2015年6月29日月曜日


ギリシャ支援合意ならずで29日㈪日経平均は▲536.20 20109.95
下げ幅は今年最大。昨年2月4日の610円安に次ぐ大きさですって。

それでも2万円台にあるうちは、まだ崩落という感じじゃないですよね。
ただ、6/24㈬につけた 20952.71円、ITバブル超えのこの高値が幻と
なってしまう可能性はまだ消えたわけじゃありません。

27日にギリシャへの金融支援を巡る協議が決裂、
30日のIMFへの15億ユーロの支払い不能の可能性が高く、
いよいよギリシャデフォルトへの懸念が強まった、
というのが今日のマーケットの波乱要因ですが、
この問題がどこまでマクロマーケットに波及するんでしょうか。

ちなみに今夜のダウ平均23:11時点で100ドル安ですが、
日足でみれば結局はレンジの中を行ったり来たりの水準です。

有事に買われるとされる金も月曜寄り付きでは窓開け上昇で
高く始まりましたが、それでも1187ドル、1200ドルに届かず
その後ほぼ行って来いで上げ幅を失っています。

全般、それほどギリシャリスクが拡大するというムードにありません。

サブプライムショックの時もそんな感じだったので
余談は許しませんが、あの時は、まさかそれが巡り巡って
リーマンブラザーズの破たんにまで連鎖するとは誰も思っていなかった、
というのが背景にありました。想定外の破たんに市場が動揺したんですね。

今回はどうでしょう。
ギリシャがもし、7月5日の国民投票で緊縮案を拒否したとしたら?!

EU離脱が現実味を増すということになりますが、
それも、市場はある程度予想していた範囲内。

もし、そのような最悪の事態となっても、相場が崩れるということは
ないんじゃないか、という気がします。
勿論、一定の調整の材料にはされると思いますので
下落はするんでしょうけれど、リーマンショックレベルの
大天井をなるようなドラスティックな下落となるイメージではない。

本格的に下げるのは、ポルトガルとかスペインとか、
EUの他の国がうちも緊縮やめようじゃないか、EU離脱しようじゃないか、
という声が高まって、今はやりの国民投票なんかを実施する!
なんて宣言があったり、、、

あるいは利下げという緩和策を講じても下げ止まらなかった中国株ですが、
いよいよ中国株バブルがはじけて、世界に投資されてきた富裕層の
資産が逆流し始めるとか、

そんな局面じゃないかなぁと思ってるんだけど。。。
それって楽観しすぎ?!!

そういうドラスティックな局面もそう遠くはないと思っていますが、
今じゃない、って気がしています。

個別株はそれなりに保有継続したまま。
ポンドドル、ポンド円もロングのまま。
日経平均の根っこのロングもそのままです。

みんなが想定していたシナリオでのリスクで相場が崩落することはない、
ということです。ヘッジファンドも機関投資家も
ギリシャのEU離脱は想定してヘッジしているでしょう?
この期に及んで全く想定してません、リスクとったままでした。
なんて人がいたら即刻首ですよ、きっと。

ということで、本当の恐怖は思わぬところからやってくるものです。
今回のこの局面ではあまり売り参戦したくないですね。

日経平均は19800円を下回れば、深押しの可能性。
18500円くらいまで下がるリスクも想定しないといけませんが、
現在夜間先物取引では20270円近辺、東京現物市場より高く推移しています。

ただ、ドル円がキワにいますよねぇ。

週明けギリシャリスクを嫌気したリスク回避で
122.10円まで突っ込みました。

122円を割ると、125円が大天井だった可能性が濃厚となります。
ただ118~120円のもみ合いがかなり長かったため、
このレベルは下支えとなって、崩落には繋がらないと思うんだけど、、、

**************

ユーロドルは
週末金曜の終値1.1161から週明けは1.095ドルまでギャップダウン。
ユーロ円は138.32円から133.75円までギャップダウン。

ひょえーユーロ円って4円50銭も下げたんですね。

ところがユーロ円は現在137円まで戻っています。
ユーロドルは窓埋め完了?というところまで戻っているのですが、
ユーロがなぜ買い戻されているのかは不明。

おそらく今朝の急落でごっそりストップ注文が狩られているでしょうから
ポジションは軽くなっていると思うんですが、
新規買いってことはないでしょうねぇ。

おそらく、ショート筋がポジションを買戻しているということかと
思います。リスク回避相場というのは、ポジションの偏っている
市場のポジション解消の動きが活発になります。

ユーロショート筋は今朝の下落で一旦利食いに出ている、
ということなのではないでしょうか。

**************

それと、28日オバマ大統領がメルケル独首相と電話協議で
ギリシャをユーロ圏に残留させるよう要請しているようです。

また、ルー米財務長官もツィプラス首相に電話をし、
解決策を見いだすことがギリシャの利益に最もかなうと話した、
とされています。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQO7OV6TTDS201.html

ロシアや中国などがギリシャに接近しているという報道もあり、
安全保障上の問題がある、という米国の思惑も見え隠れしていますが、
ギリシャをウクライナのようにさせないためにも
ここでギリシャを見捨てるわけにはいかないというのが米国の本音。

アメリカが出てきてることですし、
最終的にはいろいろ先送りって形で落ち着くんじゃないかなぁ。
ギリシャもそれをよくわかった上でのあの交渉術です。

ただ、ギリシャは今銀行業務をすべて停止していますが、
これがちょっと問題を大きくするリスクだという指摘が。

銀行休業の「毒薬」飲んだギリシャ、日本に円高・株安の波及
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150629-00000065-reut-bus_all
う~ん、短期的には調整が続くかもしれません。。。

中国利下げでも中国株、下げてるしなぁ・・・・

ということで、渦中の栗は拾わず。新規ポジはなし、様子見です。

********************

明日は6月30日(火)ギリシャ、IMFへの約15億ユーロの返済期限!

そして7月2日(木)6月の米雇用統計

     3日(金) 米国市場が休場

     5日(日) ギリシャ、国民投票

と米国休日と重要イベントが続きます。

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2015年6月28日日曜日


今日28日にも緊急理事会を開く予定のようですから、
明日29日月曜朝までどうなるか最終的にはわからないんだけど、、

最悪なシナリオもあり_!? (;・∀・) ギリシャ支援問題。

な、な、なんと債権団はギリシャ支援を6月末で打ち切ることを決めました。

つまり、30日のIMFへの支払いもできないでしょうし、
それってデフォルト?!。。。。ってことになっちゃうんでしょうか。

ユーロ圏、市場の混乱回避へ全力 ギリシャ問題
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM28H47_Y5A620C1MM8000/

債権団が匙を投げたのは
ギリシャのチプラス首相は債権者が提示した歳出削減策を拒否しただけでなく
最新の支援条件をめぐり7月5日に国民投票を実施すると表明したこと。
(ギリシャ議会は28日未明に、国民投票を承認)

なぜここで国民投票?!(´・ω・)?

そもそもこのシリザ政権が誕生して5ヶ月も経過しているのに
まだ、国民を束ねられずにいるってどういうことでしょう。

債権団から突き付けられた救済条件を受け入れるかどうか、
国民に聞いてみよう、ってことですが、
債権団からの条件を受け入れれば国民から反発にあうでしょうから
その責任取りたくないってこと、、、ですね。

やれやれ。。。です。

ギリシャは銀行のATM前に行列ができている模様。
ユーロ圏各国財務相はすでにギリシャ支援よりも
自国への悪影響の抑制策に奔走しているようです。

ただ、この展開により6月30日の支払いができなくても
デフォルト認定とならない、というムードに。
IMFは話はいによって支払スケジュールを策定し直すことを
発表している模様です。

え?30日支払えなくてもデフォルトにならないの?
,,,,,もしかすると......ギリシャが一枚上手なのかしら?

こちらは広瀬さんのブログですが、
http://diamond.jp/articles/-/74054

バルファキス財務相はナッシュ均衡理論(ゲーム理論)の
専門家であり、ノーベル経済学賞を需要したナッシュ教授と
交友関係がある、、、そうです。

7月5日の国民投票が有効なのか、も含めて
30日の支払いがなくても、デフォルトにはならないのか、
その場合、どのように支払スケジュールがリスケされるのか、
などなどわからないことだらけです。

問題は明日のマーケットがどう反応するのか。

ユーロが急落して始まる、という予想もあるようですが、
株式市場も崩れてしまうのでしょうか。

問題はギリシャだけではありません。
中国株の下落が止まらず。

上海株、急ブレーキ 信用取引過熱で高値警戒 2週で19%安
http://www.nikkei.com/article/DGXKASGM26H78_W5A620C1EA2000/

そしてお約束、週末のテコ入れ策発表です。

中国 基準金利引き下げなど追加金融緩和策
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150627/k10010130161000.html

利下げは昨年11月以降で4度目。
直近では5月10日に0.25%利下げしたばかり。

中国もいよいよ崩壊へのカウントダウン?

利下げでひとまず落ち着きを取り戻すのか、否か。
中国株にも注目です。

ということで、今週はリスクオフムードが強まるんじゃないか?
と思っていますが、明日月曜のマーケットを見ないことには・・・。

まだポンドロングは継続中ですが、
そのほかのトレードアイディアは週明けの値動きを見てからですね。

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2015年6月26日金曜日


24日㈬日経平均株価はITバブルの高値を超えましたが、
20868.03円 (ITバブル高値は20833円)

25日㈭、利食いが旺盛となり、20833円を下回っています。
20771.40円

1日だけのITバブル超えで幻の値段となってしまうか、
ただの調整なのか。
ムードとしては前者、調整であるという見方が強いようです。

懸念されていた中国市場も、緩和策で持ち直しているようですし。

上海株前引け、3日続伸 融資規制緩和で銀行株に買い、需給改善も
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/asia.aspx?g=DGXLASFL25HGA_25062015000000

これでどこまで延命できるかは知りませんけど。

ギリシャ支援問題はいまだ合意なし。
今週いっぱい、、、までは市場も待つんでしょう。
それほど警戒が強まった感じはありません。

週明けには合意近しのニュースにはしゃいだ株式市場も
少し冷静になってきていますが、かといって悲観に傾いてはいません。
結局助けるんでしょう~的な楽観のムードではありますが、
さすがに高値追いしてぐいぐい買っていくという勇気はないようです。

今夜のダウ平均は小幅高。
24:10時点で25ドル高。

ドル円はすっかり膠着。
125円が超えられるのかどうかが焦点ですが、
5月15日から6月10日くらいまでの一か月弱で
119円から125円まで6円も動いた後ですから、
それなりにエネルギーを溜め込む期間が必要なのかもしれません。

ということでまたちょいとレンジ相場になるのかなぁ、、、
今、ドル円相場にはこれと言って材料がないですね。
来週はもう7月入りとなりますが、1週間後の木曜日、
雇用統計が発表されますので、ここまではレンジかもしれません。

7月4日が独立記念日なので、今回の雇用統計はイレギュラーね。
木曜発表なのでご注意ください。

************************

ギリシャ支援問題が灰汁抜けした場合、ユーロがどちらに動くのか、
って見方が割れてきたようですが、私は再度ユーロ売りだと思っています。
シ​ェ​リ​ン​グ​・​オ​ー​ス​ト​リ​ア​財​務​相が​「​ギ​リ​シ​ャ​合​意​の​最​終​期​限​は​2​8​日​」
と発言されているようですが、それまではレンジなのかも。

ただ、売るタイミングが肝要かと思っていますので
まだ手を出さず。

キウイも同じ。キウイドルも売り目線で見ていますが、
まだ売り場到来って感じじゃないですね。

短期的には結構戻りを入れそうなチャート。
売り場を慎重に探らないと、売った途端に踏みあげられそうです。

ポンドドル、ポンド円ロングは継続。
ポンドドルは1.5730ドルで買い増しています。

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2015年6月23日火曜日

なんなんでしょ~日経平均やけに強いですね。
ああ~やっぱり20000円割れは買いだったか?!

根っこのポジションがあるので、まあ、、、、いいんですが、
買い増しできなかったことは反省と後悔。

今日23日の日経平均は 381・23円高 20809・42円。

この勢いだと明日にでもITバブル時の高値20830円レベルを
超えてしまいそうよ。現在先物では超えちゃってる20850円台。

理由は、リスクを警戒しすぎたということでしょうか。

ギリシャ問題を嫌気して、随分ショートが溜まっていたようです。

東証の空売り比率最高に、18日時点-リスクヘッジ需要の見方
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ4T5H6TTDS101.html

今日の上昇などは踏み上げに近いのではないでしょうか。

ギリシャ支援問題は昨晩22日は合意の報道があったわけではないのですが、
今週中、遅くtも24日には合意できそう、という話になっていて、

欧州委員長、ギリシャ支援「週内合意を確信」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H3U_T20C15A6MM0000/

非観にかけたポジションが巻き返されたという感じ。
面白いことに、ギリシャリスクが深刻だった先週まではユーロが
上がっていたのですが、昨晩から今日の楽観相場ではユーロが
売られているのね。そろそろ欧米の中間決算絡みのポジション調整、という
時期でもないでしょうし、結局は元のユーロのトレンドに戻ってしまう
のかもしれません。つまり、ユーロ安、欧州株高です。

となると、ドル高ですね。

昨日は楽観から米金利が上昇しドル高になった、という面もあるんだけど、
結局はリスク警戒が強まる前までのトレンド、ドル高に戻りつつあるようです。

ということでドル円相場も123・80円まで上昇してます。
問題は125円台の黒田ライン。ここを超えられるかどうかは
まだわかりません。

しかし、日経平均がITバブル時の高値を超えてもドル円が
高値越えしないという可能性もありますね。

黒田総裁やオバマ大統領のドル高牽制ポロリ演出が気がかりで
海外勢は日本株を買う際に買った円を、円売りヘッジせず
裸のまま株買いする可能性だってある。
そのくらいG7後の日米の連携したかのようなドル高牽制ポロリは
意識されると思うんだけど、どうかな、、、

だからあんまりここからドル円を買う気にはなれません。

むしろ、ユーロが再び下がりだすリスクにかけたいかな。

キウイの戻り売りを狙っているんだけど、
チャートを見るたびに下値に張り付いていて、
小さく戻ったところで売りそびれています。

一度ドーンと上がってくれると売りやすいのですが、
戻り待ちに戻りなし相場になっちゃってますね(^-^;

キウイ、ユーロの売り目線でポジションテイクのタイミング待ち。

ポンドは、、、どうしようかなぁ、、、
一度手じまおうかなぁ。現時点ではまだ保有中。

ここ数日の市場のテーマからは外れてしまっていますね。

そうそう、日本株の空売り比率ですが、Twitterで
マーケット番長さんが、つぶやいてくれています。

空売り比率

1/16 36.7 安
3/23 28.6 高
4/1 36.2  安
4/23 27.6 高
5/7 34.9  安
5/28 28.6 高
6/10 35.1 安
6/18 38.3 安※過去最高
6/19 35.8
6/22 34.2
本日 30.2

まだ30%台

まだ踏み上げ相場、続くかもしれません。

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2015年6月22日月曜日


いろいろリスクがあるので今週の日本株は慎重に、、、
と思っていましたが、
週明け22日月曜の日経平均は大幅高!!

+253.95 20428.19 

その後の先物市場では20540円まで買われています。

ギリシャ協議の進展期待…という解説もありますが、期待だけで
これほど買いが先行するものでしょうか(^-^;
今日は欧州株も全般高くてギリシャ株なんか8%高ですよ。

カレンダー的には中間決算に向けたポジション調整も一巡した
可能性もありますね。つまり、利食い売り圧力が消えた…。

月末にも政府の成長戦略「日本再興戦略」が発表される、との期待も
今日の株式市場を支えたという解説もありましたが、
商いはそれほど盛り上がったわけでなく、
先物市場の出来高もそれ程膨らんでいなかったようです。

あるいはイベントを前にショートの買戻しだったのかもしれません。

だからといって日経平均が250円も上がるとは。
しかし、日経平均のチャートは今日の陽線で著しく好転しました。

ドル円相場はそれほど上昇しているわけではありません。
せいぜい123.20円前後までの上昇。
122.50円が割れないことで、買い意欲も出たのかもしれませんが。

NY時間に発表された5月米中古住宅販売件数は 535万件
予想528万を上回ったことを好感してか、
今夜のダウ平均現時点23:15で130ドル高となっています。

米株も堅調ですので、明日の日本株への期待に繋がるかもしれないの
ですが、今夜開催のEU首脳緊急会合の結果は無視なんでしょうか・・・?

ギリシャがどうなろうともうマーケットは十分に備えがある、
ということなのかもしれません。リスクにかけてショート下向きは
盛大に踏みあげられる相場になるのかも。

ユーロがどう動くのかはポジションの偏りもずいぶん解消されてきた
ようですし、ここからさらに上昇するかどうかはわかりませんが、
少なくとも株式市場はもう、ギリシャデフォルトは織り込んじゃった感。

それでも、今夜何かギリシャ絡みの報道が出れば、
ボラティリティは上がると思われ、ここから飛び込む勇気はないですね(^-^;

ポジションはポンド円、ポンドドルロング継続のみ。

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ドル円相場、上値が重い…

重いけれど122.50円近辺は鉄板ポイント。
だって、ここを割り込むと、超長期チャートでのレジスタンス超えが
ダマシになっちゃうか~という事実が、このポイントを意識させる
値動きにつながっているようです。
FOMC受けても日銀受けても割れませんでしたね。

本当にここが割れずに上昇トレンド継続するかどうかが
試される相場ですが、6月FOMCも日銀も通過しちゃったわけで
ここからの相場、材料難となるなか、
意外にもギリシャや中国が波乱要因となって
円高となるリスクがあるんじゃないか、なんて思ってたりします。

◆ギリシャ

案の定というか、、、
18日のEU財務省会合では何も決まらず。
それでもマーケットは何の動揺もないのが不思議。

でもそろそろそうも言っていられないのではないかと思います。
(自分がユーロロング降りちゃったから言うんじゃないですよ?!(笑)

次のヤマは22日。EU緊急首脳会議が開催されます。

独メルケル首相と仏オランド首相がギリシャのチプラス首相に
電話で直接、最後通告を突き付けたとFTが伝えています。
もう22日のサミットでは交渉しないとも伝えたとされ、
「会合までにトロイカ債権団と合意に達しておくこと」を要求しているとか。

この電話協議で、チプラス首相は支援の条件となる改革案を提示した、
とも報道がありますが、その詳細は不明。

いよいよ大詰め(何度この言葉を使ったか…(^-^;)とされていますが、
ほんと、もし、6月末までに合意に至らずで、
EU離脱の議論は先だとしても、IMFへの返済ができずに
「デフォルト」となる可能性は大いにあり得るかな、と。

その場合、やはり、欧州株は売られるでしょうし、
リスクオフとなれば、米株、日本株も売られる可能性はありますよね。
となれば、為替市場では円高となってしまうかも。
積み上がっている利益が出るポジションは軒並み利食われる、
ということです。その場合、ショートポジションの偏りが大きく、
それを買い戻すことで利益となる場合は、
ショートカバーによる巻き戻しで、相場が上昇する、という
市場もあるでしょう、これがひょっとしたら、ユーロドルなどが
該当するんのかどうか、ここが微妙。。。

金などが上がってきたのも、
FOMC受けてのドル安の影響もありますが、
いよいよギリシャが材料視されてきた、という見方が
出来ないこともない?!
金が今週も上昇継続すればその可能性もあるんじゃないかな?

◆中国 上海株暴落

バブルだと囁かれながらも上昇してきた上海株。
いよいよ資金が逃げ出している?!

19日、6%超急落 週間下落率は7年ぶり大きさ、売買低調
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/asia.aspx?g=DGXLASFL19HKM_19062015000000

週間ベースでは2008年の金融危機以来の下げ幅を記録しています。

上海株は、2000台で停滞していた昨年秋から急騰を続け、
今月に入って7年ぶりに5000を超え、年初来では約2倍となっています。

中国では明日22日は端午節の休場。、
これまでは週末に相場の追い風になるような当局の発表に
支えられてきましたが、今回は連休前には何も出ないだろう、
ということで、売りが膨らんだようですが、売買は低調。

出所が明確でないため、話半分なのですが、
26日には中国の国営企業のドル建て決済期限がくる、
という噂もあるようで、何という会社のどの程度の支払いが
迫っているのかが分からないので、眉唾かも、、、と思いつつ、
先週の上海株の下落のこともあるので、今週の中国の動きには
注意が必要かな、とも思っています。


*************************

ドル円がオバマ大統領、黒田日銀総裁発言で円安に自信を失って
揉みあい入りする可能性も出始め、

ユーロ絡みがギリシャリスクでどう動くのかが不透明で、

ドル、円、ユーロという主要3通貨が手掛けにくくなっている中、
明確なトレンドが出ているのがポンドの上昇とキウイの下落。

ポンドはデフレリスクが一気に後退しているようです。
先進国で人口が増えているのは唯一イギリスだけ、という
ロンドンFXさんこと松崎美子さんのお話を聞いたばかりで、
ますますポンドが上がる気がしてきました。

ということで、ポンドロングは継続。

キウイもまだまだ下がりそう。この6月、サプライズ利下げを実施、
キウイ絡みの通貨はその驚きから急落を強いられていますが、
なんとGSがこの後7月9月12月と0.25%づつ3回利下げすると予想を出し
キウイ下落がここからの本命になるかも?!
と元GSの志摩力男さんが最近スタートされた有料メルマガで書かれています。

ということで、キウイショートもここから面白そうです。
戻り売り目線で戻り待ち。
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2015年6月19日金曜日


FOMCの結果を受けて、ドル円急落!!

最安値は122.47円まであったかな。現在NY市場では反発しており、
123.15円まで値を戻していますが、6/10日銀の黒田総裁による
実質実効為替レートからこれ以上円安にならないとおもう発言の時に
急落したレベル122.45円と面合わせでの反発ですね。

このレベルって、超長期チャートの上値抵抗のラインを超えた
重要なポイントにあたるので、反発して然りではありますが、
ここを割らずに、そして、125円台より上が黒田ラインとして意識され
続ける展開になるなら、122.40~125.50円の3円くらいの狭いレンジが
形成される可能性が、、、、。



122円を割りこんじゃうと、
超長期チャートの強気転換が否定されちゃうので
本当に125円台が天井を付ける展開が訪れない限りは鉄板の
買い場になるんですが、もし、割り込んじゃうと、
110円くらいまでストーンと下がってもおかしくないかも、です。

◆今夜発表の指標はまちまち。

①米5月消費者物価指数 総合+0.4%、コア+0.1%
ともに市場予想に届かず。

②米6月フィラデルフィア連銀製造業指数 +15.2
前回:+6.7 予想:+8.0
昨年12月以来の高い水準

③5月景気先行指数 前月比+0.7%
前回:+0.7% 予想:+0.4
予想比強めの結果

◆それとFOMCの要所をまとめておきます。

市場が注目するドット・チャート。
年内2回の利上げを示唆する0.625%が5人、
年内3回の利上げを示唆する0.875%が5人。
10人以上が年内に2回や3回の利上げとしており、
9月の利上げの可能性が一気に高まったという解釈もできるのですが、

年内「据え置き」あるいは「0.375%以下」にとどまる7人。
3月の3人から今回は7人に増加しているんです。
「据え置き」あるいは「0.375%以下」の予想だと、
年内利上げは1回のみとなってしまいます。

3人から7人に増えた、ってことは新たに4人がハト派に転じた、
ということですが、この4人って一体誰なのか、
ということが重要だとJPモルガン。

FRBの執行部である
イエレン議長、フィッシャー副議長、ダドリーNY連銀総裁の名前が
この4人の中に入っていると影響が大きいと指摘しています。
FRB中枢メンバーが年内据え置きか、せいぜい1回の利上げしか
出来ないって思っているってことになるわけで、
これ、FOMC議事録で確認できるのかな?
もし、それが確認できるとするなら、議事録の注目ポイントになりそう。

声明文でもこんな文言があって

「利上げ時期が9月・12月・来年3月でも構わない、全体の道筋が重要」

年内利上げしない可能性だってある、ってことが
ハト派的内容だ、ととらえられたということなんでしょう。

おまけに2016年と2017年の政策金利水準見通しも下方修正されてました。

これで、米国サイドからのドル買い圧力は、薄まってしまった。
日本サイドから見る円売り圧力、つまり、日銀の追加緩和の可能性とか、
貿易収支とか、そういう側面から見てもドル円は上昇の可能性が
後退しているわけで、125円が当面の高値になってしまうかも、
というコメントが増えてきたような感じよね。

今日は日経平均も2万円の大台を割り込んで引けています。
しかし、利上げが遅い可能性があるなら、株にはポジティブなはず。
昨晩の米株も高かったことを考えると、18日㈭の日経平均の228円もの
下落は解せないのですが、、、CTAが売っていたという情報があり、
短期的に一方向にトレンドを作ってボラティリティを上げる
スタイルの彼ららしい売り方だよなぁ、とは思いますが、
ドル円も122円台まで落ちたことですし、
6月中は中間決算に絡むポジション整理もまだ続いているんでしょうし、
今夜18日はEU財務省会合ですし、
手じまっておいた方がいいという、それだけのことかもしれません。

なにしろ5月に12連騰という記録を打ち立てちゃったんですもの、
19500-19800円レベルまでの下落があっても全然不思議じゃないわよね。

ということで、日本株は下がったところは丁寧に拾っておこうかな、
と思いますが、今夜すでに20000円の大台回復しちゃってて、
あんまり深押しないのかな・・・・?
このまま上がっていっちゃうのか、それとも、日経平均も
ドル円と同じようにレンジ入りしちゃうのか、、、、

まだ日経ロングは早すぎる気がしますので様子見です。
明日は日銀もありますしね。

************

そうそう、今日のEU財務省会合、まだ何にもニュースがないんだけど、
IMF関与なしにギリシャ支援を年末まで延長するとの一部報道を受けて、
ユーロ買いが強まり、1.1435ドルまでユーロが買われたんだけど、
直後にメルケル独首相が「ギリシャ債権者側から出た案しか知らない」と
この報道を否定、ユーロ買いは失速するという乱高下がありました。

だからと言ってユーロが崩れるという感じもなく、
ユーロは下値がたいですねぇ。。。。カレンダー的な要因でしょうか。

ユーロは手仕舞っちゃって持っていませんが、
ポンド円とポンドドルはまだ持ってます。

5月英小売売上高 前月比+0.2%
予想▲0.1%に反して強い数字。

これを受けてポンド買い旺盛に!(*‘∀‘)
***********************

それと、NZドルに追い打ちをかける下落要因。

イングリッシュNZ財務相
「通貨一段と軟化する期間が必要」と通貨高をけん制。

FOMCがハト派的だったために、ドル安キウイ高になられると
困るってことでしょうか。
NZは結構本腰入れて通貨安誘導に踏み切っているのかもしれません。
キウイが戻れば売り場を探そうかな。

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2015年6月17日水曜日

来たーーーポンドが急伸してます。

昨日ポンドを拾っておいたのがいい感じ♪
ユーロも連れ高?となっているようですが、ユーロは夕方に手仕舞ってしまって、
保有しているのはポンドドルとポンド円だけになってましたが、
1.5566ドルLは1.5740ドルまで
192.12円Lは195円台まで上昇しています。ヤッター(≧▽≦)


今日夕方にはイギリスの雇用統計が発表され、
失業者数は前月比6500人減と予想の1万3800人減より弱い内容となったほか、
失業率も2.3%と予想の2.2%より低調な内容だったのですが、
これだけ見ると、ポンド買い材料ではないのですが、
週平均賃金が前年比2.7%上昇と予想の2.1%上昇を大きく上回ったことが
材料視されて、全般ポンド買いで反応しています。

また、今日夕方同時に発表された イギリスMPC議事録では
賃金上昇ペースが公式統計を上回っている可能性が指摘され、
物価の下落が長引く脅威はそれほど懸念されていないことが
あらためて浮き彫りとなった、ということがポンド買いに
繋がっているのかもしれません。

消費者物価の伸びは昨年初めから中銀目標の2%を下回っているのですが、
MPCは年末に加速し始め2016年に目標水準に向かうと予想していることも
明らかとなっています。

*************************

ギリシャ支援問題ですが、
 昨日ギリシャのチプラス首相は、
 債権団が政治的な動機から一段の緊縮策を要求しているとして、
ギリシャ政権に「恥をかかせるため」の試みだと非難。

 債務不履行(デフォルト)の危機が月末に迫る中、
 支援の条件となる緊縮策の受け入れを依然として拒む姿勢を示しています。
 明日18日にはユーロ圏財務相会議が開催されますが
 ギリシャへ支援の再開に向けて合意できるかは不透明な情勢です。

6月末が返済期限に繰り延べられましたが、
 本来、ギリシャ支援に必要な改革案提出の期限は4月末であり、
 債権団側からも限界という声が強まっており、
 交渉決裂となればギリシャのデフォルトが現実化するとされていますが、
 欧州株がギリシャデフォルトリスクを懸念して下落する反面、
これまでのところユーロはそれほど下落していません。。。
下落していないどころか、夕方からポンド円上昇に連れて
ユーロ円は上がってる!!

今日上がる前にユーロ円ロング手じまっちゃったんだよなぁ・・・。

ユーロ円135.39円L を138円台
ユーロドル1.1138ドルL を1.1240台で仕切っています。

*************************

ドル円はポンド円上昇に連れている?クロス円高に連れたのか、
FOMC前ですが、123円90銭台まで上昇しています。
結局はレンジですが、FOMC受けてどうなるか、、、

17日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落となりました。
終値は前日比38円67銭安の2万0219円27銭で
6月10日以来約1週間ぶりの安値で終えています。

昨晩のNYダウが113ドル高となったことを受けて朝方は買いが先行、
寄付き直後には65円高まで上昇する場面があったんだけど
買い一巡後は今晩に控えた注目のFOMCや
金曜の日銀金融政策決定会合の結果を控えて買い手控え気分が強まり、
マイナスに転じています。

前場中ごろに株価指数先物に断続的に売りが出て、
これが現物株にも波及した、という解説がありますが、
ここから日本株どうなるでしょう、、、。

東京証券取引所が今日発表した
12日時点の裁定取引に伴う現物株の買い残高は大幅に減少ですって。
前の週に比べて8377億円減の2兆9262億円となり、2週連続の減少。
2月13日時点以来、4カ月ぶりの3兆円割れとなりました。

「メジャーSQ」があった12日に買い残高が大きく減少しており
裁定取引の現物株買い残が大幅に減ったことで、
今後先物が先行して下げるような局面で、
裁定解消売りに伴って相場が大きく崩れる懸念は後退したと見ることもできます。
一方で、現物株の裁定売り残高は6週ぶりに減少に転じています。

ということで、需給的にはそれほど下落リスクはなくなったような、、、?!

6月株主総会の時期って機関投資家は仁義?的にあんまり
売らないんですって。だから上がるということでもないんだけど。

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う~ん、やっぱり新規買いが入っている上昇相場じゃないわけで。

ユーロドル相場、16日夕方に急伸する局面もあったのですが、
上げ幅をすべて削って倍返しでの下落、結局週明けに窓開けして
下落したスタートしたレベルまで下げちゃってますね。

夕方の急伸は単にストップが刈られただけだったみたい。
ユーロドル相場もレンジ入りした気配。

そしてドル円も。

明日のFOMC、週末の日銀を控えて様子見ムードが強まる中、
今日東京時間には黒田日銀総裁が衆院財務金融委員会で
「名目ベースで円安を望んでいない、円安にならないと言ったわけではない」
と述べ、円安けん制との見方を否定した瞬間、
ドル円相場は123.30円から123.80円まで50銭ほど上昇したのですが、
買いの勢いは続かず、行って来い。

火消ししてもなお、高値追いには慎重な地合いとなってしまったようです。
ということで、ドル円相場もピタリと値動きが止まってしまっています。

NY時間には5月米住宅着工件数が103万6000件と
予想の109万件程度を下回ったことがわかると、
本日安値となる123.315円まで下落。昨晩から続く米国指標の数字に
利上げ思惑が揺らいでいるようなムードに。

5月米建設許可件数のほうは127万5000件と予想110万件を上回り、
結局は指標もまちまち、ということですが、
今週のFOMC,日銀の金融政策決定会合を受けてもなお
125.80円台の雇用統計直後の高値超えができなかったり、
結局122円がサポートとなり、テクニカルの崩壊が見られなかったりすれば
ドル円相場はまたしてもながーいレンジ相場に入ってしまうのかも。

ドル円相場、現在123円半ばですが、ここからロングする気には
なれません・・・・下がると思えば売ればいいのですが、
下値は年金や機関投資家が支えていることを考えると
ショートする気分にもなれず。。。。

まずは今週の米日のイベントをどうこなすか確認してからかな(^-^;

ユーロについてはギリシャリスクからドイツ国債に資金が戻るなら
利回り低下でユーロ安の可能性も出てきているのですが、
それにしては下値が固いので、もう少し様子をみて、
ユーロが今月どこまで戻りを入れるのか確認したいですね。

**************

今日はポンドに手を出しています。
1.5566ドル、そして192.12円。
理由はこれと言ってないんだけど(笑)
米国の次に利上げする可能性が高いという材料が
再燃すればもっと上がると思われ。

今日はポンド絡みでは5月英消費者物価指数(CPI)が
前月比0.2%上昇、前年同月比0.1%上昇と予想通りの結果となったものの、
同時に発表された5月英小売物価指数(RPI)が
前月比0.2%上昇、前年同月比1.0%上昇と
いずれも予想を下回ったためポンド売り・ドル買いへ。

しかし、現在指標の数字で下げた分を取り返して
Ⅴ字回復で再び上昇基調へとも土手来ています。
チャートも非常に強い。強すぎて崩れちゃうリスクが怖くて
買えない相場ですが、そこをあえてロングで攻めみましょう。

********************

16日㈫日経平均は結局130円ほど安く20257円で引けていますが、
20000円大台をサポートしているうちはリスクオフというような
危機感を感じることはないかと思います。

まあ、今日の下落も想定の範囲内。

**********************

豪ドル。
ケントRBA総裁補佐が
豪ドルはさらに下落する可能性と必要性がある、
豪ドルの水準は予想より均衡の取れた成長を支援していない

などと発言し、瞬間豪ドルが下げましたが、下落は続かず。
結局豪ドルもレンジ相場ですね。

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2015年6月16日火曜日


んん??ドイツ国債利回り、再び上昇してるのかしら?

リアルタイムで動く債券利回りのデーターがなくて
2時間ディレイの情報しかないのですが、AM1:41
ドイツ国債10年物利回りは0.808%
これを受けて、深夜、ユーロが大きく上昇を始めています。

週明け、月曜のユーロ相場は、ギリシャ支援問題で
「協議決裂」と伝わったことで、ユーロ売りからスタート。
ユーロドルは週末㈮引け値の1.1266から1.112ドルまで
大きく窓を開けて下落してスタートしました。

ユーロロングは手じまった方がいいのかなぁ、、、と
様子を伺っていましたが、まだ6月は終わっていない、
つまり欧米の中間決算絡みのユーロショートカバーも
まだ終わっていない、という可能性もあるとみて我慢。

ユーロ下落の背景は、ギリシャデフォルトリスクを嫌気して
安全資産であるドイツ国債に資金が流れたってことですね。

月曜欧州時間早朝、ドイツ10年債利回りは4bp低下の0.79%。
先週10日には1.06%に達していましたが、前週末までの2日で15bp低下。
ギリシャリスク嫌気でドイツ国債に資金が流れたことによる
利回り低下で、ユーロもこれに連れる形で下げたということですが、
現在再びドイツ国債利回りが上昇しているようです。

ユーロロングは手じまった方がいいのかなぁ、、、と
様子を伺っていましたが、まだ6月は終わっていない、
つまり欧米の中間決算絡みのユーロショートカバーも
まだ終わっていない、という可能性もあるとみて我慢。

窓埋めして再度下げそうな相場になった時には心揺れましたが、
継続して正解かな?

今週は18日のユーロ圏財務省会合にて、いよいよギリシャが
どうなるのか見えてくるかも?というイベントリスクが存在している
ため、ユーロ再下落の予想が多かったのですが、
相場は意外とギリシャで動いているわけではないということかも
しれません。

というのも、今夜は米国から出てきた指標が軒並み悪くてドル売り!
このドル安がユーロ上昇の原因になっている可能性も濃厚。

①米ニューヨーク連銀6月NY州製造業業況指数 ▲1.98 (5月は+3.09)
 予想は+6.0%でしたので、予想との乖離が酷過ぎる!!( ゚Д゚)
 2013年1月以来およそ2年ぶりの水準まで低下。

 この指数は製造業の先行指標とされており、6月の製造業の数字が
悪いと思われることから、ドル売り加速、米株も大幅下落です。

②5月設備稼働率 78.1%(予想78.3%)昨年1月来で最低。


③5月鉱工業生産 前月比▲0.2%(予想:+0.2%、4月:▲0.3が▲0.5に修正)
 2ヶ月連続のマイナスは想定外。

今日は、ギリシャリスクで欧州株式市場も軒並み安かったことから
米株も重いかも。。。という気配はありましたが、
欧州のせいでもなんでもなくて、指標が悪すぎで米株安です。


★今夜の特筆すべきポイントは2つあって。

①ギリシャリスクでドイツ国債利回り下落や
欧州株が大きく下げたりしていても、ユーロが崩れなかったこと。

②欧州株安、米株安とさえない相場となっているのに
シカゴ日経平均先物はほとんど下げていません。
ダウが100ドルを超える下落なのに、日経は10円安(2:00現在)
そしてドル円相場はほとんど動いていません。

今日、週明け15日月曜の日本株市場は
寄り付き直後は200円を超える下落からスタートしたのですが
結局終わってみれば19円安の20387円と小幅反落。
安値では買いが入るんですね。底堅いわよね。
売り方にとっては思うように下げない相場です。

ただし、気持ち悪いのが東証1部の売買代金、
2兆100億程度で、一気に減少しています。
この水準は4月6日以来約2カ月ぶりの低水準で
商いは閑散としていたわけで、閑散に売りなし、の相場だった
ということか。

今週はFOMCに日銀とイベントが多いのでドル、円が動くでしょうから、
様子見気分も強いんでしょうけれど、、、。

ということでユーロロングはもう少し持ってみましょう~
キウイショートは思うように下がらないので、一旦退場。
ちょっとだけしか取れませんでしたが、一応利食い。

それと、今夜はドラギ総裁がいろいろ発言していて

ギリシャ救済策でIMFが見直しの最中は、ギリシャの国債購入は不可
能だが、ギリシャ救済策の見直しが終了したら、
ECBはギリシャの債券購入も可能、

などとおっしゃってるようです。

ギリシャによる債務不履行の可能性を推測しない

とも発言していて、最後の最後までなんとかギリシャを
助ける方向で頑張っているようです。

ユーロロングは18日までにはどうするかまた考えることに。

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2015年6月14日日曜日


この6月がドル円相場の転換点となるのでしょうか。

5日の5月米雇用統計を受けて125.84円まで上昇したドル円相場でしたが
先週は黒田日銀総裁の「実質実効為替レートからみればこれ以上円安に
なりそうにない」と発言したことで、一気に122円台まで落ちました。

為替市場の見方は2つに大きく分かれてきたように見えます。

△強気派
~為替は行き過ぎるもの。望まない円安となる可能性

①日米の政策は真逆 米国利上げ近し
ゼロ金利、バズーカ継続の日本と、利上げに向かうアメリカ、
自ずと日米金利差は拡大、ドルは上昇するしかない

②動き出した6頭目のくじら
GPIFや3共済に代わって、ゆうちょが向こう3年で30兆円、
年間10兆円の外債投資計画(米債ならドル買いが起こる)

③ようやく外もの投資に動き出した機関投資家
主要9生保は今年度合計で4兆円に迫る規模の外債投資を計画
(契約者に約束した利回りの確保が難しくなっているため、
少しでも高い利回りが期待できる外債投資を増やす方針)

※ただし、昨今の円安加速で様子見姿勢?
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC06H01_W5A600C1NN1000/

④日本企業のM&A加速(少子化の国内から海外に事業拡大)
・東京海上、米HCCインシュアランス 9400億円で買収
・第一生命 米プロテクティブ生命 5750億円買収(2月)

第一生命・渡辺社長「M&A、北米・アジア軸に」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC10H1A_Q5A610C1EE8000/

アメリカの会社を買う際にはドルが必要、つまり
為替市場で生保のドル買いが起こるという実需、買いきりの玉。

⑤超長期チャートのレジスタンス超え

1990年4月高値 160.35円(この後1995年4月79.75円まで円高)
1998年8月高値 147.67円(この後2011年10月75.56円まで円高)

この2点の高値を結んだレジスタンスライン(上値抵抗ライン)は
122円台前半を走っていましたが、ここを5月下旬、
日経平均が12連騰を見せる中で、上抜いてきました。
今度はこの122円前半がサポートライン。
割り込まなければ超長期チャートのテクニカル的には
新たな相場誕生ということで、強気継続。

▲弱気派

①黒田総裁指摘の実質実効為替レート


このチャートは豊商事YMTVのプログラム
本音で言わせてで使用されたものです。
(会員制ですので口座を作ってご覧くださいね~)

黒田総裁はこれ以上円安になりそうにない、と発言されましたが、
実際ドル円レートと比較してその実質実効為替レートを
見たことがありますか?セミナーではそのそれぞれの推移チャートから
今後、ドル円相場がどのように動く可能性が大きいのかを
大倉キャプテンが解説してくださっています。

このチャートを見ると、、、
やっぱり黒田さんのおっしゃる通りという気がしますね。

②米国オバマ大統領「強いドルは問題だ」発言

火消し発言もあり、公式ではないのですが本音でしょう。

現在米下院における貿易促進権限(TPA)法案に関する
採決の動向に注目が集まっており、米下院は11日、
TPP交渉妥結に不可欠とされるTPA法案を含めた
2つの法案の手続きを承認、12日午後の本会議でも
賛成多数で可決していますが、
関連する貿易で失業した労働者への財政措置を盛り込んだ法案は否決、
これにより法案成立は週明け以降に持ち越され、TPP交渉もさらに
遅れることが必至。日米両国は最短で六月末の大筋合意に向けた
閣僚会合を開く青写真を描いていたが会合は早くても七月以降になる見通し。

TPP合意に向けては過度なドル高は好ましくないのが米国の本音。

③貿易収支の赤字縮小

3月分は黒字に転換してしまった日本の貿易収支。
4月は再び赤字ですが、原油安や訪日外国人による円買いが
構造的なドル買い要因だった赤字幅を縮小させてしまっています。

③ギリシャ破たん、EU離脱リスクや中国経済、米株下落などの
テールリスク

どちらが優位かを判断するのは難しく、
需給からいえば、まだまだドル買いが旺盛だと思われますが、
日米の要人発言は公式ではないにしても本音を漏らすことによる
牽制とみることもでき、為替を動かすのは結局政治だしなぁ、、、と
いう切り口でみれば、もうこれ以上のドル高円安は許容しないと
思われるため、何らかの抑制手段に出てくるリスクもありますね。

しかし、金融政策などからはドル高円安方向に引っ張られるのは必至で
日米ともに景気テコ入れのためにそういう政策を取っている以上、
すぐさま逆の政策を取るわけにも行かず、出来ることは
口先介入くらいじゃないですか?
ということは、望まないが行き過ぎてしまう可能性は否定できません。

現時点で125円が天井だったのか否かを判断するのは難しいですが、
先日の高値125.84円を超えれば、やはり望まぬ方向の円安がまだ
進むということでしょう。

122円を割りこんでしまった場合は、超長期レジスタンス超えが
ダマシだった可能性も出てくるため、大天井を付けたという可能性も。

まずはチャートポイントを意識してみるしかないかな。

今週のポイントは何といっても17日㈬のFOMC。
19日㈮には日銀金融政策決定会合があります。
黒田総裁の会見では、先週の実質実効為替レートに関する
質問が必ず出るだろうから、どのように修正するのか、
あるいはさらに強調するのか、発言に注目と大倉キャプテン。

18日のユーロ圏財務省会合でギリシャ問題の
ニュースが出てくればユーロが動く可能性も。

**********************


5日(月)
米鉱工業生産・設備稼働率(5月)
米NY連銀製造業景気指数(6月)
ドラギECB総裁、欧州議会委員会で公聴会

16日(火)
独ZEW景況感指数(6月)
英消費者物価指数(5月)
米住宅着工件数(5月)
米議会予算局、連邦財政の長期見通し発表

17日(水)
日本貿易収支(5月)
ユーロ圏消費者物価指数(5月)
米FOMC・イエレンFRB議長、記者会見

18日(木)
NZ・GDP(第1四半期)
中国新築住宅価格(5月)
米消費者物価指数(5月)
ECB経済報告
ユーロ圏財務相会合

19日(金)
日銀金融政策決定会合
EU財務相理事会

ユーロロングをどこで手仕舞うかが今週の課題。
キウイショートはまだじっくり持とうかな、と。
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2015年6月12日金曜日


11日木曜日、ドル円相場は黒田日銀総裁逆バズーカ発言から
半値ほど戻してもみ合い。

昨晩10日の米株がすさまじい反発を見せ、
「Sell in Jun?なんのこと?ただの押し目だったんだけど」的な
相場展開となる中、今日の日経平均も力強い反発で336円高の20382円。

ドル円相場はもっと戻ってもいいんじゃないか、、、とも
思わないでもないのですが、ん~123円半ばで止まってますね。

今夜もダウ平均は50ドルあまり上昇中で、
Sell in Junを期待していた向きには面白くない展開ですが、
為替はなんとなく上値が重くなってきているようです。

今夜は注目されていた米5月の小売売上高が発表されましたが、
若干予想よりいい、という数字でも、
市場関係者は今回の小売の数字に並々ならぬ強気を期待していたので
あんまり相場には影響しませんでした。

米5月小売売上高は1.2%増、経済の勢い加速を示唆
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OR1VA20150611

いい数字がでるだろう、ってのがあまりにも織り込まれ過ぎた。
その割にドル高にはなりにくいってのが気になるんですね。

ということでここから先は、円高にはそれほどいかずとも、
株が上がってもドル円は上がらないというデカップリング相場に
なる可能性もあるんじゃないか、と思っています。

ドル円相場については、公式発言として懸念を示したわけでは
ないにしても、日米要人(オバマ大統領、黒田総裁)が
本音ではこれ以上のドル高を歓迎していないことがばれちゃったわけで、
市場はこれが引っかかってドル円を積極的に買うという流れには
なりにくくなっちゃったかなぁというのが今日の相場のムード。


実需は別です。
大型M&Aが相次いでいるようですね。

東京海上、9400億円で米保険を買収 海外事業を強化
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/ma.aspx?g=DGXLASGC10H1D_10062015MM8000

日本企業が海外の会社を買う、というのは
米国企業を買う場合、ドルで支払うわけですから、
円をドルに替える必要があるわけで、
これがどのような形で、為替市場にどの程度影響があるのかは
わからないにしても、相当なドル買い需要があるだろう、
という心理的なドル買い要因には成り得るわけです。

1兆円近いドル買いが起こるかも?
って話ですから、ドル円相場には買い意欲が増しますよね。
ということもあって、ドル円も崩れにくいとは思いますが、
こうした資金は為替市場にとってはピーナッツ程度の話。
実需の実弾ドル買いが出ても、為替がどれほど動くかはわかりませんが、
心理的には大きいですよね。相場は心理も大きく反映するものです。

ちううことで、ドル円は下がらないにしても
大きくドル高円安が進行するような地合いではなくなってしまった、
(日米要人の本音が出てしまったことで)
ということで、またしてもレンジ相場にはいっちゃうのかもしれない、
と思っております、どうでしょう?
だからドル円は手を出したくないなぁ。
レンジが苦手なんだもの・・・


********************

それと、今日11日木曜のマーケットでは
朝方NZドルが急落していてびっくり!!

ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は11日、
市場の予想に反して、政策金利を3.5%から3.25%に引き下げました。

おまけにRBNZのウィーラー総裁が
「貿易加重平均ベースでNZドルは4月の高値から約7─8%
下げたが、さらに下げる余地があると考えている」と
追加利下げに含みを持たせる発言をしたことで、
NZドルはドーーーンと急落。
利下げが想定外でしたので仕方がないわね。

NZドルはまだもう少し下がると思います。
遅ればせながら0.7031ドルでショート!
(下がってからのショート、、ほんとに遅ればせながらよねぇ)
ユーロロングはまだ持とうと思うんだけど、、、どうも上昇力は落ちてきたような。。。

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2015年6月11日木曜日


な、な、なんですって~黒田さん!?

と思われた方も多かったと思います。。。
今日10日水曜日のドル円の急落のきかっけは
衆議院 財務金融委員会で黒田日銀総裁のこの発言。

「実質実効為替レートで見ると円安になっているのは事実だが
ここからさらに円安はありそうにない」

「米利上げが市場にほぼ織り込まれているとすれば、
それ以上のサプライズがなければこれ以上のドル高になる
必要もないように思われる」

黒田さんが、、、
デフレ脱却に邁進してこの相場を作り上げてきた
日銀総裁が、これ以上円安ドル高にはならない、って。。。
こんなこと言っちゃうわけ~(;・∀・)なんでなんで??

ってのが正直なところです。

週末のG7でオバマ大統領が「強いドルは問題と発言した」と
フランスの当局者が述べ、その後、政府高官・オバマ大統領本人が
そのような発言はしていない、と報道を否定するなどという
ドタバタがありましたが、まあ、普通に考えれば
火のない所に煙は立たぬわけで、そりゃそう言ってるんでしょう。


大統領が為替水準に言及した、って事実は表向きよろしくないので
火消しをしたということでしょうけれど、
実際問題、あまりドル高になると企業収益にも悪影響ですし、
中国の動向を睨み、TPP法案を早晩進めたい思惑がある米国にとっては
為替の問題は軽んじてはならない問題なんだろうなぁ。


という米国の本音が漏れ伝わってきていた矢先の
黒田さんの同じバイアスのドル高是正発言。

やっぱりG7で為替水準について非公式に議論がかわされていた
んじゃないの?!それで黒田さんもあんな発言をしたんじゃないの?

と思ってしまいますよね。

だから、相場はもうこれ以上(125円以上)には円安が進まないかも?
と、慌てて円買いに動いたというわけ。。。。
これは口先介入だ!!!と思っちゃっても不思議はないですね。

ところが、黒田総裁は10日夕、政府の経済財政諮問会議で集まった際に
甘利経済再生相らに「自分の発言が市場に大きな変化を与えてしまったが、
全くそんなこと(円安けん制)を考えて言ったわけではない」と釈明した、
と報道されています。

ええっ?!計算して発言されたわけじゃなかたの?

ひょっとしたら日米ともに牽制しないといけないくらい
今の水準が不快であり、政治的にこれ以上のドル高円安は阻止する方向で
スタンスが一致したのかと読んだ向きにとっては、
この発言もまた梯子を外すようなものでした。

計算じゃないなら、日米ともにドル高是正で手を組んだわけじゃ
ないってことですが、、、黒田さんの発言の意図はイマイチ
よくわかりません。

125円が天井だったのか、それとも今の122円台というのが
絶好の押し目で、さらにドル円の高値を付けに行くのか、
数日見てみないことには、何とも判断がつきかねますね。

今夜の米株は、ドル安円高となったことを手掛かりに大きく上昇中で
今夜の米株に明日の日本株市場が影響するなら
下げ止まり確認の可能性もないことはないですが、
何しろ今週末はメジャーSQ算出日。

株価指数先物で
これまでの上昇相場で積み上げられた裁定取引の買い残高は
金額ベースで3兆7640億円(これは5日時点の数字ですが)と
前の週から減少したもののの、依然として2014年1月以来の高水準にあり、
円高を材料に株価指数先物に売りが出て
裁定解消に伴う現物株売りが広がった今日の相場。

高水準の裁定買い残は需給面での重荷として意識される可能性が高く、
2万円接近で「買い場到来」との声はしぼみつつあるようだ、
との声も広がっており、SQ通過までは気が抜けません。。。

黒田さんの発言受けたドル円急落で
私のドル円ロングはご臨終。

そうよね。私、ドル円、ユーロ円、ユーロドルのロングを
持っていたんですが、そういう整合性の合わないポジションの
取り方をしていると、どれかは脱落しますよね。
それが、ドル円だったとは。。。。

ユーロドル、ユーロ円はまだ保有継続。
日経平均ロングも継続です。


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2015年6月10日水曜日


ひょー日経平均360円安です。

このくらいの下落が来ても全然不思議はないですが、
特にこれという売り材料がない中での調整で、
この下げを売りで取ってないというのは不覚(ノД`)・゜・。

というか、下は年金、ゆうちょ、日銀が買う相場で
売り妙味ってあんまりない相場付きが続いたんだもの。。。
こんなに下がる局面が来るなら売っておけば。。。たられば。

Sell in MayならぬSell in Junだという指摘もちらほらある中、
ショートに傾いた個人も多かったかと思いますが、
ここんとこ毎日書いていますが、6月は欧米勢の中間決算期。
新規売りじゃなくて、利食い売りにすぎない可能性があることも
考えておかないと、急落を見込んで売ってもあまり下がらず、
むしろ再び買い参入してきたときには逃げ遅れて踏まれる、なんて
可能性もありますので気を付けて。

日経先物では一時20000円を割りこみ19920円くらいまで
下げていますが、19000円台滞空時間は短く、
現在NY時間は再び20000円大台回復しています。

今夜はダウ平均も下げ止まって小幅高ですので、
投げ売りのような様相には繋がらずに済んでいますが、、、
今度の金曜日はメジャーSQだった・・忘れてた。
SQ控えて神経質になっているという側面もあるのかも。

明日水曜日は日経平均20000円大台の攻防となるんでしょう。
明確に割り込むようだと19200円くらいまで下げるリスクも
出てきますが、今日20000円割れ局面が長くなかったところを見ると
やはりここは勇気をもって押し目買いかな、と思ったりしてます。

ということで、20030円で日経をちょこっと買ってみた。
20000円割れで撤退します。

ドル円124.16円ロングもっていたんですが、今日は一時123円台まで
下落してますね~123.85円まであったわ( ゚Д゚)
123.70円下回れば撤退。これ、雇用統計前のレンジ下限レベルね。
今はまた124円20銭くらいまで反発していますが、
このあたりでレンジ相場になっちゃうそう・・・。

**********************

ユーロもユーロドル、ユーロ円とロングしていますが、
今日はユーロも下げましたね。
持ってる資産のなにもかもが下がる嫌な1日でしたが、
ユーロは買値がいいので、耐えられます。
円建て金ロングはひどい目にあってます(^^;損切りしました。

今日ユーロが下がった理由は

①ギリシャが提出した改革案に対し国際債権団側の当局者が
「信用できない」との見解を示したことで全般ユーロ安が進んだ

②ECB理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁が
「量的緩和は必要ならば2016年9月以降も継続する」と発言

というニュースとされていますが、
それでもまだ6月末に向けては買戻しが続くとみて
ユーロロングは継続スタンス。

NY時間には反発してきました~
現在のロングポジションコストは以下の通り。
日経平均20030円
ドル円124.16円
ユーロ円135.39円
ユーロドル1.1138ドル


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2015年6月9日火曜日


ドル円意外に下がりませんね。
そうじゃないかと思ってロングしているのですから
個人的には歓迎の流れですが、今日はちょっとした波乱ニュースも。

ブルームバーグが伝えたんですけれど、フランス当局者の話として、
「オバマ大統領がG7首脳会議で、強いドルは問題と発言した」と報道。

だ、大統領がドル高牽制?!

と驚いた市場は、ドル売りに走りました。
これでドル円が125円大台を割り込み124.98円まで下落したのですが、

よくよく考えてみてください。大統領が為替水準に言及するって
凄いことですよ・・・。すぐさま「それ、ほんとに言ったの?」
ってムードに。(言ったとしても火消しがなされるはず・・・・)

と思っていたら、やはり火消し報道が来ました。
米政府高官は「大統領は、強いドルは問題とは言っていない」

これでドルが買い戻される、ということがあったのですが、
それでもこの混乱でちょっとドル安気味ではあります。
現在125.25円近辺。

米国大統領が、ドル高をけん制、これが本当なら
ドル暴落です。ドル円だってあっという間に
110円、100円と下がっていくでしょう。
そのぐらいインパクトがあります。
結局基軸通貨ドルの政策を軸に動いているんです。
だからこそ、簡単に為替水準に言及なんかしませんよね。

マーケットもそれを承知しているから、そのニュースが流れても
暴落にはならなかったのでしょう。
おそらくアルゴかなんかが走って、瞬間急落したんだと思います。

オバマ米大統領自身がG7後の記者会見で
この報道を改めて否定している、というニュースも入っています。

あまり下げていないとはいえ、時間足を見ると
高値は切り下がる形になってきており、
124円半ばくらいまでの値幅調整があっても何ら不思議はない形。
まあ、慌てずにまいりましょう。

今日は日本の1-3月期GDP・2次速報値が発表されました。
1次速報が前期比+0.6%のところ +1.0%へ。
年率では1時速報が+2.4%のところ、+3.9%へ上方修正。

予想以上の結果でしたが、為替市場の反応は鈍く、
株式市場も今日は軟調に推移しています。
こういうマクロ指標はマーケットにダイレクトに影響を
及ぼすものではないんですよね。
長期的にじわじわ効いてくるという類のものです。
中期的には株価のサポート要因だと思いますが。

*********************

雇用統計の数字がよく、利上げ時期が意外に早いのではないか
という思惑で米株が軟調ということでしょうか。
それとも欧米の中間決算に向けて米株市場にも利食いが入って
いるということでしょうか。どちらにしても来週16日と17日のFOMCは
大注目です。当初は6月利上げ予想もずいぶんありました。

今現在は6月利上げ予想はほぼなくなっていますが、
今週木曜日に発表になる小売売上高や
金曜日の生産者物価指数やミシガン消費者信頼感指数等が
いい数字だったりすると、そんな予想も出てくるかもしれません。

ドル円ロングは引っ張りましょう。

*****************************

先週5日㈮って雇用統計だけでなくOPEC総会もあり、そして
ギリシャのIMFへの6月最初の返済期限だったりしたのですが、
返済、やっぱりできませんでした。

デフォルトじゃないの・・・?

と思いますが、どうやらギリシャ政府は現地時間6月4日に、
6月中に期限を迎える約15億ユーロ(2100億円)に上る債務の返済を
「月末に繰り延べる」とIMFに通告した模様で
すべての返済期限まとめて月末にまとめて延期されてるみたい。

報道を見ていると話し合いは平行線のまま。
ギリシャは債権者が求める財政構造改革案を受け入れるつもりは
さらさらないみたいですね。返済を先送りと一方的に通告して
事態が収まっちゃうことも不思議ですが、
じゃあ、今月末6月にはホントに決着がつくんでしょうね?!(^^;

ユーロはギリシャ問題とは一線を画して動いている昨今ですが、
今日は欧州時間から動き出しました。
米雇用統計を受けたドル高で5日金曜は急落したユーロですが
今日は独4月鉱工業生産が前月比で+0.9%(予想+0.6%)良好。

昨年11月以来のマイナスとなった3月分も▲0.5%から▲0.4%に上方修正。

独4月貿易収支も黒字額が市場予想を上回り、
ユーロは買い戻しが優勢のスタート。
NY時間に入っても下値固く、上値追いとなりそうなチャートです。
ユーロ円も戻ってきました。

ユーロ円は買いポジション持ったままですが、
今日、ユーロドルの戻りを狙ってロングするつもりでしたので
1.1138ドルでユーロドルをロング。

これで、ドル円、ユーロ円、ユーロドルロングです。
この3つをすべてロングにするって、どうなのよ(^^;って
突っ込みもあるかと思いますが、(整合性が取れませんね)
まあ、口座はいくつも持っていて、それぞれスタンスを変えて
トレードしていて、ユーロドルは短期狙いです。
ドル円、ユーロ円ロングはもうちょっと中期目線。

************************

明日の注目は中国株。

明日9日、指数大手MSCIが、
上海A株指数を同社の新興国株式指数に組み入れるかどうかを発表します。
7年ぶり最高値を更新しています。

上海は先週末に5000p超えまで上昇し、さらに今日2%上昇。
大学生の30%以上が株式投資にをしているということで
外から見ているとバブルにしか見えないんだけど、
まだ上昇余地がある、と見る向きもあるようで。。。
http://u999u.info/lCfL

※MSCI=モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル
今回、向こう1年間に中国本土株を指数に採用するかについて計画を発表する
としています。MSCIが提供するエマージング・マーケット・インデックスは
先進国以外の株価パフォーマンスを最も幅広く追跡するベンチマークで
採用されれば中国株がMSCIエマージング指数に占める割合は
約37.5%となる見込み、ということで注目が高まっており、
この発表に向けて買いが過熱しているように見えます。

明日の発表で短期的には材料出尽くしになるかも。。。

株価は堅調も、景気は鈍化が懸念材料。
株価と景気が逆行中。

今日8​日​発​表​さ​れ​た​
中​国​5​月​の​貿​易​統​計​で​は​、​輸​出​が​前​年​同​月​比​2​.​5​%​減​、​輸​入​が​同​1​7​.​6​%​減​。

​中国の株価がどこまで行くのか。
ここが崩落すれば日本への影響も避けられないでしょう。
ということで、中国の動向には注意しながら、ということに
なりますが、足元では株、ドル円ロング方向。

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2015年6月7日日曜日


雇用統計の数字は、驚きのポジティブサプライズ!!

5月NFP非農業部門雇用者数は予想が+22.3万のところ +28万人!!

寒波や港湾ストの影響とはいえ+8.5万人と衝撃の弱さをみせた
3月分の数字が+11.9万人に上方修正されたこともあって、
ドルが吹き上がりました。

賃金上昇ペースも想定を上回りました。
前年比ベースでは+2.3%と2013年8月以来の高水準。

文句なしの数字です。

これで年内利上げは確実…
しかし前日に何故IMFが利上げを来年にしろ、って
報告書を出したのか理解に苦しみますね。

IMFの懸念は雇用の数字からは見えてこない、
何かほかのリスクを指すのでしょう。

おそらく、そのリスクが、今年FRBが利上げに踏み切れば
それがきっかけとなって表面化する、といった類のもの。
市場は利上げ時期を模索して動いていますが、
米国の出口もそう簡単ではないんだと思います。
その時は、リスク資産が叩き売られる顛末となるでしょうから、
利上げはやはり、今年の一大イベント。
その時は株もドル円も売る、という心の準備はしておきます(笑)

いろいろ読み漁っていると、シティバンクの株価が一向に
リーマン後の安値から回復していないことろにその謎の答えが
ありそうですが、何が隠されているのかは難しくて
よくわからないわ(^^;

しかし、その一抹の不安をパーッと
吹き飛ばすイベントとなった雇用統計。
足元では急速に楽観が拡大すると思われます。

米雇用統計:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0OM06G20150606

ドル円は125.84円まで上昇です。
ユーロドルは1.1065ドルまで急落。

ユーロ円は、、、、139.02円!意外に下げ渋ってます。

ドル高で、ユーロドルのユーロ下落には足を引っ張られますが、
ドル円のドル上昇にサポートされて、下げ渋り。
今回の高値が141.04円ですので、高値からは2円も下げているのですが、
しかし、まだトレンドが崩れた、というムードじゃない気が。

ユーロ円ロング、ドル円ロングは持ったままです。
ドル円はこの上昇で利益が増え、ユーロ円は利益を削る展開。
週明け、ユーロ円が再浮上する気がしてます。。。

というのも、これだけのいい数字がでたのですが、
ユーロドルの下落、最初の1時間ちょっとだけで意外に続かず、
下げ止まっていた印象よね。
ギリシャ問題もはらんでいる割には底堅いんです。

週明けからマーケットが再びNY市場に戻ってくるまでの一巡、
東京~ロンドン市場では、この流れを引き継いで
ドル高が進むとは思われますが、意外に一巡して
投げが出きったら、再びユーロが上がりだすんじゃないかなぁ…

時期的に6月が欧米勢の中間決算ということも
まだ意識しておいた方がいいと思います。
さすがに雇用統計までの最初の1週間で、決算に向けたポジション整理が
完了してしまっているとは思えません。

中旬すぎまでは、積みあがったユーロショートの買戻しが
続く、と考えるならば、ユーロドルは今回の下落はチャンス、
ちょっと拾ってみるのも面白いと思うんだけどどうかな?

週明け、東京時間にもう一段下がったら
ユーロドルを買ってみようかと思案中です。

ユーロドルが上がると仮定するなら、、、ユーロ円もまだ上がる、と
思うのでロング継続。ドル円が大崩れしないなら、その可能性を
大きく秘めていると思うのですが、どうかなー

ドル円は、やっぱり130円コースなんでしょうか。
やはりレンジブレイク後の勢いはすさまじいですね。
初動で乗っていなかったことを猛省しつつ、
この流れが急変しないかどうかに気を付けながら
後追いポジションを育ててみようと思います。

この先のリスクは、もう飽きてきたギリシャと中国。
今週ということではないと思いますが、
ボラを作るニュースはいつ飛び出すかわかりません。

今週気にしておきたいイベント、指標は

8日(月)
日本GDP改定(第1四半期)
日本国際収支(4月)
G7主要国首脳会議(G7サミット)
安倍首相、G7サミット後記者会見

9日(火)
中国消費者物価指数・生産者物価指数(4月)

11日(木)
NZ中銀政策金利
オーストラリア雇用統計(5月)
中国小売売上高・鉱工業生産(5月)
米小売売上高(5月)

12日(金)
米生産者物価指数(5月)
米ミシガン大学消費者信頼感・速報(6月)


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2015年6月5日金曜日


なーんか今夜はダウが下がってるなぁ。。。。

現在ダウ平均は132ドル安17943ドル。
しかし、日経平均先物は30円安の20470円。

意外に日本株が底堅いです。
ドル円がNY時間にぐいーんと上がってきたからでしょうか。
東京、ロンドン時間で123.80円台まで下落していたドル円相場、
今124.60円まで上昇しています。

ドル高円安、日本株しっかり。

しかし今夜は、ドル高(ユーロ巻き返し一服)
米株安、金安、原油安、、、なんですね。

ドル高なので
(そうはいっても、ユーロ高が止まってちょっと落ち着いただけですが)
金安、原油安はなんとなくわかるんだけど、なんで今夜株が安いのか?
これが謎なんですよね。やはり欧米勢の中間決算に絡むポジション整理?
米株の利食いが入っているということでしょうか。

というのも、今夜はこのネタが話題なの。

IMF国際通貨基金の報告で

「FOMCは来年前半まで利上げを先送りすべき」
「ドルはやや過大評価、米国の成長と雇用を抑制」
「今年の米成長見通しを従来の+3.1%から+2.5%に引き下げ」

などの内容が確認されました。

ちょっとまって?!
利上げは来年にしろって??

これ、株高要因じゃないの?
それと、ドル安要因でもあるわね。

なのに、今夜はその逆を行ってるのよねぇ、ワカラン。

前週分の新規失業保険申請件数が27万6000件と
予想の27万8000件程度より若干強い結果になったから?
そんなことでダウが100ドル超も落ちませんよね。

解説には、、、
欧州の国債市場でドイツの長期金利が急上昇し、一時1%に迫る場面も。
不安定感の増す欧州金利の動向を警戒した投資家が
運用リスクを回避する動きを強め欧州株の売りにつながったことが
米国株にも波及した、、、、

とありますが、日経先物には波及してないの?
確かに欧州株は安かったですが、IMF報告は材料視せずに
米株が下げているってのは、やっぱりなにかポジション調整的な
値動きのような気がしますね。

米株はかなり神経質な値動きでトレンドレス。
トレードは短期での逆張りを繰り返す他ないのですが、
こんなやりにくい市場にいるより、日本株市場のほうが
わかりやすいってこともあるかもしれません。

今日の日経平均は後場に入り中国・上海指数の急落を受けて
大引け間際までマイナス圏で推移していたのですが、
なんと、力技でプラス圏に浮上。

今日下落すると、今年初の3日続落だったんですって。
今年って3日続落ないんだ。。。。それにも驚きですが、

今年の記録を更新することなく、結果上昇して終わった日経平均。
下げない相場展開が継続しています。


************************

FOMCに対して利上げを来年にしろ、っていうIMF報告にもびっくりですが、
今日は、そんなネタが他に2つも。

★一つはビル・グロス。旧債券王ね。

ツイッターで、独国債のショートが今「起きている」とコメント。
「次に来るのは中国の深セン総合指数だが、まだそのときではない」

ついこの間、生涯最大のドイツ国債の売りチャンス!と発言し、
その時から、ドイツ国債が売られ始めて、利回りが急騰、
これが現在のユーロ高にもつながっているのですが、
見事なタイミングで発言したことで、そのカリスマ性を改めて示した
ところでしたが、今度は中国株に最大の売り場がやってると?

「まだその時ではない」って言い方はちょっとずるいけど。
それなら俺にも言える、って人、たくさんいるでしょう(笑)

深セン総合指数は今年2倍以上に値上がり中。PERは74.5倍
ちなみにS&P500種株価指数は18.7倍程度。

この発言をうけて今日の上海株が急落したとの指摘も。
それで日経平均も急落したのですが、安値は誰かが拾ってますね。

★そしてドラギ総裁。

「市場はボラティリティ上昇局面に慣れるべき」
「ボラティリティに応じて金融政策スタンスを変更する計画はない」

などと述べたようです。
これ、これまでの債券市場がパンパンに買われて低金利に張り付き、
動かなかった相場に慣れた投資家に向けた皮肉でしょうか。
債券バブルがはじけて金利が急騰し始めると(特にドイツ)
為替市場でもユーロが動き、連れて株も動く。
そういう急変動が起こり始めているけれど、そんなの知らないよ。
それにいちいち反応して追加緩和なんかしないからね。
ってことよね。

この発言を受けて欧州の金利が急騰しユーロが一段高。
債券利回りが急騰しユーロ高となっても、
追加緩和を期待するな、ってことだけど、、、。

おかげでユーロが上がったので、私のユーロ円ロングは
いい調子ではありますが。。。
141円台まで上昇したので、利食おうかと悩みましたが、
もう少し粘ってみることに。

************************

イングランド銀行(英中央銀行)は、政策金利を0.5%に据え置き。

資産買い入れ枠も3750億ポンドに据え置き。

声明も発表せず。

ポンド円191円台まで上昇中です。
ポンド円も持ち続ければよかったかなぁ。。。

************************

豪ドル円ロングは撤退です。
今日4月貿易収支が発表されたんだけど
38億8800万豪ドルの赤字(予想22億5000万豪ドルの赤字)
予想より赤字幅が大きかったですね・・・。

4月豪小売売上高は前月比横ばい。
市場予想は0.4%増ですので予想を下回っています。

ということで、豪ドルは行って来いの展開になりそうな。。。

やっぱオセアニア弱いわ。
しばらく手を出すのをやめよう。

ということで、最近のポジションはユーロ円、ドル円ロングのみ。

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2015年6月4日木曜日


2日に続いて3日の市場でもユーロ急伸、一段高です。

いやらしいのが、一度ユーロがスコンと落ちて
昨日の行き過ぎたユーロ高の修正がはいるか?と思わせてからの
巻き返しです。今夜は米指標にも振り回されました。

まず注目のADPはほとんどノーイベント。
予想が20万人のところ20.1万人でほぼ予想通りで
ドルはあまり動かず。

その15分後に発表された米4月の貿易収支にびっくりして
瞬間ドル買い加速したんですよ、それが見事にダマシになった形。

4月の貿易収支は前月比▲19.2%の409億ドル。
減少率は2009年2月(26.6%)以来の大きさでした。
市場は440億ドルの赤字を予想していたのですが、
何故にこんなに赤字が縮小しているんでしょうか。

おまけに3月の赤字額は514億ドルから506億ドルに修正されています。

この結果を受けてドル高が加速するかと思われたのですが、
今夜はECB理事会があり、金融政策は据え置きも
ドラギ総裁の発言が市場に伝わると、一気にユーロ上昇へ。
結局貿易収支の赤字縮小でのドル買いは一瞬で終わりました。

ド​ラ​ギ​総​裁発言は
​「​イ​ン​フ​レ​は​今​年​初​め​に​底​入​れ​し​、​今​後​上​昇​し​始​め​る​だ​ろ​う​」
​「​現​時​点​で​は​Q​E​を​拡​大​す​る​必​要​は​な​い​と​み​て​い​る​」
​な​どと発言、これらがユーロ買戻しに繋がったようです。

​昨​日2日の​高​値​の​1​.​1​1​9​5​ド​ル、​5​月​2​2​日​高​値​の​1​.​1​2​0​8​ド​ル​な​ど​を​上​抜​け
​目​先​の​ス​ト​ッ​プ​ロ​ス​を​巻​き​込​み​な​が​ら​上​げ​幅​を​拡​大​。

加えて23:00に発表された
​5​月​米​I​S​M​非​製​造​業​指​数​が​予​想​よ​り​弱​い​結​果​と​な​っ​た​こ​と​で
​ド​ル​売​りに​反​応、さらにユーロ買いが加速する結果に。
​独の10年物利回りも​大​幅​上​昇中です。

ユーロ円が140.05円まで上昇しました。
まだ上がある気がしますので、ユーロ円ロングはまだ引っ張ります。
ドイツダックスはあんまり下がらないので、ショート買戻し。

*************************

でもね、ユーロの上昇って、たぶんショートの買戻しに
すぎないと思うんです。ユーロをガンガン買いに行く環境にはないですよね。
今夜はQE拡大の必要はない、って発言で買い戻されましたが、
基本QEやってるとこの通貨です。これから金利を上げようって国の通貨より
買いが優勢になるなんてことはないでしょう。
だから、6月のファンド勢の中間決算に向けてのポジション整理が
終われば、ユーロ高も終わると思います。

だから、今ユーロが強いからといって、決してドルが弱い、って
ことではない、ということを改めて確認しておきたい局面。

今夜もユーロがどんどこ上がって、ドル円もドル安円高が進みましたが
それでも124円を割らない(123.99円はあったかな?)
124円が下値になりそうな強さです。

昨日のユーロ高局面ではドルが全面安で
ドル円相場も123.74円まで急落したんだけど、
崩れ切らずに今日は夕方124.67円まで戻っています。

さらにNYでドル売りとなっても、124円台を割らずにいる、、、

これ、結構強い相場ですよね。
再び125円試すと思います。

だから、素直にドル円を買おう、と思って、今夜は
124.16円でドル円をちょこっとロング。

これで、ユーロ円、オージー円、ドル円ロングです。
オージー円もまだまだ高値を取りそうなチャート。

ギリシャ問題とか中国とか、日本の災害リスクとか、
リスクはいろいろあるように思いますが、
やはり1-3月期にブラックロックが日本株を大量買いしていた
ことを考えると、こんなところで利食って撤退はない、と思われ、
日本株もITバブル前の高値20833円をターゲットにする相場が
早晩訪れて、そこを超えて22000円というレベルまで上がるんじゃないか、
って気がしています。となるとドル円は128-130円?!

高いとこを買うのは勇気がいりますが、
だからこその大相場に発展しちゃうんじゃないかなぁと思います。

高いところを買った場合の注意ポイントはストップロスの置き方。
深めの修正があっても大局は変わらないとみるなら
ストップはさらに深めにおかないと、すぐにストップロスに
ひっかかっちゃいますね。

かといって押し目をじっくり待っていると
下がらずに上がっていってしまうのが大相場の特徴。

今日は日経QUICKにこんな記事

日銀が公表している「円・ドル」の直物取引の売買高によると、足元の円安進行が「全
員参加型」ではなかったことが分かる。今回の円安局面(5月14日~6月1日)と、日銀
が追加金融緩和に踏み切った後の円安局面(2014年11月3日~14年12月8日)で1日当た
りの平均売買高を比べると、足元は約94億9100万ドルと、前回(約143億9100万ドル)の7
割弱にとどまる。

~三菱東京UFJ銀行市場企画部の内田稔チーフアナリストは「急速な円安に付いて行けなかった日本の輸入企業がドル買いのタイミングを逃したことが、売買高の減少につながっているのではないか」とよむ。

 生命保険会社など長期投資家が想定する円の上値メドも、じわりと切り下がってきてい
るようだ。国内の低金利環境が続くなか、主要な生保は為替リスクを取る外債投資(オー
プン外債)への投資を増やす方針を示している。長期投資を前提とするため、割高な水準
でドルを買うことを嫌う傾向がある。だが、生保はドルの押し目買い(円の戻り売り)の
機会がいっこうに訪れないことを意識し始めたようだ。ある国内生保の運用担当者は「現
在円の戻り売りを進める水準として1ドル=120円程度を意識しているが、(円の上値の重
さが目立つため)早い段階で122円程度に修正する可能性がある」と明かす。長期マネー
の目線が切り下がれば、円の上値余地は一段と小さくなる。

生保など機関投資家はドルを買い遅れている模様。
それがユーロドル相場でドル安が大きく進んでも
ドル円では下がらない相場になっている一因かも。

年金ゆうちょも下がれば大量にドル買いオーダーを並べて
待っているようですし、機関投資家は買い遅れているようですし、
おまけにヘッジファンド勢がユーロドル止めてドル円のロングに
テーマをシフトし始めたようです。
ドル円はあまり下がらない、というのが今の地合いです。

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2015年6月3日水曜日


6月入り。6月1日㈪はあまり大きな変化はなかったんですが、
今日2日㈫になって、出てきましたよ~変化の兆し。

①ユーロ急騰、欧米勢中間決算に向けたユーロ反転開始?!

計ったように16時台のロンドン時間からユーロがジリジリ買われだしました。
時間帯から見ても、やはり欧米勢の中間決算絡みのポジション整理が
入り始めた、と見ていいんじゃないかと思います。
先週、水上さんに伺ったばかりでしたが、ユーロが巻き戻される
可能性が大きいと構えていた向きにはキターって感じの値動きでしたね。

一応、FXニュースとしては

1・イギリスの5月建設業購買担当者景気指数(PMI)が強く、
 ポンドドルが上昇したことに連れ高となった。

2・5月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が
  前年同月比0.3%上昇と市場予想平均の0.2%上昇を上回った。

3・ギリシャの国際債権団は同国政府が提示する案に合意する、との
  一部報道をきっかけに、ギリシャ債務問題への懸念が後退。

4・独10年債利回りが0.65%台まで大幅に上昇、
  欧州債利回りの上昇傾向が続く。

というように解説されていますが、どれもこれほどのユーロ高の
材料としては弱い。ポジションの巻き返しが起こっている、と
考えるほうが腑に落ちます。
強いて言うなら4の欧州債利回りの上昇傾向が続いているのも
債券市場でのポジション整理が入っているため、ということでは?

私は135.39円でユーロ円ロングしていましたのでこれが来ました。
 138.86円まで今夜上昇していますが、これで、昨年の149円からの
大きな下落トレンドの50%戻し達成しています。
しかし、6月はまだ始まったばかり、、、
140円台を目指してロングキープ。

DAXショートも持ってるんだけど、株は意外と下がらないのよね。
これは日米欧どこの市場見ても同じ。
米株もほんっと下げない。急落しても、何か見えざる手が株価を支えてる、
って感じなのよね。日本の場合は年金やゆうちょ、って公的マネーが
支えてきた相場ですが、この高値にあって、米株を支えてるのは
一体なんでしょうね。自社株買い?

株のインデックスショートは妙味のない相場になってます。
米国利上げが近いってことで、最も面白いテーマ化と思うんだけど、
あまりにも長いこと議論されつくして、もう利上げネタでは
株は下がらないしなやかさを持ったのかもしれません。


①豪ドル下落トレンド転換か?

今日はRBAオーストラリア準備銀行が
政策金利を現行の2.00%に据え置くことを決めたと発表したのですが、
豪ドルが急騰しています。

声明では

「豪ドルはここ1年で米ドルに対して顕著に下落したが、その他通貨バスケットに対してはさほど下落していない」「鍵となる商品価格の著しい下落を特に考慮すれば、一段の豪ドル安の可能性と必要性がありそうだ」

などと、更なる豪ドル安を誘導したいスタンスであることは
相変わらず確認されたのですが、
追加緩和を示唆する内容が入っていなかった、ってことが
豪ドル高のきっかけとなったようです。

オーストラリアには利下げの思惑もあったのですが、
このところの豪ドル安で、利下げする局面にはなくなっている、
ということなのか、これを受けて、利下げをの可能性にかけていたショートが
一気に買い戻された、ってことなんでしょうね。

注目は豪ドル円。ドル円がどんなに円安となっても豪ドルドルが安かったために
上がらずにレンジにくすぶっていたのですが
豪ドルが切り返したことにより、一気に上放れ。

これ、もし、豪ドルドルがこのまま堅調に上昇すれば
豪ドル円がさらに上がるわよね。だって、ドル円との比較では
かなり出遅れているもの。

ということで、、、96.04円というチョー高値でエイやと
ロング飛び乗っています。
今日のNYクローズでの日足が95.90を超えていてくれれば
これまでのレンジ上限を抜けてのレンジブレイク確定。
一気にトレンドが生まれる可能性があります。

③ポンドも50%押し終了で再上昇か?

今日は5月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が55.9
予想55.0、前回値54.2を上回った。

ってことがポンド買い材料とされていますが、、、


今夜の状況を見ていると、単に「ドル売り」なのよね。

米・4月製造業受注指数 前月比 ▲0.4%

(前回:+2.1%(改訂:+2.2%) 予想:▲0.1%)

この指標のせい、ってことではないのですが、
ロンドン時間からのユーロ、ポンド、の巻き返し
豪ドルは東京時間から巻き返されていたわね、
こうしたドル意外の通貨の巻き戻しの渦中に
アメリカの弱い指標がでたものだから、ドル安、他通貨高が加速した
ってことみたいだけど、これでドル円相場もストンと落ちた。

ドル円相場は東京時間に「125.07円」示現。
125円大台達成していたんだけど大台滞空時間はわずか1分間。
わざわざ大台を付けに行ったものの、その後の買いは続かず。

おまけに今夜はFRBのブレイナード理事が
「消費支出が弱含み、投資が低調でドル高傾向が鮮明になる中、このところの米景気の低迷は一時的なものにとどまらない恐れがある」との認識を示し、
当分利上げしない可能性を示しました。

これで、米株は支えられたのか。

ドル安、株高です。
ドル円は123円台まで下落。

豪ドル円、ユーロ円と、クロス円を買っていますが、
あんまりドル円が大崩れしちゃうと、ユーロ円や豪ドル円も
失速しちゃうので、ドル円はあんまり下げないでもみ合っていて欲しい(^^;
まあ、下がっても122円なんでしょうけれどね。

ということで、6月の欧米勢の中間決算絡みの特殊事情が
これまでの値動きと違った演出をし始めていますが、
今週は雇用統計などのイベントもあり、まだまだ派手に動きそう。

◆日経平均株価上昇記録は12日連続でストップ

今日の日経平均は26.68円安20543.19円

上昇トレンドが逆流するか、それともまだまだ続くか、
こちらはちょっと見えにくい。だって今夜は米株が高いです。
昨今は米株がどうだって関係ないけど(笑)
円高で米株高で、となると、明日の日経はどっちでしょう?!

最近は株のインデックスが難しいのでやる気がでませんな。

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2015年6月2日火曜日


さすがに今日は調整入りするんじゃないかと思っていたけど、、、

な、な、なんと日経平均12連騰。
1988年2月の13日続伸以来、ほぼ27年ぶりの長期上昇ということで
記録更新です。逆らわない方がいいですね(^-^;

日経平均 20569.87(+  6.72)△0.03%

6月入りで調整するんじゃないか、なーんて昨日のブログで書きましたが、
ショートしなかったのは、記録更新の大相場への発展のリスクも
ちょっと感じていたからなんだけど、売るのはやっぱり下げ始めてからですね。

誰が買っているか、、、って、こんなとこ買って相場を作ってるのは
海外勢でしょ?いくら管制相場だっていっても、こんな高値を買う
公的マネーはないでしょう。個人はこのレベルではショートしているはず。
ということで、海外勢がひと相場、演出している印象ですが、
売り向かうと燃料投下しちゃうだけですので、様子見。

一応、日本株上昇の支援材料になったでしょう、
1-3月期企業設備投資 前年比+7.3%(予想▲0.2%)
プラスは7四半期連続。
かなりいい数字でした。

--------

そして今夜、ドル円相場が急伸する局面が。

123.90円台から124.60円台まで一気に駆け上がる材料となったのが
ISM5月製造業景況指数 52.8(市場52.0 前月51.5)
2月来で最高の数字。

4月建設支出 前月比+2.2% (予想+0.8%)
12年5月来で最大の伸び。

5月製造業PMI改定値 54.0 (予想53.8 速報値53.8)
速報値から上方修正。

ということで、今夜出てきた米指標軒並み好調でドル高です。

しかし、全般ドル高となったにもかかわらず今夜は
金が謎の急騰劇を見せて1200ドル大台回復する局面が。
現在はだれてきて1200ドルを再び割り込み行って来いになりそうな
チェートですが、金が神経質に動いている、ってことが
今後を暗示するものなのかどうか・・・・

単純に6月中間決算のファンド勢の金ショートの買戻しかも
しれませんけれど。

仕込んでいた円建て金ロングが一気に開花、
更なる上昇を期待して保有継続。

_______________

なんやかんやユーロ円ロングはまだ持ってます。
今日東京時間には、結構下げちゃったのですが、
欧州~NY時間にはいって反騰中。

ドイツDAXショートも継続ですが、
下げ渋って、レンジに入っちゃった印象。
今週のECB、ギリシャIMF返済、雇用統計などで
ユーロがどう動くかにかかっていますけど、
もっとドラスティックに下がりませんかしら?

-------------------------------------
オセアニア弱し。
豪ドルは下落基調が続いていますが、
今日の指標が下げ圧力を強めました。

豪4月住宅建設許可件数 前月比▲4.4%(予想▲1.8%)

中国5月製造業PMI50.2(予想50.3下回るも前月の50.1からは改善)
3カ月連続で景気判断の分かれ目である50を上回ったと評価の声も。

同非製造業PMIは3カ月連続で前月を下回り、53.2。

中国から出てくる指標は冴えないものばかり。
これが豪ドルの上値も抑える要因かと思いますが、
なぜか今日1日㈪の中国上海株は切り返し4%高。

中国株が下げ止まって切り返したことや
今夜の指標がいい、ということで、米株は堅調に動いています。

となると、、、明日の日本株もまだ高いのかしら~(*_*;
だって、今夜のドル円124.75円くらいまで今上がってます。
円安で、株高と、明日も記録更新か?!

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2015年6月1日月曜日


2015年5月が終わりました。

5月最終営業日に向けて日経平均が11連騰。
ドル円相場も昨年の12月5日に日銀バズーカ2の
上昇が終わってからの長い揉みあい、、、そうね、だいたい
5か月半くらいのレンジ相場を上抜けて124円台まで上昇、
2007年の円キャリートレード最盛期の高値を抜けました。

為替市場はさすがにその上昇スピードが早いことから
菅官房長官が「急激な変動は望ましくないというG20の合意がある」
麻生財務相も「ここ数日の値動きは荒い、今後とも注意深くみていく」
などと牽制発言を行っていますが、あまり抑制効果はないようです。

ただ、G7にて麻生大臣が米国のルー財務長官と会談しており、
「為替レートを政策の目標にしない」ことを再確認した、
と伝えられていることがちょっと気になっています。

このニュースが出たからと言って、すぐにドル高修正が入ったわけ
ではないのですが、ルー財務長官の名前が昨今のドル高について
発言した、というようなニュースが今後も出てくるようなら要注意。

通貨水準、ドルについてはFRBではなく米財務省が管轄であることから
財務長官の名前が出てきた、ってのはドル高抑制に繋がる可能性は
あると思われます…。

*************

6月相場はどうでしょうか。

11連騰が20,30と続くわけがありませんので、
一服する局面も出てくるでしょう。
それがSell in Junだ!というような崩落を意味するものではないにしろ、
ここまで上昇してきた相場は、ある程度利食われないことには
次の大きな上昇には繋がらないと思いますし、
意外に大きな調整はあるんじゃないかと思っています。

特に6月は欧米のヘッジファンドの中間決算で
ポジション整理が入りやすく、これまでのトレンドとは
一時的に逆方向に動きやすい時期に入るという季節性も。

特に先週末29日㈮の海外市況はこんな感じでしたので、、、

注目された1-3月期の米GDP改定値は前期比年率▲0.7%に下方修正。
予想が参加気宇0.9%でしたので予想よりは悪くなかった・・
とはいえ、弱さは否めないということで、米株は下落してます。

米5月シカゴ購買部協会景気指数も弱く低下基調が続いています。
(予想 53.0→結果 46.2)

週明けはさすがに下がるんじゃないかと思います。
意外に6月1日からきっかり相場のムードが変わって
調整に入る、なんて展開もあるんじゃないかなぁ・・・

ということで、日経は短期的にショートしたい気分。
ドル円も、、、基本同じだと思うんだけど、
なにしろ半年弱のレンジを上抜けたばかりなので
相当なエネルギーをためた後の上昇スタート。
こっちの方はさらに上昇して止まらない可能性も捨てきれず、
ショートは危険かなぁと思ってみたり。

現在は木曜に仕込んだ135.39ユーロ円ロングと
DAXショート持ちこし。

今月の金融政策や主なイベントは

02日㈫ 豪 RBA理事会
03日㈬ EU ECB理事会
04日㈭ 英 MPC(3日~)
05日㈮ 米雇用統計 + OPEC総会 + ギリシャIMFに3億100待ユーロ返済

07日㈪ ◆G7首脳会議(~8日 @ドイツ・オーバーバイエルン)

17日㈬ 米 FOMC(16日~)
19日㈮ 日銀会合(18日~)
25日㈭ EU首脳会議(~26日 @ブリュッセル)

早速今週のECB,雇用統計に、OPEC総会、ギリシャの最初の
支払期限という重要イベントがボラティリティを作りそう。

ちなみに5日に最初の支払い期限がくる
ギリシャの分割払いのスケジュールは次の通り

6月5日 IMF 3億100万ユーロ
 12日 短期国債 16億ユーロ
 12日 IMF 3億3900万ユーロ
 16日 IMF 5億6500万ユーロ
 19日 IMF 3億3900万ユーロ
 19日 短期国債 16億ユーロ

などとなっている模様。

IMFのラガルド専務理事は週末28日、
独紙とのインタビューでギリシャのユーロ圏離脱について
「可能性の一つ」と述べるところまで来ており、
6月はギリシャの破たんリスクも考慮しておいた方がいいかも。

中国上海株市場もトップアウトした可能性。

日本も噴火や地震のリスクがあり、
楽観は禁物という気がします。

かといってすぐに全力売りということではないのですが、、、

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