2012年10月31日水曜日


今日の日銀の金融政策決定会合、発表が遅かったですねぇ。
14:46ですよ、14時。

マーケット関係者は11:30頃から日銀の発表を待ちます。
だから3時間くらいランチにもいけず、トイレにもいけず、、、
って状態だったみたいです。
Twitterにもそんな書き込みが溢れていましたね。

発表が遅れれば遅れるほど「何かやる」と期待が膨らんでいきます。
焦らされれば焦らされるほど盛り上がっちゃう状態ですね。
先行期待でドル円は上を攻める瞬間も。
そして発表後一瞬80ドル円台もあったのですが、
内容を確認するとマーケットは一転売りの嵐です。
79円30銭台にまで急落してしまいました。

追加緩和策の内訳は資産買入等基金を11兆円増額。
上場投資信託(ETF)の購入枠を5000億円、
不動産投資信託(REIT)を100億円増やしました。

2ヶ月続けての追加緩和、そして政府とデフレ脱却に向けての
共同公式声明を出すなど異例の内容だったため、
時間がこれほど遅れなければこれほどの失望には
ならかなったのではないか、という見方もあるのですが、

でもねぇ・・・・11兆円?!

先週のリーク記事では20兆拡大で100兆円の大台に、という
期待も出ていたんですよ。それがたったの1兆円・・・て。
(厳密には1兆円に満たないんですって、、、)

日経平均も引けにかけて急落で安値引け、
ドル円も急落となったのですが、

しかし、その割にはあまり下げなかった、という見方もできる。
日銀の緩和期待での円安トレンドは一旦終焉かもしれませんが、
日足の200日移動平均線がサポートしてくれれば
この失望は長い目で見れば絶好の買い場になるのではないか・・
ということで、発表直後ドル円、ユーロ円、ユーロドルなどを
ロングしてみました。

ドル円77・55円、ちょっと高いとこでポジション作っちゃって
その後30銭台まで落ちてちょっと苦労しました。。。

ユーロ円102・54円 これ、今スゴイ利益になってます。
ユーロドル1.2940ドル、これもチョボチョボ利益になってきたかな。

しかし、ドル円はこのまま上がってくれるかどうか微妙。
というのも、日銀の失望という一つのイベントは終わったのですが、
別のリスクが生まれています。
今日30日も米株は取引できていません。
2日連続で米株が取引休止状態となるのは1888年以来だとか。

最新の報道だと停電被害は800万世帯を超えています。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012103001062

どうもその被害はかなり深刻で被害総額は200億ドルになるとの試算も。
これが第4四半期のGDPにも影響を及ぼすとの見方も出てきています。
先週の7-9月のGDPが速報値が2%でいい数字だったのですが、、、、
それもこのサンディの影響で、米国の回復への期待が続かない可能性が
出てきてしまいました。

最悪の場合、明日も米国マーケットが再開できるかどうかわからないとの
声もあり、週末の雇用統計の発表もできないのではないか、という話まで。
大統領選挙前にとんでもないことになってしまいました・・・。
迅速な対応が出来れば現政権にプラスですが、
そうでない場合、これが命取りになるかもしれません。

オバマ氏当選ならドル安継続ですが、
ロムニー氏となればドル高政策との見通し。
ただし、株式市場にとってはこの11月から厳しくなるという
金融規制をロムニー氏が撤廃するとの予想からロムニー氏当選で
ポジティブとの見方も。ドットフランク法ですね。

選挙前にとんでもない災害が起こってしまったため、
これで票読みがまた難しくなりましたね・・・・。

雇用統計は発表できるのか?
大統領選挙は?

日銀の後のビッグイベントに予測不可能な事態となっていますが、
それでも私はリスクオン方向にポジションを取ってしまった。。。
大丈夫なのかな??

災害で米国売り→ドル安→円高という見方もできますが、
もし災害被害が大きい場合、
リパトリでドル高のシナリオはあるのだろうか?
311の時がそうであったように。

難しいですね。

77円30を割れてくるようなら撤退します。
ユーロに関してはまた明日。

ギリシャの第2次支援パッケージがどうなるか。
まだまだ混迷を極めているようで・・・。

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2012年10月30日火曜日


う~ん。
さすが大統領選挙は最後まで読めないものですね。
ハリケーン「サンディ」が29日夜までに
米ニュージャージー州アトランティックシティー沿岸に到達すると
見込まれており全米で9州が非常事態宣言が出されています。


現在、東海岸の気候は特殊でこのハリケーンがスーパーストームへ、
そして1991年の「パーフェクトストーム」が再び発生する恐れがあると
して警戒態勢が敷かれている状況。

マーケットどころではありません。
29日の米現物株は取引中止。
CMEも先物・オプション取引を中止しています。
30日の対応は未定で、休止が続く可能性もあるそうですが、
ニューヨーク証取の休止は、
2001年の米同時テロ以来11年ぶりという事態。
そして天候によって取引が休止されるのは27年ぶりのこと。

満月、、、というのも重なって潮の影響も大きいようです。

クリントンとのフロリダイベントが中止になったそうですから
大統領選にも影響が出てくるものと考えられます。

前回2008年の大統領選の時はハリケーン、カトリーナが
ニューオリンズを直撃した2006年当時の避難誘導などの
政府の対応の悪さがブッシュ陣営への攻撃材料になった
という経緯がありますので、今回の対応が後手に回れば
オバマ陣営にとっては大きなリスクにもなりかねません。

今夜はNYが休場ですのでマーケットは静かですが、
こんな新しいシナリオの可能性が発生するとは・・・・。

さて、ここからの最大の注目は明日の日銀の金融政策決定会合。
しかし、、、追加緩和への期待って先週末までで織り込んじゃって、
もう相場の支えにはなっていないのかしら?!

先週は日銀追加緩和期待でドル円も80円台に、
日本株も、米株が弱含む中日経平均確りの推移でしたが、
今日はどうも力無い展開でしたねぇ。
株式市場ではホンダの決算が手違いで昼間に発表となり
その内容が悪かったことから日本株が総じて売られる展開へと
発展したようですが、それでもなんとか地味に日経平均は
プラス圏。よく耐えた、との声もありますが。。。

先週末はアメリカの7-9月期のGDP速報値が
予年率換算で前期比2%増と市場予想1.9%増を上回ったことで
一時は好感されたのですが、どうも内容を見ると
表面上の数字ほど芳しくないようです。

GDPを押し上げたのは政府支出で
0.7%減から3.7%増と2010年4─6月期以来のプラス。
前期0.2%減だった国防関連支出が13.0%増と大きく伸びたのが
要因で今回7─9月期のGDPを0.7%ポイントも押し上げています。
しかし来年は歳出削減が見込まれることから、
政府支出による成長押し上げは持続しないとの指摘。

そしてこれまで成長のけん引役だった企業部門が後退しています。
民間設備投資は1.3%減と2011年第1・四半期以来のマイナス。
米株指数も軟調です。サンディがもたらすリスクも懸念材料。

やはり、リスク・オン全開。。。じゃないかもなぁ。

まずは明日の日銀待ちですか。

明日の日銀の追加緩和イベントに向けて今日円安が進むかもしれないと
思って豪ドルショートは買い戻しています。
50PIPS弱の利益でした。。。
でも、買い戻さなくても良かったかも~って思ってたりします。
ま、イベントリスクは避けといた方が懸命かな。

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2012年10月26日金曜日


米株弱いです。
昨晩ニューヨーク市場中盤に
「格付け会社フィッチが米国の格付け『AAA』を引き下げる」との噂が。
S&PはBNPパリバなど複数の仏銀行の格付け・格付け見通しを引き下げています。
また取引終了後に発表されたアップルの決算内容が嫌気されたようで、
時間外の米株価指数先物も下落。
私のナスダック指数の売りは上手く行ってます。

米株が弱い☞ リスクオフ志向に敏感な銘柄の売り☞ 豪ドル売り
との連想で豪ドルに手をだして(売って)いますが、ドル円明確に
上昇トレンドを誕生させたのに対して、豪ドル円は結局レンジなのか?
というようなチャート形状ですね。

日銀の金融緩和に期待ということで、昨日木曜にドル円が80円台に乗せて地固め、
ドル円相場は上昇のトレンドが継続中ですが、
このままドル円がトレンドを継続できれば豪ドル円もついてくるかなぁ。

私、水曜に豪ドルドルを売っているので、クロス円でも売ってみようと昨晩
豪ドル円も83..07円で売ってみたところです。83.50近くまで一時上がっちゃって
あれれーと思いながらふて寝していましたが、今となっては利益に。

豪ドルドルもだいぶ苦しみましたが、今はなんとかコストより下に落ちてきて
利益が出てきたところです。
やはり豪ドルと相性がいいみたい。
ポン様とかユーロに浮気してここのところリズムが合わず苦戦していましたが、
豪ドルだとうまくいくわ・・・。

日銀政策委員会がある30日まで円売りトレンドが続くかどうか。
今日の東京時間だけが単に調整なのか、
それとも週末リスクを避けて、円売りしていた投機筋が一旦利確して
様子見に転じるのか・・・。

日銀の追加緩和がテーマとなっていますが、
来週は雇用統計もありますし、米株の下落がジワジワ不気味さを演出しているので
米国リスクもそろそろ気にし始めるのではないかしらん。

昨日発表の指標は総じて良かったのよね。
9月の米耐久財受注額前月比9.9%増加と市場予想平均の前月比7.5%増を上回り、
受注額も前月比2.0%増と市場予想平均の前月比0.9%増より強い内容。
前週分の新規失業保険申請件数は36万9000件で
市場予想平均の37万件程度より若干強い結果でした。

それでも、格下げの噂ひとつで上げられない。
米株はもう上がる要素を見つけられません・・・・。
企業業績も支援材料とはなっていませんしね。
雇用統計で上がるってシナリオはあるかもしれませんが。


英国の7-9月期のGDP速報値は前期比1.0%増、前年同期比横ばい。
市場予想平均の前期比0.6%増、前年同期比0.5%減をいずれも上回ったため、
ポンドは強いですね。2週間前に壮大に踏まされたので、チラ見。

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2012年10月25日木曜日


リズムが合わないみたいだわ・・・
昨日買っていたユーロ円ですが、
買った直後にするする上がって喜んでいたのもつかの間、
昨晩仕事前にズルズル下げてきたので切っちゃいました。
損切りってほどでもないです。

もう今の相場、イメージと違ったら直ぐ撤退すべきね。
長く持ってうまくいく「トレンド」が発生しない。
上へ下へと神経質にレンジ相場となっています。
こういう相場ではエントリーも大事なんですが、
とっとと利食わないとダメなのよね。

ということで、なかなかエントリーしても利が乗りません・・・。

なんでも昨晩は
バーナンキ議長が3期目は目指さないと友人に語ったことが
リークされて、これが緩和政策継続ができなくなるとの思惑に繋がり、
米株始めリスク資産が下落したしたとかなんとか、
そんな話も飛び出しましたが、
米企業業績がよろしくないということがジワジワ不安を
拡大させているようですね。

iPadminiを発表したアップルの株価も下落しています。
ジョブズはタブレットに否定的だったことから
ジョブズ亡き後、ジョブズの意向に反する戦略に出た
アップルには失望だという見方もあるようです。
アップルは常にパイオニアでなくてはならない。
市場やユーザーに迎合するマーケティングをするように
なったということが、アップルの凋落の始まりだとか?!
アップルが天井打ちしたとなると、ナスダック指数の
回復にも疑問が出てくるでしょう。
となれば、米株が下落していくなかで「リスク・オン」戦略を
継続していけるのか、という迷いが私の中で生じつつあります。

先週「リスク・オン全開?!」なんてブログに書いたとこですが。
早速その見方に暗雲立ち込めているわけで・・・
んー今の相場難しい。

日銀の緩和待ち相場なので、ドル円はなかなか下げませんが、
これもハードルが上がっちゃっている印象ですので
期待以上のものを出してこないことには
30日に事実売りの嵐に巻き込まれるというシナリオも。

そして、今日ラジオNIKKEIの番組で投資日報社の林さんに
金価格の予想で面白い分析を頂戴し、ますます
金以外のリスク資産がだめなんじゃないか、という気になっています。

詳しくはリンク先のブログとオンデマンドを聞いていただきたいのですが、
[
金相場のこれから~XAUとのダイバージェンスの後に?!]
http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20121024/

要約するに、金は急騰前夜、そのタイミングは10営業日前後。
おそらくポイントは大統領選挙の6日、この日から水星逆行。

金が急騰するということは、おそらくユーロも急伸です。
そして株がもっと下がる。
このシナリオに乗るとするならば、ということですが。

昨晩ナスダック総合指数を2688Pで売っています。
今は為替より株のほうが素直かも。
金は1,700ドル台を割り込んだら買い出動します。

そして、今夜は豪ドル/ドルを売りました。
コスト1.3390

豪ドルはリスク資産ですが、今は金連動ではなく株連動とみています。
これまで豪ドルの売りでとてもうまくいっていたのですが、
ポンド円に浮気してからリズムが狂っています。

また豪ドルに戻ろう・・・そう思ったわけ。

今日はオーストラリアのCPIが発表され
予想を上回る+2%となりました。
これで継続利下げの思惑が後退した模様で、
豪ドルが大きく戻りましたね。
これが、売りのチャンスでしょ?!
株を売るのと同じ意味合いで豪ドル売りです。

となるとユーロは上がるんだろうなぁとは思っているのですが、
どうもユーロは神経質に動きすぎてエントリータイミングが
難しく、もう少し様子を見ることに。

さて、このところクルクル変わるストラテジーですが、
最新のこのアイディアはうまくいくでしょうか・・・。

イメージと違ったら、やはり即撤退します。
もう損失は計上しません~
ポン様でこりました。

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2012年10月23日火曜日


ドル円80円台にタッチしましたね。
3か月半ぶりの円安水準です。
久方ぶりの80円台。

でも、、、滞空時間は短かった。ほんの一瞬。
やはり大台を超えてするする上がるほど簡単じゃないわね。そりゃ売りたい向きもあるでしょうし。

しかし、今のムードは今日夕方の下落は
単なる調整とみる向きが大勢。

WSJには「年内82円」とみるトレーダー増加との記事が。

ドル強気に転じるトレーダー増加、年内に対円で82円との見方も
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Foreign-Currency-Markets/node_533968

出てきましたねー強気の声が。
82円って、、、せいぜいあと2円くらいですが。

でも、こうした強気の声ばかりではなく、
80円超えから上には慎重な見方もまだまだあるようです。

JPモルガンチェースは80円を大きく上抜けすることはないと
しているようですし、
みずほ証券 FXストラテジスト 鈴木健吾氏も
目先は80円後半、81円を上抜けるほどの力強さはないのではないか。
年末には『財政の崖』の話もあり、日米金利差の観点からも、
上値はあと1円程度だろう~としています。
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPTK053538520121023

まあ、どちらにしても足元、「今」は強気でOKということね。
80円超えから伸びるか否かは80円超えてから考えましょう。
今はここを再度トライして上がる予感。

ということで、ドル円を素直に買えばいいものを
ユーロ円を夕方拾っています。
昨日高くて買えなかったユーロ円が夕方落ちてきたんですもの。
コストは103.88円。
昨日のユーロ上昇のちょうど半値押し水準まで下げましたね。
やはり、日銀の緩和を期待した相場となっており、
珍しく「円安」が市場のテーマになっていますので、
ストレート通貨をやるよりクロス円での円売りがいいかなと思って。

昨日のユーロドルロングは結局コストで撤退させられちゃったの・・・。
妙味がないのでクロス円、そして上がるとみているユーロに決定。
今度こそうまくいきますように・・・。

今夜はアップルが特別イベントを開催するとか。
iPad mini発表か?!って注目されているようですが、
さて、株価には影響があるでしょうか。
ナスダックのチャート悪化が気がかりですものね。
フェイスブックがの決算も気になっています。
リスクオン相場に水を差すことになりませぬよう。
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先週木曜に「リスク・オン全開か?!」なーんてブログに書いたら
翌日19日金曜のの米株式相場は大幅に続落でビックリよ。

ダウ平均は205.43ドル安、下落幅は6月21日以来、約4カ月ぶりの
大きさですって。なんなのよ~。

マクドナルド、GE、マイクロソフトなど米主力企業の四半期決算が
市場予想を相次いで下回ったってことが嫌気された模様。
米企業の収益拡大ペースが鈍化しているとの懸念が広がり、
景気動向に収益が影響を受けやすいITや素材株を中心に
売りが広がった、、、ってことらしいですが・・・。
そりゃそうよね。私がリスク・オン全開って言ったのも
国策に逆らうな、ってだけの話で、実体は良くないと思ってるもん。
こういうふるい落としがあるんだなーってことを
改めて実感。
今夜は今夜(月曜夜ね)で
キャタピラーが通期業績見通しを下方修正、
それでも米株は小幅高でなんとかなっているようですが。

お陰で木曜にロングしたユーロ円はコストで撤退させられました。
損してないからいいけど、、、、。

米株下落ショックだけでなく、
先週末はラホイ・スペイン首相がEU首脳会議後に
「支援を要請するかについてはまだ決定していない」
「支援を求めるプレッシャーは全く感じていない」などと発言した模様で
スペインへの支援実行期待が著しく後退し、
スペイン10年債利回りが上昇に転じたこともユーロの嫌気材料と
なりました。そんなこと言うもんじゃないわよ・・・・。
でも、それでもそれほど下げないところを見ると
ユーロへの懸念材料ってかなり減ったと考えてもいい。
だって今日月曜日結局上がったもの。

今日月曜は米株の大幅安の影響をどの程度被るか
日本株も懸念が広がりましたが、
「日銀地域経済報告信」さくらリポートが
円安、株高の材料となり、ドル円も大きく円安進行。
クロス円も、ツレ高、つまりユーロ円も。
ああ、タイミング悪かったなぁ。買いで良かったのに。

リスク・オン・・・というと語弊があるんだけれど、
30日の日銀の金融政策決定会合にさらなる期待が高まったってことですね。
リポート事態は悪いものだったのですが、
これで緩和に踏み切らざるを得ないだろうという
市場の期待が高まったという反応です。

8地域で景気判断引き下げ、日中問題も警戒=日銀地域経済報告
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE89L04920121022

9月の貿易収支、これも円安圧力となっていくでしょう。
5586億円の赤字。赤字は3カ月連続で、赤字幅は
9月としては1979年の統計開始以来、過去最大を記録。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK053421720121022

ということで、方向は円安、リスク・オン相場継続でいいと思いますが、
それにしても、ユーロ円切らされちゃったので、、、
ユーロ円はノーポジションです。
再参入するタイミングが合わずに上がっちゃった・・・
高いところを買うのはやはり腰が引けます。
押したら買いですね。つまり、先週金曜に買うべきだったのです。
トレードって難しいわ。。。

で、ユーロドルを先ほど1.3049で軽く拾ってみた。
ユーロ円より出遅れているものね。
円安ならドル安です。リスク・オンはドル安円安だから。。。
ということでユーロ高はまだ続くと見て拾ったわけです。

30日の日銀ですが
資産買入れ等基金の10兆円、あるいは20兆円の増額予想ってことですので
あまり過大な期待でもないと思うんですが、
日銀による外債購入も協議されるんじゃないか、という話もあって
こちらに期待が高まっているのかもしれません。

外債購入には日銀法40条の改正が必要とされているのですが、
目的を為替相場の安定ではなく、
マネタリーベースの拡大のための外債購入とすれば
購入も可能なのではないか、という解釈もできるとか出来ないとか。

「噂で買って事実で売る」相場になるかもしれませんが、
それにしても30日までは後1週間あるので、それまで期待と思惑に
乗るのも一興ですよね。

ただ。。。。ナスダックのチャートが激しく悪化しており、
米株がこのまま崩れる??というリスクもゼロではありません。
米株の動向を気にしつつ、、、というところでしょうか。
どちらにしろ最後の打ち上げ花火的上昇としか考えていません。
売る局面がその後に先延ばしされただけです・・・。多分。

10月5~11日の間に実施された
269社のファンドマネージャー調査では
72%のファンドマネージャーがまだ財政の崖問題は
市場に織り込まれていないと答えています。

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2012年10月18日木曜日


16時過ぎにユーロドル、ドル円、クロス円などが瞬間急落する場面がありました。
しかし、崩落につながるようなものではなく、
すぐさま下げた分が買い戻されているところをみると
売り仕掛けではなく、利食いが入り、買い場を探していた向きは
ここでしっかりと買参入してきたものと思われます。

先週までは強気派と弱気派が拮抗し方向のない相場が続いていましたが、
昨日あたりからしっかりと強気のトレンドが形成され始めたように見えます。

これはもう観念して、国策に逆らうなということだと受け入れて
これから始まるバブルに乗るしかない、と思うようになってきました。

非常に脆弱であることも、問題もたくさん抱えたままであることも
ひとまず置いておいて。

まだこの相場がおかしい、下がるはずだとして売る向きがあるかと思います。
だから上がるんだ、ということを念頭に買いに回ります。
ファンド勢も売っても売っても崩せなかった米株は
一度信じられない領域にまで上がるのかもしれません。
売り屋だったファンド勢が撤退を強いられているのでしょう。
ファンドの清算が増加しているというニュースが今朝の日経に。

ブルトレンドは今生まれたばかりです。
懐疑の中で相場は育つのです。

皆が買い始めて、もうアメリカ大丈夫じゃん、出口戦略も近いと
どこかの金融機関が予想し始めたころでしょう。実態に気が付くのは。
その時にまた売り再開ですが、ちょっと後になりそう。
2012年にはそういう下落に見舞われると思っていたのですが、
さて、後2か月あまりでそういうクライマックス的相場を演じるまでの
相場となるでしょうか。次のシナリオのタイミングはまだわかりませんが、
今は上昇トレンドに乗るほうが賢いんだと思います。

というころでユーロやドル円、クロス円の押し目を待ちたいところですが、
このままボリンジャーがバンドウォークしてしまうと押し目待ちに
押し目なし、という展開になりそうです。

ということで今日夕刻に、理由もなく急落(といってもほんの数十PIPS)
したところでユーロ円を拾ってみました。
コストは103.54円

ああ、高値掴みになりませんように!!

今夜からEU首脳会議です。
ヘッドラインリスクにご注意!

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ひょっとしてリスクオン全開!になりつつある?!

不安材料はひとつづつつぶされていっている印象です。

今朝の大きな材料は格付け会社ムーディーズによる
スペイン国債の格付けを据え置き発表。

ECBがスペイン国債を購入する計画があるため、
市場へのアクセスを失う可能性が低下したから・・・
と説明しているのですが、
市場へのアクセスってなんのこっちゃ?
と思ったら債券発行による資金調達のことなのね。
そういう言葉を使うんだ、とまた勉強になる。

ムーディーズ社のスペイン国債の格付けは「Baa3」に据え置かれましたが
格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」のため、まだ格下げの
可能性は残されています。これで大丈夫って話ではないのですが、
それでも投資不適格級(ジャンク級)に引き下げられるのではないか、
という予想もあったのですから、そうならなかっただけでもポジティブ!!
このニュースを受けてユーロが東京午前に急伸しました。

おまけに昨晩(火曜夜ね)はゴールドマン・サックスやジョンソン&ジョンソン
といった米企業の決算が良好でダウも大幅高。
そして今晩(水曜夜よ)の9月の米住宅着工件数が年率換算で87万2000件と
前月比でなんとなんと15.0%も増加。
市場予想平均は77万件程度でしたが、大統領選挙前にいい数字が目白押しね♪
同時発表の9月の建設許可件数も前月比11.6%増の89万4000件と
市場予想平均81万件を上回っております。

で、米株は今夜も堅調で、米10年債利回りが上昇幅を広げており、
ドル円も78円後半に高止まり。
ユーロ円などのクロス円も堅調推移。
ユーロはドル円の堅調とユーロドルの堅調とあって
Wの効果でユーロ円が強いかな、、、と思ったら、
それ以上に豪ドルが堅調に上がっていて、
リスクに敏感な豪ドルが戻ってるってことは
やはり今市場のムードはかなり
「リスクオン」に傾斜しているんだなーと思った次第。

ただし、センチメントが改善してくると上がる材料にばかり焦点があてられ
ネガティブニュースに鈍感になるものですが、
悪いニュースもないことはないのです。

トロイカとギリシャの交渉は賃金改革をめぐる意見の相違から決裂したなんて
一部報道もあるようですし、メルケル独首相は18-19日のEU首脳会議で
債務の共有に取り組むファンロンパイEU大統領の提案を拒否するという見方も
あると一部報じられていたりして、まだまだユーロの先行きを楽観できないなぁ
と思ったりもするのですが、今は上げたい相場なのだろうなぁ。
息切れしたら悪いニュースが目立つようになるわね。

リスクオン相場になってることは受け入れましたが、
ここから買いで追いかけるのも怖いなぁ。。。。
だからまた下がるタイミング見計らって売るか?
と思っているのですが、
これは絶好の押し目♪という展開があれば
買参入するかもしれません。

何を?!

やっぱユーロでしょうかねぇ。。。


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2012年10月17日水曜日


リスク・オン?!なんでしょうか。

ドル円も78円後半まで円安に。
ユーロドルも1.30台乗せのユーロ上昇。
豪ドルもレンジ半ばくらいまで戻って来ていますね。

ドル円の堅調は
昨晩の9月の米小売売上高が前月比1.1%増と
市場予想平均の前月比0.8%増を上回ったことなども
材料視されているのでしょうけれど、
(米長期金利上昇でドル買い)
一節にはソフトバンクのスプリント・ネクステルの
巨額買収に絡んだドル買を期待した思惑も
ドル円の下値を支えているという指摘も。

あるいは30日の日銀の金融政策決定会合では
追加の金融緩和策が発表されるという思惑が
円売りに繋がっているなんて指摘もあります。
30日の日銀では展望リポートが出ますが、
ここで初めて2014年の消費者物価見通しが
示されるということで、これに合わせて追加策が
発表されるのではないか、ということのようですが、
30日でしょ。こんなに早く追加緩和の期待を織り込み
始めたら息切れしちゃうんじゃないの、、、って思います。

こうして市場の期待と思惑が膨らんだら
その予想を上回る政策が出ないことには結果失望に
繋がってしまいますので、円安を望む側としては
期待がかかるのはあまりよろしくないことですよねぇ。

M&A絡みとか追加緩和とか思惑はいろいろあっても
テクニカル的には79円ラインは非常に重い抵抗ラインと
なっていますので、ここを抜けないことには
思惑は思惑に終わる結果となりそう。

一度売ってみるのも面白いポイントじゃないかな、、、。
そしたらクロス円も下がる??
あ、、ポンド円うるのはこういうとこなんだわ。
レンジブレイク狙って下限で売って失敗。
ドル円のレンジを逆バリするポイントが
売りどきだったんだなぁ・・・と公開しきりです。

ユーロがドイツのZEW景況感指数が良かったとかなんとかで
上がったという解説もありますが、
ユーロについてはスペインがEU首脳会議前に
支援要請するのではないかという思惑が
ユーロ買いに繋がっているという見方がありますね。
首脳会議は18日木曜からです。
でも21日日曜はスペインの地方選挙。
選挙前に支援要請は選挙に不利ですものね、なさそうだなぁ。

しかしながら緊縮圧力は弱まりつつあるようです。
IMFとドイツ政府は財政再建よりも成長路線に軸足を置きつつあるため、
EU首脳会議において、これまで厳しく求められていたギリシャや
スペインに対する財政緊縮策が緩和がされるという予想もあって、
これがユーロにポジティブに働いているようです。

また、今夜のユーロの急伸の背景には、ドイツ議員らが
「ドイツはスペインがESMに予防的与信を求めることに
オープンである」との見解を示したと伝わったことが材料視された
というニュースも。

思ったよりユーロは上がるのかもしれませんね。
ドイツが柔軟性を持ち始めたこと、、、、
環境が変わりつつあることを
甘くみないほうがいいような気もします。

となると。

やはり大倉キャプテンの言っていたように
リスク・オン全開!な相場になっていくんかな。
ヒョエー

今夜もポジションはありません。

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2012年10月15日月曜日


すっきりしたかな・・・・
先週調子に乗って作ったポンド円ショートは週明け月曜に
見事ロスカットされました・・・・(´・ω・`)ショボーン

先週金曜の大倉さんとのYMTV「大倉孝の本音で言わせて」番組内では
豪ドルをめぐって大倉さんとトークバトル?!
素人個人投資家の分際ではありますが、
悲観論全開で大倉さんにぶつかってみました。
結果撃沈・・・・ダワネ

チャイナリスク、財政の崖、ギリシャ離脱懸念、大統領選、、、
QE3発表にもかかわらず米株が上がらない・・・などなど
考えられるリスクを全てぶつけてみたところ
腑に落ちる答えが
「全てわかっているリスクじゃないか、テーブルの上全て乗っているじゃないか」
というもの。
な、なるほどね^^;
ドラスティックな下落というのは皆が油断している時にやってきます。
リーマンショックも、サブプライムが大したことはないと楽観した後の事態でした。
皆がリスクを警戒している時は売り圧力もマーケットに織り込まれながらの
動きになるため、急激な動きとはなりにくいんですよね。
大倉さんが言いたいのはこれだけ悪材料が言われているからこそ
急落のリスクが低下しているんだということであって、
決して下がらないと言っているわけではないのですが、
この環境下で、日米英欧中と量的緩和策に踏み切っているわけですから
上がる圧力のほうが強いだろうということです。。。。

そして私のポン円ショートはロスカット。
うーーんやっぱりバブルがやってくるのだろうか。
バーナンキ氏はバブルを形成したいのだ、と大倉さんは指摘しています。

それでも私はナスダックのチャートの悪化に注目していたりします・・・

豪ドルが弱いようにみえてなかなか思い切り下げてくれないのは
ユーロが強いからですね。
ユーロオージーという通貨ペアのチャートを見ると大きく巻き返しているんです。
ゴールドマン・サックスが「豪ドル売り、ユーロ買いは世紀の取引」とか
言っているようですが、となると、ユーロ高、豪ドル安になるのですが、
ユーロ高は今のマーケットでは基本的に「リスクオン」という捉え方となりますので
(ドル安はアメリカの政策通りのいい動きということでもあります)
リスクオンとなっちゃうと、豪ドルドルや豪ドル円が下げにくくなっちゃうわけですね。
なんだかこんがらがっちゃう話ですが。

それでも、やはり売りの目線から逃れられないでいますが、
まあ、今はポジション切れてすっきりしましたので
売り場はまたゆっくり考えることにします。

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2012年10月12日金曜日


昨晩オージードルのショートを手仕舞っておいて、
今日の豪雇用統計が良くて上昇したために難を逃れ
冴えてるわ~♪と天狗になりました…

※9月豪雇用統計
雇用者数 8月▲8800人 予想+5000人 結果+1.45万人
失業率  8月 5.1%  予想 5.3% 結果 5.4%

雇用者数が予想を上回る増加でポジティブも
失業率は大幅に悪化という結果。
非正規雇用から正規雇用者が増加していることと
労働参加率が大きく改善していることを見ると
悪い失業率の上昇とは捉えられていないようです。

天狗になって、調子に乗って ポンド円売っちゃったんだよねぇ。
今日お昼頃に。日足チャートでクロス円が弱そうに見えたんです。
自分なりに売りサインを確認したつもりでしたが・・・

なんなのーーーーー夜になっての急騰。

仕事してました・・・。

帰宅して調べてみたところ

①ソフトバンクが米スプリント・ネクステルの買収で交渉中
買収総額は1.5兆円を超える見込み

②前原誠司国家戦略・経済財政担当が
『米国の同意なしに単独で為替介入を実施することができる』と述べた

なんてのが材料だって話になっているみたいですが、
どちらも思惑が走っただけですよねぇ。
こんなに動きますか・・・・?!
これらの思惑でドル円急騰、そしてクロス円もつれ高という流れ。

ソフトバンクの買収額が巨額であることでこれが外為市場を
通じて買収が行われれば円安に寄与するだろうという思惑。
介入があるかもしれないという思惑、しかも財務大臣じゃない
前原さんの発言・・・・
前原さん、日銀政策金融委員会に出席したことでも
円安に動く瞬間ありましたが、存在感ありますね。。。。
為替市場動かしちゃってるんだものね。
今の財務大臣は城島さんですが、前原さんのほうが目立ってる?!

あ、125.08円でポンド円売ってます・・・126.20円がストップ。
ぎりぎりストップは引っかかってないんですね。
もうダメかと思ってましたが、帰宅してみたらまだポジション残ってた。
これも時間の問題かなぁ。迷うところ。

しかし、入るタイミングとしてはダメダメでしたね。
IMF世銀総会、そして今夜からG7というイベント時、
介入についての思惑が広がるような要人発言があることくらい
予想できたかと思います。うっかりしていました。
イベントには注視していたのですが、
チャートにのめり込みすぎました。

ストップそのままに粘ってみますか。
流石に自信喪失なので重ねて売ることはいたしません。。。

でも、大局では売りだと思っているのです。。
米株がおかしいでしょ。
ナスダック総合指数がアップル株下落で形が悪化しています。
米株が崩れたらリスクアセットが総じて売られます。
介入は円高が急激に進行してストップ巻き込んで下落したところかと。

こうして思惑で上がったときは絶好の売り場かな、と思いますが、
自信喪失なのでポジションそのままに様子見です。

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2012年10月10日水曜日


オージードル、、、粘って粘って売っていましたが。

思うように下げてこないこと、
日足レベルでレンジ下限に到達しており、一定の戻りが入っても
不思議ではない水準にあることを考慮し、一度手じまいました。

中長期では弱気で見ているのですが、
利益が減っていくのを見るのは忍びないので・・・・。
レンジ下限で反発し結局レンジ入りとなる可能性もありますものね。
利食い千人力です。
手じまい価格はは1.02547 
利食いが遅れて利益は削ってしまいましたが、
昨日まではレンジ下離れを確信してましたので仕方ないわね(笑)

それでも目線は戻り売りです。
またどこかで売りなおすつもり、今のところ。

ユーロドルが崩れるか。。。と思いましたが
綺麗に一目の基準線で支えられてちょっと上がってきています。
このまま再度ユーロ上昇となるか。
ユーロ上昇と金の1800ドル超えとは同じでしょう。
今年何度も頭をたたかれている1800ドル大台乗せ。
昨年の1900ドル台達成にはここを抜ける必要がありますが、
ほんと、このレベルは重いですねぇ。
このところのドル円の80円台ってイメージです。
金が再度勢いづくならユーロも買いなおされますが…。

今夜の注目は米地区連銀経済報告書(ベージュブック。
今月23-24日のFOMCに向けて注目でしょう。
起きてられませんねー昨日が遅かったから今日は寝不足なんです
でも、このところの値動きにはモチベーションが上がらず・・(´ー`)

これといってアイディアもなく今夜はノーポジ!

あ、あと今凄く気になっているのがナスダック総合指数チャート。
アップルの株価が下落に転じ、ナスダック、チャートが崩れてきています。
今夜の引け味を見ないと何とも言えませんが、これはいよいよか?!
という気もしないでもないので、その時にはポジションがない、なんて間抜けなことに
ならないように注目しております。


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2012年10月9日火曜日


欧州版のIMFとされるESMが昨日8日にEU財務省会合で正式に発足しました。

ようやくですね。
確か当初は7月予定だったと思う。
それが発足できずにいるもんだから7月中はユーロは
だだ下がりだったわけですが、ひとまず安心感?
若干ユーロが買い戻し気味ですが、これを材料にしてというには
力無い印象・・・ESM発足は当然あるべきものとして
市場は次のテーマを物色しにかかっているのかもしれません。

テクニカル的にはユーロドルに売りサインが出そうなムード・・・
まだ決定打はありませんが。

そういえばIMF世銀総会が今日から東京で開催されていますね。
どこぞのエライ人が何か言った、ってニュースで相場が
動く可能性もありますが、根幹を揺るがす(トレンドを作る)ほどの
材料は出てこないと思います。

IMFは先程、世銀総会に向けて世界経済見通しを発表。
下方修正しています。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK052538920121009

世界経済の成長は2012年は3.3%、
13年は3.6%に鈍化する見通しで、
4月見通しから2度目の下方修正となります。

また世界銀行は、日本を除く東アジア地域(中国含む)の
2012年経済成長率を7.2%と予想していますが、こちらも
今年5月時点における予測の7.6%から大きく下方修正されています。

また、世銀は中国経済の成長率予想を
5月の8.2%から7.7%に引き下げてもいます。

豪ドル売りには協力な後ろ盾かな。

アメリカ合衆国の大手金融機関ステート・ストリートが
「スイスフランの預金に0.25%の課金を実施する」と発表しています。
預金したらお金が減っていくってことですよね。
えーーー。そんな馬鹿な。

これを受けてスイスフラン上昇しています。

また、米ステート・ストリートと
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは
ユーロから逃避してデンマーク・クローネや
スイス・フランを保有する預金者にマイナス金利を適用との報道。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBLP6O6K50ZJ01.html
あ、これはステート・ストリートは同じことね。
つまりマイナス金利ってことですか。

いやはや異常ですよ。
だから私はリスクアセットを売りたいと思うの。
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12月2日(日) お時間ある方、金投資に興味のある方、
是非東京品川にお集まりください!!

第1回 GOLDフェスティバルが開催されます。
http://goldfes.jp/

金に関心があるのだけれど・・・
よく解らない、どんな投資スタイルがあるの?
という方にピッタリのイベントです。

私はこれまでも長く、故郷の友人とか、昔勤めていた会社の上司などに、
「これから金が注目されるから、少しづつ買っておくといいわ」と
アドバイスしてきたのですが、誰も信じてくれませんでした・・・・。

その時(2000年前半)から買っていてくれたらなぁ。
…‥私はちゃんと買いましたよ(笑)

身近じゃなくて怖いってイメージがあったのかもしれません。
しかし、ドルやユーロへの信認が著しい低下をみせ、
通貨への代替投資として金が注目されている今、
金投資が怖いというイメージはなくなりました。
でも良くワカラナイ?

GOLDフェスティバルでは

金の基礎知識 WGC森田さんの基調講演から始まって
パネルディスカッションでは金への様々な投資スタイルをご紹介。

金にまつわるクイズ大会、金貨や金goodsのプレゼントも盛りだくさん。

この先の金の価格動向や見通しは
お馴染み金業界の御三家
(豊島逸夫さん亀井幸一郎さん池水雄一さん)にズバリ伺って、
その後、金関係者達との懇親会まであります。

金といえばこの人!という関係者が全て集う画期的イベントです。
現物、地金投資、積立、ETF、商品先物、CFD・・・・
垣根を超えて金投資関連企業が参画する画期的企画です。
三菱マテリアルや三菱UFJ信託銀行、東証にTOCOM,
豊商事さんにも参画いただくことが決定しました。

私、司会やらせて頂きますので、皆さん、是非会いに来てくださいね。

まず今週11日(木)までは 女性先行受付期間。
金箔入りの化粧品がもれなく貰えちゃいます!!
http://ws.formzu.net/fgen/S58905155/

一般受付は12日(金)から。
オリジナルLEDライトなど参加するだけで
いろいろ貰えちゃいます。

無料のイベントですので、お早めにエントリーくださいね。
お待ちしています。

2012年10月8日月曜日


やはり大統領選挙を睨んで…ということでしょうか。
GEの元会長、ジャック・ウェルチ氏が

「雇用統計は信じられない数字だ。
シカゴの連中は何でもやるんだな。
討論会に勝てないと、今度は数字を変えてくる」

と発言し騒動となっているようです。
これ、雇用統計は改竄できるって言ってるようなものよね。

だって、失業率は前月の8.1%から7.8%に低下だなんて
ちょっと良すぎるんだもの。そういう気持ちになるもの解るわ。
これはオバマ氏が大統領に就任した2009年1月以来の低水準。

やはり大統領選挙前の雇用統計が悪い数字になるわけがない。
だから今回はいい数字が出るだろう…一部関係者の間で
噂された予想がその通りになりました。

大統領選挙を戦うにあたって、
失業率が7%台か、8%台かでは全く風景が異なるとされています。
戦後の大統領選で8%台で再選できた大統領はいません。
7%台でも十分とはいえません。
レーガン大統領が7.4%で再選を果たしたのが唯一の事例。


一方でNFP非農業部門の新規雇用者数の方は11万4000人の増加に
留まっているのも違和感を覚える原因となっているのでしょう。
失業率改善にはNFP15万人増が必要とされています。

失業率は家計調査ベース、
NFPは事業所調査ベースの推計値。

対象が異なり結果がズレることがままあるのですが。

家計調査は対象数が小さく不安定な数値なんですって。
だからこれが本物かどうかを判断するには
もうすこし時間の経過を見てトレンドとなるかどうかを
見ないとなんとも言えないというもののようです。

ぶれやすいということになると、
選挙前だからいい方向にブレるような作為があったのでは?
という疑念が生まれてくることもあるということですねぇ。

これで、もう1段リスク資産を買う素地が整ってきた_?!
米株式市場ではNY ダウが週間で173ドル上昇し、
2007 年12 月以来4 年10 ヶ月ぶりの高値水準で取引を終えています。

ユーロも一段高、ドル円も78・86円まで上昇、
リスク・オン全開か?!と思わせる流れですが、
豪ドルは下落しています。

リスク・オン相場で買われなくなってきた豪ドル。
これがこの先のなにか大きな事件を先行して示唆して
いるように思えてなりませんが、
ともかく豪ドル売りポジションは継続ですね。
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2012年10月5日金曜日


今日の日銀金融政策決定会合、思いの外注目されてきてるって?

前原国家戦略担当相が出席するってことで何か出るんじゃないかって。
先日の日経新聞には前原さんが
「円高是正のために日銀が外債を購入する案」を出しているようですが、、、、
追加緩和策出る?!
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO46791200S2A001C1EA1000/

期待が高まっていることでの円安進行なら、何も無ければ円高へとスコーンですね。
ドル円の値動きにはご注意を。
それとは別の理由で円安となっているのだとすれば、関係ないけど。

昨晩のECB理事会は政策の変更はなし(一部利下げの見方もあったが)
しかし、ドラギ総裁の声明が効いたわね。
「条件が整い次第、ECBはユーロ圏重債務国の国債を買い入れる用意ができている」
「国債買い入れプログラムは十分に効果的な措置」
これで、ユーロが買われています。
リスク選好の動きよね。
ダウ平均は80.75ドル高の13575.36ドル。
ナスダックは14.23P高の3149.46P。
ユーロ円が102円台まで上がってるわ。

なのに。

オージー上がりきらず!!
(・・・ちょっと戻ってソワソワしてるけど・・・)

今週利下げを発表しましたが、追加利下げの思惑も残り
チャイナリスクも考えれば、オージードルは
リスク選好時に選ばれる通貨から陥落した印象。

雇用統計では振り回される局面もあるかもしれませんが、
(ドルが動くとねぇ)
基本下目線でいいと思います。
細かく利食って売り直した方がいいという見方もありますが
器用じゃないので、戻り売りはポジション増やす方向で行くつもり。

そして今夜の雇用統計。
NFPの予想+11.5万人くらいのようですね。
10万ってとこが分水嶺となるかしら。
10万に届かずで失望、14~5万ならポジティブサプライズ。

前哨戦となるADP雇用調査が予想を上回っており、期待が高まっていることは
あまりいいことではないと思いますが。
ADPがよくて本ちゃん雇用統計が悪いってパターン、今年何度経験したか。

昨晩の米国新規失業保険申請件数も予想より少なく、ハードルが上がっている格好。
また昨晩発表されたFOMC議事録でも
「政策の目安として、インフレと失業の数値目標を採用する可能性」が
あることが明らかになったことも好感されている模様。
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201210050009.html

雇用統計前に期待が高まりすぎることはリスクだと思っていますが、
大統領選挙前なので、いい数字が出るんじゃないの?って見方もあります。
数字いじれるわけないでしょーってツッコミはモチロンありです。
そのとおりです。穿った見方です。だから話半分。

今回は悪い数字は出ない。
選挙後に操作やめてドーン↓。

って予想している向きもあるみたいってことだけ書いておきます。
私はこういう見方、話って好きなんですけれどね。

今夜も会食なので雇用統計は日本酒でも飲みながらレートチェック、
ってなことになる感じです。

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2012年10月4日木曜日


オージードル下げてます。やっとこさ。
これは、かなり大きく下げる予兆なんじゃないかと思ってます。
今んとこはテクニカル的にそう見えるだけですが。

だからオージーSは中期的に持つことにします。
パリティ割れあるでしょう、きっと。戻ったら重ねて売るつもり。
現時点ではそう考えています。

オージーがこれだけ弱いとなると
何か大きなショックがくる前のような気がしてきますよね。
リスク・オン、オフ時に最も敏感に動く通貨です。
これがただの調整には見えない形になってきています。。。

QE2の時は8月ジャクソンホールでQEが示唆されてから
リスクアセットが大きく買われ、11月実施した際には
事実売りから手仕舞い売りが広がり
1ヶ月近くは調整が入ったという経緯があるため、
今回もその可能性は捨て切れないのですけれど、
QE2の時と環境が違いますよね。

チャイナリスクは存在していなかった。

今はお金をばらまいても中国が消費してくれないという…。
リーマン・ショック後は
過剰流動性マネーが株や商品に流れ込み上昇するという
資産バブルが繰り返されて来ましたが、
それでも世界の景気は良くならなかった、という現実も
知っているわけです、今のマーケットは。

まだ確信ではありませんが、警戒しておきましょ。
その準備としてのオージー売り保有です。

さて、週末の雇用統計に向けて前哨戦、
9月ADP全米雇用リポートが発表されました。
政府部門を除く非農業部門雇用者数は
月比16万2000人増と市場予想平均の14万人程度増を上回り
ドル円が上昇しています。円安ですね。

ISM9月非製造業指数も55.1と市場予想平均の53.4を上回り
78円台半ばまでドル円戻ってきています。

ADPの結果が良くても雇用統計がいいとは限らないというのは
常識となってきていますけれど、さて週末にむけて
雇用統計への期待が高まってリスク・オン相場となるのかどうか。

5日はアストロロジーでも重要変化日が軒並み揃ってます。
大転換となる可能性も大。
今まで堅調に見えた銘柄にも注意が必要かもしれません。
ダウとか金とか…。
あるいはトレンドの加速の可能性も。
急騰急伸があるかも~って話です。

QE3が出てしまった後の雇用統計で注目度はこれまでよりも
高くないような気がしますが、逆にイベント出尽くしの
材料難相場に入っていますので、雇用統計キッカケに
動かしたい向きもあるでしょう。

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2012年10月3日水曜日


オーストラリア利下げしました。

値動きを見るとやはり利下げはサプライズだったのですね。
材料出尽くしで買い戻される展開とはならなかったですもの。
素直に利下げを受けて下げたってことは利下げは織り込まれて
いなかったということになります。

これまで3.5%だった政策金利を0.25%引き下げて3.25%に。
今月24日に豪第3四半期消費者物価指数が発表されるので
これを見極めてから、、、とタイミングが今回ではないとの
見方もあったようですね。
市場が予想するより先に利下げするということは
思ったよりも豪州を取り巻く環境は良くないということです。

これを受けて豪ドルは急落しました。
これで苦労していた豪ドルショートが
ようやく安心して見られるところまで下げてきたかな、という印象。
日足で見る今日の陰線は強烈ですよね。

まずは9月5日の安値 1.016ドル近辺をターゲットに保有してみます。
そこを割り込んだら次はパリティ(1)割れ狙いかな。

ユーロはスペインのジャンク債格下げリスクはないだろう
って市場はみているということでしょうか、ジリ高推移ですが、
ムーディーズは一体何時スペイン格付けを発表するんでしょうね。

支援要請に踏み切る時期についてもあれこれ噂されており、
ユーロをトレードするリスクはいろいろあるので、
どうも乗る気になりません。

でも今日、ユーロオージーのチャートが新天地に突入しており、
ユーロ高、オージー売りのトレンドができそうなムード。
長いこと売られ続けたユーロオージーの巻き戻し相場2波動目
スタートって感じの大きな陽線が立ちました。

だからといってユーロドルでユーロが買えるかというと
まだちょっと自信ないです。
オージーの売りのほうが自信をもって保有できるなぁ。

ドル円、また頭重くなってきた・・・・。
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2012年10月2日火曜日


米サプライマネジメント協会(ISM)が先ほど発表した
9月製造業指数は51.5と市場予想平均の49.9を上回ったことを受けて、
ダウ130ドル高…?!

って流れを受けて、豪ドルもちょっとリスク・オン気味に動いているようですが、
今日月曜の午前中の流れでは豪ドル下がっていてくれていて
調子良かったんだけどなぁ。(オージーショート継続中)
まだ上下ありますね。

明日はオーストラリアの政策金利発表があります。
RBA金融政策会合。金利市場では0.25%の利下げを
70%程度織り込んでいるようですが、
ロイターの調査では19人中13人が金利を据え置くと予想しているようですし、
オーストラリアのエコノミスト28名への調査では9名が利下げ予想とのことで、
金利市場とエコノミストの見方が割れている感じね。

私が豪ドルを売っているのは利下げあり、を期待してのことではなく、
中国失速で豪ドル失速というもっと大きなテーマですので
あまり気に留めてはいないのですが、
それでも利下げがなかった場合の豪ドル上昇リスクは考えておかねば。

その中国は国慶節に入ってお休み中ですが、
中国の9月の製造業PMIが2ヶ月連続で50割れというのが出てきました。
これ、調査対象期間が尖閣諸島問題を巡る日中関係悪化はあまり
織り込んでいないとおもわれるために、この問題が長期化すれば
先々の数字の悪化にも懸念が出てくることになりますね。
これは中国ばかりではなく日本の指標にも。
今日日銀短観が出ましたが、悪いですものねぇ。。。。
それでも今回は予想よりはマイルドな悪化なんだとか。
http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPTYE89002R20121001

さて先週末はスペインからストレステストの結果が発表されました。
資本不足額が予想範囲内だったことからまずは安心ってムード。

早速、米格付け会社ムーディーズは、
資本再編により銀行の支払い能力が大幅に高まることと、
資本再編は銀行システムに対する市場の信認回復を支援する、
としたポジティブな見方を示していますが、一方で、
この結果に懐疑的な見方が広がる可能性も指摘しています。
信用できんの?!って言ってるみたい…。
でも、ひとまずスペイン国債がジャンク級に格下げされるのでは?
という足元のリスクは後退していますね。

今日ユーロが戻り基調にあったのはこのリスクイベント通過でしょうか。
まだ、押し目買い全力出動!!ってムードでもないけれど。

今週は雇用統計。
今のところNFPが11万5000人増、
失業率は8月から0.1%ポイント悪化して 8.2%に達すると
見込まれているようですが、まだ雇用統計相場にはなっていない感じ。
勿論、QE3の効果なんかまだ出やしないんだから
それほど過度な期待があるわけじゃないですけれど
大統領選挙控えての雇用情勢ってのはやっぱりマーケットは
意識せざるを得ないでしょうね。

私はまだ雇用統計に関してはノープラン。
それよりも、9月12、13日のFOMC議事録が前日4日に
公表される事のほうが興味大。
前回の議事録はマーケットを大きく動かしましたものね。
だからといってどんな戦略があるわけでもないのですが。

単純にドル円は買い、豪ドルは売り、ユーロドルはわかんない。
今の相場をそのように見ていますが、
イベントもそれなりに意識はしています。('-'*)エヘ
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※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

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