2010年9月30日木曜日
2010年9月29日水曜日
2010年9月27日月曜日
今日のドル円相場は84円台前半の狭いレンジでの取引に終始。
先週金曜の13時台の急騰が介入だったのかどうかは、ハッキリしないまま。
当局は介入を認めていませんし、アッという間に上昇分を削ってしまいましたので
介入ではなかったとの見方が濃厚となっているようです。
ま、介入だったかどうかが大事なのではなく、その後結局ドル円の水準が
戻されて結局84円台前半をウロウロしているって事実の方が
次を見る上では大事でしょうね。
やはり次に介入に踏み切るのは「82円台に突入した時」なのかなぁ。
介入期待でドル円をロングするのは今のところ危険ということになりますね。
介入を抜きにして今週為替が動きそうな材料は、
28日(火)ケース・シラー住宅価格指数・消費者信頼感指数
29日(水)日銀短観・米国債7年債入札
30日(木)アメリカ第2四半期GDPの確報値・シカゴ購買部協会景気指数
10/1(金)個人所得/個人支出・ISM製造業景況指数
短観は材料になるかな?
日経平均も世界の株価比較で低位に放置されており、
大企業製造業の業況判断指数の足元及び先行きの見通し如何では
株価や為替に大きなインパクトと成りうる可能性があるような気がします。
通常、日銀短観がマーケットに影響を与えることは少ないのですけれど、
今回は日本に対するセンチメントがあまりに悪すぎるので、
つまり、私はこれが円高リスクになると見ています。
こんな記事も発見したことだし。
☞ ゴールドマン日銀短観に警戒感
☞ ちなみに民間予測は景況感改善も、先行き悪化
また、今週注目なのはユーロドルの行方。
ソブリンショックでのユーロ暴落からの戻りがほぼ半値に近づいてきました。
YEN蔵さんのブログによりますと、1.35が50%戻しの水準。
あ、もう今夜にも達成しそう・・・・。
CDS市場でアイルランドやポルトガルのCDS保証料率が
過去最高の4%のレベルに上昇しているのに。
ギリシャの保証料率なぞは8%近くで高止まりですよ。
なんでユーロがこんなに強いのかしら?
う~ん、ユーロが強いというよりドル安なんだろうな。
ドルインデックスチャートは下支えをなくしてしまっています。
http://stockcharts.com/charts/gallery.html?$USD
FEDの追加緩和を折り込み始めているということでしょうか。
アイルランドやポルトガルのネガティブ材料なんてお構いなしで
ユーロが上げているってのには疑問もありますが、
今、市場のイニシアティブを握っているのはユーロじゃなくてドル、
ドルの希薄化ってとこにテーマがあるんでしょうね。
だから日本がせっせと円売りドル買いをしても敵わないって
流れになっちゃっているのかもしれません。
ドルが弱すぎんのよ。全く・・・・。
それがアメリカの政策だって言うならどうしようもないんじゃない、これ。
これまでなかなか巧妙な日銀の円売り介入に関心していたのですが、
この先はやっぱり厳しいのかなーって感じ。79円の最高値トライって話に
リアリティが増して来たように見えて、ドル円ショートを狙うのも
一案じゃないかと考え始めています。
日銀砲が90円近くまで押し上げてくれると考えていたんですけど・・・。
今週は日銀短観でマーケットが動くか、そして日銀が動くか、
アメリカの指標でドル安進むか、ユーロドル半値戻しを超えて上昇するか、
こんなところに注目して行きましょう。
2010年9月24日金曜日
先程、24日午後13時過ぎにドル円相場が
84.50円アラウンドから85.36円程度まで1円近く急騰しました。
1分足で70pips位動きましたので、誰もが介入を連想。
Twitterでは
「介入か?」「まだ何も出ていない」「高官が介入知らない発言」などの
呟きが急増、関係者が色めき立ちウチにいても市場の臨場感がみたいなものが
味わえちゃったりします。情報早いしね。
今のところの報道では
市場筋の話として為替介入実施を共同通信社が伝えているのですが、
玉木林太郎財務官は「為替介入についてコメントしない」そうで。
五十嵐財務副大臣にいたっては「介入については何も聞いていない」ですって。
聞いてないって・・・・ノーコメントなら分かるけど、知らないって
言わない方がいいんじゃないのーなんて思ってみてますが、何か
介入実施のコメントを意図的にしない戦略なんでしょうか?
ある方が、日銀介入じゃなくて今回は銀行が勝手にやったことで・・
とかなんとか欧米に言い訳するつもりなんじゃないの。
なんて冗談?めいた呟きをされてましたが。
いやーでも今日の介入も、評価できるんじゃないでしょうか。
円高が進んだら、本当に野田さんの失言と言われる『82円台」が防衛ラインだと
市場が確信してしまうではありませんか。
介入防衛ラインが見えてしまうとスイスの二の舞になってしまうのではないか、
と懸念しておりました。84円台で介入実施は、評価できるものと思うのですが、
さて、この後市場はこれをどうこなしていくんでしょうか。
年内の1300ドル大台予想は出ていましたが、まさかこんなに早くこの水準に
到達するとは。さて今晩1300ドルの攻防が見られるでしょうか、
それとも届かず崩れてしまうでしょうか。
為替とともに金価格にも注目です。
2010年9月23日木曜日
昨晩のFOMC注目はされていましたが、あの内容で
こんなにドル安になっちゃうものかしら・・・。
追加緩和策が取られるという予想が後退していましたが
案の定、今回は動かず。但し声明では、長期低金利政策が取られることが
改めて確認された他、必要なら追加緩和の用意があるとした内容。
いや、これ別にこんなに激しく反応するような内容じゃないんじゃないの?
と思うのですが、これを受けて米国の2年国債利回りは一気に
0.42%台を割り込んでしまいました。
特にユーロドルなどは発表直後に1.32ドル台にやすやすと到達、
今じゃ1.34ドル台です。前回の戻り高値をこんなにあっさり更新して
ユーロ高となるとは思いもしませんでした。
これじゃ、ドル円もたまったものじゃありません。
85円台はサポートされるのでは?と見られていましたが、
日銀動かず。気づけばもう84.50円も割りこんじゃいました。
介入への警戒も後退してきているのでしょうか?
今日は、明日23日祝日、大手行が出勤するかどうか日銀が確認を
取っているなんていう噂が多少ドル円下落の抵抗となったようですが、
そもそもこんな相場で休むなんてとこはあるはずもなく、そんな報道も
パフォーマンスに過ぎないでしょう。YEN蔵さんに言わせれば儀式だとか。
あの手この手で芸が細かいことは認めますが、実弾がなかなか出ないことで
市場は徐々に売り優勢の流れとなってきましたね。
介入押上効果も半値が削られたことですしそろそろ第2弾があるころだと
期待も高まるところですが、介入期待でポジションをとるとろくなことがないので
ここは静観を決めるに限りますね。
尖閣諸島問題から対中関係が微妙となってきましたが、
一部には制裁として、円を書い進め円高にしろというようなことを
言う専門家もいるなどという話も出てきているようですね。
そもそも今回の円高、中国の日本国債買いとの因果関係も指摘される中、
単純に単独での円売り市場介入で解決出来るものではなく。
政治的、政策的解決の必要性を強く求められていることを思えば、
日銀砲実弾2弾目の時期を探るよりも、緩和策発表などのサプライズが
欲しいところだわ。と飲んだ頭でぼんやり考えています。
うーむ、明日も祝日ですが、マーケット関係者休んでいる場合ではなさそう。
ドル円はまたしても大きく動きそうな予感がしております。
いやーそれにしても、ユーロドル、こんなに勢い良くもどるとは。。。。
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2010年9月21日火曜日
連休の谷間ですし、今夜はFOMCもありますし、
中国は明日から大型連休入りするそうですし、なんだか静かなマーケット。
ドル円の介入は初日の2兆円規模のみ?!なのでしょうか。
85円あたりに大量のbidを置いてあるとかなんとか噂されていますが、
その真相は分からずとも、こうも静観の中、85円を崩さずに水準を
維持しているとはその介入の巧妙さに唸るばかり。
何がキッカケとなりまた動き出すのでしょうね。
先週のFOREXRADIOではだいまんさんが
つまらない相場になっちゃったとおっしゃってましたが、
こんな相場になることが分かっているなら、
85.50-85.90レンジで逆バリでシステマティックに売買を
繰り返してりゃ良かったわけです。
でも、今頃それに気がついてそういうポジションを作ったところで
直後にレンジブレイクしたりするのが法則(笑)
不思議と自分のポジションが見事にキッカケとなるような
絶妙なタイミングで、逆に動き出したりするので、
この相場、手出し無用?!
先週作ったドル円ロング、ほぼコストで一旦降りることにしました。
1週間ハラハラさせられて疲れちゃった。
今夜のFOMCも怖いですし、今日は夜遅くまで仕事で為替が見られないし。
またポンドドルロングは買った後少しは上がったのですが、
昨日、英国の9月ライトムーブ住宅価格が前月比▲1.1%と3カ月連続で低下、
また8月の主要銀行モーゲージ承認件数が4.5万件
(2009年4月の4.3万件以来の低水準)に落ち込んだなどという
ニュースに下落し、コストで撤退。
はー今の相場は細かく利食いしなきゃ駄目か。
すかさずドテン売りで挑みましたが、思うように下がらず、
すぐ止めました・・・(笑)
結局介入後の相場では負けてはいませんが、勝ててもいない。
というか、やっぱりやりにくいな(笑)
今夜のFOMCキッカケでドカーンと動いたりする?!
皆この持久戦に疲れ始めているような気がしますけど。
昨日はギリシャ国内の銀行へのストレステストを延期するとか、
ドイツ国債とポルトガル・アイルランドの10年物国債利回りスプレッドが
ユーロ導入後最大となるなどユーロ圏のネガティブ材料も飛び出して
ユーロが下落する局面もありましたが、トレンドを形成するに至らず。
結局はレンジから抜けられずにいます。
今夜のFOMC待ちなのかしらね。
豪ドルだけは、高値を更新する強さを見せていますが、
RBA総裁のスティーブンス氏が昨日、
「国内経済の見通しは強く、金融政策により対処する必要あるだろう」
「豪経済の力強い上振れに対し、利上げが必要となる公算」とか
強気な発言をしていますので、
市場には追加利上げの期待が広がっているみたいですね。
今日の議事録もそれが確認できる内容でした。
でも、ひねくれ者の私は、このままオージーだけがドンドコ上がるって相場に
違和感を覚えています。当局も強気、市場も強気、罫線も強気なんて三拍子が
揃ったところで、一旦大きく調整するんじゃないの?!なんて思ってるので、
次にやるなら豪ドル高値更新なんて水準を売ってみたいところです。
いつもの思い込みですので、危険だとは思いますけど(笑)
今日からTOCOM東京工業品取引所の夜間取引が翌朝4時まで延長されます。
これを記念して今夜、六本木でイベントが開催されるのですが、司会を務めます。
帰りは遅くなるので、今日は早めのブログ投稿。
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2010年9月18日土曜日
介入から3日。
今週はこのまま小動きのまま終わってしまうのでしょうか。
1回目の介入およそ2兆円、この時の押上げ効果が持続中。
素人考えでは介入でドカンと上がったところは絶好の売り場と
売り向かってくる向きがあって、上に下にをボラタイルな相場になる
ものなんじゃないか、なんて考えていたのですが、なんとも不気味な
動きです。下がらない。一体何が起こっているのでしょう?!
今回の介入の背景をいろいろな方に伺うと、
やはり介入直後は日本最大の車の会社が大量に
売ってきたそうですが、これをこなして更に上昇。
さらにTwitterでジョン万太郎さんが教えて下さったことには
個人がのこの介入に売り向かっているとか。(WBS情報)
しかし、それにも負けず水準を切り下げることはありません。
介入初日のNY時間では85.50に大量のbitを置いていたとかで、
それが効いたのかNY時間はそのbitに触ることなく高値で推移。
翌日ナゼかそのbitが消えたところで85円ローまでダレてきたのですが、
再度持ち上がられ、またしても85.50円が下値を支えているような形に
なって来ました。目先は85.50が支えに、そこを割りこんでも85円大台は
本邦当局が大きく意識しているレベルだろうということです。
あ、これはYMTVで大倉さんが解説してくださったこと。
会員向けのクローズドプログラムなのでこれ以上の秘密は書けません!!
さて、伝説のディーラー大倉さんはこの先どのように見ているでしょう~
詳しくはYMTVオンデマンド放送で。
私も85.53円で再度ドル円ロングを持ったのですが、思うように上がらず
イライラ中。FXトレードというのはほとんどが、こういう状態ですよね。
ポジった後にドーンと利益になるなんてことは10回に1回あるかないか。
ほとんどはポジった瞬間にドーンと逆にいくか、そのレベルを挟んで長いこと
上に下に行ったり来たりのレンジとなり、とにかく我慢を強いられる。
優秀なディーラーというのは「待つ」力がある方ばかり。
忍耐力が試されるわーーー。私、普段はのんびり屋なんですが、
為替を始めて気がついたわ。意外に短気なんだってことに(笑)
それでも今回も粘ってます。86円台までは。。。。
再度介入してくるのはいつになるのか、世界中が関心を持って見ていると
思いますが、それが功を奏しているいるんですね。介入警戒から下がらないって
状況がつづいているのですから。大倉さん曰く、無駄なことはしない。
なるほど、介入しなくてもこうして水準が保てるなら、お金使わなくてもいいものね。
なかなか強かな戦略みたいよ、日本も捨てたものじゃありません?!
ただ、来週は日本市場祝日が2日もあるので、ちょっと不安。
休みでも銀行は出てきて介入を引き受けるだろうとは言われていますが。
そうは言っても、祝日だと流動性が下がるでしょうから、
投機に狙われやすそうでちょっと怖いですね。
それからドル安が進行中。
21日のFOMCで量的緩和が発表されるのでは?とされていましたが
これが11月まで何も出ないという見方が強まってきています。
だからこのところのドル安はそれが材料ではないのかもしれないんですよね。
ドル安じゃなくてユーロ高だったりする?!ポン様も結構強ばんできましたが・・・。
というわけでワタクシ、ポンドドルも一昨日ロングをしかけてみたの。
どういうわけだ(笑)ポンドが急伸する局面があって、飛び乗っただけだけど。
そういう機敏さも必要なの!!・・・・爆死することのほうが多いけど。
でも、その閃きは今のところうまく行っているみたいよ。
1.5587ドルでのポンドドルロング、現在1.5643です。
目標は結構長期で前回高値の1.60のちょっと手前くらいまで・・・。
欲張りかしら?!
やっぱりどうしても、中間選挙にむけてドル安が進むっていう
思い込みから逃れられないのですよ。それだけです・・・。
テクニカル的には一目の雲から頭を出して強そう。
これが騙しの上ヒゲにならなければ・・・ね。
それでは皆さん、良い週末を!!
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2010年9月16日木曜日
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(一応書いておきますが、介入を指示するのは財務省、日銀はオペレーションするだけ)
やるならこのタイミングでしょうーと介入を予測していたという方もいらっしゃいましたが、
今日はちょうどYMTVでは荻野金男さんの「まる金のここがポイント」の
放送日。もちろん介入の話をタップリといただきました!
荻野さん、介入のまさにその瞬間、財務省と電話中だったとか。
これまでの当局のダメダメぶりに愛想をつかしていたマーケットですが、
だからといって、ナメて掛かると危険なようです。
実際、途中でショートを仕掛けた向きも多かったようですが、
現在までのところ皆踏まれてます…。
単独介入だから効果が薄いなどというコメントが繰り返され、
などという外国人。確かに、介入前から大方そういう見方で一致してました。
さて、どこで売ろうかと売り場を探したという向きも多いようです。
でもね、これだけ市場につつかれ、これだけ準備期間があってですよ。
介入準備金もだいぶ前から引き上げられて話題となってましたし、
満を持しての介入です。
たった1円くらいの上昇で頭叩かれるってわけには行かないでしょう?!
実際、介入効果ってのは一時的でしょう。
最近ではスイスの介入で、介入後、すぐ様頭叩かれてダレちゃって
失敗するってパターンを何度も繰り返し見ちゃってるから
すぐに売りたくなる気持ちも分かる。でも、メンツをかけて1円以上、せめて85円台までは介入がある!!
と読んだ私は今日84.01円まで介入で押し上げられて、値動き止まっているところで
ドル円をロングしてみました。85円台乗せで利食うつもりで。
でも、午後から仕事で外出しなくてはならず。84.81円で手仕舞ってでかけました。80銭抜き!!
まあ、ドル円じゃなくてクロス円手がけていれば、とか、逆指値おいて出かければ85円台まで持てただろうとか、いろいろタラレバはありますが、個人的には満足。
さて、ここからです。
日本単独の介入です。海外市場ではやらないのでは?という見方もありましたが、いえいえ、メンツをかけて、海外市場でも介入は継続する模様です。そう簡単に水準を崩さないでしょう。
海外市場でも邦銀使ってやれば協調・委託という介入じゃなくても出来ると荻野さん。今夜は財務省も日銀も寝ずにやる?!
YMTVでは荻野さん、この介入の高値のレベルに言及してくださいました。
8◯.◯◯円までは可能性アリ。しかし、その上にはいろいろと潜んでいるそうで。
売るのはそこまで見てからでいいかな、と思いまして、
帰宅してまたドル円買い直しちゃいました。
今日1.5兆円使ったとか言われてますが、(一説では3兆円とも)
一応,35兆円予算があることになっていますので、
今晩くらいはもう少し水準を引き上げるのではと思ったのですが、
私がドル円を85.53円で(よくこんな高値で!)ロングしてから
動きが止まっちゃったーーー。あれー日銀頑張れー。
他の動きを見ていると、明らかに「ドル安」が弊害となってます。
ユーロドル、ポンドドルの上昇がNY時間に再燃。
思えば昨日の82円台突入だって、昼間は菅さん再選への挑発だったかも
しれませんが、NY時間の動きは「ドル安」ですものね。
アメリカが追加緩和の方向に舵を切ったことで、市場はドル安がコンセンサスと
なってしまっています。円高もそうですが、このドル安とも戦わなくては
ならないのですね、、、、。
ポンドドル1.5587ドルL。まーよくよく見るとよくぞこんな高値で買ったなー。
ドル円のヘッジのつもりで、ですが、リスキーな水準でポジりました。
でも、今のところ、ポン様の騰勢は継続しており、テクニカルをみても、
悪くなさそうです。ドル円ロングより、こっちのポンドルロングが目先本命と
なりそうな気もしてきました。
ドル円は日銀砲が効いている間に政策的、政治的になんとかしないと
行けないわけで、それにはあまり期待を持てないというのが実情ですものね。
荻野さんが示したレベルまで上げるのが精一杯なのではないか、
そして、再度ドラスティックな円高を経験しないと、本格反転はないのではないか、
と思っています。今巷で騒がれている50円とか60円というのはわかりませんが、
80円割れくらいはやぱりリスクとして想定しておくべきかと・・・。
というわけでドル円ロングはあまり執着せずに降りるときは降ります。
ポンドドルはひょっとして化けるかも・・・と淡い期待。
2010年9月15日水曜日
菅氏勝利なら円高。
確定の瞬間は市場の予想通りの動きを見せた為替市場ですが、
上に下に振らされて結局は行って来い?!
しかし、その後も円高を試す動きは継続し、23時過ぎには
瞬間83円の大台を割り込む瞬間も。
もう83円台を守れると見る向きは少なくなってきているわね。
83円台に慣れちゃった上に、いずれこのレベルも下がるだろうって。
為替市場からは歓迎されていない菅さん決定で、この先も円高が
継続するのが確定してしまったかのようなムードです。
これ、このまま本当に60円とかあり得るのかしら・・・・?
さて、今夜は凄いですよ。
金価格も現在までで1270ドル。史上最高値更新しました。
さて、この金の上昇はどういうワケでしょうね。
素直に無国籍通貨としての金に資金が集中とみていいのでしょうか。
マーケット全般見てみると、円高円高と騒いでいるのは日本だけで、
今日起こっていることはドル安です。
ストレート通貨は軒並み上昇、ドルが売られているの。
先のFOMCで金融超緩和継続となり、21日のFOMCでも更なる追加策が
出るかもしれないと言われてますもの。輸出倍増計画の米ドルは下がってもらわねば
ならないのです。って、、、わかってたけど、こんな風に突然来るか。最近は欧州通貨が
弱かったのでドル、戻っていたんだけどね。
ドル安で金に資金流入という相関性が顕著に見られるわけですが、
ドル円相場だけに気を取られていると、乗り遅れます。
ユーロドルなんか急騰しているわ!!
ドル円でのドル安なんかより、むしろコッチの方が値動き大きいです。
ユーロドル、日足のレンジ上限に迫っていたので、
これは3度目の正直でレンジブレイクしてユーロドルが1.30くらいまで上がる!!
と読んで、今日夕方にユーロドルを1.2880でロングしたのです。
日足が一陰介在五陽連という強気のサインを示していたのよね。
ああ、これをこのまま今持っていれば。。。。
ほら、その後、ZEW景況感指数が発表されたでしょ。
酷い内容だったの・・・。
ドイツ・ユーロ圏9月ZEW
独ZEW景況感調査
予想10☞ -4.3(前回+14.0)
ユーロ圏ZEW景況感調査
予想+14.5☞ +4.4(前回+15.8)
これで、ドーンとユーロドルが落ちた。
1.2827ドルくらいまで下げたかな。
これは駄目だと30分pipsくらいやられたところで撤退。
(その後ドテン売り仕掛けようかと迷いに迷ってそれは止めた。)
ところがその後のV字回復の倍返し。
強気のサイン通りの物凄い上昇となったのでした。。。
この相場、読めていたのにタイミングを間違えて損を出してしまうという
見事なヘタレっぷりで、
「なぜ、ポジションを取る前に、指標の発表があることを確認しないのだ」
という基本中の基本を怠って、思い立ってすぐポジってしまった自分を
責めているところです。
ポジションとって、撤退のリアルな書き込みは
こちらTwitterで☞ http://twitter.com/hirokoFR
もうすぐ1.30ドルに到達するわ・・・。
しかし、1.3031ドルあたりに強烈な抵抗銭200日線が走っているのよ。
ロングが成功したら、ココあたりまでを目安に利食いを入れようと
思っていましたので、そろそろ止まるんじゃないかと思ってるんですが。
これを超えて上昇するようなら、これはもう、本格的に米ドル安がスタート。
そうなれば、ドル円の60円だってリアリティが増してしまうわ。
でも、これ、一時的には止まっても、超えてきそう。
それを暗示するような動きとなっているのはAUDUSD
とうとう、週足でのWトップの水準を3度目の正直で超えてきた。
これでオージーは青天井?!
もちろん、一旦緩んで調整もあるでしょうけれど、
いよいよ本格的にアメリカがドル安政策を取ってくるという
象徴的な動きを見せた1日だったのかと思います。
というわけで、次はドル円を素直に売るかな。
ユーロドルは下がったら買い。
・・・でも今日悔しい思いをしたのでユロドルは見てるだけにする!!
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2010年9月13日月曜日
2010年9月10日金曜日
さてさて、中国の動きが不気味ですね。
このところ日本国債をドンドコ買いましているのも不穏ですが、
週明け13日に発表予定だった一連の中国経済指標が、なんと前倒しで明日11日に
発表されるんですって?!何それ?来週でいいじゃない。なんでマーケットがクローズしている
土曜日なんかに需要指標を発表しなくちゃいけないわけ・・・?
予定されている一連の指標というのは
(予想) (前回)
消費者物価指数(前年比) 3.5% 3.3%
鉱工業生産(前年比) 13.0% 13.4%
鉱工業生産(年初来・前年比) 16.7% 17.0%
小売売上高(前年比) 18.0% 17.9%
小売売上高(年初来・前年比) 18.2% 18.2%
生産者物価指数(前年比) 4.5% 4.8%
重要なものばかりですが、これまでのところの予想を見てみるに、
特別突出して変化がありそうにも思えません。
しかし、前倒しするからにはなにか理由があるはず・・・。
一部にはCPIがあまりに高い数字となるため、利上げするんじゃないか?
なんて予想が出ているみたいですので、今週末はポジションを持ち越すのは
とても危険なような気がします。土曜に指標と同時に利上げでも発表になるようなら
月曜東京からは相場が荒れるのは必死。
そういえば12日が水星の逆行が終了でしたっけ。
13日は鬼門となるかもしれません。
でも、場中に何か飛び出すよりも、休みの間のほうが材料をこなす時間があるため
大きく動かずに済むのかも・・・なんて気もしないでもないのですが。
しかし、前倒しの意図が読み切れない以上、無理なポジションは持たないほうが
いいでしょうね。やるなら豪ドルの高値を売っとく?!
でも中国国家統計局が「深読みするな」って牽制してたりします。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-17190020100910?feedType=RSS&feedName=businessNews
意外となーんもなかったりするのかな?!
それから、昨日のFOREXRADIOでも話題となりました、
中国による日本国債投資の拡大の影響についてですが、
野田財務相が「中国の日本国債への巨額の投資の本当の意図を説明させる」と発言しました。
やはり、これが円高の要因となっているとの認識があると見ていいでしょう。
今年1~7月の中国による日本国債買いの累計は2兆3000億円とのこと。
消去法での逃避先としての円高と一般的には解説されていますが、
いや、単に中国がドンドコ日本国債買っているせいじゃないの?
この野田財務大臣の発言は、それを認めた上で問題解決に着手するんだと、
認めたってことなんじゃないかな、なんて思わざるを得ません。
となると、市場の原理というよりは政治的に解決することが求められているわけで、
いよいよ来週の民主党代表選の結果というのがこの円高を左右する重要イベントとして
クライマックスに向けて注目されるものと受け止めています。
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2010年9月9日木曜日
ドル円は83円台で上にも下にも動けなくなってしまっています。
8日の新月(アストロで為替の変化日)に83.34円まで円高が進行しましたが、
その後84.05円まで切り返しました。しかし、84円台での滞空時間は短く、
頭を叩かれて再び83円台へ。
しかし83円台ですよ。菅さんが90円半ばが望ましいなんて言って
94.99くらいまで合ったのがつい3~4ヶ月くらい前なのですが、
そこから10円も円高なんです。
83円台で揉み合いが続いちゃうと、このレベルにも慣れてきちゃったりするから
怖いですよね。
でもドル円だけじゃない。
クロス円も、ユーロドルも、ポンドドルなどのストレート通貨も
なんとなくレンジ入りしちゃったみたいな気がしてきた。
(オージードルなんかはちょっとUPトレンドって感じだけど。
今日の雇用統計良かったですものね。)
クライマックス待ち・・・・でしょうか。
ドル円・クロス円も戻らないと売れない水準まで円高となってしまっているし、
かと言って買っても買っても上がらない。
ドカーンと来てアク抜けでもしないかぎり、このジリジリとした円高が
終わらないというのがFOREXRADIO木曜メンバーの一致した見方。
問題はそのドカーンがいつやってくるかってことですけど、
詳しくはオンデマンド放送を聞いてみてくださいね。
ということで、なんだか手掛けにくい。
くりっく365の個人投資家のポジション動向を見ると
ドル円、クロス円ともに大きく買い越しになっていて、
ミセスワタナベが84円下を買支えている、なんていうニュースが
あるのを何日か前にご紹介しましたが、まさにそれが証明されるような
内容となっています。しかし、84円割れで買っているというニュースだったと
思うのですが、83円ローまで下がってきてしまい、84円台に
戻らなくなって来ており、個人は旗色が悪いような流れに。。。。
売り建玉 買い建玉 ネットポジション 前日比
ドル円 46349 210263 163914 -14359
ユーロ円 23999 81809 57810 -1619
ポンド円 19215 50815 31600 -16904
豪ドル円 69512 222576 153064 -11538
スイスフラン円 2057 1375 -682 -9
加ドル円 3323 11170 7847 -191
NZドル円 6523 39086 32563 58
ランド円 2256 35215 32959 530
ユーロドル 7277 4011 -3266 297
ポンドドル 934 536 -398 -449
でも、ストレート通貨は売ってるのね。
う~ん。ここから仕掛けたいというものがなくなっちゃった。
クライマックスがあるのなら、
ドル円クロス円は黙って売っておけばいいのでしょうけど、
売りたいレベルまで戻りがないので売るのが怖いですし。。。。
野田財務大臣の直近の発言は「介入を含めた断固たる措置」と介入という文言を
使うようになって来ているので、介入のコンセンサスっていうのは取れているの
でしょうけれど、こうして、10銭.20銭づつ円高記録が更新されては
ちょっとだけ戻る、なんていう感じの相場だと、介入しにくいんだろうなぁ。
少ない資金で効果的なタイミングでやるべき。
というのが求められているので、やはり何か介入しなくちゃいけないような
キッカケというのがないと出来ないのでしょう。
介入がキッカケでクライマックスを招くなんて悲劇もよくある話だそうで。
素人考えでは下がっているときに介入するんじゃなくて、
雇用統計が良くてドカーンと上がっている時とか、
何かの力に乗っかって介入すれば、
その効果が倍増するんじゃないのかな、なんて思ったりするのですが、
どうなんでしょうね。
アメリカのガイトナー財務長官、CNBCのインタビューにて
「日本の為替政策についてはコメントを差し控える」
「日本が困難な問題に直面していることは聞いている。
貿易相手国として、経済回復に努めて欲しい」と発言したそうですが、
それ、介入を黙認してくれるって判断でOK?!
牽制しているようには思えない発言ですよね。
しかし、ドル安政策に舵を切ったアメリカ、介入に協力は出来ないでしょうから、
勝手にどうぞ,出来るならば・・ね。
と静観を決め込んでいるだけのことでしょう。
さて、このドラマ、この秋にはいよいよ最終章を迎える、と
思いたいのですが、Twitterでいろいろとアドバイスをくださる方が
言うには、大底は来年。。。。あ、月曜のマンデーFXにゲスト出演くださった
林先生も来年って見通しのようですね。
いやー後1年近くこんな相場が続いたら、仕事がなくなっちゃうよ、
って声がアチコチから聞こえてきます・・・・。
ということで、トレードは今夜はお休みです。
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2010年9月8日水曜日
ユーロポンド売り直しでリベンジ成功!!
先程0.8318で手仕舞いました。
ホントはもっと中期で保有しようと思ってたのですが、
思いのほか反発力が強いようでしたので
利益を結構削ってからの利確・・・・。
やっぱ底(0.8286)で逃げるのって難しいわよね。
機会があれば再度売り直したいと思います。
今日はユーロが崩れました。
あ、その前に、ドル円も瞬間今年の最安値更新したわ。
この後のNYでも一波乱来そう。
ユーロの後には夕刻ロンドン時間からポンドが崩れ、
そういえば今日はRBAの政策金利発表がありましたが、
それとは別に政局絡みでオージーが売られる時間帯があり、
と、今日は時間割で下落担当が交替していた1日でした。
今夜はCOMEX金も急騰しており、リスク回避相場が続いているようです。
ひょっとしたら今夜最高値更新するかもしれません。
要するにドル高円高なのね?!最強通貨が円ということで。
最強通貨と言うには語弊があるとしても、チャートで見れば
そうとしか言いようがない。クロス円も総崩れ。
今日はポンド円が直近安値を更新。
まずは私がリベンジを果たすことが出来たユーロの下落から見ていくと、
キッカケは米WSJ紙が「欧州の主要銀行に対するストレステストでは、
潜在的にリスクのある国債を保有するいくつかの金融機関を過小評価したのではないか」
といく記事を掲載し、これを嫌気してユーロ売りが膨らんだとされています。
・・・そんなこと、最初からわかってたんじゃな~い?とツッコミたいところですが、
要するに最近の理不尽なユーロの上昇を形成した買い方のポジションが
手仕舞われたってことなんじゃないかしら。
おまけにこんなネガティブ材料も重なりましたしね。
・ポルトガルの銀行のECBからの借入れ額が、8月に過去最高に達する。
・7月の独製造業受注、前月比が予想0.5%のところ▲2.2%と
昨年2月以来の低水準に落ち込む。
また政策金利を市場の予想通り4.50%に据え置いたオージー。
声明文では「金融政策は当面適切」と、新たに
「当面」という文言が追加されました。
「インフレは目標に近い」とか
「世界の見通しは幾分不透明」などという発言とあわせてみて、
早晩の利上げ期待が後退したのも今日のオージーの下落の一因とみられています。
また政局絡みでの動きもありました。
これまで支持を明確にしていたなかった無所属議員4名が
与党である労働党支持を表明。
これで、ギラード政権続投決定!!
ということは…労働党は議会で過半数を確保したってことですから、
資源税導入が実現可能に近づいた?!
今日はシドニー市場で金鉱株も売られたみたいですね。
そしてオージーを圧迫したと見られます。
資源税についてはこちらのページに詳しい解説が
http://www.dir.co.jp/publicity/column/100608.html
それよりも何よりも今日一番のショックなニュースは
白川日銀総裁の記者会見。
「逆アナウンスメント効果」とか「逆口先介入だ」とか
がっかりな批判を浴びていらっしゃいますが、そうですよね。。。。
「当局が為替相場を自在にコントロールできるわけではない」
いえ、よくよく考えれば至極当たり前のことを仰っているのです。
しかし、追加緩和策発表でも反発できぬドル円相場を睨んで
このような発言をすれば市場がどのように反応するかは
想像できないとは言わせません。
注意深く監視していれば分かるだろうに・・・・。
介入警戒が後退しちゃいました。
これが今日の円高の一因と思われますが、
それにしては下げ方が甘い。
クライマックスが来ないと何時までも下げ続けるでしょ・・・。
というわけで、今日の下げ方ってホント終わりの見えない
秩序だった円高って感じを改めて確認させられたって気がして
気が重くなりますね・・・。
なんて書いているうちにユーロポンドがまた落ちてきた。
あれー我慢して保有しておけばよかったかな。
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2010年9月7日火曜日
今夜はカナダ・米国がレイバーディで休場。
東京時間は、まだ夏休みか?と思うような地味な動きでしたが
またしてもロンドン時間から暴力的な動きに!
ポン様がどんどん売られていく~。
先週売って失敗したユーロポンドは今日も暴騰。
ポンド円は130.60近辺から129円前半まで売り込まれるし
ポンドドルは1.5480どころから1.5345どころまで下がりました。
なんでポンドだけがこんなに売り込まれたのでしょう・・・?
明快な材料というのはないのですが、どうも、明日、
明日の英国債の償還を控えての思惑での売りという解説が多いようです。
こんなの事前に懸念されてたっけ?!なーんか後付けの理由っぽいよね。
レイバーデーで薄商いとなっているところに大きく仕掛けた向きがあるって
見方もあって、まあ、多分そういうことなんでしょう。
理由なき抗争ですよ。市場が薄いところでのパワーゲーム。
しかしながら、ポンドに対しては悲観の声も多いので、決して理不尽な動きと
いうわけでもなさそうです。動き方は突発的であったとしても、トレンドは下で
合っているのかもしれない・・・。
ポンドドルのチャートを確認してみると、5月の底から8月の高値まで3ヶ月続いた
大きな上昇トレンドに対して38.2%押しの水準まで下げてもみ合っているって感じ。
でもボリンジャーバンドの中心線が頭を抑えて下げてきている格好ですので、
このまま38.2%サポートの1.5330辺りが支えられず下落する可能性のほうが
大きいように見えるわ・・・。
なーんて書いてますが、実際には129.58でポンド円ロングしてみたりして。
理由なき急降下なら短期的には戻りも期待できるかと思って。
でも、売った途端にもう一弾ズルッときて・・・・・・。
数時間かけてなんとかコストまでもどってきたので、コストで撤退しました。
あぶなー。自立反発期待のロングなので、数時間かけての上昇じゃ駄目なんです。
たまたまコストまで戻ってくれてラッキーでした。
やっぱりポンドはトレンドが下向きだと思って、これに逆らうポジションは作らない、
もしくは作るにしてももっともっと大きく突っ込んだときにしよう。(と心に決める)
今日は国債先物は大幅続落、株価が上がるなど、
どうも為替市場を除外してはリスクテイク相場がもどってきているような気配。
日経平均株価が前週末比+187円高9301円。
http://www.dreamvisor.com/chart.cgi?code=0101&seq=&lcd=
(なのにドル円は上がらない・・・。)
米国株は先週末にかけて4日連騰でしたものね。
http://futuresource.quote.com/charts/charts.jsp?s=$INDU&o=&a=D&z=800x550&d=MEDIUM&b=CANDLE&st=
でも米国株はレンジといえばレンジですけどね、でもレンジバンドの高安が
イレギュラーすぎてやりにくそう・・・。
VIX指数も下げてますし。
http://chartpark.com/vix.html
でも、まだこれは積極的なリスクテイクとは言い難いですけどね。
こんな記事見つけたわ。
ルービニ教授:米経済に二番底リスク、民間雇用の伸び「ぱっとしない」
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aAV5VJUI_TtQ
米景気は7-12月に減速へ-追い風は向かい風に
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aEk.EYJsJd_g
景気後退に陥れば、金よりもドルや円に投資を
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=ammguFAOLSA0
(よ、余計なことを・・・)
そういえば先月末にはブラックスワンでおなじみタレブ氏の見方も記事になってました。
「ブラック・スワン」的異変の舞台整う、投資家の景気見通し両極化
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aZpbfB8AHvEI
ようするに、これから大暴落のリスクがあるってことを言いたいみたいですね。
10月にリーマンショックを超えるような大暴落を予言する方もいらっしゃるみたい。
いやになっちゃうわね。
確かにドル円相場は、まだまだクライマックス感がないですし、
80円割れという刺激的な動きがあることは想定しておかなくちゃいけないでしょうけど。
でも、それって、今週8日の新月か(為替の重要変化日と重なる)、
12日の水星の逆行から順行に戻るタイミングか、
民主代表選投開票の14日か、
あるいは今月のFOMC21日か、、、
その辺りのどこかだと思っていたんですけどね(笑)
あ、明日の日銀の決定会合もあったか。
なんか、あまり注目されてませんね。
追加で緩和策が期待されるような水準じゃないかな、為替も。
意外に下げ渋ってますものね・・・・。
もちろん、これらのイベントも最重要注意点ではあります。
これらのショックを超える暴落が10月にやってくるって話が
出てきているということも、心の片隅にとどめておいても損はないかな。
というお話です。買い場はほんと、慎重にね。
むしろしばらくはどのアセットも戻りを売る「売り場探し」に
徹したほうがいいのかもしれません。
ということで、ユーロポンドにリベンジ。
ユーロポンドを0.8369ドルで売ってみました。
理由は、、、、リベンジ(笑)そんだけー?!
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2010年9月4日土曜日
なんという脱力の展開。
完全に行って来いのドル円相場。
雇用統計というイベントを前に皆いろいろに
期待を膨らませて望んだかと思うのですが・・・。
まず雇用統計の内容から。
NFP非農業部門雇用者数は
▲5.4万人と事前予想は▲10.5万人ですのでポジティブサプライズ。
しかも今回は過去修正分も大きかった。
7月分▲13.1万人→▲5.4万へ
6月分▲22.1万人→▲17.5万人へと過去2ヶ月分が上方修正。
民間部門雇用者数変化は6.7万人でした。予想が4万人でしたので
こちらもポジティブな内容です。
しかも、前回分も7.1万人☞ 10.7万人へと上方修正。
失業率は9.6%と前回の9.5%から悪化ですが、これは事前予想通り。
これを受けてドル円が跳ねました。
84.35円近辺☞ 85.22円近辺まで。90pipsくらいスコーンと!!
もちろんクロス円も上昇、ユーロドルは乱高下で分かりにくい動き。
(でもドル円上昇でも下がらないところをみると強いという印象)
Twitterでもこの動きに反応した書き込みが溢れ、にわかに色めき立ちます。
しかし、ドル円は85・10~20円が重く、第2派が来ない・・・。
う~ん、冷静にみるとこのレベル、日足でボリンジャーバンドの中心線が
ガッツリ頭を抑えている水準じゃないの。
やはりここを抜けられぬ程度の内容だったか・・・。
と雇用統計後のはしゃいだ空気から一転、重い空気となったところで
迎えた23時のISM非製造業景況指数。
予想は53.2ですが、、、、なんと51.5と予想を下回る内容!
しかもこの数字、2010年1月の50.5以来の低水準だとか。
構成項目の「雇用指数」は48.2(前回 50.9)と「50」を割り込む悪化に。
これを受けてドル円は崩れました。 完全に雇用統計前の水準までスコーンと!!
クロス円も然り。ただし、ユーロ絡みの通貨は意外にしっかり。
ユーロドルは指標で乱高下するもUpトレンドを維持したまま。
因縁のユーロポンドもなんだかんだ今日の数字があってもなくても変わらぬ水準に。
ユーロスイスもISMで下げた後再び上昇トレンドに戻った感じです。
なんだかなーユーロ強いじゃない・・・・。
なんだかなードル円やっぱり駄目じゃない・・・。
ということが良くわかったイベントとなりました。
せめてNYクローズまで円安基調が続いてくれればその高値を売り迎ったのに、
こんなにあっさり行って来いで崩れちゃうんじゃ拍子抜けだわ。
こんなにダメダメだなんて。
やはり9月にドラスティックな円高があるかもしれませんね。
水星の逆行が終了するのは12日ですが
その前に、8日も為替の重要変化日とされているので
特に来週の動きには注意が必要かも。
今夜の絶好の売り場は逃してしまいましたが、
ドル円、戻ったら売りです。
皆言ってるからやりたくないって気持ちもあるけど
これを抑えてでも売るべし。ですね。多分・・。
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2010年9月3日金曜日
9月に入りました。
いや、まだ夏休みでいいんじゃないの?
って暑さが続いてます。
百十数年ぶりの酷暑で体調を崩されている方も
多いようですが、「ストッパ」の売れ行きが好調なんですってね。
クーラーで体を冷やしたり、冷たい飲み物を飲んだりするから。
さて、私が昨日ユーロポンドを売ってから仕事に出かけたら
見事にドカーンとユーロポンドが噴火したことは記憶に新しいですが、
このところ理不尽なユーロの上昇に苦しまれている方も多いかと思います。
あ、昨日ブログをお休みしちゃったので、ユーロポンドSした
ご報告が出来ていませんでしたね。
Twitterではポジション取った直後に書き込んでます。
http://twitter.com/hirokoFR
ちなみに何故昨日ブログを休んだかもなんとなく分かっちゃいます(*'-'*)エヘヘ
何故にこのところユーロが不意に上昇するか・・・。
1・ドルが弱いから
2・ショートカバーでしょ
3・テクニカルで見ればあり得るでしょ
4・ポン様がダメダメだから
5・誰かが私のポジションを見張っているから
とまあ、いろいろとそれらしく説明出来なくもないのですが、
それにしても私がユーロショートした直後に急騰ってのは・・・。
いつも思うのですが、勝つ時、取れる時ってのはポジションとってから
上に下にと振らされて、長いこと耐えて耐えてやっと利益になるのに、
負ける時ってなんでこう、瞬殺なんでしょう。
ポジション取った瞬間に逆方向にグイグイ持って行かれるってパターン
多くないですか?勝つときにこれが出来れば最高なんですが。
今回見事に逆指標ぶりを発揮したのですけれど、今日のFOREXRADIOでは
だいまんさんがあっさりと
「いつもECB理事会前は上がるんだよ」
そうなの?そうでしたっけ?ウソー。
理事会前日に売っちゃった。
次回から気をつけよう。
さて、番組では
明日の雇用統計に向けてのシナリオなども披露しています。
今回の予想は非農業部門の民間雇用者数が4 万2000人増、失業率は9.6%。
7月発表の数字がNFP▲13.1万人でしたので、
意外とハードル高めな気がします。
失業率は6月.7月と9.5%ですから悪化の予想ですけど。
最近の雇用系の米系指標は
①シカゴ購買部協会景気指数「雇用指数」
7月56.6☞ 8月55.5へ悪化
②消費者信頼感指数
「雇用が十分」回答が4.4%☞ 3.8%に低下
③ADP雇用統計
市場予想+1.5万人☞ ▲1万人・今年1月以来の減少
軒並み雇用環境悪化が示されてます。
④新規失業保険申請件数
予想47.2万件☞ 47.5万件
また、FOMC議事録では「企業が雇用増を必要としている
兆候は殆ど見えない」との文言が確認されています。
つまり今回の数字はあまり期待できない。
悪いんじゃないか、、、ってのを折り込みに来ているというほど
相場は悲観に傾いているようにも思えません。
昨晩は8月ISM製造業景況指数が市場予想53に対し56.3(前月比+0.8pt)と
4カ月ぶりに改善、市場予想を大幅に上回り、ダウが急伸。
こうした動きを見ると、悪いだろうという悲観ムードに焦点を当てるより、
ポジティブサプライズの場合跳ねる可能性もあるという見方も出来ます。
詳しくはオンデマンド放送を聞いてくださいね。
そもそも9月は株にしても為替にしてもアノマリー的には良くない。
ココ10年では2勝8敗かな?(金は逆で8勝2敗)
だから大底を入れるなら今月、9月なんじゃないか、ってのが
放送では一致した意見となったのですが。。。
ちなみに水星の逆行が順行に戻る時って注意が必要なんです。
12日に逆行が終了します。
14日が民主党代表選投開票ですね。
小沢さん、介入を含めての円高是正に言及してますね。
注意が必要です。
その前の9月6~7日の日銀の金融政策決定会合も、
21日のFOMCもポイントとなってきそうです。
あ、ちなみにユーロポンドSは損切りました・・・・。
レベルは聞かないでください (´・c_・`)
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2010年9月1日水曜日
なるほど、今日は月末だった。
月末特有の動きってのも覚悟しておくべきだったと思うのですが、
なーんにも考えてませんでした。
ロンドン時間に入ってからのドル円、ユーロドルの反転上昇。
そして理不尽に下げ続けるポンド。
ユーロポンドの1Hチャートなんか物凄いことになってるわ。
ドル円の反転はNY時間に瞬時に剥げ落ちましたが
ポンド独歩安状況は継続中。
ニュースがない。
Twitter上ではBP絡みの支払いか?
なんて憶測も飛び交ったりして。
でもYEN蔵さんのつぶやきでなるほど合点がいった。
「月末のロンドン16時フィキシングじゃない」
ロンドンフィキシングですか。。。
時間的にビンゴですね。
ポンドがどんどこ売られるものだから
ユーロが上がっちゃって、私のユーロドルSの利益がドンドコ削られちゃった。
1.2700を超えて上昇したのを見て、怖くなって手仕舞ってしまいました。
1.27139ドル。
一番利益が乗っていた瞬間からみると3分の1くらいまで利益縮小でカット。
・・・・ま、損しなかっただけいい?!
この間まで売り持ちしていたポンドドル、降りずにまだ持っていたら・・・
とかタラレバトークも繰り広げたくなる顛末に終わりました。
月末要因なら、一時的なものかな。
ユーロドル、耐えて持ち続けておくべきだったかな。
とかなんとか、いろいろと(笑)
こういう騙しのような動きがあった後のほうが値動き軽くなったりするから
再度ユーロドル売り直そうか画策中です。
いや、それよりも政局ばかりでマーケットになおざりな
今は素直にドル円売っとくべきかしら?
今夜のトリッキーな値動きでまたわからなくなっちゃいました。
明日以降の動きを注意深く監視して(流行ってるしね)
よく考えてからじゃないと再度ポジションん取れないですね。
次の一手は雇用統計に向けたシナリオとなるでしょうか・・・・。多分。
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