2016年8月31日水曜日

現在30日火曜の午前1:00
ドル年102.98円、日経平均先物16840円(29日東京現物16725円)

ドル円と日経平均先物が上昇を続けています。
今夜はダウが55ドル安にもかかわらず、です。
おまけに原油も金も軟調です。

米株と国際商品市況は、若干ドル高の影響を受けていると思われるのですが、
日本株とドル円は、お構いなしで上がっている印象。

そりゃー、そうかもね。
これまでが不当に売られ過ぎていたと思うもの。
米金利上昇がリスクオンなのかリスクオフなのかという点は
見方が分かれると思いますが、
(金利上昇で米株が下がれば日本株も下がってドル円も下がるという見方もある)
今のところは円買いに傾き過ぎていた市場の修正が
ドル円を押し上げている模様。

クロス円も同じく。

今日はキウイ円を73.93円でロングしています。
ポンド円でもよかったかも。。。

クロス円にも過度な悲観の修正が入っているとみられます。

まあ、こうした修正の動きも雇用統計の数字一発で
全て台無しになる可能性は否定できないのですけれど。

ドル円ロングとキウイ円ロングです。

今日は東京時間に

官房長官が
「為替、財務相・金融庁・日銀が常に連携・注視」
「過度な市場の動きに断固として対応できる動きを取っている」
「3者会合は私の指示で実施」等とコメントしたり、

浜田宏一内閣官房参与が
円高阻止のため政府・日銀は果敢に為替介入すべきだと発言。

ドル102円前半、政府関係者の発言が話題に
http://jp.reuters.com/article/tokyo-fx-idJPKCN1150FW?sp=true
このインタビューが漏れ伝わったとみれらます。

 
インタビュー:日銀の外債購入も選択肢=浜田内閣官房参与

http://bit.ly/2cc7Rt4

外為市場で円高が進行しているのは、アベノミクス失敗に賭ける投機的な動きとし、政府の市場介入が難しければ、日銀による外債購入も選択肢との見解を示した。

明日(31日)浜田内閣官房参与には直接お会いしてインタビューする機会に
恵まれました。この点についてもいろいろお伺いしたいと思います。

また、週末の杭州G20では2月の上海合意「ドル高是正」
~つまりは米利上げは控える~という約束を破棄するのでは?
という見方が一部に出ていますが、
同時に本邦当局も介入に前向きとも思える断固とした姿勢を
取り出した。ルー財務長官(円安誘導けん制発言を繰り返していた)も
このところピタリと発言を慎んでいる、という状況をみると
政治的に円安を容認されたような気がしないでもない。

代わりに増長した中国との密約破棄ってことか??
為替って、政治の影響が大きいよね、、、その政治的背景が
ゲームチェンジを示唆している可能性を考えると
99円は底だったとみてもいいかもしれません。

とかなんとかいても市場を完全にコントロールできるものでは
ありませんので、まずは週末の雇用統計次第でしょうけれど。。。

意外とまだ弱気が多く、この上昇に懐疑的な向きが多いので
まだ上がる余地は大きいと思いますよ。


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2016年8月30日火曜日

ドル円は102.38円まで上昇。
日経平均は16737.49円(+376.78)


市場関係者の間で、噂になっているようなのが杭州G20。

2月の上海G20ではドル高抑制(人民元切り下げ抑制)で
密約があった(上海合意)とされていますが、
(これが、円高の背景に横たわっていたとも)

杭州G20では、この密約の見直しがあるかも?という…。

例えばTwitter上では ‏@NYstockinfo さんがさらりとツイートしていますね。
https://twitter.com/NYstockinfo?lang=ja

9/4〜5の中国G20首脳会議のポイントは、2月上海合意のドル高抑制政策がどう扱われるかが、焦点。合意破棄なら、ドル高加速も。

また、ある見方ではレームダックで何も決められないとされる
オバマ大統領がレガシー作りのためにTPP合意に向けて動くとの話も。

もちろんこれは日本国内での合意も必須。
これが通るような流れでのアシストが米国側から出ている、
(昨今のタカ派発言はこれ以上の円高で現政権が揺らぐのをサポート?!)
というような見方も出ているようで(;´∀`)
ああ、為替って結局政治なのね…。
と思ったりしちゃうわけですけれど、
いよいよ11月は米大統領選挙ということもあって
ここからは政治的な動きにも注目だってことでしょうね。、

ともかく、どんな背景があろうと、
ここから米金利上昇を織り込む形でドルが上がるとするならば
米株に注意が必要なわけですけれど、
(どんなに米金利が上昇しても米株が崩れたらリスクオフ)
(さらに言うと、上海合意の破棄などがあれば上海株が崩れて
 リスクオフってシナリオだってないわけじゃない)
なんと、今夜のダウ平均は上がってるんですね。
現在のところ100ドル超上昇中。

利上げを織り込んでもなお下げないと
なると、米株は本物。景気がいいんだから買いよね、という
金融相場から脱却した動きと考えていいということか?
(業績からみると若干割高なんだけど・・・金融相場的側面が
強い値動きに見えるけど、今夜の米株が強いのは不思議ねぇ)

ジャクソンホール会合が「ゲームチェンジ」となるか。
なんといっても今週の雇用統計が肝要ね。
金利の先物市場によると、9月のFOMCで金利が引き上げられる
可能性は40%、12月の可能性は63%だそうです。

これをいい数字で乗り切れることができれば
米国はいよいよ2回目の利上げです。
となるとその後、年内もう一度の利上げがあるかどうかが
焦点となりますが、それを織り込むようなFED要人の発言アシストが
あれば更なるドル高進行となると思います。

株式市場の空売り比率は
先週8/26金は 44.8%で 過去3番目の高水準だったけど
本日8/29🈷は  36.2%まで一気に低下。

今日はかなりショートカバーが出たようです。
これがトレンドとなるか否かにも注目。


気になるのがゴールドがそれほど崩れないこと。
ゴールドがしっかり推移しているということは、ドル高を織り込む動きがない?
ってことなのかなぁ。。。この点が不可解。

ドル円ロングは継続。
ポンドドルロングは撤退。


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2016年8月28日日曜日

26日㈮NY市場引値でドル円相場は101.84円(高値は101.94円)

ドル円、かなり上がりました。ちなみに安値は100.06円
もうちょっとで100円割れという水準からの巻き返し圧巻。
勿論、この値動きの背景は注目されていたジャクソンホールでの
イエレン議長の講演が。(そしてフィッシャーFRB副議長)

イエレンFRB議長:利上げの論拠、「この数カ月で強まった」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-26/OCISHMSYF01Y01

イエレンFRB議長
・この数ヵ月で追加利上げ実施への論拠強まった。
・米経済は目標とする最大雇用と物価安定に近づいている。

しかし、イエレン議長の発言で瞬間ドル買いとなったものの、
その後急落し、100.06円まで下落の乱高下。
実はイエレンさんの発言よりもフィッシャーさんの発言のほうが影響が大きかったようです。

フィッシャーFRB副議長
・8月雇用統計はFOMCの決定に影響する。
・景気が力強さを増したことは証明済み。
・イエレン議長の発言は9月利上げの可能性と整合。

この発言が、流れを変えました。

9月利上げも「来週9/2発表の8月雇用統計次第では」あるよ。

ってことです、つまり。

イエレンさんの発言より影響力を持つフィッシャーさん。

実はバーナンキ前FRB議長の博士論文の指導教官であり
ECBドラギ総裁、サマーズ前財務長官らもフィッシャーさんの門下生であったという・・。

しかし、イエレン議長より副議長のフィッシャーさんの発言のほうが
相場を動かしちゃうとは・・・(;´Д`)

イエレンさんは今後数カ月の利上げの論拠高まるとし9月とは明言しませんでした。
それを補う意図があったのかどうかわからないにしても
フィッシャーさんは9月の可能性を明言。

これに市場は慌てたわけですね。
だって、誰も9月利上げはないと思っていたんだもの。

これを受けて米国債金利が急上昇。
米10年金利は1.56%から1.63%へ、米2年は0.78%から0.84%へと上昇。
日米金利差拡大でドル高です。

年内の利上げ確率も55%から64%に上昇しています。

先週からNY連銀ダドリー総裁など多くの地区連銀総裁が
タカ派的な発言を繰り返していましたが市場はなぜか反応薄。
むしろ、彼らのタカ派発言に対してイエレン議長はバランスをとって
ややハト派寄りの発言をするなんて見方もあったようで、
これが先週のドル円相場を軟調にさせていたのかもしれません。

ところが、イエレンさんがこれまでの地区連銀総裁らのタカ派発言に
同調するような内容でした。
これは、9月の利上げの可能性もあるかも?!(;''∀'')

これだけ、FRB関係者がタカ派発言を繰り返しているのに
市場がそれを織り込まないことのほうが不思議だったんだけど、
FRBとしても、市場が全く織り込んでいない中で利上げすると
マーケットへの影響が大きくなりすぎるため、
それがリスクとならぬように繰り返し警告をしているということでしょう。

ということで、俄然、8月分雇用統計が発表される9/2金曜が注目となってきました。

今週は、9月利上げの可能性を織り込む形でのドル高が見込めると
思っていますが、それも雇用統計の数字如何では流れが止まる可能性も。
まずは金曜までドル円ロングを継続するつもりです。
ポンドドルロングはまだ持ってるんだけど(まだ損失ではない)
どうしようかな、、、ドル高機運が強まると不利なポジションだよね。
コストで撤退しましょう。。。

ちなみにIMM通貨先物ポジション。
先週23日火曜日までの時点で、

円は 60316枚の買い越しで前週比で4310枚の買い越し増。
4週連続で買い越し増。6万枚くらいだとそれほど加熱しているという
感じでもないですが、、、。

ポンドは94978枚の売り越しで前週比740枚の売り越し増
それほど売り越し幅が急増したわけではないですが
ポンドの売り越し拡大は8週連続で過去最高レベル。

30日からは乱高下しやすくなるという水星逆行スタート。
まだまだトレンド転換で円安ドル高GO!!というわけではないと思います。

もし、利上げを織り込む過程で米株が大きく崩れ出せば
リスクオフムードに連れて、結局ドル円が下がるリスクもあるかも・・・。
9~10月は例年株のパフォーマンスが悪い時期。
9~10月の米株調整に連れてドル円も95円くらいまで円高となるシナリオだって
捨てきれません。9月利上げが実施されることは、ドル円にとってブルなのかベアなのか、
見極めが必要。まあ、9~10月に大きな調整があれば、そこが絶好の買い場だと思うけれど。

まずは105円ターゲット。
ここを超えてからでしょう、次のシナリオは。
その前に103円台辺りでは抵抗にあいそうですね。。。

*****************************

札幌セミナーではたくさんの方にご来場いただきました。
感激です。ありがとうございました。

次は横浜、福岡セミナーです。是非ご来場ください。

♥10/01 (土)13:00~横浜

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13:00~14:00 第一部:大倉たかし×大橋ひろこ
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14:00~14:30 特別セッション:大倉たかし×大橋ひろこ
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14:45~16:15 第二部:岡崎氏
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2016年8月26日金曜日

今日26日(金)前場の東京株式市場弱いですねぇ。

25日(木)なんと日銀がETF購入に踏み切っています。

日銀、2週間ぶりETF倍額購入 追加緩和後3回目
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06513450V20C16A8EE8000/

8月4日、10日、28日と707億円。

しかし、昨日は別に大きく下げていたわけじゃないし、
先週は200円以上下げていたにもかかわらず買わなかった。

日銀が動く基準をめぐって思惑が広がっていますが、、、

ただ、日銀の購入基準がパターン化すると
それをアテにして売買するプレーヤーが出てきますし、
逆手にとって売りをぶつけてくる向きも出てこないとも限らない。
ということで、ルールが明確化するほうがリスクという見方も
できますので、これはこれで仕方がないのかもしれませんね。

しかし、昨日は日銀が買ったにも関わらず、日経平均は41円安。
やはり日銀のETFはそばを押し上げるものではないんですね。
根雪のように下値を固める効果はあると思いますが、、、。

しかし、先週あたり騒がれたように、札割れで日銀が動けない、
という状況がもしあったとするならば、解消した?!
あるいは、そういう不安心理を払しょくするために
ぎりぎりでも出てきたのか・・・

その意味で、今日、翌日26日、2日続けて日銀が出てくるかどうか
って、注目されるんじゃないかと思ったんだけど、
前場も日経平均は弱い。
日銀が出てくるかもしれないのに?というか、足元見られてるのか、
それともジャクソンホールシンポジウム控えて
リスクポジションを縮小する動きなのか。


ドル円が100.60円台まで上昇しているというのは
イベント控えてのショートの買戻しかもしれませんね。
若干円安気味(つまりドル高気味)なのに日経が弱いというのも
今日前場の動きは
ポジション整理に過ぎないということなのかもしれません。

まずは今夜のイベント待ちですね。

今日はこの後、大倉キャプテンと札幌です。

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2016年8月25日木曜日

東証一部の売買代金、今日24日(水)も1兆6077億円ですって。
23日より2109億円減ってる・・・。商い閑散。日経平均は膠着相場。

まだまだ海外勢が戻ってきていないようですね。
欧米は9月から新年度、例年レーバーデー明けから
張り切って出動するって言われていますので、今週はまだ早いのかも。
(ただし、昨今はレイバーデーを待たずに8月最終週あたりから
動意づくとも言われていますので、来週からかな)

こう膠着相場が続くとネタがないのですけれど、
私が注目しているのがこのニュース。

サウジ副皇太子が初訪日し安倍首相らと会談へ 改革主導の実力者

http://www.sankei.com/politics/news/160823/plt1608230026-n1.html

8/31~9/3サウジアラビアの副皇太子が日本にやってきます。
ハンマド・ビン・サルマン氏=通称「MBS」

サルマン国王の息子で、このところ話題となっている
サウジアラムコのIPOなどはMBSの発想。
「ビジョン2030」で、脱石油戦略を推し進める意向が示されており、
(油価に頼る財政では今後やっていけないということね)
金融立国としての道を模索していくものと思われます。

で、何しに日本にくるかって、投資してよ。という営業ですね・・・。
アラムコのIPOは失敗が許されないため、この辺りの協力を仰ぐ狙いも
あるのかもしれません。日本を頼りにしてくれるのは嬉しいですが
その後中国訪問するのよね。要は営業行脚・・・。

ですが、安倍首相と会談するわけです。
安倍さん、この機会をうまく利用するんじゃないでしょうか。

サウジアラビアというと「オイルマネー」

2016年前半は原油価格が26ドル台にまで下落し、
資金難に陥ったオイルマネーがこぞって日本株を手仕舞って
キャッシュ化した、とも言われています。

サウジの政府系ファンド(SWF)は通称「SAMA」

日本株の大株主リストからSAMAの名前が消えたというニュースも
話題となっていました。サウジのSAMAも日本株を売っていたことは
間違いないでしょう。

そして、まだ現状の日本株市場で外国人投資家らが
戻ってきているかというと、、、ちょっとはその兆候が
出ているようですけど、まだまだ。商いスカスカですし。

日銀がETF買うってことだけでは株は上がりきらないと思います。
2015~2016年1-7月に10兆円も日本株を売り払った海外投資家が
戻ってきてくれないと。

何が言いたいかというと、交換条件で安倍さんが
日本株を買ってよ、ってうまく営業するんじゃないかな?ってこと。

「オイルマネー日本株物色復活か」などと報道されたらしめたもの。
実際に買うかどうかよりも、サウジの副皇太子と
そういう話をしたってことが伝われば、先回りで物色されるでしょ。

サウジのMBSが訪日するこの機会を安倍首相は上手に利用して
日本株、ドル円の上昇につながるPRに使ってくれるんじゃないかと
期待しているんですけれど、、、、妄想でしょうか💦

そもそもSAMAが撤退したのも原油が26ドルまで下落してしまったことが
背景だったかと思いますが、現在原油価格は47ドル台。まずまず回復しています。
年前半ほどのひっ迫感は薄れたかと思いますが、どうでしょうか。。。

ということで、ドル円を100.23円で買ってしまったのですが、
気が早かったかな。買うなら100円割れかなぁ。

MBS訪日より先にジャクソンホールがあるものねぇ。。。

ポンドドルロングは継続のまま。
***********************

今週末 8/27(土)大倉キャプテンと岡崎さんと札幌に行きます!
是非会いに来てください!!下記よりお申込みいただけます。


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2016年8月24日水曜日

今日もまた100円を割り込むヨワヨワのドル円相場…。

まったく26日ジャクソンホールのイエレン議長の講演に
警戒がない相場となっています。ん?警戒があるからのリスクオフ?

そんなことはないですね。米株は高値もみ合い。

原油も週明け月曜22日に8営業日ぶりに反落となったものの
今夜は再び切り返す動き。
米株高、原油高ですのでリスクオフではない。

※原油急反発の背景はイラン

9月26-28日のOPEC非公式会合に参加の意向、加えて
原油押し上げ協調に前向きな兆候との関係者の発言、だそうです。
1日前には数日以内の5%増産の意向というニュースで
原油下げてたんですけど、、、(;´∀`)


米株高、原油高は基本はリスクオン。
加えて今日はNZドルも高かった。
オセアニア通貨が物色されるときも基本はリスクオン。
高金利通貨に資金が流れる動きは安定した相場で
リスク警戒が後退している時です。

※NZ準備銀行(中銀)のウィーラー総裁

35bpの追加利下げを想定していると語るも、
この利下げ幅が一部の予想より小さかったため、却って
買われる展開になっちゃった。
それにしても追加利下げ示唆なのに上がっちゃうとは?!

ウィーラーさんは同時に
急速なペースで動けば、住宅市場の過熱をあおる可能性がある
との見方を示しており、現在過熱している不動産市場を
さらに過熱させるリスクがあり、大幅利下げができないという
NZの苦悩が透けて見えちゃったことがNZ買いのトリガーとなったのね。

しかし、リスクは後退し、リスク選好相場ムードなのに、
ドル円が安いのはなぜ…。

昨日書いたようにヘッジファンド勢の資金流失が続いているのか、
まだサマーバケーションムードが抜けていないために
夏枯れで日本市場にリスクを取る動きは出てこないだけなのか、
26日のジャクソンホールのイエレン議長講演控えて
このまま100円挟んでの攻防が続くってことなんでしょうかねぇ。

なんかあんまりやる気が起きません。。。
ポンドドルLだけ、地味に継続中。

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2016年8月23日火曜日

オリンピックも終わって、そろそろマーケットにも参加者が戻って
来るんじゃないかと思っていましたけれど、、、
今日の日本市場の東証1部の売買代金は概算で1兆6278億円。
あれれ、スッカスカ。まだまだ閑散相場、夏枯れ状態続いてます。

かろうじて日経平均が+52.37円 16598.19円で終えたのは
ドル円相場が窓を開けて100円台後半まで上昇する
円安があったせいでしょう。

この円安、黒田さんなのかフィッシャーさんなのか。

①黒田さん発言による9月緩和思惑

マイナス金利「さらに引き下げ余地ある」 国債購入の柔軟化に含み
http://www.sankei.com/economy/news/160820/ecn1608200017-n1.html

産経さんのインタビュー記事ですが20日土曜に公表されてますね。
マイナス金利の深堀りを否定しない、、、9月の日銀で
総括の結果、追加緩和の可能性はあり得るというもの。

これが、窓開け円安の一因?
それとも・・・

③FRBのフィッシャー副議長による年内利上げ示唆

米FRB副議長:年内利上げ示唆-経済は金融当局の目標に近づく

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-21/OC9ZLC6JIJUO01

米経済が既に金融当局の掲げる目標の達成に近づいており、
成長が今後勢いを増すだろうと述べ、年内1回の利上げが
依然検討されていることを示唆。


先週はニューヨーク連銀のダドリー総裁やサンフランシスコ連銀総裁の
ウィリアム総裁のタカ派発言もありました。

しかし、これらの材料が整ったわりにはドル円上昇は一時的で
結局またじりじり円高圧力にさらされています。
週末の100.18円から窓明け上昇100.74円で寄り付いた後、
100.90円まで高値があったのですが、、、
NY時間にかけて行って来い、100.20円近辺まで下がっています。

私、窓を開けたものだから、26日のジャクソンホールに向けて
今週はドル高基調になるんじゃないの?!と色めき立って
100.70円台でドル円ロングしちゃったんだけど、大失敗(;''∀'')
100.50割れで撤退しました・・・

やっぱ昨日のブログにも書いたようにレンジでしょうかねぇ。

ひとつ、気になるのがヘッジファンドの動向。

今年は世界の投資家らがヘッジファンドから
巨額の資金を引き揚げていることが明らかとなってきています。

7月には57億ドル(約5730億円)が引き上げられましたが
ヘッジファンドからの資金流出は3カ月連続。
世界のヘッジファンドからの資金引き揚げは過去3四半期で
250億ドル近くに上っています。

その背景にあるのはこれらしい。

「ビッグ・ショート」アイズマン氏、次の標的はヘッジファンド手数料
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-18/OC3F3V6S972E01

要するに、ヘッジファンドの手数料がべらぼうに高いくせに
全然儲かってないじゃん、ってことね。

1-7月のヘッジファンドのリターンは業界平均でプラス2.5%。
対してS&P500種株価指数はプラス7.7%でした。

記事によると、この3四半期で引き揚げられた250億ドルというのは
だ業界全体の運用資産約3兆ドルの1%にも満たないもの。

だから、この傾向がアイズマンの言うように長期化するリスクは
十分にあろうかと思われます。まだまだ余地があるってことね。
というのも、これだけ長く資産流出が続くのはリーマンショック以来
ということで、何か変調をきたしていることは明白。

ヘッジファンドから資金が引き上げられているということで、
彼らはこれまで保有していたポジションの整理を迫られています。
これが、この3四半期の日本株売り、円高の背景にあったとは
考えられないだろうか・・・。

アベノミクス起点の12年11月~2015年5月まで海外勢は
およそ21兆円の日本株を買い越しています。

ところが彼ら外国人投資家は2015年には7年ぶりの売り越しに
転じました。結局2015年は5兆円近くの日本株売り越し。
そして2016年上期も5兆円程度の売り越しです。

2015~2016年上期までにアベノミクス起点からの買いの半分近くを
売ったことになるわけですが、彼らの売りがさらに続くようで
あれば、2016年後半も円高圧力が重くのしかかる、
ということになります。

彼らが日本株を処分する際にドル円相場においても
ヘッジの円売りを外したと考えられますものね。

このヘッジファンドの解約の波、資金撤退は継続するでしょうか。
2016年下期はヘッジファンド勢の動向にも注目しておきたいですね。

続くようなら、まだ保有している日本株があれば売り圧力でしょうし
(対して日銀が買うので、日銀がいい売り場を提供するような
シーソーにならなきゃいいですが)
それはまた、円高圧力でもあります。。。

日本株を買っている外国人勢が全てヘッジファンドということでは
ないと思いますけれど、、、
これも日本株安、円高の一因じゃないかなぁ。


アイズマン氏がモデルとなった映画ビックショート(放題ではマネーショート)
観ましたけど、信念のスタイル貫き通して大金を手に・・・。痛快!
その信念(執念とも💦)のスタイルは大倉キャプテンにも通じるところが(笑)
その彼が次に注目しているのがヘッジファンドの手数料低下、
その過程で何が起こるのか、考えておくことも肝要かもしれません。


さて今週はジャクソンホールに向けてドル高基調が強まるかも、
と思っていたけれど、そうでもないみたい。
今夕ドル円ロングを切った後、ポンドドルロングを作りました。
1.3109ドル。まだドル安が続くというのなら、ストレート通貨は買い。
ということで過去最高のショートポジションが構築されている
(これもまたヘッジファンドなど投機筋らのポジションですが)
ポンドドルなんかがWボトムからの上昇もあるかな?と思って。

これも、打診買いなので、コストであっさり撤退するつもりです。

今週末 8/27(土)大倉キャプテンと岡崎さんと札幌に行きます!
是非会いに来てください!!下記よりお申込みいただけます。


『NYダウ上場記念特別セミナーin札幌』
http://www.yutaka24.jp/?url=/seminars/detail/251


13:00~14:00 第一部:大倉たかし×大橋ひろこ
「本音で言わせて! LIVE」

14:00~14:30 特別セッション:大倉たかし×大橋ひろこ
「NYダウもついに上場! 今注目のくりっく株365の魅力とは!?」

14:30~14:45 休憩

14:45~16:15 第二部:岡崎良介氏
『不確実性下の金融市場』~週明けの日本で戦うダウ365必勝法~

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2016年8月21日日曜日

オリンピックも終了、そろそろ海外勢のサマーバケーションも終わって
マーケット参加者も戻ってくると思われるところに、
26日、注目のジャクソンホールシンポジウムのイエレン議長講演。


慎重に慎重を期するイエレン議長がここでどんな発言をするか、
ってとこが最大の注目です。

先週はダドリーNY連銀総裁と
ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が
9月の利上げの可能性ありと言及したことから、
楽観は禁物かと思われます。

先週水曜に発表された7月のFOMC議事録は、タカ派とハト派と
意見が割れていて、利上げ時期についてバイアスがかかるような
内容じゃなかったことが、一層のドル安に拍車をかけましたが
しかし、7月のFOMCって7月分の雇用統計の数字が出る前の会合ですから
8月5日に出てきた7月雇用統計の数字を織り込んで考えれば
ダドリー総裁とウィリアム総裁の発言意図も見えてくるというもの。

完全雇用状態にある米国、労働生産性の悪化が見え始めている
ことから考えると、利上げできるタイミングを逃すと
米国雇用が今度は悪化するサイクルに入ってしまいかねないわけです。
どうしても年内にはあげておきたいはずですけれどねぇ。。。
ドル安基調で米株も高値圏にある今やらないでいつやれるの。

と思うと、年内利上げを織り込ませるには、ジャクソンホール会合の
イエレン氏講演というのは格好のステージであるわけで、
ひょっとすると、結構タカ派的なコメントになるかもしれない、
と思っていたりします。

そうなると、ドル円相場、一段安もあるかしらねぇ。。。

先週は、日銀のETF購入が無かったことで日本株市場も
力なく推移する結果となりましたが、
これもドル円相場の下落に一因と思われます。

なんか、一説には「札割れ」との指摘があって、
707億円ものボリュームの株を買う流動性がないってことかも。

ETF枯渇で札割れか、日銀買い巡り思惑交錯

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL19HIJ_Z10C16A8000000/

これが本当なら、日銀の買いに対して売り手が足りないってこと。
ETFという形での購入なので、その形で証券会社が売りに出さないと
日銀が購入することができない。。。ってことで、
日銀購入のETF組成が間に合わない、つまり手持ちが足りないという
可能性があるということのようです。

う~む、これがお盆という時期的なものが関係しているのかどうか
わからないけど、それだけ日銀の買うボリュームが凄まじいという
ことに違いはありません。。。。

日銀が買わないことでドル円が再びの100円割れと
なったという指摘はまんざらない話ではないので、
こうした技術的問題による購入見送りだったってことになると
そういう隙を狙ったCTAら短期筋による円の一段高攻めのリスクも
出てきますので、早急になんとかしてね。。。


ただ、100円割れを3度試しても、崩れないのがポイントで
100円割れレベルには見えない買い手の存在を感じます。
夏休みシーズンのマーケットが薄い状況ですので
もっと思わぬ大きな円高があったも不思議はなかったかと
思いますが、下値が固い。

意外と98~101円で下値固めのレンジとなって
上昇に転じていくかもしれません。

その意味では今週のジャクソンホール会合でのイエレン議長の
講演が大注目ですね。

IMM通貨先物ポジションは

円が 56006枚の買い越し 前週比7175枚買い越し
3週連続で買い越し幅増加です。まあ、5万枚くらいだと
あんまり偏っているとも言えないけれど。

ポンドは 94238枚の売り越し 前週比で4,156枚の売り越し増
ポンドの売り越し幅の拡大は7週連続。10万枚近いので
ポンドの巻き返し時期はそう遠くないように思います。

ブレグジット以降となる7月の経済指標が思ったより悪くないことで
ポンドの買いが印象的だった先週の相場。

ポンドドルもポンド円もWボトムとなる可能性もあり、
ポンド円主導でドル円が上がるというような斜め上の展開だって
あり得るかも…。

ポンドは押し目を拾ってみたい衝動に駆られております。。。
ドル円は99円台で買って100円後半で売るというような
デイトレに徹して、ジャクソンホール待ちでしょうか。

今週末 8/27(土)大倉キャプテンと岡崎さんと札幌に行きます!
是非会いに来てください!!下記よりお申込みいただけます。


『NYダウ上場記念特別セミナーin札幌』
http://www.yutaka24.jp/?url=/seminars/detail/251


13:00~14:00 第一部:大倉たかし×大橋ひろこ
「本音で言わせて! LIVE」

14:00~14:30 特別セッション:大倉たかし×大橋ひろこ
「NYダウもついに上場! 今注目のくりっく株365の魅力とは!?」

14:30~14:45 休憩

14:45~16:15 第二部:岡崎良介氏
『不確実性下の金融市場』~週明けの日本で戦うダウ365必勝法~


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2016年8月19日金曜日

注目していたFOMC議事録ですが、、、どちらかというとドル安を招きましたね。
市場との対話というエッセンスはなかったです。
意見が割れていたという事実が明らかになっただけ。
議事録を受けて、市場はドル安に傾きました。
要するに、ほらね、やっぱり利上げはかなり先になるでしょ、って反応。

7月FOMC議事録

米FOMC、一部メンバーが早期利上げ支持=議事要旨
http://jp.reuters.com/article/usa-fed-idJPKCN10S1Z7?il=0

メンバーの一部が早期の利上げが必要との考えを示していたが、
ただ数人は先行きの雇用のペース減速は、近い将来の利上げに反対する理由となる


要するに利上げが早期に必要かどうかで見方分かれたってことで
バイアスがかかった内容ではなかった。

しかし、マーケットはドル売り反応。

ブラード・セントルイス連銀総裁が
「米利上げは今後2年で1回」との予想を再表明したことも
影響したかと思われます。

やっぱ、米国がドル安安定で株価を支えたいという基本スタンスは
変わらないのか、、、しかし、米株史上最高値更新、原油下落リスク払しょく、
さらに過度なドル高はかなり修正されている今、利上げを織り込ませる動きを
見せなかったら、いつ利上げできるんだ、という疑問も。。。

ということで、その疑問は8/26のジャクソンホールでのイエレン議長の
講演内容を確認する形となります。

まあ、今オリンピック真っ只中です。
相場は閑散、本格的に動意づくのはオリンピックが終わる来週以降と
いうことになるんでしょう。

今日は杉村富生さんと久しぶりにお話する機会がありまして、
なかなか面白いなぁと思いましたのが、
8/11山の日の祝日は、2/11と祝日の在り方が同じだったため(その週がSQ)
海外投機筋から円高アタックがあるかもしれないと身構えていた向きも
多かったかと思いますが、意外に平穏でしたよね。
海外勢が山の日祝日を知らなかった、というオチ。
それで例年通り、お盆にアタックしてきたために今週100円割れとなったと。。。
事実確認はできませんが(笑)なるほど、って感じでしょ。

しかし、今夜も原油が高く(9月アルジェリア非公式会合での増産凍結期待)
米株は史上最高値圏を堅持、なぜドル円と日経平均だけ安値放置なんでしょうね。

今日は財務相、日銀、金融庁が情報交換会合を開催、円高けん制に動いていますが
これが抑止力となっているのか…。ならば日銀がETF購入すればいいじゃないか、
と思うんだけど、今日も日経平均が259.63円安となったのにもかかわらず
日銀はETFを購入していません。。。今週は16日火曜にも日経が270円安となったのに
日銀動かず、、でこの日に足元を見られた格好で100円割れとなりました。

午後の株安招いた「法則」の崩壊  :日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO06209510Y6A810C1000000/

お盆休みなんでしょうかねぇ。

100.07円でドル円売ってます。短期的に。99円ローまであるかな。
来週からは日本株、ドル円買おうと思うけど。。。

ポンドドルが強い(ドル安だしね)
大底つけたかな??と注目していますが、高値追いはしたくないので静観。

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来週土曜日 8/27 札幌に行きます!是非会いに来てください!

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2016年8月18日木曜日

100.36円でドル円ロングしたんだけど、欧州時間からじりじり下げてきちゃって
100.15円まで円高進行。一時101円台乗せたんだけどなぁ。。。101.15円
大倉キャプテンは100円台半ばでロングしたドル円をきっちり利食って
101.11辺りで途転ショートにしているみたいだわ。さすがね(*'ω'*)

私は利食いに失敗し、101.50円で手仕舞いです。ほとんど利益なし~。
まだまだ円高トレンド健在、上がったら売らなくちゃダメな相場なのね。。。

いや、解ってるんだけど今夜のFOMC議事録でタカ派的内容でも確認されれば
もう少し上がるかな~と期待しちゃってたわけ。
意外にあっけなくドル円上昇は失速しちゃいました((+_+))

日経平均は今日はさすがに反発しましたけれど、上昇力は小さかった。
まだ盆休みムードが残っているようなセンチメント。
商意はそこそこ盛り上がっていましたが、自律反発の範囲内ですねぇ。

ユーロドルは完全にレンジ。

豪ドルドルやキウイドルなどは調整局面でしょうか、下落がキツイ。
オセアニア通貨にはドル高バイアスが強いように感じます。
だからキウイドルロングをしっかり手仕舞って置いたのは正解!

この後3:00に公表される7月のFOMC議事録を確認するとしますか…。
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2016年8月17日水曜日

なんで今日16日火曜は日経平均が273.05円も安かった相場なのに
日銀のETF買がでなかったんでしょう。。。

日銀は8月4日と10日にETFを従来のおよそ倍額の707億円購入していますが、
どういうルールで購入しているんでしょうか。
単純に前場一定の下落幅を確認したら後場に出るとか、、
そういうことでもないってことか。
それとも今日はお盆休み?

日銀のアシストを期待して株やドル円をロングにしていた向きも
あったかと思いますけれど、今日は肩透かし。

その影響も多少あったんでしょうか。
ドル円相場は支えなく、東京時間に100円割れぎりぎりまで下落していましたが
結局欧州時間に100円割れを示現。99.53円まで円高ドル安が進行しました。

その後、NY時間にはいって21:30の米指標をきっかけに反発、
現在は100.52円まで巻き戻されています。

1円くらい軽く動いちゃう相場、波乗りが上手な方はこういう相場でも
上手く幅抜きできているのかな。。。私は見ているだけです。
ちょうど仕事しているときに100円割れ示現(大倉キャプテンとセミナー中)
その後食事しているときに猛烈に100円大台回復の上昇
動いている時にトレード環境にないと怖い相場だよね。。。

ドル円も100円割れならユーロドルは1.1202ドルまで上昇、
ステージを切り上げた感じがあります。
豪ドルドル、キウイドル、ポンドドルアドも上昇していることから
全般ドル安が来ていたわけですが、それも、NY時間の指標以降、一服中。


しかし、不可解なことばかりね。
日銀はどういうルールでETF購入しているのか。
なぜ、あんな指標でドルが巻き返したのか。

21:30指標

①7月米消費者物価指数(CPI)前月比横ばい(予想通り)
食品とエネルギーを除いたコア指数 前月比0.1%上昇(予想0.2%上昇を下回る)
→悪い結果

②7月米住宅着工件数 121万1000件(予想118万件上回る)
→ちょっと良かった

③7月米建設許可件数 115万2000件(予想116万件下回る)
→ちょっと悪かった

④7月米鉱工業生産 前月比+0.7%(予想+0.3%上回る)
 6月分+0.6%から+0.4%に下方修正。
→良かった…??前月分下方修正分より今回は良かったとみるべきか。

※7月設備稼働率 75.9%(予想75.6%をやや上回る)

一連の指標、それほど強いって印象でもないですけれどねぇ。。。
これで、100円割れから100円回復の反発とは・・・?!

あ、同時刻にダドリー米NY連銀総裁の発言が伝わったようです。

「利上げの時期にじわじわと近づいている」「9月の利上げはあり得る」
「状況を考慮すると米10年債利回りはかなり低い」

この発言がきかっけか。
しかし、9月利上げがあり得るとかいかに?!

今のリスクは「市場があまりに米利上げは遠い」と思い込んでいること。
明日発表のFOMC議事録次第では、かなりのドル巻き返しがあるかもしれません。

ドル円の日足チャートも、今回の100円割れが下ひげになるようであれば
トリプルボトムとなる可能性。
まだまだ、大きく上昇する力はないと思いますが、
これ以上の下攻めもリスキーな局面じゃないかという気がします。
ちょっと買ってみようかな…。

さすがに明日日本株下げて日銀が黙っているようならだめだけど、
明日日経が安ければ日銀のETF購入が出てくるでしょう?!
(大倉キャプテンは今日もそれを見込んでロングしてたんだけど。。。💦)

そうそう、今日の日本株の空売り比率、43.1%まで上昇してます。
過去最高は6/10の47.1%(メジャーSQの影響)
7/8 44.1%
8/3 43.7%

に次ぐところまで上昇しています。
踏み上げ相場も近い?!

それからチャート。

※ドル円日足チャート



テクニカル的にもまだまだ弱く(;'∀')移動平均下向き、MACDシグナルクロスできず再下落)
ひげくらいしか、買う根拠ないんだけど、、

でも、ユーロドルが今夜の上昇で、いったんは上値目標達成した可能性も。

※ユーロドル日足チャート



ピンクのラインはユーロドル相場が上昇トレンドにあった時のサポートライン。
ここがレジスタンスラインとなってしまう可能性も。
今夜このラインにぶつかって上昇が止まっています。

ユーロドル上昇が一服ということは、ドル円下落一服ということになるか、、、
ってとこに注目ね。イベントとしては明日のFOMC議事録です。
今夜のダドリーさん発言も9月利上げあり得るなんてちょっと突拍子もない
強気スタンスに驚きますが、議事録でタカ派的内容が確認できれば
ドルの巻き返しが大きくはいるかもしれません。

ということも考えて、0.7219キウイドルロングは 0.7262ドルで手仕舞い。


************************

今夜の全面ドル安ってだけでなく、ポンドには買い材料も。

7月英消費者物価指数(CPI)前月比▼0.1%(予想どおり)
前年同月比では+0.6%上昇(予想+0.5%上回る)

7月英小売物価指数(RPI)前月比+0.1%上昇(予想▼0.1%上回る)
前年同月比+1.9%(予想1.7%上回る)

7月生産者物価指数 +3.3%(予想1.0%上回る)

7月英卸売物価指数(PPI)コア指数
前年比+1.0%(予想+0.8%上回る)

比較的大きなポンド買いとなっています。
ポンド、Wボトムで巻き返しなるか?!

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2016年8月16日火曜日

ドル円相場、ヘロヘロですねぇ…。

例年8月は円高になりやすいなどと言いますが
(15日が米国債償還、利払いなどが指摘されていますが
 昨今は再投資されるためあまり為替に影響はないとも。
 実際昨日15日に特に円高圧力が強かったという感じもなかったですね。)

やっぱり今年も円高か。
というか、今年2016年は1月からずっと円高だけど。

4─6月期実質GDPは年率+0.2%、
http://jp.reuters.com/article/japan-gdp-june-idJPKCN10Q007?il=0

円高に加えて、中国人による爆買いも規制強化でほぼブーム終焉。
これで消費税増税を延期しなかったら。。。恐ろしい。

16日火曜東京時間、ドル円相場は100.25円まで円高進行となっています。
100円割れは覚悟しておいたほうがよさそうですね。

米国側からのアシスト(利上げ思惑が強まる材料)も弱い。

昨日発表された8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数、
▼4.21(予想+2.00)かなり悪いよねぇ・・・。


Twitterで @NYstockinfo(https://twitter.com/NYstockinfo)さんがつぶやかれていましたが

米国株が先週は3指標揃って史上最高値更新したりしていますが、
どうやら、中国からの資金流入があるようです。

以下ツイート引用

「米株の高値更新の理由の1つはチャイナマネー。中国バブル破裂を警戒し、中国人のキャピタルフライト(構図はキャピタルフライト⇒人民元安)が進み、米国株に流れている。米株が安全な投資先として見られているため、直近バリュエーションが上限近くまで達しているにも関わらず買われている模様。」

チャイナといえば昨日上海株がにょきにょき上昇して驚きましたが、




同じく@NYstockinfo さんのツイート。

「中国は貸し出しレートがまだ高いから、年末に向けRRRを引き下げるとの観測。
 今年3月以降、外貨準備の減少が落ち着き気味のほか、PPIの伸び率が減速しており、RRRを1%~1.5%ポイント程度引き下げる余地があるとみている模様。」


ということです。おっと中国動意づいてきたのは預金準備率引き下げ観測?!
テールリスクとしてその動向が常に注目されている中国ですが、、、

今年は2月上海で開催されたG20 で裏合意があったとされる上海合意(ドル高抑制)
そして3月開催の全人代で2016-2020年の5か年計画、
成長率6.5%以上、交通網整備に2兆元(34兆円)を投じる、
と発表がなされてから、中国市場は比較的落ち着いていて
あまり話題にならなくなっていましたが、
さらにバブルを醸成するような方向に動いているってことなのかしら。。。

まあ、中国が元気でいてくれるほうがマーケット的には
ポジティブなのですが・・・

ドル円相場は様子見で。。

*****************************

さて、トレードですが。キウイドルを買いました。
0.7219ドル。ドル安なので、ストレート通貨ロングがいいかと。

先週利下げ後、材料出尽くしで急伸したのちに調整局面入りと
なっていましたが、再上昇の兆し。

アングル:NZドル高に歯止め掛からず、通貨安競争で完敗
http://bit.ly/2bm64xM

過剰流動性相場ですので、相場がリスクテイクに傾くと
わずかでも金利があるほうに資金が流れるだろうと思うので。

チャイナマネーが米株に向かうのも同じことですね。

ただ、明日発表される7月のFOMC議事録には警戒しております。
年内利上げがあるのかないのか、いよいよ年後半入りで
注目度が高まってきますが、
あるとすれば9月か12月と言われてはいるものの
金利先物市場ではほとんど利上げの可能性を織り込んでいません。
もし、FRBにその気があるなら議事録をもって対話を試みる
可能性は否定できません。これまでにもありましたよね。
実際のFOMCとは随分違ったトーンの議事録になることが。

もし、議事録がタカ派的トーンが強まれば現在のドル安ムードが
一時的に払しょくされて、リスク資産は調整を強いられるかも。

議事録を甘く見ないように。。。

あ、今夜はフォンテラのにゅ製品価格オークションですね。
NZドルロングもコスト割れで撤退します。
で、安値を再度拾いなおすつもり~
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2016年8月14日日曜日

先週11日木曜って、米株3指標がそろって史上最高値更新していたのね。

ダウ平均: 18,613.52
S&P 500指数: 2,185.79
ナスダック総合指数: 5,228.40


米国株式市場、17年ぶりの出来事
https://kabukeizainani.blogspot.jp/2016/08/blog-post_12.html#more

おなじみ@kamada3さんのブログです。

~1999年の12月31日が最後ということですから、正に17年ぶりの出来事です。
3ヶ月後です。2000年3月、インターネット株バブル(ドット・コム・バブル)が弾け、
米国株式市場は2年間の低迷相場~

米国株式市場、17年ぶりの出来事
https://kabukeizainani.blogspot.jp/2016/08/blog-post_12.html#more

ひょえ~17年ぶりの米株3指標、史上最高値更新、
17年前には3か月後にITバブル崩壊でしたか。。。覚えておこう(;''∀'')


それから、この記事も↓なるほど、今何が起きているのかよく理解できて勉強になります。

◆日本株「みせかけの好調」の後に来るもの
17年ぶりの「異様な高値」が示す真実

http://toyokeizai.net/articles/-/131595?utm_source=morning-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2016-08-14

①NT倍率の拡大(大型株優勢なのか、中小型株が優勢なのかを判断できる)

日経平均(N)をTOPIX(T)で割ったもの。8月12日現在では12.78。
1999年以来、約17年ぶりの高水準まで上昇

~日銀ETFで機械的にTOPIXや日経平均を購入するということは
ファストリなど日経平均の構成比率が高い銘柄に先回り的な買いが入りやすい。

(トヨタ構成比率 TOPIX 3.90%、日経平均 1.38%=合計5.28%。
 ファストリ比率、TOPIX 0.32%、日経平均  8.79%=合計9.12%。)

TOPIXが時価総額型、日経平均は単純平均株価。
日銀が日経平均型のETFを買う場合、その個別株ごとのウエートに応じて、
株価が高い銘柄ほど多く買わなければならない。

ということで、ウエートが高く寄与度が高いファストリなどが買われる結果、
日経平均はTOPIXより上昇しやすいということで、下値固いわけね。

これがドル円相場との乖離を生んでいるともいえます。

②日経VIの急低下


日経VIは7月29日に30p台だったが、会合内容が伝わると一気に26p台まで低下。
その後もじりじりと低下し、12日にはついに18.45pと今年最低水準~

日経VIの低下は何を意味するか。
通常であれば、ボラティリティの低下は先行きに対する不透明感が
払拭されているというポジティブ解釈でOK。

でも今は・・・。

日銀ETF買入幅の拡大によって下値不安はほぼ無くなったが、
上値も重く狭いレンジでの推移となりそう」という投資家心理からの
ボラティリティ低下ではないかとの分析。

記事には日経VIは下落局面だけ上昇するわけではなく
2013年前半のように強い上昇局面でも上昇する傾向がある。とあります。

つまり、決してポジティブな意味でのボラ低下ではないかも、、、ということ。
これも、日銀ETF砲が背景にあるということですね。


③ドル建て日経平均好調

12日の終値1万6919.92円を12日15時時点のドル円レート102.14円で割ると165.65ドル。
年初来高値更新、昨年の高値水準である6月24日の169.13ドルに迫っている。

~円高推移にも関わらずドル建て日経平均がこの水準に位置していることは、
企業が円高への耐性を高めたこともあるが、円高で本来下落する局面でも
日銀がETF買入で日経平均を下支えしていることが大きく影響している。~

コラムから簡単にポイント引用してまとめましたが、
要するに日銀ETF砲が特定の株価を押し上げてインデックスが支えられている、
ということで、ドル円相場はこれについてきていないってことですね。

ちなみに別の日経記事によるとファストリのPER予想株価収益率は86倍。
米ギャップ(13倍)やスウェーデンのH&M(23倍)など、世界のライバルとは
比べようもない水準(買われすぎ)

~だが、その裏で米年金などが「株価形成が不可解」として、
日本株離れを加速するリスクが高まっている。

ということで、やりすぎると裏目に出るリスクはあるよね。

まずはドル円が付いてこないことには…。

◇まだまだドル円相場は脆弱です。

日銀のETF6兆円砲も、株式市場の下支えにはなるものの
ドル円相場を支えるまでには至っていません。ドル円相場には「ドル」サイドの
材料も大きな影響を及ぼすためです。つまり米国利上げを巡る材料ということね。

週末12日金曜NY時間は、ドル円が100円台に突っ込む急落。

米小売売上高や米生産者物価指数が弱い内容となり、利上げ思惑後退です。

※7月の米小売売上高は総合で前月比変わらず(予想+0.4%)
 自動車除くコアでは▼0.3%(予想+0.1%)

※7月米卸売物価指数(PPI)前月比 ▼0.4%(予想+0.1%)
 食品エネルギー除くコア ▼0.3%(予想+0.2%)

※8月米消費者態度指数速報値 90.4(予想91.5を下回る)

FEDウォッチ、この数字をうけて
12月までの利上げ確率は前日の52%から43%と50%以下に低下

ブラード・セントルイス連銀総裁発言
・景気の回復循環の動きは基本的に終了。
・今後数年は1回の利上げに留まると予想。

年内12月に1回あるかないか、ってとこですかねぇ。

ドル円と日本株の乖離が気になって、加えて@kamada3さんの記事
米株3指標がそろって史上最高値更新17年ぶり、、、その後、、、が気になって
どうもリスクテイクが怖い局面に入ってきたと思うんだけど、
本当のバブルがはじける時って、こんなにみんなが怖い怖いいう時じゃなくて
皆がまだまだ上がる!!行けイケーとなっている時なので、
まあ、もうしばらくはぐいぐい上がっちゃうんでしょう。

前述引用させていただいたブログ主@kamada3さんも
~「マーケットの天井では弱気論、警告など聞こえてこない」、という言葉がありますから、
現在のマーケットには、まだ上げる力が残っていそうです。~
と書かれていますね。


お盆明けはドル円100円割れがあれば買いたいですが、
日経平均も押し目買いで行きますか。

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2016年8月12日金曜日

今夜8/11(木)の米株、原油が踏み上げ相場の様相。

ダウなんか最高値更新してます。

原油がものすごい勢いで上昇しているんだけど、
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国が
増産凍結を協議するとの思惑が価格を押し上げているようですね。

原油先物上昇、OPEC加盟・非加盟国が安定化に向け協議へ
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1AS48S


この噂は先週6日土曜にすでに出ていたんだけど、

OPEC増産凍結協議、9月に再開へ=関係者
http://jp.wsj.com/articles/SB10393880222517763866104582233310853967908

今夜はサウジのエネルギー相が言及したことに反応しているようです。

原油が上がるとダウも上がる。。。。?!
その相関はイマイチ腑に落ちませんが、
原油安のほうがリスク、って相場になっちゃったってことでしょうか。
ダウ構成銘柄のエネルギー企業の業績が悪化するとか、
ジャンク債市場に再び暗雲、といった懸念の払しょくで株高ってことか、
シェブロン、エクソンモービルなど石油株が買われている模様。

今夜は日経平均CFDも上昇していますし、欧州株も強い。

これを過剰流動性相場と言わずしてなんと言う。。。

ここからさらに米株が上昇すれば、それこそバブル形勢ですね。
債券市場はすでにバブルですが、株は今から?
そしてさらに遅れてコモディティもここからスケールの大きな上昇が始まって
バブルが形成され、壮大にはじける、、、
ってのが今年年末にかけてのシナリオかもしれません。妄想だけど。。。

それだけ、市場は米国の利上げはないと舐めてかかっているってことね。
労働生産性の悪化、GDPの悪化、、、そして米国以外の国の利下げに追加緩和。
ドル高を招きたくない米国が利上げできるわけがないと。

利上げはせずとも、バブルとならぬように当局者の発言がタカ派的になるかもしれません。
8月のジャクソンホール、イエレンさんはタカ派的メッセージを送って
株が必要以上に上がらぬようにけん制するかも。

で、そこで下がったらまた買いのチャンスね。たぶん。

しかし、今夜の米国市場でこんなに動くとは思いもよらなかったので
何もしていません。。。どちらかというとリスクに備えていたんだから(´Д`)

11日木曜山の日祝日。そして金曜がSQ。このパターンが2月と同じということで
2月の急落が思い起こされます…。日本の祝日は投機筋のおもちゃになることが多い。
しかし、今回は何もしかけてきませんでした・・・(笑)

構えているとなんにもないものよね。
油断しているとやられる。。。うむ~。

明日の日本株も堅調でしょう。

しかし、ドル円はほとんど動いていません。101.50円アラウンド。
若干円安気味ですが、、、、

株は強いがドル円は弱い。
このパターン、ずっと続くのかしらね。
少なくとも9月の日銀が近づくまでは小動きか。
それとも、何かをきっかけに出遅れで猛烈巻き返しもあるかしら・・・。

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今朝、早朝NZは予想通り0.25%利下げしました。過去最低の2%へ。

利下げなのに、NZドルは発表の瞬間に0.72台前半から0.73台半ばへと窓を開けて急騰。

利下げは100%織り込み済みでしたので、材料出尽くしってことだと思うけど
利下げなのに窓開け上昇って変なの。

ウィーラー総裁は声明で、インフレ率を目標圏(1~3%)の中間付近に回復させるため
「さらなる政策緩和が必要だろう」と述べ、一段の緩和を示唆。
世界各国で金利がマイナス圏にあり、高金利通貨であるNZドルに
上昇圧力がかかっていると説明、「相場の下落が必要だ」と強調した~

て、普通の環境なら、追加利下げ示唆なので、急騰はないと思うんだけどねぇ。
金余りなんだよねぇ、おそらく。

ただ、その後じりじりと急騰した分を削る展開です。
でも、今の地合いだと押し目は買われて再上昇するんでしょう。
0.72ドル割れがあれば拾ってみようかな。
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2016年8月10日水曜日

昨日のブログで

米国の4-6月期非農業部門労働生産性速報値が
前期比年率▼0.5%と、プラスに改善予想に反して
3四半期連続のマイナスとなったことなどが挙げられているようですが
これって、そんなに注目後が高い指標だっけ__?


ってアホなこと書きましたけど、上記撤回!!

これ、米利上げを占う意味でかなり重要な意味を持っていることが分かりました。

以下、亀井幸一郎さんのレポ参照~

「米利上げへの障害となる労働生産性の低下に金は反発、1350ドルに接近」

http://www.jgma.or.jp/wp/daily/

雇用統計は足元2カ月連続で20万人を超えていて、
企業は雇用を増やしていることが確認できますが「生産性が低下」している・・・。

これ、要するに先行きの企業収益を圧迫することにつながるのね。
企業業績に響いてくるとなれば、雇用も減らすでしょ。
つまりゆくゆくは雇用統計だって悪化するリスクがある。

生産性の低下が業績に影響を及ぼせば
現在絶好調の米株価だって、いつまでも安泰ではない。

つまり、3四半期連続で生産性が落ちている中での利上げなんて到底無理でしょ、
っていうのが市場の反応ってわけね。だからドル売りになった。

ドルインデックスは再び下落に向かい、ドル円も下落へ。。。


それと、明日は山の日で祝日、市場はすでにお盆入りでしょうか。
東京時間午前にドル円が意味もなくスコーンと101円台前半へと大きく下落しています。

別にこれと言って円高要因となる材料が出ていないんだけど、、、。

雇用統計で年内利上げもあるか?なんてムードがちょっとだけ盛り上がったけど
あっけなく打ち砕かれました。日本株は今日も日銀がETFを707億円程度お買い上げ
とのことで、それほど下がりません。今日10日の日経平均は ▼29.85 16735.12円。

日本株の下値は固くなっていますが、ドル円が上値が重すぎる、、、。

明日の祝日、早朝6:00にNZの政策金利発表があったりしますので、
マーケットが薄い中キウイ円主導で荒れるかもしれません。

明日は早起きして、ドル円、クロス円深堀りする下落があったら拾おうかな。。。
私が早起きするといいことないんだよな・・・・

まだ静観中です。


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日経平均は堅調です。

日経のこんな記事も面白い。

強気誘う「6・6・6」 動くか18兆円、市場にゆがみも
http://www.nikkei.com/article/DGKKASGD08H7W_Y6A800C1EN1000/


会員限定記事ですが要約すると…

~日銀の追加金融緩和をきっかけに株式市場で強気な見方が浮上している。

①日銀6兆円ETF購入

7月日銀会合で決定。

②外国人による日本株6兆円買戻し

外国人は現物・先物合計で年初からブレグジットの6/24まで
日本株を約6兆円売り越していた

③上場企業6兆円の自社株買い

2015年度の自社株買い実施額は5兆3131億円。
株主重視の流れのなか、16年度はさらに増えるとの見方。

ということで、
18兆円規模の日本株買いが起きるんじゃないかという観測。

私も今週のSQ、それから例年意識される15日に向けての
円高アノマリ時期を無事こなして、そうねぇ26日のジャクソンホールでの
イエレン議長の講演などのイベントでも、米株が崩れずに高値更新できれば
日本株はさらに弾みがついて年末高となると思ってます。

足元はまだ、夏~秋のリスクに備えて極力ポジションを減らしてます。
8~9月の年間パフォーマンスが最も悪いですからね、、、
まあ、、、ドル円や日本株に関していえば2016年は1-7月にもうすでに
十分下げたともいえますが(;^_^A

それでも、やはりドル円はまだ不安定ですよね。

今日は再び101円台まで下落しました。
9日東京株式市場で日経平均は+114.40 16764.97円だったのに、
ドル円相場は102円台で膠着、17:00以降ずるっと値を崩して
NY時間に101.80近辺まで円高進行。

背景には米国の4-6月期非農業部門労働生産性速報値が
前期比年率▼0.5%と、プラスに改善予想に反して
3四半期連続のマイナスとなったことなどが挙げられているようですが
これって、そんなに注目後が高い指標だっけ__?

この指標が原因、ってことではなくて、落ちるべくして落ちたという印象
だけど、株と日経平均の股裂き相場が始まるのかしらね?!
まずは、今週末のSQに備えてまだリスクテイクせずにおります。

こんなリスクもあるんです。

「ドル不足」懸念再燃 銀行間金利、7年ぶり高水準
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05898860Q6A810C1EE8000/

警戒必要な邦銀のドル調達コスト上昇
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO04548100X00C16A7EA1000/
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今日はポンドが一段安。

約1カ月ぶりに1.30ドルを割り込んじゃいました。。。
やっぱり1.20ドルを目指す展開なのかしら…。

①今日は6月英貿易収支が発表されました。
 124億900万ポンドの赤字(予想100億7500万ポンド赤字よりも弱い)

②6月英製造業生産指数
 前月比0.3%低下(予想の0.2%低下を下回る)

英景気、大丈夫でしょうか。

来週にはブレグジット後の英経済の状態を示す経済データが
発表されるとあって先取りでリスクを織り込んでいるのかもしれません。

15日17:30 英消費者物価指数
      小売物価指数
      生産者物価指数

17日17:30 失業率 失業保険申請件数
26日17:30 4-6月期GDP

それからMPCのマカファティー委員が英紙タイムズへの寄稿で、
一段の利下げと量的緩和(QE)が必要となるだろうとと述べたことも
今日のポンド安を助長したようです。

ポンドショートは過去最高水準にまで積みあがっているようですが
まだ踏みあがるようなところまで来ていないみたい。

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