111.40円ロングで捕まっちゃってたドル円の買い、111.20円近辺で撤退。
今日東京午前にコスト近辺まで上昇していますが、もっと粘ればよかったかな??
期末から新年度相場入りとなる中で、私の中では現時点で
もっと上昇しているイメージだったので
どうも今の値動きが想定外であることが撤退理由。
トランプラリーで上昇した分のほぼ半値押しとなる110円レベルまでの円高と
なったわけですが、本当に強ければ110円を割れずに再上昇できる場面。
テクニカル的には、、、。
トランプ大統領の指導力と政策実現性に懐疑的なムードが漂い始めた中で
米株が調整局面入りとなるなら、日本株も上値が重くなるだろうと思われ、
ドル円の上昇も難しいような気がしています。
新年度からセンチメントがガラリと変わるかどうか、まずは静観することに。
すでに戻り売りで夏場に向けては安値示現の苦しい相場になるんじゃないかと
思い始めていますので、新年度入り、相場が上昇していくことがあれば
その戻りを売りで取りたいと考えています。
つまり、夏場に向けては「ドル安」じゃないか。ってことですが
昨日29日は英国がEUにブレグジット通知をしたことで正式交渉スタート。
わかり切っていたことでもありますので、それほど大きな波乱はなかったですけれど
やはりポンドは前日から軟調、ユーロも弱いということで欧州通貨が弱い動き。
英国をはじめドイツ等の欧州主要国の長期債が買われたことで長期金利が低下、
これを受けてユーロやスイスフランが下落したようです。
ポンドは前日28日からすでに下げていたので昨日は小動き。。
ブレグジット交渉は、英国にとってもEUにとってもリスクを孕むため
安全資産である債券に逃げる動きがでた、ということで通貨安を招いたとみられますが
これは多分一時的なものじゃないかと思います。。。
だからと言って、今積極的にドル買いできる環境か?というと
トランプ政権への期待剥落でドルも脆弱。
ということで、どれもこれも買い難いですね。。。
もしや消去法で円が買われやすいなんてことにつながらないわよね。。。(;'∀')
その裏で昨日は新興国・資源国通貨(南ア除く)が総じて強く、
西原氏によると、欧米の富裕層が実際にオセアニアに移動するような動きが
散見されているらしくて(海外在住の友人の話として)
(軍事費拡大、移民との摩擦が大きくなる米国のテロや有事リスクを嫌気。
欧州はそもそも移民受け入れで治安悪化)
富裕層が逃げていく先はオーストラリアやNZだ、ということで
今後こうした通貨に注目、という指摘があるようです。
たしかにテロや紛争リスクが低いのだと思いますが、その割にNZドルは冴えないなぁ。
豪ドルについては中国リスクも考えないといけません。この点が気がかり。
トランプ大統領誕生で、最強通貨となると思われたドルが軟化してきているため、
ここから何に注目していいのか難しい局面となってきました。
金融政策の違いから見ればドル買いでいいはずなんですけど、
その材料は随分と長いこと市場に織り込まれてしまったので新鮮味がないんですよね。
ということで、新年度入りの相場を見て動きます。
場合によっては100円~101円台のコアロングもどこかで手仕舞いを考えようかと。。。
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2017年3月30日木曜日
2017年3月29日水曜日
上値が重いですねぇ、、、ドル円相場。
日経平均は今日28日が権利取り最終売買日だったので217円高の19202円と
それなりに健闘しましたが、ドル円相場は110.70円台まででストップ。
欧州タイムには再び110.10円台まで円高基調へ。
NY時間に入って110.50くらいまで戻っているけど、、、上値の重さを感じます。
現在(AM1:10)ダウ平均は97ドル高で今夜の米国市場は比較的落ち着きを取り戻していますが
果たしてこれで、トランプラリーの修正終了で再び買える相場が戻ってきたかどうかは疑問。
こんなニュースも気になります。
投機筋、円先高観じわり 米政策など期待感一服
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF27H0X_X20C17A3EN2000/
簡単にまとめると
米市場で取引されるETF「プロシェアズ・ウルトラショート・エン(円)」。
円安が進むほど値上がりし、短期的な目線で運用するヘッジファンドなど
投機筋の思惑が反映されやすいのだどうですが、現在運用資産額が2億2400万ドルにまで減少。
これはドル円1ドル=105円台だった昨年7月以来の水準。
2016年前半に2億ドルを下回っていた資産額は、昨年11月以降のトランプ相場による円安進行とともに資金が流入し、一時は3億ドルまで増加。
現在3億ドルから2億2400万ドルまで減少中。。。
要するに投機筋の間で円の先高観が強まっているということ。
こんな指標もあるんですねぇ。
それと、、、
ドル調達コストの一種である上乗せ金利「ベーシススワップ」も低下していて
保有する外債につけた為替ヘッジを継続する費用が軽くなり
「円を売ってドルを買い戻す『ヘッジ外し』を先送りしやすくなっている状況だとか。
これは要するに、すでに結構なボリュームで
ヘッジ外しが出ちゃったってことでしょうね。
皆ヘッジするから、ベーシススワップが高くなっていたわけで。
ヘッジする人が減ったってことでしょ。
つまり、現状でヘッジしている向きは、ヘッジコストが下がったから
外さなくてもいいという・・・。
ヘッジ外しが大量に出れば、それだけで円買いをやめるってことですから
ドル高になるんですけどね。その必要に迫られる状況でなくなったってことです。
金融機関にとってはいいことですね。
この材料はドル円の「需給」にまつわるものですが、需給面からは期末。そして新年度という
節目で何がどう変わるのかに注目です。
海外M&Aの外貨買いとか、東芝の損失支払いのドル調達とか、年度末までに出なければ
来年度、、ってことですねぇ。この円高地合いの時にやる方がいいと思うんだけど。。。
2月の対外及び対内証券売買契約などの状況(指定報告機関ベース)によると、
海外投資家は日本株を2カ月連続で売り越しています。3月も、、、かな?!
どうも1-3月期に海外勢が日本株を売り越していた場合、
4月には買ってくるパターンが多いみたいなので
新年度はそれなりに相場が戻るような気もするんだけど、、、
やはり足元では、
①トランプ政権への懐疑的ムードからリスクテイクしにくいということや
②G20で米国に配慮して保護主義に対抗するという文言が共同声明から抜け落ちたこと、
③米利上げは年3回はすでに織り込まれすぎて新鮮味がない中で、欧州や英国の出口論が
出始めたことで欧州通貨高への期待が芽生えていることからのドル安、、、などなど
マクロでもドル高の勢いがなくなってきている中で
④日本国内は森友問題などが内閣支持率に影響するんじゃないか、などと海外に伝われば
そりゃ、わざわざ日本株へ投資はしませんし、円は売ってくれてもいいじゃない、って思うけど
日本にリスクがあるときにはなぜか円を買うのが海外勢・・・(対外純資産が世界一だしね)
やはり、海外勢は「第3の矢」ってどうなってんの?!って思ってるみたいで
金融政策頼みのアベノミクスには過度な期待はしていないようです。
(ただ、バリュエーションから見れば日本株は随分出遅れていて買い妙味は高いんだけどね)
ってことで、しばらくは買戻しで上昇してもドル円相場は110~112円113円がいいところ。
日経平均も18000円下値メドでの下落覚悟で、買戻しで上昇しても19800円まで、なんでしょう。
新年度はある程度の戻りもあるかと思います。
それに乗って短期的には買い。
中期的にはSellin May前の売り。
夏場の安値を拾って年後半高の相場を期待する、って感じかな。
ということで、足元111.40円(高いトコつかんじゃったなぁ)ドル円ロングは粘ってるとこ。
***************
明日29日はメイ首相がブレグジット手続きをEUに正式通知。
ポンドドルでのポンドショートは過去最大級に膨れ上がっていますが
皆弱気なのね。
ポンド不人気-PIMCO「慎重」、ゴールドマンは「売り」選好
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-27/ONGV726TTDS001?cmpid=yjp
~長く困難なものとなり得る離脱交渉の期間中、最近のポンド上昇や英景気の好調が
持続することに投資家は懐疑的だからだ。
向こう1年の間にポンドがユーロとのパリティー(等価)に向かうと見込む。
お、ユーロポンドが面白いのかも。
確かにチャートを見たら、妙味ありそう。
英中銀の銀行ストレステスト、4.7%景気縮小やポンド32%安想定
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-27/ONGTZ96K50XS01
イングランド銀行(英中央銀行)が国内の大手銀行を対象に実施する2017年のストレステスト(健全性審査)は、大幅な景気落ち込みやポンド下落を想定する。
英中銀が27日公表したストレステストの概要によると、逆境シナリオでは最初の1年間で4.7%の景気縮小に加え、ポンドの対ドルでの32%下落、インフレ率5%への上昇が18年末までにあると織り込む。
英中銀は逆境の理由が欧州連合(EU)離脱だと明言はしていないが、離脱プロセスが秩序あるものになるかどうかが金融安定へのリスクを左右するとしている。
~テスト対象となる銀行は、HSBCホールディングスとバークレイズ、ロイズ・バンキング・グループ、ネーションワイド・ビルディング・ソサエティー、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)、サンタンデールUK、スタンダードチャータードの7行。21年までの5年間が対象期間となる。
う~ん、ポンドは上がると思うんだけどなぁ・・・・
(直近ポンドロングで上手く行ったので(;'∀'))
でもブレグジット交渉は甘く見ないほうがいいってことなんでしょう。
だからむやみに高値を買わず、ポンドが急落するような指標後の値動きなどでロング。
過去最大級のショートが積みあがっているということで、売り参戦は考えてません。
**************************
南アフリカランドが急落していますが、政情不安。
南アのズマ大統領、ゴーダン財務相解任の方針を表明-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-28/ONIJSN6K50XU01?cmpid=yjp
南アフリカ共和国のズマ大統領は、南アフリカ共産党の複数の幹部に対し、
ゴーダン財務相を解任する方針を表明した。事情を知る3人の関係者が明らかにしたもので、南ア・ランドは急落した。
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2017年3月28日火曜日
ドル円、110円を死守・・・?!
トランプラリーの半値押しレベルが109.86円アラウンドなので
110円をちょっと割ったくらいまでは、ドル高トレンドが完全に終わったとは
言えないわけですが、今日の欧州時間帯までの市場のセンチメントは真っ暗でしたね。
私も、週明け窓開けて下落してスタートしたドル円みて気の重い週初めだわ~と
どんより気分でしたが、109.86円という50%押しレベルまでは到達していないので
気を取り直して、様子見。(あ、111.40円アラウンドでドル円ロングしちゃったのです)
しかし、このまま円高となれば損切りさせられちゃうわけで
それをおめおめと見ているわけにもいかないので、
注目していたユーロドル、ポンドドルロングを作ってデイトレ。
ユーロドル1.0843ドルL→1.0876ドルで手仕舞い
ポンドドル1.2509ドルL→1.2581ドルで手仕舞い
手仕舞いしたのは、ドル円が反発してきて、ドルの巻き返しが来てたから。。。
このままドル円ロングが息を吹き返すかしら?!
とはいえ、せいぜい112.50円アラウンドまで戻れば
御の字って相場になっちゃったわね。
今夜ダウはギャップダウンしてスタートし、下げ幅を取り戻す値動きで
このままいくと陽線引けになりそうですが、現在のところ32ドル安。
決して買いが旺盛というムードではありません。
日経平均は19000円大台を割り込んでしまいました。
明日28日が権利どりなんだけどね、この時期に上がらないとは。。。
オバマケア代替法案の採決見送りで、トランプラリーがトランプショックへと
変わるんじゃないかという恐怖が支配し始めたようです。
番組やブログでお世話になっている広瀬隆雄さんのこの記事も気になります。
米国連邦政府がシャットダウンの危機!
女性の「望まない妊娠・出産ならびに性病拡散防止の非営利団体」
への政府予算振り当て問題で
http://markethack.net/archives/52039930.html
4月28日、、、というとまさに日本のGW直前じゃないですか。
Sellin May格言も気がかりとなる日程。
大風呂敷を広げてきたトランプ大統領ですが、
政策の実現性に関しては、いよいよ現実を突きつけられて
このところ綻びが目立ちます。米株は戻りを売ってみようかなと。
5月くらいまでの中期的なトレードとして。
ここからは、株の戻り売り、ドルの戻り売り(ポンド、ユーロの買い)です。
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2017年3月27日月曜日
難しい相場のようですが、3月のFOMCでの利上げがセル・ザファクト、
利上げの材料織り込みで、ドル高が止まってげらくに転じるというストーリー。
西原宏一さんがズバリ当てられていましたね、この展開。
さすがですね。今週もまだ頭が重いと見ているようです…。
週末は米国議会がトランプ政権が新しく提案したヘルスケアプランに賛成せず、、、
否決ではないものの、オバマ大統領が採決を取りやめるという事態に。
代替法案は下院本会議で採決されないままだと事実上の廃案になるのですが、
マーケットはなぜか買い戻されてNYクローズ。
議会を通らないだろうという懸念で売って、
やっぱり通らなかったという事実で買い戻されるという値動きね。
ドル円は110.62円から111.30円台まで急反発。
ダウ平均も20538ドルから20656ドルまで反発。(結局終値は▼59 20596ドル)
で、この買戻しが続くのかどうか。
いや、買戻しじゃなくて、調整終了で再度上昇の芽はあるのか?
オバマケア代替法案撤回:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/instant-view-obamacare-idJPKBN16V2V2?feedType=RSS&feedName=topNews&sp=true
ポジティブだとする声
・次の課題に向け前進する扉が開かれた。おそらく次の焦点は税制改革だ。
市場は医療保険制度改革(オバマケア)の改廃よりも税制改革に関心がある。
・市場ではトランプ政権が医療保健問題に完全に手足を縛られ、身動きできなくなるのではないかとの
懸念が出ていた。医療保健問題がこうした形でクリアされたことで、規制改革や減税など
それほど複雑ではなく実行可能な案件に着手できると、市場では楽観的な見方が出ているのではないか。
ネガティブだとする声
・トランプ米大統領と議会の関係に関する見方を変えるという点だ。
過去数カ月は、議会はトランプ大統領が求めることは何でもやるといった印象があった。
しかし、明らかにこうした状況ではなくなるだろう。
なるほど、どちらの見方も理解できます・・・。
面白いのがカリフォルニア在住の広瀬隆雄さんの記事。
トランプ大統領の心変わり 下院共和党ヘルスケア・プランがダメなら、オバマケアで行こう!
http://markethack.net/archives/52039671.html
要するに、新しいヘルスケアプランがダメなら、オバマケアのままで
さっさと、税制改革に取り掛かろう、、、ってことみたい。
じゃあ、素直にドル、米株は買いでいいんじゃないかしら。
少なくとも来週は・・・。とも思いますが、
共和党がヘルスケア法案(AHCA)を断念! 連邦予算の策定→税制改革へ
http://markethack.net/archives/52039703.html
選挙戦中に高らかに掲げてきた様々な公約はそう簡単に実現できるかどうか
わからないという現実を突き付けられたということでもありますので、
ラリー再開でさらに高値を追うような展開となるかというと
それも難しそうですね。。。
テクニカル的にも米株、ドル円ともに上値が重くなってきた印象です。
ドル円は111.60円がここ数カ月のレンジ下限だったのが
110.60円台まで下落してレンジを下方に放れてしまいました…。
私は金曜に出来心で111.40円でドル円買っちゃったのですが、
下がってもせいぜい110円台で止まるという見込みでのロングでしたので
110円台を割るまでは耐えようかな、と思っているんだけど(^-^;
上値はそれほど期待していません。
112.50円くらいまで戻れば手仕舞いかな…。
NY市場終盤で110円台から111円台へと急伸したときには寝ちゃってました。
週末夜はレート見られなかったのですが、110円台で買い増ししたかったなぁ。。。
やはり、トランプラリーで一気に18円も動いた後ですので、
大きなトレンドになるには時間が必要で、
揉みあいながら、値幅調整をしている時間帯なんでしょう…。
年後半まで、ドル買いのチャンスは来ないような気もしています。
G20での米国のふるまいも気になっています。
ということで、ユーロドルロングはまたどこかで作りなおそうと思っています。
ポンドドルもかな。
英国は29日にブレグジットの正式手続きに入ります。
EUの基本条約である「リスボン条約」の中で、
EUの加盟・離脱に関する規則を定めた第50条に基づき、
英国がブレグジットを通知することで正式にスタートとなる、ということで
ここから原則として2年間にわたって離脱条件に向けた交渉が始まるというわけです。
これを受けてなんでしょうか、IMM通貨先物ポジションではポンドショートが
104,605万枚と過去最大に膨れ上がっています。
これ、ポンド買いじゃないの?!って気がしますね。
ポンドも指標などで急落があれば、買い。
週末、金曜ドル円ロングと一緒にポンド円ロングしちゃってます(^-^;
買うならポンドドルのほうがよかったかな~と思ってますが。。。
ポンド円コストは138.90円。
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2017年3月24日金曜日
ドル円相場、110円台まで下落するも現在までのところ安値は110.60円台。
トランプラリーの上げ幅の半値押しは109.85円アラウンドなので
まだ若干下値余地を残して、下げ止まって反発するか??というような
気迷い相場の様相を呈しています。
下げ幅がテクニカル的に甘い、、、(109.80円台まであれば買えるんだけど)
といういことで、ドル円を個々から買う気になれず、見過ごしたまま。
そもそも米株安、ドル安の背景は
①3月FOMC利上げの影響
利上げで材料出尽くしでドル安。
ドル安なら米株には悪くないとはいえ、手仕舞いが旺盛になった?!
②原油安
なんと自己申告生産量は1月より2月が増産となっていたサウジ。
サウジは減産による価格サポートより、再びシェア獲得に舵を切った?!
とするならば、原油安は長期化のリスク。
③ヘルスケアプラン 下院通過できず
米下院は23日、オバマケア修正法案の採択を見送り。
下院共和党、オバマケア代替法案の採決延期
http://jp.wsj.com/articles/SB11871429478203413319904583041060057772542
足元では、この③のリスクが金融市場のリスクオフ要因とされていますね。
これが決まらなければ予算も決められず、大型減税実施もいつになるかワカリマセン。
ということが、米株の手仕舞いにつながっているとみられますが、
今日24日に決まるんでしょか。
トランプ大統領の説得で早期採決となれば、調整は一時的だったとして
再び米株は上昇できると思いますが、、、
23日に採決されず延期となったにもかかわらずダウは4ドル安と小幅安に終わっているので
それほどリスクではないとマーケットは捉えている可能性もあり、
ここでリスクテイクして米株の押し目を拾うべきか否か迷うところ…。
その場合、ドル円も買ってもいいと思うのですけれど、、、
もう一度111円割れがあって、反発してきたら下値固いと思いますので
買ってみてもいいかな。。。でも、今日は金曜、週末ですし、
もし今日もヘルスケアプラン採択が見送られ、長期化するようなら
再度米株、ドル円が売りなおされるリスクは否定できないので、
リスクは落として週末を迎えたいと思います。
0.7571の豪ドルロングは0.7661で手仕舞いました。
豪ドル、ちょっと上値重くなってきた。
1.0669ドルロングのユーロドルは1.0768ドルで手仕舞い。
ポジションなしです。
今日は日経が強いですが、ドル円が重いですよね・・・・。
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2017年3月23日木曜日
ドル円相場、110円台に突入。。。
111.60円台で一度ロングするも、下げ止まらず111.30で撤退。
綺麗にトランプラリー上昇の半値押しまで下げるなら
110円をちょっと割り込むところまでの下落リスクアリ。
今夜は悪いことにWTI原油が47.08ドルくらいまでスコーンと下げちゃってて
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原油安も嫌気した側面も。
原油の一段安の背景はEIA週間石油在庫統計。
原油在庫 +495.4万
ガソリン -281.1万
留出油 -191万
クッシング原油在庫 +141.9万
原油在庫量が予想が+300万のところ495.5万だったことで原油売り。
瞬間3/14の安値である47.12を瞬間的に割り込んじゃってますが、
今(AM2:40)ヒゲで戻って48ドル台、ほぼ面合わせ。
この原油下落に伴ってドル円も下げ幅を拡大した印象。
ただしドル円は戻りが鈍く、現在も110円台に沈んだまま・・・
ダウも20580ドルくらいまで60ドル余り下落していましたが
現在30ドル安までもどしています。
ただの波かもしれませんが、、、。
今夜は中古住宅販売件数もよくありませんでした。
米2月中古住宅販売
548万件(予想 550万件 前回 569万件)
ということで、米株も続落基調であるため、
ドル円も一緒に下落中。
110円をちょっと割り込んだ水準がトランプラリーの半値押しなので
その近辺までの下落余地がまだまだありますので
買いはまだ引き付けてからね。
2017年3月22日水曜日
今夜はマーケット荒れてます…。
先週のリスクイベント警戒の週が過ぎたら、買われるんじゃないかって期待していたけど
そんなに甘くないってことね…(+_+)
ドル円相場は 111.79円まで下落(円高ドル安)
ダウは現在 161ドル安 20745ドル
日経平均CFDは ▼341円 19180円 (下げ過ぎでしょ。。。)
VIX指数が若干上昇圧力が大きいようですので、リスクオフの様相ともいえるかしら。
ゴールドが大きく上昇していて原油が下落というのも、そんなムードよね。
ゴールドは1244ドル台へと上昇基調を強め、
原油が48ドル台ローへと下落しています。
原油価格の下落が米株に波及したか?!とも思ったのですが、
それなら3/14の下落時の時のほうがもっと安値を示現していたので
原油下落の影響、、、ということでもなさそう。
Twitterでこんな情報がありました。
共和党のヘルスケア法案が木曜に議会を通過しない可能性があるという噂。
噂、、、ですし、確たるニュースソースがありません。
フィスコニュースだと
英国や米国が中東からのフライトでの電子機器の持ち込みを禁止するなど、
地政学的リスクの上昇、米国の医療保険制度改革案などへの懸念が重しとなり
株式相場が年初来最大の下げを記録。
ロイターニュースだと
*米病院経営株や医療保険株が軟調。
*共和党は前日、医療保険制度改革(オバマケア)代替法の修正案を発表。
共和党関係者によると、下院指導部は50─64歳の国民の健康保険加入を支援するため、
約850億ドルの税額控除を提案。
やはり共和党のヘルスケアプランが関係しているのかな。
オバマケアに代わるヘルスケア分が固まらないと予算さえ成立させることができない中で
前日発表された共和党修正案の内容ではとても議会が承認しないだろう、ってことかな。
ただ、米国は先週3回目の利上げを実施していますので、
利上げによる影響がジワリ出てきたとみる向きもあるでしょう。
このところ、米株もボラが低くて、収益を上げにくい相場環境でしたので
一度大きく下げてくれた方が買いやすくなるということかもしれません。
つまり、来るべくしてきた調整に過ぎない、、、ということで
それほど警戒することもないかな。と。(今のところそう思ってる。。。)
現状のところ、ドル円はまだレンジ内。
原油も適度な調整にみえなくもない。
米株も20000ドル節目がサポートできれば、
それほど弱気になることもないんじゃないかな。
下がれば買いたい向きは多いだろうと思われますが、
ドル円は111.60円のレンジ下限を割り込んじゃうと
110円まで下げるチャートですし、
原油だって45ドル割れてくると、もっと米株に影響が出るかもしれません。
テクニカルの節目など、最初からここまで下げたら買う、と決めてあるなら
いいのですが、ただ漫然と落ちるナイフをつかみに行くようなトレードはNG.
今下げていますが、111.60円に入るまでは、買わずに堪えることが大事ね。
ということでドル円111.60円台で指値注文おいておきます。。。
ここで下げ止まらないなら110円ジャスト近辺までの下落覚悟ですね。
111.30くらいでやめて、買いなおす感じかな。
ユーロ、豪ドルロングは継続中。
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2017年3月20日月曜日
3連休となった20日㈪祝日のマーケット、波乱がなくホッとしました。
西原宏一氏に伺ったところ、昨年の祝日の東京時間の下落があった2/11は
木曜でメジャーSQの前日だったことが主因だったようですので、
今回はそれほど警戒は強くなかったみたい。
皆が油断して買いに偏り過ぎていたり、ストップ注文が固まって見えるような
ポイントにある、なんて時がヤバいのであって、今回のように
じりじり円高方向に動いていた場合ってのは、それほど警戒しなくていいってことか。
それにしても112.40円台には落ちる瞬間があったものの、何とかズルッと下げずに
下値を固めようとしているドル円相場。意外と底固いって考えていいかな?
とはいえ、まだ買う気にはならないです…。
直近のレンジ下限は111.50~60円前後ですので、112円割れからでないと、、、
(なーんて言ってるときには、買えずに上がってしまうことも多いんだけどね(;´・ω・)
ポジションは継続。
明日、東京市場が連休明けにどのようなセンチメントの相場となるかに注目。
期末に向けた売買が活発化してくると思われますが、、、。
******今日気になったニュースは
◆20の保護主義反対見送り、ドイツに痛手=エコノミスト
http://jp.reuters.com/article/g20-germany-idJPKBN16R05Z?feedType=RSS&feedName=businessNews
為替は、政治力が弱い通貨が買われる、、、という定石通りになるなら
今後、ドルはあまり高くならずに、ユーロ高圧力が強まると考えることも。
ま、ユーロ買ってるから、私のポジショントークですが(;´∀`)
ただ欧州政治リスクでユーロ安って予想が少なくなってきていて
皆ユーロに強気になってきていることが、ネガティブ材料。
皆がユーロが上がる!!って言いだすと、上がらなくなっちゃうのよねぇ、、、
これがまた、相場の難しいところ…。
◆スコットランド、独立機運再び 英を揺さぶる
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM19H12_Z10C17A3FF8000/
ポンドも足元で上がってきていますが、、、
◆ジム・ロジャーズ氏: 次の利上げで株式市場は崩壊する
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5877
~歴史を振り返れば、Fedが3度利上げを行なった場合、通常株式市場に問題が生じることになる。3度目の利上げでそうならなければ、4度目でそうならなかったことはない。遠からず4度目の利上げがあるだろうが、それは株式市場と実体経済に対する死刑宣告になるだろう。~
となると、6月ってことかしら。
しかし反論もあって、
~長期金利だが、今年利上げが3回(あと2回)あることは既に長期金利に織り込まれており、次の利上げ決定の事実が長期金利を更に上昇させるわけではないからである。
したがって、4度の利上げが市場を崩壊させるならば、昨年までの2回を合わせて既に合計5回の利上げが織り込まれている現状で株式市場が崩壊していなければ理屈に合わない~
個人的には、「利上げの回数」が問題なのではなくて、長期金利が急騰するか否か、
じゃないかと思います。分水嶺となるのは3%超えじゃないかしらね。
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2017年3月19日日曜日
3月FOMCでは予想通り利上げが実施されたものの、年内利上げ回数は3回の見込みに変化がなく
前のめりになってタカ派的結果を期待したいた市場の失望で、ドル売りが加速した先週。
週末のG20への警戒もあって先週末金曜もポジション整理が旺盛だった印象で
日経平均も68円安の19521円でしたが、1日の高値安値の値幅がわずか60円!!
全く動かなかっただけでした。積極的な買いも売りもなかったってことね。
為替のほうは112.70円台へと下落、円高圧力が強まりましたが、
これは日本市場は3連休前となる中の
G20への警戒も強かったためと思われますが、結局はレンジの範囲内。
今年2/7に111.59 2/28に111.68円の安値を付けていますが、
週明け20日は祝日なだけに、投機筋の売り仕掛けが、、、ちょっと嫌ね。
2016年、昨年の円高局面は祝日の東京時間での投機筋らの仕掛けによって
演出された場面が多かったことが思い起こされたりしますが、
まあ、下がったとしても110円台で止まると思われますので
もし、そんな展開となったとしても慌てないことです。
むしろ、そんな場面があれば、どう拾うか、ということが重要。
大局では、米国は利上げサイクル、日本は絶賛緩和実施中。
欧州には出口議論が出始めているという状況で円高は考えにくい。
せいぜい111円台までの円高(レンジ下限)で折り返すと思います。
G20 保護主義に対抗すると声明に盛り込まず 協調体制に影
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170319/k10010916991000.html
G20で米国が保護主義に舵を切ることで、これまで盛り込まれてきた
「あらゆる形態の保護主義に対抗する」という文言が抜けることが
リスクとされてきましたが、、それは事前に公表されていた草案段階で
リスクとして織り込まれてしまったんじゃないかと思っているんだけど、
週明け20日のドル円の値動きには一応注意!!
とはいえ、年度末です。
前に書いたように、日銀の枠がまだあることや機関投資家らの配当落ち分の
再投資、などそれなりに日本株へ買い需要も期待できる一方、
こんな話も。
期末要因で下落の可能性あるが「いつものこと」
https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/163742/1
~機関投資家の多くは翌年度のことを考慮して「発射台を低くしたい」という願望を抱く
ということで、期末から7営業日前に高値を付けて尻すぼみの展開、
ってことが過去に観測されているようです。
今年は期末から7日前というと、、、22日になりますね。
3月本決算の権利付き最終売買日が28日。
ここに向けて買われるという指摘もありますが、、、さて。
(期初、新年度には発射台を低くしたいという思惑から4月は下がりやすいという指摘も)
為替市場においても期末特有の需給があるものと思われますが、
戦略としては、111円台があれば買い。
ユーロドルの 1.0669ドル ダウ20960ドル 豪ドル 0.7571ドルロングは継続。
今週はG20の影響でドルがやや弱含みの展開もあるかもしれません。
そこで、ストレート通貨がどこまで上値を試せるのかにも注目です。
ただ、ビックイベントが通過して、材料難。。。
FRB高官らの発言機会は多いようですが。
20日㈪エバンス・シカゴ連銀総裁講演
21日㈫ダドリーNY連銀総裁パネルディスカッションに参加
メスター・クリーブランド連銀総裁/ジョージ・カンザスシティ連銀総裁講演
23日㈭イエレン議長/カプラン・ダラス連銀総裁/カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
24日㈮エバンス・シカゴ連銀総裁/ブラード・セントルイス連銀総裁講演
ただ、先週FOMCが終わったばかりですし、次回の利上げ見込みは
6月です。6月より前の利上げに言及するような超タカ派発言んでもない限り
あんまり動かないかもしれませんね。
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2017年3月17日金曜日
3月15日暴落説までありましたが、オランダ選挙は
オランダ下院選、与党自民党が第1党維持 極右は第2党に
http://jp.reuters.com/article/netherlands-election-exit-poll-idJPKBN16M2ZM
そして最大の注目イベントが米3月FOMC
市場予想通りに0.25%政策金利を引き上げ金利の目標レンジを0.75〜1.00%に。
注目のドットチャート、つまり年内何回の利上げを見込むかについては
「年3回」あれ?前回12月の時と同じね…。
3月初旬にFOMCボードメンバーらが相次いでタカ派発言。
3月利上げが急速に織り込まれただけでなく、ひょっとしたら年3回じゃなくて
年4回の利上げもあるんじゃないの…?!とか、
金利だけじゃなくてFRBのバランスシート縮小議論にまで
積極的なスタンスを明らかにするんじゃないの…?!とか
随分前のめりになってしまっていたのね。
だから、フツーに利上げして、見通しも前回と変わらず。
というだけで、市場は軽く失望しちゃったってわけ。
これで、米債券利回りは低下。ドルは下落、これと逆相関に金が上昇。
米債利回りはレンジ上抜け失敗です。
ドル円相場は一気に113円台へと急落。
今日欧州時間時間には112円台に突っ込む瞬間も。
今日は注目度は高くありませんでしたが、日銀の金融政策決定会合も。
「10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、長期国債の買入れを行う。」
「買入れ額は、概ね現状程度の買入れペース(保有残高の増加額年間約80兆円)を
めどとしつつ、金利操作方針を実現するよう運営する」との目標を維持を発表。
ゼロ金利近傍に長期債利回りをコントロールする政策継続ですので、
基本は利上げバイアスにある米国の金利が上場し金利差拡大ですので
ドル円は上昇基調ということが、確認できた格好ですが、
日銀については、現状維持は予想通りでしたので市場のインパクトはなし。
結局、オランダ選挙、FOMC、日銀とこなして、ドル円相場の下値は112円台後半。
日経平均は節目の19500円を下回ってスタートするも下げ幅縮小。
結局は +12.76円 15590.14円と なんとプラス圏を回復して終えています。
為替市場で円高進行となった割には日本株下値固い!!
これは期末のドレッシング買いもあるでしょうし、
日銀のETFの枠もまだ買い切っていないという期待もあるし、
配当の再投資分の買いもある、ということで上がりやすい時期。
詳しくは前回のブログの下のほうに。
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2017/03/blog-post_15.html
ということで、あとは週末のG20を残すのみ。
G20にどのような警戒があるかはこちらのブログ記事
結局レンジ相場?!G20控えて今週はドルが軟化しそうな予感
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2017/03/g20.html
これを無難に乗り切れば、再びドル円は安心して買えると思ってます。
日本株、日経平均もレンジを上にブレイクするんじゃないでしょうか。
ということで日経は 19690円のレンジ上限に逆指値注文を置いてます。
レンジ下限に近い19200円にも。
来週以降、上抜けると思うの・・・。
**********************
上記前々回ブログに書いたように、今週はドル安の週だと予想していたので
ユーロを買ってます。FOMCの乱高下のさなかに。
1.0669ドル。 先週9日のECBの出口論議とQE前の利上げの意見が出ているという話は
新味があって、ドル高の材料より市場は飛びつきやすいと思われます。
それから、昨日のFOMCで米10年物利回りはレンジ上抜け失敗。
結局はゴルディロックス、米株上昇はまだ続きそう、ということで
昨晩ダウCFDを20960ドルでロングしたのですが、、、う~ん伸び悩み。
高値掴みしちゃったかな??💦現在20932ドルで推移。20750割れで撤退予定。
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今夜はBOEイングランド銀行が政策金利を市場の予想通り現行の0.25%に据え置き、
資産買取プログラムの規模を4350億ポンドで維持を発表しましたが
同時に発表された英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨で
「フォーブスMPC委員が0.25%利上げを主張」
「数人のメンバーは比較的早期の引き締めが必要になるだろう」との見解が示されれ
ポンドが急伸。今週はじめに私がロングした直後は下がったのに~。持ってなかった。。。
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今日は10-12月期のニュージーランドのGDPが
前期比0.4%増と市場予想平均の0.7%増を下回ったことでNZドル売りが強まる局面も。
そういえば豪ドルドルロングは継続しています。
キウイもFOMC受けて全面ドル安となる中で上昇していましたが、
キウイはその後頭をおさえられて下落基調に。
今オセアニアロングするなら豪ドルですね。
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2017年3月15日水曜日
東芝の決算再延期、監理銘柄に指定され上場廃止の可能性も出てきた、、、
割りには日経平均底堅い印象でした。
日経平均は 24.25円安の19609.50円
ドル円相場は115.19円まで上昇しています。
日経平均はレンジの上限に留まっており、2万円を目指す展開、
と言われればそう見えます。決して弱くないんですよね。
(東証2部やマザースに比べると動いていないけど)
ドル円相場も115円台まで上昇しているということは
118円を目指す展開の中、とも言えますが、、、
まだまだレンジだと思うのよね。
今週のFOMCでセルザファクトで一度売られたところは
買い場かなと思いますが、、、
NY時間に入って、ドル円相場114.54円まで下げています。
上値追いするタイミングじゃないわよね、イベントが多くて。
ということで、ドル買いは休止中なんだけど、昨日ロングした
豪ドルドルとポンドドル、えらい目にあいました。。。
東京時間から欧州時間にかけては、ドルが強くて、豪ドルはじり安、
ポンドなんか欧州時間に入ったところで謎の急落、ロスカットの憂き目に…。
う~む。まだまだポンドは神経質ね。
これといった材料はなくて、資金フローによるものだろう、という解説が
多いのですが、今週は英国のEU離脱手続きの開始を巡るニュースが次々と
出てきているので、これを警戒した向きによる手仕舞いかもしれません。
英議会は13日、メイ首相にEU離脱を通告する権限を付与する法案について
上下両院で再審議し原案通り可決。下院が上院による修正案を否決したことを受けて、
上院も追認。これにより、メイ氏はいつでもEUに離脱を通告する権限を手にし、
期限とする3月末までに通告を実施することが確実になっています。
法案はエリザベス女王の同意を得て、14日に原案通り成立する見通しだそうで、
メイ氏は法律の成立後はいつでも離脱を通告できるということで
理論上は最短14日にも通告を実施することが可能になった模様。
英国によるEU離脱通告が確実となったことで、英経済に対する不透明感の
強まりが改めて意識されている、、、ってのが足元のポンド売りの背景であるとの
解説も見受けられます。こういう時期にポンドなんか買っちゃダメだった、
ってことよね。失敗したわ~
0.7571ドルの豪ドルドルロングのほうは、
日足の一目の雲に再突入したらやめようかと思っていましたが、
そこまで下げずに何とか反転していますので保有継続…。
ちょっとポジションとるのが早かったかもですねぇ。
FOMCまではドル買いの圧力も結構あるみたいで…。
それも明日15日未明までだと思いますが。
それから年度末、期末ということで、日本株には1兆円の株買い需要があるとか。
① この時期特有の配当の再投資。
配当込みの株価指数に連動して運用する機関投資家は、
期末の配当落ちで運用資産が減少することを抑えるため、
配当落ちに見合った額の先物を買うようなんですが、
試算ではTOPIX型、日経平均型、米MSCI型の合計で、
今年は6000億円と過去最大の再投資が見込まれている模様。
上場企業の配当額が増えているため、その分買いが増えるってことね。
② 日銀ETF買い。
年6兆円の買い方針達成には月5000億円規模の買い入れが必要ですが
今月は8日の1回(724億円)だけ。
日経の記事によると日銀は毎月、前半と後半で買い入れ基準を変更
しているようだ、とのこと。月後半に日銀による買いが加速する可能性が
見込める、、、ということで、①と合わせて総額1兆円の買い。
これが今週の海外のイベントで下落した時には出てくるかも~
っていうことで、今週大きく下落するようなことがあれば
日本株は買いです。日経平均も買い増しのチャンスかな?!
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2017年3月14日火曜日
今年はドル円相場はレンジじゃないかなぁ…。
少なくとも夏場くらいまでは、もし上昇しても118円、年初の高値まで。
下値は112円台くらいとみておきたいですが、110円があっても不思議はないかな。
どう考えてもトランプ政権の減税、規制緩和、財政出動はドル高、
年3回、ひょっとすると年4回の利上げ観測もドル高。
基本はドル高バイアスが強いのは承知の上。
だから、円高になるとは思っていません。
ただ、やはり米国の本音としては過度なドル高を望んでいないということが、
今週末のG20で改めて織り込まれそうな予感。
今週は17─18日にドイツでG20財務相・中央銀行総裁会議が予定されています。
すでに共同声明の草案が出ていますが、
為替相場の安定維持をうたうお決まりの文言が削除されたほか、
「行き過ぎた世界的な不均衡」という文言が約10年ぶりに復活しているようです。
これは多額の貿易黒字を抱えるドイツや中国を指しているとみられます。
こうした小さな文言の修正から、米国は貿易赤字や製造業凋落の原因とされる
ドル高の解消を望む米国の思惑が反映されているとの指摘も。
この草案のままの形で採択されれば為替市場にも影響が及ぶ可能性があります。
つまり、ドル高にはなりにくく、他通貨が買われる可能性。
ドイツと中国をターゲットに不均衡是正を米国が打ち出すなら、
ドイツ=ユーロが上昇していく可能性が大いにあるんじゃないか?!
という気がしてきました。
もし、それがなくても、
3月ECB理事会の声明の変化、QE縮小前の利上げの議論などは
ゲームチェンジとなるような大きな変化である可能性だってあります。
ということで、ここからはユーロロングのタイミングを模索しようかと思ってます。
先週のECB理事会後、急伸していますので、ちょっと調整がくるかもしれませんので
その調整をうまく拾えたらいいかな。
ドル円に関しては、ドイツ、中国ほど目の敵にされていない印象ですので、
(安倍首相の外交の成果もあると信じたいですね)
それほど円高になるリスクがあるとは思いませんが、
しばらくは111~115円台でのレンジ相場を強いられるんじゃないかなぁ。。。
先週末の雇用統計の数字があれだけよかったにもかかわらず
ドル円相場が週明けから軟化したのは
ロス米商務長官が日本との2国間の通商協定は「優先度が高い」と述べたことが
きっかけだったとの指摘もあります。
トランプ政権が対日貿易赤字の削減に向け、円安の進行を容認しないのではないか、
との思惑が広がったというんですね。
優先度が高いという発言がそれほどネガティブに受け止められるものかと
釈然としない気もしますが、やはりトランプ政権は、政策はドル高でも
本音ではドル高を歓迎していないという市場の警戒が強いということであり、
特に今週はムニューシン財務長官のG20デビューがクローズアップされるでしょうから
ドルが上がりにくい1週間となるんじゃないかと思っています。
それから今週13日にトランプ大統領が予算教書を提出するんですね。
米予算教書、共和党内の財政運営巡る意見分裂生む恐れも
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-budget-idJPKBN16K09D?feedType=RSS&feedName=topNews
ということで、これまで期待先行でラリーが続いたマーケットが一服するかも。
どんな内容になるかはわかりませんが、
共和党内の財政運営巡る意見分裂生む恐れも、とあるようにすんなりと
議会を通るものになるとは思えません。
だからと言って暴落するという話ではないのですが、
足元でちょっと気になるのは原油が3か月のレンジ下限を下抜けて
WTI価格で50ドル台を割り込んできていることね。
ファンドのロングポジションが過去最高に積みあがっていたものが
手仕舞いにさらされているだけですが、原油価格の下落が
米株に悪影響とならなければいいなぁ・・・
去年2016年は原油下落が米株はじめ世界の株式市場の下落を招きました。
これを、12月に米国が利上げしたためだと指摘する向きもあれば
人民元安が進行したためのチャイナショックだったと指摘する向きもあり、
必ずしも原油安だけが犯人ではなかったと思われますので
過度な警戒は無用かも、ですが。
それと、日本株市場の上値を抑えそうなのが東芝の決算。
2月の決算発表時に3月14日まで延期するとしていましたが
明日が3月14日。ところが、現在伝えられているのが再延期だそうで。。。
米原発問題で決算報告を延期するのは2回目となりますが、前代未聞。
東芝株は上場廃止になる可能性は否定できません。
そうなると、積極的に日本株を買う地合いではなくなりますよね。
今週はただでさえリスクイベントが多くて警戒が強いのに、
余計なネガティブ材料が出て来ちゃったわ。
ドル円が下落することがあれば長期的には拾いたいですけど、
現在の114円台、しかもFOMCを控えた現時点では手出し無用かしらね。
FOMCで急落があれば買おうかな。レンジ下限は112円アラウンド。
ここまで下がれば。。G20が気になるので、中途半端な値位置での買いは避けようと思います。
日足チャートで面白いのが豪ドルドル。
一目の雲が見事に下落を止めて反転しています。
今週ドルが軟化しそう、ということで0.7571ドルでロング。
それから、ブレグジットの正式な法的手続きを今週開始する公算が大きい英国。
EU離脱手続き始めるメイ首相、強い立場だが難題も
http://jp.wsj.com/articles/SB10990999303708163871104583019430798579250
先週まであまりにポンド売りが続いたので、
ポンドドルも1.2207ドルでロングしています。
結局、大局では豪ドルもポンドもレンジなんじゃないかと思うのですが
レンジ上限までの上昇を狙って・・・。
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2017年3月13日月曜日
通貨インデックス一覧です。
①トリガーはECB理事会。
政策の変更はなかったものの、ECBの緩和政策の出口が模索され始めた?!
スタンスが変化したと市場は受け止めたようです。
ドラギ総裁は理事会後の記者会見で、今回の声明から
「目標達成に向け正当化されるなら理事会は利用可能なあらゆる措置を利用する」
との文言を削除したことを明らかに。削除の理由について
「デフレリスクに促された一段の措置の導入に向けた緊急性がもはや存在しないことを示唆」
これが理事会の見解だったと説明しています。
加えてECB当局者の一部が量的緩和(QE)終了前の利上げを主張、
検討がなされたことも当局者コメントとして報道されています。
ただし、今回はQE終了前の利上げについては支持は広がらなかった模様。
ドラギ総裁は必要に応じて利下げを行う用意があることも表明はしていますが、
こうしたヘッジコメントに新味はなく、「QE拡大の緊急性の後退」「QE終了前の利上げ」
こちらのインパクトが大きかったということで、
「金融政策面からのユーロ売り圧力」は消えたとみていい、ということになります。
ただし、来週15日のオランダ選挙は4月フランス選挙などの
欧州の政治リスクがユーロにどのような影響をもたらすのかはワカリマセンが。
ECBのスタンスの小さな変化は、為替市場ではユーロ相場の大きな上昇をもたらしました。
②そして2月雇用統計。トランプ政権かで初の丸1か月データ)
NFP非農業部門雇用者数 23.5万8(予想19万)
失業率 4.7%(前回4.8%から低下)
労働参加率 63% (62.9%から上昇)2016年3月以来の高水準
平均時給 +2.8% (+2.6%からプラス0.2%加速)
建設業雇用 +5.8万(2007.3月以来の大幅増)
小売り ▼2.6万
3月利上げ機運の高まりに水を差す内容ではなく、利上げに太鼓判と思われる
好結果ではありましたが、雇用統計後からドルは軟化。
このところ、利上げ思惑に関しては、確信となるイベント確認で売られる
「事実売り」的な値動きが観測されますね。
先々週はFRB高官らのタカ派発言ではドル買いが加速していたのに
最後、金曜にイエレン議長がタカ派発言したところで、いったんドル買い終了。
そして先週は、ADP雇用指数の好結果受けてドル買いが加速するも
雇用統計が出たところで、ドル買い終了。。。。
さて、週明けからの動きは?!
そしてFOMC受けてどちらに動くでしょうか・・。
**************************
実はこうした欧米の金融政策イベントに絡む通貨の値動きだけが
現在のマーケットを作り上げているわけではなさそう、、、という話があります。
というのは、本邦3月期末につきポジションの整理が行われている気配。
昨年2016年は日銀がマイナス金利導入したために日本国債での運用益を見込めなくなった
という背景もあったのですが、本邦機関投資家らはせっせと外債投資を行っていました。
※国内投資家による対外証券投資
これは10月の記事ですが、、、
外債シフト止まらず ドル調達コストより利回り追求
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF03H0P_T01C16A0EN2000/
しかも、これらの外債投資は「ヘッジ付」
つまり、日本国債より利回りのいい外債(米国債)を買って運用益を確保しても
もし、為替市場で円高ドル安になってしまったら、ドル建てで購入外債は
為替分損をしてしまう、、、為替リスクをなくして外債益回りだけを取りたい、
ということで、同時に為替市場では「円買いドル売り」を行うんですね。
これが為替ヘッジ付外債投資。
トランプラリーで、この投資は大損害となっているとみられます。
だって、そもそもこの時期の米債利回りって、、、
※米10年利回り
2016年1月から2016年7月まで、利回り下落しちゃってますね…。
大倉キャプテンの指摘だと
国内機関投資家らの平均取得の利回りは1.5~1.7%くらいじゃないかと…。
7月とかすごい買ってるけど、この7月に米債利回りって史上最低の1.3%台を示現。
つまり、利回りがすごく低い時、、、米債価格がほぼ天井圏で買っちゃってるってこと。
現在はど底から見ると利回りは2倍に。債券価格は半分近くになっちゃってるのね。
おまけに為替市場でのヘッジ(円買い)も110円以下のコストであった可能性が
大きいってことですよ。つまり、トランプラリーでドル円が上昇しちゃって
為替ヘッジの分でも損が出ちゃってる可能性が大きいということ。
これは由々しき事態。
ということで金融庁が動きました。
金融庁、地銀に特別検査 まず3グループ
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS08H5A_Y7A300C1MM8000/
金融庁検査、地銀の運用リスク注視 まず十六・北越・フィデア
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13898940Z00C17A3EE9000/?n_cid=SPTMG002
「数百億円単位で損失を計上する地銀が出てきた」
地銀はじめ本邦機関投資家勢は「損切り」に動いているとみられるのです。
つまり、米債を売る、円買いのヘッジを外す。
米債売りが出れば米債利回りは上昇圧力。
円買いをやめればドル円相場は上昇圧力。
Wでドル円相場の上昇をもたらした可能性がある、というわけね。
表層的には、3月利上げ織り込みがドル円上昇をもたらしているとの報道が多いのですが、
こうした実需のポジション整理の動向が為替市場にもたらす影響も小さくありません。
この動きが3月期末に向けてさらに出るのか、一段落しているのかはわかりませんが、
米国の金融政策だけが為替を動かしているわけではないということは
認識しておく必要がありますね。
FOMCで利上げがあれば、事実売りでドルが下がるとのコンセンサスが多い印象。
ドルが下がれば買い場でしょう。4月くらいまではドル高かな。
3/15はオランダ選挙やFOMCなどイベント多し、で暴落論が随分前から
囁かれていますが、そういう時はそれほど下がりません…。たぶん。
****************************************************
それから、為替にかかわる気になるニュースをいくつか。
シカゴ投機筋 7日時点の建玉報告では円の売越10週ぶり拡大
円の売越幅が10週ぶりに拡大。前週から4683枚多い
5万4700枚と2月7日以来1カ月ぶりの高い水準。
米10年物国債の先物市場で投機筋(非商業部門)による売越幅は
2週ぶりに大きく縮小し、前週比11万1145枚少ない29万8514枚。
前週の売越幅はデータが開示されている1993年以降の過去最高水準
この状況から推測できるのは、投機筋らは
円売り再開。つまりドル買いに転じているということ。
10週ぶりということは、おおよそ今年に入って初めての転換。
年初からの円高基調は、この転換を境に終止符が打たれたとみていいのかどうかに注目。
海外投機筋のスタンスがドル買いに変化したというシグナルかもしれません。
(このファンドのポジションだけが相場を動かすわけではないですが)
そして、長くリスクが指摘されていた米債ショートポジションは縮小に転じるのか。
1993年以来最大に積みあがっていた米債ショートですが、買戻しに入るのかもしれません。
ショートを買い戻すということは、債券価格は上昇し利回りは下がる圧力となりますので
こちらはドル上昇の頭を抑える材料となります。
ムニューシン米財務長官、G20では通貨中心の見解を表明へ-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-10/OMM3UB6VDKHS01
貿易で優位に立つため自国通貨安を誘導しようとする国を米国は容認しない
とのメッセージを打ち出す計画だそうで、、、17~のG20はトランプ政権誕生後初ですので注目。
(これまでの米政権がG20でコンセンサスとして形成してきたものを踏襲の形ですが)
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2017年3月9日木曜日
なんといってもADP雇用指数。めっちゃいい数字出ました~
2月ADP全米雇用報告:前月比 +29.8万人(予想:+18.7万人)
:1月分 +26.1万人(+24.6万から上方修正)
この結果を受けてドル買いがドーンとでました。
(番組直前でチャート見てたのですが、発表前から急にドル高気味になってました。
なんか数字が漏れてんじゃないの、というような買いが旺盛になっていましたね)
ただ、ドル円は高値114.74円。
先週のイエレン議長の3月利上げが適切、発言で上昇してトップアウトした高値に
見事に面合わせとなって上げどまっています。
115円の節目には巨大なオプションバリアが存在するとの指摘もあり
115円を超えられるかどうかがポイント。
雇用統計前には難しいかな。
雇用統計でいい数字がさらに出て115円突破ということもあるかもしれません。
ドル円相場は日足で75SMAがピタリと上値を抑えています。
ここを超えてこないと、新たなドル上昇ステージに入ったとは言えない印象。
それとドルインデックス。
今夜11月の高値と面合わせ水準で止まっています。
ここで反落するとヘッド&ショルダー完成にも見える正念場。
ここを超えられれば1月3日の最高値103.81レベルを目指すと思われますが、、
その時にはドル円相場も115円を超えて118円高値を目指す展開でしょう。
今週の雇用統計がそれを占う分水嶺イベントとなりそうね。
そして原油。
米国の週間原油在庫統計(3/3時点)で原油価格が比較的大きな下落に見舞われています。
原油在庫 +820.9万(予想+200万 前回+150.1万)
クッシング在庫+86.7万(予想+40.6万 前回+49.5万)
WTI原油は50ドル大台割れると大きく下方に走りそうですが現在51.30台まで下げて来ました。
投機筋らが過去最大の原油ロングポジションを積み上げているだけに
テクニカル的な悪化があれば、大きな下落につながるリスク大。
このところのレンジ下限が50ドル近辺ですので、50ドルがサポートされれば
それほど心配はありませんが、、、。
OECDの世界在庫は減少傾向にあるのですが、それでも過去5年平均の上限レベル。
米国在庫はシェール生産増にはまだつながっていないものの、
従来型油井の原油増産と米国は原油輸入もしていますので、米国内の在庫が増加傾向。
短期的には米国在庫に反応するのは仕方ないのですが
長期的には、世界原油消費は増加傾向、昨年の原油大幅下落でエネルギーセクターへの
設備投資が急減してしまったことや、OPECの減産で、原油の需給は比較的早い時期に
供給過多からリバランスするだろうと指摘されています。
ということで長期的には原油は上昇するとみられるのですが、
ポジションの積み上がりは気がかり。手仕舞いの嵐にさらされれば
40ドル台へと急降下するリスクはぬぐえません。
その時には米株も下落するリスク。
米株はエネルギーセクターも重要です…。
そして今夜はゴールドも続落。
ゴールドは短期的な上昇トレンドは終了しています。
足元はどこまで下がるか。
このゴールドの下落はドル高を示唆するものなのでしょうか。。。
今夜、ドル高、原油安,金安となっており、米株も小安い取引。
ダウは今夜もマイナス引けとなりそうですが。
しかし、日々少しづつ下落しており、健全な調整という感じですね。
リスクオフ相場というムードはありませんので
米株はどこかでまた買い参戦すべきかなぁと考えています。
雇用統計か、来週のFOMCで下落する局面があれば、、、。
ドル円はコアポジ継続も、新たなポジションはなし。
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2017年3月8日水曜日
レンジですねぇ・・・。
レンジが長引くだろうと思っているので想定内。
トランプラリーでの上昇が大きすぎたので次のトレンド発生までには
エネルギーの充電が相当期間必要かな、と。。。
ドル円相場は114.15円まで上昇しましたが上昇力弱く、
114円を挟んでのもみ合いに終始。
日経平均も19000~19600円のレンジですね。
日経ボラティリティ・インデックス(VI)は低下の一途をたどっており
7日は14.11と14年7月以来の低水準にまで落ち込んでいます。
レンジ相場の中でも値幅がそれなりにあればいいんだけど、
日中の値動きも小さくなっているということですね。
トレーダーは商売あがったりですね・・・(^-^;
今週末10日金曜にはメジャーSQを迎えますが、
SQ前にして、このボラティリティ、ちょっと異様ですね。
日経が記事にしていましたが
1年前の同じ日のVIは27.7、2年前は19.5、3年前は26.7だったとのこと。
今年は14.11、昨年の半分の値動きです。
でも、昨年は原油が2月に26ドル台まで急落した後の反発局面でしたので
値動きが比較的大きかったんだけどね。急落後はリバウンドも大きくなります。
なんでこんなにボラが低下しているかというと、
先物への需要減の影響があるとの指摘。
今動いているのは、ジャスダックや東証2部指数など小型株市場。
日経平均じゃないんですね。
だから日経平均先物の売買も細っているんだけど、
先物が細ると、先物と現物株の裁定機会も減少するため
裁定取引買い残が急減しちゃってるってことみたいね。
24日時点では1兆7232億円程度ですが
1年前は3兆2209億円、2年前は2兆8012億円あったんですって。
じゃあ、なぜ日経平均、日経平均先物に需要がないかっていうと
東芝の影響も少なからずあるんじゃないかって気もするけど、
トランプ大統領の為替市場へのけん制発言を嫌って
為替リスクの関係ない中小型株物色が人気化しているせい、
っていうこともあるんじゃないかな。
トランプリスクがなくても、米国の利上げを巡ってドルは神経質に動きやすく
3月利上げが織り込まれる過程では急伸するも、続かなかったりと、
ドルの方向性が見極めにくいってこともあるでしょうね。
だから為替が関係ない銘柄物色がトレンド化しているんでしょう。
何も日経平均というインデックスに執着することもないですものね。
7日㈫日経平均は ▼34.99 19344.15円
そして今夜のNYダウ平均は ▼30超 20920ドル台(2:30現在)
大和証券のテクニカルレポートでは
ここ数週間、国内金融法人の現物売りが続いている動きに関して、
今年はヘッジ付き外債などで損失が出ている可能性が高く、
持ち合い株式などの益出し目的での売り圧力が継続している懸念があるとしています。
メジャーSQの大商い時に紛れ込ませて、売りを終了することが多いともみており、
国内の需給悪はそろそろ終わり、今後は買い戻し要因に変わってくると期待。
だそうですので、来週以降、需給改善で本格株高が見込めるかも、です。
ただ、それまではこんな感じの苦手なレンジ相場が続くのかなぁ、、、
来週は15日のFOMC、オランダの総選挙などの警戒も根強くありますね。
ということで、、、112円台に突っ込むところがあれば拾うスタンスかな。
ドル円はレンジなのに日足チャートで一目の雲の切れ間からはみ出ちゃって
雲の下方向にろうそく足が位置している状態に入ってきました。
RCIなどを見ていると、一度112円方向に落ちそうなんだけどね。
ただ、今週は日柄的に雲のねじれに差し掛かるので、ここで上に抜ける、
という期待もないわけではないのですが・・・。
************************************
今日気になったニュース
中国:2月末の外貨準備高、予想外の3兆ドル台-昨年6月以来の増加
中国人民銀行が7日発表した外貨準備高は2月末時点で3兆50億ドル(約342兆円)。
1月末から69億ドル増えた。
「今回の外貨準備高の持ち直しはサプライズだ」
市場では280億元の減少が見込まれていたのですが、
資本流出規制が奏功した模様。
足元ではチャイナリスクをそれほど警戒しなくてもいい、ということかしら。
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オーストラリア準備銀行(中央銀行)は7日の定例理事会で、
政策金利を過去最低の年1.50%で据え置くと決定。
ロウ総裁は声明で、インフレ率について「非常に低いままだ」との認識を据え置きました。
労働コストの伸びが引き続き抑制されており
基調的なインフレ率は当面、低水準で推移するだろうと述べています。
一方でインフレ率は年末へ向けて2%を超える水準へ上向いていくとの見通し。
一部の市場が強い状況にあり、価格が大幅に上昇していると
住宅市場については前回の声明文から表現を若干強め、過熱感への警戒を示しています。
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2017年3月7日火曜日
今夜(週明け6日㈪)はダウが比較的大きめの下落に見舞われています。
現在80ドル超下落となっています。
そりゃ2月は押し目なしに19800ドル近辺から21000ドル超えまで一気に上昇する
歴史的記録を作ったんですもの。多少下落しても不思議はありません。
今日は日本株も弱かったですね。
北朝鮮の弾道ミサイル発射で「地政学リスク」の高まりを警戒した売りが出た、
と解説されていますが、為替市場でドル円相場が113円台へと下落したことも
上値を抑えたものと思われます。6日㈪日経平均は続落。90.03円安の19379.14円。
今夜の米株安を北朝鮮云々と指摘する向きもありますが、そうじゃないですね。
今夜は 米株安。 ゴールド安。 ドル高です。
何が起きてるって、金利上昇ですよ。
3月利上げ織り込みです。
金利上昇を警戒して株の手仕舞いが起こっているのと
金利のつかないゴールドの手仕舞いが起こっているってことですね。
そして全面ドル高。ドルインデックスが高いです。
私は米株が崩れて来たら、それにつれてドル円も下がってくるかと思っていたのですが
今夜は「ドル高」なのでドル円はむしろ上昇してきています。
現在のドル円相場は、株相関ではなくて金利との相関が高いということね。
米株安でもドル円が下がらないというなら、、、、
明日の日本株市場もそれほど悲観することはないと思います。
とはいえ、レンジなんだけどね(;・∀・)
ということで、114.30円台でのドル円ショートは今夜ドル円の底堅さを見て
113.80円台で買い戻しています。
じゃあここからドテン買いに回るか、、、っていうと、、、
そんな気にもなれないので、ここからドル円は様子見とします。
ダウが崩れているって言ってもダウをショートする気にもなれず。
今週末の雇用統計に向けて、金利がどんな動きを見せるかに注目です。
足元は米株安で円高という相関はない、ってことね。
金利に連れて動いています。
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今日はこんなニュースも。
株、買い手を悩ます「GPIF離脱」説 トランプラリーで迫る運用上限
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL06HHB_W7A300C1000000/
GPIFは3日発表した2016年10~12月期の運用実績では国内株式の比率が23.8%と基本ポートフォリオの中央値である25%に接近した。GPIFは16年10~12月期に日本株で620億円程度の買い越しだったと試算できる。
トランプラリーで日本株が上昇した結果、保有株の時価総額が増加。
3月2日時点で国内株式の買い余力は9000億円程度と昨年9月末時点の4兆8000億円から大きく低下。
~その代わりに青いクジラ。簡保が株を買ってくるという話。
それほど悲観することもないでしょう。
トランプ相場で日銀に代わり注目 “青いクジラ”銘柄に乗れ(これは2/21の記事)
https://news.nifty.com/article/economy/business/12136-375889/
かんぽ生命の運用残高は約80兆円。昨年12月末時点の保有株式(投信含む)は1兆5442億円で、2016年3月末に比べ3417億円ほど増加している。運用資産に占める比率は1.5%から1.9%に高まった。~国内生保は平均すると9%近い株式を保有していますから、かんぽ生命は7%分の買い余力があることになります」(株式評論家の倉多慎之助氏)
単純計算で、7%は5兆6000億円の買い余力となるだけに、マーケットでの存在感は高まる一方だ。
***************************
中国の全国人民代表大会が5日、北京で開幕。
今年の国内総生産(GDP)の成長率目標を6.5%前後とすると表明。
昨年の6.5-7.0%より引き下げられています。
中国全人代開幕、変化占う5つのポイント
http://jp.wsj.com/articles/SB10681214028215414391304583005183342357590
中国の材料がどうマーケットに織り込んでいくのか、、、
まだアイディア湧かず…。
こんな記事も
中国経済のファイナンス規模、今年はドイツGDP相当分増加-UBS
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-06/OMDR406TTDS501
中国では今年も与信のエンジン音が引き続き鳴り響きそうで、同国の2017年の諸目標を基に試算すると、既に巨大に膨れ上がった経済全体のファイナンスにドイツの年間の国内総生産(GDP)とほぼ同等規模の資金が加わることになる。
株式市場を通じた資金調達や約5兆元(約82兆5000億円)相当の地方債スワップ、そして12%のマネーサプライの伸び目標を加えると、UBSグループのアナリストらは中国経済全体のファイナンス規模が今年14.8%拡大するとみる。これは23兆元相当の増加を意味するという。。
Twitterにはこんなつぶやきも。
@UponTheThamesさん(https://twitter.com/UponTheThames)
2005年から現在までの世界の信用創造のおよそ半分は中国絡み、現在の世界の債務残高の優に80%が中国の民間セクター、という分析があるそうだ。真偽は知らない。もし事実(に近い)ならば恐ろしい。絶対に走り続けるしかない経済。止まった瞬間に破綻する。
中国はこの秋全人代。人事が騒がしくなりますが
習近平氏は権力掌握の一環として経済を落ち込ませるようなことはしない、、、かな?
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2017年3月5日日曜日
先週2月最終週から3月初週にかけてのドル円相場は、
110円くらいまでの円高覚悟、、、というようなヨワヨワ予想が台頭する中、
ダドリーNY連銀総裁やウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁らからの
3月利上げに言及する一歩踏み込んだ発言から持ち直し、ハト派として知られる
ブレイナード理事、そして週末金曜にはイエレンFRB議長が
「経済が予想通りなら3月利上げは適切」とはっきりと明言。
一気に3月利上げを織り込む形でドルが上昇する1週間となりました。
金利先物市場における3月利上げ確率は80%にも上昇してきています。
ここまで織り込みが進んでしまうと、今度は3月に利上げしないことのほうがリスク。
利上げがやはりなかったとなれば、市場は混乱してリスク警戒に入ってしまう可能性があり、
現状の市場のムードからは3月利上げはほぼ確実。
しかし、実際には金曜のイエレン議長の講演で3月利上げ言及があったところから
ドル売りが強まっています。これが相場の面白いところですね。
FOMCは3月16日で、まだ利上げの事実は出ていませんが
ブレイナード理事、そしてイエレン議長が太鼓判を押す形で3月利上げに言及したことで
市場はほぼ、事実と受け止め、「噂で買って事実で売る」みたいなドル売りが出た、って感じ。
週明けは、それでも利上げを織り込みに行くドル買いが再開するのか、
逆に出尽くしの利食いに押される流れが加速するのか、この点に注目。
ユーロや豪ドル、ポンドなどをみても
イエレン議長発言からドル売りとなってます。
すでに3月利上げを織り込む形でのドル高は終了してしまった可能性も否めず
明日からは雇用統計に向けての相場ということになりますが、
なんか今もう雇用関連の指標って余程悪くない限り米国が利上げの方向にあることは
わかっちゃってるので、あんまり注目されなくなってきていますね。
雇用統計は瞬間のボラを作るだけだもの・・・。決してトレンド転換にはなりません。
ドル円は、トランプラリーの急伸の後、さらなる大きなトレンドを作るための
エネルギー充電期間のレンジ相場に入っているとするならば
そもそもわかりきっている材料である米国利上げが6月から3月に前倒しになったくらいで
レンジ上値をブレイクして大きくドル買いなるとは考えにくく、、、
112~115円のレンジ相場になるんじゃないかって気がしています。
かりに、3~4月に115円を超えても、トランプラリーの高値118.60円前後まで。
118円まで上昇すればレンジ相場は115~118円へとレンジ幅水準が切り上がるかな。
それでも、基本はまだまだレンジという気がします。
ということで、3月3日金曜早朝にドル円とダウCFDロングを手仕舞いました。
ドル円は114.30円割れで手仕舞い、途転ショートにしてます。軽めですが。
レンジであれば112円台まで再度下がるかな、と思って。。。
2016年1月のマイナス金利導入からドル円相場は
夏場に向けて長い下落トレンドに入りましたが
その際に戻りを叩いてきたのが75日移動平均線。
75SMAを抜けないことにはこの下落トレンドが終わらないとして
皆注目していたラインですがこれをはっきり抜けたのが昨年10月。
トランプ勝利で一時下回るも再度上昇してトランプラリー突入。
現在レンジ相場でこの75SMAに絡む動きになってきました。
今ろうそく足は75SMAの下にいるんですよ。
で先週末にこの75SMAに頭を抑えられてるとこ。
75というのはなかなか興味深くて、週足チャートでも75SMAが下値をサポートしてるのよね。
長期はドル買いでドル上昇とみているので、週足では75SMAを割らずに踏ん張るものと
見ていますが、日足レベルだと、ここをきれいに抜けてくるまではレンジかな。
ダウを売るのは怖いのでダウはロングの手仕舞いだけです。
3月はリスクイベントが多いと警戒の声も大きいようですね。
特に15日。
詳しくはまた明日にでも。
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2017年3月3日金曜日
FRBのブレイナード理事が1日の講演で
「米経済の持続的な改善を考慮すれば、追加の緩和縮小(米利上げ)が早晩適切になるだろう」
と述べたことも、さらにドル金利上昇に拍車をかけました。
ブレイナードさんって、かなりのハト派で知られています。
これまでFRBの利上げが予想よりも慎重なペースでしか行われなかった背景には
この方の存在があるとも指摘されています。
その慎重なブレイナードさんが利上げに言及。
これで、これまで3月利上げに懐疑的だった向きも一気に3月の可能性を
織り込みに来たということでしょう。たぶん3/15に利上げ、やります。
ということで、後2週間後の利上げ織り込みがスタートしたことが
一段のドル円上昇につながっています。
今夜ドル円相場は114.50円をタッチ。
そろそろ112.80円台で買ったドル円ロングは手仕舞おうかと思っています。
また、ISM2月の米製造業景況感指数は 前月比+1.7の 57.7
2014年8月以来2年6カ月ぶりの高水準。
利上げしない理由は見当たらなくなってきていますね。
3日㈮はFRBのイエレン議長とフィッシャー副議長の講演があります。
ここでさらに3月利上げに確信が持てるような発言が出ればドル金利は更に上昇するか、、、
その前に、それを織り込みに行って高値を付けるか・・・。
この辺りのタイミングが利食いどころでしょうか。
その後、ドルが下落するかどうかはわかりません。
更に上昇していくかもしれませんが、
一度利食って押し目待ちとしましょう。
ドル建て日経平均は171ドルにまで上昇してきており、
海外投資家も日本株の持たざるリスクを感じ始めるのでは、という指摘も。
海外投資家は2月第4週に日本株を727億円売り越し、
年初からの売越額は累計2200億円に達しています。
東芝問題などが嫌気されているようですが、、、。
それから、海外勢は内閣支持率も見ているみたいね。
日本株から海外勢を遠ざける「モリトモ」 内閣支持率60%は分水嶺
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL02HM8_S7A300C1000000/
安倍政権になってからは60%が分水嶺~2月27日時点では60%に下がった。
支持率低下も気になりますが、、、、日本企業は来期2ケタ増益予想。
特に米株のバリュエーションと比較すれば日経平均の予想PERは16倍程度で
割高感がない、、、というより、米株比較で見れば出遅れ感満載でしょ。
ただ、3月に入っていますので国内の機関投資家が期末に向けた機械的な売りも
出てくると指摘されていますので、中旬くらいまでは
そうした売りをこなしながら、ということみたいです。
今夜ダウは50ドル超の下落となっていますが、
リスクを感じるような下げ方ではありません。
過熱感は感じられませんが、、、こんな指摘も。
Twitterでお世話になってます、カリフォルニア在住T.Kamadaさん。
ツイートをスクショさせていただきました。
今すぐにはじける、ってことじゃないですけど、
米株はじける時はかなり盛大に行きそうな気がします💦
どこで逃げるかですねぇ。。。まだダウロングは持ってます。
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2017年3月2日木曜日
トランプ大統領の議会演説で波乱があってドル円が下がれば買いスタンス、
としてきましたが、下がらないというか、上がりたがっている相場だったので
演説中の押し目を拾う形でドル円112.87円、日経平均CFDを19268円でロング。
おまけにダウも20873ドルで飛び乗り。
112.30円ドル円ロングは、昨晩トランプ大統領の議会演説を控えてドル円相場が
111.60円台まで下落した際に111.80割れでロスカットになってしまって
消失していたのですが、その後、朝起きたらドル円相場、
113円台まで戻ってるじゃないですか!!
ぐぬぬ、、、私が寝てからなんという値動き。オセアニア時間に動くとは。。。
ドル高の背景はダドリーNY連銀総裁。
この方中立派だったのですが
「金融引き締めの必要性はかなり切迫している」と早期利上げを示唆。
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も
「3月の会合で利上げは極めて真剣に考慮されるだろう」と述べ
にわかに3月の利上げの可能性が高まってきました。
今CMEフェドウォッチで金利先物市場での利上げ確率をチェックしてみたら
なんとなんと70%超えてきています。これなら利上げを実施しても
マーケットにショックはないでしょう。
利上げの可能性を十分に織り込んできました。
ということで、トランプ大統領演説の前にすでに3月利上げを織り込む動きが
出始めていたことが、大統領演説が終了した後のドル高加速の背景。
朝起きて、113円台まで上昇した背景を確認した時に、
大統領演説ではあまり大きく下がらないかも、、、と思うに至ったわけですが
実際、演説中にドル円相場は神経質に動き一時112.75円まで下がるのですが
下がりきらず反転。この過程でロングを作りました。
え~驚異的な減税案発表と言って、マーケットに期待を持たせたことで
ダウは12連騰の史上最高値更新となっていたのだから、
具体的に出てこなければ失望で下がる、、、っていうのがコンセンサスじゃなかったの?!
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、大統領選挙でのトランプ勝利時の
値動きで十分に学習できたはずです。
市場の警戒と悲観が強ければ強いほど、逆方向に動くことを。。。
実際、演説前にドル円相場は111円台まで下落し円高リスクが高まっていました。
私も110円くらいまでは円高があっても不思議はないと思っていました(;'∀')
またIMM建玉明細でのドル円の投機ポジションでの円ショートは随分整理されていましたね。
ダウも12連騰で加熱していたかというと、そんなことはなく、
ダウ12連騰なるか?!金利上昇が抑制されゴルディロックス状態で米株堅調続く
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2017/02/12.html
今週週初のブログに書きましたが、S&P500先物投機筋ポジションは全然ロングが溜まってない。
むしろ、ショートカバーによって上昇してきた相場であったことがわかります。
事前警戒が強かったことで、キャッシュポジションもそれなりにあったと思われ、
それが、トランプ大統領の議会演説というリスクイベントを無難に通過したことで
逆にリスクをとって新規参入してきているという相場だと思われます。
これ、まさに11月の大統領選の時と同じ流れですよね。
では、なぜあの演説内容で相場は下がらないのかですが、
広瀬隆雄氏がわかりやすくまとめていらっしゃいます。
トランプ大統領の議会演説、税制改革に
具体性なし。だが、それが相場にはいい!?
http://zai.diamond.jp/articles/-/216157
~懸案となっているアフォーダブル・ケア・アクトや税制改革法案がテキパキと成立するというシナリオが相場にとって最善のシナリオか?と言えば、それはそうとは限りません。
今の相場は「熱すぎもせず、冷たすぎもせず」のほどよい湯加減、言い直せば「ゴルディロックス」の状態なのであり、税制改革法案の成立がずっと先まで「お預け」になれば、それだけ長い間、この買い材料を相場的に楽しむことができるという考え方もできると思うのです。
もっと別の表現に直せば、今回の演説は「相場が長持ちする」ことを支援するような内容だったということです。~
なるほど、むしろ具体性が高ければ相場は短命に終わるリスクもあったということね。
こういう視点を持っていたかどうかはとても重要で
イベント通過後にどちらにポジションを取るかという判断につながります。
トランプ氏勝利の時も同じ。皆なんとなくトランプ勝利でマーケット崩壊と
刷り込まれていましたが、事前にきちんとトランプ氏の掲げる政策を吟味しておけば
キャッシュ化された待機マネーはドル高方向にポジションを取ってくるだろうことは
予想できたはずでした・・・。
今夜ドル円相場は114円台にタッチして上値が重くなっています。
このまま120円に行く相場だとは思っていませんが、
115円くらいは目指すんじゃないかなぁと思っています。
ダウが21000ドルに乗せてきましたが、日経平均も20000円大台回復は
それほど遠くない時点に実現できるんじゃないかなぁ。。。
イメージとしては3月中はドル買い旺盛。日本株も堅調。
しかしそれは4月初旬まで。5月はやはりSellin Mayに備えてリスクポジションは
手仕舞ってゴールデンウィークは休みたいですね。
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2017年3月1日水曜日
昨晩112.30円台でロングしたドル円。
その後112円大台を割り込む局面があるもNY時間深まり朝方になって
急激にドル買いが加速し112.80円台までドル高円安がありました。
3・5月の米利上げ観測高まる、ダラス連銀総裁発言受け
http://jp.reuters.com/article/usa-moneymarkets-march-or-may-idJPKBN1662AT?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
ダラス連銀カプラン総裁の
「インフレ対応で後手に回らないよう、近い将来に利上げする必要があるだろう」
との発言で、米金利が急上昇したことが背景だった模様。
CMEグループのフェドウオッチによると、金利先物が織り込む
3月利上げの確率は33%と、前週末の27%から上昇。
ブルームバーグの織り込み度は50%にも上ったとか。
でも30%50%とか、そんなレベルじゃ利上げの織り込みが高まっているとは
言えません。。。60%を超えてこないとリアリティはない。
あっという間に、ドル高機運は剥落してドル円相場は今夜28日夜に
再び112円割れ。先ほど111.79円をつけるところまで下落しました。
というわけで、私の112.30円ロングはストップがついちゃって消失(T_T)
112.80円台まで急伸した時利食ってしまえば良かった(起きてた)
レンジが長引きそうだとは思っていたはずですが、、、
そのレンジも上限115円くらいまではあるとみていますので
もうちょっと上がると思ったんだけどなぁ・・・
やっぱりトランプ大統領議会演説前にはそれほど大きく動けないですね。
ま、ストップはストップです。あきらめましょう・・・。
議会演説受けて110円近辺まで下落があれば再度買います。
100~101円台のコアロングはもちろん継続中。
今夜は全般ドルが軟調です。ロンドンフィックスにかけて一段安。
トランプ大統領の議会演説を控えポジションを落とす動きとみられています。
だから、トレンドになるほどのパワーはないようですが、、、
明日11時からの議会演説では、新規で仕掛けようという投機筋もあるでしょう。
現在、112円アラウンドが支えとなって何度か反発していますが、
ここを完全に下抜ければ110円方向も覚悟。
むしろその近辺まで下げてくれた方が、買いやすいですね。
その時には日経平均も19000円大台を割り込んで18000から18500円近辺まで
下落する可能性がありますので、そこで買い指値オーダー散らしてます。
大統領選の時と同じ。急落を待って買うスタンス。
ただ、皆同じことを考えているようなので、それほど下がらないかも、
という気もしていて、だから112.30円でドル円ロングフライングしちゃったんだけど、
やっぱ無理はしないことね💦、
それと、昨日27日㈪のドル急上昇にはこのニュースも影響したかも。
2/27 軍事費6兆円増へ トランプ氏「歴史的拡大」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM27H9K_X20C17A2FF8000/
軍事費は17年度の約1割にあたる540億ドル(約6兆円)増やす。
「巨額のインフラ投資をする」とも述べた。
インパクトある発言ですねぇ。
ところが、今夜28日議会演説を前にトランプ大統領こんなことを。
2/28 国防費の増額、米成長加速も相殺要因
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-spending-idJPKBN1671BW
「経済成長の加速によって資金が流入してくると思う」
「非軍事分野の予算削減によって賄われる」
財源は経済成長?!気の長い話で、、、💦
この発言でドルが売られたような印象もありました。
ただし、金利低下とドル安は米株にとっては歓迎です。
ゴルディロックス状態の米株市場、NYダウは2/27までに12連騰での
史上最高値更新。トランプ氏議会演説を前に今夜はどうなるでしょうか。
それから米株にとってはこうしたニュースも歓迎されているんじゃないかしら。
バフェット氏「米株バブルでない」、アップルを今年購入
http://jp.reuters.com/article/berkshire-hatha-buffett-apple-idJPKBN1661H9
バフェット氏のバークシャー、アップル株を大幅に買い増し
http://jp.wsj.com/articles/SB10766636087242413531904582647631653668676
おっと~今からアップル株ですか?!
バフェット氏アップル株2兆円お買い上げです。
バフェット氏はアップルの時価総額が1兆㌦に達する最初の企業になると指摘
しています。現在約7200億㌦。
まだまだ約4割近くの上昇余地、ということになりますね。
ジョブズがなくなってアップルは終わり、という指摘も多かったかと思いますが
アップルはここから一体何を仕掛けてくるんでしょう。。。
バフェットは何か掴んでいるのかもしれませんね。
リーマンショック直後、鉄道株を買い占めていたことを不思議に思った記憶が
ありますが、それは後に、シェール革命におけるインフラ網として重要な
路線であったことがわかりました…。さすがですね。あの時、マーケットは
米株に総弱気でした…。
ということで、ソロスが米株をショートし踏みあげられ、
バフェットはまだまだ強気。バフェットに軍配、、、でしょう。たぶん。
明日のイベントで波乱があればダウも仕込みたいですね…。
そう思っていると下がらずあがちゃうのかもしれません。。。
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