2016年2月28日日曜日

先週末 2月26日金曜はNYクローズに向けてドル円が じわじわ上昇。

ドル円相場は114円くらいまで上昇して終末を終えています。
日経平均先物は 16410円。
26日の東京時間の 16188.41 円から200円強高い。
(くりっく株CFDは16300円台)

このNYクローズの感触だけを素直にみると、
週明け29日月曜の日本株は堅調スタートとなるでしょう。

ただ、NYダウは57ドル安と冴えないのが気がかり。
そして、、、G20ですね、もっと気がかりなのは。。。

日経やドル円が上昇して終わったのは
単純にG20を控えての売り玉の買戻しというだけのことかもしれません。
海外勢はかなり売り込んできましたから、リスクを避けるための
ポジション整理が起こっただけ、とも考えられます。

G20はというと、、、

日本が通貨の懸念材料に浮上、中国ではなく-G20 (1)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O37DJA6KLVR401.html

中国の人民元が主要議題の1つになると予想されていた。しかし、主要国の一部の当局者から懸念材料として指摘されたのは、日本の円と金融政策だった。

なんですと…?!

一方で中国人民元については

中国が自国通貨を押し下げ始めることはないとの確証を得たと言明した。中国の当局者は人民元が長期にわたり下落する根拠はないと繰り返し表明している。

だそうで、懸念は1/29のマイナス金利導入の日銀のサプライズで
混乱した通貨市場のボラティリティの高まりと、
新たな通貨安競争を招くリスク、ということですね。

ニュースのヘッドラインだけを見ると、週明けから再び
ドル円が下落しそうな不安に襲われますが^_^;

しかし、マイナス金利政策導入を批判、牽制したというものでなく
突然の発表に動揺したでしょ、今後通貨安競争になったら困るでしょ、
今後は緊密に連携をとろうよ、事前に通知しようよ、
ということなんじゃないのかな。

ということで過剰に悲観になる必要はないような気がしますけれど、
市場がどんな反応を見せるのかは、明日マーケットが開いてみないことには
正直ワカリマセン。

このヘッドライン報道に関しては過度な悲観は必要ないと思うけど…。

上海G20、市場安定へ政策総動員 通貨安競争の回避確認

http://jp.reuters.com/article/g20-china-communique-idJPKCN0W00O3?sp=true

報道の切り口によって印象が随分変わるということで。

ただし、こうして通貨安競争回避を確認しあったということは
自国通貨売り介入などはやりにくくなった、、、というか以ての外、
介入警戒というのがドル円の下値をサポートしていた、という
側面があったならば、その分の支えはなくなるため円高圧力が高まる、
という見方も出来るかもしれません。

また、この金融混乱を受けてG20で何かマーケットを安心させるような
協調声明が出ないかな~と期待していた向きにとっては
なーんにも出なかったわけで、むしろ日本に対して、
勝手に動揺させること、しないでくれる?と言っているわけで、
G20への期待で買い戻された分が、再び売られるリスクもあるかも^_^;

そして今週から3月期末入り。

日本勢としては、期末の為替レート、株価水準は少しでもあげておきたいと
いう心理が働くわけですが、海外勢がそれを潰しに来るようなやりかたで
大暴れすることがあると嫌ね。
邦銀は本決算期末という大事な時期であることから
トレーディングリスクをあまりとらないようにするため、
3月の邦銀トレードはあまり積極的でなくなるのだそうで、
そこを狙って海外勢が仕掛けてくるというリスクもある?!
という指摘も・・・・。


G20、他に注目すべき点は

英国のEU離脱、いわゆる「ブリグジット」問題ですが、
英国が声明での言及を強く主張したことから最終的な声明に入れられました。

オジボーン財務相の勝利。
これで、多少ポンドが買い戻される動きが加速する可能性が
あるような気がします。ということで、先週ポンド円の戻り売りに注目
していましたが、戻りは結構大きくなるかもしれない。
高値をひきつけてから売り参戦しないと危険かも?!

ポジションですが、ドル円を112.80円近辺で軽めにロングしたまま
週跨ぎ^_^;コワイですねぇ。

ドル円相場はWボトムで反転のように見えるのよ。。。
MACDも買いに優位なサイン点灯。

まだまだリスクが多そうですが、日経平均も重かった16300に乗せてきました。
今週の雇用統計を受けて再度安値更新というような暴落にあわなければ
115円を超える上昇があるんじゃないか、って気がするんですけどねぇ。

ユーロ円なんかギリシャ危機で売り込まれて94円まで下落したところから
アベノミクスで149円まで上昇したわけですが、
現在122.50ですよ。半値下げた計算。ここからの方向がどちらかはワカリマセンが
多少戻る可能性もあるのではないか、って気がしてます。

ただし、先に書いたように、環境としては厳しいことにかわりないです。
リスクは低めのポジションです。

今週は3月1日火曜がスーパーチューズデー
大統領選予備選のヤマですね。10を超える週での予備選で
大方候補者が決まるのがこの日だとされています。

週末3月4日は雇用統計。
米国サイドでの材料が多い週となります。

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2016年2月26日金曜日

よく考えてみればただのレンジよね。

買いだ、売りだと右往左往すると、このレンジで資金を失いそう。

日経平均は15500円台で買い、16200~16300円台で売り。

ってルール決めてできればいいのかしら(笑)

昨晩(24日水曜日)に15500円台まで売り込まれた日経平均ですが、

※米1月の新築住宅販売件数は 前月比▼9.2 予想以上の落ち込み。
 サービス業PMI 49.8で、2013年10月以来2年4か月ぶりに50を下回る。
→米株も売り込まれる、、、

引けにかけて原油が底堅く反発基調出ることからダウが反発。
意外と日経も戻っちゃって 15940 まで先物価格が回復。

今日25日㈭の日経平均は 16140.34 +224.55 で16000円台回復しちゃった。

昨晩、政府が5兆円規模の大型補正予算を検討している、って報道があったのも
日本市場の下支えとなったと見られます。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000069046.html

しかし、16300円を超えられる勢いはないのよねぇ。

NY時間に入って弱含み。
今再びの下落基調入りで、16000円を割りそう、、、

今夜24日は
1月米耐久財受注額 前月比+4.9%増(予想+2.7%を上回る)
変動の大きい輸送関連を除いた受注額 前月比+1.8%増(予想+0.3%を上回る)
などの指標の強さも確認されたのですが、ドル買いもほとんど見られず
米株は若干の弱含み。G20前で手掛けにくいのでしょうか?

というより、、、原油がまた反落してるわ。
原油の反落を嫌気してリスクが取れないのかもしれません。

この市場もまた、レンジなのよね。

急落こそ止まったけど、上がる材料に欠ける。
どこもかしこも同じ。
リスクオフ相場は一服も、リスクオンにはなれないセンチメント。

しかし、どちらかというと下落にバイアスがかかっているようで、
上値の重さのほうが気がかりな相場ですね。

ドル円はさらに上値の重さが深刻でレンジですら ない。
110円台の下限をかろうじて守っているという印象。

今日日経が16100円台まで戻っているならドル円は115円台くらいまで
戻っていてもいいチャートだと思うんだけど、
これは英国EU離脱のリスクでポンドやユーロから円に逃げている資金でも
あるんじゃないか、これがさらに円高バイアスを強めているのではないか、
って気がしていますが、ドル円が付いてこないと日経も上がりきれないですよねぇ。

かといって、この水準からショート構築するのも気が引けるので今は様子見です。

相変わらず金価格が下値が固く、再上昇の機会をうかがっているような
地合いであることも、気がかり。

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2016年2月25日木曜日

東京時間の年金と見られる買い、
欧州時間入りに、トレンドとは逆方向に一時的に上がる謎の買いに乗ると
ことごとく頭を叩かれる相場になっています。

公的資金は日本株買ってるみたいなんですけどねぇ・・・。

GPIFの2015年10~12月期の運用実績の公表が近づいています。
7-9月期は7兆8899億円の赤字でしたが、10~12月期は黒字となりそうです。
GPIFは昨年9月末時点で29兆円程度の日本株を保有しているのですが、、、
この1-3月期の運用成績は厳しいとみられます。

野村證券のアナリストは
昨年9月末時点のポートフォリオに占める国内株式の保有比率は
短期資産を除いて算出すると22.35%だったが、
直近ではその水準を若干下回っていると推測、
仮に3月末時点までに、目安とする25%まで引き上げるとすれば、
2/17時点のTOPIXをもとに試算すると、
3月末までに4.6兆円の買い余力が発生することになるとして、
株価の下落局面ではGPIFが日本株の下支え要因となってきそうだ、
って指摘しているんですけれど、こうした年金の買いが
海外勢の売りにさらされて溶けていくのを見ているとちょっと
腹が立ってきます・・・

どっちに?!海外勢にですよ。

今日は、米大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官が
新聞への寄稿の中で、
日本や中国などアジア諸国が過去数年にわたり為替操作で人為的に
米国の輸出価格を抑えてきたと名指しで批判。
「新たな監視体制や透明性確保などによりこの為替操作と戦う」
との方針を示したことも、嫌気されているようです。

クリントン氏も人気取りに出たわね。

日本が10日で10円もの暴力的な円高進行で
著しく疲弊している時期だというのに・・・。
 選挙を戦う身からすれば、日本の現状などどうでもいいんでしょうけど。

クリントン氏は民主党の指名候補選びでやや苦戦を強いられているため、
国内産業重視の姿勢を強調した有権者へのアピールとみられますが
現在の市場環境では米追加利上げ観測が後退していることから、
米国側からのこのような円安けん制発言は
さらなるドル売り要因となる可能性があるとの指摘も。

トランプ氏も日本を名指しで批判してるし。
次期大統領候補ってほんとキャラ強いわよ・・・
しかも、今回、誰になってもマーケットが崩れそうってどういうことよ。
腹が立ってきたーーー

日経平均とドル円相場はもぐらたたきみたいな相場になってきてい
大きく上昇する起爆剤がないと、だらだら下がっていきそう。

日銀の黒田さんにとっては1/29のサプライズマイナス金利導入が
起爆剤だった、、、とすると、もう起爆剤など存在しないじゃないか、
って足元見られちゃってるようなムードです。

消費増税再延期、参院選での自民大勝、そしてその後の大型補正、、、
というシナリオで日本株が見直されるシナリオもないではないですが、まだ先ですね。
マイナス金利だった、時間がたてば効いてくると思っているんですが、
とにかく、短期的に、足元のセンチメントはめちゃ弱い。

どうしたものでしょう。

CTAなどの海外HFによるHFTやアルゴ取引で日経平均のボラティリティは
すさまじいのですが、どうも海外の取引所には何らかの規制がかけられて
いるようです。詳しいことはわからないんだけど、回数ではじくとか?
システム的に制限がかけられているらしい(伝聞の類ですが)

ところが東証はまったくノーガードだとか。
だからそういうアルゴとかHFT?とか駆使して機械的にトレードする向きが
こぞって東証に入ってきちゃって、鉄火場になってる、という噂。

事実かどうかわからないんですが、
多くの関係者がそれを指摘しています。
もしこれが事実なら、ここになんらかの対処がなければ
やりたい放題崩されちゃう環境が続くんじゃないのかな・・・

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ユーロも安いわね。
これも英国のせいね。

イギリスが現実にEUを離脱すれば他の欧州諸国でも
ポピュリスト政党が勢いづいて、
EUとの間でのより有利な取り決めを求めたり、
EU離脱を目指したりする恐れがあるという懸念が広がってるみたい。

ドラギ総裁は3月の追加緩和を示唆していますが。
先週16日火曜時点のCME海外投機筋のポジション構成では
円は約5万枚の買い越しになっているのに対し
ユーロは約5万枚の売り越し。
ほぼ同量枚数も方向感は正反対。
要するにユーロショートの円ロングね。
だからユーロ円が下がっていくわけだ。

ユーロ円相場は1ユーロ=122円台へと下落。
これは2013年4月4日以来およそ3年ぶりの水準で
日銀が異次元緩和を始めた日以来の円高です。
異次元緩和後に進んだ円安・ユーロ高分のほぼ全てを失ったことになります。

ポンドも安い、ユーロも安い、円が高い、ってこれ、
欧州通貨から円に資金が逃げて来てるんじゃないの?

EU離脱問題が円高を招いている・・・って可能性もあるわね。

HFのせいばかりにしてごめんなさい。(東証のせいにまで。。。
そういう新潮流が生まれているのかもしれない。
だとするとユーロ円、ポンド円の売りってまだまだ続くかもね。
この先はその線で攻めてみようかと思ってます。

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それから、豪ドルが堅調です。

対ドルでは0.7240近辺、豪ドル円は一時82円台まで上昇しています。

その背景の一つに
鉄鉱石の価格が今年に入って大きくリバウンドしていることが挙げられます。

鉄鉱石価格は昨年安値から30%超の反発となっているほか、
中国の製鉄所が春節明けに操業を加速させていることから
需要拡大への期待が高まっているとみられます。

リスクオフ相場なら真っ先に売られた豪ドルが下値固いので、
だからこそ、日本市場が狙われてるって感じるわけですが、
この豪ドル上昇はどこまで続くか、ってのは鉄鉱石や原油相場も
あわせてチェックしておく必要がありそう。

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2016年2月24日水曜日

このブログ、昨日の深夜に書いたのですが、酔っていたのか?w
UPできていなかったので10時間遅れの内容ですが、今24日12:00に公開します。




今日(23日火曜)午前の日経平均の上昇も公的マネーだったと思われます。

ところが、、、その後の滅多売り。

16300円台での上ひげ。

その後現在3倍返しで日経平均先物が下落しています。
現在AM1:00で15800円台。

ドル円相場も弱いですね。
日経平均が買われてもなんだか上値が重い印象はありましたが
現在111円台。115円台までの道のりは日に日に険しくなっていきます。

米株はしっかりしています。
原油もまだまだ強気できるチャートではないにしても
下値は固くなってきています。

豪ドルは原油や鉄鉱石が戻り局面にあるからでしょうか、しっかりした推移。

通常なら日経平均やドル円が下落する「リスクオフ相場」ならば
豪ドルなどは最も売られやすい通貨ですが、豪ドルは割と強いんですね。
(豪ドル円ではなく、豪ドルドル)

ということで、全般リスクオフ相場ではないのです。
それなのに、日経とドル円が弱いんです。

一部情報筋によると、CTAと呼ばれる短期筋が日本株、ドル円相場で
売り仕掛けに精を出しているとか。
1/29のマイナス金利サプライズで相当やられたのを根にもっているのか^_^;

とにかく、日本市場を狙った向きによる執拗な売りにさらされている、
という側面もあるようです。

マイナス金利の効用はいずれ評価されるときがあると思いますが、
相当の時間が必要とみえてます。
短期的には、CTAの売り仕掛けに加えて本邦個人投資家らの日経ブルなどの
レバレッジがかかったインデックスのロングのしこり玉が
相場上昇局面でヤレヤレの売りに回る悪循環となっているとの指摘が。

16000円や15000円という重要節目を割り込む相場となり、
アベノミクス相場の終焉といった報道などもあって
投資家心理が悪化、戻り局面では個人がポジション解消の売り方に回って
仕舞うという皮肉な結果に。

今夜は西原宏一氏のセミナーでいろいろと教えていただいたのですが、
ここはサポートされるであろう、という重要な節目を割り込んでしまった相場
なので、投資家心理が戻り売り思考に転換してしまったことが痛い、と。

今現在の買い方は本邦当局、、、年金ですが、買える余地もそれほど大きくない
と思われ、パワー不足は否めません。
今日午前の上昇も勢いはありましたが、継続して買い支えてはくれませんでしたね。

ということで、日本株を支える材料がほとんどなくなったような印象。

原油と米株が強いということで、全般リスクオンになる可能性がある、
と予想した私も、今日の叩き売られ方を見て、完全に本邦当局の切り札が
なくなっているのを実感。
これがG20前であるせいだというのならまだ救いはあるのですが、、、、
(介入できる状況ではない)

少なくとも米国は今後の利上げの障壁となるドル独歩高を嫌がっていますので
日本が日本の都合で介入してドル高にすることを許さないでしょう。

米国にとってはドルが上がりすぎず下がりすぎない現状は悪くないのです。
日本は、、、このままいくと3月末決算が恐ろしいのですが
G20前とあって、身動きが取れないという状況を逆手に取られているような感じ。

2/11祝日の下落も、12日金曜のSQ前という特殊な状況で
日本市場と中国市場が休場でスッカスカの相場で売り仕掛けてきた向きが
ありました。とにかく、日本市場は言いように狩場になっているってことみたい。

テクニカルでみると完全に弱気相場入りなので、トレンドに逆らうべからず
なのでしょうか・・・・自信喪失。

今年何回自信喪失してるんだ・(>_<)・゜゜

ということで、16020円日経ロングは16300円まで高値があったにもかかわらず
利食いに失敗。16050円前後まで下げてから撤退。

112.92円ドル円ロングは112.50円割れで損切・・・ううう。

日経平均はやはり3番底を取りに行く可能性が濃厚なのかもしれません。
この相場でどうも嫌な動きが金でした。
あれほどの急騰を見せた後、リスク回避相場が沈静化しても
急反落とならずに高値圏でもみ合っている、再度上を目指しそうなのです。
金が下がらないということはすなわち、再度株安、もしくはドル安がくる
可能性を否定できないということなんじゃないか、、、、
って思っていたのですが、それが現実になるのかも。

ということで、金がこの持合いを上に抜けるようなら
日経も、ドル円も下落が加速するでしょう。
米株もまずいかもしれません。

とかなんとか書いていたら原油も戻りいっぱいか?
原油もダレてきちゃいました。

う~ん、どうするべきか。
迷ったら休むも相場ね。
ポジション作るとゆっくり眠れない日々が続きます(-_-;)
今夜はノーポジで寝ます。
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2016年2月22日月曜日

先週末19日金曜のダウも21ドル安と弱かったし、
日経先物も安く終わっていたので
今日の相場が朝から強かったのには驚きました。

おそらく公的マネー。。。年金でも出ていたんだと思われます。
そうじゃないとあんな上がり方しないわよね^_^;

ただし、月曜ロケット上昇でも長持ちせず、週後半には暴落する、
というパターンが、前にもあったために、後場からの値動きは慎重。

何か猛烈な買いが途切れた後は、午後は利食いが旺盛だった印象です。
これまでの嫌な記憶が抜けきらないのでしょう。

22日月曜 日経平均  16111.05(+143.88)

しかし、欧州時間から再び日経平均が上昇基調に。
その後の欧州~NY時間でさらに 16210円くらいまで上昇してます。

東京時間の上昇は、公的マネーが支えた可能性が高いですが、
欧州時間以降の上昇は、マーケット全般のリスク選好ムードが戻ってきた
ために、日本株にも買いが回ってきた、という印象です。

まず、原油が高い。

これといった原油買いの強烈な材料が出てきたわけではないのですが、
・・・・というより、4か国も産油国が集まって減産ならず、
過去最高生産の1月産油量に凍結とか、イランは凍結は約束せず、
週末にはサウジが減産はあり得ないとか発言しちゃったりとか、
センチメントが弱い中での一連の出来事であれば原油は暴落です。

失望の連続のネタが続いた先週の原油市場ですが、価格は崩れず、
むしろ週明けからしっかりとした推移。今夜は特に原油が強いわね。

これが、マーケット全般のリスク回帰につながってきているようです。


ということで、今日は東京時間の上昇を見て、また原油が下げにくくなって
きていることから日経平均を16020円でロング。
ドル円を112.92円でロングしています。


通貨インデックスを見てみると
EU離脱への階段を上り始めたイギリス、ポンドが急落。
ユーロやスイスフランなど欧州勢が弱く、
ドルやオセアニアなど資源系が強いという動きとなってきています。

豪ドルやキウイが強いのは原油が戻り基調を強めていることに
サポートされているのではないか、という気がしますが、
それならカナダがもっと上がってもいいんだけどなぁ、、、。

欧州系安のオセアニア+ドル高はしばらく続くのではないでしょうか。

ということで、豪ドルなどの押し目を拾うのも面白いかもね。

やはり、週末のG20に向けてはリスクオフムードは収まって
リスクオン気味の相場となりそうね。

今夜のダウも23:55現在で200ドル高です。

**************************************

さて、ポンドが暴落中です。

英国のキャメロン首相は先週末20日、
EUから離脱すべきか賛否を問う国民投票を6月23日に実施すると発表。

キャメロン首相自身はEU残留を訴えていく方針ですが、
なんとロンドン市長のボリス・ジョンソン氏がEU離脱を支持するコメントを出した。

だれそれ?

ってな感じよね。ただ、ロンドンの市長っていうんだから
この方の発言を甘く見てはいけないわよね。。。と思っていたら

西原氏有料メール配信でまさにロンドン在住の松崎美子氏


ボリスは、2008年から現職のロンドン市長に就任し、
その後、2012年ロンドンオリンピック、最近は自転車通勤の普及に
全力を投じ、彼が関わる全てのことが成功に終わっています。

たしか3年くらい前に行われた有権者の間での「政治家のランク付け」みたいな
新聞の特集記事があり、99%の政治家がマイナス評価だったのに対し、
ボリスはたった一人、プラス30という得点を得たことを
今でも覚えています。

この人は、次期首相になることは間違いありません。

とボリス氏の人物像についてレポートくださっています。

時期首相の最有力候補なんですか…。
その方がEU離脱を支持するですって?!

ということで、泡食って怒涛のポンド売り炸裂なわけね。

しかし、ここまで下げるとこの安値を売り込みにくい。
ということでポンドには手を出さずに置きます。

ポンド円週足などは三尊天井後の下落に見えて、まだ下がりそうですが^_^;

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2016年2月21日日曜日

先週は日経平均1000円の大幅高で始まって、12日金曜の下落が
セリングクライマックスだった可能性を期待させましたが、
週後半には株もドル円もダレちゃって、再び弱気が支配する流れ。

12日の日経平均15000円割れ水準(14865円)から16341円まで高値があり、
1500円近くは反発した計算ですが、19日週末金曜には15967円で大引け。
今回のド底からは1100円高ってとこか…。
16000円の大台をサポートできずに終わったのが残念でした。

週末のシカゴ日経先物は15825円まで下落したおり、週末の東京市場の
日経平均より140円ほど安い水準ですので週明け月曜日は軟調スタートを
強いられるでしょう…。特にドル円相場が弱いのよ。
週末112円台まで下落しています。

ドル円相場も110円台までのド底がありましたが、そこから2円高の水準に
あるわけで、まだそれほど悲観することもないのですが、
115円に到達できず114.80円台で力なく反落してからは
ずるずる下落する一方なのがいやね。

今回の110円の底値に対しての2番底を形成にしにいく動きなのか、
それとも、、、先週前半の反発は自立反発にすぎず、
今度こその大底、日経で言うと3番底を形成する値動きなのか・・・・
まだ強気は確信できない環境です。

※日経平均日足チャート



日経のチャートを見ると、8月のチャイナショック時は
3番底までカウントしてからの本格上昇でした。
底入れが常に同じチャートパターンになるわけではありませんが^_^;

今回もそのシナリオなら14000円前後までの下落シナリオも想定され、
もし、今全力でロングしているポジションがある、という方は
コストまで下げたら、潔く一旦撤退して、
下値模索の相場をレバ軽めで打診買い、というように柔軟にポジション
コントロールすることが求められます。

コストまで下げたところで撤退すれば損失は手数料分だけですし、
もっと安いところで買い直せばいいんです。
アゲインストポジを保有したまま下落に耐えるより
よほど楽です。その代り急反騰する際の一番おいしいところを
取りそびれる事も多いので、損失も少ない反面利益もなかなか出にくい
ということもあるんだけど…。

というわけで、ドル円113円台のロングは一度撤退。
日経平均15740円ロングはまだ継続、
ユーロドルの1.122ショートも一度やめています。
ほぼコストで降りてます。

ド底で買ってド天井で利食うなんてできないわよね。
こういう急落、急騰局面はボラが上がるので、ほんとに上手にポジションコントロール
しないと、自分の見通しがあっていても、エントリータイミングによっては
資金があっという間に吹っ飛びます。

短期トレードが上手な方はこのハイボラをスキャルピング、デイトレで
取ることも可能でしょうから、短期筋にとっては儲けが大きく出る相場なんだけどね。
私はそんなトレードはできないなぁ。。

ドル円が弱いのは、まだリスクオフムードが完全に払しょくされていない、
ってことの証左かもしれません。金が短期的に天井に見える値動きだったのに
なかなか下がらず、さらに上昇しそうなムードであること、
ユーロドルも同様になかなか下げないことも、同様の理由でしょう。

一つには、サウジ・ロシア・カタール・ベネズエラ4か国合意で
1月生産量に生産量凍結、という中途半端なニュースにも
買いで反応した原油相場が、そのまま強気を継続できずに週末かけて
下落してしまったことが挙げられるでしょう。

なんと、サウジがわざわざ「減産の用意ない 自国シェア守る」と発言。
~ジュベイル外相
 http://jp.reuters.com/article/saudi-oil-idJPKCN0VR2GX

そもそもわかっていることとはいえ、今週の4か国での新たな増産停止合意の
直後にこんなことを言ってマーケットを冷やすこともなかろうに、、、
とは思いますが、サウジにとっては、原油があんまり上がってしまうと
目的であるシェール潰し貫徹に時間がかかってしまう、ということなんでしょう。

他の産油国のことなんかまったく考えてませんね、これ。

原油が週末にかけて弱含んだことが、円高、ユーロ高、金高の相関となって
先週末はリスクオフムード再燃??って感じで終わったんだけど。
新たな弱気材料が飛び出したわけではないので、
それほど悲観することはないと考えています。

①週末金曜は米国の指標はよかったのよ。

1月米CPI消費者物価指数統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除いた
コアCPIが4年5カ月ぶりの大幅な伸び。

http://jp.reuters.com/article/jan-us-core-cpi-idJPKCN0VS24B

米利上げの可能性も残されています。

②26日(金)~27日(土)中国・上海開催のG20財務相・中央銀行総裁会議

世界的金融市場混乱につき、マーケットに対して協調し対処する、
というメッセージや協調姿勢が示される可能性にリスクオフムードが後退
していく期待もあるかな??

中国に対しては構造改革が求められた経緯がありますが、

日本に対してはも大型の景気対策の発動を求められる可能性がある。
10-12月期の実質国内総生産(GDP)成長率が前期比年率で1.4%のマイナ
ス成長に落ち込んでいるだけに、なおさら官邸は本来的には経済成長を重視す
る姿勢が強くなっておかしくない。

③3月5日(土)中国の「全国人民代表大会」

来週末ではありますが、
習近平氏は2020年のGDPと国民所得を2010年比で倍増させる目標を掲げています。
現状では達成困難。この中国のビックイベントで、大きな景気浮揚対策が
出るかも、、という期待があるようですが、どうでしょうか。
内容によっては失望にもつながる可能性は否定できませんが、
この全人代に向けては売りにくいセンチメントとなるのでは?

ということで、週初の弱気の安値を拾っていくつもりで
短期的な底入れを見込んでの強気スタンスは継続。

※中期的相場では昨年高値が大天井の可能性は否定できす、
この戻り相場(まだ戻ってないけど^_^;)が取れればどこかで利食って
今年の安値を取りに行く再下落に備えるという相場感でおります。

*****************************

英国のEU離脱の国民投票期日が決定しました。
6月23日㈭です。

英国はEUにとどまり建設的役割を

http://www.nikkei.com/article/DGXKZO97524840R20C16A2PE8000/

 欧州連合(EU)はブリュッセルで開いた首脳会議で、英国の離脱を回避するために検討していたEU改革について合意した。これを受けてキャメロン英首相は、EU残留か離脱かを問う国民投票を6月23日に実施すると発表した。

このEU離脱問題をも織り込んで下げていたポンドは
この発表が材料出尽くしで買戻しにつながったのでしょうか。

ポンドドル15分足を見ると、、、ポンド上昇して終わってますね。

決してEU離脱の可能性が高いとか低いとか、そういうことではなくて
まずは1歩進展があったことで、ショートカバーという動きだと思うので
EU離脱でポンド高の相関かも?と早とちりしないことです。
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2016年2月19日金曜日

2/18㈭ ちょっと不思議に見える値動きです。

日経平均株価は 16196.80円 △360.44円 △2.28% 強かった!

しかし

ドル円相場は113円台へと反落したまま軟調推移。

株高でも円安ドル高はあまり進んでいません。

株高の背景は米株高と原油価格。
イランの生産凍結合意はなかったものの
4か国生産凍結を歓迎する、といった中途半端なニュースにも
ポジティブな反応を示し原油高となったことを受けて
石油関連株中心にリスクテイク局面入り。

今夜18日㈭の米株市場は現在20ドルほどの下落となっていますが、
株安という印象はなく、利食いかな~っていう程度ですね。

株が全般下値堅いなかで、ドル円相場は揉みあいに入ってしまって
方向感がありません。今日の日経350円高があったならば
114円後半から…115円をトライする強さがあってもいいんじゃないか、
って気がしましたけれど、なぜに為替はドル高にならないんでしょうか。

しかし、この状況はFedにとって好都合ですね。

株が安定してきて株高基調、しかしドル高はそれほど進まない…

利上げしやすい状況ではありませんか。

1月から米株が急落したら、利上げできないんじゃないか、って声が高まりました。
12月利上げして、米利上げを理由にドル高が進んで、ドル高を嫌う
米輸出産業セクターからはドル高への懸念、不満が大きくなっていました。
そのドル高が1月~の金融混乱で多少修正されたのです。

米株しっかり、ドル高是正、これは米国利上げには好環境です。

このまま3月のFOMCまで株価が安定して推移できるなら、
そして急激なドル高が進まないのならば
3月も米国は利上げに踏み切る可能性は低くないと思っています。

市場はまだその可能性を織り込んでいません。
だからドルが上がらないのだと思います。

つまり、110~113今113円台でドルを拾えるなんて
後から見たら絶好のチャンスだったのではないか・・・

って気がしているのですが、

これは私のポジショントークに過ぎないのかしら、、、
いずれ答えは出るでしょう。

現在米国債券利回りは ドル円が110円を付けた2/11を底に
17日水曜にかけて反発していたのですが、
今日は反落気味。2番底をつけにかかっている印象。

自律反発の域は出た、ということならば、ここからが本番ね。

債券市場への資金流入がまた加速し、米金利下落からドル円下落ということが
起きるのか、それとも程よい調整後、再び米金利上昇となるのか…。

この調整局面でドル円相場が112円、111円台へと下落するようなら
少しづつ買ってみようかと考えています。

そもそもの日経ロング、ドル円ロング、ユーロショートは継続のまっまです。

ただ一つ懸念材料。

今夜金価格が急反騰しています。

短期的には大天井で1120ドルくらいまで下がるだろうと
思っていたのですが、1263ドルから1190ドルまで73ドルも下げていたのに
今夜は1225ドルまで急反発なんですよ…

金価格が上昇するときって、いいことないのよね^_^;

この値動きの背景が見えないのがコワイ。

ただ、米株も、日経もドル円も、それほど大きな下落にはなっておらず
調整の範囲内なので、まだ、リスクオフに転じるほどではないかと
見ているのですが、さてさて。

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2016年2月18日木曜日

今夜はなぜか原油が上がっていてリスクオン気味。

16日、ドーハでのサウジ、ロシア、カタール、ベネズエラ会談では
協調減産の期待があったにもかかわらず、過去最高水準の生産量であった
1月の生産レベルに凍結で合意。それも他国の合意があればとの条件付き。

イランが合意するわけがない、という市場の失望から16日の原油価格は
再び30ドル割れへと急落したのですが、今夜17日、やはりイランの説得にも失敗。

イランのエネルギー相は正式に生産量凍結(1月レベルに維持)することへ
参加するかしないかという表明はさけ、「OPEC、非OPECの協力を支持」
というコメントにとどまっています。

予想通りではありますが、イランの合意にこぎつけることが出来なかった・・・・
にもかかわらず、原油が上がっているわけです。

原油市場が何を指標に動いているのかわかりませんねぇ…

合意に至らず、というようなネガティブな報道ではなく、
生産枠凍結の決定を歓迎する(イランはそれに合意しないけど)
との前向きな報道になっていることもミソですが、

相場が上がりたがっている・・・?!

こういう時にはこんな風に考えます。(Ф∀Ф)

ダウ平均も今夜は100ドル超の上昇です。
日経平均先物も16100円台を回復してきました。
ドル円相場も114円台です。

日経平均、東京時間の現物市場ではさすがに3日ぶり反落となり
今日17日水曜日は ▼218円07銭、1万5836円36銭。

月曜、火曜の2日で1101円上昇していたのですから218円くらい下げても
何も不思議はないですね。今日は昨日の原油減産への期待剥落で原油が下げて
NY時間の取引を終えたことや、中国軍が南シナ海の西沙諸島に
地対空ミサイルを8基配備したと報じられたことも重石となったことで
一時は400円安まで下落したことを考えると下げ幅は縮小した感もあります。

確かに今日の東京時間から欧州時間にかけては弱かった相場ですが
先週のような暴落ではなく、調整(押し目)の範囲内。
先週ドル円が115円を割り込んで、日経が16000円を割り込んだところから
総悲観が市場を覆い、トレーダーらが戻り売り思考に転換。
それを仕掛けたのはヘッジファンド勢。
そういう地合いを醸成したかったのだと思います。SQに向けての仕掛けも
あったかと思いますし、ヘッジファンドの45日ルールで考えると
15日までに解約に応じた売買が膨らむ時期でもありました。
日経平均リンク債なども確実に狙われましたね。

こうした投機筋の仕掛け的な売りも、SQ通過、2/15通過、そして
日経平均15000円割れ、ドル円110円台まで叩き落したことで
ひとまず満足した(やりつくした)ものと思われ、
後は、弱気になった相場を粛々と拾っていくのではないだろうか、、、
ってのが私の個人的な妄想シナリオです。
ポジショントークですが^_^;

それと、今日見つけたニュースですが、

米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社
バークシャー・ハザウェイが

2015年10~12月期に石油・天然ガスパイプライン大手の
キンダー・モルガンを新たに取得(約450億円)

「永久保有銘柄」とされる米銀のウェルズ・ファーゴを
9月末と比べ941万株多い4億7970万株まで増やした。


米著名投資家のジョージ・ソロス氏が率いるソロス・ファンド・マネジメント
2015年10~12月期に米石油サービス会社のベーカー・ヒューズ株を新たに取得。
(36億程度)
石油・天然ガスパイプライン大手の米キンダー・モルガン株も新たに5万株保有。

これらの報道は、16日に米証券取引委員会(SEC)に提出した
四半期の保有有価証券報告書から明らかになったもので、
こうした事実に米株が反応している可能性もあるのかな…?って気もします。

この事実で原油価格までは動かないでしょうけれど^_^;

昨年の第4四半期のこととはいえ、こうした動きが継続している可能性も
考えられますよね。ということで、著名投資家がエネルギー関連銘柄を
物色し始めたってことがエネルギーセクターの底入れ近し?!という
心理好転につながっていくかもしれません。
憶測にすぎませんが。。。

15800円台で引けた日経平均も、今夜の米株高、原油高を好感すれば
明日再び16000円大台回復できると思われ、
やはり、リスクオフムードは完全に払しょくできない地合いながらも、

相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち~byジョン・テンプルトン

の段階に入っていると思われます。(ポジショントーク^_^;)

日経、ドル円ロングとユーロドルショートは継続です。
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2016年2月17日水曜日

ここからのトレードは迷うとこよねぇ。。。

戻り売りなのか、押し目買いなのか。

まだ市場は弱気が支配しているように感じます。
つまり戻り売りが多い印象。

急落の最中の2/8~2/12までの空売り比率は40.5%でしたが
今日42.1%に急上昇してます。
過去5番目の高水準まで上昇。
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/short-selling/nlsgeu000001g54o-att/160216-m.pdf

売りが膨らんでいるということは、買い戻し圧力も大きくなっている
ということですので、将来の値上がり材料となってきます。

昨日15日月曜に1000円もの上昇となった日経平均、
今日は下落すると見た投資家が多かったということでしょう。

実際、日経平均はマイナス圏とプラス圏を行ったり来たりしながら
最大で16300円台まで上昇する強さも見せましたが、も終わってみれば

16054.43 +31.85 30円高にまで上げ幅を削って大引け。

その後の欧州市場で反落に転じ、15700円台まで下げてしまっています。

ドル円相場も114.86円まで(115円までもう1歩)上昇し
欧州時間には113.59円まで値を削りました。

そんなに簡単にぐいぐい上がりませんよね。
月曜1000円も上げた相場ですもの、押し目もほしいででょう。

週足のドル円相場チャートが三尊天井を付けてネックラインを割り込む
下落となっていることから、この相場105~106円まで下落するという
予想が出てきました。テクニカル的にはそうなんですが、、、。

今日の欧州時間には期待が高まりつつあった産油国の減産合意は難しく、
1月の水準に生産を凍結することに合意した、というヘンテコなニュース。

サウジ・ロシアなど4カ国、生産水準の凍結で合意 イランと協議へ

http://jp.reuters.com/article/oil-output-idJPKCN0VP0YA

サウジアラビア、ロシア、カタール、ベネズエラの4カ国は16日、原油生産を過去最高に近い1月の水準で凍結することに合意した。他の主要産油国が追随することが条件。


なんか、日銀の補完措置を思い出す・・・わね。
減産ならぬ、1月の生産水準に凍結ですか。そんなの初めて聞いたわ。

如何に米国以外の産油国が協調して減産することが難しいか露呈しちゃった感。
ようするに手詰まり感。。。

ということで、期待で31ドル台にまで上昇していた原油が28ドル台まで
急落しちゃいました。これが欧州時間以降のドル円や日経の下落の一因だった
と思われます。原油安はまだリスク要因として働くのね。。。

しかし、今夜のプレジデンツデー明けのNY市場では株は強く、
原油安など影響していない。なぜか日経とドル円だけは下がる・・・
2日続けて1000円超えの上昇だったために利食いも出たか。

戻りを売り参入している新規筋もあるかと思われます。

強気と弱気に見方が割れる中で、リスク回避相場は続いているとして
戻りを売るのが正解か。12日の下落でセリングクライマックスはみた、
として押し目を買うのが正解か、、、まだわかりません。

私は昨日のポジションすべて継続です。
(日経、ドル円ロング、ユーロドルショート、ドル建て金ショートもアリ)

**************************************

今日は夕方からポンドが急落。

1月英消費者物価指数(CPI) 前月比▼0.8%(予想▼0.7%を下回る)
1月英小売物価指数(RPI)前月比▼0.7%低下(予想▼0.6%下回る)

インフレの兆候なし、利上げ期待はまたも後退、でポンド売りとなり、
今週18日~19日の欧州連合(EU)首脳会議への警戒も織り込まれ始めたようです。

このEU首脳会議ではキャメロン英首相が提出しているEU改革案に関して、
英国とEUの間で何らかの合意が出るか注目。
合意となればEU離脱の国民投票実施へ前進、ポンドは売られやすい。

英テレグラグは合意が形成されればキャメロン英首相が
週内にも国民投票を呼びかける可能性もあると伝えています。

というわけでいよいよEU離脱を問う国民投票実施に向けての警戒が
ポンド安となって織込まれ始めた印象ですが、どうなるかはEU首脳会議の結果待ち。

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2016年2月16日火曜日

先週12日金曜がセリングクライマックスでは…と思っていましたが、
週明け15日月曜の日経平均、まさか1000円超えの上昇となるとは…

15日月曜 日経平均  16022.58(+1069.97)△7.16%

なぜ、こんなに上がった?!

一般に解説されているのは

・週末のNYダウが313ドルの大幅高
(1月の小売売上高で自動車や外食など変動の大きい項目を
除いたコア売上高が予想以上の増加を受け)

・ドイツ銀行が自社債券を買い戻すと発表
(30億ユーロのユーロ建て社債と20億ドルのドル建て社債)

・6日連続で下げていた原油相場が反発

・衆院予算委員会で26-27日開のG20では世界情勢について、
しっかりした対応をとってもらいたいと語った

・春節明け上海総合指数はマイナス圏推移となるものの
5日の終値近くまで下げ幅を縮小で警戒感後退

とかなんとか解説されていましたが、
どれもこれも、本質的な材料には見えません。
ダウが300ドル戻ったくらいで、日経が1000円超えの上昇になるでしょうか。

だって今日は、ネガティブニュースだって結構あったのよ。

◆中国1月の貿易統計=輸出と輸入の前年比の伸びがいずれも2ケタ減。
外需の不振と内需の停滞をあらためて印象づけた。

◆2015年10~12月期のGDP実質国内総生産は2四半期ぶりにマイナス
前期比0.4%減、年率換算では1.4%減

地合いが地合いなら、今日のニュースを総合的に見れば1000円上昇はないわよね。

何が言いたいかというと、、、

ドイツ銀行問題、マイナス金利の副作用、原油安、中国景気減速リスク、、、
何の解決もないから戻り売り、という相場観はリスクだということ。

ファンダメンタルはほぼ関係ない動きだったとするならば、
ファンダメンタルの改善がないから戻り売りというシナリオ通りには
行かない可能性が大きいと思うのね。

単純にリスクオフ相場ということで売りまくった投機筋が
本日のプレジデンツデーでの連休を前に12日金曜欧米時間に買戻しに動いたという
側面が大きかったものと思いますので、連休明けの欧米市場を見ないと
何とも言えませんが…。

しかし1000円上昇は暴力的よね。
これじゃ売り方はこぞって踏み上げられたことかと思われますし、
新規で買いたい向きもなかなか買えなかったことかと思います。
私もどこで乗るか相当迷いました。
(日経15740円でドル円113.67飛び乗り^_^;加えて1.122でユーロドルショート)

高いところで買うのは勇気が入りましたが、
週末半日潰して考えに考えて、週明けからリスクをとる方向での戦略に
切り替えていましたので、エイヤと。

ユーロをショートしたのはテクニカル要因+金価格を見て。

ドル建て金価格は、12日金曜に天井を付けたような形状となっていました。
上髭の長い大陽線。ヒゲ部分だけで20ドル超です。
なかなかこんなヒゲは見られません。天井の可能性大・・・・

※ドル建て金価格チャート


となると、株などのリスク資産が買い戻される可能性が大きいわけで
これがドル円、日経ロング時に勇気がでないところを
背中を押してくれる材料となったわけですが、
ユーロショートも同じく。

ユーロドル上昇とドル建て金価格上昇は基本的に順相関。
金が下落すればユーロドルも下落します。

そして、このチャート。ユーロドル日足。
これまでの上昇トレンドの下値サポートラインが
今回綺麗にレジスタンスになって下落している。
ユーロはこのまま下落トレンド入りする可能性大。



ということで、ユーロ売り、金売りのトレンド開始ということは
株買い、ドル買いのトレンド開始ということかと思っています。

ただし、金価格はユーロよりもこれまでんの上昇が大きく、
ピンクのラインが下値をサポートして、再上昇するかもしれません。
さすがに大底はつけたと思われ、ピンクラインまで下がれば
再度買われるんじゃないかな。

ユーロドルのほうは、新たに引いた細いピンクの下値ヲサポートする
上昇トレンドサインまでの下落というイメージかな。
金と比較すると今回の上昇でも新高値をとっていないので、
ユーロはそれほど強い上昇トレンドではなかったのよね。
だから、もし、アメリカが粛々と利上げして、ECBが更なる追加緩和に
踏み切るという従来のシナリオに戻れる安定した相場が戻ってくるなら
ユーロはパリティ方向に動き出すということになります。
その代わりにドル円やクロス円が大きな上昇となるでしょう。

まわりを見渡すと、まだ戻り売り目線が多い気がします。
だからこそ、買いスタンス継続でOK
皆がしかたなく買いに転じたら一度利食い場かな。
それは今週中にくるかしら?
少なくとも、今週前半は強気でいいと思っています。

あ、私が自信を持ち始めると逆行することも多いので
ポジションは慎重に、、、コストではさっさと撤退して様子見姿勢で。

流石に今夜はプレジデンツデーでNYは小動きかと思いますが・・

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2016年2月14日日曜日

中国が春節休場で穏やかな1週間となることが期待されていた2月第2週。
中国ネタがなくても世界の株価は下がりに下がって日経平均は15000大台割れ。
穏やかどころか先行き真っ暗、リーマンショックを超えるレベルの恐慌入り、
という指摘も出始めました。先週はドイツ銀行のデリバティブ問題でしたね。

私も10日までは楽観していたのですが、11日日本の祝日の下落と
12日の東京市場を見て脱力、こりゃダメだ、、、とかなり弱気になったのですが
(11日には日経ショート、ただし12日の東京時間に買戻し)
この土日に冷静になっていろいろ整理していると、
この総弱気、総悲観は買いなんじゃなかろうか、という気がしてきます。

そして、FRBの3月でのFOMCでの利上げの可能性はほぼゼロになっていますが、
これも、3月のFOMC時点までにはあっけなく相場が回復して
意外に粛々と利上げするんじゃないか、って気がしてきました。

実は先週はイエレン議長の議会証言にばかり注目が集まっていて
半期の金融政策報告書の内容ってあまり話題になっていなかったのですが、
これをみると、FRBはこの程度の米株安はあまり問題視していないようです。
むしろ、健全性が高まったと?!

株安、健全な資産市場の兆候か=米FRB報告書

http://jp.reuters.com/article/frb-report-idJPKCN0VJ2RZ

~最近の金融ひっ迫化がもたらすプラス面には、
資産バブルの芽を摘んだことも挙げられる~。


米国の利上げを巡って昨年2015年は、新興国からドルに資金が還流、
ドル資産高となり、株式も利上げが実施された割には調整も小さかったのですが
今回程よい調整が来てくれたおかげで、今後の利上げでさらにドル高となって
ドル資産がバブル化するのを防げたわね~ってことが言いたいみたい。

これまでは株価がバブル的に高騰していた状態にあったのが、
今回の急落を受けて、PERが過去30年間の平均値に近い水準にまで低下。
理論的にかなり割高な株価が健全な水準になったということのようです。

これが2016年年4回利上げを見通しているFRBにとっては
この惨事でも「そう言わざるを得ない」だけなのか
(この混乱でFRBまでもが弱気になれば世界はもっと混乱する)
それとも、ここに核心があるのか、判断は難しいんだけど、、、。

随分楽観的というか、世界の金融混乱に対しては他人事ですよね。
これぞ、アメリカなのかもしれません。

*************************************

米国がそれほど動揺していないようだ、ということもそうなのですが、
日本当局もそれほど動揺していないように見える、ということも不思議です。

日経平均15000円、ドル円110円というレベルにまで急落してきているのに
12日金曜、黒田日銀総裁、浅川財務官が官邸入りしたにもかかわらず
何も出てきませんでした。財務官ということは財務省、
つまり介入を管轄するところなわけで、すわ介入か、との期待も高まりました。

この二人が官邸に入ったというニュースで一時買い戻された日経平均と
ドル円相場は何もないことに気が付くと再度売り直されたのですが、
本当に喫緊を要する事態だと考えているのなら
口先だけででも何か相場を支援するコメントを出すんじゃないかな…。

それをしないということが、もうカードがない、手のうちようがないからだ、
と解釈するのが正しいのか、それとも、何かを確認し一定の認識を共有する
ために集まったが、現時点では悲観する事態ではないということを示している、
と捉えるべきか、まあ、、、、だいたいは前者でしょうね。

日本が単独で介入しても効かないだろうし、
銀行が売られ、米債に資金が逃げ、日米金利差縮小で円高となっている
この状況下でマイナス金利拡大なぞ出来るワケがなく、
日銀のできることにも限界が見えてきた、というのが
現時点での一般的な解釈です。

しかし、予期せぬ事態で本邦当局が手をこまねいているというようには
見えないのよね。まずは週明けの春節明けの中国市場待ちなのでしょうか?

*********************************************

原油価格も安いですし、原油安によって損失を被るであろうセクターの
破綻リスクなどで短期的なパニックは免れないにしても、
そうした資源関連企業の淘汰、統合が一巡してしまえば
原油安というのは超長期的には経済にプラスなはずです。

OPECなどの産油国にとっては厳しい時代となるでしょうし、
オイルマネーが支えてきた分の株価の剥落はまだ続くかもしれませんが
彼らも原油価格が上がらない中にあっては収入減が続くわけで
今後原油収入意外にどのように収益を確保していくか、
という視点で考えれば、ある程度の運用を継続せざるを得ません。

やはり、安くなった資産に再び買い参入することもあるんじゃないかな。
これまでの下落の過程では、利食いで売ってきたわけです。
パニックが沈静化すれば再びオイルマネーとて動きだすでしょう。

********************************************

・・・・とかなんとか考えていると、この安値を売りで考えるより
買いで考える方がリスクが少ないような気がしてきました。

更なる下落のリスクは、山ほどあります。
ドイツ銀行の問題、春節明けの中国市場、米国利上げが失敗だった可能性、、、
あらゆるネガティブシナリオがあちこちで解説されています。

私も、今週の前回(11日)までのブログは悲観まっただ中でしたね^_^;

世界の中央銀行の政策が効かなくなってきた、という点においては
不安はありますが^_^;これも、まだ1~2か月の相場で判断することは出来ませんよね。

もし、米国が資産が健全性を増した、というのが真意なら、
バブルを恐れて利上げに躊躇することはあったかもしれないが、
今回の下落で一定のドル安、株安となったことで逆に利上げをしやすい
状況になったと受け止めることができるわけで、
米国は利上げ見送りどころか(私も今週は利下げしないとだめなんじゃないの?と
思っていましたが)利上げの方向で考えていることに変化はない、ということになります。

さらに、米国が今後実際に利上げに踏み切れる時には
日銀のマイナス金利効果がWで効いてきて、猛烈な円安ドル高となる可能性も
あるんじゃないか、と思ったりするわけです。

大倉キャプテンも週末のセミナーでマイナス金利効果はこれから、
と指摘されていましたね。大倉さんのセミナーでいろいろとお話するうちに
私も、この先の悲観はリスクであると考えを改めるに至りました。
キャプテンはしっかり11日のドル円急落時の安値でドル円ロングしていますね。

キャプテンと話しているうちにパニック頭が冷静になってきた、
という点が大きいですが、この上昇シナリオが間違えていたとしても
少なくとも10日で10円下がった相場の揺り戻しは起こるでしょう。

*********************************************

12日金曜の日経平均株価は 14952.61 ▲760.78
15000円割れです。。。。



しかし12日金曜の欧米市場ではリスク回避ムードが後退。
ドル円相場は113.20円台、日経平均先物も15280円まで上昇しています。

週明け15日月曜がプレジデンツ・デーで米国市場休場となるのを控えて
買戻しが入ったということかな。だから、まだまだ買い場はあります。
焦らず下がったら買おうと思ってます。。。。

日経平均、12日には騰落レシオが57%まで上昇。

1023銘柄が新安値示現。

東日本大震災後3/15のパニック売り時の1048に並ぶ水準にまで
売り込まれました。

東証1部売買代金は4兆円超え。4兆円超えでは転換していることが多い。

売買高推移をみても、
12日がセリングクライマックスであった可能性が大きいように見えますね。
去年のチャイナショック時の8月25日に並ぶ水準にまで膨らみました。

日経平均のチャートを見ていると、足元はセリングクライマックスの可能性大。

今年の大底かどうかはまだ確信はありませんが、一度戻る局面では?!

週明けの中国市場明けには乱高下もあるでしょう。
来週以降は安値を惹きつけながらドル円、日経を拾う所存。

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2016年2月12日金曜日

日本の祝日ってホント荒れるわよね・・・・。

明日の株式市場オープンが怖いです。

「レベル感」ってのを捨てないといけない
「リーマン級」の危機に発展しつつあるようです。

つまり、まだセリングクライマックスは見ていない、ということ。

昨晩と今晩の上下院のイエレン議長の議会証言ではマーケットに
フレンドリーな発言が出て、下げ止まるかも、、、という期待があったのですが、
決してイエレンさんの失言があったわけでも、失望されたわけでもないのに
マーケットは大きく崩れていきました。

米FRB議長の議会証言:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/instantview-yellen-testimony-idJPKCN0VJ1SQ


・景気の先行き不安が高まった場合に追加利上げの方針を見直す可能性がある

という発言などはハト派的だったと思うし、

・FRBがマイナス金利導入できない理由は知らない

なんだか回りくどい言い方ですが、柔軟性をアピールした形よね。
しかし、

・FRBは2010年にマイナス金利は効果ないと懸念した

と質疑応答での回答コメントがあり、マイナス金利については
やんわり否定といったところか。

基本的には

・国内外の動向を注視

のスタンスを強調するも
明らかに今後の利上げの可能性を否定するものではなかったという
無難な内容だったかと思います。

つまり、イエレンさんがどのように発言しようとも
マーケットは崩れたんだと思う。

***************************************

とにかく世界中の金融機関の自己資本比率が問題となっているようです。

今週になってマーケットを崩す一因となったドイツ銀行は
COCO債(有事に株式に転換するという条件付きの債券)が問題だったと
みられますが、これをドイツ銀行自身が買い取ることを表明したことで
10日の市場は一時的に落ち着きを取り戻していたんだけど、、、
やはり、そういう局所的な問題ではない模様。

コラム:問題児に転落したドイツ銀のハイブリッド債
http://jp.reuters.com/article/column-deutsche-bank-hybrids-idJPKCN0VJ04M


今夜はそのドイツ銀行はじめバークレイズ、クレディ・スイス
ソシエテ・ジェネラルなどなど、(そういや日本の銀行株もひどいですよね)
世界中の銀行がだめ。ドイツ銀行は年初から40%もの下落になってます。


コラム:銀行株総崩れ、最大の原因は中央銀行か
http://jp.reuters.com/article/global-markets-breakingviews-idJPKCN0VI03W


↑これは9日のコラムですが

・コモディティセクター投資で傷んだ可能性
・資源国政府系ファンドの銀行株売却
・イールドカーブフラット化で利ザヤ圧迫
・景気減速による不良債権増加リスク

などが指摘されていますが、それに加えてドイツ銀行の例にあるような
ハイブリッド債などのリスク全容が見えてこないことで
不安が拡大しているんでしょう。

金融機関がだめ、っていうのは
サブプライム~リーマンショックの時もそうでしたし
欧州債務危機の時もそうでした。
どちらも世界の株式市場はヒドイ下落に見舞われましたし
為替市場では円高となりました。

現在も同じことが起こっているようです。
リーマンショックの時は、リーマン・ブラザース破綻が
セリングクライマックスを呼び、底入れ。
その後FRBによる矢継ぎ早の緩和策で持ち直しました。

欧州債務危機は、問題がギリシャなどの南欧国、国であったことで
さすがに破綻はなかったものの、ECBドラギ総裁の
「無期限、無制限緩和、なんでもやる。ビリーブミー」発言で
下落が止まりました。

どちらも、最終的には中央銀行が危機を救ったのです。

しかし、今回はどうでしょう。

日欧の中央銀行は緩和の真っただ中、切れるカードは切ってしまっています。
後は、質・量の拡大(限界もある)マイナス金利の拡大ですが、
どちらにも手を付けてしまっているので、拡大のカードしかない。
サプライズはもうないのです。

サプライズがあるとするとアメリカのFRBのマイナス金利でしょうか。
FRBが動けばなんとかなるのかもしれませんが、、、、

日経平均は15000円割れ目前まで下げています。
ドル円相場は今日110.97円まで下落しました。
110円ですよ?!日銀がマイナス金利導入した直後は121.67円まで
円安が進んでいたんです。わずか10日で10円下がりました。

日経平均はアベノミクスが始まった9000円台から20900円台まで上がって
現在15000円台。上げ幅の半分を失ってしまいました。

値頃で言えばそろそろ…です。
買ってもいいかな~と思っちゃう。
それで、10日水曜またしても日経をロングしたりして、
(ちょっとは上がったんだけど)これもコストであえなく撤退。
11日祝日の下落で売り参戦中です・・・・
ずーーっと売ってれば利益になる相場だったよなぁ。。。
ここから売りで大丈夫かしら。ってコワイんだけど、
まだ、何も解決していないですし、どこもつぶれていないです。
おまけに日銀は何もできない状態です。

サイクル的に参院選前には上がっていると思うので
どこかで買い場は来ると思いますが、セリングクライマックスを
見るまでは、安易に買いで入るのは止めておきます。
最後の最後の下落が一番大きい可能性が。
2月中にくるんじゃないかな。
中国が春節明けで市場があいたら、もう一波乱来ると思います…。

最後のクライマックス何が飛び出すかわかりませんが。。。。

*********************************

明日の株式市場オープンが怖いんだけど、
15000円節目が近いので要注意。

10日水曜は日経平均株価が一定の水準を下回ると償還金額が変動する仕組み債である
『日経平均リンク債』で、『ノックイン』が相次いだとの指摘が聞かれました。

1万6000円をノックイン価格とするリンク債が多かったと見られ
この水準を下回ったことで、仕組み債の運用での
日経平均プットオプションの買い戻しやリンク債を保有する機関投資家などから
先物に償還金額の減少を補うためのヘッジ売りが出て、
相場の下落につながったと見られます。

15000円にもこのリンク債があるリスクを想定。
今夜15000円をなかなか割れないのは防戦買いでも入っているのかな?
という気がしてなりません。

15000円は節目なので、その意味でもここを割れたらかなり走ります。多分。

個別株を原資産とする同様の仕組み債もあるようですから
明日の東京市場は15000円を割るリスクが大きいと思ってます。
ということで、日経15300円台からショート。

 *************************************

ただ、明日は、口先介入的な発言が飛び出すでしょうから、
その都度上昇する可能性。ボラは荒いと思われ、ショートも
一瞬にして踏みあげられるかもしれません。
資金管理だけはくれぐれも慎重に。
レバレッジ落としてやらないとすぐに退場させられる相場です・・・

*******************************

スウェーデンは今日11日利下げしています。
とっくにマイナス金利ですが、マイナス0.35%からマイナス0.50%に引き下げ。

ECBの3月追加緩和前に先手を打った形。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM11H4N_R10C16A2MM8000/

世界がマイナス金利競争です・・・。

いずれ米国もマイナス金利になるかもって気がしてきますね^_^;

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2016年2月10日水曜日

2/9(火)日経平均は 16085.44 ▼918.86 5.4%下落です。

その後、日経平均CFDは22時台に15829円まで下げてます。
1/21の安値が15791円ですので、ほぼ面合わせ水準。
ここをサポートできなければ15000円の節目まで落ちるリスク大。


ドル円相場は 114.21円まで下落。

115円割っちゃったじゃないの・・・・(-_-;)
ドル円チャートの週足を見ると綺麗な三尊天井。
ネックラインとみられた115.80円を割り込んでいますので
これは110円ターゲットで下げる形。

今日はJGB,日本の長期国債利回りが初のマイナスに!
▼0.035%と過去最低に水没。
(水没マップというのがあるのよ http://diamond.jp/articles/-/65794

今夜イエレン議長の議会証言がありますが、
ここでマーケットにフレンドリーな発言が出なければ失望で一段安。

もし、利上げを当面見送るというような超ハト派発言が出れば
ひょっとしたら日経平均は今年の1/21安値とW底の形で反騰の芽が
残されていますが、市場はそんなに楽観的環境にはないようです。

昨晩、2/8の欧州市場からの世界同時株安の様相を呈した株急落は
ドイツ銀行のデフォルトリスクがクローズアップされていましたが、

NY市場では、天然ガス掘削会社チェサピーク・エナジーの株価が急落。
破綻の噂が広がっていたようです。

チェサピーク、上場来の大幅安-債務再編へ法律事務所起用と報道
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O28IJX6TTDTH01.html

米チェサピーク株、上場来の大幅安-資金枯渇との懸念強まる
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O294XJ6K50Y901.html

米チェサピーク、破綻申請を準備とのうわさ否定
http://jp.reuters.com/article/chesapeake-restructuring-idJPL3N15N3P5


この日のパニックは来月償還を迎える5億ドル(約580億円)相当の社債の下落で
同社が償還に応じられない可能性があるとの懸念が強まったことがきっかけ、
とされていますが、いよいよ社債、つまりハイイールド債市場での
デフォルトリスクが表面化し始めたようです。

チェサーピーク株は一時51%安と1993年の上場以来最大の下落率を記録。
S&P500種株価指数の構成銘柄で値下がり率トップ。
ということで、米国には「原油安」という火種がジワリ効いてきているとみえて、
ドイツ銀行のリスクとは全く別のネガティブ材料が存在していた、
ということになります。
[
原油や天然ガスの価格は2014年以来、70%も下落しており、
2015年には、およそ40社のエネルギー企業が破綻状態に陥っています。
しかし、このチェサピークは独立系のシェール・ガス企業としては最大級の存在。
(とMarketHackの広瀬さん)

「シェール大型倒産か!」の報でチェサピーク株が「ケイト・アプトンの無重力パイオツ状態」に 株式、ドル、ゴールド大荒れの一日
http://markethack.net/archives/51998307.html

そんなこんなで1月から続いているリスク回避相場は

人民元安/原油安→オイルマネー撤退→日銀マイナス金利不発
ドイツ銀行デフォルト危機→シェール関連企業デフォルト危機
(ギリシャ株安・・・)

とあちこちで地雷がさく裂していて、収拾がつきません。
ホント、アメリカが今年の利上げはない、と宣言し
利下げに踏み切る、というようなことでもしないと落ち着かないと思います。

だって、ECBも3月の追加緩和予告していて、日銀が先に緩和しても
なお波乱の鎮静化が見られないってことは、やっぱりアメリカが
動かないとダメってことです。

アメリカが金利を引き上げたことで、新興国のドル建て債務負担が増したことが
そもそものリスクのトリガーじゃないか、って指摘もありますね。
特に中国。そして利上げは原油などコモディティ価格の下落要因です。

今夜のイエレン議長の議会証言は非常に重要ですが、
かといって、現時点で利上げに否定的な発言をすれば、それはそれで
マーケットが荒れると思われます。それほど世界の状況は悪いのか?!と。。。

つまり、どちらにしても、まだ下方向に走るリスクが大きいと思われ、
日経平均のWボトムにかけたロングやドル円の週足の一目の雲がサポートする、
などの期待ロングはリスクが大きいんじゃないかと思っています。

私は今日は日経と豪ドルショートを東京時間ザラバで一度買戻し
(115円割ったのにあまり円高に走らなかったのでリバウンド期待で
一度ドル円と日経をロングしてみたのですが、上がらずすぐに撤退)
その後、すぐさまドテンショート。

これをNY時間の15900円台で買戻ししています。
流石に日経は今日900円も下げたので明日は買戻しがある可能性が…
と思うと寝ている間のリスクを避けておこうと。
イエレン議長の発言で潮目が変わる可能性もゼロではないですしね。

それと、ユーロドルを1.121ドル台でロングしています。
3月に追加緩和予告があるユーロを買うのは気が引けないでもないですが、
そして、ドイツ銀行などのリスクがあるというのに、なぜユーロ高なのか、
という話もありますが、ユーロはやはり、追加緩和予告のせいで
ショートに傾いていた可能性が高く、
また、日銀がマイナス金利を導入する前はユーロがマイナス金利であったために
キャリーコストが安かったためにユーロキャリートレードが相当膨らんでいたと
思われ、そのユーロキャリートレードの巻き返しが起こっていると見られます。

ユーロを借りて、投資していたものを処分して本国回帰させるってことね。
要するにレパトリによるユーロ高です。
これがかなり出ている印象。
去年8月の高値1.17を目指すかも・・・・です。

今夜も金高、原油安のトレンドは継続しています。
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2016年2月9日火曜日

いやーーどこに地雷が埋まっているかワカリマセン…

人民元安?原油安?
米国利上げの副作用?それともマイナス金利の副作用?

年初からのマーケットの大混乱、その都度上記の材料が背景にあると
解説されてきましたが、今日9日火曜の欧州時間からの下落は
そのいずれの理由でもありません。

な、な、なんと再びの欧州リスク。
今度はドイツ銀行が危ない、というのよ。

ドイツが銀行のCDSが急騰しているんですね。
クレジット・デフォルト・スワップ。16.5%?

・・・・なーんかリーマンショックとか欧州債務危機の時に
よく聞いた言葉よね。イヤーな予感…。

何故にドイツ銀行のCDSが急騰しているんでしょうか。

そーいやー昨年からドイツ銀行は凄まじいボリュームのデリバティブを保有
してるって指摘があって、事によってはデフォルトリスクがある、
とかなんとか噂されていましたが、このタイミングで破裂しちゃうの??

ドイツ銀行が抱えているデリバティブの残高については情報が錯そう中。
正確な数字は近いうちに出てくると思いますが、
現時点ではこんなニュースが参考に。。。

ドイツ発のリーマン・ショック級の危機発生に備えよと専門家

http://www.moneypost.jp/fx/27186

この記事には「75兆ドルでドイツのGDP4兆ドルをはるかに上回っている」
って書いてあるんだけど、

Twitterでは

「~ドイツ銀行の開示みたらレバレッジ比率のエクスポージャー全体で1.3兆ユーロしかないし、もしや64兆って相対ネッティング前の想定元本なんじゃね?

~バーゼル規制のレバレッジ比率上の担保ネッティング後だと285Bユーロでだいたい37兆円ぐらい。

~自己資本比率(普通株式等Tier1比率)み見てみたけど11.5%で、MUFGの12%とほぼ並ぶぐらい。あれっ健全なんじゃ

~ドル(ユーロ)と円を間違えている説が有力」


と、@fstora氏が独自に調べてつぶやかれていらっしゃいます。

もしそうなら何故そんなに今夜大騒ぎなのかというと、
今夜、なぜか「ギリシャの株式市場」が7%を超える急落となっているんです。

あ、ドイツ銀行ってギリシャ絡みのデリバティブが多いんじゃなかったっけ?
おそらく、引き金はギリシャです。
ああ、今夜はイタリアも売られてるわね、4%を超える下落です。

じゃあなんでギリシャとかイタリアとか、にわかに売られ始めたわけ?

ということで、役に立つのがTwitter

@NYstockinfo氏のツイートです。

今年からEUがベイルイン式による銀行救済に合意⇒欧州当局がイタリア銀行に対し、不良債権データ提出を要請⇒ポルトガル、ギリシャ等もベイルインでCOCO債がとぶかも⇒HF等がCDSでヘッジ⇒これでCDS上昇⇒株価が下落


なんですの、そのベイルインって。
ぐぐってみた。

「ベイルインとは金融機関の内部に損失を負担させるというものです。それはつまり、預金者から預金を勝手に奪って自分達を救済するという強行手段に出るということです。人の預金を勝手に奪う手段であるため、金融機関はある日突然預金封鎖を行い、預金者の資金を凍結してしまうのです。」


なにそれ、えらいことじゃない。
EUって今年からそんなやり方で銀行救済することに合意してるの?
知りませんでした・・・・。

要するに、再び欧州の金融機関の破綻リスクが出てきたってことです。
(簡単にまとめすぎ?!)
CDSでヘッジしてるってことはすなわち、そういうリスクがあるかもしれないと
備えてのことでしょう。CDSとは信用リスクを売買するオプションです。

というわけで、せっかく8日月曜の日経平均は上昇して終えていたのに、

8日月曜 日経平均  17004.30(+181.71)

現在の日経平均先物市場価格は 16320円です。700円安いです・・・・

明日の東京マーケットはまたしても500~1000円幅での下落のリスクが。

日銀のマイナス金利導入のタイミングが悪かったかなぁ。
あの時点で導入がなければ、もっと日本株やドル円は崩れていた、
という指摘もありますが、米利上げもホント難しくなってきた印象。

米株も下落再開という印象で、
特にナスダック総合指数は昨年の安値を割り込んでしまっています。
チャート形状から見れば、完全に売り相場ね。

ということで、ドル円ロングはほぼコストでやめていますが、
現在は豪ドル円82.48ショート、ユーロドル1.110ロングになっています。

日経平均は16500円割れからショートに転じています。
まずは今年の安値である15800円がターゲット。

ドル円相場は115.50円を割り込んでいます。
105円くらいまで下げるリスクはぬぐえません。

買いで耐えるのは止めてショートに。
しかし、年初から随分下げてしまった水準なので
ここが底だったらどうしよう。。。
という思いもありますが、流れに逆らわないことにしました。

金が暴騰していることが不気味ですしね。

せっかく春節で中国市場に振り回されなくて、落ち着いた相場になるかも、
という期待があったのに、今度は欧州です。
日替わりでリスクが世界から噴出する相場、マイナス金利導入くらいでは
どうにもなりません…。
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2016年2月7日日曜日

雇用統計を受けて、足元のドル安相場の流れが変わるでしょうか。。。

こちらはいつもの通貨インデックス


日銀バズーカ3ショックで、一旦猛烈に円安ドル高となったものの
不発に終わったことで、逆方向の円高が大きく進んでいます。

日銀のバズーカは逆噴射となってしまったため、
現在円インデックスが猛烈上昇(円高ですが)
同時にドル安、ユーロ高が加速してしまっていました。

ドル安、ユーロ高となったのは、先週水曜のダドリーNY連銀総裁の
米3月利上げに慎重な発言が切っ掛けだったかと思いますが、
円高が進んでいたために、相乗効果的にドル安ユーロ高が進んじゃったのね。

これが、雇用統計を受けて、一服しているのがわかります。
雇用統計きっかけにドル安(ユーロ高)は止まるでしょうか。

このような動きになったのは1月の雇用統計が
利上げを考え直すほど弱くはなかった、ということでしょうか。

◆1月米雇用統計

①NFP(非農業部門雇用者数)前月比+15.1万人(予想+19万)予想より悪化

②失業率 4.9%(予想5.0%)完全雇用状態、さらに良好に

③平均時給 前月比+0.5%(予想+0.3%)予想上回る好結果


NFPこそ予想に満たなかったものの15万人超えていればそれほど悪いわけでなく
失業率が5%台から4%台へと大台を変える好結果となったことと、
賃金上昇率が予想を上回ったことで、
3月利上げの可能性は完全に払しょくできない、
という見方も一部に芽生えたようです。

米1月雇用統計:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/us-payroll-instantview-idJPKCN0VE1UC?sp=true
とはいえ、CMEのFedWatchiの3月の利上げの折り込み度は
わずか7.8%です…。
















※CMEが日々更新、利上げの可能性について開示。
CMEは多数のFF先物商品を保有しており先物金利などの情報を収集し
自動的に計算し公表している金利織り込み度。


1・日銀のマイナス金利バズーカ3の効果に懐疑的。
  すっかり上昇分剥落でさらに下落

2・3月米金利引き上げに懐疑的。
  いよいよドル安がスタートしたばかり?!

とみるならば、ドル安はまだまだ序章かもしれません。
テクニカル指標は軒並み下落トレンド入りを示唆。

唯一買える理由があるとするならば
マイナス金利導入のインパクトは剥げ落ちたとしても
日銀はバブルを生み出そうとしていると見られ、
さらにマイナス幅を拡大させるとか、残された枠は限界があるとはいえ
量的緩和を追加で発表してくるだろうという更なる追加緩和への期待。

1週間しか経過していないので、
今から期待で買われるということはないでしょうけれど…。
しかし、ECBも3月の追加緩和示唆しているのに、暴騰しちゃって
中銀の金融政策が効かずに暴走し始めたような気がしてホント不気味。

相場ですのでリバウンドもあるかと思いますので
日経平均もドル円も今年の安値に面合わせでいったん戻る可能性も
あるとは思いますが、この先過度に日銀に期待をして
ロングで攻めるのもどうかな、、、という感じがしてきました^_^;

日経平均が16000円を明確に割り込んだら途転ショートですね。
ドル円相場は2/5の115.96円を割り込んだら、これもショートですね。

その意味ではドル円の方がキワにいますので、今週結果がでるのかも。

先週の日経、ポンド円のロングは全てコスト割れで撤退しましたが
ドル円は雇用統計の乱高下の時に、指値注文していた
116.55円がヒットし、現在ロングになっています。

***********************************

それと㈭のイギリスのスーパーサーズデーメモっておきます。

4日英MPC

①政策金利および資産購入枠を予想通り据え置く。9対0の全会一致。

これまで利上げを主張してきたマカファティ委員が
インフレ鈍化を理由に据え置きに転じたことがサプライズ!!


②英インフレ報告

成長およびインフレ見通しが引き下げ。

これらの結果を受けてポンドが大きく売られましたが、

③カーニー英中銀総裁会見

次の金利変更は利上げになるとの見通しを示した

というわけでポンドは急速に買い戻されました。

カーニーさんのいうことはホント信用ならないんですけれど
それでも一応中銀総裁の発言って相場を動かすのね^_^;

しかし買いは続かず結局は下落トレンドに・・・・。

ポンドロングはあえなく撃沈。
*****************************************************

今週は中国がまるまる1週間休場よ~春節です。

10日のイエレンFRB議長の議会証言に注目ですが、
9日の大統領選、ニューハンプシャー予備選なんかも。


8日(月)
日本国際収支(12月)

9日(火)
オバマ米大統領、17年度の予算教書議会提出

10日(水)
サンフランシスコ連銀総裁、講演
イエレンFRB議長、下院金融サービス委員会で証言

11日(木)
米新規失業保険申請件数(6日までの週)
ユーロ圏財務相会合
イエレンFRB議長、上院銀行委員会で証言

12日(金)
独・ユーロ圏GDP速報値(第4四半期)
米小売売上高(1月)
米ミシガン大学消費者信頼感・速報値(2月)
EU財務相理事会

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2016年2月4日木曜日

なんとなんと!ドル安来てます。

「米利上げに懐疑的ムードが噴出した」と考えれば
全く不思議な値動きではないのですが、

◆1/27 ECBが「3月理事会での追加緩和策を示唆」したばかりなのに
ユーロが急騰。

◆1/29 BOJが「マイナス金利導入」のバズーカ3を発表したばかりなのに
円が急伸。

◆12/17 FOMCが 世界に先駆けて「金利の引き上げ」を決めたのに
ドルが大きく下落、、、、

しているのです。

これは通貨インデックスチャート一覧。
何が起こっているのか、よくわかるでしょ。
ドル安、ユーロ高、円高、オセアニア通貨高です。







日銀のマイナス金利導入のインパクトよりも
FRB利上げのペースが思惑通りにはならないというインパクトの方が
大きいということ。
やはり世界は米国を指標に動いているということなのね。

それにしても、日米欧の金融政策の方向と真逆に通貨が暴走しています。
これはもう、中央銀行の金融政策ではマーケットをハンドリングできない、
ということの証左なのか。。。

たった1日~2日の値動きだけではわかりませんが^_^;
ほんと、不気味な動きです。

こうした不可解な値動きを嫌気して金に資金が流入している側面も
あるのでしょう。(単純にドル安で金高って話もあるけど)
原油まで急伸していて、これで本格的にドル安基調となるようだと
コモディティの逆襲がきます。売られすぎの反動高ですね。

昨晩、何が起きたかというと、、、


①米国のISM非製造業PMI 53.5 (予想55.1)前回 55.8

12月からも大幅低下、控え目な予想をも下回ったことを嫌気した、
という側面はあるでしょうけれど、

もうひとつ。

②ニューヨーク連銀のダドリー総裁がMNIとのインタビューで、
昨年12月の米利上げ以降、金融状況は著しくひっ迫しており、
金融当局者はこうした状況が継続するなら考慮する必要があるとの見解を示す。

金融関係者らはダドリー発言でドルが下落したと見ています。

というのも、下落を始めたのがISM発表より早かったですし、
昨晩はADP雇用指数が発表されており、この数字はよかったんです。
それなのに、ドル売りが始まっていたのよね。


それから、西原氏有料メールで松崎美子さんがレポートくださっているのですが

③日銀がマイナス金利を導入したが、実際にマイナス金利が適用される
部分は10兆円規模と、わざわざ日銀が発表したことだとも言われています。

さきほどアップデートされた日経新聞アジアレビューでは、
「マイナス0.1%適用の枠は、10-30兆円に留まるだろう」となっています。

具体的な数字としては、当座預金残高は260兆円と推測されており、

。210兆円 今まで通り+0.1%適用
・40兆円  0%適用
・10兆円  マイナス0.1%適用

(この先の松崎氏の見解はメール契約して読んでくださいね)

日銀のマイナス金利の実質的効果に疑問(円高)+ 米利上げ見送り(ドル安)
=ドル円売り!

ってことで、昨晩は猛烈にドル円と日経平均が下落。
昨晩のくりっく株CFDは16631円まで下落しています。

私17180円台で買ってたのよ^_^;

これはその後17350円くらいまで上昇して利益だったんだけどなぁ。。。
コストに手仕舞い注文を置いていたので、まったく利確できずに
ポジション消失。

昨晩16760円台で買い直しています。
おっかなびっくりです。。。

やはりもうこの相場、完全に下落トレンド入りで戻り売り相場なんだろうか、、
とかなり悩みましたが、先月の急落時に疲れてしまって様子見を決め込んだ
翌日に1000円高となったことがあったので、、、
日銀マイナス金利導入の効果がすでに剥げ落ちてしまったという
見方が大勢ですが、その逆を行ってみます。
もちろん、ポジション管理が肝要。当たり外れではありません。
ダメな時はさっさと逃げる、上手く行った時には利を伸ばす。
このスタイルでトレードできれば、大きくやられることはありません。
(といいつつ、1月はハズレが多くてコストが嵩んだ・・・)

しかし、ECBの追加緩和思惑、日銀のマイナス金利導入に加え
米国利上げ見送りが来れば、株にはプラスだと思うんだけどねぇ。。。
おまけに原油安に歯止めがかかっている(ドル安で)わけで、
この相場を悲観するというのであれば、「ブラックスワン」を恐れている
としか言いようがありません。リーマン級の崩壊を警戒している、ということ。
確かにそういうコメントもチラホラありますね。

その可能性は否定しません。
金高がそれを先行しているのかもしれません。
今ロングで向かうのは、素直に日米欧の金融政策に乗ろうということで
それが打ち砕かれるというのなら、ドテンショートするしかないですね。
その見極めのポイントはテクニカルで今年1月の安値を割り込んだらヤバイ、
ってことかなぁ、、、見極めは難しいです。

あ、ポンド円ロングも同様、コストで撤退した後、
171.32円で再ロングしています。

今、クロス円よりストレート通貨の方が素直かもしれません^_^;
豪ドルドルとかキウイドルとかすごい上昇でしたね。

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2016年2月3日水曜日

日経平均株価・・・・日銀のバズーカ3の上げ幅帳消しですって?!

3日水曜日、▲559円43銭 1万7191円25銭

原油安がいけないんでしょうかねぇ…

それとも日本だけじゃなくて、米国やドイツの長期金利まで下げさせて
仕舞った、マイナス金利導入の副作用にビビってるんでしょうかねぇ。。。

2日NY時間、原油価格が再び30ドル大台を下回る下落となり
NYダウが295ドル安と大幅下落となったことを嫌気。
原油安は日銀が歯止めをかけられるものじゃないので、
どうにもなりませんね。2016年には底入れする、と見られていますが
いつ大底つけるのかはまだわかりません。
減産合意など夢のまた夢、、、。

マイナス金利の副作用ですが、

これまで、市中の銀行や金融機関が日銀の当座預金に資金を置いておくと
0.1%の金利を受け取っていましたが、マイナス金利導入で
今後増える分に関しては金利を取られる、ということになりますが、
安全な運用先を競って買う動きが出ているんですね。
金融機関は当座預金に新たに資金を置けなくなるので
運用先に困るわけです。少しでも金利のあるところに
資金を置いておこうという動きが加速、長期さいに資金が流れ、
3日の東京市場では長期金利の指標となる
新発10年物国債の利回りが一時0.045%と過去最低の水準に低下。

金利低下が進んでいるのは日本だけではなく、
2日は米国の10年債利回りが1.84%、ドイツの10年債利回りは0.30%と、
それぞれ2015年4月以来の低い水準を付けました。

安全な運用先を失った本邦機関投資家が米国債やドイツ国債などの
外債投資を加速し、これがアメリカやドイツの長期金利を
押し下げているのではないかという観測が強まっているようです。

円安、ドル高をサポートする政策と思われたマイナス金利導入ですが
米国債利回りが低下することで日米金利差が縮小すると
思うように円安が進まないのではないかということですが、
足元の指標などからFRBの3月利上げが難しくなったとの声が
大きくなる中、ロイターが、

アメリカのマイナス金利、日銀追加緩和などで現実味、
http://jp.reuters.com/article/column-us-negative-rates-idJPKCN0VC03P

というコラムを掲載、市場関係者を驚かせています。
私もびっくりです。。。
利上げ見送りで年内1回程度にまで
利上げ観測が低下しているということまでは理解できますが、
ま、ま、まさかマイナス金利とは。。。

今のところはまだFRBの想定する最悪のシナリオにすぎないのですが、
ECB,日銀がマイナス金利を導入したことに加え
FRBは米大手銀向け健全性審査(ストレステスト)には
米短期債利回りがマイナス化するとの想定を盛り込んでおり、
現実味のある仮説になっていると指摘されているとか。。。。

また、運用環境の悪化が避けられない生保などが今後は
為替差損ヘッジ付きの外債に資金を振り向けることで、
円売りが出にくくなるとの見方も出てきています。

生保などリアルマネーの運用難は深刻で
日本やアメリカ、ドイツなどの国債利回りが低下する中で
金利差の拡大を見込んだ運用がしづらくなったということで
安定した収益の確保が困難になるとの見方からリスク許容度が低下しており
「生保のような長期投資家が積極的に為替リスクを取れる状況ではなくなっ
たとして、今後は外債投資はヘッジつきになるのではないかと見られてます

あーー円高バイアスのニュースがいっぱい!
ちょっとまずいわよね。
とか言いながら、私、今日日経平均CFDを17180円台で拾っちゃった。
日経平均CFDは1/21のド底から日銀バズーカ3の急騰の上昇幅に対して
おおよそ38.2%の調整完了。
ポンド円も172.40円台でロングしています。
こちらも同様に38.2%押し完了。
これでこのまま崩れていく相場に発展するのだとしたら
アベノミクス、日銀バズーカ3もろとも終わりです。
そんなことが、今起こり得るでしょうか。。。
この相場が上昇基調に転換したとみれば、押し目です。
そう見えない向きにとっては戻り売り相場なんでしょう…
弱気も台頭していますので、ハラハラです(^^;
夕刻、買った水準まで再下落していますし。。。。

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今週木曜日はMPCイギリスの中央銀行政策委員会が開催され、
同時に四半期インフレ報告が発表されるスーパーサーズデー。

2015年第3四半期のGDP速報値は、前の期に比べ0.5%増加、
7~9月期の0.4%増からやや勢いが増したものの
前年比1.9%増という数字はおよそ3年ぶりの低成長であり、
世界的な景気鈍化が重しとなったと見られます。

賃金の上昇が鈍く年内利上げ観測は完全に後退している中で
EU離脱の国民投票の可能性もリスクとみられています。

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1/29(金)日銀バズーカ3発表で 476.85円高
2/2(月)その勢いが週明け月曜まで継続し 346.93円高

2営業日で800円超えの上昇となっていた日経平均、さすがに息切れです。

今日2/2(火)日経平均 17750.68 ▼114.55

おまけに今夜の米株ダウ平均が現在(am2:00)230ドル超えの下落。

背景には原油安があるようです。
今夜NY原油先物は一時30ドルを割り込んじゃってますね。

日経の下落は調整の範囲内として悲観することもないと思いますが、
原油安から米株が安いということになると日本市場も無傷ではいられないんじゃ
ないかって気がして嫌ですよね。ペルシャ湾岸諸国が緊急OPEC会合には否定的で
減産合意の道のりはかなり険しいだろうことが、改めてわかったってことで
原油が再下落、これに株価も連れ安といったところ…。

米10年債利回りは1.869%まで低下し4月来の低水準となっていますが、
日銀がマイナス金利を導入したことで、国債を日銀に売って当座預金にブタ積みに
しておけば0.1%の金利がついたものが、今後はそうじゃなくなるっていうんで
金利があるものが慌てて物色され、日本国債のイールドカーブはフラット化。
金利があるものに物色の対象が広がると米債まで買われちゃうってことに
なるわけで、米債利回りが低下、米金利低下で日米金利差拡大とならず
意外とドル円上昇につながらないンジャないか、なんて指摘もありますが、
121.67円までマイナス金利導入発表後に上昇していたドル円相場が
現在は120.20円割れまでじりじりと下落してきました。

夕刻にチャート悪化の予感がしましたので
172円台で買っていたポンド円ロングは174円台前半で利食ってしまって
ドテンショート、これも173.50円近辺で買い戻して現在ポンドのポジションはゼロ。

マイナス金利が現実にあまり効果的な政策でないことがわかって下落している、
といった方向の解説もあるようですが、現時点では上げすぎた分の調整の域を
脱却しておらず、それほど悲観的な相場でもない気がします。

ドル円、クロス円はまたチャンスがあれば買い参入の所存ですが、
この相場、2番底を取りに行く下落に入った可能性は否定できず、
浅い押し目で参入することは禁じ手かな、という気がします。

綺麗な2番底形成の相場になればわかり易く、自信を持って買えるのですが
この高値からの初押し局面では、買っていいものか、更なる下落が待っているのか
判断が難しく、、、資金に余裕をっ持って打診買いってとこかな。


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豪ドルですが、、、

オーストラリアは政策金利を現行の2.00%に据え置き決定。
声明では「理事会は現在の金融政策が適切なままであると判断」
「為替レートは経済見通しに沿って推移し続けている」などと指摘、
これは前回とほぼ同様の内容でした。
豪ドルは神経質の上下したものの、据え置き発表後からは若干軟化しています。
原油の再下落なども効いているのでしょうか。。。

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スイスは為替介入を行う用意があるそうです。

スイス中銀総裁はスイス中銀がマイナス金利を採用していることや、
為替介入への意欲を示していることに加え、
相場が買われ過ぎとなっていたことなどにより、
過去数週間でフランが下落したと分析。
「中国の構造的な調整が世界的な産業活動や投資に対し
引き続き重しとなる可能性があるほか、
欧州でもぜい弱な状態は続いている」と述べています。

スイスフランの値動きにも注意が必要かな。
昨年2015年1月はユーロスイスのフロア決壊でマーケットが大混乱しましたね。
調子に乗ってスイスロングしていると介入玉に打ち砕かれるかもしれません。
スイスには手を出すべからず。。。
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2016年2月2日火曜日

1/29金曜日の日銀バズーカ3の影響が2/1月曜の東京時間も継続。

日経平均  17865.23(+346.93)

今日は東京時間に中国の1月caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)が
結果48.4(予想48.1)と発表され、事前予想を上回ったことが分かると、
日経平均が上げ幅を拡大した。

って解説があったかと思うと

中国の1月製造業(PMI)上記とは発表元が異なる指標の結果49.4(予想49.6)で
予想を下回り2012年8月来の低水準。

さらに1月非製造業(PMI)結果53.5(12月54.4)
10月以来の低水準に大きく悪化。

なんてニュースおあってどちらかというと低調な中国指標を受け、
需要鈍化懸念からNY原油は32.10ドルまで下落。。。

なんてニュースもあって、良いのか悪のかはっきりしませんが
週明け2/1月曜は日経平均やドル円相場へ堅調推移。
中国、原油相場の日本市場への影響度はひとまず低下している模様。

今後も中国、原油安とはデカップリング相場が続くといいのですが
どうでしょうね。来週2/8から中国は春節。中国市場休場となるため
今週は中国市場の長期休暇前の取引となります。

今夜2/1月曜の米株市場は下げてますね。
ま、ちょっとした押し目程度かもしれませんけど、、、

ダウが100ドル程度安いため
日経平均もドル円も若干冴えない値動きです。

1月ISM製造業景気指数 結果48.2(予想48.4)予想を下回った
12月米建設支出 前月比0.1%増(予想 前月比0.6%増)予想下回った

ってことで、若干緩んでいるようです。
まあ、29日金曜に上げすぎた分はどこかで修正がはいるってことでしょう。

今夜はドラギECB総裁が欧州議会のECB年次報告討論会に出席するということで
何か発言があるのかどうかに注目ってことと
FRBのフィッシャー副議長が経済情勢と金融政策に関する講演を予定しており、
利上げについて何か言及があるかどうかに注目。

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ポンド円を29日金曜に172円どころを買い下がっていましたが、
今夜はポンドが強い♪

英1月製造業PMI 結果52.9 (予想51.6)~前回:51.9(改訂:52.1)

市場予想を上回った事を好感。
これまで売られすぎた分、いいニュースには大きく反応しやすい地合いかな。
ポンド円は結構大きく戻るんじゃないかって期待してます。
ロング継続。

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明日2日火曜は豪準備銀行(RBA)の政策金利発表。

経済指標わ悪くなく雇用も堅調であるため金利を据え置きがコンセンサス。

ただし、日銀のサプライズバズーカ緩和やECBの3月緩和予告で
米国利上げもコンセンサス通りに3月実施されるかどうか懐疑的ムードも
出てきており、世界は緩和競争再燃といったムード。

RBAも景気認識や今後の金融政策などについてハト派的スタンスを
強調する可能性が大きいという指摘も。
利下げまでは踏み切らないにしても、今後の緩和をにおわすとかね。

と考えると、豪ドルはここから高値追いするんじゃなくて
短期的にはショート妙味があるのかもしれません。
明日早起きできれば^_^;

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