2018年7月31日火曜日

日銀、7月会合での修正はない、あるいはあってもETF買い入れ比率変更に
留まるとの見方が大勢でしたが、ETFだけじゃなくて、金利の柔軟化も
一気に発表しちゃいましたね。

私もETFのみかと思っていましたので、長期金利の上振れ容認まで
セット出てきたことには、多少驚きましたが、市場の反応は何と円安。

新たにフォワードガイダンスを導入し
「~当面の間、現在の極めて低い長短金利の水準を維持することを想定している。」

と、強力な金融緩和政策が長期化することを改めて確認するものとなったこと、
また、今回は20日金曜の複数のメディアから飛び出した金利柔軟化検討の
観測記事によって、先にドル円相場が113円台から110円台へと下落しており、
すでに緩和修正は3円近くもの値幅で織り込まれてしまっていたと
見ることができますね。
フォワードガイダンス導入で、この先はサプライズでの変更がないという
安心感もプラスに働いたものと思います。

日銀、金融緩和運用柔軟に 長期金利の変動容認

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33606360R30C18A7MM0000/?n_cid=DSTPCS001

長期金利上昇容認という事実だけを切り取ってみると円高要因ですが
その幅について黒田日銀総裁は会見で、プラスマイナス0.1%の倍程度を
想定しているとし、0.2%程度まで上昇を容認すると回答しており、
倍まで許容するとはいえ、1%未満のミクロの世界。
これで、もろ手を挙げて円買いしたくなるようなレベルじゃありません。

また、こうして柔軟性をもたせることで
「金融緩和策は長期継続が可能になる」ということを強く押し出したものであり、
これは円売り要因と捉えてもいいでしょう。

日銀関係者からのリークによって、先に市場に織り込ませ(対話し)
フォワードガイダンス導入で、サプライズはもうやらない、
そして、物価の安定のために緩和政策の長期化をコミットメントした、
という今回の政策の修正は、鮮やかだった、と思います。

為替市場は、日銀発表後に円高を見舞うことなく
円安に動き出した、ということが、その評価と言っていいでしょう。


さて、111.50円を越えたら逆張りでドル買いを考えていましたが
これを実行しています。

※ドル円日足~大循環分析では帯でサポートされて5日線が反転。
RCIも中期線、長期線の二重天井に加えて短期戦が反転上昇。
絶好の買い場でしたね。


さらに、ドル円ロングよりずっと前のタイミングでユーロ円をロングしています。

コストは130.17円。

場中の考えやポジション変更についてはTwitter参照。
https://twitter.com/hirokoFR

日銀発表後、ドル円だけでなくてクロス円全般上昇していますが
ユーロ円のチャートもドル円同様すごくいいんですよね。

※ユーロ円日足



ドル円相場は、反転上昇しましたが、ひとまず日銀リーク前の高値
113円台ターゲットで、それより上に行けるかどうかはワカリマセン。
8月に入るといよいよ日米貿易交渉(FFR)がスタートします。
決して円安要因ではありませんので、どちらかというと円高リスクに
警戒しなくてはなりません。
ドル円ロングは前回高値付近にまで上昇したら手仕舞います。

ということで、ドル円が膠着するのに、ユーロ円が上昇しそう、、、
ということになると、ユーロドル相場がこれから上がるのかなぁ、、、
と思うのですが、何がトリガーとなってユーロドルのレンジが
上方ブレイクするかはわかりません。

今日31日夕刻からユーロドル相場はじり高推移となりましたが
NY時間に入って、上げ幅をすべて失う下落となってます、、、。

ユーロドルも1.1717ドルで買ったんだけど、、、、
これはNY時間の下落で、コストで撤退。
1.1745ドルまで上昇したんですけどねぇ。。。。利食い損ねた。
というか、レンジブレイク狙ってたので、がっかりです。

ユーロ円は、ドル円に支えられて上昇しており、
ドル円とユーロ円ロングはうまく行っています。

日銀の緩和修正は大きなトレンドとなるような材料ではありませんので
事前に警戒された分が、取り戻される程度の上昇かな、と思っています。
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31日火曜発表の日銀の金融政策決定会合前日なので
どうにも動きにくいとしかいいようがないのですが、
30日月曜日も日銀は指値オペを実施しました。

しかも14:00に。

ただし、午前からの債券市場の値動きで、今日も日銀が動くだろうという
観測は出ていましたので、想定内)

日本国債長期債利回りが1年半ぶり0.110%に上昇。
前営業日比1.5bp高、2017年2月3日以来。

日銀は27日金曜に0.105%で指値オペを実施していましたので
今日30日も14:00指値オペの可能性は市場関係者の間ではコンセンサスと
化していたので、あまり相場には大きな影響がありませんでした。

むしろ、ここで指値オペしないと整合性が取れない
との市場の声がありましたね。

日銀、指し値オペで金利上昇抑制 1兆6403億円「実弾介入」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3356575030072018I00000/

それでも、ドル円相場は膠着の様相を呈しており、
為替市場を大きく動かすような材料ではなくなってきた?!
ッてな印象もあります。

これぞ日銀が望んだ(かもしれない)「市場との対話」
なんでしょうか。。。一部には日銀の緩和政策の柔軟化、というのは
日銀関係者からのリークであり、出口に向けての地ならしのために
あえてメディアに政策修正の可能性をリークしたとの見方もあります。

それでもドル円相場はレンジの域を出ない、、、、

ということで、ポジションはフラットのまま。
ドル円はレンジブレイクの逆指値狙いです。

、、、、明日の会合まち。

2018年7月30日月曜日

米国4-6月期GDPは、結果4.1%。大変いい数字には違いありませんが
GDP発表後、ドル売りとなりました。

※ドル円、ユーロドル15分足


赤い縦ラインがGDP発表時。

トランプ大統領が事前にTwitterで
Best financial numbers on the Planet
「地球上で最も良い経済数値だ。」

とtweetしていたこともあって、ハードルが上がり過ぎていました。
一部に4.8%とか5%成長の予想まで出ていましたので
ややコンセンサス通りの数字に失望した印象。

かといって、4.1%の数字は決して悪いわけではありませんので
大きく売り込まれるという風でもなく、
事前に期待が高ぶって買われた分が剥落したという相場でした。

結局、111.50円の高値を超えアセンディングトライアングル突破と
色めき立った上昇が全て行って来いで剥落した後は、再びレンジです。

このレンジ相場が次に動意づいてトレンドとなりそうなのが
今週30-31日の日銀の金融政策決定会合ですね。

市場には様々な憶測が飛び交っています。
G20があった週末に日銀の緩和修正観測記事が飛び出したことから
日米のコンセンサスとなっているとか、
113円より円安は認めないというシーリングができたとか、、、。

金利上昇に幅を持たせるのか。
ETFの買い入れ配分を見直すのか。

どちらにしても市場の期待は膨らんでいますので
31日の7月会合では、今回の修正がなくても、何か黒田総裁からの
言及はあろうかと思いますが、気になるのは、観測記事が出てから
日本国債長期債には上昇圧力がかかっており、
日銀は2回も指値オペを実施しているということ。

まずは先週月曜、観測記事が出てから最初の営業日。
そして27日、週末金曜日です。
これまでで6回目となる指値オペですが
月に2回の指値オペ実施は初めて。

しかも、過去4回の指し値オペ水準の0.11%を0.12%や0.13%に、ではなく
0.10%に1bp引き下げたことが気になりますね。

市場の思惑を潰しにかかっています。
日銀の緩和修正が決定していないのですから当然と言えば当然ですが、、、。

一部にはこんな見通しもあります。

来週の日銀決定会合、「セル・ザ・ファクト」で円売りの機会か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-26/PCGAZ76JTSEK01

どちらにしても、あれこれ予想しても仕方ありません。
動いた方向につくトレードでしょうか。

ドル円の日足チャートを見ると、RCIが長期線、中期線が二重天井、
短期線が反転して上に行きそうです。短期戦が反発上昇するなら、
ここは絶好の買い場ということになります。

ただし、トレンドラインはぎりぎり下値がサポートされている状態で
これが下に抜ければ、大きな下落となる可能性も。

トレンドライン下抜けで売りエントリー。
再び111.50円を明確に上抜けしてくれば買いエントリーでしょうか。

*****************************

週末の金沢セミナーで岡崎良介氏が指摘されていましたが
気になるのはナスダック総合指数。

※ナスダック


まだ上昇トレンドを崩していませんし、押し目の範囲内の下落ですが
印象的な陰線が出現しましたね。
ナスダックの下落の背景は、FacebookとTwitter、Intel。

※Facebook 高値から20%以上の下落で弱気入り


※Twitter こちらも27日20%超えの下落


※Intel 高値から17%程度の下落、まだ弱気入りではないですが、、、


業績相場ですが、FAANG銘柄にピークアウト感の強い展開ですね。

岡崎さんにはGDP4.1%というのが、米国経済のピークになる可能性について
様々な確度から検証、解説いただきました。

NYダウ・日経平均は過去20年における月別平均騰落率をみても
8月は圧倒的に下落率が勝る。ドル円相場も円高になりやすい月。

株もドル円も、買い場は9~10月安値でしょうか。
8月は下落リスクに気を付けるべきなのかもしれません。

*******************************************

7月31日は日銀金融政策決定会合ですが
8月1日は米FOMCです。あまり注目度は高くありません。
追加利上げが目される9月26日の次回FOMCに向けての確認と
なるFOMCということかな。
前日、31日にFRBの利上げ判断に重要視されるPCEデフレーターが
発表されますので、こちらの方が注目度が高いでしょう。

8月2日はBOE(英中銀)の金融政策委員会。

市場は90%の確率での利上げが織り込まれています。

前回6月21日は9人の委員のうち3人が即時利上げを主張。
これで利上げがなかったら、ポンドは暴落です。
利上げがあっても、材料出尽くしでポンドが下がるような気がします。
でも、ポンドはトリッキーな動きが多いので静観。
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2018年7月26日木曜日

やっぱりドル円相場、落ちてきました。110円台です。
113円台まで行ったのが先週、あっというまに行って来い。

トランプ砲+日銀緩和修正観測は効きましたね。。。

ポジションはスクエア、様子見中。

今日は、米国在住の広瀬隆雄氏に番組で生電話でお話しを聞く機会があり
興味深い話をされていましたので、ご紹介します。

広瀬氏運用サイト Market Hack http://markethack.net/
広瀬氏Twitter https://twitter.com/hirosetakao
①7月31日の日銀金融政策決定会合は米国債券市場にとっても大注目!!

先週末に飛び出した7月日銀会合で金利に柔軟性を持たせる修正があるのでは??
という観測記事の影響で、週明け23日は日本国債の金利が上昇し、
日銀はこれを抑え込むために「指値オペ」を実施。

つまり、金利が上昇しないように無制限に国債を買うぞ!!と通告したわけです。
これで日本国債の利回り上昇は抑え込まれて波乱はなかったのですが
市場は観測記事を100%信じないまでも、かなり気にはしているということですね。
そういうところにまで日銀が追い詰められているとも言えますが、、、

観測記事の影響で金利が動いちゃったのは日本国債だけではありません。
米国債も大きく上昇したのです。

※米10年債利回り


水、木とは落ち着いていますが、
週明け23日月曜、24日火曜は金利が上昇していますね。

これ、日銀政策が意識されたからなんです。(広瀬氏談)

というのも、日本国債では収益があげられない現状で、日本の機関投資家らは
外債投資を積極化させているのですが、日本の投資家は現在は米国債だけではなく
社債などにも幅広く債券投資している「買い手」です。

もし、日本国債長期債利回りを柔軟に上昇させることを認めれば
短期金利と長期金利の鞘ができるようになると(スティープ化といいます)
なにも為替リスクを気にしながら外国債券投資をしなくても
日本国債で金利差を抜く投資をすればいいわけで、
外債を売って、日本に資金を回帰させる可能性が発生します。

こうした思惑が働いたため、米国債が売られて利回りが上昇しちゃった、
ということなんですね。

つまり、米国債券市場(欧州債も結構持ってるはずなので欧州債市場も)にとっても
日銀の政策の転換は非常に重要で、金利が大きく動いてしまうリスクでもある、
ということ。

31日に日銀が動くとは思えませんが、市場の思惑に対して
何らかのコメントをせざるを得ないと思いますので、
注目度はかなり高い会合となります。


②中国が過剰融資、過剰投資、理財商品などの正常化に向けた引き締め策を
いったん止めて緩和政策シフト?!

米中貿易摩擦を懸念して下げ止まらない人民元、そして上海総合指数。
これが足下で急反発しています。

※上海総合指数


なぜって、中国が23日、内需拡大に向け目標を絞った政策のパッケージを発表。

詳細は以下。

研究開発(R&D)支出のある企業向けに650億元(約1兆650億円)規模の追加減税
地方政府のインフラ資金調達を支援するための予算枠外での特別債発行促進
中小企業向けの銀行の金融債発行に関する規制の緩和
運輸・ガス・通信分野のプロジェクト導入を通じた民間投資活性化
外国企業の再投資を促すための開放措置と政策の改善
基礎研究と中核テクノロジーの飛躍を加速させる

要するに緩和に舵を切ったということ。

広瀬さんは80年代の日米貿易摩擦を彷彿させる動きだと指摘。

米国から目をつけられた日本は、
1985年プラザ合意でドル高是正に合意するのですが
1ドル240円から120円にまでドル円相場はすさまじい円高となるのですが、、
これで、日本の景気が腰折れしてしまうと貿易摩擦の解消はできません。

日米貿易摩擦は、米国の赤字解消が目的でしたが赤字の背景には
米国の消費者が旺盛な購買力に対して(たくさん輸入しちゃう)
日本の需要不足も背景にあるとされていました。
(日本人ももっとたくさんモノを買え)

日本の需要拡大のために円高不況にしてはならない。。。。ということで
日本は公定歩合を2.5%にまで引き下げ、未曽有の金融緩和策をとります。

これが89年にはじけるバブルへとつながっていきます。

貿易摩擦からの、金融緩和。

これが、今の中国と米国の米中貿易摩擦によく似ている、、、
ということですね。

広瀬さんは長期的に中国にとって良くないことだと指摘しつつも
短期的には中国株は買い、とお話しくださいました。

中国当局は、上海総合指数を下げさせない、
中国経済が米中貿易摩擦による影響で
クラッシュしないように、緩和策をとり続ける可能性が大きく、
日本のバブルの時のような上昇になるかどうかはわかりませんが
中国株はサポートされ続けると思われる、ということです。

広瀬さんは日米貿易摩擦は10年がかりの長期戦であった、とし
米中貿易摩擦も長期戦になるだろう、、、と話してくださいました。

中国経済がクラッシュし世界経済がこれに巻き込まれて株が大暴落する、
というような悲観的な見方から脱却しないといろいろ失敗しそう。。。。
少なくても目先はそのリスクが後退しています。

米国業績相場も大変堅調。
少なくても決算からみて売る理由は見当たりません。

というわけで、中国リスクが後退したのなら、日本株も今決算がいいのなら
意外と年後半上昇に弾みがつくかもしれません。

その場合は、ドル円相場もそれほど円高になっているというイメージはなく、、、
足下では31日の日銀会合を控えて、買いにくい相場ですが
テクニカル的に38.2%修正の109.80円台くらいまで下がれば
ドル円もロングで再参戦してみたいと考えています。
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2018年7月25日水曜日

中国が23日、内需拡大に目標を絞った政策パッケージを発表し
研究開発支出のある企業向けの650億元(約1兆650億円)規模の追加減税や、
地方政府のインフラ資金調達を支援する予算枠外での
特別債発行の促進などを盛り込んだことで
上海総合指数が下げ止まっており、これがリスクオフ気運を緩めています。

世界第2位のGDP大国である中国をクラッシュさせてしまうと
貿易戦争を仕掛けている米国のみならず世界に多大な影響を及ぼすことは必至です。
米国も一定の逃げ道を作りながら、
ジワリ包囲網を固めていくんじゃないかと思いますので
上海総合指数も、安値を売り込むと踏みあげられそうね。

焦点:中国株の「大暴落」懸念は行き過ぎか、市場の見方交錯
https://jp.reuters.com/article/china-stock-rout-idJPKBN1KF084
~2018年の業績予想に基づく上海株構成銘柄の予想株価収益率(PER)は10倍程度で、2015年の金融危機の動揺冷めやらぬ2016年初めに起きたパニック売り以降で最低の水準となっている。また、米国株の予想PERよりも40%低い。

ということで、すでにかなり売り込まれています。
だから大丈夫、ということでは決してありませんが、
中国リスクでお先真っ暗だと悲観的にならずに
冷静に見ていかなくてはですね。

※上海総合指数 Chart:TradingView
https://jp.tradingview.com/chart/


それよりも、日銀リスクでしょうか。

黒田総裁はじめ日銀幹部は報道にある緩和策見直し論を寝耳に水としていますが
市場がこれに警戒を緩めてはいないようです。
金利に柔軟性を持たせるという観測のほか、ETF買い入れについても
思惑が広がっているようで、値がさが売られていますね。

というわけで、相場はすっかり膠着しています。

※日経平均 レンジ内を行ったり来たりしているだけ---

やりにくい相場ですね。。。

ドル円相場も、トランプ砲と日銀緩和修正観測でストンと下落したものの
110円台後半からは実需の買いが並んでいると指摘されていて、
なかなか下がりきらない。ここから、もう一つ大きな材料が欲しいところ。

やはり、来週の日銀会合までは動意薄で神経質なレンジ相場ということか。。。

ドル円は111.30円で止めたのですが、再び111.30円で買って、またやめてます。
何してんの~私( ;∀;)。
レンジに翻弄されています。コスト程度にしか損は出ていませんが
無駄に動いてしまいました。
日銀前なので、リスクを増やすのはダメね💦
日銀会合受けて再考すべきでしょうね。

※ドル円相場


200EMAが走っているポイントと、上昇幅に対しての38.2%押しが同レベルなので
109.90円近辺までは下がるリスクがあるかもね。
この辺りまで下げれば買います。

さて、今日は、EUのユンケル欧州委員長とトランプ大統領が
ワシントンで首脳会談を行う予定です。
貿易問題を巡って協議しますので、ユーロが動意づくかも。

トランプ米大統領は24日のツイッターへの投稿で、
米国とEUとの間で関税を全てゼロにするべきだとの考えを示しましたが。。。

ユーロドルもレンジで神経質に行ったり来たりしているだけですので
手が出ません。

※ユーロドル


今週はECB理事会もありましたね。

昨日7月ドイツ製造業PMI速報値が発表され
57.3と予想55.5および55.9を大きく上回っています。
意外ですが、4月にユーロドルが崩れて安値圏でのもみ合いになっており
足下ではこのユーロ安が良かったのかもしれません。

ユーロ圏の7月PMI速報値は、
総合指数が54.3と前回54.9や事前予想54.8を下回っています。
いいのはドイツだけか。

ECBは6月の理事会で、
金利について「少なくとも2019年夏にかけて」過去最低の現行水準を維持する
との見通しを示しましたが、この表現が曖昧で、捉え方がさまざま。

夏にかけて、ということなので、2019年9月、
もしくは10月までの理事会では利上げがないと
見る向きが大勢ですが、早ければ7月に利上げ可能とする意見もあるようです。
1年以上も動きを縛り付けておくことはできない、
という見方があるとのことですが、
その間にインフレが急上昇するようなことがあれば、
その限りではないでしょうしね。

利上げ時期に関して何か明確になるようなコメントがあれば、、、
ということでしょうか。

レンジなので、レンジブレイクした方に逆指値でポジションを作る、
というやり方もあり。

***********************************

トルコ中央銀行は24日、政策金利である1週間物レポレートを
17.75%に据え置きました。

これを受けてトルコリラ急落です(-"-)
ロイター調査では、エコノミスト16人のうち15人が利上げを予想していました。
つまり予想外の金利据え置き決定ということで、ネガティブサプライズ。

エルドアン氏は就任後、娘婿のベラト・アルバイラク氏を財務大臣に任命しており
これが懸念材料とされていましたが
7/12、「中銀は独立している」「中銀は経済と市場の状況に応じて必要な措置を講じる」
と述べたことで、市場が安心していたところでした。
というのも物価上昇率は6月に15.39%と、14年ぶりの高水準をつけています。
このインフレ率では利上げ待ったなし、ですよ普通。

やっぱ、娘婿はエルドアン大統領に逆らえないか…

ということで、まだしばらくトルコリラは買えないかな。
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2018年7月24日火曜日

今日のマーケットでのサプライズは日銀の指値オペ。

日銀、長期金利上昇で指し値オペ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-23/PCAP7M6JTSE901

金利上昇を抑え込むのが目的です。
残存期間5年超10年以下が対象で、新発10年国債利回り0.11%水準に設定。
(過去にも2017年2月.7月、2018年2月も同水準で実施)

金利が上がらないように、無制限で国債を買い入れるということです。

指値オペに踏み切らざるを得なかった背景は、20日の報道ですね。

日銀が7月の会合で金融緩和を柔軟化させると報じられ、
長期金利の誘導目標が将来修正されるとの観測が高まったことで
23日、長期金利が急上昇しました。 

新発10年物国債は0.09%と先週末から0.06%も上昇したため、
0.11%で無制限購入を通告した、ということです。

これが通告されてから金利は低下し、
ドル円相場も110.85円まで円高だったものが
111.17円まで急反発する局面がありました。
その後、高値を売られて結局110.75円までたたき売られたのですが、、、(;'∀')

足下見られているぞ、日銀、、、、大丈夫か、、と思ってみていたら
この報道です。

悩める日銀、市場が瀬踏み 緩和修正観測で円高に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33313860T20C18A7EA2000/

~「寝耳に水だ」。複数の日銀幹部は観測報道へのいら立ちをあらわにした。物価がなかなか上がらず金融緩和の長期化が避けられない中、慎重に対応策を模索しているさなかだったからだ。

 黒田東彦総裁も22日、出張中のアルゼンチンで「どういう根拠で報道しているかまったく知らない」と発言。日銀内では「総裁がいない間に、政策を決められるわけがない」と困惑が広がった。~


れれれ~またしても飛ばし記事でしょうか???

6月と7月の金融政策決定会合で、物価の動向を集中的に点検する、
としていましたので、7月の日銀会合では何か動きがある、
との観測は根強くあったのですが
しかし、何もないところから金利の誘導目標修正などという具体的な観測記事が
書けるものなんでしょうか・・・。

またしても日銀会合前によくみられる飛ばし観測記事である可能性が
あるとするならば、この下落は買い場だった可能性もあるのかしら。。。
などともやもやし始めています。

実際トレンドランにサポートされて反転したようにも見えるのよね・・・・。

日銀がなくてもトランプ大統領による通商問題、FRB利上げに対する不満などの
材料もあるわけですが、トランプ発言というのはノイズであることが多く、
大局を転換させるほどのものじゃないことが多いですね。

結局は経済のファンダメンタルズが良好であり
(米国経済は好調、日本株も為替が110円より円安にあれば
企業業績は上方修正が見込める)
金余りなら、リスク警戒で下がったところは買いでいい、ということになるんです。

果たして、日銀は7月会合で政策の修正に動くのか、、、
まだまだ神経質に動くと思いますが、ひょっとしたら押し目買いがいいのかも、、、
なんて気がしてきました・・・。
ということで、さっき軽めにドル円を111.35円でロングしてみました。
112円近くまで行けたら手仕舞いかな・・・。
コストで撤退します。今111.40円くらいまでじり高となってきています。
また、これも日銀会合前の短期ディールです。
実際、今回の日銀では何が飛び出すかわかりませんものね。

それから、日本株も今日は随分景色が変わりました。
日経平均は300円ほど下落したのですが、
日銀ETF買い入れ方法の変更観測が高まったようで
日経平均の寄与度が高いファストリが大きく売られる一方、
金利上昇期待で銀行株が買われました。
今日はファストリだけで日経平均を112円も押し下げたようです。

このまま銀行株が上がっていくとは思えないのですが、
思惑が先行している相場ですので、
あまりこの流れに踊らされないようにしたいと思います。

****************************

それからもう一つ。
今日は中国も動きました。

中国人民銀、8兆円超のMLF資金供給-単一では過去最大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-23/PCAWJ86JTSEA01
中期貸出制度を通じた大規模な資金供給としては過去最大規模の
期間1年の資金を5020億元(約8兆2400億円)提供。

→人民銀が金融緩和にシフトしつつある新たな兆しとの観測

これまで習政権は、過剰投資、過剰在庫、シャドーバンキング問題への取り組みとして
金融引き締め策を講じてきましたが、今日の資金供給をもって金融緩和への転換だ、
との指摘が出てきたということですね。

これで上海総合指数は下げ止まるでしょうか。

※上海総合指数



あら。一旦下げ止まるかもしれない・・・。

・・・とはいえ、現状のまま人民元安が続くと
米国に為替操作国認定されかねないので
通貨市場では元安に歯止めをかけないといけないだろうと思われます。

大規模な元買いドル売り介入を続けると外貨準備が減少しますので、
将来のリスクが大きくなりますね。

かといって元安に歯止めをかけるために金利を上げるなんてことも
難しでしょう。貿易戦争の渦中にありますし、経済が悪化している状況です。

やはり、大規模資金供給くらいで中国がなんとかなるわけじゃありませんね。

ということで、0.7383ドルで豪ドルドルをショートしました。

ちょっとポジポジ病かしら・・・。

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2018年7月22日日曜日

先週は、米国サイドからのドル高牽制ともとれる要人発言が相次ぎました。
ドル円相場は111.60円アラウンドのレジスタンスを超えて
レンジを上にブレイク。市場にはドル円相場はレジスタンス超えで
115円~120円との強気の声が広がっていたところに水をかけられました。

①発端は19日、米CNBCのインタビューでのトランプ大統領の発言。
「金利の引き上げに必ずしも同意しない」
「高い金利は米国にとり不利になる」との発言。


②その後20日夜にもTwitterで
「中国・EUや他国は自国通貨を操作し、政策金利を低く抑えている」
「現在の引き締めはこれまでの努力全てを損なう。」
「米国に輸入される中国製品全てに追加関税を課す用意がある」

と更なるFRBへの利上げ牽制ともとれる発言と、中国・EUの金融政策批判。
ここで日本が名指しされなかったのは不思議。


③20日夜、ブラード米セントルイス連銀総裁
「長短金利が逆転する「逆イールド」のリスクを回避するために
一段の利上げを控える必要がある」

「予想通りに年内にあと2回の利上げを行えば、
名目イールドカーブは2018年終盤には逆転する」

「FRBは更なる利上げは遅らせるべきだ」と発言。

ただし、今年のFOMCで投票権は持っていません。

④20日、米CNBCテレビがホワイトハウス高官の話として
「トランプ大統領がFRBが年内にあと2回利上げするのを懸念している」
と伝える。

19日にトランプ大統領が同メディアインタビューで話していたことの踏襲ですが、
改めて報じられたことで、ドル売りを加速させる結果に。

⑤20日、ムニューシン財務長官はロイターとのインタビューで
「人民元安を牽制、為替操作の兆候が無いか注視している」

と、中国による為替相場操縦の疑いに言及。
10月15日公表予定の半期毎の為替報告書とりまとめの一環として
人民元安を精査する意向。

今の中国の為替市場って、
中国当局により管理された変則的な「変動相場制」です。
完全な変動相場制ではありません。
要するにコントロールされているってことです。
この状況で、世界と公平な貿易がなされて来たとは言えません。
これを世界が黙認し続けてきた結果として、
中国のGDPは米国に次ぐ世界第2位にまで成長できたという
側面もあろうかと思います。

いよいよ、ここにもメスを入れる可能性がある、ということです。

⑥日銀、長期金利目標の柔軟化検討=一定程度の上昇容認と報道
これも20日の報道です。

日銀が大規模な金融緩和策で「0%程度」としている長期金利の
誘導目標の柔軟化を検討することが明らかになった、というもの。
つまり、一定程度の金利上昇を容認する可能性があるということ。

これは、ダイレクトに円高要因ですね。

日銀が掲げる2%の物価上昇目標の実現が展望できない中で
現在の緩和策は一段と長期化する見通し。
ということで、緩和策は長期化するのですが
それでは金融機関の収益悪化や国債取引の低迷など副作用も長期化する、
ということで死に体となったJGB市場救済措置、ということでしょうか。

イールドカーブコントロール政策の緩和です。

そうなると、足下でおう盛となっていた本邦機関投資家勢の外モノ投資に
ブレーキがかかる可能性がありますので、その分円安要因が減ります。
日本国債投資に妙味が出てくれば、日本国債を買う向きも増えますので円高、ね。

まだ決定したわけではありません。
今月末に開催される日銀会合での課題ということのようです。

これがどのような内容になるかを見極めないうちは、
円ショートはリスクでしょう・・・。
トランプ政権からの牽制発言だけだったら、
ドルロングを押し目買いで継続しようと
思っていたのですが、このニュースは想定外。

久しぶりに7月30、31日の日銀で為替市場が動きそうです。

ブラード氏はその後
「トランプ米大統領のコメントはFOMCの金利決定に影響しない」と発言。
ムニューシン財務長官も「トランプ大統領に為替介入する意向は全くない」
と発言しトランプ大統領の発言の火消しに追われていますが、
日銀リスクが出てきたのでドル円相場はひょっとしたら111.50円で
反発できずにずるずる下がるかもしれません。

というわけで、押し目買いするつもりでいたドル円、押し目買いするどころか
112.30円台ロングも111.80円台で撤退です、、、、
損切するつもりがなかったのですが
日銀の出口論がテーマとなってくる可能性があるので、
粘るのは得策じゃないと判断。
ドル円チャートって週足・月足で見るとレンジ内での動きにすぎないのよね。

さて、今週のポイントです。

①25日:EUユンケル委員長・米トランプ大統領会談

自動車関税の回避に向けた話し合いを行う予定。

①26日木曜:ECB理事会:
現状では来年夏までは据え置きとされています。
資産購入を年内に終了の見込み。

あまり大きな変化は予想されていませんので、ドラギ総裁声明に注目。
貿易戦争による世界経済への影響などに言及があるかもね。

②27日金曜:米国4-6月期GDP

トランプ政権はドル高牽制に踏み出したようですが
足下景気は絶好調、4−6月期GDP予想は 
前期比年率+4.2%(1−3月期+2.0%)

4%超える予想が出ています。
予想が高いだけに4%超えなかったらドル売りかも、
という気もしないでもないですが、1-3月期が2%なので3%超えていれば
ドル買い旺盛となる可能性もあるかな~発表されるタイミングでの
センチメントがドル買い旺盛なのか、売り旺盛なのかにもよるかと思いますけど。

ポジションはなくなりました。

チャート的にはドル円相場は110円台に落ちてきてもまだ強気継続で
いいと思うんですが、そこまで落ちてきたときのセンチメント、
市場の材料なども鑑みてから考えます。
31日の日銀に向けては、ポジション取りたくないかな。。。(自信喪失)

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2018年7月20日金曜日

トランプ米大統領が米CNBCとのインタビューで
「金利の引き上げに必ずしも同意しない」
「高い金利は米国にとり不利になる」と発言しました。

ただ「FRBが最善と感じる措置を講じるよう任せている」とも付け加えていて
圧力をかけたというわけじゃなくて、不満を漏らした、
という程度だと思うんですけど
まあ、ドル高牽制とも受け止められますね。

この発言を受けてドルが全面安です(*_*)

ドル円15分足 112.80円台と112.70円台ロングが~ ロスカットです112.45円


もともと押し目形成の下落があるかと思って111.50からのロングを
手仕舞っていたわけで想定していた下落ではあったはずですが、
なかなか下がらないので我慢できずに112円台後半で再ロング
しちゃったのは失敗でした。
もっとこういう大きな修正を待つべきでしたねぇ😞

112.40円前後に5EMAが走っているので、いったんは5日線を下回ったとこで撤退。
さて、次はどこで再参戦するか、です。
111円台まで落ちてくれれば、どこで買ってもいいかと思ってるんですが、
意外と下げずに戻りだしてます。。。
あれ、、私のストップ刈って上がっちゃうわけ?!

ということで、112.35円でちょっとだけ再ロング。
じゃあ、ドルロング切らなきゃよかったじゃん~って水準だけど💦
それは結果論です。。。。

70~80銭台ロングだと112円割れまで耐えられませんが、
小ロットの30銭台なら112円割れが耐えられるという資金管理です。

これで、111.50円割れ(レンジ内に戻る下落)があれば撤退。
その前に112円割れでドル円追加ロングするつもりです。

ドル円を買う理由は昨日とか一昨日のブログに記したように
旺盛なM&Aの実需玉があること、
本邦勢の外モノ投資はまだまだ続くだろうことから。
(ただし、それも8月初旬くらいまでの短期的な強気です)

今夜は米経済指標が良かったので、安心して寝ちゃった向きも多いと思います。。。
このまま戻らず112円割れで朝を迎えたらびっくりですね(;'∀')

~今夜発表された米指標~

◆6月景気先行指数:前月比+0.5%(予想:+0.4%、5月:+0.2%)

◆先週分新規失業保険申請件数:20.7万件(予想:22.0万件、前回:21.5万件)
~1969年12月以降49年ぶりの低水準を記録

◆7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:25.7(予想:21.5、6月:19.9)
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2018年7月19日木曜日

112・83円のドル円ロングは現在若干のアゲインスト。
113円の値固めには時間がかかるのかしら、、、
113.13円まで高値があってから軟調地合い。
ちょうど日経平均も18日㈬に22949円まで上昇し、
あと50円ちょっとで23000円到達というところで失速、
23000円の大台と113円大台クリアが目下試練ということね。

日経平均に関しては、クレディスイスが8日連続で先物を買い越している、
というのが話題のようですが、どんな思惑があるんでしょうか。
クレスイの買いだけで上がっているんだとしたら、嫌なんですけど、、、。

ただ、ドル円が113円台近くまで上昇してきているということは
7/1の短観にあった大企業の日銀想定為替レートが107円台ですから
企業業績の上方修正がある可能性は期待できる局面ですので
あまり弱気することもないかと思っています。

業績相場に入ってきますが、米国ではネットフリックスが振るわなかった一方
モルガン・スタンレーがウォール街最大の増収を記録。
前年同期比39%増ということで、センチメントを大きく好転させています。

業績相場の期間は株価が支えられるんじゃないか、、、という気がしますので
リスクオフの円買いを心配しなくていいんじゃないかと思いますが、
すでに市場ではリスクオフで円買いという伝統的パターンが機能しない相場に
気づき始めています。

「リスク回避の円買い」に異変ー日本の投資家は外国株買いに動く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-19/PC3DTC6KLVR401

旺盛な本邦勢の外モノ投資は3月末以降顕著化。外国株を買い増しています。
6月29日終了週、過去最高の9850億円を買越しだとか。

財務省のデータによると、4-6月の外国株の最大の買い手は信託口座。
信託口座は年金基金の委託先である場合が多い、、、とのことで

今年度から年金が外国株投資を積極化させていた可能性が指摘されています。
外国株を買うのですから、円売りドル買いですね。

先週話題となった、本邦企業による旺盛なM&A(上半期で13兆円)
そして、機関投資家、年金などによる外モノ投資が、ドル円を支えており
リスク回避の円買いを飲み込んでしまっているようです。

ということで、112.73円でドル円を買い増しました。

****************

不安材料もたくさんありますよ。
中国はさすがにまずい、、、んですけどね。
中長期的には強気できないと思ってます。

米中貿易戦争は、米国の勝利だとする見方が広がりつつあるようですが

追い打ちをかけるようにクドローNEC委員長が、、、

米NEC委員長が中国主席批判、貿易摩擦解消への合意を「妨げ」
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-kudlow-idJPKBN1K8202

そして、敗北が許されない中国(国内統制に問題が生じる)では

「習近平降ろし」がついに始まった 40年前の失脚劇と類似… 産経
http://www.sankei.com/premium/news/180718/prm1807180005-n1.html

上海総合指数も再下落の様相を強めていますし
人民元下落は止まらない、、、まあ、全般どの通貨に対してもドル高進行中ですからね。

ということで、こんな考察も。

中国企業の隠された巨額負債が、次なるリーマン・ショックを引き起こす=吉田繁治
https://www.mag2.com/p/money/493946

短期的には強気ですが、中国リスクがさらに顕著となってくれば売りも考えます。
業績相場が終われば意識され始まるかも。。。です。

この記事もなかなか(゚Д゚;)ですよ。

→プーチン大統領が爆弾発言 アメリカ・マスコミは報道せず
https://www.fnn.jp/posts/00338110HDK

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2018年7月18日水曜日

ドル円相場、押し目ないですね、、、。
111.52円longは112.42円で手仕舞ってしまったのですが
押し目なく113円台まで行っちゃった。テクニカル的にはレンジブレイクで
強気でいいんですけどね(;'∀')みんなが強気に途転したのが気になって、、、。

でも、どうやら個人はドル売りで参戦していたみたい。

112円台で巨額のドル売り FX投資家の次の一手
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32977390T10C18A7000000/

FX会社4社のデータから
11日までの1週間に4社合計のドルの買越残高は約15億8000万ドル縮小。
1週間に約15億8000万ドルのドル売り・円買いが出た~。
ドルの値上がり益を確定するためのものが多かったようだ。


ということで、個人投資家はこのドル円上昇で積極的に利食っていたということか。
ファンド勢のドルロングに個人の売りがぶつかる形での値動きだったようです。

「怒濤のドル売り」によって、7月11日には約2億ドルまで減った。
今年に入ってからでは最も小さい規模。


ということで、個人のドル買いが整理されてフラットに。
12日にはドル買いに転じているようです。

11日というのが、ドル円がアセンディングトライアングルを上抜けて
急上昇した日ですね、個人の売りが勢いを加速させたモノと思われます。

さて、ここから個人がどう出るか。

IMM通貨先物市場のファンドポジションもまだまだ買い余地がありますし、
(まだ3~4万枚程度、10万枚超えることもあります)
115円くらいまではドル買いが続きそう・・・。
ポジションの偏りがなくなった、ということがポイントね。
センチメントの偏りを気にするには早すぎたみたい、早く降りちゃったことを反省。

ということで、112.83円でドル円乗り直しました💦

昨晩はFRBのパウエル議長が米上院銀行委員会で議会証言を行いました。

「長期の高関税は世界経済に悪影響を及ぼす」と警戒感を示したものの、
「政策金利の漸進的な引き上げを当面継続することが最善」と発言。

これを受けて、ドル買いが広がりました。
18日㈬早朝1月9日以来の113円台を回復。

ドル円と同時に手仕舞ったユーロ円はまだ様子見。
ドル独歩高の様相なので、ドルストレートが弱く、
クロス円はもう少し調整がありそう。
※通貨インデックス一覧

ドル一強。

ということで、素直にストレートでドルロングがいいのかもね。
ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルの売り。
まだ参戦しませんが、大きな戻りがあれば考えます。
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2018年7月17日火曜日

ドル円は112円台後半まで上昇、2015年6月以降の中長期レジスタンスも突破。

市場関係者らがみんなポジションひっくり返して強気一辺倒になった印象。
確かにテクニカル的には日足、週足と一目均衡表の雲抜けで強い形。
ドル高トレンド発生でしばらくは上昇するんでしょうけど、
ファンドのポジションにだけは気をつけておこうかと。

※IMM通貨先物ポジション

まだドル円は39832枚のネットショート。
10万枚を超えるネットショートになることもありますので
まだまだファンドポジションからはドル円上昇余地はあるかな。

ただ、先週あまりにドル円上昇が加速したので
押し目買いに徹します。

111.50円超えでロングしたドル円は112.42円で一度手仕舞いました。
再度111円台に落ちてきたらまた買います。

130.50円でロングしたユーロ円も一度手仕舞います。
131.47円。これも再び130円台で拾おうかと思います。

目先は円売りが旺盛になるかな、、と思っていますが、
あまりにも市場がその方向に加熱してしまうと嫌ですよね。

とうとう、この円安は、Sellジャパンじゃないか、という説まで。

[FT]安全資産・日本円の終わりの始まり?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32974840T10C18A7000000/?df=2

それにはまだ早いんじゃないかと思いますが、
どういう理由にしろ、市場が偏ることには警戒しておきましょう。

足下の円安ドル高は、リスク警戒から円ロングだった投機筋が
ポジションをひっくり返してさらに円ショートに切り替えたことが
最大のトリガーだったかと思っていますが、
何故ポジションをひっくり返したか、というと、
先週のトムソンロイター記事、日本の上期のM&Aが13兆を超える規模だった、
これに反応したんじゃないか、と考えています。

M&Aによる外貨調達がドル円相場を上昇トレンドに押し上げることは
ありませんでしたが、あれほど貿易問題が懸念されるなかで
不思議と円高にならなかった背景には、M&Aに絡む外貨調達が
外為市場でのドル買いにつながっていたことが大きかったと思います。

日経平均が下げてもドル円が下がらなかったのは実需の買いが
支えていた、というわけですが、もう一つ。
GPIFの買いもあったんでしょうねぇ、6日に出ていた情報ですが
GPIFの2017年度の運用成績、これを見ると、外モノ投資がコンスタントに
出ていたことが確認できます。

市場のクジラ、おなかいっぱい GPIF「運用目安」超え
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32727950W8A700C1EA6000/

2017年度のPFは国内株比率が25.14%で2014年10月に発表された
基本ポートフォリオである国内株式25%±9%にほぼ到達。
この事実を日経はお腹いっぱいと書いていますね。

外国株式と外国債券については目標とされる基本ポートフォリオが
外国債券は15%±4%、外国株式は25%±8%。
2017年度、外国債券が14.8%、外国株が23.9%へと目標に
概ね近づきつつありますが、まだ買い余地があります。

外国債券は2015年度末13.47%、2016年末が13.03%でしたので、
2017年度にその比率が大きく伸びたことがわかります。

また外国株投資は2015年度末が22.09%、2016年度末が23.12%でしたので、
こちらも粛々と投資を増やしてきたこと確認できます。

GPIFは160兆円規模の運用資金を誇りますので、
1%動けば1.6兆円動くことになるのですから、
その影響力がいかに大きいかは改めて解説することもないでしょう。

GPIFの外債、外国株投資も為替市場での円売り、ドル買いをサポート
し続けていることが改めて確認できたわけですが、
2018年も継続的に外モノ投資が続けられるものと考えられます。

そうはいっても、ほぼほぼ目標に到達しているじゃないか、
特に日本株はもう買えないじゃないか、、、と見ることもできるのですが
GPIFに代わる買い手の存在も指摘されています。

日本株を支えた「クジラ」の代打を、あの銀行がつとめる可能性
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56547?page=2

ゆうちょ銀行の2017年度有価証券資産額は152.2兆円であり、そのうち国債は87.1%を占め、132.6兆円に達している。日本国債は低金利のため大きな運用益は期待できない。米国債を始め主要国の国債価格も下降基調である。

一方、同行の株式保有率は何と0%である。

ゆうちょが実際にGPIF型の積極運用に動けば、
そのインパクトは大きいですね。
まだ期待にすぎませんけれど。

ということで、基本はリスクテイク方向で押し目買いスタンス。

今週は7月17日にパウエルFRB議長が上院で議会証言を行いますが(18日下院)
パウエルさんって就任時から、喋るたびに株が下がるのよね。。。

パウエルさんのせいで下がる局面があれば、再度買いのチャンスかな。

18日にはベージュブック。

年内の米国利上げスタンスが改めて年内2回が固そうだ、と確認できる
内容になるならドル高でしょうけれど、ちょっとでも慎重になれば
ドル売りとなる可能性も。。。


***************************

7月12日、英政府はEUからの離脱方針をまとめた白書を公表。

EUと緊密な関係を維持するソフトブレグジット方針が示されましたが
金融分野では「緩い(looser)」連携に留まる内容となっていて
英国の金融機関はEU内での特別な待遇を受けられなくなる模様。

17日、EU各国の欧州担当相がブレグジット交渉の進捗を討議するとのことで
ポンドが動く可能性も。

金融政策的には8月2日のBOEでの利上げが織り込まれており、
意外とポンドが下げ渋っています。
クロス円ではドル円上昇もあって、ポンド円が強い。
テクニカル的にもポンド円に注目していましたが、ポジション持ってません💦

今週はブレグジット関連報道でポンド売りが出た局面では
ポンド円の買いも面白そうね。人気ブログランキングへ



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2018年7月13日金曜日

米中の通商問題は落としどころが見えず、株式市場は不安定ですが
ドル円相場は勢いよく上昇開始。何故、リスクオン時にみられるドル円上昇なのか。

この記事にヒント。

焦点:過去最大の対外M&A、「買収玉」が跳ね返す円高圧力
https://jp.reuters.com/article/japan-merger-yen-analysis-idJPKBN1K111S

 実需のドル買いがドル円を支えているということですが
トムソン・ロイターの集計によると、今上期の日本企業による
海外企業の合併・買収(M&A)は合計13兆0079億円。
これまで最大だったのは16年下期の8兆4701億円。80年以降で最大。

13兆円規模というと、政府・日銀が震災後の11年下期に断続的に実施した
為替介入13兆6045億円に匹敵する規模とのこと。


もちろん、M&Aの総計全てが外国為替市場での円売りになるわけじゃありません。
外貨の調達には様々な手段があるわけですが、、、
それでも、海外企業を買うわけですから外貨は調達しないといけないのは事実で
かりに実弾として外為市場でドル調達するとなると「買い切り」の玉ですので
これは介入しているようなものですよね。
13兆円のうち、半分出たとしても6~7兆円ですよ、これは大きい。

また、記事の最後の部分に
財務省によると、1月から最新の5月までに行われた対外直接投資は
合計で6兆6843億円。15年以降3年連続で更新し続けている
過去最高ペースに衰えはない。~との記述。

これは、純粋に6兆6843億円の円売りが出ていたということでしょう。
金利の無い国内債券で収益があげられなくなった機関投資家らが
外債、外国株などの投資を積極的に展開していたということ。

単純計算で19兆。こりゃなかなかドル円が下がらないわけです。
日本株とドル円の相関が薄れている背景にはこれがありそうね。

それから、今日は西原宏一氏と番組でご一緒したのですが
興味深いことを話されていました。

米中貿易摩擦などの影響で下落する人民元。これが中国当局による
ハンドリングなのかどうかはわかりませんが、人民元安、ドル高がトレンド化
していることは紛れもない事実。
これをヘッジしなくてはならない場合、どうします?!

人民元市場は流動性が低くヘッジなどがやりにくい。
ということで、同じアジアの通貨である円を売ることで
元下落をヘッジしようという向きがあるとかなんとか。。。。

元安が円売りでヘッジできるというのはにわかにはピンときませんが💦
だって、対外純資産世界一の円はクラッシュ時、リスクオフ時には
レパトリ警戒から猛烈に上昇するんですよ。これが元安というリスクヘッジに
売られるって、なんだか不思議なんですけれど、まあ、そういう指摘があるようです。

頭を柔らかくしないと今の相場見えてきませんね。
従来の教科書的相関は塗り変わっていくものです。。。

ということで、ドル円とユーロ円ロング、継続のままです。

それからこの記事も是非読んでおきたい。

コラム:貿易戦争でも世界経済が失速しない「3つの理由」=村上尚己氏
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-naoki-murakami-idJPKBN1K10FP



以下、簡易抜粋

①第1に、米国では減税政策などによる景気押し上げ効果が、関税引き上げによるネガティブインパクトをかなり相殺することが見込まれる。米議会予算局(CBO)の試算によれば、家計に対する減税政策だけで2019年までの2年間に年平均800億ドル、国内総生産(GDP)比0.5%相当の所得押し上げ効果がある。

対中輸入2000億ドル規模まで関税引き上げが広がった場合は、累積的な関税負担は約435億ドル。

米国経済全体でみれば、減税効果で家計部門の総需要が増え続けるため、潜在成長率を上回る経済成長が続く可能性が高い。

②第2にインフレ率を控除した実質政策金利はほぼゼロ。
景気が後退局面に入る前には、多くの場合、実質政策金利が3%以上まで上昇、金融環境が景気抑制的に作用し、景気後退が訪れるのが経験則。長期金利は今年緩やかな上昇が続いているとはいえ低水準のまま。

③第3~バブルの兆候がない

住宅投資のGDP比率について、1940年代後半からの長期推移をみると、平均は4.6%。多くの場合、景気後退が発生する前には、この水準を超える住宅市場の盛り上がりが起きていたが、2018年初でこの比率は3.9%と、平均からかなり低い数値。
自動車関連消費のGDP比率についても言える。家計の住宅・耐久財消費の状況から判断すれば、米国の景気後退入りはまだ遠い。

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2018年7月12日木曜日

ドル円相場がアセンディングトライアングルだ、
という指摘がちらほらと出ていましたが、
綺麗に上抜けました。112円台です。

※ドル円日足


やっぱりドル高か!!!

ユーロドルを1.1683ドルでロングしていましたが、1.1709ドルで逃げて、
ドル円を111.52円ロングにスイッチ。

ユーロ円ロングを継続とポジション組み替えました。

今週からドル高の修正が来るというイメージでいましたが、
全然そんなことはなくて、、、やっぱりドル独歩高です。

※通貨インデックス一覧


そして、円売りのトレンドが明確に出ています。
通貨インデックスでも円安が顕著。

つまり、ドル円ロングが最も良い組み合わせ。

そして、ドルストレートでのドル買いですね、
豪ドルドル、キウイドルショートなどがいいということです。

ユーロ円ロングはそのままにしています。

11日㈬の早朝、
トランプ大統領が中国に対して2000億ドル(22兆円)規模の製品に
10%の追加関税をかける追加措置案を9月にも発動することを明らかにし、
これを嫌気して、ドル円、クロス円が急落する局面がありましたが
(AM5:50くらいかな、起きてました)
このニュースって前からわかっていたことですし、朝の薄い時間帯に
アルゴが発動して落ちただけだろうと思って静観しておりましたところ、
日本株市場はそれなりに荒れましたね…。

今週金曜がSQですので、SQ前の水曜らしい動きであったといえばそれまでです。
ドル円、クロス円相場は朝の急落からじりじりと回復していましたので
どうも、市場はリスクテイクしたいような感じでした。
ということで、夜になってドル円ドカーンとレンジブレイクです。

今夜は原油が大きく下げています。
ゴールドも弱い、、、ということでコモディティも軒並み安。

※エネルギー貴金属銘柄などコモディティ一覧


今週は、ドル高の修正からのドル安でコモディティが回復するかと思っていましたが
さらなる下落でした、、、特にCopper,銅価格なんか一段安じゃん、あーあー。

つまり、ドル全面高でコモディティ全面安という相場ね。。。

タイミングはちょっとずれるんだけど、22:00発表の米PPIが強かったこと
などもドル買いの支援材料ではありますね。

・米・6月生産者物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、5月:+0.5%)
・米・6月生産者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、5月:+0.3%)
・米・6月生産者物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.1%、5月:+3.1%)
・米・6月生産者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+2.6%、5月:+2.4%)

PPIは前月から低下も予想を上回りました。
前年比では5月から予想外の上昇で、2011年11月イライ年半ぶり高水準。

明日はCPI消費者物価指数が出ます。

ドル円相場はレンジを上に抜けたことで、2017年の長いレンジ上限であった
114.80円前後までの上昇が見込めるのかと思います。
CPIが強ければ結構勢いがつくかも。
弱ければ押し目買いですね。

※ドル円週足

ユーロ円は、、、ユーロドルが下がっちゃうとあんまり動かないかも💦
一応130.50円のロングは継続して様子を見ようかと思います。

※カナダが利上げしました。0.25%引き上げて1.5%へ。

声明
「インフレ目標に近づくため利上げは正当化される」
「データに基づいて段階的なアプローチを取ると予想」

今後の追加利上げ期待も強まったようですが、カナダ買いというより
今夜はドル買いとなりました。。。

原油が急落していることもありますので、カナダはあんまり上がらず・・。
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2018年7月11日水曜日

超長期的にはファンダメンタルズに沿った値動きになるんでしょうけれど、
目先の相場展開って、材料に素直に反応しないものよね。

イギリスはメイ政権の主要閣僚のデービス欧州連合(EU)離脱担当相と
ジョンソン外相の2人が相次いで辞任してことで売られていたポンドですが、
10日火曜は大きく買戻しが入っています。

さらに、主要メディアの報道はないのですが、
ロンドンのブリオンボールド社の
Twitter情報によると、たった今保守党の副議長二人も
メイ政権のEU離脱の方針へ異議を唱えて辞任したことが伝えられている、
とのこと。
https://twitter.com/BullionVaultjp

現時点で日本語訳になっていないようですが11日東京時間オープンまでには
日本語ニュースにもなるでしょう。

しかし、ポンドにはあまり影響がないようです。
というかむしろポンド円などは、強気トレンドが発生したかのような。。。

※ポンド円


まだ200EMAを下回っていますが、RCIの中期線、長期線が上向き転換しており
上昇トレンドの初期の形にも見えます。

もっと形がいいのがユーロ円。

※ユーロ円


こちらもRCIがよく似た形ですが、もっといいのは200EMAの上に顔を出したこと。
昨日130.50円超えでロングすると書きましたが、この注文が執行されました。

10日火曜はドイツとユーロ圏の7月のZEW景況感指数が悪化するなど悪材料がでて
欧州時間はユーロ売り優勢だったんですけど下値は意外と固く切り返してきましたね。

ドルストレートより、クロス円です。

クロス円の上昇、、、すなわち、リスクオンですね。

通貨インデックスを見ると、、、

※通貨インデックス一覧


明らかな円売りとなっています。

そうはいっても、どのインデックスもレンジの範囲内での動きですので
このレンジを突き抜けて、円安がトレンドとなるかどうかはまだわかりません。

夏場はサイクル的には円高圧力が強い時期ですしね・・・。

ポンドにしろ、ドイツに様々な不安を抱えるユーロにしろ、
買い材料はあまり見当たらないのですが、流れに逆らわないことです。
米中貿易摩擦で景気失速が懸念される中国と貿易関係が強い豪ドル然り。
豪ドル円もレンジ下限からレンジ上限を目指す上昇となっています。
豪ドル円を買ってもいいかな~とも思いますが、
手数を増やすといいことがないので。我慢。

材料に執着してトレードしても勝てないのよね。
かといって、テクニカルが万能ということでもないのですが・・・。

ということで、ユーロドルロングにユーロ円ロング追加です。

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