2010年6月30日水曜日

お、重い…

ドル円は昨日キワのポイントまで下げたので
今日あたりドンドコ戻るパターンも一応想定してましたが
なんと地味な…。

あまり戻れずにいるところに先程出た雇用統計の前哨戦、
米6月のADP全国雇用者数は+1.3万人と予想の6万人から見て
かなり酷い内容。マイナスじゃなかったのがせめてもの救いか。
しかし、その割には昨日の安値を崩しにかかるような下落にもなって
おらず、どうも売りも買いも積極的に入っていないように感じます。

代わりに下げてきているのがオージー・キウイ・カナダなどのクロス円、
今日日中は地味ながら戻りも見られたのですが、戻った分は
夜になってすっかりはげ落ちてさらに下落、昨日の安値を更新しそう。

弱いなー日経平均は今日年初来安値更新ですし。
何が起こっているのかしら?
やはりアメリカ景気の先行きへの不安が台頭しているってこと?
今週の雇用統計がどうも雲行き怪しいっていうのを
先取りしているということなのかもしれません。
あー今になってそういうことかって気がついても遅いのにー

そして今日はこのところひとり気張っていたポン様も下げています。
ポーゼンBOE政策委員が、
「英国経済は一時的に回復しているが、依然リセッションに陥る可能性」
などとネガティブ発言。これを受けて売られているわけですが、
個人的にはこれまで強かったのが不思議なくらい。
ああ、やっぱりなぁ、という動きなのですが、それなら先にポン様ショート
仕込んでおけばってひとり突っ込みを入れて見ているところです(´・c_・`)
ポンド円なんかレンジを下抜けて来たわ!130円割れまでポン様が
売られるなんてこともあるかもしれません。ただしポンドドルがまだ
チャート的に強気を崩していないので、
ポンドドルが立ち直ったら撤退しましょう。

振り返ってみれば雇用統計前のネガティブを折り込みに行く前の
レンジ相場で積極的にポジションを取るべきだったわけですが、
見事にそのウジウジした動きに騙されて思考停止状態だったため、
チャンスを逃してしまっており、さすがにここまで下がってきてからは
売るにも買うにも怖くなってしまって手が出せない(笑)

解らなくてノーポジから怖くてノーポジに変更(`・ω・´)

ふぅ。らしくないな・・・ (´・c_・`)

もう少し、自信がもどるまで様子見が続きそうです。

でも、ドル円にしろクロス円にしろこのレベルで下げ止まってロング
って戦略はないかな。もう一波乱きてからの上昇でしょう。
一波乱はやっぱり雇用統計に照準?!
失業率が9.7%から10%大台にまで悪化するというような声も聞かれ、
そうなったら、株価はさらなるクラッシュだとか
いよいよ2番底試すことになるとか弱気予想があちこちから出てきていて、
先月があんなに強気予測に湧いていたのが不思議だわよ。
先月が強気予想が期待はずれでショック安となったことを考えれば
(発表前にすでに別材料で崩れちゃったんですけどね)
今回は弱気で売り込まれた相場が買い戻される結果になる可能性だって
あります。あまり決め込んじゃいけないですけど・・・。

※ユーロは半値押しで上昇開始したと見てもいいのかな?
ECB3ヶ月物資金供給の応札額が市場予想より少額に留まったことで
欧州銀行の市場からの資金調達への懸念が後退。ユーロの買い戻しが
進みました。1.230台まで上昇してからは思い切り頭を叩かれていますが。

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虎の尾を踏んだ?!
昨日のblogでハッキリしない相場で相場不快指数も上昇中なんて
書いたのですが、相場の逆襲に呆気に取られてます。
何故今日の東京時間からあんなに崩れるかなぁ(笑)
どんな相場でも投げちゃいけませんね。
油断していると意表を付いて動き出します。
雇用統計の週ですが、雇用統計を待たずして
こんなに動きが出始めるとは。

なんだかこのところの相場をすっかり苦手意識丸出しで見ていたので
全く何も思い浮かばずにいたのですが、
冷静に振り返ってみれば、今週末の雇用統計は悪いだろうって
予想も出ているのですし、雇用統計前に下げる可能性って十分に
あったとも言えます。
また、オージー円の日足チャートなぞを見ていても、
一目の雲に阻まれてるなーこりゃこの雲が上値を抑えるだろうな。
とかぼんやり考えていたのですが、だからオージー円をショートするって
ところにまで頭が回らないというか、決断が出来なかったのは、解らないと
決めてかかって見ていたことが結論をシンプルに出来なかったことと、
今回の円高が来る前までのクロス円の堅調さに、すっかり「押し目買い」思考が
刷り込まれちゃっていて、そいいう思い込みが邪魔をしていたものと反省しています。

やはり相場を見る時には、「今」をちゃんと見なくてはダメ。
流れと仲良くしなくちゃいけないのに、買うことにばかり意識が
奪われていたように思います・・・・。

どうも良い材料が見当たりません。
今日の円高の背景には上海総合指数が大きく下落し年初来安値を更新したことや
「ドバイ政府系企業のドバイエアロスペースがエアバスとボーイングに対する
航空機発注の引き渡しを延期するかキャンセルする可能性」とした一部報道に
ドバイエアロスペースの資金繰りへの懸念が浮上したことなどがあるものと思います。
地合いがよければこのドバイ発のニュースなどは無視されるものと思いますが、
ムードが悪い時には何でも材料にしてしまう。
ちょっとこのところリスクに過度に敏感になってきたように思います。

、今日はユーロ円が107円台に沈み2001年11月以来の安値を更新。
ユーロ円は2000年に88.90円と現在のドル円レートと
ほぼ同じ水準にまで売り込まれていました。
その後2008年7月には169円まで上昇するのですから、
なんともダイナミックな動きですよね。
そしてその高値からたったの2年で107円、、、、。
チャート的には完全に下落トレンドの中にいますが、
次の節目ってサイコロジカルしかなくて105円とか100円とか?!
88円台だったことを考えれば100円ってのも不思議はない水準ですので
ユーロ円は戻ったら売りで攻めたいと思います。
今頃言い出すのもかなり遅いのですけれど(笑)

ドル円はそろそろ下げ止まるかと思っているのですが怪しくなってきた?!
先程88.20円近辺にあった5/6の大きな下ヒゲを一時下回っちゃいました。
6月の消費者信頼感指数が予想62.5に対し52.9と悪化、
ダウ平均が崩れてNY時間に一押しありました。
残すサポートは2008.12~2009.1の87.12円と87.13円の下ヒゲ、
これがサポートされなければ、今回の金融危機の大底84円台。
まさかここまではないだろうとは思います、、、。

と、ここまで書いてサッカーに夢中になりblog中断。

うううー無念。

とデスクに戻ると、ドル円88.60円くらいまで
戻してきていますね。これが下ヒゲとなって底入れ完了となるか否か。
週末に雇用統計があるのでなんとも言えませんが、
個人的にはドル円はこのレベルで下押し完了となるような気がしているのですが
まあ、あまり決め込んじゃダメですね。柔軟に。

ユーロドルは1.2170ドル近辺が
今回の底入れからの反発に対して半値押し水準ですが、
今日の下落で見事にこの水準に到達しています。
こちらもドル円と一緒でさらに下落して1.2170ドルを割り込んでいたのですが
下ヒゲとなって戻されています。さて、この半値押し水準から再上昇できるか、
あるいはこのまま下落が続くのかの分岐点、ドル円と同じで
キワの攻防を明日以降どうこなすのかに注目ですね。

ユーロ円の売りだけはスタンス決まってるけど、
その他はちょっと明日以降の流れを見てから。

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2010年6月29日火曜日

今日の不快指数は79
ほぼ半数の人が不快に感じる暑さだそうです。
(不快指数=夏の蒸し暑さを数量的に表した指数)
ホント今日は蒸し暑かったですよね。

Wikiによると75を越えると人口の一割が不快になり、
80を越えると全員が不快になると言われているそうです。
あ、為替と関係ない話をしてしまった。

だって今日は冴えない相場が続いてモヤモヤ・・・・
相場不快指数も上昇中だわ!!
今日の東京時間の為替市場なんて
「今日は休日ですか」って確認したくなるような地味な値動き。
株式市場も同様で、今日の東証1部の売買代金は今年3番目の薄商い。
暑さのせいなのかしらって(笑)

バーゼル銀行監督委員会が早ければ7月中旬にも
当初案の緩和方針を打ち出す見通しとの報道や、
G20での銀行税合意見送り、
米国の金融規制強化法案の一本化など金融株には好材料が
多かったはずですが、、、、今日の株式市場メガバンク株は年初来安値圏に。
地合いが悪いんですねぇ。資本規制緩和のニュースなどは
もっと材料視されてもいいと思うんだけどなぁ。
まだ6月なのにすっかり夏バテ相場って感じ。

ドル円はNY時間直前に89.05円まで下げてきました。
リスク回避からの円買いという説明になるのでしょうけれど、
超長期で見ればドル円の90円割れって魅力的な水準よね。
外貨預金レベルで考えるならドル買いしたいところですが、
ディーリングで思考するならまだ下がありそう。
5/6につけた安値88.20円レベルを試しそうな地合いです。

ドル円も下げているのに今日はユーロドルも軟調地合い。
フランスの10年物国債、対独利回りスプレッドが拡大したことが
材料視された模様。ん?ユーロドル、ネガティブ材料に素直に反応するように
なった?!戻り局面ではどんなニュースも無視して反発していましたが。
反発局面は終了したってことかもしれませんが、かといって再び
欧州を材料にユーロを売り込もうというトレンドが出来る気配でもなく。

テーマは欧州から米国景気へ移ったという見方もあるのですが、
まだそれもそれがトレンドというムードはありません。
W杯中はやっぱりこんな相場が続くのかな。
私にはちょっとこの相場難しくて積極的にやる気は起こりません・・・。

私の好きなポン様はひとり気を吐いているというのにね(笑)
センタンス金融政策委員の発言がポンドを押し上げています。
今日はロイターとのインタビューで政府の財政赤字削減計画は
中銀の利上げの必要性を弱体化しない、量的緩和策を緩やかに
解除する時期にきた、と、利上げを主張。
先週のポンド堅調もセンタンスさんのおかげで、
23日に公表された6/10のBOE議事録で
約2年ぶりの利上げを主張したことが明らかになっています。

そうそう、不快指数予報では(東京のね)
明日も79、水曜も78、木曜から日曜までの4日間は
なんと80にまで達する予報です。
まだまだ蒸し暑い日が続きます。
不快相場もこんなに続いたらイヤだな・・・。

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2010年6月24日木曜日

やはり昨日の米新築住宅販売件数のショックは大きかった?!
過去最低だもんねぇ・・・。

その後のFOMCでも
「金融市場はこれまでほど経済成長を支援する状況にない。」
と「~経済成長を支援する状況となっている」という
これまでの表現からトーンダウン。

また「エネルギーや他の商品相場は過去数カ月間でやや下落し、
基調インフレは鈍化する傾向にある」という文言が追加され、もはや
誰も口にしなくなった出口戦略がさらに遠のいたことを
改めて実感させる内容となりました。

昨日の住宅指標発表後、このところのボラで見れば大きく動いたのに
興奮して逆張りで買いそうになりましたけど、冷静に考えれば
FOMCの前なので止めておいたのですが、ホント良かった(笑)

ドル円が89円ローまで下げてきちゃうとは。
90円割れは値ごろからは買いたいという気分になりますが、
ここまでジリジリと下げられちゃうと見方を修正しなくてはなりませんね。

バルチック海運指数が急落していることも気がかり。
船舶供給の過剰が拡大する一方、
中国の鉄鉱石や石炭輸入が減少していることが要因。
中国の景気鈍化の現れでしょうか。
http://j.mp/9wQuTu
http://j.mp/cfF1ab

あるいは日本国債利回りが低下してきていることも気がかり。
http://www.miller.co.jp/cgi-bin/member/chartl.cgi?0503I

株価と国債との逆相関を考えれば、株価がこの水準を保てるかどうか
怪しくなってきますね。この動きの意味するところがなんなのか
まだわかりませんが、教科書的解釈をすれば株売り、円高となる可能性が大きい。

安易にドル円ロング、クロス円押し目買いの
リスクオン戦略で攻めるには分が悪そうです。

そうそう、6月19~21日くらいってアストロロジーでいう
重要変化日に該当してたのね。±3営業日を転換ポイントと考えれば
ドル円なんか下に放れたのってこの期間にビンゴってことになる。

じゃどこまで下げるの?!

テクニカル的には5/6の88.20円近辺がわかりやすいポイントですが、
その前に88.90とか88.20あたりにも下ヒゲのポイントがある。
ここはもうすぐにでも到達しちゃいそうだわ・・・・。
逆張りで買っても面白いという◯◯の囁きも聞こえてきますが、
ここは我慢して様子見に徹することにします。

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2010年6月23日水曜日

先程呑気なblogをUpしましたが
直後、5月の新築住宅販売件数が悪化で
ドル円クロス円ともに崩落中。

なんだか嫌な予感とは書きましたが
これほどまでの衝撃となるなんて・・・。
相変わらず乗れずにいます。ガックシ(+д+)

5月米新築住宅販売件数 30万件(過去最低)
☞ 予想は41万件
そういえば最大8000ドルの税控除が4月末で終了してたんだった。
これまでいかに税優遇措置で嵩上げされてきたかが
よくわかる結果となりました。

で、ここからショート?
いえいえ、クロス円はこの安値を拾ってロングが正解じゃない?
まだ数字のショックで値動き荒いので
よく見てからにしますけれど。

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不可解な動きになってきました。
夜に帰宅して日中全く見られなかったレートチェックをしてみたら、
ドル円が崩れているのにクロス円がレンジ崩さず?ナニコレ?
よくよく見てみるとカナダ円は大きく崩れているんですね。
どうも、今夜の円高はドル円主導ではなく犯人はカナダ?
と、ニュースをさかのぼってみると、

■4月のカナダ小売売上高は前月比2.0%減。
市場予想平均の前月比0.4%減を下回る。

これが材料のようです。(多分)
これでカナダが売られ、ドル円に波及したみたい。
なぜドル円に、、、?!お隣だからって話なのかしら。
ドルカナダを見ればドルが買われる展開なのですが、
ドル円になるとドル売り。この関係性がイマイチ良く分かりません。

それにしてもドル円弱いなぁ。
GW明けから形成してきた三角保合も下抜けちゃってます。
かといってズルっと円高に走るという風でもなく、ジリジリと円高。
どうも手がけにくいですね。
今夜はFOMCですが、どのくらい注目されているのかな。
金利は据え置きでしょうけれど、バーナンキ氏の声明。
株価がGW明けに崩落してからちょっと悪い指標が
気になりだしてきたアメリカ。景気減速懸念が出てきていますので
あまり正直なこともハッキリいえないんじゃないかな。
でも、それほど注目されている気配はないですね。
それよりも23時発表の5月の新築住宅販売件数のほうが
注目されているかも。なんだか悪い予感がしますけど。
でも先にドル円下げてきちゃってるのでこれに向けては
ポジション取りにくい。

なんだかワールドカップが始まってから
相場がモミモミモミモミでやりにくいですよね。
スカーンと動かないというか、グシャグシャ動いてるというか。
トレードするならデイトレ、、、いえスキャルピングがハマる相場。
スイング狙いでは値幅が取れません。
ワールドカップのせい?
だとしたらまだまだこんな相場が続くのかもしれません。

なーんて書いてたら、今つるっとユーロドル、クロス円が崩れてる!!
22:40なにこのタイミング。。。
数字が出たわけでもないのですが、何かニュースOr発言等あったのかな。
最近の為替市場、ホントに良く分からなくてお手上げですーー。

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2010年6月22日火曜日

20:30予定通りイギリスの緊縮財政策が発表されました。
この中身を巡ってはポンドもいろいろと思惑で動くだろうと
予測していましたが、そうでもなかったな・・・。
どちらかというと売りに傾き、ポンドが買われることはないと
思っていたのですが、特にポンドだけが弱いという相場でもなく、
クロス円は全般ユーロの戻りとともに堅調でしたよね。

ただ、今日は戻りも一服の局面でクロス円にも調整が入っていたのと
ポンドには特にこの財政政策の発表を控えての手仕舞いが見られたように
思います。夕方にかけてはポンド相場崩れたかのようにも見えたのですが、
発表されてみたら、中身を好感してか?材料出尽くしなのか?
ポンドが勢い良く上昇したのでした。

一応どんな内容なのか、メモ書きとして記しておきます。
□増税
■キャピタルゲイン税 現行18%
☞ 高額納税者は28%へ引き上げ
☞ 中間・低所得層は18%へ引き上げ
(これにより10億ポンドの税収見込む)
■2011年から銀行税を導入(新税)

■資産譲渡税 現行18%
☞ 28%に引き上げ、翌日実施

■VAT付加価値税 現行17.5%
☞ 2011年1月4日より20%へ引き上げへ
(これにより年間130億ポンドを拠出)

□減税
■法人税率 現行28%
2011年には27%、2012年には26%に引き下げる」
今後4年間で法人税を24%まで引き下げ

□歳出削減
・公務員など公的部門は給与2年凍結
・子ども手当3年凍結

さて、トレンドの見えないドル円は置いておいてクロス円。
オージー円カナダ円キウイ円などは昨日の高値を超えられず、
今日は調整気味です。
かといって、売りから入って取れるかというと取れない。
利食いの売りと新規買いが交錯しているって感じなのかな?
新規で売りが入ってきているようなムードじゃありません。
相場の腰が相当強いようにも見えますが、
この高値から買いで入る気にはならないんだよなぁ。
もっと深い押しがないと・・・。

日足で見ると一回売ってみたいところでもありますが、
早回しで利食わないとすぐに踏まれちゃいますね。

それからユーロドル。戻り高値つけちゃったと思います?!
私はまだまだ戻り道中の押し目局面のような気がしていますので
ユーロを売りたくはありません。しかし、ユーロドルって転換する際のポイントが
なんともわかりにくいですよね。今回の1.185レベルの底も、何故ここで
反転したかよく解らないポイントですし、今回の戻り高値のポイントも
これぞというポイントでもないのよね。
なんとなく方向転換するユーロ。
あまり黄金分割でターゲットを予測しても意味がなさそう・・(笑)

なんだかこのところモヤモヤ中で、次の戦略が決まりません。
ちょっとテーマが見えにくいんですよね。
そろそろ来週末の雇用統計に向けての相場が始まってもよさそうな頃。
なにかテーマが明確になればモヤモヤも晴れるのでしょうけれど。

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2010年6月21日月曜日

クロス円だとむしろ円安に走るのね、こういう場合。
「一瞬円高に走るがすぐに元に戻る」と予測されていたのはドル円か。

週明けの外為市場がどんな動きになるのかに注目が集まりました。
中国人民元弾力化のニュース。  asahi   REUTERS
23ヶ月も実質ドルペック制であったため、世界から(特にアメリカ)から
その不均衡に不満が噴出しておりました。

何故このタイミング?!
と少々意表を突かれた感は否めませんが、一部では
6月26・27日にカナダで開かれるG20サミットでは
この問題がバッシングの種になるとの見方もあり、
その前には何らかの発表があるのでは?という予測もありましたので
それほど驚くこでもないのかもしれません。

選挙対策のパフォーマンスとも言われてはいますが、
ずっと割安に放置されてきた人民元に、

米議会議員から強い反発が出ており、
オバマ大統領には強いプレッシャーがかかっていたところでもありました。
ロイターによるとこの人民銀行の発表は中国語とほぼ同時に
英語でも発表されたとかでこれは異例なことのようです。
ということは中国が突然発表したものではなく、すでに米中では話がついており、
中国がアメリカ側に配慮してのタイミングであったということなのかもしれません。
G20あたりでバッシングされてからだと
圧力に屈した形を嫌う中国は動きにくくなるでしょうし、
メンツを保って出来る最良のタイミングだったのかもしれません。

そういえば大倉さん、
人民元について制作変更が近いって以前予測してましたね。

ただしこれは弾力化、あるいは柔軟化と表現されるものです。
「人民元切り上げ」だと語弊がありますね。

ロイターによると
具体的には、人民銀行は毎日人民元の基準値を設定するという現在の制度を通じ、人民元を対ドルで徐々に上昇させる可能性が大きい。つまり、2008年7月に人民元相場が対ドルで固定される以前の3年間に実施していた管理変動相場制に戻ることになる。最初の動きはおそらく小幅な調整にとどまるが、累積されれば、今後数カ月で数%ポイントになりそうだ。

という緩やかなもの。為替市場へのインパクトが大きいとも思えません。
どの程度上昇させるかなどの具体的目標などについての言及はないのです。

今日の人民元の基準値公示は先週末と変わらない水準だったとのこと。

人民元、対ドル「中間値」横ばい 段階的切り上げか NIKKEI


この発表も時期的にパフォーマンスに近いものだったというとかも。
急速に切り上がらないようかなり慎重に対処するものと思われ、
それこそ実質は管理された相場と変わらないのでは・・・・なんて。
期待外れとの声もあり、しかも一部には対ドルでは元安となる
可能性もあるなんて指摘も!


為替市場への影響でみれば
ドル円 窓開けて50銭弱くらいは円高となるも午前中には行って来い窓埋め
ユーロドル 窓あけて70pips程度ユーロ高も行って来いで窓埋め
クロス円オセアニア 窓開けて30銭50銭上昇、窓開けたまま高値持ち合い
クロス円欧州絡み  初動に印象的な動きは見られず

こんな感じだったかな?!
今後このニュースをテーマに大きく動くことはあまりなさそうです。



ノーベル賞学者が人民元大幅切り上げになるなら
世界経済には衝撃と危惧する一方


日本の経産相は歓迎コメント
確かに大幅切り上げならショックは大きいでしょうけれど
今回の感じだと対して問題なさそうですよね


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2010年6月18日金曜日

日経平均1万円の大台を守りきれなかったんですねぇ。
5日間で600円も上昇した後ですから、上昇一幅で利確が入っても
仕方が無いといえばそうなんですが、気持ち的には
そのほんのちょっと踏ん張って欲しかった(笑)

でもそんなに心配ないのかもしれません。
地合いが好転しているようですし。
欧州から不安材料がいろいろ飛び出してもユーロは下げませんし、
アメリカから不安材料が出てきても、一時的な下落を見せた後に
持ち直すという展開が続いています。

昨日の住宅着工も悪化もそうでしたが、今晩の新規失業保険申請件数や
フィラデルフィア連銀指数の悪化でも下落は一時的持ち直しているように見えます。
(今のところ。朝になったらわからないけど)

※6/13までの新規失業保険申請件数 47.2万件 前回46.0万件
※6月フィラデルフィア連銀指数☞ 8.0 市場事前予想☞ 20
「新規受注」が9.0と前回 6.1から拡大したものの
「雇用指数」が▲1.5と前回3.2から急減しました。
製造業が拡大を続けるもその雇用増となっていないということは
少ない労働力でたくさん働かせているってことかな...?

こうしたファンダメンタルのネガティブ材料にも今、ダウ、クロス円は反騰を
始めたように見えます。ようするに、今はユーロの戻りがテーマの相場で
ファンダメンタルやニュースはあまり関係ない。
むしろ、健全な買い場、押し目を提供してくれているような気もします。
(なんて書いていて、朝になったらズルッと下げてたりして)

気がかりはドル円の持ち合いが下方に抜けてしまったこと。
ドル円が円高ならクロス円も円高になるという相場もありましたが、
今はドル円手動で相場は動いていません。
ユーロドル、もしくはダウ平均でしょう。
この二つが双方上がっているウチはドル円が多少テクニカル悪化でも
気にしなくてもいいんじゃないかと思っています。

ユーロは今日夕方急騰局面がありました。
これに連れてクロス円も全面連れ高(ドル円以外)となっていたのですが、
フィラでルフィアで行って来いまで上げ幅削っちゃいました。
ユーロは大きくは崩れていません。アメリカのネガティブ材料には鈍感なようです。
スペイン国債入札が滞りなく終わったことなどが材料視された模様。

ユーロドルは押し目買いスタンスに変更していますが、まだ買えてません・・・。
ぼやぼやしてるとこうして上がっていっちゃうなー。
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2010年6月17日木曜日

ラジオNIKKEIでipadや金貨が当たるキャンペーンやってます!

サッカーはあまり詳しくはないのですが、優勝候補といわれるほどの
強豪チームなんですね。スペインって。
このまさかのスペイン敗退ニュースってなんだか
今後を暗示しているような気がしませんか・・・・?

IMF、EU、米国がスペインに対し2,500億ユーロの与信枠を設定した
との報道がスペイン国債の利回りを上昇させていますが、
いよいよギリシャ絡みのニュースからスペインの財政懸念へと
マーケットのテーマが移ってきたようです。
しかし、ユーロが売り込まれるという様相にはなく、
ニュースとともに連動して下げるのですが、地合いは強いですね。
こうした環境の中でもユーロが下げないということは
やはりユーロは本格的戻り局面入りしていると思った方がいいのでしょう。
では珍しく、どこまでもどるのかフィボナッチ。
1.5139からフィボナッチで戻り予測すると

23.6% 1.2637
32.8% 1.3118
50.0% 1.3507
61.8% 1.3891

1.51って、今回の下落5波動の最高値水準で
半年も前の高値なのでここまで遡ることはないか。

では今回のユーロ下落の第5波動(もっともキツイ下げを演じた)
1.3654を起点にした下落幅で考えると

23.6% 1.2239
32.8% 1.2553
50.0% 1.2764
61.8% 1.2971

まず、第一目標としては1.255、次に1.276といった辺りかな。

しかし、今日は少しユーロドルはじめクロス円も軟調。
ちょっと戻り一服局面でしょうか。
クロス円なんて結構上がっちゃってるものね、
相応の押し目が欲しいところでした。
こういう調整局面の安値をきちんと拾わなくてはなりません。


ではどこでユーロを買えばいいのかというと
今回の1.1875の底値から昨日までの高値1.2347までの幅を
黄金分割すると、

23.6%押しが 1.2236
38.2%押しが 1.2167
50.0%押しが1.2119

50%までは押さないでしょうね、ここまで下げていたらやっぱり
ユーロは売りだったんだと地合いが変化してしまいそう。


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強豪チームなんですね。スペインって。
このまさかのスペイン敗退ニュースってなんだか
今後を暗示しているような気がしませんか・・・・?
IMF、EU、米国がスペインに対し2,500億ユーロの与信枠を設定した
との報道がスペイン国債の利回りを上昇させていますが、
いよいよギリシャ絡みのニュースからスペインの財政懸念へと
マーケットのテーマが移ってきたようです。
しかし、ユーロが売り込まれるという様相にはなく、
ニュースとともに連動して下げるのですが、地合いは強いですね。
こうした環境の中でもユーロが下げないということは
やはりユーロは本格的戻り局面入りしていると思った方がいいのでしょう。
では珍しく、どこまでもどるのかフィボナッチ。
1.5139からフィボナッチで戻り予測すると

23.6% 1.2637
32.8% 1.3118
50.0% 1.3507
61.8% 1.3891

1.51って、今回の下落5波動の最高値水準で
半年も前の高値なのでここまで遡ることはないか。

では今回のユーロ下落の第5波動(もっともキツイ下げを演じた)
1.3654を起点にした下落幅で考えると

23.6% 1.2239
32.8% 1.2553
50.0% 1.2764
61.8% 1.2971

まず、第一目標としては1.255、次に1.276といった辺りかな。

しかし、今日は少しユーロドルはじめクロス円も軟調。
ちょっと戻り一服局面でしょうか。
クロス円なんて結構上がっちゃってるものね、
相応の押し目が欲しいところでした。
こういう調整局面の安値をきちんと拾わなくてはなりません。


ではどこでユーロを買えばいいのかというと
今回の1.1875の底値から昨日までの高値1.2347までの幅を
黄金分割すると、

23.6%押しが 1.2236
38.2%押しが 1.2167
50.0%押しが1.2119

50%までは押さないでしょうね、ここまで下げていたらやっぱり
ユーロは売りだったんだと地合いが変化してしまいそう。


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2010年6月15日火曜日

クロス円の上昇にはすっかり乗り遅れていますが、
底入れした、上がるとの予測はしていたのでこの上昇には
疑問はないのですが、現在の最大の疑問はユーロドルとポンドドルの強さ。

今日夕方に出た指標はどちらも弱かったのですが反応は一時的。
トレンドは強気を崩していないようです。

ドイツ6月ZEW景況感調査28.7(予想42)
ユーロ圏6月のZEW景況感調査18.8 (予想39)
どちらも昨年2009年4月以来の低い数字。

英国5月消費者物価指数+3.4%(予想:+3.5%)
しかも格付け機関フィッチはメキシコ湾原油流出事故が問題となっている
英BPを「AA」から「BBB」に格下げ。

そういえば昨日 米格付け会社ムーディーズが、
ギリシャ国債の信用格付けを「A3」から投資不適格に相当する
「Ba1」に格下げしてましたよね。(4段階引き下げですって)

まあ、ムーディーズのギリシャ債引き下げはそもそも表明していたのですが、
とはいえ、これを受けてシティなど金融機関がギリシャ債を
ギリシャ債を「ワールド・ガバメント・ボンド指数」から外すことを検討。

加えてスペインの国債利回りが上昇してきており、
スペインの銀行がインターバンクでの資金調達が困難になってきていることが
明らかになってきているなど不安材料はまだまだたくさんあります。

それなのに。ユーロドルは1.23ドル台まで上昇してきました。
ちょっと前までの地合いなら、こんなニュースが出る度にユーロが売られ
戻り待ちに戻りなしの様相を呈していたのですが、
この変化は一体どうしたことでしょう。
まさかあの著名投資家がユーロベアからブルに転換したことが
影響しているわけ?!(笑)

日足ユーロドルチャートは4/18以降、ずっとボリンジャーバンドの中心線を
下回ったまま推移していましたが、ここに来て中心線を上回ることに成功。
この流れ、2008年9月からのユーロドルの急落後、揉み合った後に
急騰した相場を思い出させませんか?
あの時の恐ろしいまでの猛反騰・・・・。
中心線を超えてきたと言うことはまずは目先バンドの上限を目指すでしょう。
とにかく、目先の動きはファンダメンタルでトレンドを作るものではなさそうです。
大きな流れではユーロショートの巻き返しが起こりつつあるのかもしれません。
この間までの常識でユーロは戻ったら売りだと、値ごろでショートしちゃうと
痛い目にあいそうです。

ということでユーロ戻り売りスタンスで攻めるというのは一時撤回。
むしろ押し目を待って買ってみようかと思っています。
なーんて私がスタンスを変えたところが
戻り天井なんてことになったらイヤだな。

少なくてもクロス円は結構いい水準まで戻してきましたので
ちょっと押すことも考えて。今日なんか結構良い調整が入ったんだけど
またしても拾えてません。んー
そして相変わらず地味なドル円。ドル安円安なので動きにくいわけです。
ダウが底入れ確認した様子ですので、ドル円を除いては
強気でロングから攻めていきましょう。自己責任で。
ポンドの強さはユーロが強いことよりも不思議なので触れるべからず。

※今日はYMTV「まる金のここがポイント」生放送がありましたが
 当方都合で急遽お休みさせていただきました。
 すみません・・・・。

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底入れした、上がるとの予測はしていたのでこの上昇には
疑問はないのですが、現在の最大の疑問はユーロドルとポンドドルの強さ。

今日夕方に出た指標はどちらも弱かったのですが反応は一時的。
トレンドは強気を崩していないようです。

ドイツ6月ZEW景況感調査28.7(予想42)
ユーロ圏6月のZEW景況感調査18.8 (予想39)
どちらも昨年2009年4月以来の低い数字。

英国5月消費者物価指数+3.4%(予想:+3.5%)
しかも格付け機関フィッチはメキシコ湾原油流出事故が問題となっている
英BPを「AA」から「BBB」に格下げ。

そういえば昨日 米格付け会社ムーディーズが、
ギリシャ国債の信用格付けを「A3」から投資不適格に相当する
「Ba1」に格下げしてましたよね。(4段階引き下げですって)

まあ、ムーディーズのギリシャ債引き下げはそもそも表明していたのですが、
とはいえ、これを受けてシティなど金融機関がギリシャ債を

加えてスペインの国債利回りが上昇してきており、
スペインの銀行がインターバンクでの資金調達が困難になってきていることが
明らかになってきているなど不安材料はまだまだたくさんあります。

それなのに。ユーロドルは1.23ドル台まで上昇してきました。
ちょっと前までの地合いなら、こんなニュースが出る度にユーロが売られ
戻り待ちに戻りなしの様相を呈していたのですが、
この変化は一体どうしたことでしょう。
まさかあの著名投資家がユーロベアからブルに転換したことが
影響しているわけ?!(笑)

日足ユーロドルチャートは4/18以降、ずっとボリンジャーバンドの中心線を
下回ったまま推移していましたが、ここに来て中心線を上回ることに成功。
この流れ、2008年9月からのユーロドルの急落後、揉み合った後に
急騰した相場を思い出させませんか?
あの時の恐ろしいまでの猛反騰・・・・。
中心線を超えてきたと言うことはまずは目先バンドの上限を目指すでしょう。
とにかく、目先の動きはファンダメンタルでトレンドを作るものではなさそうです。
大きな流れではユーロショートの巻き返しが起こりつつあるのかもしれません。
この間までの常識でユーロは戻ったら売りだと、値ごろでショートしちゃうと
痛い目にあいそうです。

ということでユーロ戻り売りスタンスで攻めるというのは一時撤回。
むしろ押し目を待って買ってみようかと思っています。
なーんて私がスタンスを変えたところが
戻り天井なんてことになったらイヤだな。

少なくてもクロス円は結構いい水準まで戻してきましたので
ちょっと押すことも考えて。今日なんか結構良い調整が入ったんだけど
またしても拾えてません。んー
そして相変わらず地味なドル円。ドル安円安なので動きにくいわけです。
ダウが底入れ確認した様子ですので、ドル円を除いては
強気でロングから攻めていきましょう。自己責任で。
ポンドの強さはユーロが強いことよりも不思議なので触れるべからず。

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2010年6月12日土曜日

今週は押し目買いで攻めます、なんて言っておきながら
結局買えずに1週間が終わってしまいます。
やっぱり押し目底を見極めるのは難しい。

オージー円なんて先週の雇用統計前の水準まですっかり戻っちゃったわ。
1万ドル割れていたNYダウも昨日終値で1万ドル回復しているし、
なんだかすっかりリスク後退ムード。このまま順張りで押し目買いで
いいのかしら・・・・
とリスクに寛容になり始めると突然はしごを外される金曜日。

今日もNYオープン前に大波乱!
21:30発表の5月の小売売上高がなんとマイナス転。
前回が+0.4% 今回の予想は控えめの+0.2%だったのですが、
なんと▲1.2%のネガティブサプライズ。

ドル円は91.70円近辺から91.20近辺まで50銭くらいスコーンと下げました。
勿論クロス円も一緒に瞬間大きく下落し、先週の雇用統計の波乱相場が
脳裏をよぎりました。今夜も荒れそう・・・。
と思って見ていたら、みるみる買い戻されて結局行って来いとなりました。
凄い騙しだわ・・・・こんなの予想できません。
ポジションなかったからいいようなものの、ロングしていたら
この動きに動揺して切らされていたかもしれません。怖い。
しかし、この数字の割にはショックが一時的なものに収まったことを
考えれば、やはりすでに腰の強いリスク選好相場が始まっていると
考えてもいいのかもしれませんね。
しかし、通貨毎に若干スタンスを変えた方がよさそう。
ドル円カナダ円は行って来いで急落前とほぼ同じ水準ですが、
オージー円やキウイ円は急落前水準より高いところまで買い戻されています。
しかし、ポンド円やユーロ円は戻しきれていないんです。
ユーロドルもね、1時間足で見るとレンジを下に放れてきたように見える。

押し目買い、ロングで攻めるなら、オージー、キウイ。
欧州通貨はロングでは失敗するかもしれません。
むしろユーロは再び売るところなのかな??などと悩んでいます。

何故悩むか。。。。
それは今週のFOREXRADIOでも大倉キャプテンが、そして
あのジム・ロジャーズ氏がユーロブルに転換しているからです(笑)
(短期的に)
え?自分のルールでやれば
人のいうことなんて気にしなくてもいいって?!
その通り!
んー…でも気にならないわけないわよね。

ジム・ロジャーズ氏は木曜日にCNBCで
「誰もがユーロについて、とても弱気です。
それは、今がユーロの買い時であるように見えます。」
と話しています。あれれーついこの間まで
ユーロ崩壊って言ってたんだけどな・・・。

と思って良く読んでみると、
ユーロを買うという決断はユーロ圏の政策を評価したものではなく、
基本的に、それは明確な理由のない一時的な反発だと言っているようです。
そうか、戻りがあると言っているだけね。

しかしながら
「一度反発が始まったら、どれだけ上昇するかはわからない」と
この戻りがかなり強烈なものになるのでは?と予感させる発言も。

目先の短いチャートでは売りシグナルが点灯していても
長い足をみるといつ大きな巻き返しが来ても不思議はないので
売りから入るのも怖いんですよね。

昨日のECBでは政策金利は据え置きましたが、
3ヶ月物無制限供給オペの再開を決定。
これ、教科書的には流動性増でユーロ売りなんですけど
昨日はユーロが買われましたよね。
短期的には欧州の金融安定化につながると見たユーロ買い材料と
されたようですが、これってやっぱり中長期的には売りなんだよなぁ。

ホント、悩ましい。

しかし、これまでユーロ売ってれば簡単だった相場の終焉を
迎えたことは確かなのかもしれません。
この水準からは神経質に上下に乱高下するのかも。

じゃ、もっとリスクのないもので勝負した方がいいわよね。
となるとやっぱりオージーロングに戻っちゃうのかな?!
あるいは財政問題がくすぶるポンドのショートか。
来週こそは言ってるだけじゃなくてポジション取りたいですね。

では皆様良い週末を!

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2010年6月10日木曜日

ラジオNIKKEI「マーケットトレンド」で、ipadや金貨が当たる
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ダウ平均が1万ドル台を回復する上昇を見せています。
ユーロドルも1.200ドル台を回復、クロス円も軒並み上昇中。
・・・ドル円は動かない。
91.50を挟んでせいぜい上下20銭程度を行ったり来たり。
ドル円はトレード妙味ないですねぇ・・・。
いや、レバレッジを上げてこのレンジで細かく
逆張りで取るというやり方もあるか。
これはスキャルピングに近いですが、どう動くかわからない
ポン様なんかに振り回されるくらいなら、
その方が手堅く取れるという考え方もありますね。

昨日ポン様にターゲットを絞って売ってみたいと書きましたが、
ダウの回復とともにリスク選好相場が戻ってくるなら
しばらく売りは危険かもしれないと考え直している次第。
イギリスにソブリンリスクが飛び火してくる可能性を
十分に意識しながらも、売られすぎの反動での戻り途中で
参戦すべきではないですね。しかし昨日のイギリスの財政が
恐ろしいほどに悪化しているとして騒いだ弱気相場は
一体なんだったのか,,,,のポン様上昇。
この節操のなさが怖いところでもあり魅力でもあります(笑)

今日の日経平均は年初来安値更新の冴えない動きだったのですが、
その後の上海市場で総合指数が前日比2.8%の上昇となり、
これが地合いの好転に一役買っていそうですね。
中国証券監督管理委員会が、中国四大商業銀行で唯一
非上場だった中国農業銀行の上海・香港市場への上場を承認、
銀行株を中心に株式相場が急上昇となりました。
これによる上海・香港市場での調達資金額は約2兆7000億円前後に
なると見られ、世界最大の新規公開銘柄とされています。
ただし、足元の株式相場の低迷で資金調達額が減らされるとの見方や、
7月にも実現すると見られていた上場が延期されるとの見方も出ていたため、
今日はこの大型上場に向けたテコ入れで
当局が買いをいれたのでは、という思惑も広がったようです。
本当に当局が買いを入れているのだとしたら、
それはそれは派手なご祝儀相場となるのかな、
なんてぼんやり考えていたりします。真相はわかりませんが、、、。

そしてダウが1万ドル台を回復しているのですが、
今日このままこの大台を守れるかどうかに注目です。
1万ドルを挟んで揉み合う可能性もありますが、個人的にはいよいよ
今回のショックでの大底は見たとの確信を強めているところ。
となれば日本株もこのレベルは買いだと思うのですけれどね、
円高が頭を押さえるのかなぁ・・・・?

というわけで、やっぱりクロス円の押し目買いでいいと思うのですが、
ポンド円なんかは財政問題関連のニュースが出る度に
雪崩が起こりそうな予感。
ユーロ円もユーロドルが戻っているのはあくまでショートカバー、
一定の戻りがあれば再び売り直されるリスクがプンプン匂うのでなし!
となるとオージー、キウイ、カナダあたりが狙い目かしら?

明日はNZの政策金利の発表があります。
市場では0.25%引き上げで2.75%にするとの予測が大勢。
利上げに踏み切れは2007年7月以降、実に3年ぶりの利上げになります。
ひさしびりにキウイ円のチャートを見てみますと、なんと昨年10月くらいから
半年以上、キウイ円は60円~69円のレンジを行ったり来たりしているんですね。
今回のソブリンショックでは60円を割り込んでいますので、レンジ下放れのリスクも
感じさせましたが、これから利上げが期待されている通貨ですし、このままダウが
回復していくようであれば、下に抜ける可能性は低下したものと思います。
現在61円ローの水準ですもの、69円のレンジ上限まで狙っても、十分妙味ある
底値圏、買うならキウイ円も面白そうです。
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2010年6月9日水曜日

うーん、まだ底入れ完了と決め込んでかかると危険なようです。
流石に昨日のダウ平均が下げ止まらなかったのを見た時には
私も弱気になりましたが、それでも今日の東京時間は
比較的落ち着いていましたし、日経平均は寄り付きこそ
節目9500円を割り込みましたが、5/27日の安値9395円は守り抜き反発。
・・・反発と言えるような力強さはなかったですね。
下げどまった、あるいは売り方が手仕舞ったといったところか。
押し目買いスタンスでこの相場を見るのが辛くなってきた(笑)

なにかチカラ強い材料があって上昇したわけではなかった東京時間。
管首相の初会見で「円安が輸出にプラスになるし、
輸出の比重が高い日本経済では一般的には円安がプラスになると
いわれているのは承知している」と語ったことで
一瞬、ほんの一瞬円安に触れる局面もあったのですが、
欧州時間に入って、再びリスク不安が再燃します。
きっかけはまたしても格付機関フィッチです。

「英国の財政の課題は恐ろしい」ですって。
レポートで英国の財政問題が深刻な状況にあるとの見解を示したものですが、
これがきっかけとなってポンドが大きく売られました。
それと時をほぼ同じくしてユーロスイスも大きく下げ始めたものだから
はじめはユーロに問題があってクロス円が崩れたのかとも思ったのですが、
それはそれ、これはこれ。同時にマーケットへネガティブパンチが入ったようです。
ユーロスイスでも大口の売りが入ったとかなんとか・・・・。

しかし、ポンドは昨日もキャメロン英首相が
「財政赤字の問題は我々が考えていたものよりも悪いものである」と発言しており、
昨日は殆どキャメロン首相の発言に反応して下げる動きは見られず、
そんなこと今更改めて言われなくても分かっているわ、
という市場の反応かと受け止めていましたが今日のフィッチレポートでは
激しく反応するなど、ワケの分からない動きを見せています。
なんですか、新首相の発言よりフィッチレポの方が重要なんですか?
と毒づきたくもなるというもの。私はポジションとってなかったので助かりましたが・・・。

イギリスは今月22日に緊急予算案が公表される予定となっているようですが、
この予算案の中身を巡ってはポンドに一波乱ありそうですね。
いよいよイギリスもギリシャを他人事として済ますワケにはいかないようです。
財政再建のタメに緊縮削減を徹底すれば景気は悪化しますし、
フィッチ様に恐ろしいとまで言われた赤字を放置するわけにも行きませんし、
どちらにしろ、この22日に向けてポンドは売りのターゲットになり易いものと思います。
ユーロポンドが一旦反発の様相を呈してきましたので、これが一定の戻りを見る間、
ポンドはショートで攻めるのが面白いのかもしれません。

今週はただただ漠然とダウが反発できるなら押し目買い
というシナリオでおりましたが、
(まだこのシナリオを棄てきれずにおりますが。。。。)
ポンド売りに絞って狙ってみようか、という新たな目標
(これぞターゲットというやつね)ができました。
ダウは弱いですが、どうも9800ドルから下がなかなかどうも固い。
なにか大きな力で買支えているようにも感じられるのですが、気のせい?!
9700ドルを割るようならさすがに諦めてシナリオ変更しますが、
この辺りで支えられてなんとなく反発することもあるかもーなんて
もうちょっと粘ってみます。
まあ、なにかロングしているわけではないので気楽に見ていますが。
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2010年6月7日月曜日

またしても凄い週末となりました。
GW明けにマーケットが暴落したのが5月6日でしたから
あれから一ヶ月が経過してもなお、マーケットは脆弱なままで
底入れを確認出来ていない事になります。
NYダウ、日経平均、クロス円、そしてユーロドル!!

ユーロドルはとうとう1.200割れです。
いつか来ると思っていましたが、やっぱり来ました。
節目割れで今週さらにどこまで下がるのか試されそうです。
おかげでクロス円でもユーロ円はユーロドル相場とともに
1番底形成の新値を取っていますが、これに比べると
ドル円はかなり確りしていますよね。
これは円高がきたのと同時にドル高も来ていたということの現れ。
そりゃそうね、ユーロドル崩落でドル高になっているんだもの。

ユーロドル崩落中は、ドル円とクロス円を同じカテゴリでくくらないほうが
いいということですね。瞬間同じ方向に動くことがあっても、
俯瞰してみればクロス円ほどドル円が崩れないことに気がつきます。

ダウや日経など株式市場でも再び1番底形成の懸念が広がっていますが
今週あたりには上なのか下なのか結論でるかしら?
個人的には5月に大底を入れたと考えていますので
ぎりぎりのところは守って上昇に転じるのでは?と考えているのですが
これは何の根拠があるわけでもないのでただの妄想と言われればそれまで(笑)
ダウ先も9900ドルを割り込んでいますので、
かなりこのシナリオも怪しくなってきました・・・。

今日の欧州・NY時間の動きが今後の要となってくるでしょう。
そもそも、雇用統計がショックとなって大きく下げるのでは?
というシナリオは先週前半から多くの専門家が指摘していたこと。
あまりに皆が同じことを言うものだから、
逆にそうはならないんじゃないかとさえ
思ったのですが、あまりにシナリオ通りに展開に拍子抜け。
逆に警戒してしまって乗れなかった・・・。

それよりもなによりも、雇用統計発表の21.30より1時間以上も前から
為替市場は動き出していました。またしても欧州絡みのネガティブニュースが、
この日は3つも飛び交ったのです。

①ハンガリーの破綻懸念
②ユーロスイスの介入レベル引き下げ?!噂
③ソシエテ・ジェネラルの巨額損失の噂
④フランス首相によるユーロ安歓迎発言

いくつかは真偽不明のままマーケットはこれらをキッカケに崩れだしました。
最初に動いたのがユーロスイスだったように思いますが、
特にユーロの売りと、クロス円の売りが加速し、雇用統計前に
マーケットは大波乱の様相となってしまいました。

そもそもハンガリーってユーロ導入していないでしょ?でも、財政危機問題が
周辺国に飛び火するとの連想なんでしょうね。
ハンガリー首相が不用意にデフォルトの可能性を
匂わす発言をしたことがキッカケになってしまったようです。
ハンガリーって5月に新政権が発足したばかりなんですね。
8年ぶりの政権交代での新政権だそうです。
前政権がデータを改ざんしたとかなんとか・・・・。

そして迎えた雇用統計。
予想がNFP+50万~70万というハードルに対して
なんと+43.1万人!!

ひゃーやっぱり。
今回は国勢調査の臨時雇用などがあってわかりにくくなっていましたが、
民間部門の雇用においても予想が+18万人にたいして結果が+4.1万人です。

雇用統計を目指して積み重なった分のロングはここで一掃されたのでしょう。
さらに売り込まれるクロス円、ドル円もやっぱり91円台に。
ダウも下がる下がる。

・・・・しかし下げ過ぎじゃないの?特にダウ。

だって、今回はあまりにも期待が高かったのが悪かったかと思いますが、
よくよく考えてみますと、3カ月連続雇用は増加しているわけですし。
失業率も9.7%へ低下して0.2%ポイント改善していますし。
やっぱりもっと大きな低下を期待しちゃったのかな・・・。
為替市場で噂で買って事実で売りという流れになることは想定できました。
結構ドル円クロス円買われましたものね。
しかし、それほど上がっていなかったダウにとっては手仕舞い売りというより
新規売りが出ちゃった下げなのかも?という気がします。
ダウ、飛び込み台が低すぎた。

私がこの日どのような行動に出たかと言いますと、
Twitterにはリアルタイムで書き込んでいましたが、
シックスセンスが働いてくれたんですよね。
どこへも寄り道せず、まっすぐ帰宅し、
72円台で作ったオージー円を78.22円で手仕舞ったのです。
その後の崩落・・・。よかったー飲みに行かずに帰ってきて。

あまりの大波乱相場に目が釘付けとなり、ユーロドルレンジ下限ブレイクをみて
1.2046ドルでショート。これも、なかなかのフットワークでしょ。
ところが、ユーロドルがここからあまり下がらなくて・・・・。
1.2033で撤退。撤退後に1.2000割れの雪崩発生、と。
こちらは忍耐が足りずに機に乗れませんでした。残念。
週末リスクを考えるとEUがまた緊急会議でもやって何か発表するかも、
なんていろいろと逆に考えちゃったんですよね。冷静に考えればもう
今更やれることなんてあまりないのですが。

Twitterの書き込みを見るにはコチラを☞ http://twitter.com/hirokoFR

というわけで、オージー円ロングは見事利益確定に成功したものの
ユーロドルショートは何時まで経っても乗れずにおります。
素直に売ればいいのですが、戻りを待ちすぎて機を逃し
売ったところで戻りが怖くてすぐに手放す小心者。

さて今週はとにかく今夜の欧米勢のスタンスを見てからです。
ダウが底割れするかしないか、ここに注目。
ダウが反発出来るようなら、目の前の危機は去ったと見て
クロス円ロングで攻めたいと思っています。

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2010年6月4日金曜日

オージー円79円台目前まで上昇しました。
結局押し目買いに成功することなくいいところまで上がっちゃった。
80円は目指したいと考えていますが、一旦利食ってもいいところです。
昨晩、意外にクロス円が地味だなんて書きましたが、とんでもないですね(笑)
1日経過してみれば、いやいやちょっとペース早いんじゃない?!
と腰が引けちゃうほどのペースで順調に上昇を続けました。
これがNY時間に入ってダウが冴えないのに歩調合わせて調整が入っています。

さてここから明日の雇用統計に向けてこの調整を拾うべきか、
それとももう早めに撤退して様子見に回るべきか悩ましいところ。
オージー円80円なんてざっくりした価格の目標を持っていると
利食いに失敗しそうです。トレンドが変わる時というのは
チャートの節目なんてお構いなしですものね。
まずは今晩の前哨戦がどんな塩梅だったのか復讐しておきましょう。

注目の5月ADP全米雇用報告
政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比5.5万人増
事前予想平均は7万人増でしたので、弱い。

そして先週29日までの失業保険新規請求件数
事前予想平均が45.3万人でしたが、結果は45.3万人 んー予想通りで判断に困る。
ポイントはその前の週 46万人だったものが46.3万人へと修正。 ちょっと増えちゃった。
こちらも弱いと言っていいでしょう、、、。

さらに5月ISM非製造業景況指数
注目は構成項目の「雇用指数」これが前回の49.5から50.4へと拡大。
Iこの雇用指数が「50」を上回ったのは2007年12月以来だそうで、これは好感されます。
サービス業の雇用が拡大していると言う事よね。
指数の方は55.4という結果で事前予想55.6に届かずですが、「50」は上回っていますし、
雇用の改善が見られるというほうがインパクトになっているかと思います。

んーマーケットの反応という意味ではあまり大きな動きになっていませんが、
ダウが昨日の上昇の勢いを引き継ぐにいたっておらず、
どちらかというと弱い方に反応しているのかな。
そもそも明日の雇用統計の国勢調査の臨時雇用分が
ADP統計に含まれていないのでなんだかあんまり参考にならないわよね。

雇用統計までポジションを持ち越すようなことはしたくないので
それまでにはオージー円ロングをどこかで仕切りたいと思っています。
それが今なのか明日のどこかの時点なのかはまだ決めかねていますが、、、。
というのも明日は日本の政局を材料にもう一吹あるかもしれないなんて
下こごろもあったりして(笑)人事によっては
逆に円高のリスクだってあるんですけどね。
今日はTwitterでこんなつぶやきが流行っていたようです。
菅さん(閑散)に売りなし
上手いこと言いますねー。
座布団が飛び交ってました(笑)

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2010年6月2日水曜日

鳩山首相の突然の辞任表明にマーケットは
株高円安で反応。これをどう捉えるべきか。

そもそも日本の政局はマーケットにインパクトがあるものでしょうか?
今日のロイター記事からの引用して考察。

メリルリンチ日本証券のFXストラテジスト・藤井知子氏は
「日本の政治は海外勢に対し、政権は短命だが経済などの大勢に
影響はないとの印象を与えてきた。

今回も若干の円安反応はあるだろうが、すぐに資本移動が
起こって大きく円が売られるのは考えづらい」と話している。

政局を巡っての相場は一時的なものであるという見方が大勢のようです。
しかしながら、

マネックス証券チーフ・エコノミストの村上尚己氏は、
支持率が低下していた首相の辞任で、株式市場ではごく短期的に
アク抜け感が出る可能性があると指摘。ただ、
「新内閣の経済政策などが明らかになるまでは、
外国人投資家などは
不透明感を嫌って売りを続けることも警戒される」

という見方もあり、今後の焦点は政局不安ではなく新内閣へと移行。
やはりそれまでは日本株は買いにくいということのようです。
では為替はどうでしょうか?

次期首相は菅副総理(財務大臣)になるとの見方が大勢ですが
こればっかりは予測しても仕方がない。
誰になるか、何が起きるかなんて誰にもわかりません。

しかしながら菅さんが新首相となって世界に菅さんの名が伝わると
財務大臣就任直後に円安95円くらいの円安が望ましいなどと
円安誘導、、、、イヤ希望?!発言をしたことがフラッシュバック!!
瞬間円安反応になることもあるかもしれません。
これはあくまでそういう想像に過ぎませんが(笑)
そうであったとしても、それは瞬時の反応であってトレンドになるような
ものではありません。首相が為替操作できるわけではありませんしね。

個人的な感想ですが、
マーケットはすでに日本の政局の不透明感から日本売り
という材料ではなく、週末の雇用統計に向けたドル買いに移っており、
そもそも今回の政局の行方はもうあまり材料視しなくても
いいんじゃないかと思ってます。

しかし、週末の雇用統計を睨んだ相場であるなら
もっとリスク選好相場となっていても不思議はないのですが、
今ひとつ買いに力がない。

国勢調査要因の増加が+5.9万人あるとされていることから
(3月は+5.6万人)NFP+50万とかなりいい予想が出ているのですが、
これがあっても今週月曜・火曜とはあまり買い進まれず、、、
今日になってドル円が91円台後半に上昇してきましたが、
クロス円は意外に重い印象です。

予測が良すぎると失望も大きいでしょう。
雇用統計に向けてここからあまり上がらないようなら
予想に満たず大きく売り込まれるというシナリオも想定しておかなくては
なりません。いえ、ここから大きく上がったとしても発表後は
大きく崩れる可能性、そういうリスクのほうが大きいことを忘れずに。
予想がいいというのは、ハードルが高いということですから。
予想が低く、結果がいい方が直後上昇できるものです。

つまり週末は大きく反落する可能性のほうが大きいと思ってます。
それまでは高い、というのが予想だったのですが、ぱっとしないなー。
鳩山首相辞任ショックの円安の勢いを借りてそのまま円安進行と
なるかと思って見ていたのですが・・・。

その前に明日ADP雇用統計、それから新規失業保険申請件数などの
発表もありますから、前哨戦でどんな動きを見せるのかにも注目です。

結局今日も押し目買いミッションクリア出来ず終了。
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2010年6月1日火曜日

ホント押し目を拾って買うって難しいわよね。
昨日書いたように今週は雇用統計に向けて押し目買いで攻めたいと
思っていたため、オージー円を76.06円で買ってみたりしました。

RBA(豪中央銀行)が政策金利を据え置いたとの発表で豪ドルが
若干売り込まれたところでの買いでした。
オーストラリアが今回金利を据え置くだろうことは
予想されていましたし、今日は朝からだらだらと調整ムードが
続いていたので、これが最後のダメ押しとなって反発するのでは?
と考えたのです。

買った後50pips程度は上がったのですが。
その後の欧州時間入りに雪崩が起きました・・・・。
3連休明けの欧州勢は気合を入れて売り参入してきたと見えて
ユーロドルはこれまでの底値1.2143ドルを下周り1.2109ドルまで値を崩し
ユーロポンドは0.84ドル割れ?!オージー円は75円をかろうじて守りましたが
ポンド円は131円割れ。この急落に私の押し目ポジションもコストでカットさせられました。

欧州勢が何を材料にこれだけ売りを仕掛けてきたのかはよくわかりませんが、
そもそも良い材料が見当たらないので売られても仕方がないか、と諦めるしかない。
ところが、その後NY時間にはいっての反駁が凄かった!

ユーロドル・ドル円・オージー円などは行って来いで急落分の全てを取り戻し
さらに上昇。ポンド円なんか行って来いどころか倍返しです。何この怒涛の買いは・・・。
欧州時間での下落で戻り売りで攻めた向きは皆踏まれちゃったんじゃないの?

欧州時間の売りの理由もよく分からなければ
NY時間の買いの理由もよくわかりません。
そもそもどの局面においても正解なんかないのかもしれませんが、
今日の動きはあまりに暴力的。
リズムに乗れればこのボラは妙味ある相場とも言えますが、
チャート分析でも騙しだらけでどこで反転するかさっぱり検討がつかず、
この動きで逆張りに成功している人がいたら、何を見ているのか
教えて欲しいです・・・。

もっとも私のオージー円ロングはカットせず放置していれば
今頃利益になっているのですが、それは結果論。
保有していれば途中1円以上やられていたわけですし、
サイアクのシナリオでは底で投げていたかもしれないものね(笑)

勇気があるのなら、大底は入れたので押し目買いというシナリオにしたがって
ナンピンでも安値を拾うという攻め方も出来たでしょうけれど、
今日の暴落暴騰には全くついていけず、結局押し目を拾って
買いポジションを増やす計画は今日も失敗に終わったのでした・・・。

明日からの戦略?!押し目買い継続です。
押し目なのか反落なのか動揺が走るような下落があれば
今度こそ怖気づかず買いたいですが・・・・。

カナダは予想通りの利上げに踏み切りました。
G7で最初の利上げ国となります(金融危機後)
予想通りだったため、発表直後はカナダ売り反応となりましたが、
その後のNY時間の暴騰でカナダも一緒に上昇中。
基本的には買いで攻めたい通貨です。
オージーと合わせて押し目買いを狙いたいですね。

しっかし今日のポン様のボラティリティと言ったら!!
このところオセアニア通貨にボラトップの座を奪われつつありましたが
久しぶりにポン様の面目躍如です。いやーでも私から見たらポン様ご乱心。
こんなに吹き上がるとは思いもよりませんでした。
ユーロポンドが崩れた影響がポンド円に波及しているのでしょうか・・・。
今ポンドに触れたら火傷しそうね、様子見に徹しましょう。

それにしても、ホント押し目買いって難しい・・・。

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今日はロンドン、NYと休場です。
ということはあまり動かないよね、とタカをくくっていると
5分で50pipsスコーンと落ちるような円高を見たりして、
油断ならないったらありゃしない。
流動性が低いとも言えますので、
思わぬ動きにもなるということを忘れないようにしなくちゃ。

懸念されていたのが先週金曜日、格付け会社フィッチが
スペイン国債を格下げしたことによるユーロ売りの流れが
今週の東京市場でも引き継いでしまうのではないかって事でしたが、
心配には及ばず。特にリスク回避的な動きになるわけでもなく、
かといって積極的にリスク選好の動きとなるわけでもなく、
今日の相場はエネルギーも薄く方向もなく冴えない動きに終始。
やはり欧米勢が参入してこないことには方向決められないってことなの?!

特に今日目立ったニュースもなかったのですが、何かむりやり書くなら
カナダかな。カナダの1QGDPが発表されましたが、これが事前予想の5.9%を
力強く上回って6.1%という結果に。
伸び率も1999年4Qの6.77%以来の強さでした。
明日1日(火)に、BOCが0.25%の利上げを実施との期待に繋がっています。

オーストラリアが早々に利上げを開始して、そろそろ休止するサイクルに入っていますが、
G7各国はまだ利上げに踏み切っているところがありませんので、
明日、カナダが利上げを実施すれば今回の金融危機後G7初の利上げとなりますね。

今週の戦略は週末の雇用統計に向けたニュースに留意して
強い予想なら雇用統計までは高く、数字が出たら利食い売りで反落。
予想に変化があって思うように雇用統計までドル買いが入らないようなら
雇用統計後にドル買いになる、というようなシナリオで挑むつもり。
どちらにしても、雇用統計前と後では流れが変わる、もしくは加速するという
方向でひとつの転換ポイントとみなしてポジションを作りたいと考えています。

基本的には押し目買いで雇用統計まで高く、雇用統計直前に売り抜ける、、、
ってパターンになるんじゃないかと思っていますが、
なんだか皆がそう思っているようなので、そうはならないのかもしれません。
んー皆同じこと言ってるときは駄目なんだよなー。。。。

それを暗示するかのような今日の冴えない動き。
明日以降どんな流れになるのかに注目です。

72円台オージー円ロングは保有中。
買い増しのタイミングがなかなかつかめずに今日を終える。
おやすみなさい。

※サブプライム危機を予想したことで知られるルービニ教授。
  最近も過激な発言が目立ちます。

・ポルトガルやギリシャ、スペインがユーロ圏を離脱する可能性がある
・ギリシャ危機を背景に、引き続き先進国は二番底に陥るリスクある
・ブラジル経済は過熱感の兆候示している

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