたけれど・・。
昨日あたりまでは水星の逆行中ということで、トレンドレス相場だと思っていたものね。

ああ、書いているうちに136.15まで戻ってきちゃった・・・。
やっぱりもっと戻ってから売り直したほうがいいかしら (´・c_・`)

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2011年4月13日水曜日

いよいよ水星逆行相場本領発揮でしょうか。
方向感なくチャートポイントが機能しないと言われる時期。
トレンドフォローでも取れませんし、逆張りでも取れない。
要するに規則性のない相場です。

こういう相場にいちいちテーマを探したり、先行きを展望するのも
徒労に終わるように思います。

昨日はレベル7に引き上げられた福島の原発を嫌気してリスク回避。
(ゴールドマン・サックスグループの原由下方見通しなんてのも
コモディティ市場の手仕舞い売りを誘ったというのも材料ですが)
http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20110413/
今日は喉元過ぎればなんとやらでリスクオン相場回帰。
いや、昨日の下落の自立反発かもしれません、
リスクオン回帰というには地味すぎる動きですよね。
このままリスクオン相場に乗っていいかというとそれも疑問でしょ。
そして、昨日のリスク回避相場も物足りない。
もっと下げてくれれば買い意欲も増すだろうに、、、。
というわけでモヤモヤが募る相場でポジション取りにくいわ。

手出し無用な相場ね。あるいはデイトレスキャルに徹するとかね。
クロス円の戻り売りに関心を持ってみているのですが、
まだポジションを作る自信が持てずにいるのは、水星の逆行のせいかなぁ・・・。

本日27時にはベージュブックが発表されますが、、、材料になるかしら?

2011年4月12日火曜日

しばらくの間、地震の瞬間だけ円買いとなる・・・
というパターンが確認されていましたが、
今日は瞬間に終わらず円買い優勢の展開に。

理由は・・・
福島第一原発事故の評価が最悪の「レベル7」に引き上げられたこと?!
これでチェルノブイリと同等、あるいはそれを超える懸念があるとの発言があり、
リスク回避相場へとセンチメントが一気に変わったのです。

日本売り。。。?!
株は売られました。円は買われました。これホント不思議。
だから日本売りじゃないですね、まだ。
過剰流動性相場はECBがたった1回利上げをしようとまだまだ終焉が見えず、
リスクオン相場で「円キャリー」され始まっていたものが、手仕舞いにあった、
今日の円買いはこんなところでしょうか。

まだ、円は安全通貨として買われるといった解説もあるのですが、
決して安全通貨じゃないですよ、もう。
円キャリーの手仕舞いでしょ、今日の円高って。
ただし、今日の全般の流れには円と並んで安全通貨とされる
スイス・フランもほぼ全面高となった為、
リスク回避=安全通貨という括りで説明がついちゃうのも否定はできないですが。

普通に考えれば地震や原発の事故は日本経済の減速につながるため、
「通貨の実力」を考慮すれば円売り。そして、いよいよそのトレンドが発生してしまった
のか?!というような円安が続いていましたが、今日の「レベル7」で円買いという
動きを見ると、決して本格的な日本売りが始まったわけではないことを確信。
ヨカッタ・・・。

むしろ、ファンド勢が円ショートに偏ってきていることを考えれば
このポジションを解消しただけで再度円高になるリスクがあるってことを
懸念すべき事態なのでは?!

さらに財務省が8日発表した3月の対内・対外証券投資で、
国内投資家は震災後も外国長中期債を買い越していた事実を考えれば
何かがあってレパトリが起こればそれも円高圧力に。
(偏った見方ですねぇ、私は円が再び80円割れると思っているので・・・)

ただし、震災、停電の影響で日本の経常黒字の減少が円高圧力を軽減させてしまうことも
考えられ、これまでのような構造的円高を語れなくなる可能性もあり、
それが一体いつから始まるのかがまだワカラナイというだけの話。
本格的円売り、日本売りになる前に、
もう1回円高になると見ているのですが、さて、、、、。

2月のニュージーランド地震においては発生直後はNZドルが売られたのですが、
今、上がってますね、キウイ買われてる。

英国から再保険金が支払われる☞ レパトリ思惑も十分に働いたものと思います。
あ、ただのドル安ってハナシもあるんだけど(笑)

日本のレパトリについてはまだ、起こっていない模様。
これからなのです・・・。

というわけでドル円は戻り売りかな?
まだ水星の逆行中だからトレンドがつかみにくいけど。。。、

しかし恐ろしいユーロの上昇。
先週のECBは材料出尽くしどころか更に燃料投下しちゃったみたいね。
このユーロ買いの黒幕は中国じゃない?
スペイン政府筋の話として、
「中国の温家宝首相がスペイン国債の購入継続を表明した」
との報道がユーロ買いを加速させているようです。
中国はほんと、ユーロが下がってもらっちゃこまる何かがあるのね。
ということは、ユーロがさがると中国も危ないという方程式、覚えとこう。
中国が傾くと、、、今や世界が危ないってことになるのか。
これはユーロが崩壊したら世界が危ないわ。
下がらないほうが平和なんでしょうか。。。。
というわけでユーロは逆張り禁止です。

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2011年4月11日月曜日

震度3~4程度の地震はもう感じ無くなってきている。
と福島の母は言いました。
今日夕方の地震に実家が気になり連絡してみたのですが、
流石に今日の地震は揺れたようです。震度6弱ですものね・・・。

地震履歴を見るとあまりの頻度に驚かされますね。
http://tenki.jp/earthquake/
今回の東日本大地震ではそれを予測していたという方の
ブログが話題となっていますが、、、。
今後もずっと予断を許さない状況のようです。
電話で、いつでも避難できる準備をしておくように、
いざとなったら東京へ来るように伝えましたが、
そのいざという事態を迎えた時、
関東地方が無事かどうかもわかりませんが・・・。

地震が伝えられると若干円買いが優勢となる流れは相変わらず継続しています。
今日もそうでした。しかしそれは決してトレンドをつくるようなものではなくて、
円売りトレンドが崩れたとは言い難い水準ですが、それでも頭は重くなってきました。
やはり、これだけの頻度で大地震があるようだと、積極的に円キャリー出来ないって
感じなんでしょうかね。

先週のECB理事会でユーロを巡るテーマが一服してからは
一体何をテーマに動いているのか見えにくくなっています。

大きく分けると現在のトレンドは円キャリー、ユーロ買い、ドル売りで
ユーロやポンド、オージーなどに対してはドル安なのですが、
円に対してだけドルは強いというポジションをとっており、
最も核にあるトレンドは「円キャリー」ということになるのかもしれません。

しかし、やまぬ地震。本当にこのまま円売り継続でいいのか?
そんな迷いが見え始めたMarketではありますが、
かといってこれといった材料ないままには動きにくく、様子見に入っている
というようなところではないでしょうか。

こういう高値止まりで一服中の相場ってホントやりにくいんだけど、
売っても売っても踏まれてきた売り方はさすがに休憩しているものと思われ、
こういう売り方が痺れを切らして買に転じたら天井、というのが常。
まだそういう買いは入っていないということね、崩れないってことは。

なにカッコつけてるんだって?!
はい、ハッキリ書きますよ、私が買ったら天井(笑)
Twitterで買ったら教えてください。というコメントを頂戴し、
今度ばかりは決して買うものか、と意を固くした次第。
どこかで売ってとるわ!!

と現時点では思っております。
すぐ諦めるかもしれませんけど(笑)

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2011年4月7日木曜日

ECB理事会では予想通りの0.25%利上げが発表されました。
ECBの利上げは2008年7月以来。2年半ぶりの政策転換です。

事実売りでユーロが下落すると見ていた向きが多かったようですが、
うーん、微妙な展開です。トリシェ総裁の声明が強いんだか弱いんだか・・・。
「今回の行動が続くとは限らない」と聞けばもっと売られてもよさそうなんですが、
「決定は全会一致」であること、
「インフレ率の上昇が二次的影響をもたらさないことが非常に重要」なんて
発言が下落にブレーキをかけているということなのでしょうか・・・?

あるいは、あまりにも事実売りシナリオが蔓延していたため、
実際にはそうならないという相場の真理を見ているということか。

まぁ、まだわかりません。
雪崩のような下落を期待してみていた向きには地味な展開ですが、
それでも圧力は下方向に見えます。やはり時間をかけてじり安の
展開となるかもしれませんしね。
サプライズで0.5%利上げしてユーロ暴騰というシナリオよりは
現実的な動きです。ドラスティックでわかりやすくて取りやすい相場など
なかなかないということですね。
そして、それは予期せず訪れるもの。
それも、今回の震災後の激しい動きで思い知らされました。

ではここからどうしましょう?!
やはりココの押し目をかってユーロを買うというよりは売りたい気持ちの
方が大きいでのですが、まだピンと来ない動きですので、様子見かなぁ。
ドル円も85円台で高止まりのまま踏ん張ってます。
今日のECBの決断が、後の商品価格にどの程度波及してくるのか、
これまでのトレンドを転換させるキッカケとなるのか、
見極めにはまだ少し時間がかかりそうです。

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2011年4月5日火曜日

今日5日、中国が政策金利の0.25%引き上げを発表しました。
利上げは2月9日以来でおよそ2ヶ月ぶりとなりますが、
本格的な金融引き締めに転じた昨年10月以降では4回目になります。

中国の2月のCPI消費者物価指数は前年同月比4.9%上昇となっており、
この伸び率は政府が今年の抑制目標に掲げる4%を大幅に上回っています。
中国の物価高は農産品から工業製品・洗剤などの日用品にまで広がっていると言われ、
このインフレ抑制に向け金融引き締めを粛々と実行しているわけですね・・・。

引き締めに転じたのは昨年秋からですし、これが今後も継続されるだろうことは
驚くことではないので、あまりMarketにはインパクトとはなっていないようです。
4回目ともなれば引き締め☞ リスク資産の手仕舞い、といった反応も
あまり出ませんね。豪ドルが若干売られたようですが・・・。

久しぶりの中国からのニュースでしたが、今は中国の引き締めよりも何よりも
今週のECBでのユーロ利上げ、今月のFOMCでのアメリカの出口転換へのスタンス確認
ってところにMarketの関心がシフトしちゃてます。
サブプライム、リーマンショックでメタメタにやられたアメリカ、
加えてソブリン問題も抱えている欧州の引き締めへの転換。。。
政策転換というポイントに近付いているので、そりゃ注目も注目、大注目です。
あ、イギリスもそうね。

今日はポン様が大ハッスル。ユーロポンドのチャートを見てください。
これだけ強いユーロが、ガラガラと崩れています。

恐らくキッカケは英3月サービス業PMIが
57.1と予想(52.6)を大幅に上回る良好な結果となったことですが、
これでポンドの利上げも早まることが思惑として広がったということかな?

少なくともユーロに関しては今週の木曜のECB理事会でほぼ利上げされると
市場が織り込んでしまっている状態ですが、ポンドは3カ月前の先物市場では
完全に利上げを織り込んでいたものの、その後発表された低調な経済指標から
一旦市場の利上げ予想時期が8月に先延ばしされていました。
これがにわかに今後の市場のテーマとして囃され始める可能性が出てきたってことかも。

早ければ来月5月(今週はまさかないでしょう?!)の利上げの可能性に向けて
ここからポンド買いが本格化するのかも。

つまりユーロポンドの下落が表すのは
古いネタから新しいネタに関心が移ったということで、
同じ利上げでも新しいネタで市場への織込みがまだ少ない分、
上昇余力は大きいと思われます。

ユーロドルも(ユーロポンドほどじゃないけれど)下げ始めました。
流石に今週の利上げまでは急落はないのかもしれませんが、
この材料で上げ続けるには燃料不足なのでしょう。
このままユーロはダブルトップのコブを作って下げるかもしれません。

ドル円84.05円Sは84.50円で撤退しましたよー・・・。損切りです。
このまま上げるのってとても違和感が残る形なんだけど、
粘っても粘っても上がっていっちゃう・・・。
これ、本格的日本売り始まっていないわよね?!
ふぅ。次はポンドの押し目買いかな。。。
それともユーロも戻り売りにしようかな。。。

ドル円、そしてクロス円はここから追いかけロングも怖いし
売っても踏まれるので手を出しません!!

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2011年4月4日月曜日

まさか84.50円を一時的にしても超えてくるほどの円売りとなるとはねぇ。

1日発表の米雇用統計は
NFPが前月比+21.6万人と20万人超え!?予想は19万人・・・。
失業率も8.8%と予想の8.9%よりも良好な結果。

どんな結果になろうとも(中味がいい結果だとしても)
買われ過ぎから、あるいは材料出尽くしから利益確定売りに押され
ドル売りになる可能性が濃厚と見ていたので、この結果には驚きです。

でも、うすうすリスクも感じていたので雇用統計前に
83.05円でショートしていたドル円は逃げました。82.93円で。
Twitterでご報告したタイミングは金曜午前だったかな?
一応、損はしていないです(笑)

さて、ここからです。

震災後の投機的円高の谷、76.25円から8円近くも戻っています。
協調介入後、にわかにジャパンリスクから「米出口相場」に主役が変わり、
早期量的緩和終了の思惑がマーケットに広がりつつあります。
キッカケはセントルイス連銀総裁のブラードさんでしたが、
この方の続いていろいろとタカ派発言が飛び出してここまでのドル高となりました。

面白いのはドル高なのは円に対してだけ?!で(かろうじてポンドもそうかな)
ユーロはユーロ独自の利上げ織込みという材料で強いため、ドル高とはなっていない。
オージーは最強通貨の輝きを誇示、ドル高とはなっていない。
円にはアレだけあった円高圧力が消えてしまったかのような事態にあり、
復興のためにこれからいろいろと高騰している資材輸入をしなくてはならないというのに、
このスピードで円安が進んでしまうことには少し、恐怖すら感じます・・・。

震災がなかったならこういう揺り戻しがあっても疑問も恐怖も感じなかったでしょうけれど、
「セルジャパン」がやってきたら目も当てられないわけで、あの大地震がそのトリガーと
なってしまったのかもしれないという不安・・・。

でも、ま、自然な流れであれば、このまま90円目指すのは難しいでしょう。
水星の逆行期に入ってますしね。(軽い理由だな)

話が大幅にそれました。
先週までに12地区連銀総裁のうち11人がコメントしており、

投票権を持つ2011年のFOMCメンバー5人全員が発言したんですね。

■ハト派
ダドリーNY連銀総裁   「FEDがQE2を完遂しなければ、それは驚きだろう」
                「成長に関して、行き過ぎた楽観論は禁物」
エバンズ・シカゴ連銀総裁 「緩和的な政策は適切」
                 「6月までに6000億ドルの資産購入の可能性高い」

■タカ派
プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 「出口戦略への議論を始めるべき」
                         「出口戦略の明示を、市場は歓迎する」
コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁   「FF金利は11年後半までに75bp上昇が必要となる公算」

フィッシャー・ダラス連銀総裁   「緩和政策を止めなければならない」

投票権がない7人のうち6人の発言が以下。

■タカ派
ブラード・セントルイス連銀総裁   「約1000億ドルのQE2縮小が可能」

ホーニグ・カンザスシティ連銀総裁 「QE2は不必要だった」

ラッカー・リッチモンド連銀連銀総裁 「米債6000億ドル購入の圧縮検討を支持」

■中立?!バイアスなし?
ロックハート・アトランタ連銀総裁 「QE2は予定通り6月に終了と予想」
                    「インフレに対応した引き締め政策の準備は出来ている」
ピアナルト・クリーブランド連銀総裁「現在の見通しでは6月にQEを完遂するのは正当だろう」

■ハト派
ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「コアインフレが低いなかで引き締めを実施するべきではない」 
                     「金融緩和策は急速に解消されるべきでない」
                     「FRB刺激策解消になるまでに多くの余地」 

今週も、彼らの発言には注意が必要!!
まず今晩、22:05  ロックハート・アトランタ連銀総裁講演 ハト派です!
22:30 エバンス・シカゴ連銀総裁パネル会議参加 ハト派!
28:15 エバンス・シカゴ連銀総裁CNBC出演

ロックハート氏もエバンス氏もハト派です。
彼らの宗旨替えがなければ、引き締めに慎重な発言を受けてドルが弱含む可能性。

というわけで84円台は売りかもしれない。
84.09円で売ってみた。

さらに、明日4/5火曜8:15 ヘリコプターベンことバーナンキ氏が議長講演。
これもドル売り材料となるんじゃないかと読んでます。
バーナンキさんがQE2終了を明確に発言したら逆に沸騰急騰しちゃいますけどね。

しかし、明日火曜は
25:45 にタカ派のコチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁発言があるので要注意。
同時間にハト派のロックハート・アトランタ連銀総裁発言もあるんだけど。

26:00にはタカ派のプロッサー・フィラデルフィア連銀総裁発言・・・
ああ、いろんな人がいろんなところで何か言うたび動くのかしら?!

忘れちゃいけないのはこの日3/15分の米FOMC議事録が27時発表。

4/6水曜日は20:00 ハト派、ロックハート・アトランタ連銀総裁発言
4/7木曜日は21:20タカ派 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
4/8金曜日は21:00ハト派 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

今日は、ドルを主軸に「出口戦略を巡る攻防」でのマーケット予測で
ボリュームいっぱいになっちゃいましたが、
実は今週はユーロ、ポンド、オージーも政策金利発表があるのよね。
これらも総合的に判断して先行きを読むと。。。。
う~ん、テンパッてきた。
それはまた明日以降に考えましょう。
今夜はまずハト派のロックハートさん、エバンスさんにかけてのドル円ショートです。

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