ユーロドル、やはり雲を突き抜けることはできないか?!
1月13日のメリマンの変化日以降、・・・いや、S&Pの欧州9カ国格下げ以降
戻り始めたユーロですが、1/27に1.32336ドルまで高値をつけてから反落、
一時1.31ドルを割り込んだりしていますが、
この下落が雲を突き抜けて上昇するための軽い調整なのか、
買い戻し上昇相場の終焉を意味するのか、現在のところまだ見極めつかず。
日足のチャートで
10/27から1/13までのユーロの下落に対してのフィボナッチリトレースメントで
ちょうど38.2%の戻りのポイントに到達しているんですよね。
50%・半値戻しまで上昇するなら1.3437ドルまで上昇もありですが、
やはり一旦38.2%のところでは叩かれましたね。
ここで逃げておくべきでしたが、まだ上がある!と思っているので
ちょっと耐えてまだユーロL持ってます。1.3019ドルコスト。
でも100pipsも下げたんだからホントは一回利食って再度買うべきだったなぁ・・・。
大局ではユーロはもっと下がると思っていますが、
かなりマーケットが楽観に傾いているので、その間はユーロも結構
戻っちゃうんじゃないか、という見方をしておりました。
しかし、今夜のリスク回避ムードが強いですね。
というのもポルトガルの10年物国債利回りが13%台へ上昇。
5年物はなんと19%台ということで、もうデフォルト寸前じゃないこれ。
LTROからかなりセンチメントは改善してきていたように思いますが、
やはりただのつなぎ策でしかなかったことに市場が気がつき始めたという
ようなムードなのですが、これが本格的なユーロの下落に繋がるか。。。
ダウは100ドル安ということでやはり一旦調整入りになりそうな感じ。
1.3000ドルを再度割り込むようなら一旦利食って、逆に売りポジションを仕掛けるかも
しれません。
今夜はEU首脳会議なのですが、まだ何も聞こえてきていませんし、
何も出てこないことへの失望でユーロが再度売られる可能性もあるかな、と
警戒を強めております。だったらもうさっさと売っちゃおうかなぁ・・・。
先週までのユーロの買戻局面が一服し、ここから売りなのか、買いなのか
難しい局面に差し掛かって来ました・・・・そして今週末は雇用統計。
週央くらいからは雇用統計にむけて期待からドル高になりそうな予感もあり、
となると、やはり今週のユーロは売りなのかもしれません。
現在のところ失業率8.5%で前回と変わらず、NFPは10~22万人増の予想で
中央値を取ると15万増。これがどのように変化し、ADPがどうなるか。
・・・・というところなんだけど、何よ、今夜はドル円が酷い下落ですね。
先週日本破綻とはしゃいで円売りを仕掛けたHF勢はどうしたんでしょうか?
これまで意味不明に強かった76.50円レベルのサポートも壊れて現在76.30台。
10/31の75.31円が大底だという見方が増えていましたが、これでちょっと
その楽観シナリオも後退するかもしれません。
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