日経平均 14681.72(+ 10.77)なんと今日も上昇。
昨晩28日水曜の米株が弱かったにもかかわらずの強さ。
ダウ工業株16633.18(-42.32)
これで6日連続高です。
一時下げ幅96円までありましたが、切り返しました。
昨年末の9連騰に迫るか?という相場になっていますが、
でも10円高ですからね、、、迫力には欠けます。
テクニカルは好転、これはトレンド化する可能性は十分に秘めていますが、
爆発できないのはやはりドル円が上がらない(円安にならない)からでしょう。
下落のトレンドに入ってしまったようです。
米国10年物金利ってね、1981年には15%もあったのよ。
これが30年下がり続けて2012年には1.6%まで下げ底入れ。
テーパリング開始でいよいよ米国の出口が議論されはじめ、
金利引き上げ時期の思惑で相場が動くようになったのが
2013年、3%まで金利が上昇する局面がありましたが、
どうも、再び下落トレンドに回帰したように見えます。
超長期の金利チャートを見てみると、、、
3%をしっかり超えてこないと、底入れしたとみることすら怪しい。
結局は金利低下の時代は終わっていないようにも見えます。
再び2%を割ることはないと思いますが、
2.5~3%のレンジだった昨年の金利水準が
2~2.5%のボックスに低下してしまったとするならば、
ドル円の上昇も過度に期待できないように思います。
でもこれ、米株にとっては安心感にもつながるってことで
大きな下落にはなりにくいですね。
米債が買われ金利が下がるおかげで、
なんか日本国債金利も下がってるみたいですし、
それとは別に欧州債も買われる流となっていて、
(昨年までのアンダーウエイト解消の買いなのかしら。。。)
どこがグレートローテーションなんじゃい。
と突っ込みを入れたくなる相場になってしまっています。
その割には米株、ドイツDAXなど株価は堅調、
新興国にも資金が戻ってきているので、まあ、お金は十分にあふれている。
資金が抜けちゃって元気がないのは
金をはじめとしたコモディティかしらね…。
なんだか不思議な相場。つまりわかりにくい相場。
誰もが予想しなかった米国金利が一向に上がらないという事態に
苦戦中のファンドも多いようです。
(債券空売りしちゃってて・・・買い戻さざるを得ない。
だから金利が上がらないという悪循環という話もあるものね)
今わかりやすいのがユーロですが、う~ん、私が売り参戦してから
下げ幅が冴えませんなぁ(笑)
どうせたいしたことができないはず。
緩和のカードはそれほど残されていない。
というのが、市場の見方のようで、ECB理事会前には
ショートを買い戻すという戦略の方が多いようです。
となると後1週間、ショートも余り粘っていると
踏まされる可能性がある、、、ということでしょうか。
。。。もうちょっと粘ってみます~
今夜は米国4月中古住宅販売成約指数
前月比+0.4%と、市場予想の+1.0%を下回り
3月の+3.4%から大きく伸びが鈍化。
また、1-3月期GDP改定値は
前期比年率-1.0%と、市場予想の-0.5%をさらに下回り
速報値の+0.1%からマイナスに下方修正。
マイナス成長は2011年1-3月期以降3年ぶりです。
一方で、個人消費改定値は前期比+3.1%と、
速報値の+3.0%から上方修正。
良くない指標のせい、、というわけでもないのでしょうけれど、
今夜も10年物利回り低下中で
ドル円が101.50円を割り込んでいます。
ドル安になちゃうおかげでユーロが上がってしまって
私のショートは利益がどんどん減っております!
ドル安のおかげで今夜はちょっと金が戻っているようです。
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