27日㈬の夜中にギリシャ政府関係者から、
支援協議が実務者レベルでの合意書作成に至ったと報じられ、ユーロが急伸。
ところが、複数の関係者から否定的な発言が出てきて
6月のIMFへの初回返済日となる6/5までの最終的な合意は困難との報道に
なっちゃってますが、こういうことで為替が動くのを
「ヘッドラインリスク」といいます。
中味が良く解らない状況でも、第一報のタイトルだけで動いちゃう。
アルゴなんかはキーワードだけに反応しますものね。
ただし、否定的な見解が伝わってきても、それほどユーロが叩き売られる
という感じにはならなくて方向感なく動いています。
そりゃそうよねぇ。ここで安易に支援合意しても何の解決にもならない。
以後延々とギリシャに資金援助し続けるって覚悟があるなら
助けてもいいでしょうけれど、いい加減、堪忍袋の緒は切れ…
ということで、ギリシャ側から楽観的な発言がでても信用なりません。
どういう結末になるのかはわかりませんが、
ギリシャネタでユーロを売りこむというトレードは
今、市場関係者の間ではトレンドではないので、
ここからはもうあまり下がらないような気もします。
特に昨日、水上紀行さんに番組で伺った話だと
6月からユーロがトレンド転換するケースが多いと。
欧米勢の中間決算は6月。6月に入るとポジションの利食い、損切など
あらゆるポジション調整が出て、一時的に相場が逆流することが多い、
ということのようですが、となると欧米のファンド勢が、、今どの市場に
どれだけのポジションを傾けているか、ということがポイントになってきます。
為替市場においては、投機筋のポジションって全体の相場を占うには
あまりにも小さいため、それが値動きの全てではないにしても、
一応IMMのポジションの偏りを見ておくと、これが逆流する
可能性がある、という参考にはなりますよね。
ドル円相場ってあんまりポジションの偏りがないのです。
だから、この中間決算によるファンドの利食いでドル円が
落ちることは考えにくい。
そしてユーロドル相場。これが欧米勢のメインの取引ですが、
最新のIMMのユーロショートポジションは16万枚台。(過去最高は25万?)
過去最大レベルに膨れ上がっているというわけではないにしても、
どちらかというと売りが大きいわけで
6月末までにこれらを解消する動きが出るとなれば
ユーロは意外と上がってしまうかもしれない、というお話。
ということで今日はドイツDAXを軽めにショートしています。
ユーロドルを買う、、、のはどうも、ちょっと早い気がして。
意外に株が下がっていないので、こちらを選択。
*************************
日経平均は10日連続高!!27年ぶりの記録更新です。
ここまで来ると、なんで上がったか、を毎日書くこともなくて、
逆にいつ落ちるのか?を書くべきだろう、と思うけど、
そういう相場って、テクニカルとか心理分析か関係ないものね。
10日続伸はさすがにないだろう~なんて安易なショートは軒並み
踏まされたわけで。
ドル円相場はNYタイムに124.45円まで上昇しています。
なんと2007年のミセスワタナベが作った円キャリートレード相場の高値を
超えています。新値更新で、いよいよ新たな領域に入っていますが、
こんな高値なかなかついて行けませんなぁ。。。。
昨日作った日経平均ロングは20573円で手仕舞いました。
どうも腰を据えて持てる領域ではないですね(^^;
ポンド円ロングも結構な利益になったんだけど、
今日は指標にやられました。
◆夕刻発表されたイギリスの1-3月期のGDP(改定値)
物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、前年同期比2.4%増。
(予想 0.4%増、前年同期比2.5%増をいずれも下回る)
これでひゅるひゅる下げてしまったので
189.96円で手仕舞い。190.70円まで高値があったのに!
まだ上がるかもしれませんが、いつ大きめの調整がはいっても
おかしくないチャートなので高所恐怖症。
その代わりと言っては何ですが、、、、
ユーロ円をロングしています。
というのは、ポンド円はさすがに上昇ピッチが速いので調整待ちの中、
ユーロポンドが巻き返し中です、つまりユーロが買われてきた。
ドル円がリーマンショック前の高値に迫るところまで上昇した
ことを考えると、ユーロ円はずいぶん出遅れていて
そりゃ、今回のドル円上昇は円安がテーマというだけでなく
米国利上げがテーマのドル高でもあるわけですので、
ドル円が突出して高いのは当然ですが、
前述したように、ユーロが巻き戻す可能性があるなら
出遅れていたユーロ円って、ドル円ほどじゃないにしても
昨年12月の高値149円くらいまであるんじゃないのかな?
という気がしているのです。149円は欲張りかな。。。
W底を付けて上がりだした形ですので結構強いように思います。
チャート形状から、まずは137円を超えてこないと話に
ならないのですが、超える可能性にかけて早めにロング。
ギリシャネタで乱高下するかも~ってのが嫌なんだけど。。。。
ユーロ高、欧州株安方向で見ているということです。
***************************
それと、今日の気になる動きは中国です。
中国株:上海総合8日ぶり反落、一部証券が信用融資を厳格化 - Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NP1P9T6TTDS901.html
複数の証券会社が信用取引融資の条件を厳格化。
中国当局が銀行に対して保有株式の報告を求める。
複数の証券会社が信用取引の委託保証金率を引き上げたことに加えて
上海株の6%を超える下落には政府系ファンド(ソブリンファンド)の
銀行株の売りが背景にあったようです。
政府系ファンドなどによる銀行株売りは加速
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201505280234
しかし、なんで突然中国当局は銀行株を売ったりしたんでしょう?!
こんなニュースも実は影響していないかしら?
[中国本土4社目のデフォルトへ-珠海中富、28日の全額償還断念
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NP1N1H6TTDS101.html
※発行額5億9000万元(約118億円)の社債元本の35%のみ償還
中国社債のデフォルトって実はもう4社目なんですよ。
それもわずか1ケ月の間に。
1 中国国有企業で初のデフォルト
http://www.sankei.com/world/news/150422/wor1504220006-n1.html
~
※利払い8550万元(約16億5000万円)が業績悪化でデフォルト(債務不履)
2 中国で新たなデフォルト、永暉実業
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO1GR06KLVRE01.html
※2016年償還債(3億930万ドル相当=約370億円)について半年に1度の利払い1315万ドルを履行できなかった。
3社目ってのが、どう調べても出てこなくて、あまり話題に
ならなかったんだなぁと思いますが、
今回の4社目もあまり大きなニュースではないようです。
ソブリンファンドの銀行株売りと信用取引規制で
上海株下落、というニュースに隠れてしまっていましたが、
4月22日、わずか1ケ月前から立て続けに4社のデフォルトです。
かなり中国は酷いことになっている、と思うんだけど、
うがった見方をすれば、株の下落をソブリン系の売りが演出した
ことにすれば、デフォルトのニュースの扱いが小さくなると
見込んでの今日の相場演出だったんじゃないか、なんて気もします。
ただでさえ、バブルの様相を呈していたわけで、
何かきっかけがあればあっという間に崩落するとおもわれ、
今日の5~6%程度の下落で済むならかわいいもの。
ホントに逆流したらえらいことです。
ソブリン系の売りや規制での下落なら、それほどマーケットへの
警戒が強まらないとみての演出ではないか、なんて気もしますが、
まあ、鉄火場ですから火傷しないように。
といいつつ、今日は上海のインデックスをショートしてデイトレで
ちょっとだけ取れました。見ているだけってできないのよね(^^;
さて、明日も続落となって、上海株がいよいよトップアウトとなるか?
もしそんなことになれば、日本株市場も下がります。
Sell in Mayは Sell in Jun・・・・へと時期がずれてやってくるのかも?
ということで、東京金をこっそり仕込んでおきました。
あ、東京ゴールドスポット100でもいいわよね。
参考コラム:限界に近づく中国株の信用取引ブーム
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0OC0QD20150527?feedType=RSS&feedName=jp_column&virtualBrandChannel=13487&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
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2015年5月29日金曜日
2015年5月27日水曜日
日経平均は9営業日続伸ですって~
今日27日水曜日の東京株式市場で日経平均株価は
35.10円高の20472.58円、2000年4月13日以来、約15年1カ月ぶりの高値を
連日で更新ですが、9日連続の上昇は昨年2014年8月11~21日に9日続伸して以来、
約9カ月ぶりの長期上昇ですが、
バブル崩壊後で日経平均が9日続伸となったのは今回で4回目だそうです。
ちなみに明日も日経平均が上昇すれば10日続伸となりますが、
10日続伸の記録は1986年8月7 ~20日の時の記録以来となるようです。
さ~て、記録更新となるか?
昨晩は利上げが意識されてかNYダウが190ドルの大幅安だったのですが、
もはや米株と日本株の相関なんかない時代。
朝方だけは売りこまれ74円安まで安いところがあった日経平均、
一時は20500円台も!
最近の傾向は、割高となった個別銘柄の利益を確定する売りを出して
割安な銘柄に次々に乗り換える循環買いと
複数の銘柄をまとめて買うバスケット買いが主流になっているということで
「日本株の持たざるリスクを意識したような動き」だとの指摘があるようです。
先週話題となったブラックロックジャパンの日本株買いだけでなく、
海外勢がこぞって日本株を買っている?!
今日は、仕方がないので日経平均を20476円でロングしました。
仕方がない…(^-^;って言い方もおかしいですが、
確かに持たざるリスク、って気になってくるわよね。
私が買ったところが天井、、、にならなきゃいいですが、
本当にバブルが始まるなら、まだまだここから個人が買い始めて
日経が上がってから弾けるんだと思います?!
まあ、このポジションも長く引っ張るつもりはないですが、
まだ上がるなら買っておこうと。。。
長く持ち続けているのは14000円台後半~15000円台の日経CFDロング。
たぶん、大調整が来てもここまで落ちないでしょうから
お宝ポジションとして大事に育てています。
ドル円は19時台になって、つまり欧州勢が123円70銭台まで買い上げています。
これ、一気に2007年の124円台行っちゃうのかしら?
昨日は米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁が
インフレが上向きにあり景気は第1・四半期の低迷から
景気が回復していることから、
6月に利上げを検討すべきとの見解を改めて示したことなども
ドル買いの材料となったとみられます。
この円安ドル高の動きに関して、
スガ官房長官は、急激な為替変動は好ましくないが、
今の円安ピッチはそこまでではないと述べています。
麻生金融大臣は
「一般論として為替の急激な変動は望ましくない」
と述べましたが、マーケットにそれほど大きな影響はありませんでした。
それから利上げ時期に関して現在9月のFOMCで、というのが
市場のコンセンサスになりつつありますが、
となると、8月のワイオミング州ジャクソンホールで開かれる
年次経済シンポジウムに注目が集まってきますよね。
しかし米CNBCは26日、FRBのイエレン議長が
このシンポジウムに参加しないと伝えています。
これは市場が予想するようにFRBが9月に利上げを開始するとすれば、
ジャクソンホール会議の時期はブラックアウトの時期と重なるので、
無用な混乱を避ける意味もあるのかもしれない」との見方も出ており、
イエレン議長の欠席は「9月利上げ説」をサポートする
追加材料となりそうだとの見方にもつながる、、、として
話題になっているみたいよ。
ドル円には手を出していませんが、今日はポンド円を拾いました。
189・52円、すごーい高いとこで手を出しちゃいましたね~
でも今190円台です。どこまで引っ張れるか冷や冷やですが(^^;
これも乗らざるリスクを感じて…。
*******************
ギリシャは6月に総額約16億ユーロ(約2100億円)を
IMFに返済しなければならないということで、
返済期限までに債権団と支援合意がなければ
デフォルトする、という瀬戸際にきていますが、
ここへきて為替トレーダーのユーロに対する悲観論が、
ギリシャが3カ月前に債権国から金融支援延長の合意を
取り付けて以降、最も強くなっているようです。
ブルームバーグが集計した3カ月物リスクリバーサル率では、
ドルに対してユーロを売る権利(プット)が買う権利(コール)に対して
2.3ポイント高くなっています。
これは2月20日以来の高水準に膨らんでいるのですが、
楽観論がついに消え、ユーロの下げがさらに進むことを
示唆しているもの、、、、ということですが、
このままユーロドルはパリティまで落ちるのかしら?
ユーロが弱いというより、ドル高に押されているのかと思っていましたが、
積極的なユーロ安予想も広がっているってのは気になりますね。
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ドル高キター!!・・・・ ですね。乗れてない"(-""-)"クヤシー
ドル円相場が123円台に乗せています。
2007年7月以来、、、というと、リーマン、サブプライム前の
高値水準ですね。残すところはそのすっ高値だった124.13円か。
何故ドル円がこれだけ買われたかというと、、、、
単純に、
①下値は5頭の鯨(年金)が支えていた
②5頭のGPIF+3共済+年金に加えて「郵貯の買い」が入っている
③米国年内利上げに確信?ドル金利上昇
などが押し上げ材料となっています。
確かに3月の貿易収支では赤字幅縮小どころか
なんと黒字になったことが、ドル円相場の上値を抑えましたが、
今週発表された4月の貿易収支では微額ながらも
再び赤字転落です。かといって円安の協力な材料とも
言える数字じゃないのですが、円高になるかもしれぬ、
というリスクが一つ払しょくされた形で
①-③の理由でドンドコとドルが買われた相場です。
乗れなかったなぁ・・・・(ノД`)・゜・。
しかし、1990年からの月足レベルでのレジスタンスラインが
122.30-50円程度にあったことを考えると、
25年越しの下落トレンドが上昇トレンドに変わった瞬間、
というのが、今日26日のドル円相場だったのです。
テクニカルで見れば、黙って押し目買いですね。
今夜はファンダの買い材料も手伝ってのドル上昇です。
①5月米消費者信頼感指数 95.4
(予想95.0程度を上回った)
②4月米新築住宅販売件数 51万7000件
(予想50万5000件程度を上回った)
③3月S&Pケース・シラー住宅価格指数 前年比5.0%上昇
(予想 前年比4.6%上昇を上回った)
なんだか急に米国指標の改善が目立ち始めた気がしますが、
要するに、年内の利上げは確実、意外に早いかも?
という思惑で米金利が上昇し始めているということ。
この大局の流れには逆らわない方がいい。
だけど、買い場探しに買い場なし。
難しい相場が続きます~どうしましょうね。
そうそう、ここからはポンド円追いかけてみようかと思うの。
いままでケーブル(ポンドドル)ばかりを見ていたんだけど、
対ドルで見るのがわかりやすいのか
対円で見るのがわかりやすいのか、
通貨によって違いがあるとは思いますが、
どうも、ポンドの場合、ポンド円の方が解りやすい気がします。
ストレート通貨で考えると、米国が利上げバイアス、
他国ほぼほぼすべてが、通貨安誘導バイアス。
ということで、意外にクロス円が面白いかも~
と改めて思った次第ですが、ポンド円は189円割れる
とこまでの押し目はないものか。そこまで下げれば全力ロング。
未踏の領域に値を伸ばしてきた日経平均、ドル円相場。
日経は8営業日続伸中でサイコロジカル的にはいつ下げもいいよね?
という相場になっていますが、しかし、外資がそんな
ポジションをさらすようなマネはしないでしょうし。
いつ崩れても不思議はない、という覚悟を以て
ドル円相場を見ていかなくちゃ・・・ですね。
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2015年5月26日火曜日
今夜静かです。
ドイツ・スイスが聖霊降臨祭月曜日、
英国はスプリングバンクホリデー祝日、
NY市場はメモリアルデーの祝日ということで
海外市場が休場ですので、ぴたりと動きません。
東京市場では日経平均が7日続伸とな。
買参戦もしていなければ売る気力もなし(笑)
だって20200円台で売って踏まれてますものね。
年初来高値越えですから、素直にドテンロングすれば
良かったのかもしれませんが、、、。
このところリズムが合いません。
今日は東京時間の14:00台に比較的大きな地震があり
日経平均が瞬間売りこまれたのですが、
見事にその安値が拾われて高値引けです。
落ちたら買う向きがしっかりと下値をサポートしていることが
改めてわかりました。
また、今日はIMF国際通貨基金が対日経済審査の報告書で、
資産買い入れの拡大や買い入れ資産の年限の長期化といった
更なる追加緩和の必要性を指摘したことが
上昇相場の新たな燃料となったようです。
要するに追加緩和期待が改めて盛り上がったということ。
ただ、今朝発表された4月の貿易収支が▲534億円。
3月が黒字だったので、再びの赤字転換ではありますが、
それにしても市場予想が3511億円でしたので
それを考えれば、赤字幅はかなり少ないわけで、
これはどちらかというと「円高」要因。
しかし、市場の反応はほとんどなし。
ようするに、円高の材料には反応薄で
円安の材料が出れば大きく反応する、という地合いということ。
素直に乗るべきなんだよね。
ただ、日経が7日続伸中なので、どこかで一度押す局面を
狙わないと高値掴みになりそう、ということで手が出ない。
上手くいかない時もありますね(^-^;
焦らず行きましょう。
今日月曜はユーロも弱いんだけど、
これはドルが強いという側面が大きいことに加えて
ギリシャ問題もいよいよ大詰めだという解説も。
ギリシャ政府は今週29日までに公務員給与と年金を
支払わなければならない上に、
来週にはIMFへの約3億ユーロの返済が控えています。
ギリシャはこれ以上の緊縮措置を受け入れることはできないと
言及し続けており、いよいよデフォルトか?
というムード。
デフォルトとなった時のユーロの反応がわからん。
いったん売られて、猛反発…ってシナリオを描くのは素人かな?
トレードアイディアがないので、また明日(´Д`)
2015年5月25日月曜日
19日から水星逆行に入っているのよねぇ。。。
マーケット関係者は少なからず意識しているようですが、
この水星逆行期間は乱高下しやすく、トレンドが見えにくく、
テクニカル的なダマシも多く発生するために
トレードはとても難しくなるとされています。
やっぱり・・・そうね、水星逆行のせいかしら
ポ、ポンドが!!急反落!!
上手いこと押し目を拾って利益を伸ばしていたポンド。
英小売売上高がいい数字だったことで、自信をもって保有、
しかも㈮の東京時間には買い増しまでしてたのに・・・・
なんということでしょう。
これと言ってイギリスの弱い材料が出たわけじゃないのに急落です。
月曜、ロンドン市場がスプリングバンクホリデーで休場となることも
影響した、という解説があるけど、そんなんでこんなに下げる~?!
折角の利益が吹き飛んでポジションが消えちゃいました。
水星逆行中は細かく利食わないとダメかしらね。
というか、再上昇を見込んでいたユーロも急落してます。
ということは。。。。ドル高なのか。
ドル円相場も121.57円まで上昇していますね。
ドル高の材料は米4月消費者物価指数(CPI)
米金融政策の行方をみるうえで重視されるコアが前月比+0.3%、
市場予想や前月の+0.2%を上回ったことで
利上げ時期が早まるという見方が浮上したと解説されています。。
イエレン議長の講演も注目されていましたが、
「年内どこかで利上げすることは適切」と発言、
別段、新味のない至極当たり前の発言ですが、
米長期金利は2.24%付近へ上昇したようです。
このCPIとイエレン発言が後押ししてのドル高。
ドル円相場はやはり今週にも122円の高値超えを示現するのでしょうか。
高いところは買いたくないなぁ。。。。
だって水星の逆行中だもの。
それが絶対、というものではないのですが、
ダマシが多くなるというのは、ポンド見てても確かよね。
ということで、ポンドの利食いに失敗し意気消沈。
次の手を考えるには、難しい期間に入ってしまいました。
日経平均も6日続伸ですものね。
サイコロジカルラインが83.3%まで上昇、
10勝2敗と過熱してきています。
ちょっと押し目があるとみるならば、
ドル円は高値越えは保留なんじゃないかと思うのだけど。。。
また、29日発表予定の1-3月期の米国内総生産(GDP)改定値は、
前期比年率▲0.9%へ下方修正予想もあるようですので
警戒しておきたいところ。
とはいえ、この相場で高値を売って逆張る勇気はないですが。
そうそう、GDPといえば同じく29日発表予定のイギリスの1-3月期のGDP改定値の
ほうは「上方修正」予想なのよ。速報値+2.4%→2.5%になるのでは?!
だから、また今週もポンドlongから狙ってみようかな。。。
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2015年5月22日金曜日
昨日のブログでポンドの買い場探し、と書きましたが、
FOMCを通過しても、波乱がなかったので、
今日ポンドドルをロングしました。
コストは1.5533と1.5548ドル
今日発表される小売りが強いという予想もありましたし、
基本的に「次の政策変更は利上げ」というBOEのスタンスには
変更がないと思われるということが動機でしたが、
これが見事にビンゴでした!
(英) 4月小売売上高指数
前期比 +1.2%(予想+0.2%~0.4%)
昨年11月以来の大幅増、予想に対しても申し分ない強い数字。
これでポンドがポーンと跳ねました。
ポンド円は2008年9月以来の高値だそうです。
ポンド円も買えばよかったかな…。
実はポンド円にも手を出したんだけど、
ドル円がもし調整するなら、ポンド円も下落しちゃうかな?
と思って止めてしまったのでした。
ドル円、ちょっとだれてきていますよね。
昨日21日㈬の高値は121.47円。
今日22日㈭は120.84円まで下げる局面も。
ここを絶好の押し目の買い場とみるか、
122円タッチできずに結局ボックスレンジの中とみるか。
びみょーーー。
私は、、、レンジに落ちてくると思っているのですが
どうかしら?自信はないんだけど(^^;
昨晩の議事録は特に見どころなし。
米FOMC議事録:6月利上げ可能性低い-年内の選択肢維持
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NONUI2SYF02101.html
現在の市場のコンセンサスに遠からず、です。
私が注視しているのが
「当局者は6月の引き締め開始の選択肢を排除しなかった。」部分。
「2〜3人の委員は、政策引き締めの開始条件を満たすと委員会が判断するに十分な景気見通しの改善が、6月会合までに収集される情報で示唆される公算が大きいと予想した」
一方で、「多くの委員は6月に入手される統計について、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げる条件を満たす十分な証拠となる公算は小さいとの見方を示した。ただ、概してその可能性は排除しなかった」
ということで、今市場関係者のほとんどが6月はないと思ってますね。
断言する向きもある中で、もし6月利上げしたらサプライズ、
って側面に注意ということです。
ないんでしょうけど、あったらエライことですよ。
ってとこに注目したいのよねぇ。天邪鬼なのかな(笑)
5月に大きな下落がなければ6月かもしれません。
6月のリスクも考えておきたいところです。
米国の利上げを巡る材料かもしれませんし、
ギリシャかもしれない。
中国だってリスクだらけ。
ということで、テールリスクにかけるってのは
良くないと思いつつ~なんだかあきらめきれずに
今日も懲りずに日経平均を20200円台でパラパラ売っています(^^;
ドル円のショートは作ってない。。。。
代わりにユーロドルを買おうかと思ってたり。
(ポンドドルを買ったので、ユーロに手を出してないの)
というのも今週為替市場を最も大きく動かしたのが
ECBクーレ理事の発言。
ブログにも書きましたが、
「夏枯れの時期を前に現時点でQEを加速させる」発言。
ノワイエ理事まで(この方はフランス中銀総裁でもある)
「必要なら資産購入プランを拡大の用意」があると発言。
つまり、ECBのQEが加速する、もっと増やす可能性もある、
ということでのユーロ安だったわけです。
ただし、これ、言ってるだけです、まだ。
今日の西原さんの有料メールで松崎さんが書いているんだけど
ゴールドマンサックスやシティがドイツ国債利回り予想を
引き上げた模様。つまり、もう利回りは
あんなに下がらないという予想です。
Citiバンク
2015Q3末までに、ドイツ国債利回りが+0.2%へ。
「マイナス金利になる可能性はなくなった」
ゴールドマンサックス
2015年末 +0.50%予想を+0.90%へ変更
彼らの予想が絶対だとは思いませんが、
しかし、ユーロがここから再下落するには
本当にQE2をやる時じゃないかなぁと思うのです。
ユーロって昨年5月からほぼ1年下げてます。
9~10月くらいって下げ止まるかに見せたんだけど
11~12月に再下落で下落が加速。
これが国債買入れをも含むQEの思惑を織り込み始めたところね。
つまり、QE相場はすでに半年以上経っているのです。
実際に国債を買い始めたのは3月9日ですが、
その前からその思惑で下げていたということで、
日柄的にはもう十分。。。
ということで戻り始めたユーロですが、クーレさんとノワイエさんの
「口先介入」にびっくりして再下落した、というだけのこと。
実際にQE2があるまでは、やっぱりユーロは戻り相場に
回帰するんじゃないか、と思ってみたりしております。
チャート的にもユーロドルってWボトム付けた形ですものね。
ただ、マイナス金利政策を取っているわけで、
米ドルとユーロの金利差は圧倒的にドル買い有利なわけで
売られやすいことは否定しません。
だからそんなにみるみる上昇するというより、
この1.105~1.150くらいのところがレンジになる感じかな。
しかし、ドル円も三角持合いを上抜けたわけで
基本的に今、ドル高予想が大勢となってきた中で
ドル安の予想をするってのは、なかなか自信がないところではあって、
だから、ユーロロングはまだ作っていないです(^^;
今夜は米指標も悪かった。
5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数+6.7
(予想+8.0を下回る)
4月米中古住宅販売件数 年率換算 504万件
(予想523万件程度を下回る)
良かったのが
4月米景気先行指標総合指数 前月比+0.7%
(予想+0.3%上昇を上回る)
良い指標もあったので、ドルめった売りにはなってませんね。
明日22日㈮は イエレン議長の講演があり注目度が高いようです。
また、ECBフォーラムというのが開催されるようで
ドラギ総裁が2回講演予定。
日銀の黒田総裁やBOEカーニー英中銀総裁も、
パネルディスカッションに参加する予定と松崎さん情報。
気を付けたいイベントリスク。
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2015年5月20日水曜日
ドル円相場は今日は120円台後半まで値を上げています。
まだ年初来高値の122円台が上に待ち構えていますが、
それでもこのところの狭いレンジの上値抵抗を抜けてきました。
今週は、エバンスシカゴ連銀総裁が
「16年まで利上げを見送るべき」と発言したところから
スタートしていますが、この発言自体は「ドル安」に繋がるものの
ドル相場はあまり反応せず、むしろ「株高」という形で大きく反応。
昨日はECBクーレ専務理事の
「債券市場の流動性が鈍る夏休みを前に資産購入を前倒しし
9月に追加購入も」という趣旨の発言をしたことには
ユーロ相場が大きく反応。
ユーロ売りとなったことで逆にドル高が誘発されました。
勿論こちらも「株高」要因。
その後のNY市場で、このところでは珍しく米指標の好材料に反応。
米4月住宅着工件数は113.5万件となり、
市場予想の101.5万件、前月改定値94.4万件を大きく上回りました。
これは2007年11月以来の高水準だそうですから、
リーマンショック以前の堅調なころに戻っているということでしょうか。
建設許可件数も114.3万件と、市場予想の106.4万件、
前月の改定値103.8万件を大きく上回っています。
この住宅指標を受けてドル円は4月13日以来の高値
120円台後半まで上昇しました。
こちらは逆に「利上げ時期が近いかも?」ということでの
ドル買いですね。
利上げ時期が近いかも_・・という思惑は株にはマイナスなんだけど、
最近にないいい景気指標が出たことを素直に好感して
ダウ平均も小幅高。株は崩れていません。
おまけに今日は今日発表された日本の
1-3月期 国内総生産(GDP)速報値が
良かったことも株価押し上げ要因となり、
為替市場でも円安ドル高基調継続の材料となっています。
◇日本 1-3月期GDP 前期比 年率換算 +2.4%(予想+1.6)
前期は+1.5%から+1.1%に下方修正されていますが、
前期比ベースでも2四半期連続でプラス成長。
現在日経平均は20255円まで高値更新。
今年の高値を超えました。
東証1部上場株式の時価総額、過去最高
=バブル期ピークの1989年末の水準超えたようです。
昨日の東京時間(クーレさんの発言前)に
作った日経平均ショートは、今年の高値20252円までは
耐えて保有しようと思ってたんだけど、
あのクーレさんの発言以降の世界のブルブルの様相をみて
萎えちゃって、20100円台で損切りしました(^-^;
ドテンロング出来る水準にないので、何もできず(笑)
今夜はFOMC議事録が出ます。
現在のところ6月の利上げ可能性はほとんど無いという見方が強いですが
果たして本当にそうなのかどうか。
年内利上げに向けてどのようなヒントが得られるかに注目です。
日経平均が高値更新でもドル円がまだ、年初の高値に
迫っていない・・・レンジはまだ続くのかしら?
**************************
昨日からはオーストラリアやニュージーランドといった
オセアニア通貨にもポコポコ材料が出ています。
そして値動きはさえません。
昨日19日に発表されたオーストラリア準備銀行(RBA)の
金融政策決定理事会の議事録では
さらなる豪ドルの下落が必要との認識があったことに加え
中国経済・鉱工業投資へのリスクを警戒していることが
明らかになり、市場は一段の金利の引き下げの思惑が広がり
豪ドル売りが加速。
また、昨日はニュージーランドドルも神経質に動きました。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の四半期調査で
インフレ期待が上向いていることが示され、
数カ月以内の利下げ観測が後退し、
NZドルが急伸する局面がありましたが
その後、NZ乳業大手フォンテラの乳製品価格オークションで
乳製品価格が前の週に比べマイナス2.2%に低下。
NZドルは一転下落が加速となりました。
NZ消費者物価指数(CPI)の向こう1年間の上昇率予想は1.32%と、
2月の前回調査の1.11%から上方修正されています。
※ニュージーランドは不動産規制に乗り出すというニュースが
あったばかり。
不動産は上がるけど乳製品価格は下がっちゃう。
金融政策のハンドリングが難しいですねぇ。
*************************
そしてイギリスですが、
4月消費者物価指数(CPI)が前年比マイナス0.1%と
統計開始以来初のマイナスを記録、
生産者物価指数(PPI)も市場予想を下回ったことで
ポンド売りが加速しました。
…利上げの思惑が遠のいちゃう?!
4月は旅客輸送料金が大きく下落していたのですが、
例年物価が上昇する復活祭の祝日が昨年よりも早く、
調査対象期間に含まれなかったことが一因という指摘もあり、
一時的なノイズの可能性もあるようです。
※ただ食品価格が4カ月連続で前年比3%程度下落しており、
これほどの落ち込みが4カ月も続くのは異例という指摘もありますが。
日本の経験したようなデフレに陥るとの見方はほとんどない
と伝えられています。
というのもここ数カ月間賃金が上昇しているんだとか。
21日に公表される4月の小売り売上高は前年比4%近い上昇が
見込まれているようですから、この数字で下がったところは
むしろポンドの買い場なんじゃないか?
なんて気もするのでポンドドルの買い場さがし。
イギリスの利上げは米国の次になるだろうという
コンセンサスには大きな変化はないと思うので
下がったところでポンド買いをしたいということです。
ポンドドルは安値から先般選挙後の高値までの
フィボナッチリトレースメントの
23.6%押しのところで踏ん張れるかどうかという局面。
ここで戻れば、まだまだ上昇トレンド。
戻らねば38.2%押しの1.5338ドル近辺まで下落の可能性。
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2015年5月19日火曜日
今日欧州時間、16:00頃かな?
クーレECB理事が18日㈪に
「夏枯れの時期を前に現時点でQEを加速させる」
と発言していたことが公表され、ユーロ急落。
18日に行った講演の内容が19日に公表されたとのことで
どうも、最近の国債市場の変動を懸念しているようなんですけれど、
最近の国債市場の売り加速を懸念=クーレECB専務理事
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0O40RW20150519
債券市場は7月半ばから8月末にかけて(夏場)流動性が低下する
(そういうものなの?株などと一緒で夏枯れってことなのかな)
ってことで、流動性低下に対応するために
購入ペースを5、6月に加速させるということのようです。
ECBが買入れ加速させたら、流動性って逆に低下するんじゃないの?
という疑問もあるんだけど、そういう難しい話は今度大倉キャプテンに
じっくり聞くことにして、
とにかく、債券市場はこのニュースに反応してドイツ国債が急騰。
つまり利回りは急低下、連れてユーロも急落しているというわけ。
ユーロ買ってたんだけど・・・1・18ドルくらいまで戻るかも、と思って。
今日の急落でその芽はほとんどなくなったわね。
コストで見事に切らされて、手数料分の損失です。
あ~途中まで結構いい感じで利益になってきてたんだけどな。
ECB関係者が、このタイミングでこんな発言をするとは思わなかった。
その裏には一体何があるのか。
クーレさんだけじゃありません。
今日はノワイエさんまで
「必要なら資産購入プランを拡大の用意」があると発言。
それって、追加緩和示唆なわけ???
何故このタイミングで、お二人そろって緩和方向のユーロ安方向の
発言をしたのか。ってことが気になります。
ええ、確かにユーロは戻り基調にありました。
ECBはユーロ安にして景気のテコ入れをしたい思惑があるでしょうから
ここいらで、ユーロの戻り相場が加熱するのに
水をかけておいた方がいい、と思ったのかもしれません。
しかし、、、それだけかなぁ。。。
ギリシャ問題が佳境に入ってきていることも関係しているのかしら??
とか、いろいろ考えちゃう。
このままやっぱりパリティに向かうのかどうか、ですけれど、
チャート的にはユーロ安方向に随分バイアスチェンジした印象で
戻り売り相場に戻っちゃったように思います。
**************:
それと、昨日のブログには書かなかったんだけど、
今週18日㈪は米国からも緩和的発言が出ていて、
これが18日㈪の米株の上昇に繋がり、今日19日㈫の日経平均2万円乗せの
一因となっているのよね。
シカゴ連銀総裁 エバンス氏
「16年まで利上げ見送るべきだと重ねて表明」
18日㈪の東京時間だったかと思いますが
このコメントがきっかけでドル建て金相場が急騰。
為替はあまり動かなかったのですが、金が動きました。
つまり、低金利政策は長期化するってことでドル安→商品高、ってこと。
不思議と為替市場が無反応だったので
ブログに書かなかったんだけど、
昨日の株式市場は明らかにこの発言を燃料にして
ダウ、S&Pが3日続伸し終値と取引時間中の史上最高値を更新しました。
その流れを受けて、今日19日㈫の日経平均も強かったわけです。
この3日間の合計では456円の上げ幅で、2万0026円で終わりました。
世界的な緩和状態がまだまだ続き、加速する、ってな思惑で
株にはハッピーなニュースです。
4月にあれだけ緩和期待が盛り上がった日本。
日銀の存在が薄れてきましたが、それでも欧米の緩和方向のニュースで
日本株市場にも資金は入ってきているようですし、
ドル円相場も意外にさげませんね。
ドル円は膠着状態から抜けられぬままですが、
ユーロが派手に動いています。。。
果たしてこの欧米発の緩和関連の要人発言のニュース、
実際に政策を動かしたわけでもなんでもないのですが、
効力はどの程度あるでしょうか。
今日からアストロロジー的には水星の逆行に入るってことで
金融関係者も意識しているようです。
この期間は乱高下しやすく、トレンドになりにくい。
ということで、今日のユーロの急落、株高にも
ついて行くと痛い目に合うかも・・・・
ボラティリティの高い揉みあい相場になるんじゃないか、
と思っているんだけどどうでしょうか。
夕刻のユーロ急落の前に、
日経平均を2万円超えで少し売っています。
今年の高値20252円をバックに売りあがり、
高値超えで損切すればいいわけですから、あまりリスクはありません。
損切ラインは明確です。
しかし、クーレ、ノワイエ氏発言で今夜の米株も高いようなら
明日の日経も高い可能性が、、、(^^;参ったなぁ・・・
コストは20014円。
現在ナイトセッションでは20100円、いきなりマイナスです( ゚Д゚)
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ギリシャ問題がいよいよ大詰めの段階ということか。
このところはギリシャネタというよりドイツ国債利回りに
神経質に反応していたユーロ相場ですが、
今夜(5/18)のユーロの軟調地合いはギリシャ発のようです。
ギリシャのツィプラス首相がIMFのラガルド専務理事に対し、
「EUの支援がなければ債務返済は不可能だ」と警告する内容の
書簡を送っていたことが明らかになった、というのが材料のようです。
つまり、支援してくれなきゃIMFに返済しないよ、という話で
そりゃよく考えてみれば当たり前の状況のことですけど、
今更こんな当たり前のことが材料視されてユーロが売られるとは
いよいよ市場は「Xデー」を意識し始めたってことかしら?
また、ツィプラス首相は、
ギリシャ政府が譲歩する考えはないと強調したとも伝えられており
21-22日のリガ会議でギリシャ債務問題を提起し、
月内の臨時ユーロ圏財務相会合の開催を要請している模様。
来月に期限を迎える計15億ユーロのIMFへの返済に加え、
今月末に支払わねばならない賃金と年金の手当てが
迫っているという状況で、早ければ今月末に
内向けの公務員らに支払ができないという形での
デフォルト状態に陥る可能性が大きいですね。
次回のIMFへの返済(3億ユーロ)の期限は6月5日だそうです。
ということで、今夜はユーロがダラダラ下げており、
ユーロ安→ドル高ということで
ドル円がじり高で現在119.89円近辺まで上昇中。
ドル円がギリシャ問題で上がるってのが変な感じ。
リスクオフとなれば、本来は円高だと思うんだけど、
今のところは極めて冷静に動いており、
リスクオフにはなっていません。
単純に、ドル高に動いたのでドル円では円安という
反応になっているわけです。
このままレンジブレイク、、、というわけにはいかないと思いますが、
ギリシャリスクがあるためユーロが手掛けにくいですね。
それでもまだユーロロングは保有中です。。。
ユーロが下げているって言っても、それほど急な下落ではありません。
単純に調整安、ってだけかもしれない程度よね・・・?!(^^;
*************************
今日はオセアニア圏からの要人発言が相次ぎました。
まずオーストラリア。
ロウRBA(豪準備銀行)副総裁が追加利下げの可能性に言及。
豪中銀に利下げ余地、借金による消費ブームに警鐘-ロウ副総裁
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NOJ4LV6JTSE801.html
豪ドルはそれほど大きな下落には繋がってはいませんが、
じり安の展開を強いられています。
また、ニュージーランドは不動産規制が強化されるかも?
キーNZ首相が不動産税強化に乗り出すと発表。
居住用不動産を保有期間2年未満で売却し利益を得る場合、
税金の支払いを課す措置を新たに導入する方針。
NZ住宅市場の過熱感は融資規制によって一時和らいでいたものの
最近また住宅価格の上昇率が加速してきたことからの
規制導入に踏み切る公算です。
先週11日にANZ(オーストラリアニュージーランド銀行)が
ニュージーランド中銀が6月と7月に利下げを実施すると予測。
これを受けてNZドルが下落していますが、
利下げするとますます住宅市場が盛り上がっちゃう。
だから不動産転がしのような売買への税負担を高めることで
対処せざるを得ないということかな。
不動産市場の引き締めなら利上げだものね。教科書的には。
ただ、利上げするとNZドルが上がってしまうため、
乳製品輸出への影響も出てくる。貿易面から輸出競争力が
低下するために利上げはできないでしょう。
ただでさえ乳製品価格の下落で困っているのに。。。
しかし、現時点では豪ドル、キウイドルのトレードアイディアなし。
素直に売っていいものかどうか・・・
だって、最近のトレンドは「ドル高の修正」による
ドル安ですもの。だからユーロを買っているワケですが、
豪ドル、キウイドルはこんなニュースがあるので
買うという気分にはなりませんものね。
しかし、日経が強い。
今日は野村の投信設定の影響も多大にあったとするならば
続かない可能性もありますが、
結局レンジ内での動きなのか、
このまま2万円乗せるのか、今週の動きをまだ見極めたいところ。
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7月4日東京でセミナー開催!!
為替:大倉キャプテン、ゴールド:池水雄一さん、株:岡崎良介さんが
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2015年5月18日月曜日
ドル円相場、いつレンジブレイクするんでしょうね。
先週15日㈮のNY時間、119.90円まで
スルスルッっと上昇していたのですが、
引けてみれば119.22円まで落ちていました。
指標が悪くて落ちた、ってことのようですが、
このところ全般指標は良くないものが目立ってきているのに、
下抜けしない相場でもあります。
先週金曜の欧州時間になって
日銀関係者が
「追加緩和おいて付利引き下げ含むあらゆる手段を排除せず」
と発言したとの報道で円売りが加速していたようで、
NY時間に向けて120円目前まで上昇したのは
円売り主導だったのですね。
今週21~22日には日銀の金融政策決定会合がありますが、
このタイミングでこんな発言していいんだろうか?
ということで、ドル買いではなかったところに、
ドル売りの材料が↓ドカッと出てきたということです。
①米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値 88.6
前回95.9 予想95.9 昨年10月以来の低い水準
②米4月鉱工業生産 前月比▲0.3%
前回▲0.6 予想0.0 5カ月連続低下
③米5月NY連銀製造業景況指数 +3.09
前回▲1.19 予想+5.0 市場予想を下回る…
ということで、ひゃー軒並み悪いじゃないですか!
米10年債利回りは2.13%付近まで低下。
これでドル円もダレて15日㈮が終わったということね。
ドル安だから、、、ということもあるのかな。
ユーロは高い。
ユーロドルは1.1466ドルまで上値を伸ばし、2月の1.1533ドルを
超えれば更なる高値を取る可能性が出てきた。
これはホントに50%戻しの1.18ドルがあるのかも?
ユーロドル1.12522ドルロングは継続中。
ヘッジファンドの45日ルールは5/15まででしょうし、
明日18日は野村アセットマネジメントが
「野村日本企業価値向上オープン」を設定するんですって。
これ、第1弾が3月24日に設定されたんですが、
個人マネーが殺到し4月10日に1700億超えで新規購入を
4月17日に停止する旨を発表したという経緯があるんだけど、
なんかまた4月23日になって第2弾を設定を発表。
5月8日から募集しており明日から運用開始なのですが、
なんかちょっと変な動きよね。
一部に品薄商法?なんて指摘もあるようですが、
まあ、話題であることは確かで、明日の株高の呼び水となる
可能性はあります。その後のことは、、、知りませんが。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20150512-00000005-zuuonline-bus_all
となると、ドル円も結局底堅いのだろうか。。。
ということで、ドル円のレンジはまだまだ続きそうです(^-^;
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2015年5月15日金曜日
日替わりでめまぐるしい相場ですね。。。
今夜のダウは180ドル高ですってよ。
18200ドル台に乗せてきており、今年の高値をトライする勢い。
まだ終値を確認していませんので
レンジの上限を超えた、とは言い難いものの、
現在の値動きでは直近のレンジ高値であった18200ドルは超えてきており
今年の高値である3月の19288ドルまで後40ドルあまり。
日経平均も日替わりで強気と弱気が交錯中ですが、
今夜の米株をみて、明日15日㈮は高いのだろうか???
ドル円相場は118台まで落ちていたのですが、
ロンドン時間から持ち直しNY時間には119円台へ。
米小売売上高の数字を嫌気したドル売りも一段落か。
ドル円相場は118.50円が鉄板ですね。
ここはなかなか割らないです。。。
今日はあまり為替市場に材料がないので書くことも少ないのですが、
ポンドドルのロングを夕方手じまいました。
手じまったのは1.58ドルを達成した後。
1.5794で利食いました。
半値戻しが1.5865辺りにあるんですが、
達成する前に実を獲ることを選んだということかな。
もうちょっと上値はあるかもしれませんが、
まあ、利食い千人力ということです。
ユーロドルロングはまだ保有中。
なんだか金が1225ドル近辺まで一気に上げてきているのが気がかり。
債券市場でもバルブ修正の動きが加速するなか
コモディティ市場はドル高による金高、原油高など
全般買われる動きが鮮明となっています。
債券売り、コモディティ高、と来れば相関から言って
株安じゃないかな?と思うのですが、
今夜のダウは高い、、、ということで
なんだか整合性が取れない、
わかりにくい資金の動きが出ているようです。
警戒は強めているつもりですが、
皆が警戒して株ショートを積み上げているようなら
それはそれで危険な気がしていて、
次なるシナリオって一筋縄じゃいかない気がします・・・
新規ポジションはなし。
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2015年5月14日木曜日
1.12522ドルでユーロドル、ロングしました。
12日火曜から再びドイツ国債利回りが上昇を始めており、
ユーロドルのチャートも強気転換。
債券市場では、ドイツ国債の変動が大きいため
ドイツ国債利回りが話題ですが、米国債も円債も利回りは上昇していて、
つまりは債券市場全体のバブルの修正、、、というか
揺り戻しが起こっているということみたいで、
米債利回りと円債利回りが同じように上がるので
日米金利差は結局変わらないので、
ドル円は動かない、、、のですが、
ドイツ国債利回りの上昇が派手な分、ユーロ高が鮮明。
債券トレーダーらは米国の利上げに神経質になっているようです。
バブルと呼ばれるほどにパンパンに買っていた国債を
キャッシュ化する動きが出始めているということですが、
こういう市場の変化は、他市場にどのように波及するのか、
という点において、ユーロは素直に反応して上がっているので
為替市場には同様に変化が見られるのですが、
株式市場はどうも解りにくいですねぇ。
これまでのトレンドの巻き返し、、、キャッシュ化が
進むならば、株なぞはもっと売られてもいいように
思いますが、下げ切らない。テクニカル的なレンジの下値では
必ず謎の買いが入る感じの相場が続いています。
特に今13日の日経平均なんかは
12日の米株が安かったにもかかわらず、終わってみれば大幅高。
朝方は安く始まって下げそうなムードだったのですが、
後場に先物に断続的なインデックス買いが入って急上昇。
日経だけが堅調という変な相場でした。
値下がり銘柄数の方がおおく、TOPIXはそれほど上がっていません。
日経が+139.88円高 19764.72円に対して
TOPIXは+1.94高 1604.21
ちょっと気持ちの悪い相場になっているんだけど、
まだ、全体でみれば適度な押し目をこなして
再上昇しそうないい地合いってことなのですよ。。。
とはいえ、国債市場の巻き返しはまだ続きそう、、だったので
ユーロ買いに踏み切ったのですが、
今夜のアメリカの4月の小売売上高が予想より悪く
発表後~全面ドル安となり、ユーロが一段高。
結果、幸先のいいスタートで
このポジション上手くいきそうです。
ドル円は小売りの数字を受けて下落中ですが、
現在のところかろうじて119円台を守っています。
ドル円相場は日銀の緩和の話題もすっかり薄くなり
3月は貿易赤字黒字転換となったこともあり、
「円主導」での相場ではなくなっており、
米国利上げに焦点が移っていますが、
利上げ時期を巡る思惑はは債券市場と株・為替市場で
随分温度差がある印象ですね。
債券市場は意外取り上げが早いのではないか、という可能性を
織り込んでいるように思いますが、株や為替市場は
利上げ時期は年後半と見ているような動き。
しかし、昨今の「ドル安」・・・
ユーロだけでなく、ポンドも総選挙後の買戻しから
早期利上げの思惑も出てきたことで買いが旺盛。
豪ドルも今日は上昇しており、
(NZドルだけは中銀総裁がNZドル高すぎる、一段安が必要
という発言をしたことや、6-7月に利下げするかもしれない、
という予想が出てきたことで、あまり上がっていませんが)
全般的にドル安が鮮明になってきている中で、
ドル円だけが膠着したまま、、、踏ん張っていられるでしょうか。
もし、今日ロングしたユーロドルが半値戻しの1.18ドルくらいまで
上昇した場合、これがドル安が主導した場合は
ドル円もレンジを下方ブレイクしちゃうんじゃないでしょうか、、
と思ったりするので、ドル円も売りたい気分ですが、
どうせ売るならレンジ下限に近付いた今じゃなくて
レンジ上限と思われる120円近くに再度上昇したときでしょうね。
ポンドドルロングはまだ継続しています。
インフレリポートが発表されましたが、
さほどポンドは動きませんでしたね。
利食い場模索中。
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2015年5月12日火曜日
このところ注目度がググッと上がっているのがドイツ国債利回り。
先週5/8ドイツ10年債利回りは0.799%までぐいぐい急騰して急落、
利回りチャートだけを見ると「天井ウチ?!」ってな形になっていて、
国債利回り上昇が落ち着いて、つまり再びドイツ国債が買われる地合い
となれば、ユーロの戻りは再度売られてパリティを目指すんじゃないか、
って思ってみていたのですが。
またしても今日12日㈫夕方
ドイツ国債利回りが再び急上昇となっています…。
つまり、ドイツ国債売りが再度出てきたってこと。
そもそもドイツ10年債利回りは4月に0.05%近辺までで猛烈に低下、
(つまりドイツ国債が買われすぎていた)
そのタイミングで債券王ビル・グロスが
「生涯最大のドイツ国債ショートのチャンス」という主旨の
発言をしたことがキッカケ?となりドイツ国債が猛烈に売られて
利回り急騰、これがGW中のユーロ上昇の一因でした。
これは、ビル・グロスの発言がトリガーとなったということも
あったのかもしれませんが、季節的には6月末に集中する
ヘッジファンドの決算に合わせた「45日ルール」も影響していたのでは?
と思ってみて板のですが、、、。
(※解約の申し入れは45日前までにしないと運用継続となる)
つまり5月15日までの期間に、投資家からの解約申し入れが多ければ、
利益が出ているアセットのポジションの決済が加速すると思われる
季節要因がもたらしたポジションの巻き返しね。
だから、債券市場のバブルは修正され、割高?な株は利食われて、
売られすぎていたユーロは買い戻され、原油も買戻しが大きく入った、
ということなんじゃないかと思っていたのですけれど、
今夕の国債市場の動きはなんだか不穏なものを感じる…。
Reutersにはこんな記事
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0Y32TB20150512
ドイツ国債だけじゃないんです。
今日は円債も金利急上昇となっているのね。
なんでも今日後場はパニック的な国債売りになっていたとか。
10年利付国債入札が不調となったことが発端だったようで、
国内勢にとどまらず、海外勢からの円債先物売りが膨らんだみたいです。
先週のドイツ国債の乱高下で損失を抱えた海外勢が
入札不調に驚き、円債市場でロスカットに動いた、という指摘もあるようで、
先週のドイツ国債の動きは何かの引き金となるリスクを孕んでいたということか?
何事もなく、巻き戻しが一巡すれば再びドイツ国債が買われて
利回り上昇も落ち着くと思っていたのですけれどねぇ。
そもそもなぜ今日の円債入札が不調だったか、というと、
昨日から、米金利の上昇が大きくなっているんです。
じゃあ、その米金利がなぜ上がってきているのか。
どうも先週のFRBのイエレン議長の発言
「株は割高」は、早期利上げを示唆しているんじゃないか、
という受け止め方も出来ないことはないのですが、
そこに重ねて、こんな記事
◆米財務省が4─6月に債務返済中止、手元資金確保優先=当局者
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0NP22120150504
予測不可能な市場機能の混乱などが起きた場合に備え、米政府はより多くの手元資金を確保しておく必要がある
◆FRB、米デフォルトに備えた緊急対策用意か
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0NW28U20150511
米国のデフォルト(債務不履行)に備え、返済繰り延べや投資家への資金貸し出しなどの緊急対応策を設けている
う~ん、気になる記事でしょ。
米国の債務上限問題って、毎年やってくるネタなんだけど、
今年は確か3月15日前後に債務が上限に達すると見込まれる、
って話だったはず。。。そういえば、なんか無風だったわよね。
緊急措置でなんとかなったのかな?気に留めていなかった(^^;
3月が乗り切れれば次のリスクは10月ってことで
それまでに議会が債務上限引き上げに応じなければ
米国はデフォルトします。
まあ、このリスク今に始まったことではないのですが、
こんなニュースが今出てくるってことが、ポイント。
10月リスクならまだ先でしょ。
しかし、すでに米国が備えに入っているって、、、
つまり、米国は利上げによる「ショック」に対しても
備え始めているってことじゃないの?!って見方もできないでもない。
だからでしょ、米国利回りが上昇してきてるの。
違うかな?
それをみて、円債市場にもちょっと変化が出てきた、
日銀の国債大量購入があるから国債は大丈夫!!っていう
楽観でいいのかどうか、動揺が走っているってことじゃないかしら。
なんかねぇ、債券市場見てると、米国利上げって意外に6月に
やっちゃうんじゃないの?っていう気がしてくるわ。
だったら、ドル買いじゃないの?というのが正論だけど、
そう簡単じゃないのが今の相場のやっかいなところ。
ドイツ国債なんか、日本国債異常にバブルだったんだから。
ビル・グロスが生涯最大のドイツ国債の売り場到来だ!って発言するくらい。
利上げするぞ、するぞ、って長いこと構えてきた米国債市場より
楽観が蔓延していたドイツ国債の方が揺り戻しは大きい。
これで金利が急騰すれば、ユーロ高になっちゃうから、
米金利上昇リスクに備える、ってことが、なぜかユーロ高になっちゃう、
っていうワケのわからないことが起こっているじゃなかろうか。
難しい~
だから、ドルとかユーロには手を出せず。
今日は、今日も堅調なポンドをキープしているのみ♪
◆3月英鉱工業生産や3月英製造業生産指数は
いずれも予想を上回る結果となりポンド買いが進みました。
ポンドの利上げ時期が早まるんじゃないか、という思惑に繋がった模様。
***************************
◆豪政府、2015-16年の名目成長率を+3.2
2016-17年が+5.5%と
今後、成長が加速するとの見通しを示し豪ドル高。
*********************************
ギリシャはどうなってるのかな~
ギリシャ、IMF融資返済で緊急準備金取り崩し=関係筋
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0NX11820150512
IMFの口座から緊急準備金を取り崩して返済?
IMFに返すのに、IMFから引き出したのか。。。
数週間以内に同口座に入金しなきゃいけないんですって。
自転車操業の綱渡り状態ですね・・・(^^;
それでも今日はユーロが上がっているのです。
国債市場に異変。これは今後の注目ポイントとなるんじゃないかな。
夕刻から世界の株価も下落基調です・・・。
やはりSell in Mayはくるのか?
気が抜けませんね。
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よっしゃ。ポンドが今日も高い。
今日はイギリスの金融政策委員会(注目してなかった(^^;)
金利は据え置き。資産購入枠も予想通り据え置き。
しかし、この金融政策委員会が20:00発表なのに
今日は18:00過ぎからポンドが動意づいて上昇開始。
あえて総選挙前にリスクテイクしてロングしたポンドドルですが、
今日のNY終値で1.5575ドルを上回って引ければ
次のターゲットは1.5870ドル近辺。
何のことはない昨年7月の天井から今年4月の底の下落波動の
50%戻しがターゲット。今日、ちょうど38.2%のラインである1.5575ドル近
辺を
上回ってきているのよ。ここを明確に抜ければ相当強いというわけ。
今年2月と4月の高値を超えていますね。
金融政策据え置きで材料なしでも買われているとは。。。
それから13日水曜日にはイギリスからインフレリポートが発表されます。
詳細は西原さんの有料メルマガで松崎さんが書いてくださっています。
このインフレ・レポートは、2/5/8/11月に出ますが、
前回2月のレポートでは、金利先高観が大きく低下。
一方でGDP予想が改善していたのですが、
これが今回どのように変わるのかが注目ということね。
BOEは次に政策を変更するなら「利上げだ」ということで
金融政策委員会メンバーが一致した意見となっており、
それが一体いつになるのか、という点が注目なのですが、
米国の次に利上げするのはイギリスだろうということが
昨今のポンド上昇の一因にもなっています。
総選挙リスクで売りこまれていたものが選挙結果、
保守大勝で買い戻されたというのが最も大きな上昇要因では
ありましたが、、、。
インフレリポートはポンドの変動要因としてはかなり重要なので
水曜までに現在のロングを手仕舞うかどうか思案中。
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一方で今日弱かったのがキウイドルです。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が11日、
「ニュージーランド準備銀行が6月もしくは7月の会合で
利下げに踏み切る可能性がある」とのリポートを発表したことを嫌気。
あらら、ニュージーランドは利下げの可能性が高いの?!
このレポートを受けて今日はキウイドルが日通し下落を続けています。
これは不意を突かれる動きでしたので、タッチしていません。
チャートが随分弱いので、戻りは売ってみたいですが、
何せ戻らないと売れないとこまで下がってきています・・・。
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確か今夜11日はEU財務省会合よね。
ギリシャ支援はどうなることやら。
明日12日にはIMFへ7.5億ユーロの返済が迫る中、
今のところ支援合意の報はなく、
今日の東京時間には米WSJ紙が
IMFがギリシャのデフォルトの可能性で緊急計画を策定中と
報じた模様。それでも、金融市場に波乱の拡大は見られず
市場ではすでにギリシャのデフォルトを念頭に置いて動いているようです。
ドイツ国債利回り急騰が天井つけったっぽい、、、ということで
ユーロロングを手仕舞って様子見に回っていますが、
やはりユーロがダラダラとではありますが下げてきていますね。
ギリシャの問題があるので、ユーロのボラが一時的に上がるリスクは
否めず、ユーロには触らずです。
※追記
AM1:00前ギリシャが明日支払期限であったIMFへの支払いを行ったとReuters。
金相場急落はこの報道のせいかな。1180ドル割れ示現。
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今日の東京引け後の夕刻に日経ロングとDAXロングは手じまいました。
今夜の米株が上がるとも思えず、一度押す可能性もあるかな?
というのと、まだ5月の波乱リスクをぬぐいきれないため。。。
ですが、今夜の米株、神経質に乱高下でじり安。
かといって崩れそうなムードもないかな(^^;
それでも折角利益が出たポジションです。
ギリシャもどうなるかわからない中でドイツ株ロングのままは
危険でしょ。利食い千人力ですね。
日経は、、、今日は高かったですが、明日はどうかしら?
戻り売り相場に入った可能性はないかしら・・・・。
ということで、新規で売り建てることはしていませんが、
買いポジ決済で、今日は新規ナシ。
2015年5月10日日曜日
4月分の雇用統計発表でマーケットは複雑な値動きを見せましたね~
ドル円は乱高下。というか、
雇用統計発表前にすでにドルが買われていてドル円は120.20円まで上昇。
発表前に思惑だけでちょいと買われすぎてたってことよね。
発表後は119.60円くらいまで急落。
思惑で40-50銭の乱高下を繰り返し結局119.70円台で終わりました。
つまり、雇用統計に向けてのイベントドリブン(思惑で買いあがった動き)も
なかったことになったってことで、雇用統計事態がノーイベント化。
ドル円は結局膠着地合から抜け出せないって相場です。
しかし、米株市場は違う。思いっきり「リスクオン」です。
17900ドル台から18200ドルまで急伸しました。
株が買われる、、、ってことは、利上げ時期が遅くなって
低金利政策が近いという受け止め方か?
それとも米経済がしっかりしている、景気がいいということを
素直に評価してのことか?どちらだったのでしょう。
◇4月雇用統計
①NFP非農業部門雇用者数 +22.3万
(予想23万人:前月8.5万人→12.6万人から下方修正)
3月よりはずいぶん良くなったけど、予想に及ばず。
その前月の悪い数字はなんと下方修正されていました。
だから、決していい数字ということでもない。
3ヶ月平均は19.1万人です。
②失業率 5.4% (前月5.5% 予想通り5.4%に低下)
③時間当たり賃金 24.87ドル
(前回24.84ドルから0.1%上昇も予想0.2%を下回る)
微妙な結果。悪くはないけど強くもない。
④労働参加率 (62.8% 前回62.7%から上昇)
酷く悪かった3月に比べればいい数字です。当たり前です。
ただ、反動でもっとすごくいい数字になるんじゃないか、
という期待には及ばなかったという印象ね。
株が高かった、というのはやはり利上げ時期が遅れるとの
思惑が広がったと見え、この日
米国債利回りは低下して終わっています。
利回り低下ですから、ドルは上がりません。
利上げ時期のコンセンサスは12月が強まりそうです。
ドル円、膠着抜けず・・・
次のイベントはなんでしょうか。
リスクがあるとすれば、
①やっぱり駄目だったギリシャ
②ステロイドも効かなくなった中国
③市場のコンセンサスも何のその6月利上げに踏み切る米国
辺りかなぁと思っております。
指標などの結果でレンジブレイクはなさそう…。
リスクと書いたくらいだから、下です。
次にレンジを抜けるのは下じゃないか、と思っています。
このまま上昇出来る強さは「あく抜け」が必要じゃないかと、、、
しかし、憶測でポジションを取るなんてことはしません。
足元では流れについて行くのみ。
週末の東京市場で日経平均が反騰基調に入ったのを見て
日経平均を19368円 DAXを11410でロング。
DAXロングはドイツ利回り上昇がそろそろ終わって
ユーロ再下落になるのではないか、と見てのポジションです。
そして今日日曜、中国が貸し出しおよび預金の基準金利を
25bp引き下げ発表。
中国は2月28日に利下げしたばかりですよ。。。
経済成長率が金融危機以降で最も低い伸びとなっており、
さらなる景気てこ入れに踏み切った、ということですが
中国危ないですねぇ~怖いです。
上海総合指数は4月27日に4527.39と7年2カ月ぶりの高値を付けた後、
5月5日▲4%、6日▲1.6%、7日▲2.8%で3日間で▲8%。
年初来高値からは約9%安い水準まで下げていました。
ということでいつか弾けると思うんだけど、
週明けは緩和を好感して上海株が上がるんでしょう。
これを好感して世界の株も堅調に推移するものと思われます。
週末の米株も強かったことから月曜の日経平均は大きな上昇を
見せるはず。
なのにドル円が上がらず、です。
今は株インデックスの方が面白いですね。
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注目だった7日のイギリスの総選挙。
結果は意外に保守が頑張って単独過半数獲得!
選挙前からのポンド買いポジションはすくすく育っています。
コストは1.5196ドル、週末の終値は1.5443ドル。
今週の値動きを見て利食いポイントを考察します。
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それから、こんな気になるネタも。
スイスが米株を猛烈に買っていた、って話。
そうか、よくよく考えてみれば、スイスってあれだけすさまじい
スイス売りドル買い介入をしていたんだから、介入で積みあがった
外貨準備のドルはどうしてるのか、思いをめぐらせてみても良かったわね。
全くそこまで考えが及ばず、、、でした。
しかし、そのドルで、1-3月期に米株を買ったとはねぇ。
史上最高値圏にあって、利上げが近い米株よりも、
追加緩和実施中にもかかわらずまだまだ史上最高値が遠く及ばぬ
日本株のほうがいいんじゃないの・・・・('_')?
と思ったりしますが、
スイスの2015年3月末時点の米株保有額は374億ドル(約4兆5000億円)。
14年12月末時点に比べ40%増えたのだそうです。す、凄い。。。
ちなみに2015年寄付きのダウ平均は17823ドル。先週末8日㈮は18191ドル
上がっているといえば上がっていますが、
週末の雇用統計を受けた米株上昇が
なければ、年初からの米株のパフォーマンスって
とんとんだったわけよね。ほとんど動いていなかった。
日経平均の方は2015年寄付きが17325円、週末の終値は19379円。
過程では2万円突破もありましたから、日本株の方が良かったのに。
要は、債券利回りが軒並み低下し(ドイツの国債は一部マイナス金利にまで低下)
債券運用でパフォーマンスを上げるのが難しくなってしまった中、
株式市場に資金が流れてきたということですね。
ちなみにSNBの3月末時点の外貨別投資先は、昨年12末末比で
米ドル建て資産が+19%の1772億ドル(約21兆円)
ユーロは+9%の2134億ユーロ(約29兆円)
日本円+10%の5兆2030億円。
ユーロ安への懸念から米ドル建て資産を増やしたとみられます。
日本円への投資も1割くらい増えたみたいですね。
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日本も日銀による株式ETFの買いで中央銀行の株買いによる
存在感の大きさが話題となりますが(5頭のクジラなどと呼ばれるうちの1頭)
スイス中央銀行のスイス高防衛による介入マネーが
米株市場に流れ込んでいるというお話。
この傾向は続くのでしょうか。。。そして、それは今後どのような
問題を引き起こすのか、(問題ではないかもしれませんが)
興味は尽きませんね。
スイスの買いがなければ、米株ってもっと下がっていたかもしれない、
って見方もできますし。
ということで、今年はSell in Mayは、なさそう~♪
って思ってどんどん株が上がるようなら下旬に要警戒。
今週の相場は強気で攻めますが、中旬から下旬に向けては
リスクを取らぬポジションにしたいと考えております。
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2015年5月8日金曜日
ドル円膠着変わらず・・・
昨晩6日㈬のNY市場ではイエレン議長の
「株式市場のバリュエーションはかなり高い」
「(FRBが利上げを始めた場合について)
長期金利が急激に上がる可能性に注意を払う必要がある」
という発言が驚きとなり、米国の株式市場を冷やしたようですが、
今夜7日のNY株式市場では、米株上昇しています。
結果的にそれほどの衝撃ではなかったようですが、
・真意は、この1年のドル高で米企業業籍はかなり悪化しているはずですので、予め株価を冷やすことを狙ったのでしょう。今、株価を下げておけば企業業績悪化の数字が出て来ても、株価は反応薄になるはずです。(@icgreportさん)
・利上げ先送りのオブションを残しつつ、利上げ時に心配な株価下落の余地が大きくならないように株式市場を軽く冷却しておく…。イエレン議長の市場ハンドリングはなかなか巧みだ。株式投資的にも、相場が長持ちする面がある。現にバリュエーションは高いのだからイエレン氏の発言は悪くない。(@yamagen_jpさん)
などの識者のTwitterコメントを見ても、利上げを前にあえて発言したと思われ、
計算されたもので、市場を壊すような不用意な発言ではないでしょうから、
過度にリスクオフになる必要なないのでしょう。
しかし、米株もすっかりレンジ相場入りしちゃってますね。
カレンダー的にはSell in Mayでも来てくれてボラティリティを
作ってくれた方がありがたいんだけど、、、というトレーダーもあるかと
思いますが、どうも現状のセンチメントでは、
大崩れはなさそう。
イエレン氏の指摘するように「バリエーションの高い株」はここから高値追い
しづらい水準で膠着してしまっていますので、
日本株だけが買われる地合いにもなりにくく、
連休前に2万円の大台達成となった日経平均は調整入り局面のようです。
7日㈭の日経平均先物は19040円まで下げていますが、
19000円の大台はサポートされて反発していますね。
20280円まで高値があったわけですから、1000円の調整です。
これだけ調整があれば、明日は日本株、反発するんでしょう。
それでもドル円はレンジのまま。。。
明日8日㈮は雇用統計が注目ですが
非農業部門雇用者数(NFP)の増加幅が20万人に届かなくても、
米金利の低下やドルの下げは限定的との見方が出ているとReuters記事。
今最も重要なのは、賃金上昇率ですものね。
失業率とNFPだけを見ればいつ利上げしてもいいとこまで
十分回復しているし。
ということで、明日の雇用統計を見ても、よほどのことがない限り
ドル円のレンジはまだまだ続きそうな予感。
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ユーロドルは1.3911ドルまで上昇していましたが、反落しています。
ユーロの上昇の背景にはドイツ国債利回りの急反騰が影響しているのですが、
今日の上昇でいったん頭打ちとなった可能性も?!
週間では10年強ぶりの大幅な上昇となる勢いだそうで、
今日、10年債の利回りは一時20ベーシスポイント上昇し0.799%をつけたのですが
その後急反落していて現在0.58%まで下がっています。
今日のドイツ国債10年物利回りの1日の上昇幅は
2012年中盤以来の大きさだそうですが、
このチャート見ると、なんだかどッ天井のような気もしませんか?
ということで、ドイツ国債利回り上昇に伴うユーロ高のトレンドは
ここから長続きするかどうか怪しくなったと思うので
ユーロロングは、手じまうことに。
134.44ロングを135.13円で手仕舞い。
もし、このドイツ国債利回りの反発局面が終了した、ということならば
ドル高修正局面の終了でもあるわけで、
原油の反騰トレンドの終焉の可能性もあるかもしれません。
この場合、日米の株がどうなるのか、、、わかりません(・・;)
ドイツDAXの調整が終わってドイツ株は上がるのかもしれませんが。
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5日の利下げ後、悪材料出尽くしで買われていた豪ドル。
7日㈭に4月の雇用統計で、
就業者数が前月比▲2900人で、市場予想+5000人を下回り反落中。
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ポンドロングも作っているんですが。
次の金融政策で変更があるなら、「利上げ」だと
BOEメンバー全員が一致した見解を共有しているわけですから、
あまり売りたくない通貨ですよね。。。ということとチャートが良かったから。
というシンプルな理由でロングなのですが、
何といっても今日7日は総選挙ですからねぇ。
大勢判明は日本時間8日午後になりそうで、
まれに見る大混戦らしいです。
ポンドは狭い値幅ではありますが、乱高下中です。
まるで方向感なし!
いちいち反応していられませんので、ストップおいて
結果をまつしかありませんね。
気がかりは、前述の理由で原油の反騰が止まり再下落となるなら
ポンドも売られる可能性がある、ということ・・・・(^^;
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2015年5月7日木曜日
なんか今年のGWはあっという間でしたね。
マーケットにも特に大きく崩れるということもありませんでした。
日経平均に関しては、30日㈭の現物市場での急落と
5日㈫のくりっく365株CFDなどを見ていると若干弱含みではありますが、、、
今夜6日のNY時間で日経平均は19290円前後で動いています。
19171円まで安値示現も現在は小反発中。
GW谷間の5月1日㈮の日経平均が19531円でしたので、
明日はやはり日本市場売りからのスタートとなるかと思いますが、
ドル円相場は結局、GW中も、118円から120円台のレンジを抜けていません。
今夜のADP雇用統計は予想が+20万人のところ+16.9万人で
ドル円相場はこの数字を受けて急落も119円台での推移にすぎず、レンジ内。
先週30日㈭には118.48円と118.50円を割り込む瞬間もあったのですが切り返しており、
昨日5月5日には、120.50円まで円安ドル高が進んでいました。
しかし、昨晩のNY市場で、米国の貿易統計の数字で
輸入急増を背景にアメリカの赤字額が、前月比43.1%増の514億ドルと、
2008年10月以来6年5カ月ぶりの高水準に急増したことを受けて、
今月末に発表されるGDP改定値で成長率は下方修正されるのではないか、
との思惑から、一転ドル売りが優勢となっています。
そもそも、先週30日に、ドル円相場が118.50円を割り込むところまで
ドル売りとなった原因も、29日に発表されたアメリカの1-3月期の
GDP速報値の悪化によるもので、
予想コンセンサスが1%のところ、+0.2% 、昨年第4四半期の
プラス2.2%から大きく落ち込んだことが嫌気されましたが、
昨日の貿易赤字の拡大で、改定値ではさらにこの数字が悪化するとの
思惑が広がっているようですね。今夜のダウは現在87ドル安。
GDP,そして今夜のADPの数字も奮わないことから米株は軟調気味。
しかし、Sell in Mayというほどのものじゃありません。
貿易赤字の拡大は、輸入が前月比7.7%と大幅増加していることから
昨今のドル高の影響によるものと見られます。
ということで、不思議とドルインデックスが100を達成してから
ドル高の修正が起こっており、これが、これまでの相場の逆流現象を
巻き起こしているというムードですが、
ただ、昨晩(5日㈫)はNY時間の朝方発表された4月の
ISM非製造業総合指数は5カ月ぶりの高水準となったことを受け国債が売られ
アメリカ国債10年債利回りは2.18%と約2カ月ぶりの水準まで上昇、
序盤は利回り上昇を材料にドル買いが進んでおり、
悪い数字ばかりではないため、ドル崩落とまでには至っていません。
つまり、ドルの修正とはいえ、リスクオフ相場に発展するようなものではなく
ガス抜き程度、、、って感じなのよね。
この修正局面が一時的なものなのか、長期かするかは
週末の4月分の米雇用統計の数字がヒントとなりそうです。
現時点での予想は、非農業部門雇用者数(NFP)は
23万人増程度ですが、一部のエコノミストからは、
前回の反動もあり30万から33万人の増加も期待できる
との見方もあり、ドルの下値を支えているようです。
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先月4月はユーロが月間ベースでほぼ5年ぶりの大幅高を記録しています。
ギリシャ支援問題を抱えたままですが、ユーロ強気派は
ユーロ圏内の経済状況を見直しており、
今週発表された3月のユーロ圏 生産者物価指数(PPI)は
2カ月連続の上昇を記録、消費者物価も近く上昇に転じる可能性を示唆
するものだったことや、欧州委員会が5日公表した春の経済見通しでも、
2015年の実質成長率を前回2月の見通しから0.2ポイント上方修正し
1.5%としたことなども、好感されています。
ユーロ安や原油安が域内景気の「追い風」になると評価されており、
ECBによる量的緩和政策、そしてギリシャデフォルト懸念による
ユーロ売りのトレンドから、ユーロを買い戻す動きに変化しているようです。
ユーロドルは、先週これまで長いこと上値抵抗だった1.10台を回復、
1.129ドル台まで上値を伸ばしています。
今夜のADPを受けてのドル安進行で、さらにユーロが買われていますね。
ギリシャ支援問題ですが、ギリシャのIMF国際通貨基金への
9億7000万ユーロの返済期限が12日に迫るなか、
IMFのポール・トムセン氏が、ギリシャが債務を軽減しない限り、
パートナー諸国はギリシャに対する資金援助を断つ構えを見せた、
と発言したとの報道で昨日はギリシャの国債利回りは急上昇しています。
IMFが支援を拒否し、欧州債権者が債務減免を認めなければ、
ギリシャが5月中にも資金が底つくとみられています。
5月11日にはユーロ圏財務相会合が実施され
ギリシャは欧州債権者と交渉する予定となっていますが、
現在のところ、支援合意は懐疑的のようです。
今日はユーロのチャートがテクニカル的に強いことからユーロ円を
134.44円でロングしてみました。
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それから、昨日5日、 オーストラリア準備銀行RBAは
政策金利を25ベーシスポイント引き下げ、
過去最低の2%とすることを決定しました。
利下げは今年に入ってから2度目、市場の大方の予想通りの利下げ。
声明ではは景気の一部改善に言及する一方、
「追加緩和が今後適切となる可能性がある」という文言が削られたため、
緩和サイクルが終了したのではないかとの思惑から、豪ドルは
利下げ発表直後こそ急落したものの、
その後は買い戻されて上昇が続いています。
チャートの形は非常につよそうですが、、、
利下げにもかかわらず豪ドル相場の水準があまり変わらない場合、
いや、むしろあく抜けで上がりそうね、上がっちゃったりしたら、
7月以降に追加利下げが実施される可能性は排除できないとの指摘も。
RBAスティーブンス総裁は豪ドル安誘導発言を繰り返していますので、
豪ドルロングは長く持っていると結構リスク。
ということで、豪ドルには触らず。
*********************
また、明日7日に総選挙を控えた英国ですが、
先週1日㈮に4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表され
7カ月ぶりの低水準となったことを嫌気してポンドが急落となりました。
過去2年あまりで最大の低下となったことで、これまで買われてきたポンドの
利食いが一気に入ったとみられますが、今週に入ってからは持ち直しています。
今夕には4月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が発表され
2014年8月以来の高水準となったことを受けて、ポンドが買い直されています。
明日は注目の総選挙ですが
キャメロン首相率いる与党・保守党と野党・労働党の支持率が34%で
拮抗していると伝えられており、いずれの党も下院定数650議席の
過半数を獲得する公算は小さいとみられているようで、波乱要因であることには
違いないのですが、これもまたチャートの形がいい。
ということでポンドドルを1.5196ドルでロング。
選挙前にリスクをとってしまった。。。。(^-^;
今のところちょっとうまく行きそうなのですが、
コスト割れでは潔く撤退します~
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2015年5月1日金曜日
4月30日㈭ 日経平均は▲538.34 19520.01円
29日夜の米1-3月期のGDPとFOMCと日銀の金融政策決定会合を
受けての下落です。あれほど警戒していた割には大したことがない?!
それとも、明日も下げて結局2万円が天井だった、ということに
なるんでしょうか。まだはっきりしません。
今夜のダウも弱く現在▲100ドル程度で推移していますが、
そうはいっても、ダウのチャートは完全にレンジの中での推移で
今夜の下落を以てしても、別段下落トレンド入りしたというわけでも
ありません。下手をすると、イベントをこなしてあく抜けで
また買われ直す可能性だって秘めたチャートに見えます。
日経平均とて同じこと。
今日の下落でもまだぜんぜんチャートが崩れたとは思えません。
500円を超える下落というのが久方ぶりではありますので、
ちょっとビビりますが、この程度の下落があるかもしれない、
ということは、イベントを控え、そして5月を控えて
皆さん覚悟していたことでしょう。
しかし、不思議なのはこれだけ日経が下げても崩れないドル円です。
118.50円はいったい誰が支えているんでしょう?!
貿易収支では3月黒字転換していますけど。
118.50円には何かがいる・・というような鉄板のサポート、
一度下がる可能性を見てドル円ショートを長く持っていますが、
なかなか報われませんね。
日銀の金融政策決定会合で現状維持が発表され
日経がさらに下げ幅拡大した際に、
ドル円も118.50を割りそうなムードだったのですが、
ここは謎の買い手に支えられ、
今夜、ドル円は119.88円までの上昇を見せています。
わけわかんないですねぇ。
明日5月1日金曜の東京市場でポジションを軽くしておかないと、
東京株式市場は来週7日木曜まで休場となります。
だから、明日の株も、新規の買い手は存在しないと思われ、
どちらかというと手仕舞い売りにおされて続落となるでしょう。
そうなれば普通に考えればドル円も下落する、、、はずですが、
今夜の119.88円までの上昇が謎すぎて、戸惑っております。
しかし、これだけのイベントをこなしても下げないということは、
もしかするとドル円はこの後のレンジブレイクは上方向なのかも
知れないなぁという気もしてきますね。
125円?ターゲットは分かりませんが、
何がキッカケで118.50を下抜けるのかが分からなくなってきました(^-^;
GWに入りますので積極的にポジションは取っておりません。
今日は19630円で日経をショートして買い戻すというデイトレは
成功しましたが、ショートを引っ張るのが危険な気が。。。
ドル円が崩れないんだもの。
難しい相場です(^^;
セルインメイは来るんでしょうか?
来るとしてもGW中じゃない気がしますね。
新規ポジションのアイディアなし。
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