2008年8月29日金曜日

ドル防衛秘密合意
 日米欧、3月の金融危機時 協調介入を準備 機軸通貨に危機感

日経新聞の一面トップ記事、今日はこの話題が市場を席巻?(大袈裟ですね)しましたが
マーケットは全くもって冷静、むしろドル売り傾向に推移しました。
内容自体はそれほど驚きに値しません。あの頃、介入の可能性については盛んに議論されましたし、
為替市場に携わる者はそうした心理的な準備もしていたかと記憶しています。もちろん、介入否定論もありましたが。結局、実弾投入に至ってはいないのですが、当局からしきりにドルサポート発言が出てきておりましたので、あの時に日米欧が秘密裏に協調介入の準備を整えていたという話自体は「ああ、やっぱりね」という程度のもの、インパクトがあるものではないですよね。

それよりもなによりも、問題は
この話題が何故「8月28日の日経朝刊トップ記事」なのか?
今頃出てくることの意味を探らねばなりません。
今日はちょうどいいことに、FOREXRADIOのゲストが大倉孝さん。
だいまんさんと大倉さんという為替市場の重鎮、二大巨頭がこの記事の裏を読む!

1、 当局リーク説
2、 アメリカに大きなネガティブ材料が隠されている説(←私の浅はかな思いつき)
3,えーと、、オンデマンド放送聞いてください(笑)

どんな経緯があってこの記事が今日の日経新聞のトップ記事なのかを探ることで
現状の動きを整理することができ、今後を見通すことが出来ますよね。

では、この記事が今後のマーケットにどんな影響を及ぼす?
何かあれば協調介入するって言うんだから、安心してドル買いね?!と私。
いや、こういうニュースを見るとディーラーはむしろ売りたくなるんだよなぁ、、とだいまんさん。

え?なんで?

詳しくはオンデマンド放送を!今日のFOREXRADIOは必聴ですよ。楽しかったです。

大倉さんとだいまんさんの見方が微妙に違っていて、議論が白熱。
私はしばし黙って2人のバトルに聞き入っていた次第です。
大倉さんはこのところのドル高を早いうちから分析されて
個人投資家向けに発信し続けてきましたが、今後の見方は?
直近のドル還流高も警戒が必要なところにさしかかっているのかもしれません。

その後の食事の席では大倉さんやだいまんさんと映画や音楽の話に花を咲かせるも、
時折思いついたようにレートチェックをしてしまう3人組、、、、。
な、なんなの、アメリカのGDP改定値年率3.3%増って?!
予想を超えた数字にのけぞってしまったのでした。

しかし、この数字にもそれほどドル買いに走らない?!
この不思議な動きに今後が暗示されてるのかも?!などと思ったのですが。

深夜になってからじわじわとユーロドルが売られています。
1.4570の直近安値を守れるかしら、、、これも2番底形成の動きなのかな、、、
とかいろいろにシナリオを描いてみるも
どれも確信が持てないのでポジションは取りません。
大局ではユーロ売りですが、ここから売り込むのも怖いですし、だけど買いたくないものね。
NYでは原油が120ドルをつけた後114ドルまで下げるなど乱高下している模様。
ユーロもコレに連れて動いているのかもしれません。

さてオージー円ロングポジション、今朝95円近くまで上昇したのですがまたダレてきました。
3歩歩いて2歩下がるというような振らされる展開ながらも一応上昇しているわけですが、
94.30円で仕切っちゃいました。疲れちゃったのです、、、、。
外出していて見ていない時に買値をも下回り、直近安値までも下回って
暴落してしまうのではないか、というストレスがつきまとって(笑)

昨日ショートしたポンド円も200.50円で仕切りました。
放っておいたら200円割れまで取れたのですが、
そこまで耐えられなかったです(笑)

200円ジャストで自律反発狙いで買おうかとも思ったのですが、
今ポンドを買うのは怖いですね。 やめておきます。

なんだか今日はやめておくコメントが多いですね(笑)
だって、わからないんですもの、、、。今日は特に。
時折降りてくる「裏付けなき確信と自信」が戻るまで休憩することにします。
とか何とか言ってて、明日ポンドを買ってたりするかも。

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2008年8月28日木曜日

ドル円が110円近辺の高値圏で確りした動きをしている裏で、
クロス円が軟調といった展開が継続しています。
ユーロドルは昨日安値を更新したものの、釣瓶落とし下落とはならず
一呼吸いれているようです。しかしまだ下げ止まりの確信は持てず。

週足を見ると一目の雲の下限に支えられて反発するのでは?
という水準でウロウロしているんですね。
ユーロドルは反発するのか、あるいはやっぱり駄目で怒濤の売り浴びせ再開となるかの決着は
そろそろつくんじゃないの?私は先週ユーロ底入れ!と先走っておりましたが(笑)

ただ、雲の下限で反発する確率は高いのか?を考えますと、
確りした上げ相場の時には「雲の上限」で反発することが多く、
下限にまで来てから反発するということはあまりないように思いますがどうでしょう。
現在せめぎ合っている週足の雲の下限レベルが下抜けると、
週足での上昇トレンドが完全に終了する形となります。
このレベルは死守したい、そういう力が働いているようにも見え
確かにここで粘る可能性は高いのですが、ここから大きく切り返すことは考えにくいのでは、、、?

ただ、気がかりなのはゴールドマンサックスの「原油は年内に再び149ドル」レポート。
明らかにポジショントークでしょ、と突っ込みを入れたくなりますが、
そうは言っても彼らは都合の良いように相場を操縦するくらいのことは
やってのけられる不穏な力を秘めていますので(これまでもそうでした)無視することもできません。
原油がまた高値更新レベルまで反騰するというゴールドマンのレポート通りに動くなら、
ユーロはここから買いなんですよね。再びドル売りがやってくる。
8月も今週で終わりますし、来週はまた雇用統計などのイベント目白押し。
そろそろ雌雄を決する時がやってくるでしょう。
そうなればドル円相場も動き出します。こうも頭の重い展開が続くと
「最後にドル円が落ちる」という円高論者の声も気になってしまうところですが、さて?

オセアニア通貨はまだこの夏の安値を下回っていないことから2番底を入れての上昇か?
と昨日オージー円を93.99円でロングしましたが、苦戦中、、、。

7月米耐久財受注、予想上回る前月比1.3%増との発表があった直後、
ドル円クロス円が大きく上昇、オージー円も94.50円まで買われ、
よーしここから弾みがついて上がるのね!!と期待を膨らませたのも束の間、
完全に行ってこいの下落に見舞われ、現在は買値をも下回っています。なんなの、この動き?!
今日の昼間は狭いレンジでずーっともみ合っていましたので、
レンジブレイクで爆発するかと思ったのに!
でも底割れとなる売りが入ったわけではないので、様子を見ているのですが、
本当に底入れしたのかどうか時間を追うにつれ自信がなくなっていきます、、、、。

ポンド円とユーロ円は底を下抜けていますので、
チャンスがあれば売りたいのですが、今日の耐久財受注発表直後の上昇が
いい仕掛けどころだったんですよね。見事に逃しました。
でも、チャートの形からは、売りでいいと考えていますので
戻らなくても売っちゃおうかな、とうずうずと「ポジション病」を発症してしまったようです。
201.16円で売ってしまった!!

こういう時は失敗するんですよね、、、
自分の描いたシナリオの価格まで引きつけて売買することが出来ない時。
なんとなく現状の値動きの派手さに乗り遅れまいと慌てて売買した時、曲がります(荒)
このポンド円のポジションはちょっと危険ですのでロスカットはしっかり入れてから休むことにします。

今日のマーケットトレンドではゴム需給でちょっと面白い話が聞けました。
東欧の景気がいいらしい?!詳しくはオンデマンド放送を聞いてくださいね。


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2008年8月27日水曜日

夕方のユーロの急落、ちょっと裏をかかれましたね。
直前に意味不明の上昇があってからの叩き落とし的棒下げには面食らいました。
加えてなんだか一緒にポンドまで下げました、、、。

だいまんさんが先週のFOREXRADIOで、このところは米系指標より欧州系指標へ関心が高く、
Ifoの数字には注意したいと話されていましたが、いやーホントですね。
凄い動きでした。

ドイツのIfo経済研究所が発表した8月の独企業景況感指数は94.8と前月の97.5から低下。
市場予想平均はなんと97.2と高めだったことからこの数字はサプライズの悪化。

今日はその後NY時間に米7月新築住宅販売件数
(前月改定値比で2.4%増加も市場予想平均の52万5000件程度を下回る。
前月の販売件数は53万件から50万3000件へ下方修正)や
米8月消費者信頼感指数(56.9前月の51.9に比べて上昇。市場予想平均の53.0
やはり、市場の関心は欧州景気に移っているのでしょうか。

昨日のユーロドルロングは今朝、不安げな動きに見えましたので1.4750ドルに
ストップを置いて仕事に出かけたのですが、直後にヒットして下げていたようです。
ポジションはなくなっていました。小さいながらも利益で退場。

このところのマイルールが固まってきまして(今頃?!)
利益となっているポジションはポジションを取った価格がマイナスにならないところに
ストップを置いておくことにしています。入場して思惑通りにいかなかったポジションは
すぐに退場することにしています。こうすると大きくやられない、、、。
解っていても徹底できないのですが、最近は機械的にルールに従うことができるようになりました。

しかし、ユーロドルは1.4570ドルまで下げましたのでこれで2番底どころか 
19日の1.4628ドル安値を更新してしまいました。
これはもう完全に戻り売り相場?1.45ドルを守れるかどうか、、。

おまけにポンドもひどい売られ方をしていますね。
ポンドルはもうどこが節目なんだかわからないチャート形状となっていますし、
ポン円も先日の201.80円をも下回り200.67円まで下落。安値更新です。
超短期的には戻ることがあっても、戻ったところは売り、、でしょうね。
再度200円割れも想定しなくてはなりません。
昨日2番底形成の売り狙いで取った202.96円ポンド円のショートはおかげで
利益確定することに成功しましたが、今朝出かける前に仕切ってしまったので、
202.06円というなんとも中途半端なところ、、、。もっと粘れば良かった(笑)
日々トレードはタラレバの繰り返しですね。

そして悩ましいところで止まったのがオセアニア通貨。
オージー円もキウイ円も前回安値を更新していません。
この形で切り返せるなら綺麗な2番底形成となり、
ここから安心して買っても良いところかと思うのですが、、、、
なにか勇気がでませんね。
どちらも金利先安感がありますから、当局から金利に関する発言などが出れば
簡単にこの安値を更新する売り浴びせも入るようにも思えて、、、。

でも!!ここで勝負に出ずにどこで出る?!

キワまで下げているんです。前回安値を下回ったら切ればいいんです。
ということでオージー円を93.99円でロングしてみました!、、、、、
いやね、買ったそばから下げているわ(笑)失敗したかしら?

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2008年8月26日火曜日

オリンピックも終わったことですし、観戦に夢中になっていたディーラーが今週から本気でかかってくるんじゃないか、などと淡い期待も抱いていましたが、全く関係ないみたい。ワールドカップの時はディーリングそっちのけでサッカー観戦するためマーケットが閑散となるとは聞いたことがありますが、オリンピックはそうでもないのかな。

あまり大きな動きは出ていませんが強いて言うなら「緩やかにドル売り」でしょうか。
ドル円は110.30円手前で失速し109円ミドルまで下げています。
ユーロドルは私が前回はしゃいでユーロドル底入れといってロングした1.470ドルを
瞬間割り込んでから反発、ユーロ買いとなっていますが、亀の歩みの如くのんびりした上昇です。
この辺りでレンジなんだな、、と思い1.4726ドルで軽くロングしてみました。
若干の利益ですが、欲をかくとこの利益もすぐにマイナスになってしまうのが昨今の流れ。
あまり引っ張らず利益を確定してしまおうと思っているのですが、
せめて1.4850ドルくらいまで、、、などと粘りたい自分もいたりします(笑)

こんな環境でカナダだけが強い訳がないと思って、
昼間カナダ円を104.70円で売ったのですが、なぜか105円台に乗せる上昇となり
105円でロスカット、、、、失敗しました。ドル円が売られているのに訳がわかりません、、、。

今日はマーケットにはあまりパンチのあるニュースがないのですが、
「英ポンド<ポンドル>が2006年7月以来の安値更新」のニュースはちょっと気がかり。
次回オリンピック開催地の景気は大丈夫なんでしょうか?
英第2・四半期のGDP改定値は、前期比変わらず前年比1.4%増。
市場予想を下回る前期比ゼロ成長は92年第2・四半期以来、
この時はリセッションに陥った時、、、
ということでリセッション入りするかもね、というムード。
GDPの内容も悪くて需要の弱さを政府支出でなんとか埋め合わせているという実態で、
BOEが早期利下げに動くのではという見方も出ています。 
ロンドンオリンピック開催時どうなっているのかしら?

とかなんとか書いているウチにドル円クロス円が売られています。
ドル円は完全にレンジですが、クロス円、まだトレンドは売りなんでしょうか?
お盆までの叩き売りが止まって先週は反騰に期待もふくらみましたが、
煮え切らぬままとなっていました。今週再度売りが加速する?
まだ安値更新というところまで売り込まれてはいませんので、2番底確認の売りかもしれません。
だとすると、この売りを最後に中期的な上昇トレンドに転換となりますが、
それまでの間、今週は短期的にクロス円は大きく売られるのかも!!
ということでポンド円202・96円でショート。今度はうまくいくでしょうか。

それからウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが先週末
、一時の210億ドルあったドル安を見込んだポジションをすべて解消したことを明らかにしています。
ポジションを解消したのがいつかはわかりません、、、。利益をあげたのでしょうか?
しかし、バフェットが今後ドル安となるとは思っていないことだけは確認できるニュースですね。
(ポジショントークかな?)解消したというだけであって、
ドル買いに転じたというわけではないのがわからないところですけど。

それともうひとつ。

99年にノーベル賞を受賞した経済学者ロバート・マンデル博士は、25日付の独新聞紙との
インタビューで、「ユーロはドルに対して過大評価されている」と発言。
ユーロが1.18ドルの水準で発足し、0.82ドルまで下落した後、1.60ドルに上昇したことについて
「クレージーだ。わずか2—3年でユーロの価値が倍になるなど、
まったくばかげている」としたうえで、
「われわれは世界の為替システムを改良する必要がある」と述べた。  

というニュースを読んで、、、皆さんはどんな感想を抱きます?

■そう、ユーロは高すぎだよね。為替システムを改良した方がいいよ。
■博士だか学者だかわかんないけど、マーケットを批判するとはまったくばかげている!

私は、こんなニュースを見るとユーロがまだ上がる気がしてきます、、、。

それと、トルコ円ロングはずーっと持ったままです。スワップ狙いで長期保有しようと思っているのですが、トルコスワップ派に朗報!!

トルコの鉄鉱石埋蔵量は予想以上!?

最近の調査でトルコが所有している資源の埋葬量が
これまでの予測を大きく上回っていることが判明したそうです。
鉄鉱石の輸出を5年間で4倍に増加させる計画があるとか。

※ リーマンブラザーズは韓国産業銀行に買収されちゃうんでしょうか?!



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2008年8月23日土曜日

昨日は帰宅があまりに遅くて更新できず、、、ごめんなさい。

今日の東京は半袖だと肌寒いくらいでした。夏は終わってしまうの?
天気予報だと来週にはまた30度を超す日が戻ってくるようですが、
もう暑いのは勘弁という意見の方が多いみたい。
私はまだ夏が終わってほしくないのですけれど。

さて1.47ドルロングのユーロドルポジションはギリギリのところで粘った甲斐があって、その後1.49台まで上昇!!昨日のユーロ上昇の局面ではWTI原油価格はじめコモディティ市場が急騰となり、これに合わせてカナダドルや南アランドなども買われました。このまま最初にたてたシナリオ通り、ユーロ底入れ、商品底入れとなるかも、、、と思ったのですが、どうも自分が考えていた勢いがないので、今朝だれてきた1.4870ドルで仕切ることにしました。ポジションを作ったときは1.50を目指す上昇を期待していたのですが、いったん買値を下回るなど苦労しましたのでシナリオ変更。利食える時に利食うことに。

夕刻からやはりユーロドルが下げてきました。急騰していたコモディティも現在原油が3ドル安、金が10ドル安と下落に転じております。やはり転換と見るには時期尚早だったのかもしれません。この辺りでボラタイルなレンジ相場にはいるのかもしれませんね。ポジションは長く持つべからず。逆張りでデイトレ、あるいはスイングで小さく利益を確定していく方が良さそうです。(ポンド円はロスカットとなってしまいました。204.20円。昨日夕方の急落でレンジを下に放れてしまったので。)

今晩のバーナンキFRB議長の講演は久しぶりの発言となっただけに注目もされていたようですが、反応は限定的。「インフレの先行きは非常に不透明」 「物価の安定に向けては必要にむけて行動を取る」
「金融市場の嵐はまだ収まっていない」などの発言があったようです。

今日はバーナンキ発言より、GSE住宅公社2社を巡る問題でウォールストリートジャーナルが「フレディマック幹部、プライベートエクイティ(PE)や他の投資家と、普通株や優先株購入の可能性について交渉中。しかし投資家の多くは、米財務省が公的資金注入で救済に乗り出せば、投資資金を失うと懸念」といった記事を掲載、フレディマックが投資家探しに懸命だが投資家が見つからないと懸念を表したことや、CNBCのインタビューで著名投資家のバフェット氏が「ファニーメイとフレディマックの純資産はゼロ」と発言したことの方がひっかかります。

決してアメリカの金融不安が消え去っているわけではない中でのドル高です。いつ急落してもおかしくないという声もある中で、ドル買い、ユーロ売り、商品売りが止まったという確信が持てない環境ですが、次なる大きなトレンド誕生にはまだ時間を要するのでしょうか。住宅校舎2社の純資産がゼロ?!ではアメリカの株は売りで反応するのではと思ったのですが、今晩のダウは高いようです。材料はあまり関係ないのね、、、、。今の相場を支配するものがなんなのかが明確に見えてこないので、次なる一手を打ちにくい。来週はサブプライム1周年通過の安堵から地合いが変わってきたりしないでしょうか?今晩はもうポジションを取らずに休みます。では良い週末を!!

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2008年8月21日木曜日

ちょっと勇み足でしたか、、、。
勇み足かどうか、まだわかりませんよね。
思った方向に行かなければそれは勇み足ではなくて、
出撃自体が間違いだったことになります。

ユーロドルはまだ買値レベルまで下げた後すぐに反発していますのでなんとか救われていますが、ポンド円は買値を割り込んでしまいました。キウイ円も今まさに割り込んだところ(笑)
昨晩あれほどあった自信が揺らぎまくっていますが、
まだ「ユーロドル」反騰、クロス円も一緒に上昇を始めるといったシナリオを捨てきれずにおります。

しかしながら、昨日の私の脳内では怒濤の切り返し後揉み合いというイメージができ上がっておりましたので、今日夕方からの下落は想定外。
イメージと違う動きをしているのなら素直に出直した方がいいかもしれません。

今日はラジオNIKKEIマーケットトレンドで、デリバティブジャパン記者の三谷さんにプラチナ価格の今後についてお話を伺ったのですが、まだ底入れしたとは言い難くしばらくは底練り、あるいはまだ下値を模索する展開だとおっしゃってました。

プラチナは景気敏感銘柄。自動車触媒として使用されるため、自動車販売が落ち込むと需要が落ち込むということでプラチナ価格も下がります。つまり、プラチナが上がるということは景気が良いということを表し、このところ再燃している金融不安が払拭されなければ積極的な買いを見込むのは困難だということです。これはプラチナに限ったことではなく、商品全般にまだ下げ止まりとみるには時期尚早、ということでした。よって私の希望的観測は粉々に打ち砕かれました(笑)ユーロドルが下げ止まったと見るのもまだ早いということです。 マーケットトレンドはこちら

そんなこんなでコレを書いている間にも原油が大きく下げている模様。
ユーロドルも大きく売られ始めました。買値を下回りましたねぇ。
1.4650を割り込んできたら一時撤退しましょう。あと僅かに残ったのりしろ分だけ粘ってみます。

キウイ円は78.20円で仕切りました。手数料分くらいは残さないと(笑)利益はなしです。
ポンド円も204.80円くらいに仕切り注文を出して休みます。
今切ると損切りなので、せめて手数料分くらい上げてくれないかな?と望みをかけてみます。

明確な転換となるにはいったい何が先行するでしょうか。

原油が切り返す?プラチナが切り返す?ユーロの反騰?それともドル売り材料がでる?
何を見ていればそのきっかけを掴むことができるのか、、、。
昨日私はZEW景況感指数がポイントか?と書きましたがコレは撤回。
トリガーは別にあるようです。
明日だいまんさんに聞いてみよう。

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2008年8月20日水曜日

先週までのドル高、クロス円売りの流れは止まったようですが、さてここからどう攻めたらいいのでしょう?買っても売っても取れないという忍耐を強いられる展開。日本がお盆明けから本気で取り組もうとしても、欧米市場がサマーバケーションムードではどうにもなりません。欧米が本格的に戻って来くるまでしばらくはこんな動きに終始するのでしょうか?

今日は米7月PPI(米卸売物価指数)が発表されました。前月比で1.2%上昇と、予想より強い数字が出たことで直後はドル買いが入るも長続きせず。

それよりも、個人的に注目したのが ZEWの8月の独景況感指数が▲55.5と7月の▲63.9に比べて改善したこと。市場予想平均の▲62.0。(同時に発表された8月のユーロ圏景況感指数も▲55.7と市場予想の▲65.0を上回る)

発表直後はそれほど大きく動いていませんが、実は私、これがユーロドル反転のポイントではないか、と思っています。あくまで短期的に、、、ですけれど。

というのも、先月のZEW景況感指数が発表されたのが7月15日。

この日、何が起きていたか?記憶を呼び起こしてみます。
なーんてカッコつけなくてもユーロドルのチャートを見ればすぐにわかります。
ユーロドル1.60台に乗せて目先の天井を打った日なんです。見事なWトップの形状、私はここでユーロドルショートポジションを作ってちょっと利益が出ました。今日まで持ち続けたらすごいことになっていたんですが、、、(笑)

ではその7月のZEWの数字はどんなものだったか?

市場予想▲55.0に対して▲63.9とネガティブサプライズ。瞬間売り込まれるも、なぜかその直後に1.60台を付けに走って、その後からじわじわと下がり出して現在に至っています。

7月ZEWの発表から下げ続けて1ヶ月。その間戻りらしい戻りも入れることなく下げましたが、8月の数字が出たこのポイントが潮目の変化かと直感的に思ったわけです。数字そのものがいいとか悪いとかじゃないんですが、大倉さんがYMTVでお話されていた「このドル高は本物か?」そう、ドルの巻き返しも積極的に買い続けるには新たに強い材料があるわけではなく、ドルのネガティブ材料が再びクローズアップされてくる時間帯に入り、欧州売りが一呼吸できるのでは?というきっかけになる材料だったのではないかと思うんです。

ということでユーロドル1.470ドルでロング。

ただし、予想よりいい数字だったというだけで決して欧州の今後の景気後退懸念が払拭されたわけではないので、短期的な戻りを狙うポジションです。

でも目標値くらいは設定しておきましょう。

7月15日高値1.6037
8月19日安値1.4628

これをフィボナッチ!!

0.382戻し 1.5166
半値戻し  1.5333

ユーロは天井をつけた、との見方に変更なければ半値戻しは厳しいように思います。
せいぜい3割、ということで0.382戻しの 1.5166ターゲット。
早めにリグっても1.50くらいまで戻れば大成功!

そんなにうまくいかないかな?
ということで、短期的に潮目が変化したということですからクロス円も買いの時間帯に突入したと思います。

ということで。
ポンド円 204.67円
キウイ円 78.09円
買っちゃいました-!!こんなに一気にポジション取るなんて、我ながら大きく出たね、、、とあきれていますが、妙に今回の分析には自信があるということです。分析というか、直感というか(笑)

なんて大きな口をたたいていますが、朝起きた瞬間に仕事に出かける気力を失うような惨事とならぬよう、ロスカット注文は適当に入れてから休みますね。

ということは、商品市況の暴落にも歯止めがかかるような気がするんですが、、、。金なんか年初来安値更新しちゃいましたからね。プラチナも底なし沼。そろそろ、と言われ続けながら下げ止まっていないのですが、ユーロの逆襲とともに底入れとなるのでは?
これも短期的な予想ですが、、、今年は天井をつけたとの声もありますので慎重にね。



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2008年8月19日火曜日

夏女の私は夏の終わりが堪らなく寂しく感じるのですけれど、お盆が過ぎたらすっかり涼しくなっちゃって、、、足元に蝉の亡骸などを見つけると悲しくなってきます。近所にあるまるで花火のような百日紅の花が大好きなんですが、その鮮やかな花の色も消えはじめました。

そんな感傷に浸っているのは、今日の為替市場の動きが良くわからないから。
商い盛り上がらず?なのでしょうか。盆空けの月曜東京マーケットはユーロドルが反発基調でスタートしたため、利益が削られては堪らないとばかりに1.4742ドルで仕切ってしまいました。今となってみればまた下げに転じているじゃない。早まったかしら?

それからキウイ円やオージー円の堅調な動きを見てオージー円の買いに乗ってみたのですが、買った途端に急落、あわてて損切ってドテン売りを仕掛けたら上昇するし、、、。見事な往復ビンタにすっかり意欲減退。今日はやることなすことうまく行かないみたい。

オセアニア通貨は底入れしたのでしょうか。キウイ円強かったのですが79円目前に失速中。押し目買いなのか戻り売りなのか非常に判断が難しい局面。この先金利が下がる可能性がどんなに高くても、そもそもが高金利。ショートで長く持つのはツライわけです。だからオセアニア通貨は上昇はじわじわとゆっくりなのに対して、下げるときは急降下なのでしょう。

7.23  104.48円から
8・13  93.13円まで下落
フボナッチリトレースメントで計算してみますと
0.382戻しで 97.47円
半値戻しで 98.81円

13日の安値からは3営業日戻りを見せていて、一先ず下げ止まったように見えるのですがかといって97円どころまで戻せるのだろうか?今日の方向感のない動きを見ていると、戻るというより、レンジ相場に入ってしまって方向を探る気もなさそう、、、。やる気のない値動きですのでコレをとるのはちょっと難しいです。往復ビンタのショックも癒えませんので、今日はポジションを取らずに寝ることにしますね。わからないなら手を引くべき(笑)
ではおやすみなさい。


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2008年8月17日日曜日


先週ドル円は110.50円近辺までのドル高進行、
ユーロドルは1.4660近辺までのドル高進行。

7月半ばからのドルの逆襲。ほぼ時を同じくして原油も下がってきています。
さて、このドル高は本物なのか?

ユーロドルではまだその兆候が見られませんがオセアニア通貨をみると先週後半にかけて戻りを入れています。大倉さんはオセアニア通貨オージー円とキウイ円はこの下落のそこを入れたと見ています。

この夏のドル高、クロス円売りに変化が?!

金曜夜放送のYMTV[本音で言わせて]では大倉節炸裂!
このままドルの逆襲が続くのか、ドルは強いのか。アメリカの実態は?
本当の危機はこれからだという大倉さんの見通し、オンデマンド放送でご覧ください。

さて、お盆が空けて今週からのマーケットはどうなるでしょう?
米国債償還による円転が意識される15日が今回は金曜の夜だったことから、
実際に円転での円高が進むのは週明けからになるのかな?
となると、ドル高の流れに歯止めがかかるかもしれません。

ここでアノマリー。8月はドル円月足チャートで陰線出現率が最も高い月なんです。
過去10年間を振り返ってみると2006年を除いて全てが陰線。 
つまり月初にドル高が進行し、月末にドル安となる月だということです。

お盆前後であるということ、円転、アノマリー、、、うーんホントに今週円高になるかしら(笑)
110円台半ばまで上昇してきていることから、100円割れを唱えていた円高論者が静かになってきていますね。110円台を確り地固めしていることから、もしここで円高の波がスタートしたとしても100円割れはないんだろうなぁと思っています。あるとしても105円?!

ではユーロドルはどうなる?下げ足が速いので戻りをいれるかも、、、などと思いながらも
木曜に作ったユーロドル1.4822ドルショートは継続保有中。今週潮目が変わったと見ればすぐに利食うことにします。

金曜日はラジオNIKKEI「マーケットトレンド」山本郁さんのピンチヒッターを努めました。
ゲストは資産運用コンサルタントの逢坂ユリさん。
資産は6つに分けるのが基本。すぐに6つ思い浮かびます?
お金に好かれるにはお金を好きにならなくてはなりません。好きになるってどういうこと?考え方ひとつでお金の使い方が生きてくる、そんなお話を伺いました。
著書プレゼントもご用意いただきました。オンデマンド放送はこちらです

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2008年8月15日金曜日

昨日、日本の4-6月期GDPも前期比▲0.6%、年率▲2.4%のマイナス成長が確認されて日本の景気減速も明らかとなったばかりですが。

今日はヨーロッパです。今日14日欧州連合(EU)統計局が発表した第2・四半期のユーロ圏域内GDP伸び率が、前期比▲0.2%年率▲0.8%!!大きくはドイツ、フランス、イタリアのユーロ圏3大国が減速したことが響いたとのことで、統計開始の1995年以来、前期比での初めてのマイナス成長!! EUのリセッション入りの可能性が出てきました。

この金融混乱の張本人アメリカはなぜか4-6月期のGDPが前期比+1.9%で前期より良かったので、まだマイナス成長とはなっていないんですよね。これは戻し減税のせいだとすれば一時的浮揚に過ぎないかもしれませんが、アメリカ→欧州の順で景気減速が確認されるだろうという見方が一般的でしたが順番が入れ替っちゃうんじゃないの? 7-9月期、現在のEU諸国の景気が気になりますね。

これではますますユーロは買えません。下げ方が急なので戻りを取りたい衝動にかられますがちょっと危険かも。とめどなく下げる展開も予想されます。今日はさすがに1.4850~1.4950レンジとなっていましたが、今し方のレンジ下限1.4850ドルを割り込んできました。ここですかさずショートです。コストは1.4822ドル。こういう時には深夜まで起きていて良かったーと思います。いえ、本当は美容のためにも?もっと早く寝たいのですけれどね(笑)この先の節目が見当たらない、、、こうなると昨年11月から今年2月くらいまでの長期に渡って揉み合っていたレンジに突入していますので、このレンジの下限1.4440ドルアラウンドまでの下落の可能性が?!

ただし一気に下げるわけじゃありませんものね。もしかしたら今日の売値コストを越える戻りなんかも入れないとも限りません。さっき戻りを取るのは危険と書いておきながら、いざショートするとスゴイ勢いで戻りを入れそうな気がしてきます。保有ポジションによって気分(見通し)が変わる、、これじゃ駄目ですね(笑)ただ原油がもし大きく戻ることがあればユーロも戻るかもしれません。ブッシュ大統領がグルジアに軍支援との報道もあるようです。ロシアとアメリカの間に何も起こらなければいいのですが、緊張が高まれば原油が再度上がることもあるかもしれません。ロシアはエネルギー価格を下げさせたくないからグルジア空爆を行ったなどという穿った見方もありますが、、、。

さて、オセアニア通貨。戻りを入れていますが今日は豪ドルにネガティブ材料。
バッテリーノ豪準備銀行副総裁が議会で、インフレが実際に低下しなくても金融緩和を実施することを示唆しました。早期利下げの可能性がますます高まってきたということです。値ごろで安易に買わないように。

昨日13日現在のくりっく365顧客ポジション状況を見ると、、、

通貨ペア 売り建玉  買い建玉
ドル円  44011  57370 
ユーロ円  6383  23439 
ポンド円  2321  32910 
豪ドル円  9122  85002 
NZドル  8076  156097 

皆、買ってるんですね。特にキウイ!スゴイボリュームですね。先日個人投資家VSディラーというタイトルでブログを書きましたが、コレを見るとどこかの時点でキウイ円はストーンと下げるかもしれない、、、と思ってしまいます。ご注意!!

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2008年8月14日木曜日

お盆に入りました。昨年8月17日のお盆明けのサブプライムショックと言われる投売り相場が意識される中とはいえ、今日の東京時間の下落は想定外。ドル円が110円台で頭重く反落、というシナリオにはある程度納得出来るものがありますけれど、クロス円は何でこんなに下がったのかっしら?昨日作ったオージー円ロング?即刻ロスカットでしたね(笑)値ごろでの反発狙いは無謀な地合い。昨年の悪夢が脳裏をよぎる下落、、、。

朝起きてオージー円ポジションが綺麗になくなっているのを見て思いました。これは止まらないぞ、と。東京時間も継続して下げる予感がしたのです。根拠?!うーん、昨年のお盆安の記憶が蘇ってきたことくらいの直感的なものなんですが(笑)

オージー円、ポンド円をショートして仕事に出かけました。
コストはオージー円94.90円 ポンド円207.04円。

朝起きた時点ですでに大きく下げた後でしたので躊躇がなかったといったら嘘になります。それでも今日は反発するとは思えなかった。

仕事先について一呼吸、見るとクロス円がみるみる売られています。ここで出かける前にあれほど閃いた「今日は下げる!」の思いが揺らぎ、、、即刻利食いを入れてしまいました。そのまま持っていれば大きく取れたのに、さっさとポジションを閉じてしまった、、、、。利益を減らしたくなかったんですよね(笑)オージー円94.03円(その後93.13円まで下落)ポンド円で205.34円(その後なんと202.50円近辺まで下落!!)流石にここまで下げるとは思っていませんでしたが、朝一番の直感に忠実に夕方までポジションを持っていればかなりの利益になったはず。いつまで経っても大きく利益を上げるのって出来ないんですよね。最近の自分のトレードの最大の成長は損切りが確実に出来るようになってきたこと。有無を言わさず決めたラインにロスカット注文をおいておく。これで大きく資金ショートすることはなくなりました。でも大きく勝てるかというと、、、信念を曲げて咄嗟に切ることが多くて(笑)損切りより利食いの方が難しいって言いますものね。この点においてはまだまだ修行が必要です。

そして特に下落がキツかったポンド。今日はイングランド銀行の四半期インフレ報告の発表があったのですが、この中で「金利が現在の水準を維持すれば、インフレは今後2年間で中銀が目標とする2%を下回るとの見通し」としたことで、これが今後の利下げを暗示するものと受け止められたようです。かなり今後の景気を懸念する内容だったことでポンド売りが加速した模様。うーん、こういう叩き売りみたいな相場をきっちり取りたいものです。

今日はラジオ日経「マーケットトレンド」で原油価格は天井か否か、デリバティブジャパン記者高橋氏に解説いただきました。高橋氏によると年内天井を打ったとのこと。WTI原油価格が147.25ドルの高値つけましたが下落のきっかけが なんとドイツにあった。その真相は?!是非オンデマンド放送を聞いてみてくださいね。

原油が天井となると為替はどう動く?ユーロドルはやはり戻り売りで攻めましょうか。


今日は暑気払い。仕事先の方と「どぜう鍋」飲みすぎちゃって、更新が遅れました。深夜になってからなにやらドル円クロス円が怒涛の切り返しを演じています。自立反発かと思いますが、どこまで戻るでしょうか?、、、、おやすみなさい。

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2008年8月13日水曜日

戻り待ちに戻りナシ、、、か。

昨日値ごろ感から反発狙いで作ったポンド円210.62円ロングは大失敗!!
210円でロスカットヒットで撤退を余儀なくされました。
これだけ下げたんだから、そろそろ自立反発もあるんじゃないかしら?
なんて動機で入場するのは今はとても危険なようです。

今日はその他にも失敗をやらかしました。オージー円です。

先日分析したフィボナッチリトレースメント
3.20 88.15円から
7.23 104.48円 までの上げ幅16.33円。

0.382下げで 98.24円
半値下げで 96.31円
↑コレです。コレ。今日失敗したのは。

今日夕方に96円割れの瞬間がありましたが、その後96.60円超えの上昇となったことから、オージー円は半値押しで止まった?!ここから相応の戻りを見せるに違いない!と閃いちゃったんですよね、、、。閃きというより思いつき?!

96.52円でローング!!

その後90円近くまで下げてます。あれ?!

このままズルズル下がってしまうのでしょうか?実はまだこのポジション切っていません。96円を明確に切れてきたら諦めましょう。まだここで下げ止まりを見せるのでは?という淡い期待を捨てられません、、、。週足の一目の雲をご覧ください。支えられそうでしょ?ちょうど半値押しの96.30円くらいのところで。

ということでマイナスポジションも抱えてしまったのですが、さらに後に後悔しそうな行動を!!

大切に抱えてきたユーロドルのショートポジションも衝動的に手仕舞ってしまいました。
売値が1.5570 買戻しが 1.4939 悪くない結果ですけど、この戻り待ちに戻りナシ相場で次の仕掛けどころが見えてくるでしょうか、、、、。すぐに売りなおす気にもならないんですよね。大きく戻りそうな気がして、、、。

何をやっても駄目な相場のリズムが掴めない日というのもあります。こんな日はいろいろ考えても駄目!ふて寝します。おやすみなさいー!

その前にちょっと気になったニュース

* ポールソン米財務長官は10日放映された米NBCテレビのインタビュー番組で、新政権が誕生する来年1月以降に財務長官のポストにとどまる意向はないと表明した。
問題山積、ポールソン氏の後任は?彼を超える手腕の持ち主が見つかるとも思えず、新政権への経済政策に不安が、、。

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2008年8月12日火曜日

お盆に入りますね。

今日はうれしい良い子の踊りー♪
年に一度の年に一度の盆踊りー♪
あ、よいよいよーいよーよい♪

という、書き出してみたらたったこれだけの歌詞の盆踊りソングでダンシングしていた子供の頃を思い出します。この曲、なんて題名かも知らないんですが(子供だったので曲名を意識しなかった)その歌詞とメロディーは鮮明に覚えていて、夏に提灯やら浴衣やらを見かけると決まってこの曲が頭の中をリフレインします。福島のある地域での曲ですが、ご存知の方いらっしゃいます?よくよく考えてみると上京してからの方が長いのですが、東京音頭より断然「良い子の踊りー♪」ですね。盆踊りというのは子供の時分には本当に楽しみなイベントでしたが、夏の郷愁は他の季節よりも色濃く残るものなのかもしれません。

さて為替。郷愁に浸っている場合ではありません。サブプライムショックから1年。お盆到来です。

しかし先週あまりに大きく動いたものですから今日は一呼吸といったところでしょうか。なんだかよくわからない動きに終始した印象ですね。週末NYのドル高の動きが若干加速した形、ギャップをあけて始まりましたが、次第に修正が入りました。かといって大きく戻りを入れるわけでもなく、どの通貨ペアもモミモミ、、、、。

今日発表になった豪準備銀行・四半期金融報告は、利下げを示唆する内容。豪ドルはこのところ下落スピードがキツイかったせいでしょうか、これを受けてもそれほど大きく売り込まれることはありませんでした。しかし、内容からみても大局では戻り売り決定?!でしょうね。戻り高値がどこになるのか探って売るべし。、、、でも豪ドルに限ったことではありませんが、今日のような煮え切らない日を挟んでしまうと明日からの動きがどうなるのか読みにくいですよね、、、。豪ドル、ポンド円、キウイ円、ユーロ円、、勢いよく戻せなかったということは、やはり弱い、このまま戻りを入れずに下げるのか?あるいは様子を伺っただけ、明日からは多少戻すのか?

多少戻す、、、?!後者にかけてみましょう。選んだのはポンド円。今日は先日売った213円ジャストのショートポジションを211.23円で手仕舞い、210.62円でロングに変えました。ユーロ円は不気味な動きをしますので避けたい。オセアニアは今後の金利引き下げが決定的になった状況の中で戻りとはいえ、買いポジションを建てるには勇気が必要。ということで残ったのがポンド円でした。え?ポン様が好きなだけじゃないかって(笑)でも210円を切ってきたら手放します。
ユーロドルショートはまだまだ粘って保有中。ある程度の戻りは覚悟してありますので次の大きな下落波動到来までじっと我慢。

※「ドルなんか買う気は一切ない!」と、、、ある著名なアナリスト?の方が書いたレポートが配信されてきました。110円を超えるドル高は想定していなかったようです。「ドルの大きな支援材料があって買われているのでないならば、この戻し相場もそう長続きはすまい」と新たな金融システム不安が起こることをも想定して、今後のドル安の可能性を論じています。
見方は人それぞれですね。


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2008年8月11日月曜日



先週はドル円が108円半ばのレンジ上限を上抜けたかと思ったら、110.30円アラウンドまで上昇。110円は重いだろうと思っていたんですがアッサリ突き抜けましたねぇ。

そしてユーロドルが底抜け。1.5340ドルアラウンドはこれまで反発してきた横線ですが、こちらも抜けるときは勢いがいいものです。突き抜けたか?と思ったら一気に1.50ドルを目指しての下落。週末NY終値ではなんとか1.50台が保たれたものの、、、、長いことも揉み合ったレンジ帯が破られましたからね。後の展開はもう悩まずとも戻り売りに徹すべし!です。ただし週末の下落のスピードがキツかったものですから追いかけて売るべきではないと思っています。戻り売り。どこまで戻るかなんてわかりませんけど、、、1.55ラインからの下落が今回のひとつの波動だと捉えるなら、フィボナッチで1.5200から1.5250ドルアラウンドまで戻ることも考えられるかな?と思っています。

原油が大きく下げていることもユーロ復活が考えにくいひとつの要因となっていると思われますが、商品市場の崩落は規制強化や監視強化を嫌気したカルパースの撤退が大きく影響しているのでしょう。カルパースのような資金は中長期投資で資金を入れてくる為、彼らが入ってきたということが買い安心感に繋がり、投機の加速を招いていたと思われますが、彼らが資金を引き上げたことで他の資金も潮が引くように流出したということかと。勿論、これで商品市場が終わったというのは時期尚早。一時的に、です。そうはいってもまだまだ100ドル台にある原油価格、これが終焉とは思えません。100ドルを割り込むくらいの投機プレミアの剥落があっても不思議ではありません。一気にくるものとも思いませんが日柄をかけてジリ下げとなるんじゃないかしら?となると、ユーロドルもここからは一気に1.50を割りんで急落ではなく、揺り戻しも大きく入れながらじりじり崩れていくこととなるでしょう。これって、ポジショントーク?!(笑)

さて週末金曜日はYMTV「猛暑を吹き飛ばせ!罫線分析で夏相場を切る!」皆さんもうご覧になりました?ホント、スタジオの中が猛暑、、、暑い1時間となりました。あ、熱い1時間となりました、ですよね(笑)だいまん流罫線術が映像で見られるというプログラムですからお見逃しなく!!レンジブレイクしたドル円、ユーロドルetc…チャートに罫線をひいて今後のターゲットとなるポイントをズバリ解説しています。チャットにはたくさんの方に参加していただきました。ありがとうございました。

オンデマンドご覧ください→YMTV「猛暑を吹き飛ばせ!罫線分析で夏相場を切る!」」

ユーロドルショートポジは保有中。ポンド円ショート保有中。
そして、木曜に作ったユーロ円ショートはなぜか仕切り注文がヒットしてしまいなくなってしまっていました。
168.87円売り→166.90円手仕舞い 
165.70円くらいまで下げましたので出口としては半端なところでした。。。そんな半端なところに注文を入れていたのをちょっと忘れていて、YMTVから帰ってきてちょっぴり後悔しました。

今週はお盆です。サブプライムショック安から1年。どんな1週間となるでしょうか?今週も休まず飛ばしますよー!!
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2008年8月8日金曜日

今日は冷え性寒がりの私でも流石に暑い!!と口にしてしまうほどの灼熱地獄。コンクリートジャングルでは日陰でも熱気がこもったまま。街中ではデパートなどの入り口の冷気がオアシスのようですが、中に入ると冷蔵庫のような冷たい空気に10分も耐えられない、、、。暑くなったり寒くなったりと目を白黒させているとどっと疲れが出てきます。こうやって体温を上げたり下げたりするのが夏バテの原因にもなるんですよね。私は鳥肌を立てながら地下鉄に乗っています(笑)もっと体を鍛えないと、、、。

さて、今日夕方からのユーロドルの反発が気になっていましたが、だいまんさんは今晩のECB理事会に向けてのポジション整理じゃないかと。実際トレンドを買えるほどの上昇ではなく、ECB理事会後のトリシェ総裁声明で再びストンと落とされました。今日のFOREXRADIOではレンジブレイクしたドル円の今後、オセアニア通貨の動向などじっくりうかがっています。そうそう、8月15日にドルが売られる要因とは?昨年のサブプライムショックもこれが引き金となっている可能性もあるとか?さて、2月8月のドル売り要因を知りたい方はFOREXRADIOを聞いてくださいね。

ECB4.25%金利据え置きは予想通り。

トリシェ総裁声明は、インフレについて懸念を表明する一方で「2008年半ばのGNP、第1四半期より低い成長に」という発言。これを受けて市場は年内の利上げがないと判断?ユーロ売りが加速した格好です。「われわれはバイアスは持っていない。決して予断は持っておらず、物価安定維持に適切と判断したことを常に行っている。」といった発言をみても 7月の理事会後声明とスタンスは変えておらずほぼ同じように思いますが、、やはり景気後退をマーケットはかなり意識し始めているということでしょうか。インフレよりも景気後退懸念。これはオセアニアの金利先安感もそうですがこのところの焦点になりつつあるような気がします。

さらに前週分の米新規失業保険申請件数は45万5000件、市場予想平均の42万5000件を上回りドル買いも入っているようですが、それでもドル円は109.60円に壁が作られたのでしょうか?ここを超えられません。昨日109.93円が壁か?と分析しましたが、そこに到達する前に失速しています。でもオセアニアはじめクロス円が軟調となる流れにもドル円だけは下げないという底力を見せていますので、110円をトライする流れがしばらく継続するものと思われます。つまり、あまり下げないのでは?

そしてユーロドルショートは継続中。今、キワです、キワ!!ここを抜ければ天井確認。1.5340ドルラインまで落ちてきました。ここを下に抜ければユーロドルは下落トレンド入りとなります。戻されれば再びレンジ相場。さてどっち?!

MPC理事会でのイギリス金利据え置きは、マーケットは興味がなかったのか?ほとんど動きませんでした。ポンドの今後を予測するには材料不足。据え置き後の続報ってほとんどないんですよね。んーでも、昨日は流石に上げすぎじゃないのか?という気がしないでもない。どうやら上昇は止まったかにみえる。ということで今度は下落の時間帯に入ったのでは?という超安易な読みで213円ジャストでショートポジション形成。一昨日買った理由が雲に支えられて反発、でしたので今回の下落も雲の上限までを狙います。となると211.36円くらいかな?

さらにユーロ円ショートも作っちゃいました。これは衝動的に売ったんです。トリシェ総裁声明後の急落の最中、ユーロドルが弱いのにユーロ円は強すぎる、このタイミングでちょっと大きな調整もあるかも?と思ったんですよね。168.87円での売り。今のところ思惑通りに下げていますが、意味不明な上昇を始める癖があるユーロ円、これも雲にタッチしたら仕切ったほうがいいかもしれませんね。

昨日はオセアニア通貨のショートを狙うといっていたのに(笑)一夜明けるとすっかり違うことをやってしまうものです。

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2008年8月7日木曜日

FOMCでブレイク!じゃないんですよねぇ。

予想通り政策金利は据え置かれましたが、注目の声明文では景気後退懸念とインフレリスクの両者が盛り込まれて為替市場も反応に困った、という感じでした。ドル円相場は108円をはさむ攻防から決着が先延ばしとなったと思われました。

ところが、一夜明けて今日になってからですよ。夕方からの108.50円を明確に上抜けてのドル買い、これにはどんな材料があるのでしょう。これがよく言う「相場は行きたい方向に行く」ということでしょうか。「、、、もうこの水準でチマチマ煮え切らない動きをするのに飽きちゃったわ。ビッグイベントも終わって肩の荷も下りたことだし、後は好きにさせてもらわよ。」みたいな台詞を残して行ってしまった。って感じ?!(笑)

ともかくここ2ヶ月ずっと重かった108円半ばをブレイクして上昇してきました。2ヶ月ものフラストレーションが爆発するんですからこのブレイクは大きいと思われますが、その割にはブレイクしてからの勢いが今ひとつな気もいたします。

ではここから上値を追いかけてどこまで高値を狙えるのでしょう。

ドル円の週足をみてみます。
2007.6.17 124.13円から
2008.3.17  95.73円までの下落(28.4円幅)

これを黄金分割!!

最初のターゲット106.58円はクリア
次が109.93円 これが半値戻し
その次が113.28円となっています。

現在の値位置からは半値戻しの109.93円がターゲットですが、これって後わずか60銭ほどで到達してしまうんですよね。しかも現在雲の中に入ってきていますが110円くらいのところに一目の雲の上限がある。ここで一旦止まると見るのが妥当なところ。大きく吹くかと思われてそうでもない理由はここから上値を追いかけても、次の節目が近すぎて妙味がないということかしら?

ドル円を追いかけて買うことはやめておくことにしましょう。でもこの動きのおかげでユーロドルのショートポジションが好調です。いよいよ1.54ドルライン割れが現実のものとなりつつありますが、高値圏での大きなレンジ相場、この下限は1.53ドル。ここを下に抜けないことにはまだ大きく下落トレンドがスタートしたとは言えないので、ここからが撤退するところを探る難しい局面。いわゆるチキンレースというやつですね。どこで利益確定するか。あるいはこのまま耐えて、大きな下落トレンドスタートに賭けるか?!今日のところははもう少し下を狙うことにしますね。

オセアニア通貨は軟調ですが、欧州通貨が好調でした。
ユーロドルでユーロが売られ、ドル円で円が売られ、、つまりドル高の流れですね。こうした中にあってユーロ円が強い理由というのは私にはよくわからないのですが、昨日狙ったポンドの切り返しはうまく行きました。213円台に乗せてなお上昇中ですが、私はちょっと早まって212.86円で手仕舞ってしまった。215円までの戻りを期待していたわりには、あまりに急速に上げてきたものですからちょっと怖くなっちゃって(笑)後の上昇は「頭はくれてやれ!」という大らかな気持ちで諦めることにします。ここから先のポンド円の動きは今読めません。ということでドテン仕掛けることはせず大人しく寝ることにします。

今狙いたいのはオセアニア通貨の戻り売り。もうちょっと戻ってくれたらショートしたですね。オージー円は100円に限りなく近づけて。キウイ円は79円台乗せまで待ってから。待ちすぎて仕掛けそびれちゃうかな?

さて先週から担当させていただいているラジオNIKEIマーケットトレンド。今日は金市場の動向についてコモディティ専門誌デリバティブジャパン記者の石川久美子さんにお話を伺っています。金などの商品価格は為替の動きに大きく左右されますので為替市場の先行きも分析しなくてはなりません。番組ではコモディティ市場の専門家の目から見た為替分析もいただいていますので、興味のある方はオンデマンド放送を

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2008年8月6日水曜日

面白い動きですよね。クロス円売りでもドル円は下がらない。ユーロドルも弱いことなどをみてもこのところの値動きは「ドル高」です。
かといってドル円が108円台の蓋を開けることが出来ないでいるジレンマ。これも今晩27時15分のFOMCの結果如何では方向がでるのでしょうか?

FF金利は2%に据え置きとなるでしょうけれど、さて声明文は?前回よりは金融不安は悪化している状況ですが、どのようにコメントされるのでしょうか。少なくても一時期盛り上がった利上げムードはほとんどない状況ですから、現在のドル高は利上げ期待での上昇ではありません。ですから声明文によって失望の売りというのは考えにくいと思うのですが、、、。あるいはこの先利下げもありうるという悲観的内容となればサプライズで再びドル売りトレンドスタートということもあろうかと思いますが、実質マイナス金利となっている状況においてはこれもないでしょう。となると、、、、先週の雇用統計でも雌雄を決することが出来なかったように、FOMCの結果を受けてもなんだかはっきりしない値動きとなるのかも。今はドル円は超短期、デイトレでとることが可能な方でなければ面白くないペアですよね。だったらユーロドルのほうが面白い。ユーロドルショートポジションは継続中です。1.5400ドルまでは狙いたいですね。

それよりも今動いているのがオセアニア通貨。昨日豪ドル手放しておいて良かったです!今日はオージー円100円割れの下落となりました。あや戻し狙いは短期ディールに徹すべし!ですね。

オーストラリア準備銀行今日、政策金利を現行の7.25%のまま据え置きを発表しましたが、声明文では、足元の景気の悪化を示唆、経済成長は今後も鈍化する可能性が高いとする一方で、インフレの方は景気の鈍化とともに沈静化して2010年にはインフレ率は3%未満となるとの見通しを示しました。これは将来的な利上げの可能性はほぼゼロとなったこと、さらに言うと利下げの可能性が高まってきたことを表すものという理解から豪ドル売りが進んだものと思われます。

日足では一目均衡の雲をスポンを下抜けちゃいました。これはもう戻り売り相場に入ったと見ていいと思います。では下値サポートはどこ?
3.20 88.15円から
7.23 104.48円 まで実に4ヶ月も続いた上昇相場。その上げ幅16.33円。
これを黄金分割(フィボナッチ)で下値を探って見ますと、、、
0.382下げで 98.24円
半値下げで 96.31円
0.618下げで 94.39円
まずは98円アラウンドまでの下落を狙って戻り売り戦略かな。
それにしても4ヶ月上げた幅の3割近くをたった10営業日程度で消してしまうのだから下落のスピードといのは激しいですよね。ではどこまで戻りを入れる?!もう100円はないと思いますが、、、。

さてポンド円211.43円で仕切りました。その後、10分足を見ていたらW底形成と映りましたので、210.71円でロングポジション形成!!ポンドに買う材料ってあるのか?と問われると困ってしまうのですが、日足チャートを見ても一目の雲の上限で綺麗に下げ止まっているように見えます。これはまだ上昇トレンドが崩れてはいないのではないか?と思っただけです(超シンプル!!)うーん、でも211.50アラウンドは頭重し。ここを抜ければ下げ止まり確認となるんだけどな。目標212.80円前回高値の215円、、、は欲張りすぎ?!木曜にはMPC政策金利発表がありますので、その前に決着をつけたいのですがそんなに戻らないでしょうか。気をつけなくてはならないのは豪ドル円チャートは雲なんてするりと下抜けていますので、それだけの理由での買いはちょっと、、、(笑)210.50円を下回れば撤退です。

さあ、日付は変わりました。あとはFOMCを待つだけです。まさか起きて待つつもりはありませんので、朝起きたらびっくりなんてことのないよう祈って、、、おやすみなさい!

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2008年8月5日火曜日

先週末のオージー円100円で反騰狙いの買いポジションは狙い通りの展開!!

そういえばオージー円100円乗せを狙っていた今年5月20日には100円で売ったんですよね。ちょっと単純なようですが、こういう大台節目って最初のトライでは反転する癖があることに気がつきました。その時も見事100.04円を上値に99.20円くらいまで叩かれました。今回は実際には100円でサポートには失敗、99.80円くらいまで下げていたようです。これを見ていたら失敗したか?と損切していたかもしれませんが、幸運にも寝ている時間に約定、下値トライ、反騰を演じてくれましたのでうまく利を乗せることに成功したわけですね。ではこのままどこまで利を伸ばせるか?時間足でのフィボナッチではまず101.55円ライン、次に102.10円がターゲットプライス。ここまで持つべきか今利益確定すべきか?ちょっと持ってみようかな、、、というのも、今日はロイターさんに面白い記事を発見しました。

[東京 4日 ロイター] ニュージーランドドルやオーストラリアドルなどのオセアニア通貨をめぐって、個人投資家の買いとプロの売りが激突している。金融機関のディーラーの間では、NZの追加利下げ見通しや豪の急速な利下げ観測の高まりなどから、オセアニア通貨の下落を予想する声が大勢だが、逆に個人のオセアニア通貨買いは前週に過去最高を記録。今週に入ってさらに勢いを強めている。

はい!!その中の一人が私です。
もっと詳しく読んでみましょう。

 外為証拠金取引の取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所(TFX)によると、個人投資家のNZドル買いは、NZ中央銀行(RBNZ)が予想外の利下げを行い、NZドルが急落した7月24日を境に急増。2日朝現在のNZドル/円の建て玉は、買い残が21万4603枚に膨れ上がった。豪ドル/円 も10万1619枚にまで増加し、ともに2005年の取引開始以来の最高を記録した。

日本の個人投資家は積極的ですよね。私はキウイは売り狙いですので今回の戻り局面は様子見に徹していますが、キウイ円の買い残はドル円のそれの3倍だそうです。そして この個人の買いに最も驚いているのが、プロの為替ディーラーだそうで、、、

景気の急減速が目立っているNZでは、追加利下げは「時間の問題」(外銀ストラテジスト)との見方が大勢。ロイターがエコノミスト17人を対象に実施した聞き取り調査でも、全員が次回9月11日の理事会で追加利下げが行われると回答している。政策金利は現在の8.0%から年内に7.25%まで大幅に引き下げられるとの見方が多く、急速に利下げ予想が浮上してきた豪ドルとあわせ、高金利をおう歌してきたオセアニア通貨は今や「買いたくない」(ある邦銀のチーフディーラー)とまでいわれる。  そんなプロにとって、個人の押し目買いは「信じられない。後で大幅な損失が問題にならなければいいが」(外銀のオセアニア通貨担当)と案じる声が出る一方、「個人の買いポジションがたまった後で、きっかけさえあれば大きく売り崩せるかもしれない」(外資系金融機関)と、潜在的なチャンスとの受け止め方もある。

ということで、プロも真っ向から対決の姿勢を見せています。

大きく売る崩せるかもしれない、、、ということですから、今オセアニア通貨の買いポジションをお持ちの皆さん、利食いは早めに。スワップ狙いならロスカット注文は利益を確保できる浅めのラインにいれておきましょう!さて、プロと個人の対決、どちらに軍配があがるかですが、普通なら個人がプロを打ち負かすなんてことは考えにくいのですが、キウイ円の流動性を考えるとそうでもなさそう。続きの記事を引用します。

百戦錬磨のプロディーラーでも、新規参入の増加を背景に勢いを増す個人の買いを確実に止められる保証はない。「くりっく365」を通じたNZドル/円の買い総額は21億4603万NZドル(1枚は1万通貨単位)。正確な統計はないが、証拠金業界で「くりっく365」の業界シェアはおよそ1割とされる。つまり個人投資家全体では、およそ10倍の200億NZドル超の買いが入っている可能性もあるのだ。東京スポット市場のドルとユーロを除く通貨の対円取引量は、すべて合わせても1営業日平均でわずか108億米ドルだ。 (以上ロイターニュース記事から)

流動性が低いためもともとプロはあまり好まない市場なんですよね。でも私がポン様を追いかけるようにキウイを追いかける個人も多いのでしょう。その規模はもはやプロ顔負けのようです。

では私がキウイを売りで狙いたい水準はどこか、と申しますと。
79.50円~80円まで戻ったらでしょうか。先週末にも書いたように83円までの上値を想定してのレンジ相場となる可能性もあるのですが、戻りを売って下落トレンドをとりたいなぁ。このところの個人のロングは決してサブプライム以前のスワップ狙いの長期ポジションではないと思っています。個人投資家だって、学んでいますもの、きっと長期で持つつもりで買っているわけじゃないでしょう。ということはテクニカルでいいポイントにきたら売りに転じるはず。プロに売り崩されるまでもなくちゃんと逃げるんじゃなかろうか。ということで、高値追いは危険な相場ですよ、きっと。

と書いていて思いました。豪ドルは利食います。100.69円。

そしてポンド円213.50円の売りはそのままです。
今日は212.50円挟んでの揉み合いに終始しましたが今週のMPCでは決着が見られるでしょう。

それと、なあに?今日夜のユーロドルの急伸。
1.5570ドルで売りを持っているのですが、今日はずっとその買値ラインをはさんでの攻防という感じだったんです。ところが意味不明の急伸にレンジが切りあがってしまったようです。調べてみると、原油が反発しているみたいですね。アメリカがイランに対して核開発を断念しなければ更なる制裁措置を取ると警告したことをきっかけに原油が買われている模様。原油とユーロは再び連動して上げてしまうのか?それともこの動きは騙しになるのか?もうちょっとこのポジション抱えながら様子をみることにします。

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2008年8月2日土曜日

ええーっ。雇用統計でも決着がつかないのー?というのが正直なところ。

7月の米雇用統計、失業率は5.7%と予想より悪化しましたが、NFP非農業者就業者数が前月比▲5.1万人と事前予想の▲7.1万人より良かった、ということと、5月6月のNFP合計が2.6万人上方修正されたことを好感して発表直後はドル買いがはいりました。
ドル円 107.40円→107.80円 
ユーロドル 1.5580  → 1.5515

地味ですよねぇ、、、。

その後7月のISM製造業景気指数も50.0と市場予想平均の49.0は上回ったことなどを合わせてみても、もっとドル買いが加速してもいいように感じますが、雇用統計の失業率の数字って2004年3月以来の高い数字、やはり予想との乖離幅をみて瞬間走った方向にトレンドが持続できるかどうかというのは、ちょっと冷静になってからその数字を吟味しないとわからないということかな?結局、典型的な行って来いの展開。

それからどうもドルが伸び悩んでいるのはGMの決算が影響しているようです。4-6月決算が出ましたが最終損益は154億7100万ドル(約1兆7000億円)の赤字。最終赤字は4四半期連続とのことで、ドル売りが入っているとか。GMの時価総額って今トヨタの30分の1、スズキの半分にまで落ち込んでしまっています。アメリカの顔ともいえる企業の凋落に何か大きな意味を感じないでもないのですが、、、。

しかしこのビッグイベントで方向がでないとなると、次はFOMC?
来週にはFOMCとECB理事会が控えています。いえ、それだけじゃありません。

5日(火曜)
(RBA)豪準備銀行政策金利発
米FOMC2日目、政策金利発表
7日(木曜)
(MPC)英政策金利発
(ECB)欧州中央銀行定例理事会

とうことで、ドル円108円攻防、ユーロドルが天井確認となるかなどの新たなトレンド誕生は次週に持ち越しとなりそうです。ドル、ユーロ、円、、、このところの値動きにはちょっとイライラさせられますね。

一方で明確な下落トレンドを形成してきたのがオセアニア通貨です。

先日ニュージーランド準備銀行がプライズで政策金利の引き下げを発表しました。追加利下げの可能性も示唆されており、チャート面からも長期揉み合い下放れとなったことからキウイ売りが加速するかと思いきや意外に粘る印象ですけれど、、、それでも今日は一時78円ラインを割り込むところまで下げてきました。
日足にみる次のサポートは
2008.3.17 76.24円 
2007.8.17 74.23円

78円を明確に割るようなら戻り売りで76~74円までの下落を狙うことが可能ですが、78円アラウンドで反発するようなら上値83円までを見たレンジ相場。個人的には金利の先安感があるため、戻り売りで下落トレンドを形成すると見ています。
ちなみに昨年サブプライムショックの8.17安値の74.23円を下回ると、次のサポートは2006.5月67.78円。ここまで下げる可能性も中長期では十分考えられると思います。今すぐに、というわけではないですけど。

そしていよいよきたか、オーストラリア。こちらにも金利引き下げの見方が広がり始めました。

来週5日のRBA政策金利発表、コンセンサスは7.25%据え置きですがニュージーランドに続いて金利を引き下げるのではないか、という一部の見方が今の豪ドル売りに繋がってるものと思われます。今回は利下げが見送られても年内には利下げに踏み切るだろうという見方が広がり始めている模様です。やはりオーストラリア経済の先行きには大きな懸念が生まれているのでしょうか。

しかし、サプライズの利下げを織り込んで今下落しているのであれば、据え置きで買い戻されます。あるいは5日も前から利下げのサプライズを織り込んでいたら、利下げをしてもそれはもうサプライズではなくBuy the rumor, Sell the fact!

7月23日には104.48円まであった豪ドル円がわずか1週間程度で100.20円まで下げているわけです。これは短期的には買い妙味が高まっているとみてもいいのでは?なとど、あや戻しのロングを狙っているのですがどうでしょう。ちょうど日足でみて100円調度くらいのところに雲の下限が。ここで反発する!と読んで100円ジャストに指値注文を入れました。まだヒットしていません。もうちょっとなんですけれど、、、。

そして保有中のユーロドル。雇用統計直後1.5515ドルまで下げてヤッター!と歓喜したのも束の間、見事な行って来いで結局買値レベルまで戻されてしまいました。(1.5570)、、、、もうちょっと粘ります。

今日は衝動的にポンド円213.50円でショートしてみたのがヒットしました。まだ下げそうな予感。このまま利を伸ばそうと考えていますが、来週MPCを控えていますので慎重に行きたいと思います。前回の議事録に利上げ主張が1名出てきましたからね。利上げはないとしても、警戒しておく必要があります。

ということで皆さんよい週末を。


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2008年8月1日金曜日

このところのドル円は108円ラインを挟んで行ったり来たり。

今晩注目されていた4-6月期米GDP速報、予想がなんと2%でしたけれど(一部には2.3%予想も)さすがにこれは高すぎだったということでしょう。実際のところはこの予想を若干下回る前期比+1.9%。これが失望され108.25円から107.56円まで70銭ほどの急落。この下げ方があまりに凄まじかったために、これに便乗したショーターも結構居たんじゃないかと思います。最初の10分であまりに下げたものだから、いよいよこのレンジの頭打ちとなったようにも見えました。ところが直後の怒涛の切り返し。これが最近の傾向ですけれど、やっぱり明日の雇用統計までは108円アラウンドで粘るつもりのようです。こんな相場で取れる方って超短期トレードに徹している方だけなんでしょうね。利益を伸ばすことも難しければ、損切ればそれが損になるというロスカットルールの必要性すら説明のしにくい値動きに疲弊しているトレーダーが多いようです。

まあ、昨日のADPの好結果も、今日のGDPの悪材料もお遊び?!雌雄を決するのは明日の雇用統計。これが出るまではこんな値動きが継続するのかもしれません。

昨日1.5570ドルでショートしたユーロドル、米GDP発表前に意味不明の上昇があって(私がニュースチェックできなかっただけですが、何かユーロ買い材料はありました?)これは完全な失敗かと思っていたのですが、結果買値程度まで戻ってきています。さて、ここからです。ユーロVSドル、どちらに軍配が上がるのでしょう?明日夜まで勝負は持ち越しのようです。まだこのポジションは継続するつもりです。

今日はFOREXRADIO だいまんさんにこのところのマーケットについて伺っています。キウイが金利の先安感から下げてきていますが、、、それでも下げ方が鈍い。というようなお話からこの先キウイショートには警戒が必要、、、などこの先のポイントとなるお話をいろいろと指南いただいています。

そして今日のFOREXRADIOのゲストは個人投資家のベープさん。ベープって、あの蚊取り線香の?その意外な(挑戦的な?)名前の由来、そしてベープさんの本業、またトレーディングスタイルなどいろいろと面白いお話を聞くことができました。是非今日のオンデマンド放送、聴いてくださいね。なんてったって、今日はFOREXRADIO400回記念の番組だったんですもの。私はまだここ半年の付き合いですが400回も個人投資家向けに為替の情報番組を続けられてきただいまんさんに敬意を表したいと思います。

だいまんさん曰く「くも、くも。」

このところの値動きこれがヒットしているみたいですよ。チェックしてみてください。
さあ、明日こそ決着がつく?!と思っていますがどうでしょうか。そういう意味では今日この後から明日の欧州まではそれほど動かないと見ています。

ということで今日はぐっすり休むことに。お休みなさーい!

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