ひゃー今夜30日㈭の米株、日経平均先物怒涛の上昇よ。
「GPIF、国内債券割合を35%に削減、株25%に引き上げへ」=メディア筋 2:13
とあるベンダーのフラシュニュースです。
現時点ではまだ出所が明らかではないのですが、
このニュースは株価押し上げの起爆剤です。
◇GPIFの国内株式運用
旧来運用 11%
↓
2013年6月(現時点)12%
↓
1~2年後の目標 20%
というように、これまでも国内株式運用比率は引き上げられる方向で
見直しが入っていて、これが株価の支えになってきていましたが、
↓
新ポートフォリオ 25%?!
運用見直し案が9月にも出る、とされていたのが遅れに遅れ
11~12月になるという認識となっていましたが、
今夜出てきたこの数字は、どの筋からの情報でしょうね。
25%とは、予想を上回る規模での株への資金流入が期待されることとなります。
GPIF資金って120~130兆円規模ですので わずか1%増えれば1・2兆円増加。
今回、これまで言われていた規模より5%高まったので1・2×5=6兆円増です。
120兆円の4分の一ですから30兆円が日本株市場に入ってくる計算ね。
15690円という7月31日の高値が超えられるかどうか、、、と思ってみていた
日経平均、今夜のシカゴの日経先物で難なく超えちゃって
15850円付けています。30日㈭の日経平均より200円高です(*‘∀‘)
ちなみに国内債券を現行の約6割から中長期的に35%へ引き下げる一方で、
海外株式を25%とするほか、海外債券を15%としていくと報じられています。
海外株も従来の20%から25%へ引き上げられていますね。
これは円安要因です。
今夜はクロス円も高いですが、このニュースが意識されているのかな。
私は昨日のFOMCでドル円を108・67円でロングしています。
102~103円のロングは継続保有。
現在109・40円近辺まで上昇、110円は目前です。
今夜はダウも200ドルを超える上昇で完全に急落前の
高値を目指す展開にあります。
明日の日本株も高いでしょう。
やはり、消費税増税はやる方向で動いているようです。
国策には逆らうな、ですね。
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10月FOMC振り返っておきます。
FOMCはズバリ「ドル買い」の材料となりました。
何がそんなにドル買い燃料とされたのか…。
昨日FOMC前にUPしたブログの注目点をなぞってみます。
1)労働市場に関する悲観的そのままな判断
「significant underutilizationかなりの活用不足」が修正されるか否か。
→ ○ 修正されました。
「gradually diminishing労働資源の活用不足が徐々に解消している」
つまり、かなり悲観的だった表現が「徐々に解消」と緩和されたのです。
2)異例な低金利が量的緩和第3弾終了後も
「considerable time 相当の期間」継続するとの
フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)が修正、削除されるか否か。
→ × 大注目の「相当の期間」やっぱり削除なし
3)インフレ率が米国連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標2.0%を、
2年4ヶ月連続して割込んでいることに対する懸念が表明されるか否か。
→ ○ インフレ率が目標の2%を恒常的に下回り続ける可能性は
やや減ったとする9月のFOMC声明の文言を繰り返した。
ということで、リスクの高まりには言及せず、
一段と楽観的かつタカ派的な内容。
これを以て、
早ければ3月利上げの可能性を排除せず。
と解釈する向きもあるようで、これが全面ドル高の背景。
10月は株が急落急騰でボラタイルな月となりましたが、
結果、10月が月足で陽線引けになるかも?な値動きになっています。
明日31日のマーケットで急落の全戻しなるか?
米株はすでに10月陽線引け確定な感じです(;゚Д゚)
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